JP2008061473A - 電源盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全性、作業性、耐塵性、耐水性などを向上させた工事用電源盤を提供する。
【解決手段】 中扉5を閉めた状態では、ハンドル20を通電位置および通電遮断位置へ回動自在であるが、ハンドル20がニュートラル位置にあるときでなければ、中扉5を開くことができない。中扉5を開くと、ロックレバー24がハンドル20に干渉して、ハンドル20の通電位置への回動が規制される。給電用ケーブルbの端子台3への締結が不十分だと、中扉5が閉まらず、ハンドル20を通電位置に回すことはできない。端子台3からケーブルbを外すと、底蓋7が自動的に閉まり、通孔6が塞がれる。
【選択図】 図2

Description

本発明は電源盤に関し、詳しくは、例えば工事現場、建設現場、工場などにおいて、主として仮設目的で設置される電源盤であって、感電防止などの安全性の向上を図った仮設用、工事用の電源盤に関する。
従来、この種電源盤において安全性の向上などを意図したものに、例えば、特許文献1に開示されるような分電盤や、特許文献2に開示されるような仮設盤がある。しかし、これら従来の電源盤においても、電気事故防止などの対策が十分になされているとは言えなかった。
すなわち、建設工事や修繕工事の現場などで、溶接機などの外部機器用の電源として使用される工事用、仮設用などの電源盤は、使用する作業員が不特定多数であり、誤った使用方法による感電事故、漏電事故などを防止することが容易ではなかった。
実開平3−30704号公報 特開2004−263550号公報
図11,図12に、従来の一般的な工事用電源盤として、溶接機などの外部機器用の電源盤を示す。
この電源盤は、電源箱100の内部に開閉器101を設置し、受電部分は、電源箱100を電気的に絶縁する為のベークライト板に取り付けられた蝶ナット102と端子ボルト103から構成される端子台104と接続されている。電源箱100の外扉105を開けた際、給電部(端子台104など)が露出する危険を排除するため、開閉器101と端子台104の前面には、蝶番106で開閉自在とされる透明アクリルカバー107が設置されている。
使用する際は、まず外扉105を開け、次に透明アクリルカバー107を開き、開閉器101が開であることを確認した後、給電部を露出させて蝶ナット102を一旦外す。そして、溶接機などの給電用ケーブル(不図示)を、電源箱100の底板に開設した開口部111に挿入し、その端部を、端子ボルト103に通した上で蝶ナット102を締め、スイッチ109の操作で開閉器101を閉として、端子台104への通電を行う。また、底板には開口部111を閉止する底蓋110が取り付けられており、給電用ケーブルを取り外した後は、マグネットキャッチ108により固定する構造である。
このような構成の電源盤によれば、透明アクリルカバー107にはロック機構が無いため、開閉器101が通電状態であってもアクリルカバー107の開閉が可能であり、容易に給電部(端子台など)に触れてしまう危険性があった。
すなわち、この種の電源盤は、あくまで仮設品であるとの位置付けの為、感電防止措置が充分ではなく、通電状態でも容易に給電部に触れることができるため、感電事故が発生する可能性があった。例えば、スイッチ109を切らないで、端子台104に給電用ケーブルの端部を接続したり、通電状態の端子台104に触れてしまうなどの危険があった。
また、一般的な工事用電源盤は、電源箱100の底蓋110を開いて開口部111から給電用ケーブルなどを引き込むようになっており、底蓋110が開放される構造であって、使用後においても底蓋が開いたままになる虞れがあるため、環境の悪い場所に設置された場合、塵埃や水が侵入する可能性があり、漏電などの電気事故につながる虞れがあった。
また、一般的な工事用電源盤は、給電用ケーブルなどの端部を、端子ボルト103に蝶ナット102で固定する構造であり、蝶ナット102を一旦外すので落下、紛失する虞れがあった。
さらに、蝶ナット102を締付け不完全の状態で使用した場合、端子台104部分での接触不良からスパークが生じ、端子台やケーブルが焼損する可能性もあった。
このように、不特定多数の人が使用する工事用、仮設用の電源盤については、感電防止、漏電防止の対策が充分に為されているとは言えず、工事現場、建設現場、工場などに設置された各種の設備にも影響を及ぼして、思わぬ事故につながる可能性もあった。
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、工事用、仮設用などに使用される電源盤において、安全性、作業性、耐塵性、耐水性などを向上させて、感電、漏電などの事故を未然に防止することにある。
以上の目的を達成するために、本発明に係る電源盤は、外扉で開閉される電源箱の内部に、外部機器への給電用ケーブルの端部を接続する為の端子台と、該端子台への通電を開閉する開閉器を配した、工事用、仮設用などの各種用途に用いられる電源盤であって、
前記外扉の内側に、少なくとも前記端子台を覆う中扉を開閉可能に配置すると共に、前記開閉器の開閉操作と前記中扉の開閉を連携させる手段を備え、
前記開閉器による前記端子台への通電を遮断した状態で前記中扉を開くことができ、前記中扉を閉めないと前記開閉器による前記端子台への通電がなされないよう構成したことを特徴とする。
このように構成した場合、外扉の内側に中扉を備えており、開閉器による端子台への通電を遮断しないと中扉を開くことができないと共に、中扉を閉めないと開閉器による端子台への通電を行うことができない。
開閉器の開閉操作と中扉の開閉を連携させる手段の具体的態様として、中扉の外側から操作可能な開閉器の開閉操作用ハンドルと、該操作ハンドルの開閉操作を適時に規制するロックレバーと、前記中扉の開閉を適時に規制する係止片からなり、
前記中扉を閉めた状態においては、前記ロックレバーが前記開閉操作用ハンドルに干渉せず、該開閉操作用ハンドルの通電位置および通電遮断位置への回動が自在となると共に、前記開閉操作用ハンドルが通電位置にあるとき、前記ロックレバーと係止片が係合して中扉の開動が規制され、前記開閉操作用ハンドルが通電遮断位置にあるとき、前記ロックレバーと係止片の係合が外れて中扉の開動が自在となり、
前記中扉を開いた状態においては、前記ロックレバーが前記開閉操作用ハンドルに干渉して、該開閉操作用ハンドルの通電位置への回動が規制されるよう構成した態様をあげることができる。
このような構成とした場合、開閉器の操作用ハンドル、ロックレバー、係止片による簡単な構造でもって、前述の効果を得ることができる。
前記給電用ケーブルの端部を前記端子台に締結するための締結ネジを有し、該締結ネジが前記給電用ケーブルの端部を前記端子台に締結させるまで締まっていない状態においては、該締結ネジの頭部(ノブ)が前記中扉を閉めることができない位置にあるよう構成すると好ましい。
この場合、締結ネジをしっかりと締めて、給電用ケーブルの端部を確実に端子台に締結させないと、締結ネジの頭部(ノブ)が中扉と干渉して中扉を完全に閉めることができず、開閉器からの端子台への通電を行うことができない。
前記端子台に、前記締結ネジを緩めた際の落下を防止する保護カバーを設けることが好ましい。
この場合、締結ネジを緩めても保護カバーにより落下が防止されるので、締結ネジの紛失などを防止することができる。
前記電源箱の底面に、前記給電用ケーブルが挿入される通孔が形成されると共に、該通孔を開閉する底蓋を具備し、該底蓋は付勢手段で閉方向へ付勢されて、給電用ケーブルを取り外すと前記底蓋が自動的に閉まるよう構成すると良い。ここで、底蓋としては、例えば、スプリング蝶番のついた透明合成樹脂製の蓋を用いることができる。
この場合、使用後においては底蓋が自動的に閉まって電源箱底面の通孔が塞がれるので、環境の悪い場所に設置された場合であっても、塵埃や水が侵入する虞れを可及的に防止して、漏電などの電気事故を未然に防ぐことができる。
前記電源箱の底面に設けた前記ケーブル挿入用の通孔と、前記端子台との離間寸法が、作業者の指の長さよりも長く設定されていることが好ましい。さらに、ケーブル挿入用の通孔を、ケーブルを通すことの出来る必要最少限の開口面積とすることがより好ましい。
この場合、ケーブル挿入孔から作業者などが指を入れても届かない位置に端子台が配置されるので、感電事故などを未然に防止することができる。
本発明に係る電源盤は以上説明したように、通電状態にあるときは中扉の開放が不可能であって給電部となる端子台に触れることができない構成としたので、感電事故などの発生を大幅に低減することができる。
また、締結ネジを確実に締めないと中扉が閉まらない構造としたので、端子台部分での接触不良による焼損事故などを未然に防止することができる。
また、端子台において締結ネジを緩めても、保護カバーによって、締結ネジが端子台から完全に分離しないようにしたので、締結ネジの落下、紛失などの可能性を防止することができる。
また、給電用ケーブル挿入のために開く底蓋が、使用後は自動的に閉まる構造の為、底蓋の閉じ忘れによる塵埃や雨水などの侵入を防止し、電気事故の要因を排除することができる。
また、ケーブル挿入孔から指を入れても届かない位置に端子台が配置される構成としたので、感電事故などを未然に防止することができる。
よって、安全性、作業性、耐塵性、耐水性などが向上し、感電、漏電などの電気事故を未然に防止することができるなど、多くの効果を奏する。
以下、本発明に係る電源盤(配電盤)の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1は正面図を、図2は側面から見た簡略断面図を、図3は底蓋を省略した底面図を夫々示すと共に、外扉の開放状態を図4に、中扉の開放状態を図5に示す。
本例の配電盤は、工事現場などに仮設され、例えば溶接機などの外部機器に給電を行うもので、開閉操作用の把手1を備えた外扉2で開閉される電源箱aの内部に、外部機器への給電用ケーブルbの端部を接続する為の端子台3と、該端子台3への通電とその遮断を行う開閉器4が配されており、外扉2の内側には、端子台3と開閉器4を覆う中扉5が開閉可能に配されると共に、開閉器4の開閉(通電/遮断)操作と中扉5の開閉を連携させる手段を備えている。
すなわち、中扉5は、外扉2の内側に蝶番(不図示)で開閉自在に設置されて端子台3と開閉器4を覆っており、把手5aで開閉を行うようになっているが、後述するハンドル20、ロックレバー24、係止片27の連携によりその開閉が規制されている。
端子台3と開閉器4は、電源箱aの背面部分を構成する基盤a−1に設置されており、該基盤a−1は電源箱aに対しビスa−2で着脱可能に固定されている。また電源箱aは、金具a−4で所望箇所に着脱可能に設置し得るようになっている。
電源箱aの底面には、給電用ケーブルbが挿入される通孔6が複数形成されると共に、これら通孔6を開閉する底蓋7を備える。
底蓋7は透明な合成樹脂材料などからなり、付勢手段としてのスプリング蝶番8により閉方向へ付勢されていて、給電用ケーブルbを取り外すと自動的に閉まって不使用時は各通孔6を塞ぐよう形成され、塵埃や水が侵入することを防止し得る構成となっている。
電源箱aの底面に設けたケーブル挿入用の各通孔6と、電源箱a内の端子台3との離間寸法は、作業者等の指の長さよりも長く設定されており、通孔6から作業者等が指を入れても届かない位置に端子台3が配置されるので、感電事故などを未然に防止することができる。
端子台3部分を拡大した正面図を図6(a)に、同底面図を(b)に、同右側面図を(c)に示す。
本例の端子台3は、給電用ケーブルbの端部b’を端子台3に締結するための締結ネジ9を備え、この締結ネジ9がケーブル端部b’を端子台3に締結させるまで締まっていない状態((b)図の一番右の状態、(c)図の状態)においては、締結ネジ9の頭部(ノブ)9aが中扉5を閉めることができない位置にあるよう構成されている。
すなわち、夫々の締結ネジ9をしっかりと締めて、給電用ケーブルbの端部b’を確実に端子台3に締結させないと、締結ネジ頭部9aが中扉5と干渉して中扉5を閉めることができず、開閉器4から端子台3への通電を行うことができないようになっている。
また、端子台3には、締結ネジ9を緩めた際の落下を防止する保護カバー10が備えられている。保護カバー10は、端子台3との間に所定の離間寸法をおいて固定された平板であって、締結ネジ9の挿通孔10aが形成されており、締結ネジ9の先端に固定した止め輪11が挿通孔10aより大きいため保護カバー10に当接することで、締結ネジ9の脱落が防止されるようになっている。
以下、開閉器4の開閉操作と中扉5の開閉を連携させる手段としての、ハンドル20、ロックレバー24、係止片27の連携構造について、図7〜図10に基づき説明する。
ハンドル20は、開閉器4のスイッチ4aの入切操作を、中扉5の外側で操作可能とする開閉操作用ハンドルであって、図7に示すように、ビス21で開閉器4の前面に固定された取付台22により回動自在に支持されている。そして、ハンドル20が垂直位置にあるとき(図8(a)参照)は、開閉器4のスイッチ4aが入位置にあって開閉器4が閉状態にあり、各端子台3への通電がなされる。一方、ハンドル20が水平位置にあるとき(図8(b)参照)は、開閉器4のスイッチ4aが切位置にあって開閉器4が開状態にあり、各端子台3への通電が遮断されるよう構成されている。また、ハンドル20を前記水平位置からさらに下方へ回動させて、図8(c)に示すニュートラル位置にしたときは、開閉器4のスイッチ4aが切位置にあり、且つ、後述するように、中扉5の開閉が自在となるよう構成されている。
図9(a)〜(d)に示すように、ハンドル20には、該ハンドル20と一体に回動する係合部材23が設けられ、取付台22には、この係合部材23と係合してハンドル20の回動と中扉5の開閉を適時に規制するロックレバー24が、軸25を支点として揺動可能に支持されている。また図10に示すように、中扉5には、前記ロックレバー24が係脱可能に係合する係止片27が備えられている。
ロックレバー24は、図9(a),(b)に示すように、中扉5を閉じた状態において、一端部24aが係止片27の溝27aに係合して、中扉5の開動を規制する中扉ロック位置と、図9(c)に示すように、前記一端部24aと溝27aとの係合が外れて、中扉5の開動が自在となる中扉開閉位置と、の間を揺動するように、軸25で支持されている。
また、ロックレバー24は、不図示の付勢部材又は自重などにより、通常は前記中扉ロック位置にあり、ハンドル20を前記水平位置からニュートラル位置へ回動させたときに、一端部24aが押し上げられて、前記一端部24aと溝27aの係合が外れるようになっている。
ハンドル20は、中扉5を閉じた状態において、図9(a)〜(c)に示すように、前記垂直位置からニュートラル位置までにわたり回動自在である一方、中扉5を開いたときに、図9(d)のように、係合部材23がロックレバー24の他端部24bと係合して、垂直位置への回動が規制されるようになっている。
尚、このようなハンドルロック構造は、市販のハンドルロック機構を組み込んで製作することも可能である。
以上の構成になる本例の電源盤によれば、外扉2を把手1の操作により開けると、図4の如く、中扉5とハンドル20が露出する。このとき、中扉5で各端子台3が覆われているので、各端子台2に直接触れることはできず、通電状態にあったとしても感電などの虞れはない。また、このとき、ハンドル20の回動操作は自在であるが、ハンドル20がニュートラル位置にあるときでなければ、中扉5を開くことはできない。
ハンドル20を操作してニュートラル位置に回動させると、ロックレバー24の一端部24aと係止片27の溝27aとの係合が外れ、把手5aを掴んで中扉5を開くことができる。
中扉5を開くと、端子台3、開閉器4が露出する。またこのとき、ハンドル20が水平位置(通電遮断位置)に戻り、係合部材23がロックレバー24の他端部24bに係合して、垂直位置(通電位置)への回動が規制されるので、端子台3などに触れても感電などの虞れはない。
この状態で、底蓋7を開き、通孔6より給電用ケーブルbを挿入してその端部b’を端子台3に誘導する。
そして、ノブ9aを回して締結ネジ9を緩め、ケーブル端部b’を端子台3に接続する。締結ネジ9は、保護カバー10で保持されるので、完全に緩めても、端子台3から脱落することはない。
次に、ノブ9aを回してケーブル端部b’を端子台3に締結した後、中扉5を閉める。締結ネジ9による締結が不十分であると、中扉5とノブ9aが干渉するため、中扉5を閉めることができず、中扉5が閉まらないと、ハンドル20を回すことができず、端子台3への通電は遮断状態のままになる。
締結ネジ9を完全に締結し、中扉5をきちんと閉じれば、ハンドル20が回動可能になり、開閉器4、端子台3、給電ケーブルbを介して、外部機器への給電がなされる。
外部機器の使用終了後は、ハンドル20の操作で通電を遮断した後、中扉5を開いて、締結ネジ9を緩め、端子台3から給電用ケーブルbを外し、通孔6から引き抜く。このとき、スプリング蝶番8の作用で、底蓋7が自動的に閉まり、通孔6が塞がれる。
以上、本発明に係る電源盤の実施形態の一例を図面に基づいて説明したが、本発明は図示例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において各種の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る電源盤は、建築現場、工事現場、工場、その他、外部機器への給電を必要とする箇所に設置することができる。
本発明に係る電源盤の実施形態の一例を示す正面図。 図1に示す電源盤の内部を示す簡略断面図。 図1に示す電源盤の底面図で底蓋を省略して表す。 外扉を開いた状態の正面図。 中扉を開いた状態の正面図。 端子台部分の拡大図で、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図を示す。 開閉器、ハンドル、レバーの関係を示す分解斜視図。 ハンドルの正面図で、(a)は通電状態、(b)は通電遮断状態、(c)はニュートラル状態(中扉の開動可能状態)、をそれぞれ示す。 ハンドル、ロックレバー、係合部材、係止片の関係を示す拡大図で、(a)〜(c)は中扉を閉めた状態であって、(a)は通電状態、(b)は通電遮断状態、(c)はニュートラル状態をそれぞれ示す。(d)は中扉を開けた状態を示す。 中扉と係止片の関係を示す分解斜視図で、一部切欠して表す。 従来の電源盤の側面図。 図11の電源盤の外蓋を開いた状態の正面図。
符号の説明
a:電源箱
2:外扉
3:端子台
4:開閉器
5:中扉
6:通孔
7:底蓋
9:締結ネジ
9a:締結ネジの頭部(ノブ)
10:保護カバー
20:ハンドル(開閉操作用ハンドル)
23:係合部材
24:ロックレバー
25:軸
27:係止片
b:給電用ケーブル

Claims (6)

  1. 外扉で開閉される電源箱の内部に、外部機器への給電用ケーブルの端部を接続する為の端子台と、該端子台への通電を開閉する開閉器を配した電源盤であって、
    前記外扉の内側に、少なくとも前記端子台を覆う中扉を開閉可能に配置すると共に、前記開閉器の開閉操作と前記中扉の開閉を連携させる手段を備え、
    前記開閉器による前記端子台への通電を遮断した状態で前記中扉を開くことができ、前記中扉を閉めないと前記開閉器による前記端子台への通電がなされないよう構成したことを特徴とする電源盤。
  2. 前記開閉器の開閉操作と前記中扉の開閉を連携させる手段が、前記中扉の外側から操作可能な前記開閉器の開閉操作用ハンドルと、該操作ハンドルの開閉操作を適時に規制するロックレバーと、前記中扉の開閉を適時に規制する係止片からなり、
    前記中扉を閉めた状態においては、前記ロックレバーが前記開閉操作用ハンドルに干渉せず、該開閉操作用ハンドルの通電位置および通電遮断位置への回動が自在となると共に、前記開閉操作用ハンドルが通電位置にあるとき、前記ロックレバーと係止片が係合して中扉の開動が規制され、前記開閉操作用ハンドルが通電遮断位置にあるとき、前記ロックレバーと係止片の係合が外れて中扉の開動が自在となり、
    前記中扉を開いた状態においては、前記ロックレバーが前記開閉操作用ハンドルに干渉して、該開閉操作用ハンドルの通電位置への回動が規制されるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の電源盤。
  3. 前記給電用ケーブルの端部を前記端子台に締結するための締結ネジを有し、該締結ネジが前記給電用ケーブルの端部を前記端子台に締結させるまで締まっていない状態においては、該締結ネジの頭部が前記中扉を閉めることができない位置にあるよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載の電源盤。
  4. 前記端子台に、前記締結ネジを緩めた際の落下を防止する保護カバーを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源盤。
  5. 前記電源箱の底面に、前記給電用ケーブルが挿入される通孔が形成されると共に、該通孔を開閉する底蓋を具備し、該底蓋は付勢手段で閉方向へ付勢されて、給電用ケーブルを取り外すと前記底蓋が自動的に閉まるよう構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電源盤。
  6. 前記電源箱の底面に設けた前記ケーブル挿入用の通孔と、前記端子台との離間寸法が、作業者の指の長さよりも長く設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電源盤。
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