JP2008059788A - 輻射ヒータ - Google Patents
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Abstract
【課題】帯状ヒータエレメントの加熱面からの熱の輻射を促進して被加熱物を効率良く加熱するととともに、前記支持板に対向する対向面からの熱の輻射を抑えて、支持板及び接続端子の温度上昇を抑制してこれらの部材の寿命延長を図ることができる輻射ヒータを提供する。
【解決手段】概略矩形状をなす支持板の一方の面に立設されている一対の接続端子の間に、帯状ヒータエレメント40を、その幅方向が前記支持板と平行な平面に沿うように前記支持板の一方の面を覆うように配置した輻射ヒータであって、帯状ヒータエレメント40は複数の張架支持部材によって支持されており、さらに、帯状ヒータエレメント40の被加熱物に向けられる加熱面40Aには、輻射率を向上させる塗膜46が形成されているが、加熱面40Aとは反対面であって前記支持板に対向する対向面40Bには、塗膜46が形成されていないことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】概略矩形状をなす支持板の一方の面に立設されている一対の接続端子の間に、帯状ヒータエレメント40を、その幅方向が前記支持板と平行な平面に沿うように前記支持板の一方の面を覆うように配置した輻射ヒータであって、帯状ヒータエレメント40は複数の張架支持部材によって支持されており、さらに、帯状ヒータエレメント40の被加熱物に向けられる加熱面40Aには、輻射率を向上させる塗膜46が形成されているが、加熱面40Aとは反対面であって前記支持板に対向する対向面40Bには、塗膜46が形成されていないことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、発熱体の温度を上昇させて、この発熱体からの輻射熱によって被加熱物を加熱する輻射ヒータに関するものであって、特に、熱可塑性樹脂シート材を加熱して成形する成形装置の加熱器に好適なものである。
従来、前述の輻射ヒータとして、例えば特許文献1に示されるように、一対の接続端子が間隔を開けて配置された支持板の一方の面に、帯状ヒータエレメントがその幅方向を支持板と平行となるように、かつ、前記支持板の一方の面を略覆うように配置されたものが提案されている。
この輻射ヒータにおいては、帯状ヒータエレメントに接続端子を介して通電することにより帯状ヒータエレメントを直接発熱させ、この帯状ヒータエレメントからの輻射熱によって被加熱物を加熱するものである。
この輻射ヒータにおいては、帯状ヒータエレメントに接続端子を介して通電することにより帯状ヒータエレメントを直接発熱させ、この帯状ヒータエレメントからの輻射熱によって被加熱物を加熱するものである。
このような輻射ヒータにおいては、帯状ヒータエレメントへ通電する電流または電圧を変化させることで帯状ヒータエレメント自体の温度を調整することができ、この輻射ヒータによる被加熱物の加熱状態を応答性良く制御することができる。
したがって、例えば前述の成形装置の加熱器として使用した場合には、被加熱物である熱可塑性樹脂シート材の温度を測定した結果をフィードバックさせて輻射ヒータの加熱状態を瞬時に調整でき、熱可塑性樹脂シート材を所定の温度に加熱することが可能となる。
特開2002−260831号公報
したがって、例えば前述の成形装置の加熱器として使用した場合には、被加熱物である熱可塑性樹脂シート材の温度を測定した結果をフィードバックさせて輻射ヒータの加熱状態を瞬時に調整でき、熱可塑性樹脂シート材を所定の温度に加熱することが可能となる。
ところで、帯状ヒータエレメントに通電して発熱させた場合には、帯状ヒータエレメントの被加熱物を向く面(加熱面)から熱が輻射されるのみならず、この加熱面の裏側、つまり、前記支持板に対向する面(対向面)からも熱が輻射される。このため、支持板側にも熱が伝わって温度上昇するため、支持板が熱変形してしまうといった問題や、接続端子や接続端子に接続された電源ケーブルの寿命が短くなってしまうといった問題があった。
さらに、被加熱物を効率良く加熱するために、支持板に反射率の高い反射板を設けて帯状ヒータエレメントの対向面から輻射された熱を被加熱物側へと反射させる輻射ヒータも提供されているが、この場合、輻射ヒータによる被加熱物の加熱状態は、帯状ヒータエレメントの加熱面からの輻射熱と反射板からの反射熱によって決定される。ここで、反射板の表面が酸化したり汚れたりして反射率が低下した場合には、反射熱が小さくなってしまい、反射板の表面状態によって輻射ヒータによる加熱状態が変動してしまうことになる。
したがって、複数の輻射ヒータを並べて使用した場合には、個々の輻射ヒータにおける加熱状態がばらついてしまい、被加熱物を均一に加熱することができないことがあった。
したがって、複数の輻射ヒータを並べて使用した場合には、個々の輻射ヒータにおける加熱状態がばらついてしまい、被加熱物を均一に加熱することができないことがあった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、帯状ヒータエレメントの被加熱物に向けられる加熱面からの熱の輻射を促進して被加熱物を効率良く加熱するととともに、前記支持板に対向する対向面からの熱の輻射を抑えて、支持板及び接続端子の温度上昇を抑制してこれらの部材の寿命延長を図ることができる輻射ヒータを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る輻射ヒータは、概略矩形状をなす支持板と、該支持板の一方の面に略垂直に互いに間隔をあけて立設されている一対の接続端子とを有し、これら一対の接続端子の間に、帯状ヒータエレメントを、その幅方向が前記支持板と平行な平面に沿うように、しかも前記支持板の一方の面を覆うように配置した輻射ヒータであって、前記一対の接続端子の間に配置された前記帯状ヒータエレメントは、前記支持板から互いに間隔を開けて絶縁体を介して立設された複数の張架支持部材によって前記支持板から離間した状態で支持されており、さらに、前記帯状ヒータエレメントの被加熱物に向けられる加熱面には、輻射率を向上させる塗膜が形成されているが、該加熱面とは反対面であって前記支持板に対向する対向面には、前記塗膜が形成されていないものであることを特徴としている。
この構成の輻射ヒータによれば、帯状ヒータエレメントの被加熱物に向けられる加熱面に輻射率を向上させる塗膜が形成されているので、加熱面からの熱の輻射が促進され、被加熱物を効率良く加熱することができる。また、帯状ヒータエレメントの前記支持板と対向する対向面には、輻射率を向上させる前記塗膜が形成されていないので、対向面からの熱の輻射が抑えられることになる。したがって、支持板の温度上昇を抑制して、支持板及び接続端子への熱影響を抑えることができ、これらの部材の寿命延長を図ることができる。
さらに、対向面からの輻射熱が抑えられているので、支持板に反射率の高い反射板を設けて熱を反射させる必要がなく、反射板の表面状態によって輻射ヒータの加熱状態がばらつくことがない。すなわち、この輻射ヒータにおいては、反射熱は加熱にほとんど寄与せず、帯状ヒータエレメントの加熱面からの輻射熱のみが被加熱物の加熱に寄与することになる。したがって、輻射ヒータ毎の加熱状態のばらつきが小さく、複数の輻射ヒータを並べて使用した場合でも、個々の輻射ヒータにおける加熱状態が一定となり、被加熱物を均一に加熱することができる。
ここで、前記帯状ヒータエレメントを、その幅方向中央部が前記加熱面側に向けて突出するように断面山形状とすることにより、山形状の稜線がリブのように作用して、この 帯状ヒータエレメントの剛性を向上させることができ、張架支持部材の間の部分が垂れ下がるように変形することを防止できる。
さらに、前記支持板と前記帯状ヒータエレメントとの間に断熱材を配置することにより、支持板側への熱の伝達をさらに抑えることができ、支持板及び接続端子の温度上昇を抑制して、これらの部材の更なる寿命延長を図ることができる。
また、前記帯状ヒータエレメントを、前記加熱面に対向する側から見て、前記加熱面の面積が前記支持板の面積の55%から75%を占めるように構成することが好ましい。
前記加熱面の面積を前記支持板の面積の55%以上とすることによって、帯状ヒータエレメント自体からの輻射熱にのみでも被加熱物を一様に加熱することができる。
また、前記加熱面の面積を前記支持板の面積の75%以下とすることによって、隣り合うように配置された帯状ヒータエレメント同士の間の空隙を確保することができる。したがって、この帯状ヒータエレメントが熱膨張によって変形しても隣り合うように配置された帯状ヒータエレメント同士の接触を防止でき、帯状ヒータエレメントを温度上昇させて輻射熱を大きくしても安定して加熱することができる。
なお、この効果をさらに確実に奏功せしめるために、前記加熱面の面積が前記支持板の面積の60%から70%を占めるように構成することがより好ましい。
前記加熱面の面積を前記支持板の面積の55%以上とすることによって、帯状ヒータエレメント自体からの輻射熱にのみでも被加熱物を一様に加熱することができる。
また、前記加熱面の面積を前記支持板の面積の75%以下とすることによって、隣り合うように配置された帯状ヒータエレメント同士の間の空隙を確保することができる。したがって、この帯状ヒータエレメントが熱膨張によって変形しても隣り合うように配置された帯状ヒータエレメント同士の接触を防止でき、帯状ヒータエレメントを温度上昇させて輻射熱を大きくしても安定して加熱することができる。
なお、この効果をさらに確実に奏功せしめるために、前記加熱面の面積が前記支持板の面積の60%から70%を占めるように構成することがより好ましい。
本発明によれば、帯状ヒータエレメントの被加熱物に向けられる加熱面からの熱の輻射を促進して被加熱物を効率良く加熱するととともに、前記支持板に対向する対向面からの熱の輻射を抑えて、支持板及び接続端子の温度上昇を抑制してこれらの部材の寿命延長を図ることができる輻射ヒータを提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照にして説明する。図1から図3に本実施形態である輻射ヒータを示す。
この輻射ヒータ10は、概略正方形平板状をなす支持板11と、この支持板11の一方側(図2において上側)を向く面11A側に配置される帯状ヒータエレメント40とを有している。
この輻射ヒータ10は、概略正方形平板状をなす支持板11と、この支持板11の一方側(図2において上側)を向く面11A側に配置される帯状ヒータエレメント40とを有している。
支持板11は、例えばステンレス鋼の板材から構成されており、その外形を詳述すると、正方形面の4つの角部がそれぞれ正方形面の辺稜部に対して45°で交差する直線で切り落とされた八角形平板状をなしている。この八角形面の辺稜部には、それぞれ支持板11に対して直交するように一方側を向く面11A側に向けて折り曲げられて構成された側壁部12が配設されている。これにより、この支持板11は、全体として八角形の角盆状をなしている。なお、各辺稜部に形成された側壁部12同士の間にはスリットが形成されている。
また、支持板11の一方側を向く面11Aには、断熱材としてマイカシート13が貼着されている。なお、このマイカシート13は断熱性及び絶縁特性に優れたものである。
また、支持板11の一方側を向く面11Aには、断熱材としてマイカシート13が貼着されている。なお、このマイカシート13は断熱性及び絶縁特性に優れたものである。
さらに、支持板11の一方側を向く面11Aには、複数の張架支持部材15及び一対の接続端子20、20が配置されている。本実施形態においては、図1に示すように、八角形面の対角上(図1おいては、左上側及び右下側)に前記一対の接続端子20、20が配置され、これらの接続端子20、20の間に8個の張架支持部材15が、八角形面の対向する一対の辺稜部(図1において上側及び下側に位置する辺稜部)に沿ってそれぞれ交互に配置されている。なお、これらの張架支持部材15及び一対の接続端子20、20の支持板11の一方側を向く面11Aからの突出高さは、前記側壁部12の高さよりも一段低くなるように設定されている。
張架支持部材15は、図2に示すように、支持板11に穿設された貫通孔を通じて一方側を向く面11A側に向けて突出するように固定されたスタッドピン16に、概略円筒状をなす一対のスペーサ(第1スペーサ17及び第2スペーサ18)が貫通されてブッシュナット19で固定されることで構成されている。
支持板11の一方側を向く面11Aにマイカシート13を介して接するように配置された第1スペーサ17は、絶縁体によって構成され、その一方側を向く端面の中央に凹部17Aが穿設されている。
また、第2スペーサ18は、同じく絶縁体によって構成され、他方側(図2において下側)に向けて突出して前記凹部17Aに嵌合可能な凸部18Aを有している。ここで、この凸部18Aの突出高さは前記凹部17Aの深さよりも大きくされており、これら第1、第2スペーサ17、18の間に位置するスタッドピン16の周縁に、僅かなスペースが形成されることになる。
また、第2スペーサ18は、同じく絶縁体によって構成され、他方側(図2において下側)に向けて突出して前記凹部17Aに嵌合可能な凸部18Aを有している。ここで、この凸部18Aの突出高さは前記凹部17Aの深さよりも大きくされており、これら第1、第2スペーサ17、18の間に位置するスタッドピン16の周縁に、僅かなスペースが形成されることになる。
接続端子20は、支持板11の角部に設けられた貫通孔に一方側を向く面11Aから嵌入される矩形平板状をなす絶縁碍子21と、支持板11及び絶縁碍子21を貫通するようにして支持板11の一方側を向く面11A及び他方側を向く面11Bからそれぞれ突出するように配置されるボルト22とを有している。
ボルト22のうち支持板11の一方側を向く面11Aから突出した部分には、前記絶縁碍子21の側から順に電極金具23、ワッシャ24、固定ナット25が配設されている。また、ボルト22のうち支持板11の他方側を向く面11Bから突出した部分には、絶縁ワッシャ26が支持板11の他方側を向く面11Bに密着するようにワッシャ27とナット28とによって固定され、このワッシャ27のさらに他方側には内部筒29が配置されるとともにこの内部筒29の外側に碍管30が配置され、これら内部筒29及び碍管30の他方側には電源ケーブル(図示なし)が接続される接続部31が複数のナットとワッシャによって構成されている。
帯状ヒータエレメント40は、薄板状をなすニクロム板を左右から交互に切れ目をいれることで蛇行するように構成されており、帯状部42と折り返し部43とが交互に設けられている。
この帯状ヒータエレメント40の端部はそれぞれU字状に切り欠かれており、同じくU字状に形成された補強部材44が積層するように接合されている。なお、これら端部は帯状ヒータエレメント40の対角上に位置するように構成されている。
また、前記折り返し部43の内側部分には、前記張架支持部材15を構成する第2スペーサ18の凸部18Aが係合可能な切欠部(図示なし)が設けられている。さらに、この折り返し部43の外側部分には、薄板小片状の導電部材45が積層するように貼着されている。
この帯状ヒータエレメント40の端部はそれぞれU字状に切り欠かれており、同じくU字状に形成された補強部材44が積層するように接合されている。なお、これら端部は帯状ヒータエレメント40の対角上に位置するように構成されている。
また、前記折り返し部43の内側部分には、前記張架支持部材15を構成する第2スペーサ18の凸部18Aが係合可能な切欠部(図示なし)が設けられている。さらに、この折り返し部43の外側部分には、薄板小片状の導電部材45が積層するように貼着されている。
また、この帯状ヒータエレメント40の断面(帯状ヒータエレメント40が延びる方向に垂直な断面)は、図3に示すように、一方側(図3において上側)に向けて幅方向中央が突出する山形状をなすように折り曲げられている。この帯状ヒータエレメント40の一方側を向く面には、耐熱性を有するとともに輻射率を向上させるために黒色を呈する合成樹脂製塗料が塗布されて塗膜46が形成されており、帯状ヒータエレメント40の他方側を向く面にはこの塗膜46が形成されていない。つまり、帯状ヒータエレメント40の一方側を向く面にのみ選択的に前記塗膜46が形成されているのである。
ここで、帯状ヒータエレメント40の前記塗膜46が形成された一方側を向く面が被加熱物に対向配置される加熱面40Aとされ、前記塗膜46が形成されていない他方側を向く面が前記支持板11の一方側を向く面11Aに対向配置される対向面40Bとされている。
また、塗膜46が形成された加熱面40Aの輻射率は0.96とされ、塗膜46が形成されていない対向面40Bの輻射率は0.64〜0.76とされている。
また、塗膜46が形成された加熱面40Aの輻射率は0.96とされ、塗膜46が形成されていない対向面40Bの輻射率は0.64〜0.76とされている。
帯状ヒータエレメント40は以下のようにして支持板11に装着される。前記対向面40Bが支持板11の一方側を向く面11Aに対向するようにして、接続端子20に設けられた電極金具23に帯状ヒータエレメント40のU字状に切り欠かれた端部及び補強部材44が載置され、固定ナット25によって固定される。なお、この固定ナット25は緩み防止のためにボルト22に溶着されている。
そして、帯状ヒータエレメント40の折り返し部43の内側部分に設けられた切欠部が張架支持部材15の第2スペーサの凸部18Aに係合されて、折り返し部40Bは、第1スペーサ17と第2スペーサ18との間のスペースに遊動可能に支持される。なお、第1、第2スペーサ17、18を固定するブッシュナット19の外れ防止のために前記スタッドピン16の先端がカシメられている。
そして、帯状ヒータエレメント40の折り返し部43の内側部分に設けられた切欠部が張架支持部材15の第2スペーサの凸部18Aに係合されて、折り返し部40Bは、第1スペーサ17と第2スペーサ18との間のスペースに遊動可能に支持される。なお、第1、第2スペーサ17、18を固定するブッシュナット19の外れ防止のために前記スタッドピン16の先端がカシメられている。
これにより、帯状ヒータエレメント40は、支持板11の一方側を向く面11Aから離間するとともに、側壁部12の端面よりも他方側に後退した位置に配置されることになる。
ここで、支持板11の一方側を向く面11Aに対向する側、つまり、帯状ヒータエレメント40の加熱面40Aに対向する側から見て、この帯状ヒータエレメント40の面積は、支持板11の面積の55%から75%を占めるように構成されており、より具体的には 65%を占めるように構成されている。
ここで、支持板11の一方側を向く面11Aに対向する側、つまり、帯状ヒータエレメント40の加熱面40Aに対向する側から見て、この帯状ヒータエレメント40の面積は、支持板11の面積の55%から75%を占めるように構成されており、より具体的には 65%を占めるように構成されている。
このような構成とされた輻射ヒータ10は、前記接続端子20の接続部31に電源ケーブルが接続され、帯状ヒータエレメント40に通電されることで帯状ヒータエレメント40が温度上昇し、この帯状ヒータエレメント40からの輻射熱によって、加熱面40Aに対向配置された被加熱物を加熱するものである。
本実施形態である輻射ヒータ10においては、帯状ヒータエレメント40の被加熱物と対向配置される加熱面40Aに輻射率を向上させる塗膜46が形成されているので、加熱面40Aからの熱の輻射が促進されて被加熱物を効率良く加熱することができる。また、帯状ヒータエレメント40の前記支持板11の一方側を向く面11Aに対向するように配置される対向面40Bには、輻射率を向上させる前記塗膜46が形成されていないので、対向面40Bからの熱の輻射が抑えられて支持板11の温度上昇が防止され、支持板11、接続端子20等への熱影響を抑えることができ、これらの部材の寿命延長を図ることができる。
さらに、対向面40Bから輻射される熱が少ないので、支持板11に反射率の高い反射板を設けて熱を反射する必要がなく、反射板の表面状態によるこの輻射ヒータ10の加熱状態がばらつくことがない。すなわち、この輻射ヒータ10においては、反射熱は加熱にほとんど寄与せず、帯状ヒータエレメント40の加熱面40Aからの輻射熱のみが被加熱物の加熱に寄与することになる。したがって、輻射ヒータ10毎の加熱状態のばらつきが小さくなり、複数の輻射ヒータ10を並べて使用した場合でも被加熱物を均一に加熱することができる。
さらに、支持板11の一方側を向く面に断熱材としてマイカシート13が貼着されているので、支持板11及び接続端子20の温度上昇をさらに確実に防止することができる。なお、本実施形態においては、断熱性及び絶縁特性に優れたマイカシート13が貼着されているので、この帯状ヒータエレメント40がマイカシート13上に落下した場合でも支持板11への漏電を防止することができる。
また、加熱面40Aに対向する側から見て、帯状ヒータエレメント40の加熱面40Aの面積が、支持板11の面積の55%から75%を占めるように、より具体的には 65%を占めるように構成されているので、帯状ヒータエレメント40からの輻射熱にのみによって被加熱物を均一に加熱することができるとともに、隣り合うように配置された帯状部42同士の間の空隙を確保して、帯状ヒータエレメント40が熱膨張によって変形した場合でも帯状部42同士が接触することを防止でき、帯状ヒータエレメント40を温度上昇させて被加熱物を効率良く加熱することができる。
さらに、本実施形態においては、一対の接続端子20が支持板11の対角上に位置するように設けられているので、この接続端子20同士の間隔が大きくなり、この接続端子20に電源ケーブルを接続する作業を容易に行うことができる。
また、支持板11がなす八角形面の各辺稜部に形成された側壁部12同士の間にスリットが形成されているので、この支持板11が熱膨張した際に側壁部12同士が干渉することを防止できる。
また、支持板11がなす八角形面の各辺稜部に形成された側壁部12同士の間にスリットが形成されているので、この支持板11が熱膨張した際に側壁部12同士が干渉することを防止できる。
また、帯状ヒータエレメント40の断面が、その幅方向中央が一方側に向けて突出する山形状をなすように折り曲げられているので、この帯状ヒータエレメント40の強度が向上し、加熱した際に帯状ヒータエレメント40が垂れ下がるように変形することを防止できる。
また、帯状ヒータエレメント40の折り返し部43の外側部分に導電部材45が貼着されているので、折り返し部43における電流経路が是正されて均一に電流を流すことができる。
また、帯状ヒータエレメント40の折り返し部43の外側部分に導電部材45が貼着されているので、折り返し部43における電流経路が是正されて均一に電流を流すことができる。
以上、本発明の実施形態である輻射ヒータについて説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施形態では、帯状ヒータエレメントを蛇行するように配置したものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、帯状ヒータエレメントを渦巻状に配置してもよい。ただし、本実施形態のように帯状ヒータエレメントを蛇行させることで接続端子同士を離間するように配置することができ、配線作業が容易となるので好ましい。
本実施形態では、帯状ヒータエレメントを蛇行するように配置したものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、帯状ヒータエレメントを渦巻状に配置してもよい。ただし、本実施形態のように帯状ヒータエレメントを蛇行させることで接続端子同士を離間するように配置することができ、配線作業が容易となるので好ましい。
塗料についても本実施形態に限定されることはなく、加熱面の輻射率を向上させるものであれば任意のものを使用することができる。例えば帯状ヒータエレメントとしてニクロム板を使用した場合には、ニクロム板の表面色よりも濃色の塗料であれば輻射率を向上させることができる。
また、支持板を概略正方形をなすものとして説明したが、これに限定されることはなく、支持板は任意の形状としてもよい。ただし、概略正方形状とすることで多数の輻射ヒータを並べて加熱器を構成する場合に、加熱器の形状を任意の形状に形成することが容易となるため好ましい。
また、加熱面に対向する側から見て、帯状ヒータエレメントの加熱面の面積が、支持板の面積の55%から75%を占めるように、より具体的には65%を占めるように構成したものとして説明したが、この数値範囲に限定されることはない。ただし、この数値範囲内に設定することにより、実施形態である輻射ヒータと同様の効果を確実に奏功せしめることができるので好ましい。
さらに、断熱材としてマイカシートを貼着したものとして説明したが、断熱材の材質に限定はなく適宜のものを適用することができる。
また、張架支持部材や接続端子の構成は、本実施形態に限定されることはなく、帯状ヒータエレメントを確実に支持できるものであればよい。
また、張架支持部材や接続端子の構成は、本実施形態に限定されることはなく、帯状ヒータエレメントを確実に支持できるものであればよい。
10 輻射ヒータ
11 支持板
13 マイカシート(断熱材)
20 接続端子
40 帯状ヒータエレメント
40A 加熱面
40B 対向面
46 塗膜
11 支持板
13 マイカシート(断熱材)
20 接続端子
40 帯状ヒータエレメント
40A 加熱面
40B 対向面
46 塗膜
Claims (4)
- 概略矩形状をなす支持板と、該支持板の一方の面に略垂直に互いに間隔をあけて立設されている一対の接続端子とを有し、これら一対の接続端子の間に、帯状ヒータエレメントを、その幅方向が前記支持板と平行な平面に沿うように、しかも前記支持板の一方の面を覆うように配置した輻射ヒータであって、
前記一対の接続端子の間に配置された前記帯状ヒータエレメントは、前記支持板から互いに間隔を開けて絶縁体を介して立設された複数の張架支持部材によって前記支持板から離間した状態で支持されており、
さらに、前記帯状ヒータエレメントの被加熱物に向けられる加熱面には、輻射率を向上させる塗膜が形成されているが、該加熱面とは反対面であって前記支持板に対向する対向面には、前記塗膜が形成されていないものであることを特徴とする輻射ヒータ。 - 前記帯状ヒータエレメントは、その幅方向中央部が前記加熱面側に向けて突出するように断面山形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の輻射ヒータ。
- 前記支持板と前記帯状ヒータエレメントも前記対向面との間に、断熱材が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の輻射ヒータ。
- 前記帯状ヒータエレメントは、前記加熱面に対向する側から見て、前記加熱面の面積が前記支持板の面積の55%から75%を占めるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の輻射ヒータ。
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