JP2008059783A - 光源装置 - Google Patents

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    • F21V9/06Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for filtering out ultraviolet radiation

Abstract

【課題】リフレクターの表面に形成された可視光反射膜としてZnSを用いた場合に、照度低下が起こるのを防止する。
【解決手段】この発明では、発光部22から発せられる光に含まれる紫外線が紫外線遮断手段14によって遮断され、可視光反射膜44に紫外線が到達することはないので、可視光反射膜44を構成しているZnSからなる第1の反射膜44aが紫外線に曝されて劣化することはない。したがって、可視光反射膜44の材料として安価なZnSを使用するにもかかわらず照度低下が生じない光源装置10を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、凹状の反射面を有するリフレクターの中央部分にランプを取り付けた光源装置の改良に関する。
近年では、ビジネスにおけるプレゼンテーション、家庭におけるホームシアターまたはリアプロジェクションテレビ等の様々なシーンで投射型プロジェクターが使用されている。そして、その主要部品である光源装置としては、凹状の反射面を有するリフレクターにランプ(放電灯)を取り付けた構成のものが一般に用いられている。
このようなリフレクター付きのランプにあっては、照度向上を目的としてリフレクターの反射面に可視光反射膜が形成される。可視光反射膜は、屈折率の異なる2種類の薄膜(低屈折率膜と高屈折率膜)を交互に積層することにより構成され、光源から出射される光のうち可視光を効率よく反射することによって光源装置の照度を向上させる。なお、低屈折率膜を構成する材料としては、SiOやMgFなどが知られており、高屈折率膜を構成する材料としては、TiO、Ta23或いはZnSなどが知られている(特許文献1〜2参照)。
特開2004−303468号公報 特開2005−149968号公報
リフレクターは、ランプの発熱によって300℃以上の高温に長時間曝されるため、可視光反射膜の構成材料としては耐熱性が高い材料を選択するのが好ましい。
この観点から、高屈折率膜の材料としてはTiOを選択するのが最も好ましいが、TiOは、材料そのものが高価であることに加え、その製造段階において真空蒸着法による高い真空度が要求され、製造コストがかかる。
そこで、発明者等は、安価で製造コストがかからない観点から、TiOに代替する高屈折材料としてZnSを用いることを検討した。ZnSは、経験上リフレクターの内面温度が最高でも350℃程度までしか持たないが、それでも構造と点灯出力を注意深く検討すれば200W以上の高出力で点灯することは可能であると考えられる。
ところが、ZnSを高屈折率膜の材料とした可視光反射膜(低屈折率膜の材料としては、SiOを選択した。)を用いて点灯試験を行ったところ、ランプ寿命中にZnSがリフレクターの表面に付着して照度が低下するという問題が生じた。このような問題が生じたのは、ZnSがランプから発せられた紫外線に長時間曝されることによって劣化したことが原因であると考えられる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、リフレクターの表面に形成された可視光反射膜としてZnSを用いた場合に、照度低下が起こるのを防止することを技術的課題とする。
請求項1に記載した発明は、「凹状の反射面40を有するリフレクター16と、リフレクター16の中央部に取り付けられたランプ12とを備え、リフレクター16の反射面40には、ZnSからなる第1の反射膜44aと、第1の反射膜44aよりも屈折率の小さな第2の反射膜44bとを交互に積層させた可視光反射膜44が形成されている光源装置10であって、ランプ12の発光部22とリフレクター16との間には、発光部22から放出される光のうち、紫外線については遮断するが可視光は透過させる紫外線遮断手段14を備える」ことを特徴とする光源装置10である。
この発明では、発光部22とリフレクター16との間に紫外線遮断手段14が設けられており、発光部22から放出される光に含まれる紫外線が紫外線遮断手段14によって遮断されるので、紫外線が可視光反射膜44に到達することはない。したがって、可視光反射膜44を構成しているZnSからなる第1の反射膜44aが紫外線に曝されて劣化することはない。
請求項2〜3に記載した発明は、紫外線遮断手段14の具体例であり、発光部22の周囲に筒状の紫外線遮断部材36を設けた例である。すなわち、請求項2に記載の発明は、紫外線遮断手段14が「紫外線遮断ガラスからなり、発光部22の周囲に設けられた筒状の紫外線遮断部材36を備える」ことを特徴とするものであり、請求項3に記載の発明は、紫外線遮断手段14が「透光性材料と紫外線遮断材料との積層体からなり、発光部22の周囲に設けられた筒状の紫外線遮断部材36を備える」ことを特徴とするものである。
なお、請求項2〜3に記載の発明のように、発光管22の周囲に筒状の紫外線遮断部材36を設けた場合には、この筒状の紫外線遮断部材36が発光管22が破裂したときの衝撃を吸収できる(つまり、筒状の紫外線遮断部材36が、発光管22破裂時の「衝撃吸収手段」として機能できる。)。したがって、請求項4に記載の発明のように、リフレクター16を機械的強度の劣る硼珪酸ガラスで形成したとしても、リフレクター16が破損しにくい。
請求項5〜6に記載した発明は、紫外線遮断手段14の他の具体例であり、発光部22に紫外線遮断機能を直接付与した例である(発光部22から放出される光に含まれる紫外線を遮断できる限り、発光部22に紫外線遮断機能を付与する例も「ランプ12の発光部22とリフレクター16との間に紫外線遮断手段14を設ける」という概念に含まれる。)。すなわち、請求項5に記載の発明は、紫外線遮断手段14が「発光部22の表面に形成された紫外線遮断膜である」ことを特徴とするものであり、請求項6に記載の発明は、紫外線遮断手段14が「紫外線遮断ガラスからなる発光部22である」ことを特徴とするものである。
請求項1〜6に記載の発明によれば、紫外線が可視光反射膜に到達するのを抑止できるので、可視光反射膜の材料として安価なZnSを使用するにもかかわらず照度低下が生じない光源装置を提供できる。
(第1の実施形態)
図1(A)は、本発明に係る光源装置の一例を示す断面図であり、図1(B)は、光源装置の側面図である。本発明が適用された光源装置10A(10)は、例えば投射型プロジェクター等の光源として用いられるものであり、図1からも分かるように、ランプ12と、紫外線遮断手段14と、リフレクター16と、ランプ12の端部を保持するランプホルダー18と、ランプ12およびランプホルダー18をリフレクター16に固着するためのセメント20とによって構成されている。
ランプ12は、直流点灯式のショートアーク高圧放電灯であり、球状の発光部22と、その両端からストレートに延びた棒状の封止部24とを有する封体容器26を備えている。封体容器26における各封止部24の内部には、一端が発光部22の内部へ突出した電極棒28と、一端が外部へ突出したリード棒30と、電極棒28の他端とリード棒30の他端とを電気的に接続するモリブデン箔32とが配設されており、各電極棒28の一端には、一対の電極34を構成する陽極34aおよび陰極34bが接続されている。また、発光部22の内部には、0.15mg/mm3以上の水銀が封入されている。
なお、図1に示したランプ12は、ダブルエンド型で直流点灯方式の高圧放電灯であるが、これに代えて、交流点灯方式の高圧放電灯やシングルエンド型の高圧放電灯を用いるようにしてもよい。また、超高圧放電灯を用いるようにしてもよい。
そして、このランプ12には、紫外線遮断手段14が取り付けられている。紫外線遮断手段14は、ランプ12から放出される光のうち可視光は透過するが紫外線は遮断してリフレクター16に紫外線が到達するのを防止するためのものであり、紫外線遮断部材36と取付部材38とを有する。
紫外線遮断部材36は、紫外線遮断ガラス(可視光は透過するが紫外線は遮断するガラス)からなる円筒状の部材であり、その内径はランプ12の発光部22の外径よりも大きく設定されており、また、その軸方向の長さは発光部22の長さ(封止部24が延設されている方向の長さをいう)よりも長く設定されている。なお、紫外線遮断ガラスの具体例としては、SiO2に酸化亜鉛粉末或いは酸化チタン粉末を微量混合したものがその一例として挙げられる。
紫外線遮断部材36の肉厚は、1.0mm〜1.5mmの範囲に設定するのが好ましい。紫外線遮断部材36の肉厚が1.0mmよりも薄い場合には、紫外線遮断部材36の機械的強度が不十分なことから、ランプ12が破裂した時にその破裂時の衝撃を吸収することができない。一方、紫外線遮断部材36の肉厚が1.5mmよりも厚い場合には、ランプ12破裂時の衝撃は吸収できるものの、ランプ12から放出される熱を紫外線遮断部材36が蓄熱してしまい、紫外線遮断部材36の内部に篭った熱によってランプ12が不所望に破裂してしまうおそれがある。
取付部材38は、紫外線遮断部材36をランプ12に取り付けるためのリング状部材であり、その外径は、紫外線遮断部材36の内径と略等しく設定されている。また、取付部材38の中心に設けられた孔の内面形状は、ランプ12の封止部24の外面形状に合わせて形成されている。
取付部材38の材質としては、高い熱伝導率と耐熱性とを兼ね備えたセラミック(たとえば、アルミナやステアタイト等)を使用することが好ましく、本実施例ではアルミナが使用されている。
リフレクター16は、ランプ12の発光部22にて発生した光を前方へ反射させるために設けられる碗状部材である。リフレクター16の内面には、凹状の反射面40が形成されており、リフレクター16の中央部には、ランプ取付孔42が形成されている。
リフレクター16の材質としては、ガラスや金属など種々の材料を使用することが可能であるが、本実施例では、安価な硼珪酸ガラスが使用されている。なお、硼珪酸ガラスは、内面と外面との温度差が180℃以内でないと熱応力が発生して歪み割れすることが知られている。したがって、リフレクター16の厚みは、前記温度差が180℃以内となり且つ或る程度の基材強度を確保するために1.8mm以上3.5mm以下の範囲内とすることが好ましい。
リフレクター16の反射面40には、可視光反射膜44が形成されている。可視光反射膜44は、ランプ12から発せられる可視光を前方へ効率良く反射させるためのものであり、図2に示すように、ZnSからなる第1の反射膜44aと、第1の反射膜44aよりも屈折率の小さな第2の反射膜44bとを交互に積層させることによって形成されている。
可視光反射膜44は、全体として38〜46層構造となっており(本実施例では、可視光反射膜44全体として42層構造となっている。)、その最下層ならびに最上層は第2の反射膜44bである。
なお、第2の反射膜44bの材料としては、ZnSからなる第1の反射膜44aよりも屈折率が小さければよく、例えばSiO2,MgF2,CaF2或いはNaF等を例示できる(本実施例では、第2の反射膜44bの材料としてSiO2が使用されている。)。
ランプホルダー18は、ランプ12における封止部24の先端部を保持するとともに、電力供給線46(図1)を保持するものであり、セラミック等の耐熱性材料によって一体成形されている。
光源装置10を組み立てる際には、まず、ランプ12の両側の封止部24に取付部材38をそれぞれ取り付ける(本実施例では、後側の取付部材38が、封止部24と発光部22との境界部分に位置するよう取り付けられる。)。なお、2枚の取付部材38間の距離は、紫外線遮断部材36の軸方向の長さに合わせて適宜設定される。
そして、両部材24,38をセメントで接合した後、ランプ12と取付部材38との一体物に紫外線遮断部材36を取り付け、取付部材38と紫外線遮断部材36とをセメントで接合する。これにより、ランプ12の発光部22の周囲が紫外線遮断手段14(より詳しくは、紫外線遮断部材36)によって覆われることになる。
ランプ12と紫外線遮断手段14との一体物が完成すると、今度は、ランプ12の一方(後側)の封止部24をリフレクター16のランプ取付孔42に反射面40側から挿入し、その挿入端部にランプホルダー18を取り付け、ランプ12とランプホルダー18とをセメントで接合する。
続いて、ランプ12をリフレクター16の中央部に位置決めし、ランプホルダー18および後側の封止部24をセメント20によってリフレクター16に接合する。なお、「セメント」としては、アルミナ−シリカ(Al23−SiO2)系,アルミナ(Al23)系または炭化ケイ素(SiC)系のものを用いることができる。
光源装置10をプロジェクターの内部に組み込んだ後、プロジェクターの駆動スイッチを入れると、ランプ12に点灯始動電圧が印加されて発光部22が発光する。
ここで、発光部22の周囲には、紫外線遮断手段14(より詳しくは、紫外線遮断部材36)が設けられており、発光部22で発生した光に含まれる紫外線は紫外線遮断部材36によって遮断され、可視光だけが紫外線遮断部材36を透過することになる。
つまり、リフレクター16の反射面40に形成されている可視光反射膜44、より詳しくは、可視光反射膜44を構成しているZnSからなる第1の反射膜44aに紫外線が到達することはないので、ZnSからなる第1の反射膜44aが紫外線に曝されて劣化することはなく、照度低下を来たすことはない。
ここで、紫外線遮断手段14は、紫外線が可視光反射膜44に到達するのを防止するために設けられるものであり、この点において、特開平11−25709号公報に記載の紫外光除去手段とは異なるものである。すなわち、この従来技術に記載の紫外光除去手段は、紫外線が照明装置の外部に漏れるのを防止することを目的とするものであり、紫外線が外部に漏れるのを防止できれば、紫外光除去手段を前面照射レンズに設けてもよいと記載されている(段落[0037]〜[0039])。そして、この場合には、紫外線がリフレクタの可視光反射膜に到達することとなり、照度低下が生じる結果となる。つまり、この従来技術の紫外光除去手段には、「紫外線がリフレクタ表面の可視光反射膜に到達するのを防止する」という技術的思想がないといえる。
また、本実施例では、発光管22の周囲に筒状の紫外線遮断部材36が設けられているので、ランプ12が不所望に破裂した場合であっても、この筒状の紫外線遮断部材36が発光管破裂時の衝撃を吸収できる。つまり、紫外線遮断部材36がランプ12破裂時における「衝撃吸収手段」として機能できるので、リフレクター16を機械的強度の劣る硼珪酸ガラスで形成したとしてもリフレクター16の破損が生じ難い。
なお、上述の実施例では、紫外線遮断部材36が紫外線遮断ガラスからなる筒状の部材により構成されていたが、紫外線遮断部材36を透光性材料と紫外線遮断材料との積層体により構成するようにしてもよい。たとえば、透光性材料である通常のガラスからなる筒状部材の表面(外面であっても良いし、内面であっても良い)に紫外線遮断被膜をコーティングし、これを紫外線遮断部材36としてもよい。紫外線遮断被膜の具体例としては、ZnOやAl23などの微粉末を非晶質シリカでコーティングしたものが挙げられる。
ここで、上記紫外線遮断皮膜は、上述したように筒状部材の外面或いは内面のいずれに設けてもよいが、筒状部材の内面に設けた場合には、その内部に熱がこもってランプ12が割れ易くなるため、筒状部材の外面に設けることが好ましい。
また、発光部22の周囲を筒状の紫外線遮断部材36で覆った場合には、ランプ12の熱が紫外線遮断部材36の内部に篭りやすく、その結果、ランプ12が異常加熱して破裂するおそれがある。そこで、取付部材38に通風用の孔を設けたり、取付部材38を前方或いは後方のいずれか一方だけとすることにより、紫外線遮断部材36の内部に熱が篭るのを抑止するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る光源装置10B(10)の他の実施例を示す断面図である。本実施例の光源装置10Bは、ランプ12の発光部22に紫外線遮断被膜48をコーティングし、これを紫外線遮断手段14とした例である。紫外線遮断被膜48の具体例としては、ZnOやAl23などの微粉末を非晶質シリカでコーティングしたものが挙げられる。なお、図1と同じ符号を付した構成は、実質的に同一であるためその説明を省略する。
本実施例では、発光部22の周囲が紫外線遮断膜48でコーティングされているが、封止部24を含めた封体容器26全体を紫外線遮断膜48でコーティングするようにしてもよい。(紫外線遮断手段14の機能を発揮させるためには、少なくとも発光部22の周囲が紫外線遮断膜48でコーティングされていれば足りる。)
本実施例においても、前述実施例と同様の作用効果、すなわち、ZnSからなる第1の反射膜44aが紫外線によって劣化することはなく照度低下を来たすことがないという作用効果が得られる。
なお、図示しないが、ランプ12の封体容器26を紫外線遮断ガラスにて形成することも可能であり、この場合には、封体容器26そのものが紫外線遮断手段14として機能する。そして、本実施例においても、上述実施例と同様の作用効果、すなわち、ZnSからなる第1の反射膜44aが紫外線によって劣化することはなく照度低下を来たすことがない。
図1(A)は、本発明に係る光源装置の一例を示す断面図であり、図1(B)は、光源装置の側面図である。 可視光反射膜44を示す図である。 本発明に係る光源装置10B(10)の他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
10…光源装置
12…ランプ
14…紫外線遮断手段
16…リフレクター
18…ランプホルダー
20…セメント
22…発光部
36…紫外線遮断部材
38…取付部材
40…反射面
44…可視光反射膜
44a…第1の反射膜
44b…第2の反射膜
48…紫外線反射被膜

Claims (6)

  1. 凹状の反射面を有するリフレクターと、前記リフレクターの中央部に取り付けられたランプとを備え、前記リフレクターの反射面には、ZnSからなる第1の反射膜と、前記第1の反射膜よりも屈折率の小さな第2の反射膜とを交互に積層させた可視光反射膜が形成されている光源装置であって、
    前記ランプの発光部と前記リフレクターとの間には、前記発光部から放出される光のうち、紫外線については遮断するが可視光は透過させる紫外線遮断手段を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記紫外線遮断手段は、紫外線遮断ガラスからなり、前記発光部の周囲に設けられた筒状の紫外線遮断部材を備える請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記紫外線遮断手段は、透光性材料と紫外線遮断材料との積層体からなり、前記発光部の周囲に設けられた筒状の紫外線遮断部材を備える請求項1記載の光源装置。
  4. 前記リフレクターが、硼珪酸ガラスによって構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の光源装置。
  5. 前記紫外線遮断手段は、前記発光部の表面に形成された紫外線遮断皮膜である請求項1記載の光源装置。
  6. 前記紫外線遮断手段は、紫外線遮断ガラスからなる前記発光部である請求項1記載の光源装置。
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