JP2008059676A - 半導体記憶装置、およびデータ読み出し方法 - Google Patents

半導体記憶装置、およびデータ読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリセルからのデータ読み出しのためのプリセンスアンプの面積を縮小し、また読み出しアクセスを高速化する。
【解決手段】プレート線とビット線とに接続されるメモリセルと、ビット線に接続され、プレート線への電圧印加に伴うビット線の電圧変化に対応して一時的に出力電圧が変化し、その後プレート線への電圧印加以前の電圧を出力する電位シフト回路と、電位シフト回路の一時的出力電圧変化に対応して電位シフト回路に蓄積された電荷を転送する電荷転送回路と、転送される電荷を蓄積してメモリセルからの読み出し電圧を生成する電荷蓄積回路とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はメモリセルを有する半導体記憶装置におけるデータ読み出し方式に係り、さらに詳しくはデータ読み出しに用いられるセンスアンプの回路面積を縮小し、またアクセススピードを高速化することができる半導体記憶装置、およびデータ読み出し方法に関する。
近年、ビット線GNDセンス方式と呼ばれる強誘電体メモリの読み出し方式が提案されている。(特許文献1、特許文献2、および非特許文献1参照)この読み出し方式では、メモリセルに対するプレート線に電圧が印加されたときにビット線の電圧が変動しないように、メモリセルからビット線に流れる電荷をプリセンスアンプ内のチャージトランスファと呼ばれる電荷転送回路を介して電荷蓄積回路に転送し、電荷蓄積回路に転送された電荷量に応じてメモリセルに保持されていたデータの論理値の判定が行われる。
ここでチャージトランスファは一般にpMOSトランジスタにより構成されるが、このpMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧は、プレート線に電圧が印加される前に閾値電圧と同じ値に初期設定される。またこのpMOSトランジスタのゲート電圧は、ビット線の電圧上昇に応じて出力電圧が下降するインバータアンプによって制御される。
特開2002−133857号公報 「データ読み出し回路とデータ読み出し方法及びデータ記憶装置」 特開2005−293818号公報 「半導体メモリ」 S.Kawashima,T.Endo,A.Yamamoto,K.Nakabayashi,M.Nakazawa,K.Morita,and M.Aoki,"Bitline GND Sensing Techigue for Low−Voltage Operation FeRAM",IEEE Jour.Solid−State Circuits,Vol.37,No.5,pp.592−598,May 2002.
図8は、メモリセルのデータを読み出すためのプリセンスアンプの従来例の構成回路図である。同図を用いて、ビット線GNDセンス方式を用いたメモリセルからのデータ読み出し方式の従来例について、説明する。
図8においてプリセンスアンプ100は、メモリセル101からのビット線BL(BLE、またはBLO)がドレインに接続され、接地線にソースが接続され、ゲートに制御信号BGNDが与えられ、ビット線電位初期化のために用いられるnMOSトランジスタ102、ソースがビット線BLに、ドレインが後述する負電圧生成回路、およびレベルシフト回路(ノードMINUS)に接続され、ゲートに後述する閾値電圧生成回路の出力ノードVTHが接続され、メモリセル101からのデータ読み出しに当たって、前述のようにビット線に流れる電荷を転送するチャージトランスファとしての役割を果たすpMOSトランジスタ103、ビット線BLとチャージトランスファとして用いられるpMOSトランジスタ103のゲートとの間に接続されるインバータアンプ104、チャージトランスファとしてのpMOSトランジスタ103のゲート電圧を初期化するための回路として動作する閾値電圧生成回路105、pMOSトランジスタ103にチャージトランスファとしての動作を実現させるために負電圧を生成する負電圧生成回路106、負電圧生成回路106によって生成された負電圧を正電圧に変換するためのレベルシフト回路107を備え、レベルシフト回路107の出力は後述するようにセンスアンプに与えられる。
インバータアンプ104は、CMOSインバータ110(フィードバックインバータ)、CMOSインバータ110の出力端子IOUTを入力端子IINに接続するスイッチ112、CMOSインバータ110の入力端子IINとビット線BLとの間に配置されたキャパシタ113、CMOSインバータ110の出力端子IOUTと電荷転送用トランジスタ103のゲートとの間に配置されたキャパシタ114を有している。CMOSインバータ110のpMOSトランジスタ(図示せず)のソースは、ゲートでパワー制御信号POWXを受けるpMOSトランジスタ115を介して電源線VDDに接続されている。CMOSインバータ110のnMOSトランジスタ(図示せず)のソースは、ゲートでパワー制御信号POWを受けるnMOSトランジスタ116を介して接地線に接続されている。パワー制御信号POWX、POWは、読み出し動作を開始するときに、それぞれ低レベルおよび高レベルに変化し、CMOSインバータ110を活性化する。同様に、スイッチ112は、読み出し動作を開始するときにオフされる。キャパシタ113、114は、例えば、強誘電体キャパシタで構成されている。
閾値電圧生成回路105は、ノードVGENXに高レベル(電源電圧VDD)、または低レベル(接地電圧)を与える電圧生成回路を構成する2つのトランジスタ117、118と、ノードVGENXとノードVTHとの間に接続されたキャパシタ119と、ノードVTHに接続されたクランプ回路を構成する2つのトランジスタ121、122と、クランプ回路を接地線に接続するスイッチ123とを有している。
ここで電圧生成回路は、電源線VDDと接地線の間に直列に接続されたpMOSトランジスタ117、およびnMOSトランジスタ118を有している。pMOSトランジスタ117、およびnMOSトランジスタ118のゲートは、それぞれ電圧制御信号VGENP、VGENNを受けている。またクランプ回路は、ソースがスイッチ123を介して接地線に接続され、ゲートおよびドレインがノードVTHに接続されたpMOSトランジスタ121と、ゲートおよびソースが接地線に接続され、ドレインがノードVTHに接続されたpMOSトランジスタ122で構成されている。キャパシタ119は、例えば強誘電体キャパシタで構成されている。
負電圧生成回路106は、負電圧制御信号MGENを受け、出力がノードMGENXに接続されたCMOSインバータ125と、ノードMGENXとノードMINUSとの間に配置されたキャパシタ126とを有している。キャパシタ126は、例えば、強誘電体キャパシタで構成されている。
レベルシフト回路107は、ノードMINUSに発生する負電圧を正電圧に変換するためのキャパシタ(図示せず)と、nMOSトランジスタおよびpMOSトランジスタを有している。
図9は、図8の従来例における強誘電体メモリの読み出し動作を示している。まず、初期状態において、pMOSトランジスタ103(電荷転送用)のドレインに接続されたノードMINUSはフローティング状態のため、その電圧は不定である。しかしpMOSトランジスタ103のソースおよびドレイン(p型拡散層)と、バックゲート(n型拡散層、接地電圧)とによりpn接合が形成されているため、ノードMINUSの電圧はpn接合の順方向電圧(約0.8V)より上がることはない。一方、pMOSトランジスタ103(電荷転送用)のゲートに接続されたノードVTHも同様にフローティング状態のため、その電位は不定である。しかしクランプ回路に配置されたpMOSトランジスタ122により、ノードVTHの電位はpMOSトランジスタの閾値電圧(約0.6V)より上がることはない。
電圧制御信号VGENP、VGENNおよび負電圧制御信号MGENは、低レベルに保持されており、ノードVGENXおよびMGENXは高レベルに保持されている。制御信号BGNDは、高レベルに保持されているため、nMOSトランジスタ102(ビット線初期化用)はオンし、ビット線BL(BLEまたはBLO)の電圧は接地電圧に初期化されている。パワー制御信号POW、POWXは、低レベル、高レベルにそれぞれ保持されており、フィードバックインバータ110(CMOSインバータ)はオフしている。スイッチ112、123はオンしている。
時刻T1において、パワー制御信号POW、POWXが高レベルおよび低レベルにそれぞれ変化し、フィードバックインバータ110は活性化される。スイッチ112がオンしているため、フィードバックインバータ110の入力電圧IINおよび出力電圧IOUTは、ともにほぼVDD/2になる。
時刻T2において、電圧制御信号VGENP、VGENNが高レベルに変化し、ノードVGENXは、高レベルから低レベルに変化する。キャパシタ119による容量結合により、ノードVGENXの低レベルへの変化に応じてノードVTHの電圧も下がる。電源電圧VDDが3Vの場合、ノードVGENXの電圧が3V下がると、VTHの電圧も3V下がろうとする。しかし、スイッチ123のオンにより、pMOSトランジスタ121(クランプ回路)は、ノードVTHの電圧をpMOSトランジスタ121の閾値電圧(例えば、−0.6V)にクランプする。このため、ノードVTHの電圧は、一旦立ち下がった後、微分波形を描いて負電圧(−0.6V)に落ち着く。このように、閾値電圧生成回路105は、ノードVTHを所定の電圧に設定する初期化回路として動作する。
pMOSトランジスタ103の閾値電圧は、pMOSトランジスタ121の閾値電圧に等しくなるように設計されている。このため、ノードVTHの電圧が一旦下がったときに、pMOSトランジスタ103はオンし、ノードMINUSの電圧は、ビット線BLの電圧(接地電圧)まで下がる。
一方、ノードMGENXの電圧は、CMOSインバータ125により高レベル(=電源電圧VDD)に設定されているため、キャパシタ126には、その容量値と電源電圧VDDとの積に対応する電荷が充電される。
時刻T3において、電圧制御信号VGENNが低レベルに変化し、電圧生成回路のnMOSトランジスタ118がオフする。電圧生成回路のpMOSトランジスタ117は既にオフしているため、ノードVGENXは、フローティング状態になる。同時にスイッチ112、123がオフされる。スイッチ123のオフにより、pMOSトランジスタ121によるノードVTHのクランプが解除される。スイッチ112のオフにより、フィードバックインバータ110の入力と出力との短絡が解除される。フィードバックインバータ110の入力電圧は、ほぼVDD/2のため、フィードバックインバータ110は、高いゲインを有する反転アンプとして動作する。一方、制御信号BGNDも低レベルに変化し、ビット線BLはフローティング状態になる。以上により、時刻T3以降、ビット線BLの電圧が上昇すると、キャパシタ113の容量結合によりフィードバックインバータ110の入力電圧IINが上昇する。フィードバックインバータ110は、入力電圧IINの変化を増幅し、出力電圧IOUTを反対方向に下降させる。キャパシタ114の容量結合によりノードVTHの電圧は、出力電圧IOUTの変化に伴い下降する。
時刻T4において、負電圧制御信号MGENが高レベルに変化し、ノードMGENXの電圧は高レベルから低レベルに変化する。ノードMINUSの電圧は、キャパシタ126の容量結合により、ノードMGENXの電圧の低下に伴い低下する。電源電圧VDDが3Vの場合、ノードMGENXの電圧は3V下がる。ノードMINUSの電圧は0Vに初期化されているため、ノードMGENXの電圧変化によりほぼ−3Vまで下がる。しかし、寄生容量によるロスと、既に浅くオンしているpMOSトランジスタ103のリーク電流により、ノードMINSの電圧は−3Vより高くなる。
ノードMINUSの電圧はキャパシタ126によりこの電圧に保持される。このように負電圧生成回路106は、ノードMINUSの電圧を初期状態に設定し、電荷転送用トランジスタ103の電荷転送能力を初期状態に設定する初期化回路として動作する。
時刻T5において、ワード線WLとプレート線PLの電圧が接地電圧から電源電圧VDDに変化する。ワード線WLの立ち上がりにより、メモリセルMC101のアクセストランジスタN1がオンし、メモリセルMCの強誘電体キャパシタF1に正電圧が掛かる。メモリセルMC101がデータ“1”を記憶している場合、強誘電体キャパシタF1に掛かる電圧の極性は、書き込み時と反対のため、分極反転が起こり、大きな反転電荷がビット線BLに読み出される。メモリセルMC101がデータ“0”を記憶している場合、強誘電体キャパシタF1に掛かる電圧の極性は、書き込み時と同じため、分極反転は起こらず、比較的小さな電荷がビット線BLに読み出される。このときビット線BLの電圧は上昇しようとする。
しかしビット線BLの電圧が僅かに上がると、キャパシタ113の容量結合により、フィードバックインバータ110の入力電圧IINは上がる。フィードバックインバータ110の反転増幅作用およびキャパシタ114の容量結合によりノードVTHの電圧は下がり、pMOSトランジスタ103のゲート・ソース間電圧(絶対値)は大きくなる。このためpMOSトランジスタ103にドレイン電流が発生し、ビット線BLに読み出された電荷は、ビット線BLからノードMINUSに転送される。したがってビット線BLの電圧上昇は抑えられ、再びほぼ0V(接地電圧)に保持される。このようにフィードバックインバータ110は、電荷転送用トランジスタ103の電荷転送能力を調整する制御回路として動作する。キャパシタ126はノードMINUSに転送された電荷により放電されるため、ノードMINUSの電圧(読み出し電圧)は上昇する。このように負電圧生成回路106のキャパシタ126は、蓄積電荷に応じて読み出し電圧を生成する読み出し回路として動作する。
図8と図9で説明したビット線GNDセンス方式の従来技術においては、メモリセルからのデータの読み出し動作においてビット線の電圧が上昇すると、電荷転送用のpMOSトランジスタのゲートが開かれて電荷がセンスアンプ側に転送されるという形式の動作が行われる。メモリセルからデータとして“1”が読み出されるとき、すなわちPタームにおけるビット線の電位上昇と、データとして“0”が読み出されるとき、すなわちUタームにおけるビット線の電位上昇との差がセンスアンプで増幅されて、データの論理値の判定が行われる。
しかしながら大容量のメモリを実現するために半導体集積回路の微細化が進み、メモリセルのサイズが小さくなるに従って、センスアンプの面積の縮小が必要となっている。従来のビット線GNDセンス方式においては、電荷蓄積回路側に電荷を転送するために負電圧を発生させる回路が必要となり、回路規模を縮小するためにはその回路が障害となるという問題点があった。またこの負電圧発生回路を初期化するための時間も必要であり、アクセスの高速化を図る点でも障害となっていた。
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、メモリセルに書き込まれているデータを読み出すためのアンプ、特にプリセンスアンプの回路面積を縮小し、またメモリセルへの読み出しアクセスを高速化することである。
図1は、本発明の半導体記憶装置の内部で、メモリセルからのデータ読み出しに用いられるプリセンスアンプの基本構成ブロック図である。同図において、メモリセル1とセンスアンプ3の間にプリセンスアンプ2が備えられる。
本発明における半導体記憶装置は、少なくともメモリセル1と、プリセンスアンプ2の内部の電位シフト回路4とを備える。メモリセル1は、プレート線とビット線とに接続される。また電位シフト回路4は、メモリセル1とビット線によって接続され、プレート線への電圧印加に伴うビット線の電圧変化に対応して一時的に出力電圧が変化し、その後プレート線への電圧印加以前の電圧を出力するものである。
発明の実施の形態においては、プリセンスアンプ2はさらに電荷転送回路5、電荷蓄積回路6、ビット線初期化回路7を備えることもでき、電荷転送回路5は電位シフト回路4に、電荷蓄積回路6は電荷転送回路5に、ビット線初期化回路7はビット線に接続され、電荷蓄積回路6の出力はセンスアンプ3に与えられる。
電荷転送回路5は、ビット線の電圧変化に対応する電位シフト回路4の一時的な出力電圧の変化に対応して、ビット線に流れる電荷を転送するものであり、電荷蓄積回路6は転送される電荷を蓄積してメモリセル1からの読み出し電圧を生成するものであり、またビット線初期化回路7は、ビット線に接続されているメモリセル1からのデータ読み出しに先立って、ビット線の電位を初期化するものである。
このように本発明においては、プリセンスアンプ2の内部に、プレート線への電圧印加時にビット線の電圧変化を防止するための電位シフト回路4が備えられる。
本発明によれば、図8のビット線GNDセンス方式の従来例において用いられたプリセンスアンプの内部の負電圧発生回路が不必要となり、また負電圧発生回路を初期化する必要がなくなるため、メモリセルに書き込まれたデータを読み出すための回路面積が縮小され、またメモリ読み出しアクセスを高速化することが可能となる。
図2は本発明が適用される半導体記憶装置の構成ブロック図である。同図において半導体記憶装置は、メモリコア10、アドレスバッファ(ADB)12、コマンドバッファ(CMDB)13、ロウデコーダ(RDEC)14、コラムデコーダ(CDEC)15、タイミング生成回路(TGEN)16、ワードドライバ(WD)17、プレートドライバ(PD)18、およびデータ出力バッファ(BUF)11によって構成されている。なおここではメモリセルからのデータ読み出しに必要な構成が示され、データ書き込みに必要なデータ入力バッファなどは省略されている。
アドレスバッファADB12は、アドレス信号ADを、アドレス端子を介して受信し、受信した信号をロウデコーダRDEC14、およびコラムデコーダCDEC15に出力する。ロウデコーダRDEC14は、アドレス信号の上位ビット(ロウアドレス)をデコードしてロウデコード信号を生成し、生成した信号をワードドライバWD17、およびプレートドライバPD18に出力する。
コラムデコーダCDEC15は、アドレス信号の下位ビット(コラムアドレス)をデコードしてコラムデコード信号を生成し、生成した信号を出力バッファBUF11と一体のコラムデコーダ列に出力する。
コマンドバッファCMDB13は、チップセレクト信号/CSおよびライトイネーブル信号/WE等のコマンド信号を、コマンド端子を介して受信し、受信した信号をタイミング生成回路TGEN16に出力する。タイミング生成回路TGEN16は、受信したコマンド信号が示す動作モードをデコードし、プレートドライバPD18、ワードドライバWD17、データ出力バッファBUF11、および後述するプリセンスアンプPSA22等を動作させるタイミング信号を、デコード結果に応じて出力する。
プレートドライバPD18は、タイミング生成回路TGEN16からのタイミング信号およびロウデコーダRDEC14からのロウデコード信号に応答して、所定のプレート線PLを選択する。選択されたプレート線PLの電位は、所定の期間低レベルから高レベルに変化する。
ワードドライバWD17は、タイミング生成回路TGEN16からのタイミング信号およびロウデコーダRDEC14からのロウデコード信号に応答して、所定のワード線WLを選択する。選択されたワード線WLの電位は、所定の期間低レベルから高レベルに変化する。
メモリコアCORE10は、メモリセル20のアレイARY21と、ビット線BL(BLE、BLO)にそれぞれ対応するプリセンスアンプPSA22(ビット線GNDセンス回路)と、ビット線BLE、BLOに対応する一対のプリセンスアンプPSA22の出力をそれぞれ受けるセンスアンプSA19とを有している。
プリセンスアンプPSA22は、メモリセルMC20からデータを読み出すときに動作する。プリセンスアンプPSA22は、ビット線BLE(またはBLO)に読み出される電荷を電圧に変換し、変換した電圧をセンスアンプ19に出力する。プリセンスアンプPSA22の詳細は後述する。センスアンプSA19は、ビット線対BLE、BLOに対応する一対のプリセンスアンプPSA22からそれぞれ出力される読み出し電圧を差動増幅し、増幅したデータ信号をデータ出力バッファBUF11に出力する。データ出力バッファBUF11は、メモリコアCORE10から読み出される複数ビットの読み出しデータのうち、例えば16ビットを、コラムデコード信号に応じて選択し、選択した読み出しデータをデータ入出力端子I/Oに出力する。データ入出力端子I/Oは、例えば、16ビットで構成されている。
図3は、メモリセルの詳細構成回路図である。同図においてメモリセルは、ビット線BLE、BLO、ワード線WL、プレート線PLに接続されているが、その内部で2つのnMOSトランジスタ50、51がそれぞれビット線BLE、またはBLOとキャパシタ52、53とにそれぞれ接続され、それらのゲートはワード線WLに接続されている。キャパシタ52、53の一端はそれぞれプレート線PLに接続されている。なおキャパシタ52、53として強誘電体キャパシタを用いることにより、面積を小さくすることができるが、これらは必ずしも強誘電体キャパシタである必要は無い。
図4は、本発明におけるプリセンスアンプの第1の実施例の詳細構成回路図である。同図においてプリセンスアンプ22は、メモリセル20とビット線BL(BLE、またはBLO)によって接続され、その内部にビット線電位初期化のためのnMOSトランジスタ23、電位シフト回路24、電荷転送のためのpMOSトランジスタ25、閾値電圧生成回路26、電荷蓄積回路27、およびソースフォロア回路28を備え、ソースフォロア回路28の出力はセンスアンプ19に接続される。
ビット線電位初期化用のnMOSトランジスタ23のゲートは制御信号BGNDを受け、ソースは接地線に接続され、ドレインはビット線に接続されている。なお本発明の特許請求の範囲の請求項2における電荷転送回路はPMOSトランジスタ25に、請求項5におけるビット線初期化回路はnMOSトランジスタ23に相当する。
電位シフト回路24は、ゲートが制御信号PRECHARGEを受け、ソースが電源線VDDに接続され、ドレインが電位シフト回路24の出力ノードSHIFTに接続されたpMOSトランジスタ31と、ノードSHIFTとビット線BLE(またはBLO)との間に配置されたキャパシタ30を有している。キャパシタ30は例えば強誘電体キャパシタで構成されている。
電荷転送用トランジスタ25は、そのゲート(制御端子)が閾値電圧生成回路26の出力ノードVTHに接続され、ソースが電位シフト回路24の出力ノードSHIFTに接続され、ドレインが電荷蓄積回路27の入出力ノードPLUSに接続されている。
閾値電圧生成回路26は、電源線VDDと接地線の間に直列に接続されたpMOSトランジスタ32およびnMOSトランジスタ33を有している。pMOSトランジスタ32のゲートおよびソースは電源線VDDに接続され、ドレインは出力ノードVTHに接続されている。一方、nMOSトランジスタ33のゲートおよびドレインは出力ノードVTHへ接続され、ソースは接地線に接続されている。
電荷蓄積回路27は、ドレインが入出力ノードPLUSに接続され、ゲートが制御信号RESET1を受け、ソースが接地線に接続されたnMOSトランジスタ35と、ノードPLUSと接地線との間に配置されたキャパシタ34を有している。キャパシタ34は、例えば、強誘電体キャパシタで構成されている。
ソースフォロア回路28は、電源線VDDと接地線の間に直列に接続されたnMOSトランジスタ36および37を有している。nMOSトランジスタ37のゲートは制御信号RESET2を受け、ソースは接地線へ接続され、ドレインは出力ノードSAに接続されている。一方、nMOSトランジスタ36のゲートは電荷蓄積回路27の入出力ノードPLUSに接続され、ドレインは電源線VDDに接続され、ソースは出力ノードSAに接続されている。なおこのソースフォロア回路は、そのインピーダンス変換の機能を利用して、PLUSノードの電位をモニタするために用いられる。
図5は、図4のプリセンスアンプの第1の実施例における強誘電体メモリの読み出し動作を示している。まず、初期状態において、pMOSトランジスタ25(電荷転送用)のドレインに接続されたノードPLUSの電位は、nMOSトランジスタ35のゲートに入力される制御信号RESET1(H)によりLに固定されている。またpMOSトランジスタ25のソースに接続されたノードSHIFTの電位は、pMOSトランジスタ31のゲートに入力される制御信号PRECHARGE(L)によりHに固定されている。さらにpMOSトランジスタ25のゲートの電位はpMOSトランジスタ32とnMOSトランジスタ33により電源電圧VDD−VTHP(Pチャネル閾値)にクランプされている。一方、ビット線BLE(またはBLO)の電位はnMOSトランジスタ23のゲートに入力される制御信号BGND(H)によりLに固定されている。ソースフォロア回路28の出力SAの電位はnMOSトランジスタ37のゲートに入力される制御信号RESET2(H)によりLに固定されている。なお、ここで用いられる制御信号BGND、PRECHARGE、RESET1、およびRESET2は図2のタイミング生成回路TGEN16によって生成される。
時刻T1において、RESET1およびRESET2が低レベルにそれぞれ変化し、電荷蓄積回路27、およびソースフォロア回路28はメモリ読み出しに対するスタンバイ状態となる。このときノードPLUSの電位はpMOSトランジスタ25のリークにより時刻T1以降わずかに上昇する。また、ソースフォロア回路28の出力ノードSAの電位は、nMNOSトランジスタ36と37双方のゲートが低レベルとなるため、双方のトランジスタがオフとなり、トランジスタ36と37の寸法比に応じて、電源電圧VDDと接地電圧の中間電位となる。
時刻T2において、制御信号BGNDが高レベルから低レベルに変化し、制御信号PRECHARGEが低レベルから高レベルへ変化し、電位シフト回路24がスタンバイ状態となる、ビット線BLE、および電位シフト回路24の出力ノードSHIFTの電位はフローティング状態となる。また、このときpMOSトランジスタ25のドレインに接続されたノードPLUSの電位は、pMOSトランジスタ25のリークにより時刻T2以降わずかに上昇する。
時刻T3において、ワード線WLとプレート線PLの電圧が接地電圧から電源電圧VDDに変化する。ワード線WLの立ち上がりにより、メモリセルMC20のアクセストランジスタ50がオンし、メモリセルMC20の強誘電体キャパシタ52に正電圧が掛かる。メモリセルMC20がデータ“1”を記憶している場合、強誘電体キャパシタ52に掛かる電圧の極性は、書き込み時と反対のため、分極反転が起こり、大きな反転電荷がビット線に読み出される。メモリセルMC20がデータ“0”を記憶している場合、強誘電体キャパシタ52に掛かる電圧の極性は、書き込み時と同じため、分極反転は起こらず、比較的小さな電荷がビット線に読み出される。このときビット線の電圧は上昇しようとする。
ビット線の電圧が僅かに上がると、キャパシタ30の容量結合により、電位シフト回路24の出力ノードSHIFTの電位は上昇する。このときpMOSトランジスタ25のゲート・ソース間電圧(絶対値)は大きくなるため、pMOSトランジスタ25にドレイン電流が発生し、電位シフト回路24のキャパシタ30に蓄えられた電荷は、ノードSHIFTからノードPLUSに転送される。したがってノードSHIFTの電位上昇は抑えられ、時刻T4で再びほぼ電源電圧VDDに保持される。キャパシタ34はノードPLUSに転送された電荷を蓄積するため、ノードPLUSの電圧(読み出し電圧)は上昇する。このように電荷蓄積回路27のキャパシタ34は、蓄積電荷に応じて読み出し電圧を生成する読み出し回路として動作する。
時刻T4以降、例えばマージンを考えて、時刻T5において、ビット線BL(BLEまたはBLO)に接続されたメモリセルMC20に対応するノードPLUSの読み出し電圧は、ソースフォロア回路28によってノードSAに出力され、図2に示したセンスアンプSA19で差動増幅される。そしてメモリセルMC20に記憶されていたデータの論理値が読み出される。その後、一般の強誘電体メモリと同様に、読み出し動作により分極反転したメモリセルMC20の分極状態を元に戻すリストア動作が実施される。
図6は、図2に示したプリセンスアンプPSA22の第2の実施例の詳細回路図である。プリセンスアンプPSA22は、ビット線初期化用トランジスタ23、電位シフト回路24、電荷転送用pMOSトランジスタ25、閾値電圧生成回路26、電荷蓄積回路27、ソースフォロア回路28に加えて、インバータアンプ40を有している。
この第2の実施例では、図4の第1の実施例に対して、請求項6における反転増幅回路に相当するインバータアンプ40のみが追加されているため、その構成を説明する。インバータアンプ40は、CMOSインバータ41(フィードバックインバータ)、CMOSインバータ41の出力端子IOUTを入力端子IINに接続するスイッチ42、CMOSインバータ41の入力端子IINとビット線BLEとの間に配置されたキャパシタ43、CMOSインバータ41の出力端子IOUTと電荷転送用トランジスタ25のゲートとの間に配置されたキャパシタ44を有している。CMOSインバータ41のpMOSトランジスタ(図示せず)のソースは、ゲートでパワー制御信号POWXを受けるpMOSトランジスタ46を介して電源線VDDに接続されている。CMOSインバータ41のnMOSトランジスタ(図示せず)のソースは、ゲートでパワー制御信号POWを受けるnMOSトランジスタ47を介して接地線に接続されている。パワー制御信号POWX、POWは、読み出し動作を開始するときに、それぞれ低レベルおよび高レベルに変化し、CMOSインバータ41を活性化する。同様に、スイッチ42は、読み出し動作を開始するときにオフされる。キャパシタ43、44は、例えば、強誘電体キャパシタで構成されている。なおスイッチ42をオン/オフさせる制御信号、パワー制御信号POW、POWXも図2のタイミング生成回路TGEN16によって生成される。
図7は、プリセンスアンプの第2の実施例における強誘電体メモリの読み出し動作を示している。まず、初期状態において、pMOSトランジスタ25(電荷転送用)のドレインに接続されたノードPLUSの電位は、nMOSトランジスタ35のゲートに入力される制御信号RESET1(H)によりLに固定されている。またpMOSトランジスタ25のソースに接続されたノードSHIFTの電位は、pMOSトランジスタ31のゲートに入力される制御信号PRECHARGE(L)によりHに固定されている。さらにpMOSトランジスタ25のゲートはpMOSトランジスタ32とnMOSトランジスタ33により電源電圧VDD−VTHP(Pチャネル閾値)にクランプされている。一方、ビット線BLE(またはBLO)の電位はnMOSトランジスタ23のゲートに入力される制御信号BGND(H)によりLに固定されている。ソースフォロア回路28の出力SAの電位はnMOSトランジスタ37のゲートに入力される制御信号RESET2(H)によりLに固定されている。
時刻T1において、RESET1およびRESET2が低レベルにそれぞれ変化し、電荷蓄積回路27、およびソースフォロア回路28はスタンバイ状態となる。このときノードPLUSの電位はpMOSトランジスタ25のリークにより時刻T1以降わずかに上昇する。また、ソースフォロア回路28の出力ノードSAの電位は、nMNOSトランジスタ36と37双方のゲートが低レベルとなるため、双方のトランジスタがオフとなり、トランジスタ36と37の寸法比に応じて、電源電圧VDDと接地電圧の中間電位となる。一方、パワー制御信号POW、POWXが高レベルおよび低レベルにそれぞれ変化し、フィードバックインバータ41は活性化される。スイッチ42がオンしているため、フィードバックインバータ41の入力電圧IINおよび出力電圧IOUTは、ともにほぼVDD/2になる。
時刻T2において、制御信号BGNDが高レベルから低レベルに変化し、制御信号PRECHARGEが低レベルから高レベルに変化し、電位シフト回路24がスタンバイ状態となる、ビット線BLE(またはBLO)、および電位シフト回路24の出力ノードSHIFTの電位はフローティング状態となる。また、このときpMOSトランジスタ25のドレインに接続されたノードPLUSの電位は、pMOSトランジスタ25のリークにより時刻T2以降わずかに上昇する。これと同時にスイッチ42がオフされる。スイッチ42のオフにより、フィードバックインバータ41の入力と出力との短絡が解除される。フィードバックインバータ41の入力の電圧は、ほぼVDD/2のため、フィードバックインバータ41は、高いゲインを有する反転アンプとして動作する。以上により、時刻T3以降、ビット線の電圧が上昇すると、キャパシタ43の容量結合によりフィードバックインバータ41の入力電圧IINが上昇する。フィードバックインバータ41は、入力電圧IINの変化を増幅し、出力電圧IOUTを反対方向に下降させる。キャパシタ44の容量結合によりノードVTHの電圧は、出力電圧IOUTの変化に伴い下降する。
時刻T3において、ワード線WLとプレート線PLの電圧が接地電圧から電源電圧VDDに変化する。ワード線WLの立ち上がりにより、メモリセルMC20のアクセストランジスタ50がオンし、メモリセルMC20の強誘電体キャパシタ52に正電圧が掛かる。メモリセルMC20がデータ“1”を記憶している場合、強誘電体キャパシタ52に掛かる電圧の極性は、書き込み時と反対のため、分極反転が起こり、大きな反転電荷がビット線に読み出される。メモリセルMC20がデータ“0”を記憶している場合、強誘電体キャパシタ52に掛かる電圧の極性は、書き込み時と同じため、分極反転は起こらず、比較的小さな電荷がビット線に読み出される。このときビット線の電圧は上昇しようとする。
ビット線の電圧が僅かに上がると、キャパシタ30との容量結合により、電位シフト回路24の出力ノードSHIFTの電位は上昇する。このときpMOSトランジスタ25のゲート・ソース間電圧(絶対値)は大きくなるため、pMOSトランジスタ25にドレイン電流が発生し、電位シフト回路24のキャパシタ30に蓄えられた電荷は、ノードSHIFTからノードPLUSに転送される。一方、ビット線の電圧が僅かに上がると、キャパシタ43との容量結合により、フィードバックインバータ41の入力電圧IINは上昇する。フィードバックインバータ41の反転増幅作用およびキャパシタ44の容量結合によりノードVTHの電圧は下がり、pMOSトランジスタ25のゲート・ソース間電圧(絶対値)はさらに大きくなるため、フィードバックインバータ41は、電荷転送用トランジスタ25の電荷転送能力を調整する制御回路として動作する。
この電荷転送能力は、例えば2つのキャパシタ43、44の容量を変化させることによって制御されるが、キャパシタ44の容量を大きくする場合にはインバータアンプ40の負荷が大きくなるため、インバータアンプを構成するトランジスタの、例えばゲート幅を大きくすることが必要となる。
結局ノードSHIFTの電位上昇は抑えられ、時刻T4で再びほぼ電源電圧VDDに保持される。キャパシタ34はノードPLUSに転送された電荷を蓄積するため、ノードPLUSの電圧(読み出し電圧)は上昇する。このように電荷蓄積回路27のキャパシタ34は、蓄積電荷に応じて読み出し電圧を生成する読み出し回路として動作する。
時刻T5において、ビット線BL(BLEまたはBLO)に接続されたメモリセルMC20に対応するノードPLUSの読み出し電圧は、ソースフォロア回路28でノードSAに出力され、図2に示したセンスアンプSA19で差動増幅される。そしてメモリセルMCに記憶されていたデータの論理値が読み出される。その後、一般の強誘電体メモリと同様に、読み出し動作により分極反転したメモリセルMCの分極状態を元に戻すリストア動作が実施される。
ビット線GNDセンス方式では、読み出し動作のとき、ビット線のわずかな上昇により、電荷転送用のpMOSトランジスタ25のゲート・ソース間に電位差が発生する。これによりpMOSトランジスタ25のゲートを開いてドレイン電流を発生させ、電荷を電荷蓄積回路27へ転送して、ビット線の電位は再びGNDへ戻るという動作を行う。これを実現するために、図8の従来例では閾値電圧生成回路105(初期化回路)、負電圧生成回路106(電荷蓄積回路、初期化回路)、およびレベルシフト回路107が必要であったが、本発明ではこれらの回路が不要となるか、その構成が簡単になる。
本発明であらたに必要となる電位シフト回路24、ソースフォロア回路28、および構成変化後の閾値電圧生成回路26、電荷蓄積回路(初期化回路)27の面積は小さく、センスアンプ面積の縮小を図ることができる。また初期化回路および制御信号の個数も少なく、アクセスタイムの高速化を図ることが可能となる。
本発明の半導体記憶装置の内部のプリセンスアンプの原理構成ブロック図である。 本発明における半導体記憶装置の基本構成ブロック図である。 メモリセルの構成を示す回路図である。 プリセンスアンプの第1の実施例の構成回路図である。 図4のプリセンスアンプの動作例のタイムチャートである。 プリセンスアンプの第2の実施例の構成回路図である。 図6のプリセンスアンプの動作例のタイムチャートである。 ビット線GNDセンス方式の従来例の構成回路図である。 図8のプリセンスアンプの従来例の動作タイムチャートである。
符号の説明
1、20 メモリセル
2、22 プリセンスアンプ
3、19 センスアンプ
4、24 電位シフト回路
5 電荷転送回路
6、27 電荷蓄積回路
7 ビット線初期化回路
10 メモリコア
11 データ出力バッファ
12 アドレスバッファ
13 コマンドバッファ
14 ロウデコーダ
15 コラムデコーダ
16 タイミング生成回路
17 ワードドライバ
18 プレートドライバ
21 メモリセルアレー
26 閾値電圧生成回路
28 ソースフォロア回路
40 インバータアンプ

Claims (10)

  1. プレート線とビット線とに接続されるメモリセルと、
    該ビット線に接続され、該プレート線への電圧印加に伴うビット線の電圧変化に対応して一時的に出力電圧が変化し、その後プレート線への電圧印加以前の電圧を出力する電位シフト回路とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記電位シフト回路に接続され、前記ビット線の電圧変化に対応する該電位シフト回路の一時的な出力電圧の変化に対応して、前記ビット線に流れる電荷を転送する電荷転送回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記電荷転送回路に接続され、該電荷転送回路から転送される電荷を蓄積して、前記メモリセルからの読み出し電圧を生成する電荷蓄積回路をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記電荷蓄積回路によって生成される前記読み出し電圧の入力に対応して、前記メモリセルに保持されていたデータの論理値を判定するセンスアンプをさらに備えることを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線に接続され、該ビット線に接続されているメモリセルからのデータ読み出しの前に、該ビット線の電位を初期化するビット線初期化回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ビット線に接続され、該ビット線の電圧変化に対応して、前記電荷転送回路の転送能力を制御する反転増幅回路をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  7. 前記電荷転送回路に接続され、該電荷転送回路から転送される電荷を蓄積して、前記メモリセルからの読み出し電圧を生成する電荷蓄積回路をさらに備えることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記電荷蓄積回路によって生成される前記読み出し電圧の入力に対応して、前記メモリセルに保持されていたデータの論理値を判定するセンスアンプをさらに備えることを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 前記ビット線に接続され、該ビット線に接続されているメモリセルからのデータ読み出しの前に、該ビット線の電位を初期化するビット線初期化回路をさらに備えることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  10. プレート線とビット線とに接続されるメモリセルからのデータ読み出し方法であって、
    該ビット線に接続された電位シフト回路が、プレート線への電圧印加に伴うビット線の電圧変化に対応して一時的に変化する電圧を出力し、
    該電位シフト回路に接続された電荷転送回路がビット線に流れる電荷を転送し、
    該電荷転送回路に接続された電荷蓄積回路が、該転送された電荷を蓄積してメモリセルからの読み出し電圧を生成することを特徴とするデータ読み出し方法。
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