JP2008057353A - 圧縮機のリテーナ一体型ガスケット - Google Patents
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Abstract
【課題】開弁時の吐出弁が接触するリテーナ部の強度を高めることで、リテーナ部としての信頼性を高める。
【解決手段】シリンダブロック2とリアヘッド6との間に介装するリテーナ一体型ガスケット53は、吐出弁板61のリード弁部63が開弁する際に、吐出圧を受けながらその開度を規制するリテーナ部65が一体に形成されている。このリテーナ部65先端の縁部に、リード弁部63と反対側に向けて突出するよう屈曲する立ち上げ部89を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】シリンダブロック2とリアヘッド6との間に介装するリテーナ一体型ガスケット53は、吐出弁板61のリード弁部63が開弁する際に、吐出圧を受けながらその開度を規制するリテーナ部65が一体に形成されている。このリテーナ部65先端の縁部に、リード弁部63と反対側に向けて突出するよう屈曲する立ち上げ部89を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、シリンダブロックとハウジングとの間に、吐出孔を備えるバルブプレートおよび、吐出孔を開閉可能とする吐出弁とともに設けられ、吐出弁が、開弁する際にバルブプレートから離反する方向に変位して接触するリテーナ部を一体に備える圧縮機のリテーナ一体型ガスケットに関する。
従来のリテーナ一体型ガスケットを備える圧縮機としては、例えば下記特許文献1に記載のものがある。この圧縮機は、回転入力を受ける駆動軸の外周に斜板を取り付け、この斜板に、駆動軸の軸方向に往復動するピストンを設けた構成の斜板式圧縮機である。
そして、上記したピストンが収容されるシリンダボアを有するシリンダブロックと、このシリンダブロックのシリンダボア開口側に装着されて、吸入室および吐出室を備えるハウジングとの間に、バルブプレートやガスケットを介在させる。
バルブプレートは、吸入室および吐出室にそれぞれ連通する吸入孔および吐出孔を備え、これら吸入孔および吐出孔を開閉するための吸入弁および吐出弁を設けている。
また、ガスケットには、吐出弁が吐出孔から離反移動して開弁する際に、吐出圧を受けながらその開度を規制するリテーナ部が一体に形成されている。すなわち、ここでのガスケットは、リテーナ一体型ガスケットである。このリテーナ一体型ガスケットにおけるリテーナ部の外周側には、シリンダボアと吐出室とを、バルブプレートの吐出孔を通して連通する吐出開口を備えている。
実開平4−125682号公報
ところで、上記した従来のリテーナ一体型ガスケットは、開弁する際の吐出弁が、吐出圧を受けることで、リテーナ部に対して押し付けるようにして接触するが、このリテーナ部は、吐出開口側の縁部が単に平板状となっているため強度が不充分であり、信頼性の低下を招いている。
そこで、本発明は、開弁時の吐出弁が接触するリテーナ部の強度を高めることで、リテーナ部としての信頼性を高めることを目的としている。
本発明は、シリンダブロックとハウジングとの間に、吐出孔を備えるバルブプレートおよび、前記吐出孔を開閉可能とする吐出弁とともに設けられ、前記吐出弁が、開弁する際に前記バルブプレートから離反する方向に変位して接触するリテーナ部を一体に備える圧縮機のリテーナ一体型ガスケットにおいて、前記リテーナ部の前記吐出弁先端側に対応する位置に、前記吐出孔に連通する吐出開口を設け、この吐出開口に対応する前記リテーナ部の縁部から前記吐出弁と反対側に突出するよう屈曲する立ち上げ部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、吐出開口に対応するリテーナ部の縁部から、吐出弁と反対側に突出するよう屈曲する立ち上げ部を設けたので、リテーナ部の吐出開口に対応する縁部の強度が高まり、リテーナ部としての信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す圧縮機の断面図である。本実施形態の圧縮機1は、図1に示すように斜板式の可変容量圧縮機である。この圧縮機1は、複数のシリンダボアBが円周方向に等間隔に配置されたシリンダブロック2と、該シリンダブロック2の前端面に接合され且つ内部にシリンダボアBと連通するクランク室5を形成するフロントヘッド4と、シリンダブロック2の後端面にバルブプレート9を介して接合され且つ内部に吸入室7および吐出室8を形成するハウジングとしてのリアヘッド6と、を備える。これらシリンダブロック2とフロントヘッド4とリアヘッド6は、複数のスルーボルト13によって締結固定される。
バルブプレート9とリアヘッド6との間には、略円板状のリテーナ一体型ガスケット53が介在し、吸入室7および吐出室8の密閉性が保持されている。また、バルブプレート9とシリンダブロック2との間にはガスケット54が介在し、シリンダボアBの密閉性が保持されている。
バルブプレート9は、円板状に形成され、各シリンダボアBに対応する位置に貫通形成され当該シリンダボアBと吸入室7とを連通する吸入孔11と、各シリンダボアBに対応する位置に貫通形成され当該シリンダボアBと吐出室8とを連通する吐出孔12と、を備えている。
後で詳しく説明するが、バルブプレート9のリアヘッド6側には、吸入孔11を開閉する吸入弁機構70および、吐出孔12を開閉する吐出弁機構60がそれぞれ設けられている。
シリンダブロック2およびフロントヘッド4の中心の中央貫通口14および18にはラジアル軸受15および19を介して駆動軸10が軸支され、これにより駆動軸10がクランク室5内で回転自在となっている。
なお、駆動軸10にクランク室5内で固定されたロータ21の前端面とフロントヘッド4の内壁面との間にスラスト軸受20が介在しており、シリンダブロック2の中央貫通口14に固定された調整ネジ17と、駆動軸10に形成された段差面との間に、スラスト軸受16が介在している。これにより、駆動軸10の軸方向への動きが規制されている。
クランク室5内には、駆動軸10の回転をピストンPの往復動に変換する変換機構が設けられている。変換機構は、駆動軸10に固設された回転部材としてのロータ21と、駆動軸10に対して軸方向にスライド自在で且つ傾動自在に装着された回転斜板24と、ロータ21と回転斜板24とを連結し回転斜板24の傾角の変動を許容しつつロータ21の回転トルクを回転斜板24に伝達する連結機構40と、を備える。
回転斜板24の外周部には、各ピストンPが半球状の一対のピストンシュー30、30を介して連結され、回転斜板24が回転すると、回転斜板24の傾斜角度に応じてピストンPがシリンダボアB内で往復動する。このピストンPの往復動により、吸入室7内の冷媒がバルブプレート9の吸入孔11を通じてシリンダボアB内に吸入された後シリンダボアB内で圧縮され、圧縮された冷媒がバルブプレート9の吐出孔12を通じて吐出室8へ吐出される。
回転斜板24がリターンスプリング52に抗してシリンダブロック2側に近接移動すると回転斜板24の傾斜角は減少し、一方、回転斜板24がディスストロークスプリング51に抗してシリンダブロック2から離れる方向に移動すると回転斜板24の傾斜角は増大する。
可変容量の制御
冷媒の吐出容量を変化させるには、回転斜板24の傾斜角を変化させてピストンストロークを変化させる。より具体的には、ピストンPの後面側のクランク室圧PcとピストンPの前面側の吸入室圧Psとの差圧(圧力バランス)により、回転斜板24の傾角を変化させてピストンストロークを変化させる。そのため、この可変容量圧縮機には、圧力制御機構が設けられている。圧力制御機構は、クランク室5と吸入室7とを連通する抽気通路(図示せぬ)と、クランク室5と吐出室8とを連通する給気通路(図示せぬ)と、この給気通路の途中に設けられ給気通路を開閉制御する制御弁33と、を有する。
冷媒の吐出容量を変化させるには、回転斜板24の傾斜角を変化させてピストンストロークを変化させる。より具体的には、ピストンPの後面側のクランク室圧PcとピストンPの前面側の吸入室圧Psとの差圧(圧力バランス)により、回転斜板24の傾角を変化させてピストンストロークを変化させる。そのため、この可変容量圧縮機には、圧力制御機構が設けられている。圧力制御機構は、クランク室5と吸入室7とを連通する抽気通路(図示せぬ)と、クランク室5と吐出室8とを連通する給気通路(図示せぬ)と、この給気通路の途中に設けられ給気通路を開閉制御する制御弁33と、を有する。
制御弁33によって給気通路を開くと、吐出室8から高圧の冷媒ガスが給気通路を通じてクランク室5に流れ込み、これによりクランク室5内の圧力が上昇する。クランク室5内の圧力が上昇すると、回転斜板24はシリンダブロック2側に近接移動しつつその傾斜角が減少することで、ピストンストロークが小さくなり、吐出量が減少する。
一方、制御弁33によって給気通路を閉じると、抽気通路を通じてクランク室5内の冷媒ガスが吸入室7に常時抜けていっているため、次第に吸入室7とクランク室5との圧力差がなくなって均圧化していく。すると、回転斜板24はシリンダブロック2から離れる方向に移動しつつその傾斜角が増大して、ピストンストロークが大きくなり、吐出量が増大する。
弁機構
次に、弁機構60,70について説明する。
次に、弁機構60,70について説明する。
まず、吐出弁機構60について図1を参照しつつ説明する。吐出弁機構60は、吐出弁板61を備えて構成されている。吐出弁板61は、図1に示すようにバルブプレート9とリアヘッド6との間に狭持される。吐出弁板61は、弾性可撓性を有する薄板(たとえば金属薄板など)で形成され、吐出孔12に対応する位置に吐出弁としてのリード弁部63を有する。
リード弁部63は、シリンダボアB内が所定圧力以下で吐出孔12を閉塞しており、シリンダボアB内が所定圧力を越えると吐出孔12を開放する。つまり、リード弁部63は、吸入行程および圧縮行程の途中では吐出孔12を閉塞し、圧縮行程の最終段階の吐出行程で吐出孔12を開放する。このリード弁部63の開限位置は、ガスケット53に設けられたリテーナ部65によって規制される。リテーナ部65については、後で詳細に説明する。
次に、吸入弁機構70ついて図1を参照しつつ説明する。
吸入弁機構70は、回転弁71,ストッパ73およびコイルスプリング75を備えて構成されている。これら回転弁71,ストッパ73およびバネ部材としてのコイルスプリング75は、図1に示すように、いずれも吸入室7に配置されている。
回転弁71は、略円板状に形成され、その中央部に中央貫通口71bが形成されている。この回転弁71の中央貫通口71bに、バルブプレート9の中央貫通口9cを貫通して吸入室7まで延在する駆動軸10の軸方向端部10aが、装着されている。回転弁71の中央貫通口71bおよびこの駆動軸10の軸方向端部10aは、非円形(この例では6角形)の同一形状に形成されており、これにより回転弁71が駆動軸10に対して軸方向にスライド自在な状態で、一体的に回転する。
ストッパ73は、駆動軸10の軸方向端部10aに締結手段としてのボルト77により、軸方向の移動が規制されている。ストッパ73から一対のアーム73aが回転弁71に向けて突設されており、この一対のアーム73aが回転弁71に連結され、これにより、ストッパ73が回転弁71と一体的に回転する。そして、ストッパ73と回転弁71との間にコイルスプリング75が圧縮保持されており、これにより、回転弁71はバルブプレート9に対して付勢された状態で常時密着している。
回転弁71には、円弧状に延びる長孔形状の吸入通路71cが貫通形成されており、回転弁71が回転すると、回転弁71の吸入通路71cがバルブプレート9の吸入孔11と順次に重なりあって、当該吸入孔11を順に開弁していく。
なお、吸入通路71cによる吸入孔11の開弁タイミングは、ピストンPの吸入行程に同期するように設定されている。
次に、前記したリテーナ一体型ガスケット53について説明する。図2は、リテーナ一体型ガスケット53の前記図1中の右側から見た正面図、図3は、リテーナ一体型ガスケット53の図2中で紙面表側から見た斜視図、図4は、図1のA部の拡大図である。
このリテーナ一体型ガスケット53は、内側に環状の内シール部55が、外周に環状の外シール部57がそれぞれ形成されている。内シール部55のさらに内側には、前記した回転弁71が配置される中央貫通孔55aが形成されている。
リテーナ一体型ガスケット53は、内シール部55の外周側から放射方向に延びるリテーナ部65を、円周方向に沿って複数備えている。ここでのリテーナ部65は、リード弁部63が、吐出圧を受けて図1,図4中で右方向へ変位してバルブプレート9の吐出孔12から離反する際に、吐出圧を受けながらその開度を規制する。
リテーナ一体型ガスケット53の上記した外シール部57に対応する、リテーナ部63の外周側には、バルブプレート9の吐出孔12に連通する吐出開口85を設けるとともに、リテーナ部65の円周方向両側にも、吐出孔12に連通する吐出開口87を設けている。これら各吐出開口85,87および前記したバルブプレート9の吐出孔12は、リード弁部63が図1,図4中で右方向へ変位して吐出孔12から離反して開弁した状態で、吐出室8とシリンダボアBとを連通する。
前記したリテーナ部65は、図1,図4に示すように、吐出開口85に対応する縁部が、閉弁状態のリード弁部63から離れた位置となるよう全体が傾斜しており、かつその先端における、吐出開口85に対応する縁部から、リード弁部63と反対側の図1,図4中で右側向けて突出するよう屈曲する立ち上げ部89を設けている。
また、リテーナ部65は、その先端側の両側部を外シール部57に対して傾斜面91にて接続してあり、この傾斜面91の吐出開口85側の縁部にも、前記した立ち上げ部89と同方向に屈曲しかつ立ち上げ部89と連続する立ち上げ部93を設けている。これら各立ち上げ部89,93の屈曲外側の角部89a,93aは、R形状としている。
そして、これら各R形状とした角部89a,93aを備える立ち上げ部89,93は、リード弁部63の先端と基端とを結ぶ方向(駆動軸10の直径方向に相当)と交差する直交方向に延びる直線部95(図2参照)となっており、この直線部95より前方(直径方向外側)の吐出開口85に、リード弁部63の先端の一部が突出して露出した状態で位置している。
なお、リテーナ一体型ガスケット53における符号90で示す丸孔は、スルーボルト13の挿入孔である。
上記構成において、圧縮機1が駆動すると、ピストンPがシリンダボアB内を往復移動し、この往復移動によって吸入室7の冷媒ガスがシリンダボアBに吸入されるとともに、吸入された冷媒ガスが圧縮されて吐出室8に吐出される。
ここで、シリンダボアBに吸入された冷媒ガスが圧縮されて吐出室8に吐出される際に、リード弁部63が吐出圧を受けて開弁するが、このときリード弁部63は、図4中の実線で示すように、リテーナ部65を対し押し付けるようにして変位することから、リテーナ部65には吐出圧が作用することになる。
ところが、本実施形態では、リード弁部63に押し付けられて吐出圧が作用するリテーナ部65の先端側の縁部には、リテーナ部65から略90度の角度で立ち上がるように屈曲する立ち上げ部89,93を設けているので、リテーナ部65の吐出開口85側の縁部の強度が高まり、リテーナ部65としての信頼性を高めることができる。
また、立ち上げ部89,93の屈曲外側の角部89a,93aをR形状としているので、リード弁部63から外れた位置においては、これら角部89a,93aによってシリンダボアBから吐出室8に向けて流れる冷媒ガスの流れがスムーズとなり、圧縮機1としての性能向上に寄与することができる。
さらに、図2に示すように、立ち上げ部89,93における直線部95より吐出開口85側に、リード弁部63の先端が突出し露出するように位置しているが、このリード弁部63が、開弁時にリテーナ部65に接触して屈曲外側の角部89aに押し付けられても、この角部89aはR形状としているので、リード弁部63の損傷を防止して保護することができる。
また、リテーナ部65の吐出開口85側の縁部の強度が向上することにより、吐出開口85の開口面積をより大きく設定することが可能となり、圧縮機1としての性能向上に寄与することができる。
さらに、上記したリテーナ部65の強度向上により、本リテーナ一体型ガスケット53の薄肉化が可能であり、薄肉化により、内シール部55もしくは外シール部57において環状のエンボス加工が容易となってシール性を高めることができるとともに、材料費が低減してコスト低下を達成することができる。
図5は、本発明の他の実施形態を示す、前記図2に対応するリテーナ一体型ガスケット53Aの正面図である。このリテーナ一体型ガスケット53Aは、図2に示したリテーナ一体型ガスケット53のリテーナ部65先端の縁部における直線部95の長さ方向中央部に、吐出開口85に向けて突出する凸状の円弧形状部97を設けている。
その他の構成は、図2のものと同様であり、図2と同一構成部分については同一符号を付してある。
上記したリテーナ部65先端の円弧形状部97は、リード弁部63の先端の凸円弧形状と略同心状に形成してあり、リード弁部63の先端を円弧形状部97よりも吐出開口85側に僅かに突出させた状態とする。
上記した構成とすることで、リード弁部63が吐出圧を受けてリテーナ部65に押し付けられる際に、先端形状を互いに同じ凸円弧形状としている上、リード弁部63の先端の吐出開口85への突出量(突出長さ)が図2に対して小さい(短い)ので、吐出開口85に対応するリテーナ部65の縁部に押し付けられることによるリード弁部63の損傷を防ぐことができる。
1 圧縮機
2 シリンダブロック
6 リアヘッド(ハウジング)
9 バルブプレート
12 吐出孔
53 リテーナ一体型ガスケット
63 リード弁部(吐出弁)
65 リテーナ部
85 吐出開口
89,93 立ち上げ部
89a,93a 立ち上げ部の屈曲外側の角部
95 リード弁部の先端と基端とを結ぶ方向と直交する方向に延びる直線部
97 リテーナ部先端の凸状の円弧形状部
2 シリンダブロック
6 リアヘッド(ハウジング)
9 バルブプレート
12 吐出孔
53 リテーナ一体型ガスケット
63 リード弁部(吐出弁)
65 リテーナ部
85 吐出開口
89,93 立ち上げ部
89a,93a 立ち上げ部の屈曲外側の角部
95 リード弁部の先端と基端とを結ぶ方向と直交する方向に延びる直線部
97 リテーナ部先端の凸状の円弧形状部
Claims (4)
- シリンダブロック(2)とハウジング(6)との間に、吐出孔(12)を備えるバルブプレート(9)および、前記吐出孔(12)を開閉可能とする吐出弁(63)とともに設けられ、前記吐出弁(63)が、開弁する際に前記バルブプレート(9)から離反する方向に変位して接触するリテーナ部(65)を一体に備える圧縮機のリテーナ一体型ガスケットにおいて、前記リテーナ部(65)の前記吐出弁(63)先端側に対応する位置に、前記吐出孔(12)に連通する吐出開口(85)を設け、この吐出開口(85)に対応する前記リテーナ部(65)の縁部から前記吐出弁(63)と反対側に突出するよう屈曲する立ち上げ部(89,93)を設けたことを特徴とする圧縮機のリテーナ一体型ガスケット。
- 前記立ち上げ部(89,93)の屈曲外側の角部(89a,93a)をR形状としたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機のリテーナ一体型ガスケット。
- 前記R形状とした屈曲外側の角部(89a,93a)に、前記吐出弁(63)の先端と基端とを結ぶ方向と交差する方向に延びる直線部(95)を設け、この直線部(95)より前方の前記吐出開口(85)に前記吐出弁(63)の先端が露出していることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機のリテーナ一体型ガスケット。
- 前記吐出弁(63)先端を凸状の円弧形状とし、この円弧形状に対応して、前記吐出開口(85)に対応する前記リテーナ部(65)の前記立ち上げ部(89)を備える縁部に、凸状の円弧形状部(97)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機のリテーナ一体型ガスケット。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014139472A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-07-31 | Horiba Ltd | シール部材、及び、シール部材の製造方法 |
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2006
- 2006-08-29 JP JP2006232397A patent/JP2008057353A/ja active Pending
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