JP2008056031A - あおりの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成によってあおりの開閉保持状態を任意の位置で確実に維持可能として、開閉作業の労力の軽減を図る。
【解決手段】 フレーム1には、手動の操作部を設けていると共に駆動モータ14を備えている駆動装置2を設け、駆動モータの駆動によって回転するねじ棒3をフレームに固定し、ねじ棒3に移動体4をねじ結合し、移動体4に移動軸33を介してクランク5を連結し、クランクの先端部にあおり接続用のアーム6を支持し、フレーム1は第1の結合軸40を介してフリーリンゲージ7と、クランク5は第2の結合軸41を介してフリーリンゲージとそれぞれ連結され、クランクは移動体に連動してねじ棒3に沿ってスライドしながら移動軸を中心として回転し、この回転動作に従動してフリーリンゲージが第1の結合軸を中心として回転し、クランクのスライド距離に応じてアーム6を介してあおり43を開閉可能とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、トラックやトレーラーなどの貨物自動車の荷台に取り付けられているあおりの開閉装置に関するものである。
貨物自動車の荷台に取り付けられているあおりは、荷物を積載する荷台の諸条件に合せて、座高や長さと共に、大型化する方向にある。このため、あおり開閉作業に対する労力の軽減を図るなどの目的から、ばねを利用した種々のあおりの開閉に係る装置が提案されている(特開平10−167124号公報、特開平11−124057号公報及び特開2002−68024号公報など)。
例えば、特開平10−167124号公報記載のあおりの開閉補助装置は、荷台下に取り付けられるボックス形ベースと、このベースの開口部付近に配置されている作動レバーと、一端があおりへの取付部材とピンで連結された連結リンクと、上記作動レバー側に向かって下方へ斜めに配設したフック状のばね力伝達レバーと、上記ベースの他端に取り付けたばね座に載置した戻しばねとから構成されており、あおりはヒンジを回転中心として荷台に取り付けられている。上記作動レバーの基端が回動支点となるピンを介して上記ベースに回動自在に装着されていると共に、先端が連結支点となるピンを介して上記連結リンクの一端に連結されている。上記ばね力伝達レバーの先端は上記作動レバーの基端に加動点であるピンを介して連結され、基端はコイル状の戻しばねがセットされている。
あおりを開放する場合には、ヒンジを中心として上記荷台側とは反対方向(例えば反時計方向)へあおりを回動させると、取付部材及び連結リンクを介して作動レバーが基端のピンを中心として反時計方向に回動し、これによってばね力伝達レバーが戻しばねを圧縮する。この戻しばねの反発力が、ばね力伝達レバー、連結リンク及び取付部材を介してあおりを支える補助となり、あおりを支える作業者の負担を軽減させる。
あおりを閉じる場合には、戻しばねの反発力が、ばね力伝達レバーを介して上記作動レバーの基端の加動点であるピンに有効に作用し、作動レバーを時計方向に強く回動作させ、連結リンク及び取付部材を介してあおりを時計方向に回動させて全閉状態にさせる。
特開平10−167124号公報 特開平11−124057号公報 特開2002−68024号公報
従来のばねとリンク等とを組合せて、ばねの反発力を利用してあおりの開閉作業をする装置にあっては、あおりを任意の位置で確実に保持できない不都合があった。すなわち、あおりの開放時に、ばね力のみではあおりの落下力を調整したり、急激なあおりの働きを制御することは難しく、この課題を解決するためには複雑なリンク機構及びロック機構を組み込む対策が考えられるが、構成が複雑になる新たな課題が生じる。
また閉作業時の持上げ補助力に関して、構造的にあおり自体の開作業時の開閉角度によっては、保持力が不足するため、あおりがほぼ水平以上になるまで、一気に開く必要があり、その分作業者に負担となっていた。
さらに、あおりを下死点まで開いて保持する場合(起立するあおりを約180度回転させた状態を保持する場合)、ばねの反発力で、あおりが外側に傾斜することが多い。このために、フォークリフトによる荷台への積載作業時に、荷台の側面を通るフォークリフトが上記あおりに接触することがあり、あおりが外側に傾かないような工夫が求められていた。
この発明の目的は、簡単な構成によってあおりの開閉保持状態を任意の位置で確実に維持可能として、開閉作業の労力の軽減を図ることにある。
この発明の第1の特徴は、荷台の下部に取り付けられるフレームと、手動の操作部を設けていると共に自動駆動部を備えている駆動装置と、上記フレームに固定されており、上記自動駆動部の駆動によって回転可能であるねじ棒と、このねじ棒にねじ結合されている移動体と、この移動体に移動軸を介して連結されているクランクと、このクランクの先端部側に連結軸を介して支持してあるあおり接続用のアームと、上記クランクとフレームとを結合するためのフリーリンゲージとを具備していることにある。上記クランクは上記移動体に連動して上記ねじ棒に沿ってスライド可能かつ上記第2の結合軸を中心として回転可能であり、上記フリーリンゲージは、一側で上記フレームと第1の結合軸を介して、他側で上記クランクと第2の結合軸を介してそれぞれ結合されており、上記移動軸はクランクをスライドさせる可動軸であり、上記第1の結合軸はフリーリンゲージの回転中心となる固定軸であり、上記第2の結合軸はフリーリンゲージを上記第1の結合軸を中心として従動させる従動軸であり、上記クランクは上記移動体に連動してスライドしながら上記移動軸を中心として回転し、この回転動作に従動して上記フリーリンゲージが上記第1の結合軸を中心として回転し、上記クランクのスライド距離に応じて上記アームを介してあおりを開閉可能とするものである。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を前提として、クランクが第2の結合軸を軸受けする基端側からアームを支持する先端側に向けて上る方向に傾斜されていることにある。
この発明の第3の特徴は、上記第1又は第2の特徴を前提として、自動駆動部が駆動モータであり、この駆動モータが駆動伝達機構を介してねじ棒と連動関係にあり、上記駆動伝達機構のウォームシャフトが一方で上記駆動モータに他方でウォーム及びウォームホイールを介してねじ棒にそれぞれ通じていると共に、手動操作部を兼用していることにある。
この発明において、駆動装置によるクランクの動作の自動化によって、貨物自動車の荷台のあおりを確実に開閉でき、開閉作業の効率化及び迅速化を図ることができる。
この発明において、手動によってあおりを開閉するための手動操作部を設けてあるので、自動制御ができない故障時でもあおりの開閉を操作することができ、常に円滑な積載作業を継続することができる。
この発明において、構成が簡単であるために開閉装置の軽量化・小型化ができ、貨物車輌に対する装着作業の効率化・軽量化に寄与する。
この発明において、あおりの開閉時におけるあおりの位置を確実に保持でき、従来課題であったスプリング等の反発によるあおりの無用の動きを防止することができる。
この発明において、あおりの開閉操作は、自動と手動を組合せた構造としているので、あおりの開閉保持を任意の位置でできるので、開閉操作に伴う労力の軽減を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図5に示すあおりの開閉装置は、フレーム1、駆動装置2、ねじ棒3、移動体4、クランク5、あおり接続用のアーム6及びフリーリンゲージ7を備えている。
フレーム1は、図1〜図5に示すように両側板8,9と、両側板を上側及び下側で連結する上側及び下側の各カバー10,11と、前板12とからなるケーシングである。両側板8,9のうち、一方(図4上方)の側板8は左端部側が他方の側板9のそれより長くしてあり、長く延長されている部分の同図下方側にスペースが開けられている。上側のカバー10及び下側のカバー11は泥よけでもあり、上側のカバーは荷台42の下部に車体取付けねじ30によって固定されるので、フレーム1は荷台42に水平状態に取り付けられる。下側のカバー11は両側板8,9に止めねじ13で固定されており、両側板間の図1右側の開口を覆う前板12と共に正面L形に形成されている。
フレーム1は、図6〜図9に示すように両側板8,9の上部が水平に折り曲げられた受け部8a,9aとなっており、両受け部上に上側のカバー10が載せられる(図3及び図5)。両受け部8a,9aには長孔8b,9bが開けられており、上側のカバー10の長孔10aと対向位置して、対向する長孔内を車体取付けねじ30が挿入される(図3及び図4)。また図6〜図8に示すように両側板8,9にはクランクスライド用の長孔8c,9cを水平に開けてある。両側板8,9には長孔8c,9cの下方に円形状の第1の結合軸用の軸受け孔8d,9dを開けてある。
図1〜図5に示す駆動装置2は電動式のものであるが、手動による操作も可能である。
駆動装置2は自動駆動部を構成している駆動モータ14、駆動伝達機構15及び手動操作部16を設けている。駆動モータ14は一方(図4上方)の側板8の左側端部の内側に配置されているモータケース17内に収納されており、モータ駆動軸側がモータプレート18及び止めねじ19(図2)を通じて側板8に支持されている。
図1、図2及び図4に示す駆動伝達機構15において、駆動モータ14の駆動軸の先端側はモータプレート18より突出され、その突出端に第1のプーリー24を取り付けてある。
ギアケーシング20はモータケース17に隣接して配置されている。ギアケーシング20は両側板8,9間に保持されている。ギアケーシング20の内部下方にはウォームシャフト21及びウォーム22が、上方でウォームと噛み合っているウォームホイール23がそれぞれ設けられている。ウォームシャフト21の先端側(図4上端側)は一方の側板8より突出されており、その突出端に第2のプーリー25を取り付けてある。第1のプーリー24と第2のプーリー25との間にタイミングベルト26が掛け回されている。第1のプーリー24と第2のプーリー25とはプーリーカバー27によって覆われている。
ウォームシャフト21は手動操作部16でもあり、ウォームシャフトの後端側(図4下端側)はギアケーシング20より突出されており、突出端部に操作つまみ28を設けてある。
したがって、駆動モータ14の駆動は、第1のプーリー24、タイミングベルト26及び第2のプーリー25に伝えられて減速されて、入力軸であるウォームシャフト21、ウォーム22及びウォームホイール23を経てねじ棒3に伝達される。
操作つまみ28を回転操作することによって、ウォームシャフト21が回転され、手動操作部16の回転駆動力がウォーム22及びウォームホイール23を経てねじ棒3に伝達される。
ねじ棒3は、図1及び図2に示すようにフレーム1内に水平状態に配置されている。ねじ棒3は、その後端(図1左端)にギアケーシング20内においてウォームホイール23を取り付けてあり、先端にストッパ29を固定してある。ねじ棒3は、ウォームホイール23を通じて駆動モータ14からの駆動力が伝達されることによって回転可能となる。
移動体4は図1及び図2に示すようにナット部31を設けてある。ナット部31は図10に示すように左側端部が移動体4の本体にねじ込まれており、止めねじ32によって固定されている。移動体4の内部はねじ棒3が貫通されており、ナット部31がねじ棒にねじ結合されている。移動体4はねじ棒3の回転に伴ってナット部31を介してねじ棒の軸心方向にスライド可能である。移動体4の図10上下両側部は移動軸33を介してクランク5と連結されている。対向する移動軸33の外端部側はフレーム1の側板8,9に開けてあるクランクスライド用の長孔8c,9c(図10)を貫通してクランク5に接続されている。移動体4の移動範囲と長孔8c,9cの長さとは同じであるために、移動体はフレーム1の長さ方向に沿って水平移動自在である。
クランク5は、図4及び図11〜図12に示すようにフレーム1の外側に配置されているクランク板35と、両クランク板の底部間を連結している底板36とからなる。クランク5は、図11に示すように基端側である後端側(左端側)の上部に移動軸用の軸受け孔35aを、その後端側下部に第2の結合軸用の軸受け孔35cを、先端側に連結軸用の軸受け孔35bをそれぞれ開けてある。そしてクランク5は、図11に示すように基端側から先端側に向けて上る方向に傾斜され、軸受け孔35cの中心と軸受け孔35bの中心とを結ぶラインの傾斜角をθとしてある。
図1〜図4において、クランク5は先端部側にあおり接続用のアーム6を支持してある。あおり接続用のアーム6は両クランク板35と間に亘る連結軸37を介して起立されている。連結軸37はクランク板35の軸受け孔35bに軸受けされている。アーム6の先端部(図3上端部)には、蝶番シャフト38を回転中心とするあおり蝶番39を取り付けてある。あおり蝶番39は荷台42のあおり43の外面(図2右面)にビスによって固定される。クランク5は、その後端側(図2左端側)の上部が移動軸33を回転中心として移動体4と連結されている。移動軸33はクランク板35の軸受け孔35aに軸受けされている。クランク5は、その後端側下部がフリーリンゲージ7と結合されている。
フリーリンゲージ7は図1〜図4に示すようにクランク5のクランク板35の外側にそれぞれ配置されている対の長円形状の板体からなる。対向するフリーリンゲージ7は、図1左右両側を第1及び第2の結合軸40,41によって連結され、一体化されている。第1の結合軸40の両端はフリーリンゲージ7の一側でフレーム1の両側板8,9の軸受け孔8d,9dに軸受けされている。また第2の結合軸41の両端はフリーリンゲージ7の他側でクランク5の両クランク板35の軸受け孔35cに軸受けされている。
フリーリンゲージ7は第1の結合軸40を介してフレーム1と結合する関係にあり、この第1の結合軸を回転中心としている。またフリーリンゲージ7は第2の結合軸41を介してクランク5と結合する関係にあり、この第2の結合軸に対して回転可能である。
フリーリンゲージ7並びに第1及び第2の結合軸40,41は、フレーム1とクランク5との連動関係において中間伝達機構の役割を果たしている。
駆動装置2、ねじ棒3、移動体4、クランク5、アーム6及びフリーリンゲージ7の各関係について説明する。
駆動装置2の駆動モータ14の電動駆動によって駆動力は入力軸であるウォームシャフト21に伝えられ、さらにウォーム22及びウォームホイール23を経てねじ棒3に回転力として伝達されるから、このねじ棒が回転され、その回転方向によって移動体4は前後(図1左右方向)に水平移動する。移動体4の移動時には移動軸33がフレーム1の長孔8c,9c(図6)内を移動する。
クランク5は移動体4の前後移動に追従して同じ方向に水平移動し、第2の結合軸41を介してフリーリンゲージ7に接続されているので、水平移動しながら移動軸33を回転中心として回転する。クランク5の回転によってアーム6もクランク5の回転方向に応じて起伏し、この起伏動作に伴ってあおり43がヒンジ44を中心として開閉され、例えばクランク5が時計方向に回転すればアームが倒れる方向に回転し、あおり43が図1鎖線に示すように開かれる。
またクランク5はその水平移動によって第2の結合軸41を押し上げ又は押し下げるので、フリーリンゲージ7は第1の結合軸40を中心として回転し、例えばクランク5が前進する方向に所定ストローク移動することにより、第2の結合軸41を押し下げるので、フリーリンゲージ7は第1の結合軸40を中心として時計方向に回転する。
移動軸33はクランク5をスライドさせる可動軸であり、第1の結合軸40はフリーリンゲージ7の回転中心となる固定軸であり、第2の結合軸41はフリーリンゲージの第1の結合軸を中心として従動させる従動軸である。クランク5は移動体4に連動してスライドしながら移動軸33を中心として回転し、この回転動作に従動してフリーリンゲージ7が第1の結合軸40を中心として回転し、クランクのスライド距離に応じてアーム6を介してあおり43を開閉可能とするものである。
あおりの開閉操作について主に図1、図13及び図14を参照して説明する。
あおり43を開放するには、駆動装置2の駆動モータ14を駆動させることによって、駆動伝達機構15を通じてねじ棒3が回転され、このために移動体4は図1実線に示す位置からねじ棒3上を右方(図13矢印A方向)に水平移動され、クランク5も同一方向に水平移動され、この移動に連動してフリーリンゲージ7は第1の結合軸40を中心として時計方向(同図矢印C方向)に回転され、クランク5は移動軸33を回転中心として時計方向(同図矢印B方向)に回転され、アーム6があおり43を外側(図1右側)に引っ張るためにあおりはヒンジ44を中心として時計方向に回転して次第に開かれて行く。
さらに開放動作を継続させ、クランク5が図14に示す全開状態に至る過程では、クランクが所定距離前進して時計方向の回転角度が所定角度を越えると、このクランクが第2の結合軸41を押し上げるために、フリーリンゲージ7は第1の結合軸40を中心として反時計方向(同図矢印C1方向)に回転され、やがてあおり43の開放位置が希望する位置に達した段階で駆動モータ14の駆動を停止すれば、任意の位置における開放状態を確実に維持可能となる。
あおり43を閉じるには、クランク5が図14実線の位置の状態から駆動装置2の駆動モータ14を駆動させ、クランクを図13の鎖線位置まで戻す閉鎖操作を行う。
また手動によるあおり43を開閉は操作つまみ28を使用して、この操作つまみを回転操作することによって、ウォームシャフト21が回転され、手動操作部16の回転駆動力がウォーム22及びウォームホイール23を経てねじ棒3に伝達され、クランク5の開閉動作に移行させる。
図1に示すあおりの開閉装置において、電動による自動化によって、貨物自動車の荷台のあおり43を、確実に速やかに開閉でき、より効率的作業の迅速化を図ることができ、貨物車輌のあおり開閉時の操作位置を確実に保持でき、従来の課題であったスプリング等の反発によるあおりの無用の動きを防止することができる。
そして図示するあおりの開閉装置において、手動操作部16を設けてあり、自動開閉が故障した場合には手動によってあおりの開閉を操作し、積載作業の支障軽減を図ることができる。
また図示するあおりの開閉装置において、より軽量化・小型化でき、貨物車輌に対する装着作業の効率化・軽量化に寄与する。
さらに、上記開閉装置において、あおりの開閉操作は、自動と手動を組合せた構造とし、あおりの開閉保持を任意の位置でできるので、開閉操作に伴う労力の軽減が図れる。
クランク5は、図11に示すように基端側から先端側に向けて上る方向に傾斜されているので、あおり43の開放時にアーム6があおりを外側に引っ張る動作が可能となるので、開放操作がし易い利点があるが、クランク5の構成は図示の例に限定されない。
この発明に係るあおりの開閉装置を示す断面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置を示す正面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置を示す斜視図である。 この発明に係るあおりの開閉装置を示す一部切欠拡大底面図であって、フレームの受け部を省略している図である。 この発明に係るあおりの開閉装置を示すアームの一部を断面している拡大平面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置のフレームの一方の側板を示す拡大正面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置のフレームの他方の側板を示す拡大正面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置のフレームの両側板を示す一部断面拡大側面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置のフレームの両側板を示す拡大平面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置の移動体の取り付け状態を示す一部切欠拡大平面図である。 この発明に係るあおりの開閉装置のクランクにおけるあおりの閉状態におけるクランク板を示す拡大正面図である。 図11の左側面図である。 あおりの開放の途中の過程におけるクランク、フリーリンゲージ及びあおりの連動関係を示す図である。 あおりの開放の最終の過程におけるクランク、フリーリンゲージ及びあおりの連動関係を示す図である。
符号の説明
1 フレーム
2 駆動装置
3 ねじ棒
4 移動体
5 クランク
6 アーム
7 フリーリンゲージ
8,9 側板
14 駆動モータ(自動駆動部)
15 駆動伝達機構
16 手動操作部
21 ウォームシャフト
22 ウォーム
23 ウォームホイール
24 第1のプーリー
25 第2のプーリー
31 ナット部
33 移動軸
35 クランク板
37 連結軸
40 第1の結合軸
41 第2の結合軸
42 荷台
43 あおり

Claims (3)

  1. 荷台の下部に取り付けられるフレームと、
    手動の操作部を設けていると共に自動駆動部を備えている駆動装置と、
    上記フレームに固定されており、上記自動駆動部の駆動によって回転可能であるねじ棒と、
    このねじ棒にねじ結合されている移動体と、
    この移動体に移動軸を介して連結されているクランクと、
    このクランクの先端部側に連結軸を介して支持してあるあおり接続用のアームと、
    上記クランクとフレームとを結合するためのフリーリンゲージと
    を具備しており、
    上記クランクは上記移動体に連動して上記ねじ棒に沿ってスライド可能かつ上記第2の結合軸を中心として回転可能であり、
    上記フリーリンゲージは、一側で上記フレームと第1の結合軸を介して、他側で上記クランクと第2の結合軸を介してそれぞれ結合されており、
    上記移動軸はクランクをスライドさせる可動軸であり、上記第1の結合軸はフリーリンゲージの回転中心となる固定軸であり、上記第2の結合軸はフリーリンゲージを上記第1の結合軸を中心として従動させる従動軸であり、
    上記クランクは上記移動体に連動してスライドしながら上記移動軸を中心として回転し、この回転動作に従動して上記フリーリンゲージが上記第1の結合軸を中心として回転し、上記クランクのスライド距離に応じて上記アームを介してあおりを開閉可能とするものである
    ことを特徴とするあおりの開閉装置。
  2. クランクは、第2の結合軸を軸受けする基端側からアームを支持する先端側に向けて上る方向に傾斜されていることを特徴とする請求項1記載のあおりの開閉装置。
  3. 自動駆動部は駆動モータであり、この駆動モータが駆動伝達機構を介してねじ棒と連動関係にあり、上記駆動伝達機構のウォームシャフトが一方で上記駆動モータに他方でウォーム及びウォームホイールを介してねじ棒にそれぞれ通じていると共に、手動操作部を兼用していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のあおりの開閉装置。
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