JP2008055748A - ペン先取外し具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペン先ホルダーを用いない汎用のペン先に対しても使用できるものであって、交換時にインキで手を汚すことなく、ペン先の形状を選ぶことなく使用できると共に、筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先を容易且つ確実に取り外すことができるペン先取外し具を提供する。
【解決手段】筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先7を取外すために使用するペン先取外し具1であって、ペン先7を挟持する一対の挟持部2を備え、少なくとも一方の挟持部2に角部3を設けてなる。前記角部3が、少なくとも一方の挟持部2に2つ設けられており、該角部3間の距離Bがペン先7の直径Aよりも短く設定される。
【選択図】図2
【解決手段】筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先7を取外すために使用するペン先取外し具1であって、ペン先7を挟持する一対の挟持部2を備え、少なくとも一方の挟持部2に角部3を設けてなる。前記角部3が、少なくとも一方の挟持部2に2つ設けられており、該角部3間の距離Bがペン先7の直径Aよりも短く設定される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ペン先取外し具に関する。更には、筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先を取外すために使用するペン先取外し具に関する。
従来、交換可能なペン先を備えた筆記具に対して、前記ペン先を取り外すための道具(ペン先取外し具)が開示されている(例えば特許文献1参照)。
前記ペン先取外し具は、磨耗や劣化したペン先(繊維束や樹脂からなるペン先)を交換する際に、インキで手を汚すことなく、容易にペン先を取り外すことができるものである。しかしながら、該ペン先取外し具は、凹部や凸部を有するペン先ホルダーがペン先外周に設けられており、該ホルダーを筆記具先端に嵌入した構成の筆記具に対して、前記ホルダーの凹部や凸部と、ペン先取外し具の凸部や凹部とを係合させて取り外すものであるため、前記形状のホルダーを備えた特定のペン先(筆記具)に対して使用することしかできないものであった。
実開昭57−191585号公報
前記ペン先取外し具は、磨耗や劣化したペン先(繊維束や樹脂からなるペン先)を交換する際に、インキで手を汚すことなく、容易にペン先を取り外すことができるものである。しかしながら、該ペン先取外し具は、凹部や凸部を有するペン先ホルダーがペン先外周に設けられており、該ホルダーを筆記具先端に嵌入した構成の筆記具に対して、前記ホルダーの凹部や凸部と、ペン先取外し具の凸部や凹部とを係合させて取り外すものであるため、前記形状のホルダーを備えた特定のペン先(筆記具)に対して使用することしかできないものであった。
本発明は、汎用のペン先に対しても使用できるものであって、交換時にインキで手を汚すことなく、ペン先の形状を選ぶことなく使用できると共に、筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先を容易且つ確実に取り外すことができるペン先取外し具を提供するものである。
本発明は、筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先を取外すために使用するペン先取外し具であって、ペン先を挟持する一対の挟持部を備え、少なくとも一方の挟持部に角部を設けてなることを要件とする。
更に、前記角部が、少なくとも一方の挟持部に2つ設けられており、該角部間の距離がペン先の直径よりも短いこと、前記角部が、挟持部に切欠部を形成することで得られること、前記ペン先取外し具が、角部と挟持部と支持部を一部材で一体に構成することを要件とする。
更に、前記角部が、少なくとも一方の挟持部に2つ設けられており、該角部間の距離がペン先の直径よりも短いこと、前記角部が、挟持部に切欠部を形成することで得られること、前記ペン先取外し具が、角部と挟持部と支持部を一部材で一体に構成することを要件とする。
本発明の請求項1により、ペン先外面に角部を食い込ませて挟持できるので、ペン先を引き抜く際に挟持部がペン先から外れ難くなる。また、ペン先取外し具や軸筒を回しながら引き抜く場合、断面円形のペン先であっても挟持部間でペン先が滑って回転することがなくなる。
請求項2により、少なくとも一方の挟持部でペン先外面を2点で支持できるので、ペン先取外し具や軸筒を回しながら引き抜いた際にペン先が挟持部間で回転することを確実に抑制でき、より取外し易いものとなる。
請求項3により、複数の角部を容易に形成できる。
請求項4により、ペン先取外し具を容易且つ安価に形成できる。
本発明のペン先取外し具は、繊維束や樹脂からなるペン先を筆記先端部として筆記具本体(軸筒)や首部に圧入(嵌入)して取り付けた構成の筆記具に対して適用するものであり、前記ペン先を交換する際に、インキにより手を汚すことなく、容易且つ確実に引き抜くことができるものである。
前記ペン先取外し具は、ペン先を挟持するための挟持部を一対備えると共に、該挟持部の少なくとも一方に角部を有するものであり、鉄やステンレス鋼等の金属や、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン等の樹脂、その他比較的硬度の高い材質で構成される。
前記角部は、使用時にペン先外面に食い込ませるための突部であり、ペン先を確実に挟持すると共に、ペン先交換時に取外し具や筆記具を回転させながら引き抜く場合、挟持部間でペン先が滑って回転しないように固定するために用いられる。
特に、前記角部は、少なくとも一方の挟持部に2つ設けることが好ましく、該角部間の距離を、交換するペン先(使用済ペン先)の直径よりも短く設定することが好ましい。また、同じ側の挟持部に形成される角部は略等しい高さで設けられる。
更に、角部間に高さの異なる突起部を形成して食い込ませる部分を増やしたり、両角部の外側(挟持部径方向外側)に突起部を形成して挟持する箇所を増やすこともできる。
また、前記角部の頂部を曲線状にすることもできる。
特に、前記角部は、少なくとも一方の挟持部に2つ設けることが好ましく、該角部間の距離を、交換するペン先(使用済ペン先)の直径よりも短く設定することが好ましい。また、同じ側の挟持部に形成される角部は略等しい高さで設けられる。
更に、角部間に高さの異なる突起部を形成して食い込ませる部分を増やしたり、両角部の外側(挟持部径方向外側)に突起部を形成して挟持する箇所を増やすこともできる。
また、前記角部の頂部を曲線状にすることもできる。
前記角部を形成する方法としては、挟持部(縁部)に突起や切り欠きを設けたり、別部材の突起物を取り付けることにより形成できる。
特に、製造面、コスト面から、挟持部に切欠部を形成することで角部を得ることが好ましい。前記切欠部の形状としては、例えば、V字、W字、四角等の多角形状、U字等の半円状が用いられる。これらの切欠部により、各挟持部に複数の角部を容易に形成できる。
特に、製造面、コスト面から、挟持部に切欠部を形成することで角部を得ることが好ましい。前記切欠部の形状としては、例えば、V字、W字、四角等の多角形状、U字等の半円状が用いられる。これらの切欠部により、各挟持部に複数の角部を容易に形成できる。
前記挟持部は、使用時に指先を配置する支持部(好ましくは該支持部の端部)に設けられる。該支持部の外側表面(指先配置部分)には、凹凸や溝を直接形成したり、軟質樹脂等を配設することで滑り止め部を形成し、使用時に把持し易いものとすることができる。
前記支持部の他端(挟持部を有さない側)同士は接続することが好ましい。この際、接続部分にバネ性を付与することで、挟持部間に適度な隙間を開けた状態で維持できると共に、支持部押圧時(ペン先挟持状態)には前記隙間を閉じ、非押圧時には元の状態に戻るように構成できる。
特に、前記角部と挟持部と支持部を一部材で一体に構成することにより、高い強度を有するペン先取外し具が安価且つ容易に得られる。
特に、前記角部と挟持部と支持部を一部材で一体に構成することにより、高い強度を有するペン先取外し具が安価且つ容易に得られる。
また、前記ペン先取外し具には、吊り下げ部やマグネット等を設けることにより、保管時の利便性を高めることもできる。
前記ペン先取外し具は、例えば、繊維ペン体、フェルトペン体、プラスチックペン体等をペン先として軸筒前方の筆記先端部分に嵌入装着したマーキングペンに対して使用される。
本発明の実施例を以下の図面に従って説明する。
図1は本発明のペン先取外し具の外観斜視図であり、図2は図1の正面図であり、図3、図4は他の例を表す正面図であり、図5は他の例を表す側面図であり、図6は図5の正面図である。
図1は本発明のペン先取外し具の外観斜視図であり、図2は図1の正面図であり、図3、図4は他の例を表す正面図であり、図5は他の例を表す側面図であり、図6は図5の正面図である。
実施例1(図1、2参照)
本実施例のペン先取外し具1は、端部同士(接続部6)を接続した一対の支持部5の各他端から、挟持部2を延設してなるステンレス鋼製板金折曲物であり、一枚のステンレス鋼板を屈曲して形成したものである。
本実施例のペン先取外し具1は、端部同士(接続部6)を接続した一対の支持部5の各他端から、挟持部2を延設してなるステンレス鋼製板金折曲物であり、一枚のステンレス鋼板を屈曲して形成したものである。
前記挟持部2には、縁部に半円状の切欠部4を形成することにより、その両隅に二個の角部3が形成されている。前記切欠部4は、各挟持部2の対向する位置に同形状で形成される。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の幅)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の幅)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記一対の支持部5は、いずれも一端から挟持部2が内方に延設され、且つ、他端が対となる支持部5と接続された(接続部6を形成してなる)平面状硬質部である。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を貼着させることにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を貼着させることにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
前記支持部5同士が接続された部分(接続部6)は、湾曲状に屈曲することによりバネ性が付与される。これにより、挟持部2間に適度な隙間(ペン先7の直径Aより大きい隙間)を開けた状態で維持できると共に、支持部5押圧時(ペン先7挟持状態)には前記隙間を閉じ、非押圧時には元の状態に戻るように構成できる。
また、前記ペン先取外し具1は、一枚のステンレス鋼板から得られるものであり、挟持部2となる箇所の縁部に切欠部4を設けた後、該ステンレス鋼板を屈曲して挟持部2と支持部5を構成しているため、落下等に対して高い強度を有しており、安価且つ容易に製造される。
更に、前記ペン先取外し具1は、支持部5や接続部6に孔部を設けることにより、直接又は吊り下げ部材を介して吊下収納可能としたり、支持部5や接続部6にマグネット部材を配置してホワイトボード等に磁着保持できるようすることも可能である。
前記ペン先取外し具1の使用時には、挟持部2間にペン先7を挿入した後、支持部5をペン先側に押圧することにより、四個の角部3をペン先7外周に食い込ませることができるので、確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。また、取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持でき、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
実施例2(図3参照)
挟持部2以外は実施例1と同様の構成を有するステンレス鋼製ペン先取外し具1であり、一方(下側)の挟持部2に、同形状の突起状角部3が二個形成されている。
前記突起状の角部3は、ステンレス鋼板を前記形状に切断することにより形成されており、角部3間の距離Cが、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>C(例えばAの距離が8mmである場合、Cの距離が5mm)を満たすものである。また、他方の挟持部2に形成された角部3間の距離Bが、A>B(例えばAの距離が8mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されていることから、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7に確実に食い込み保持できる。
そのため、使用時に取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持できるので、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
挟持部2以外は実施例1と同様の構成を有するステンレス鋼製ペン先取外し具1であり、一方(下側)の挟持部2に、同形状の突起状角部3が二個形成されている。
前記突起状の角部3は、ステンレス鋼板を前記形状に切断することにより形成されており、角部3間の距離Cが、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>C(例えばAの距離が8mmである場合、Cの距離が5mm)を満たすものである。また、他方の挟持部2に形成された角部3間の距離Bが、A>B(例えばAの距離が8mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されていることから、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7に確実に食い込み保持できる。
そのため、使用時に取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持できるので、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
実施例3(図4参照)
挟持部2以外は実施例1と同様の構成を有するステンレス鋼製ペン先取外し具1であり、一方(上側)の挟持部2にはV字状の切欠部4が形成されており、他方(下側)の挟持部2には切欠部4と対応する形状の突起状角部3が形成されている。
前記切欠部4の開口部分の距離は、使用する筆記具のペン先7の直径よりも小さくなるように設定され、また、前記突起状角部3は、切欠部4と対応する位置に形成されている。
そのため、前記ペン先取外し具1の使用時には、挟持部2間にペン先7を配置し、支持部5をペン先側に押圧して三個の角部3をペン先7外周に食い込ませることができるので、取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持でき、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
挟持部2以外は実施例1と同様の構成を有するステンレス鋼製ペン先取外し具1であり、一方(上側)の挟持部2にはV字状の切欠部4が形成されており、他方(下側)の挟持部2には切欠部4と対応する形状の突起状角部3が形成されている。
前記切欠部4の開口部分の距離は、使用する筆記具のペン先7の直径よりも小さくなるように設定され、また、前記突起状角部3は、切欠部4と対応する位置に形成されている。
そのため、前記ペン先取外し具1の使用時には、挟持部2間にペン先7を配置し、支持部5をペン先側に押圧して三個の角部3をペン先7外周に食い込ませることができるので、取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持でき、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
実施例4(図1、2参照)
本実施例のペン先取外し具1は、端部同士(接続部6)を接続した一対の支持部5の各他端から、挟持部2を延設した形状を有するポリスチレン樹脂製射出成形物であり、安価且つ容易に製造されるものである。
本実施例のペン先取外し具1は、端部同士(接続部6)を接続した一対の支持部5の各他端から、挟持部2を延設した形状を有するポリスチレン樹脂製射出成形物であり、安価且つ容易に製造されるものである。
前記挟持部2には、縁部に半円状の切欠部4を形成することにより二個の角部3が形成されている。前記切欠部4は、各挟持部2の対向する位置に同形状で形成される。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の直径)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の直径)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記一対の支持部5は、いずれも一端から挟持部2が延設され、他端が対となる支持部5と接続された(接続部6を形成してなる)平面状硬質部である。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を成形時に直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を二色成形することにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を成形時に直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を二色成形することにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
前記支持部5同士が接続された部分(接続部6)は、湾曲状に成形することによりバネ性が付与される。これにより、挟持部2間に適度な隙間(ペン先7の直径Aより大きい隙間)を開けた状態で維持できると共に、支持部5押圧時(ペン先7挟持状態)には前記隙間を閉じ、非押圧時には元の状態に戻るように構成できる。
前記ペン先取外し具1の使用時には、挟持部2間にペン先7を挿入した後、支持部5をペン先側に押圧することにより、四個の角部3をペン先7外周に食い込ませることができるので、確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。また、取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持でき、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
実施例5(図5、6参照)
本実施例のペン先取外し具1は、挟持部2を端部から延設してなるステンレス鋼製板金折曲物の支持部5が、他端をポリスチレン樹脂成形物からなる接続部6内に嵌入した状態で一対保持されるものである。
本実施例のペン先取外し具1は、挟持部2を端部から延設してなるステンレス鋼製板金折曲物の支持部5が、他端をポリスチレン樹脂成形物からなる接続部6内に嵌入した状態で一対保持されるものである。
前記各挟持部2には、縁部に半円状の切欠部4を形成することにより二個の角部3が形成されている。前記切欠部4は、各挟持部2の対向する位置に同形状で形成される。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の直径)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記角部3間の距離(即ち、切欠部4の直径)Bは、使用する筆記具のペン先7の直径Aに対してA>B(例えばAの距離が6mmである場合、Bの距離が4mm)を満たすように形成されている。これにより、ペン先7を挟持した際に四個の角部3がペン先7の外周面に確実に食い込み保持できる。
前記一対の支持部5は、いずれも一端から挟持部2が内方に延設され、且つ、他端が樹脂製接続部6に接続された平面状硬質部である。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を貼着させることにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
また、前記支持部5の外面(把持側)には、溝部や窪み部等を直接設けたり、軟質樹脂部材等からなるグリップ部材を貼着させることにより、使用時に把持した際の滑り止め効果を高めることができる。更に、使用説明やコードを記したシール等を貼着することができる。
前記接続部6は、挟持部2間に適度な隙間(ペン先7の直径Aより大きい隙間)を開けた状態で維持できる位置に、支持部5を圧入するための挿入孔を二箇所設けたポリスチレン製射出成形物である。前記状態で接続部6に支持部5を保持することでバネ性が付与され、支持部5の挟持部2近傍を押圧した際(ペン先7挟持状態)には前記隙間を閉じ、非押圧時には元の状態に戻るように構成できる。
更に、接続部6には孔部61が設けられており、直接又は吊り下げ部材を介して吊下収納可能な形状となっている。
更に、接続部6には孔部61が設けられており、直接又は吊り下げ部材を介して吊下収納可能な形状となっている。
前記ペン先取外し具1の使用時には、挟持部2間にペン先7を挿入した後、支持部5をペン先側に押圧することにより、四個の角部3をペン先7外周に食い込ませることができるので、確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。また、取外し具1や筆記具を回転させながら断面円形状のペン先を引き抜く場合であっても、挟持部2間でペン先7が滑って回転することなく挟持でき、容易且つ確実にペン先7を筆記具本体から引き抜くことができる。
1 ペン先取外し具
2 挟持部
3 角部
4 切欠部
5 支持部
6 接続部
61 孔部
7 ペン先
2 挟持部
3 角部
4 切欠部
5 支持部
6 接続部
61 孔部
7 ペン先
Claims (4)
- 筆記具の軸筒先端に嵌入されたペン先を取外すために使用するペン先取外し具であって、ペン先を挟持する一対の挟持部を備え、少なくとも一方の挟持部に角部を設けてなることを特徴とするペン先取外し具。
- 前記角部が、少なくとも一方の挟持部に2つ設けられており、該角部間の距離がペン先の直径よりも短いことを特徴とする請求項1記載のペン先取外し具。
- 前記角部が、挟持部に切欠部を形成することで得られることを特徴とする請求項1又は2に記載のペン先取外し具。
- 前記ペン先取外し具が、角部と挟持部と支持部を一部材で一体に構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のペン先取外し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006234918A JP2008055748A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | ペン先取外し具 |
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JP2006234918A JP2008055748A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | ペン先取外し具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112046170A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-08 | 武克学 | 一种钢笔头残留墨水吸除装置 |
CN113733781A (zh) * | 2021-10-20 | 2021-12-03 | 周永庆 | 一种夹取方便的中性笔笔头安装用工具 |
-
2006
- 2006-08-31 JP JP2006234918A patent/JP2008055748A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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