JP2008055346A - セラミックハニカム構造体の栓詰め方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸方向に貫通する多数のセルを隔壁81により区画すると共に、多数のセルのうちの一部のセルにおいて第1セル端部82aを栓詰め材によって栓詰めしたハニカム構造体8を製造するにあたり、両端面861、862において栓詰め材830を設けない第2セル端部82bをマスクテープ2で閉塞した状態で、一方端面861を栓詰め材830を有するスラリー60の中に浸漬した後、他方端面862を前記スラリー60中に浸漬することにより、第1セル端部82aを栓詰めするハニカム構造体8の栓詰め方法において、他方端面862をスラリー60中に浸漬する前に、一方端面861に残っているマスクテープ2に通気穴26を開ける。
【選択図】図6
Description
当該軸方向の両端面において栓詰め材を設けない第2セル端部をマスキング材で閉塞した状態で、当該状態の両端面のうち一方の端面を、栓詰め材を有するスラリーの中に浸漬した後、他方の端面を前記スラリー中に浸漬することにより、第1セル端部を栓詰めするセラミックハニカム構造体の栓詰め方法において、
他方の端面をスラリー中に浸漬する前に、一方の端面に残っているマスキング材に穴を開けることを特徴とする。
第2セル端部においてマスクテープに穴開けされた開口面積は、第2セル端部の有効閉塞面積の10%以上とすることを特徴とする。
容器内に貯留するスラリーに、把持部材で把持するセラミックハニカム構造体を浸漬するにあたり、把持部材が容器の開口部を塞ぐとともに、把持部材でセラミックハニカム構造体をスラリーへ押し込むことを特徴とする。
図1は、本実施形態によるハニカム構造体の製造方法であって、ハニカム構造体本体にマスクテープを貼り付けるマスキング工程を示す説明図である。図2は、本実施形態によるハニカム構造体の製造方法であって、栓詰めする第1セル端部を開口するための貫通穴形成工程を示す説明図である。図3は、図2中の貫通穴形成工程において、貫通穴形成のためのセル情報を、画像処理により認識する範囲を分割するブロックの分割状態の一例を示す模式図である。図4は、本実施形態によるハニカム構造体の製造方法であって、栓詰め行程前であって、貫通穴形成工程での貫通穴を形成した状態を示す説明図である。
他方端面862を前記スラリーに浸漬する前に、一方端面861に残っているマスキングテープ2に通気穴26を開ける。
以下、本発明を適用した他の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態においては、第1の実施形態と同じもしくは均等の構成には同一の符号を付し、説明を繰返さない。
第3の実施形態では、第1の実施形態で説明したマスクテープ2を、樹脂フィルムからなるものに代えて、樹脂フィルム102aと接着材層102bとからなるマスクテープ102とする。図13は、本実施形態によるハニカム構造体の製造方法であって、マスクテープを示す断面図である。図14は、スラリーを浸漬した一方の端面に残っている、図13中のマスクテープに、通気穴を形成した状態を示す模式図である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
20 貫通穴(栓詰め用開口)
22 輪郭位置
26 通気穴(穴)
5 貫通穴形成装置
51 画像処理手段
511 カメラ部
512 画像処理部
52 熱照射手段
520 レーザ光(高密度エネルギービーム)
521 レーザ発射手段
522 移動装置
53 制御手段
6 ディップ装置(浸漬装置)
60 スラリー
61 ハンドリング部(把持部材)
62 容器
62a 容器本体(側壁)
62b 底部(擦切り部)
62c 開口部
8 ハニカム構造体
81 隔壁
82 セル端部
82a 第1セル端部
82b 第2セル端部
83 栓詰め部
830 栓詰め材
86 ハニカム構造体本体
861、862 端面
Claims (9)
- 軸方向に貫通する多数のセルを隔壁により区画するとともに、前記多数のセルのうちの一部のセルにおいて第1セル端部を栓詰め材によって栓詰めしたセラミックハニカム構造体を製造するにあたり、
当該軸方向の両端面において前記栓詰め材を設けない第2セル端部をマスキング材で閉塞した状態で、当該状態の前記両端面のうち一方の端面を、栓詰め材を有するスラリーの中に浸漬した後、他方の端面を前記スラリー中に浸漬することにより、前記第1セル端部を栓詰めするセラミックハニカム構造体の栓詰め方法において、
前記他方の端面を前記スラリー中に浸漬する前に、前記一方の端面に残っている前記マスキング材に穴を開けることを特徴とするセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。 - 前記穴の大きさは、前記第2セル端部の前記マスキング材による有効閉塞面積の20%以上とすることを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。
- 前記穴の大きさは、前記第2セル端部におけるセルピッチの50%以上とすることを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。
- 前記マスキング材は、樹脂フィルムからなるマスクテープであって、
前記マスクテープを、熱により溶融または焼却除去することにより、前記穴を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。 - 前記マスクテープは、前記樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの面に設けられ、前記第2セル端部側の前記端面に接合するための接着材層を有しており、
前記第2セル端部において前記マスクテープに穴開けされた開口面積は、前記第2セル端部の有効閉塞面積の10%以上とすることを特徴とする請求項4に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。 - 前記マスクテープへの穴開けは、高密度エネルギービームを前記マスクテープに照射して、前記マスクテープを溶融または焼却除去することにより行なうことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。
- 前記高密度エネルギービームは、前記マスクテープを溶融または焼却除去可能なレーザ光であって、
前記穴の形成は、前記レーザ光を前記穴の形状に沿って操作することにより行なうことを特徴とする請求項6に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法において、
前記端面を前記スラリー中に浸漬するとき、前記スラリーを加圧して、この加圧された前記スラリーを前記端面に充填することを特徴とするセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。 - 請求項8に記載のセラミックハニカム構造体の栓詰め方法において、
容器内に貯留する前記スラリーに、把持部材で把持する前記セラミックハニカム構造体を浸漬するにあたり、
前記把持部材が前記容器の開口部を塞ぐとともに、把持部材で前記セラミックハニカム構造体を前記スラリーへ押し込むことを特徴とするセラミックハニカム構造体の栓詰め方法。
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