JP2008055134A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座によって背もたれのランバーサポート部が前進する椅子において、組み立ての容易性や品質の安定化を図る。
【解決手段】人が着座するとリア支持リンク14が後傾動する。リア支持リンク14の後傾動によって角形の駆動軸42が回転し、駆動軸42の回転が第1連動リンク43の後傾動、第2連動リンク46の前傾動に変換され、第2連動リンク46の前傾動は連動ばね49を介して第3連動リンク48の前傾動に変換される。第3連動リンク48と背もたれとは第4連動リンク21及び第5連動リンク20によって連結されている。第1〜第3の連動リンクは受け部材41に取り付けられており、連動装置の全体が受け部材41を主材として一つにユニット化されている。受け部材41を揺動フレーム11にビスで締結すると、連動装置の組み付けの大部分が完了する。
【選択図】図12

Description

本願発明は、着座によって背もたれのランバーサポート部が前進動し得る椅子に関するものである。
座と背もたれとが連動して動く椅子は多く見られる。最も一般的なのは、人が背もたれに凭れ掛かると座が後傾及び後退したり前進したりする椅子である。背もたれが後傾動すると、背もたれのうち着座した人の腰が当たる部分が相対的に前進動する椅子も提案されている。これらの椅子は背もたれのロッキングに座を連動させたものであり、人が着座しただけでは座も背もたれも動かない。
他方、特許文献1には、人が浅く腰掛けると座がその前後略中間部を中心にして前傾動し、座の前傾動に連動して背もたれが大きく前傾動する椅子が開示されている(なお、特許文献1では深く腰掛けても背もたれは前傾動するが、その程度は浅く腰掛けた場合よりも小さく、また、座が傾動しない状態に腰掛けると背もたれは前傾動しない。)。
この特許文献1において、人が座の前部に浅く腰掛けると背もたれは大きく前傾し、背もたれの上部で人の背が押されることとなる。すると、使用者は前のめり状態になって不快を感じ、そこで、座り位置を後ろにずらすことになる。特許文献1は、人が座の前端部に腰掛けると不快感を与えることにより、人に正しい着座姿勢を採らせるようにしたものであり、一種の躾け用椅子である。
特公昭46−27517号公報
例えば人がオフィスで椅子を使用する場合、必ずしも深く腰掛けるとは限らず、浅く腰掛けることはよくある。他方、近年の椅子においては、着座した人の身体の負担を軽減するため、腰部を後方から支えるランバーサポート機能の重要性が指摘されている。つまり、腰部を後方から支えると、人は背筋を伸ばした状態に保持されるため、腰椎及び骨盤に対する負担が著しく少なくなるのである。そこで、近年、人の腰椎部分を集中的に支持するランバーサポート付きの椅子が普及している。
しかし、人が浅く腰掛けると背もたれと腰との間に間隔が空くため人は猫背状態になり易く、すると、腰椎への負担が増えて腰痛の原因になったり、内臓が圧迫されて胃腸障害の原因になったりする。そこで本願出願人は、特願2005−237660号において、浅く腰掛けた場合であってもランバーサポート機能を発揮できる椅子を提案した。
本願発明はこの先願発明の延長線上にあるもので、先願発明と同様の機能を保持しつつ、組み立ての容易性等について改良を加えることを目的として成されたものである。
本願発明の椅子は、座と背もたれとを備えている。前記座は、人が着座すると下降と後退と傾動とのうち少なくとも一つの動きをするように座受け体で支持されている一方、前記背もたれは、その下部が着座した人の腰部を支持し得るランバーサポート部になっていると共に、前記ランバーサポート部を大きく前進動させ得る状態で背支持体に取り付けられており、人が着座して座が動くと前記背もたれのランバーサポート部が連動装置を介して前進動する。
そして、請求項1では、特徴として、前記連動装置は、人が着座しただけでは動かない受け部材と、人の着座による座の動きをランバーサポート部の前進動に変換する複数の連動部材とを備えており、前記複数の連動部材を受け部材に取り付けることにより、連動装置の全体又は大部分が予め組み立てられて一体に持ち運びできるようユニット化されている。
請求項2の発明は請求項1の発明をより具体化したものであり、この発明では、脚の上端に設けたベースと、前記ベースの後方に延びると共に前記ベースに後傾動可能に連結された背支持フレームと、前記背支持フレームの後傾動を弾性的に支持するロッキング用ばねとを備えており、前記座は、人が着座すると下降動及び後退動するように前記ベースと背支持フレームとで支持されており、このため前記背支持フレームは前記座支持体と背支持体とを兼用しており、前記連動装置の受け部材を前記背支持フレームにファスナーで締結している。この発明では、背支持フレームは背支持体の一例である。
請求項3の発明は請求項2の発明をより具体化したものであり、この発明において、前記座は、前記ベースに連結されたフロント支持リンクと前記受け部材に連結されたリア支持リンクとからなる平行リンク機構に取り付けられており、人が着座すると前記支持リンクが後傾して座が後退しつつ下降するようになっている。
一方、請求項3の発明において、前記連動装置は、前記リア支持リンクの後傾動に連動して後傾動するように前記受け部材に連結された第1連動リンクと、前記第1連動リンクの後傾動に連動して前傾動するように前記受け部材に連結された第2連動リンクと、前記背もたれの後ろ側に配置されていてその下端を中心に前傾動するように前記受け部材に連結された第3連動リンクと、第2連動リンクの後傾動を第3連動リンクの前傾動に伝達する連動用ばねと、前記第3連動リンク及び背もたれとに相対回動可能に連結された背もたれ用連動リンクとを備えており、前記各連動リンクと前記連動用ばねと前記リア支持リンクとが予め一つにユニット化されている。
なお、本願発明において、着座によって背もたれのランバーサポート部が前進する寸法は例えば100mm程度確保しておくのが好ましいと言える。また、請求項3の場合は座は着座によって下降しつつ後退するが、この請求項3のように座が後退する場合は、座の後退寸法とランバーサポート部の前進寸法との和を100mm程度に設定しておくのが好ましい。
椅子を組み立てるにおいて、バラバラになっている連動部材を用意しておいて、これらの部材を連結したり締結したりというように順次組み付けていくことも採用可能であるが、この方法では、a.狭いスペースに部材を1個ずつ取り付けていくのは作業が面倒で生産性が悪い、b.連動装置がスムースに作動するか否かは椅子を組み立てた後でないと確認できないため、調節を行う必要が生じた場合の対処が面倒である、c.部材の管理に手間が掛かる、d.品質が安定しない虞がある、といった問題がある。
これに対して本願発明によると、連動装置の全部又は大部分がユニット化されているため、椅子の組み立てを能率良く行うことができると共に、予め動きを確認しておけるため調整の手間を無くすことができると共に品質も安定化でき、更に、部材管理の手間も軽減することができる。従って、着座によって背もたれのランバーサポート部が前進動する椅子を、高い品質で提供することができる。
ロッキング機能を備えた椅子では、ベースにロッキング用ばね等のロッキング用部材が
格納されていることから、連動装置はベースの後方に配置されることになるが、椅子をコンパクト化しようとすると連動装置の配置スペースも狭くせざるを得ない。そして、請求項2のように構成すると、ロッキング椅子についても連動装置を簡単に取り付けることができる。逆にいうと、本願発明はロッキング機能を持った椅子に適用すると特に真価が発揮されると言える。
連動装置の具体的な構成は種々採用できるが、請求項3のように連動リンクの群を有する構成を採用すると、連動装置を全体としてコンパクト化することができる。また、第3連動装置は連動用ばねによって前向き回動するものであるため、第3連動リンクは連動用ばねに抗して独自に後傾動することができ、このため、浅く腰掛けた状態からランバーサポート部を後退させて身体を後ろにずらして深く腰掛け直したり、或いは、ランバーサポート部が前進しない状態に最初から深く腰掛けたりすることができる。このため椅子の使用価値が格段に高くなる。
そして、連動装置がコンパクトであると部材は必然的に小さくなって狭い範囲に押し込めたような状態になるが、連動装置の全体又は大部分がユニット化されているため椅子の組み立ては至極簡単である。従って、本願発明は請求項3のように連動装置がコンパクト化されている場合に効果がより強く発揮される。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は事務用等の回転椅子に適用している。
(1).椅子の概略
まず、主として図1〜図7に基づいて椅子の概略を説明する。図1は椅子の全体的な斜視図、図2のうち(A)は椅子の正面図、(B)は椅子の側面図、図3は椅子の背面図、図4は椅子の部分平面図、図5は座の支持手段を示す一部破断分離側面図、図6は図5のVI−VI視分離平面図、図7のうち(A)はベースの部分斜視図、(B)は支持リンク機構を構成する部材の分離斜視図、(C)は座を取り付けた状態での図5のVIIC-VIIC 視断面図である。
椅子は、脚1と座2と背もたれ3とを備えている。脚1は、水平状に延びる枝足4の群と脚支柱(ガスシリンダ)5とを備えており、脚支柱5の上端には上向きに開口した金属板製のベース6が取り付けられている。例えば図5や図7(C)に示すように、座2は、樹脂製の座インナーシェル(座板)2aとその上面に張ったクッション2bとを備えている。
図7(C)に明瞭に示すように、座2の前寄り部分は、左右のフロントリンク7と左右横長の第1支軸8とを介してベース6に連結されている。座インナーシェル2aの前部には、フロント支持リンク7を左右両側から挟む左右一対ずつのフロントブラケット9が一体に形成されており、フロントブラケット9とフロント支持リンク7はフロントピン10によって相対回動可能に連結されている。座2は正面視で上向き凹状に緩く凹んでいる。
ベース6の左右両側には、側面視後傾姿勢でかつベース6の後方に延びる左右一対の揺動フレーム11が配置されており、左右揺動フレーム11の後端に背面視略四角形のバックフレーム12が固定されている(バックフレーム12は請求項1に記載した背支持体の一例である。)。この場合、図11や図15に示すように、揺動フレーム11の後端にボス部11cを設けて、このボス部11cをバックフレーム12に設けた穴(図示せず)に嵌め込んでいる。
本実施形態では、揺動フレーム11とバックフレーム12とにより、請求項に記載した背支持フレームが構成されている。なお、揺動フレーム11とバックフレーム12とは一体構造とすることも可能であり、また、バックフレーム12は背支柱と言い換えることも可能である。
揺動フレーム11は、その前端部を中心にして後傾動するようにベース6の後部に第2支軸13で連結されている。そして、座2の後部と揺動フレーム11とは左右一対のリア支持リンク14を介して相対回動可能に連結されている。人が着座していないニュートラル状態でフロント支持リンク7及びリア支持リンク14を側面視でやや後傾姿勢になっており、このため、人が着座するとリンク7,14が後傾し、これに伴って座2は側面視での姿勢を殆ど変えることなく下降しつつ後退する(或いは斜め後方にスライドする)。なお、両支持リンク7,14は金属製とするのが好ましい。
座インナーシェル2aの後部には、リア支持リンク14を左右から挟む左右一対のリアブラケット15が一体に形成されており、リアブラケット15とリア支持リンク14とは左右長手のリアピン16で連結されている。フロント支持リンク7とリア支持リンク14とは平行リンク機構になっている。リア支持リンク14と揺動フレーム11との関係については後述する。
背もたれ3は、柔軟性を持った樹脂製の背板17のみで構成されている。従って、本実施形態では背もたれ3と背板17とは同義になる。背板17の前面と後面とには多数の縦長リブ18,19が略等しい間隔で形成されている。背板17は上下各部位とも平面視で前向き凹状に緩く湾曲している。また、非着座状態において背板17の下端は座2の近くに位置しており、かつ、背板17の下部は側面視で前向き凸状に緩い曲率で湾曲したランバーサポート部17aになっている。
背板17は、その上端部はバックフレーム12に離反不能に取り付けられており、他方、ランバーサポート部17aの頂点部は第5連動リンク20に連結され、ランバーサポート部17aの下端部は第4連動リンク21に連結されており、座2が下降及び後退するとランバーサポート部17aは大きく前進動する。第4連動リンク21及び第5連動リンク20は連動装置の一部を構成しており、また、両者は請求項3に記載した背もたれ用連動リンクに相当する。
なお、図6に示す符号21は、着座しても座2が動かない状態に保持するロック装置21を構成する部材である。常に深く腰掛ける癖がある人が使用する場合は、ロック装置21によって座2が動かないように保持しておいたら良い。以下、各部位の詳細を説明する。
(2).ベースの周辺部の詳細
まず、主として図5〜図7に基づいてベース6を中心にした部分の構成を説明する。既述のとおりベース6は上向きに開口した箱状に形成されており、その内部でかつ後部に補強ブラケット25が固着されており、ベース6と補強ブラケット25とに固着したブッシュ26(図5参照)に脚支柱5の上端を嵌着している。
ベース6の左右側板の前部には、第1支軸8が略前後方向にスライド自在に嵌まる側面視角形の長穴27が空いている。長穴27には樹脂製のブッシュ28が空いている。ブッシュ28には軸受け体29が外側から回転不能でスライド自在に嵌まっており、左右の軸受け体29に第1支軸8が嵌まっており、第1支軸8はビス30で軸受け体29に固定されている。軸受け体29は金属製又は樹脂製である。
ベース6の内部には左右2個のロッキング用ばね(圧縮コイルばね)31が前後方向に延びる姿勢で配置されており、軸8には前ばね受け32が後方から嵌め込まれており、他方、前記補強ブラケット25には、固定式後部ばね受け33を支える受け壁25aが形成されている。操作ロッド34に設けたハンドル34a(図2(A)参照)を回転操作するとロッキング用ばね31の初期弾性力が変化する。
フロント支持リンク7は水平状の筒状部7aを備えており、筒状部7aに既述の軸受け体29が嵌まり込んでいる。図7(B)に示すように、軸受け体29は、ブッシュ28に回転不能でスライド自在に嵌まる角形部29aと、フロント支持リンク7の筒部7aに回転可能に入り込む小径円筒部29bとを備えている。また、小径円筒部29bの付け根箇所には、小径円筒部29bと間隔を空けた状態で外向きに延びる一対のストッパー部29cが形成されている。
一対のストッパー部29cは軸心を挟んだ両側に配置されており、フロント支持リンク7の筒状部7aには、ストッパー部29cがある程度の角度(例えば50〜55度程度)だけ回動することを許容する円弧状溝35(図7(C)参照)が形成されている。そして、軸受け体29の小径円筒部29bに、戻し用ばね36を嵌め込んでいる。戻し用ばね36はねじりばねであり、放射方向に延びる一端36aは一つのストッパー部29cに当接し、軸心方向に延びる他端36bはフロント支持リンク7の筒状部7aに形成したストッパー穴37に嵌め入れている。ストッパー穴37は戻し用ばね36の他端部36bが円周方向に移動しないように非環状に形成されている。
人が着座するとフロント支持リンク7は戻し用ばね36の弾性力に抗して後傾動し、人が椅子から降りると、フロント支持リンク7は戻し用ばね36の弾性力によって元の姿勢に復帰する。本実施形態のように戻し用ばね36をフロント支持リンク7に内蔵すると、コンパクト化すると共に、組み立てが容易になる利点がある。勿論、フロント支持リンク7及び座2をニュートラル状態に戻すためのばね手段の配置場所や種類は必要に応じて任意に選択できる。例えば圧縮コイルばねを座2の下面とベース6との間に配置するといったことも可能である。
支持リンク7,14は正面視で斜め外向きに傾斜した姿勢で上向きに延びている。これは、ベース6の左右幅寸法が座2の左右幅寸法よりも相当に小さいことから、座2を安定した状態に支持するためである。座2はその左右両端に近い部分が支持リンク7,14で支持されているため、人が着座すると下向き凹状に撓み変形することが許容されている。この撓み変形によって座2にクッション性が付与されている。
例えば図6に示すように、揺動フレーム11はブッシュ38を介してベース6の側板に嵌まっている。第2支軸13は、ビスやスナップリング(図示せず)によって揺動フレーム11に抜け不能に保持されている。揺動フレーム11の前端部には、外向きに開口した前後長手の張り出し部11aが形成されている。この張り出し部11aは肘掛け装置(図示せず)を取り付けるためのものである。なお、揺動フレーム11はアルミダイキャスト製品のような金属製である。勿論、板金製品や樹脂成形品を採用することも可能である。更に、左右の揺動フレーム11をその後端において一体に連結することも可能である。
(3).連動装置の詳細(その1)
次に、連動装置の詳細を説明する。まず、図8〜図14を中心にして連動装置の略下半部を説明する。図8は連動装置を構成する部材の分離斜視図、図9は連動装置を構成する部材を中心にした一部破断分離平面図、図10のうち(A)は連動装置を構成する部材の一部破断分離平面図、(B)は(A)のB−B視分離断面図、(C)はばねを組み込んだ状態での(A)のC−C視断面図、図11は連動装置を構成する部材を中心とした平断面
図、図12は連動装置を構成する部材を中心とした一部破断分離側面図、図13のうち(A)は図11のXIII-XIII 視断面図、(B)は図11のXIIIB-XIIIB 視断面図、(C)は図11のXIIIC-XIIIC 視断面図、(D)は(C)のD−D視断面図、図14は連動装置の動きを示す縦断側面図である。
例えば図8に示すように、本実施形態の連動装置は、上向きに開口した金属製で箱状の受け部材41と、左右のリア支持リンク14に相対回転不能に嵌まった角形の駆動軸42と、駆動軸42に相対回転不能に嵌まった左右一対の第1連動リンク43と、第1連動リンク43に第1ピン45を介して連結された第2連動リンク46と、第2連動リンク46に第2ピン47を介して連結された第3連動リンク48と、第3連動リンク48の上下中途部に相対回動可能に連結された第4連動リンク21と、第3連動リンク48の上端部に相対回動可能に連結された第5連動リンク20とを備えている。
第4連動リンク21と第5連動リンク20とは既述している。本実施形態では、第1〜第5連動リンクによって連動リンク機構が構成されている。第2連動リンク46は金属板製で天板46aと左右の側板46bとを備えており、天板46aの下方には連動用ばね49が配置されている。この連動用ばね49も連動装置の一部を構成している。以下、各構成部材の詳細を説明する。
例えば図8や図13(A)に示すように、受け部材41は、左右の張り出し部41aが高くなっていて正断面視で段違い状の形状になっており、左右の張り出し部41aを揺動フレーム11の内向き張り出し部11bにビス50(或いはボルト)で固定している。また、受け部材41を構成する左右側板41bの前端部は丸穴が空いた軸受け部41b′になっており、この軸受け部41b′にブッシュ52を介してリア支持リンク14の小径筒部14aが相対回転可能に嵌め入れられている。
リア支持リンク14は、外観においてはフロント支持リンク7と似ているが、下記のような特有の構造を持っている。まず、例えば図13(D)に明示するようにリア支持リンク14には既述の駆動軸42が相対回転不能に嵌まっており、駆動軸42はビス53によってリア支持リンク14に抜け不能に保持されている。次に、リア支持リンク14は、揺動フレーム11に形成した円弧状の上向き凹所54に重なる重合部14bを備えており、この重合部14bに、揺動フレーム11に当接して回動範囲を規制するストッパー部14cが形成されている。
次に、第1連動リンク43を説明する。第1連動リンク43の先端部には、第1連動ピン45に嵌まる切り開き溝43aが形成されている。また、第1連動リンク43の片面には、樹脂製の保護部材55が重なっている。例えば図10(A)に示すように、保護部材55は第1連動リンク43に被さっており、かつ、第1連動リンク43の切り開き溝43aに対応して先端部は二股状になっている。このため、第1連動リンク43と第2連動リンク46とが連動して回動するに際して金属音が発生することはない。
第1連動リンク43は駆動軸42に嵌まる角穴が空いているが、図10(B)に示すように、保護部材55には、駆動軸42に上方から嵌合する下向き溝56が形成されている。従って、保護部材55は着脱が容易である。なお、第1連動リンク43は溶接等によって駆動軸42にずれ不能に固定しておくのが好ましい。
(4).連動装置の詳細(その2)
次に、第2連動リンク46を説明する。例えば図11や図13(B)から容易に理解できるように、第2連動リンク46の後端部は受け部材41に支軸57で連結されている。また、第2連動リンク46を構成する左右側板46bは前向き延長部46cを有しており
、前向き延長部46cに形成した長穴58に第1ピン45がスライド自在に嵌まっている。なお、長穴58には袋状の樹脂製ブッシュ46dが装着されている(例えば図10(B)参照。図面によってはブッシュ46dを省略しているものもある。)。
第1ピン45に第1連動リンク43の切り開き溝43aが嵌まっているのは既述のとおりである。第1連動リンク43が下向きに回動すると、第2連動リンク46は支軸57を中心にして、前端部が下方に移動するように前傾動(下向き回動)する。なお、図13(B)から理解できるように、第1連動リンク43は、受け部材41の底面に当たることで回動範囲が規制されている。
第2連動リンク46の天板46aには下向き片59が切り起こしによって形成されており、下向き片59と一方の側板46bとにピン60を介して筒体61を取り付け、筒体61に連動用ばね49が外側から嵌まっている(なお、図9及び図10(A)と図8とでは、下向き片59を形成するための穴の位置を左右逆に表示している。)。連動用ばね49はねじりばねであり、一端部49aと他端部49bとはともにコイルの接線方向に延びている。そして、例えば図13(B)に明示するように、連動用ばね49の一端部49aは第2連動リンク46の天板46aに下方から当接している。
他方、第3連動リンク48は、前記した支軸57によって受け部材41における左右側板41bの後部に連結されており、かつ、第3連動リンク48の下端には前向き突出部48aが形成されており、連動用ばね49の他端部49bが第3連動リンク48の前向き突出部48aに上方から当接している。また、図13(B)に明示するように、第3連動リンク48の前向き突出部48aには下向きに開口した凹所62が形成されており、第2連動リンク46の左右側板46bに架け渡したストッパーピン63に凹所62が嵌まっている。
第2連動リンク46が下向きに回動すると、第3連動リンク48は支軸59を中心にして前傾動する。そして、第3連動リンク48の前向き突出部48aは連動用ばね49で押さえられているに過ぎないため、前傾動した第3連動リンク48は連動用ばね49の弾性に抗して独自に後傾動(戻り回動)し得る。また、第3連動リンク48は前傾動せずに、第2連動リンク46のみが下向きに回動することも可能である。
次に、連動装置のうち背もたれ3と関連した上部の部分について、図15以下の図面も参照して説明する。図15は背もたれの取り付け構造を示す分離側面図、図16は背もたれを背支持フレームに取り付けた状態での一部省略背面図、図17は図16の XVII-XVII視断面図、図18は図16の XVIII-XVIII視箇所での分離平断面図、図19は図16のXIX-XIX 視箇所での分離平断面図である。
既述のように、連動装置は第4連動リンク21と第5連動リンク20とを備えている。例えば図15,図18に示すように、第4連動リンク21は第3連動リンク48の上下中途部と背板17の下端部とを連結するものである。
例えば図14に示すように、第4連動リンク21と第3連動リンク48の上下中途部とは左右長手のピン64で連結されている。他方、背板17の左右中間部の下端には、第4連動リンク21を左右両側から挟む左右一対の下軸受け部65が突設されており、第4連動リンク21と下軸受け部65とが左右長手のピン66(図14参照)で連結されている。
第4連動リンク21の左右幅寸法は小さいが、図18に示すように、第5連動リンク20は背板17の左右幅寸法より僅かに小さいほどの大きい左右長さを有しており、かつ、
第5連動リンク20は平面視で前向き凹状に弓なりに反った形状になっている。そして、図14や図18に示すように、第5連動リンク20の左右中間部に左右一対の軸受けブラケット67を設け、この軸受けブラケット67と第3連動リンク48の上端部とが左右長手のピン68で連結されている。
また、第5連動リンク20の左右両端部には前向きに突出した3枚の軸受け片69が形成されている一方(図8では軸受け片69は2枚しか表示してない。)、背板17におけるランバーサポート部17aの左右両端部には、第5連動リンク20の軸受け片69と嵌まり合う2枚の上軸受けブラケット70が突設されており、これら上軸受けブラケット70と軸受け片69とが左右長手のピン71で連結されている。
背板17は第5連動リンク20によって両端支持の状態で連結されている。従って、着座した人の体圧によって背板17のランバーサポート部17aが平面視で後方に沈み込むように変形することが許容されている。
背板17はゴム質の合成樹脂を素材として製造されており、単体の状態では、人が両手で掴んで力を加えていることで側面視形状も平面視形状も大きく変えることもできる。その程度の柔軟性を持っている。背板17の前後両面に多数の縦長リブ18,19が形成されている。
この場合、例えば図19及び図20から理解できるように、リブ18,19の群は、左右中間部から左右両端に行くに従って高さが高くなるように設定されており、また、図15から理解できるように、前リブ18の群は、ランバーサポート部17aの頂点部の当たりで高さが高くなるように設定している。従って、背板17のうちランバーサポート部17aは側面視形状はあまり変形せずに、平面視での形状が変形し易い状態になっている。
図17から理解できるように、背板17の上部には後ろ向き凹状に湾曲した取り付け部17bが形成されており、この取り付け部17bにバックフレーム12の上部12aが後方から嵌合している。背板17の取り付け部17bとバックフレーム12の上部12aとは、例えばねじ止めによって離反不能に保持されている。背板17は、その上部を中心にして傾動し得る状態でバックフレーム12の上部12aに取り付けることも可能である。
本実施形態では、バックフレーム12の上部12aは背板17の左右端部近くまで延びており、従って、背板17の上部は平面視で変形することはない。このように背板17の上部を左右略全長にわたってバックフレーム12で支持しているのは、背板17が過度に変形し過ぎると身体の安定性が悪くなって却って座り心地が悪くなるからである。
(5).まとめ
上記した椅子の動きの全体は図20で示されている。すなわち、人が着座すると前後の支持リンク7,14が後傾動して座2は下降しつつ後退する。そして、リア支持リンク14の後傾動に連動して駆動軸42が回転することによって第1連動リンク43が後傾動し、第1連動リンク43の回動が第2連動リンク46及び連動用ばね49を介して第35連動リンク48に伝達され、第3連動リンク48が前傾する。これにより、背板17のランバーサポート部17aが前進動する。本実施形態は、座2の後退寸法は50mm程度、ランバーサポート部17aの前進寸法に設定している。
揺動フレーム11及びバックフレーム12は人が着座しただけでは後傾しないため、背板17の上端部は前後移動不能に保持されている。そして、第4連動リンク21及び第5連動リンク20が回動することにより、背板17のランバーサポート部17aが前進動することが可能ならしめられている(ランバーサポート部17aの前進動に際して背もたれ
3の上端を下向きスライド又は前進させることも可能である。)。
背板17は、その上端部を中心にして回動することでランバーサポート部17aが前進する。従って、ランバーサポート部17aは前進しつつ高さが高くなる傾向を呈している。人が着座していないニュートラル状態ではランバーサポート部17aはかなり下方に位置しているが、人が着座すると、座2が下降することとランバーサポート部17aが前進しつつ高くなることにより、ランバーサポート部17aは着座した人の腰椎(特に第3腰椎)の当たりを支持する最適の高さになる。
第3連動リンク46は連動用ばね49の弾性力に抗して後傾動し得るため、浅く腰掛けた状態で身体を後方にずらすことや、当初から深く腰掛けて背板17は前進させずに座2のみを下降及び後退させることが許容される。この点はすでに述べたとおりである。
そして、本実施形態では、連動装置を構成する全ての部材とリア支持リンク14とが受け部材41を中心にして一つのユニット化されている。すなわち、図8で一点鎖線で囲った各部材は、全体として持ち運びできる状態に予め組み付けられてユニット化されている。
従って、椅子の組み立てに際しては、受け部材41を揺動フレーム11にビス50で締結し、次いで、リア支持リンク14と座2との連結や、第4連動リンク21及び第5連動リンク20と背もたれ4との連結を行えばよい。このため、椅子の組み立て作業を能率良く行うことができる。また、椅子に組み立てる前の段階で動作状態を確認できるため、調節の手間を省くことができると共に品質も均一に保持できる。
なお、座が後退及び下降してもランバーサポート部17aが前進しない状態に連動機構の機能を殺すことも可能であり、このように連動機能をON・OFFするための切り換え装置は、第3連動リンク48を前傾可能な状態と前傾不能な状態とに切り替えることが達成できる。そして、第3連動リンク48を前傾可能な状態と前傾不能な状態とに切り換えるロック体は受け部材41に予め取り付けておけばよい。この点でも、組み立ての手間の軽減が図られる。
第4連動リンク21と第5連動リンク20は予め背もたれ4(背板17)に取り付けておくことも可能である。従って、図8において二点鎖線で囲った部材をユニット化しておいても良い。この場合は、第4連動リンク21と第5連動リンク20と背もたれ4とがユニット化されているので、組み立ての容易性は本実施形態と大差ないといえる。
本実施形態では第3連動リンク48は第4連動リンク21及び第5連動リンク20にて背もたれ3に連結されているが、第3連動リンク48と背もたれ3とを直接に連結することも可能である。更に、第3連動リンク48と背もたれ3とを一つの背もたれ用連動リンクで連結することも可能である。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば人が着座することで座を動かす手段としては、例えばガイドレールとローラとの嵌合方式を採用することも可能であり、座が下降動のみする構成も採用できる。また、支持リンク等の可動式支持手段で中間フレームを支持し、この中間フレームに座を取り付けることも可能である。更に、敢えて述べるまでもないが、背もたれは、合成樹脂製の背インナーシェルにクッション材を張った構造とすることも可能である。
連動装置の具体的構造は様々に具体化できる。例えば必ずしもリンク機構を採用する必
然性ないのであり、例えば、着座による座の下降動をワイヤーの引っ張り力に変えて、このワイヤーの引っ張りによってランバーサポート部を押し出すといったことも可能である。更に、リンク機構を採用する場合、前記先願に開示したような様々の態様を採用できる。
連動用ばねとしてはガススプリングや板ばね等を使用することも可能である。また、実施形態では背支持フレームとは別体の受け部材を主材としてユニットを構成したが、背支持フレームに受け部を一体に形成して、この受け部にユニットを組み込むといったことも可能である。
更に、本願発明の適用対称はキャスタ付きの回転式の椅子には限らず、脚をフレーム構造として椅子のような他の方式の椅子にも適用できる。また、背支持フレームの形態や素材は必要に応じて自由に設定できる。
第1実施形態に係る椅子の全体的な斜視図である。 (A)椅子の正面図、(B)は椅子の側面図である。 椅子の背面図である。 椅子の部分平面図である。 座の支持手段を示す一部破断分離側面図である。 図5のVI−VI視分離平面図である。 (A)はベースの部分斜視図、(B)は第1リンク機構を構成する部材の分離斜視図、(C)は座を取り付けた状態での図5のVIIC-VIIC 視断面図である。 連動装置を構成する部材の分離斜視図である。 連動装置を構成する部材を中心にした一部破断分離平面図である。 (A)は連動装置を構成する部材の一部破断分離平面図、(B)は(A)のB−B視分離断面図、(C)はばねを組み込んだ状態での(A)のC−C視断面図である。 連動装置を構成する部材を中心とした平断面図である。 連動装置を構成する部材を中心とした一部破断分離側面図である。 (A)は図11のXIII-XIII 視断面図、(B)は図11のXIIIB-XIIIB 視断面図、(C)は図11のXIIIC-XIIIC 視断面図、(D)は(C)のD−D視断面図である。 連動装置の動きを示す縦断側面図である。 背もたれの取り付け構造を示す分離側面図である。 背もたれを背支持フレームに取り付けた状態での一部省略背面図である。 図16の XVII-XVII視断面図である。 図16の XVIII-XVIII視箇所での分離平断面図である。 図16のXIX-XIX 視箇所での分離平断面図である。 座と背もたれとの動きを示す骨組み構造図である。
符号の説明
1 脚
2 座
3 背もたれ
6 ベース
7 フロント支持リンク
8 第1支軸
11 背支持フレームの一部を構成する揺動フレーム
12 背支持体の一例でかつ背支持フレームの一部を構成するバックフレーム
13 第2支軸
17 背板
20 第5連動リンク
21 第4連動リンク
31 ロッキング用ばね
36 戻し用ばね
41 受け箱
42 駆動軸
43 第1連動リンク
46 第2連動リンク
48 第3連動リンク
49 連動用ばね

Claims (3)

  1. 座と背もたれとを備えており、
    前記座は、人が着座すると下降と後退と傾動とのうち少なくとも一つの動きをするように座受け体で支持されている一方、前記背もたれは、その下部が着座した人の腰部を支持し得るランバーサポート部になっていると共に、前記ランバーサポート部を大きく前進動させ得る状態で背支持体に取り付けられており、人が着座して座が動くと前記背もたれのランバーサポート部が連動装置を介して前進動する、
    という椅子であって、
    前記連動装置は、人が着座しただけでは動かない受け部材と、人の着座による座の動きをランバーサポート部の前進動に変換する複数の連動部材とを備えており、前記複数の連動部材を受け部材に取り付けることにより、連動装置の全体又は大部分が予め組み立てられて一体に持ち運びできるようユニット化されている、
    椅子。
  2. 脚の上端に設けたベースと、前記ベースの後方に延びると共に前記ベースに後傾動可能に連結された背支持フレームと、前記背支持フレームの後傾動を弾性的に支持するロッキング用ばねとを備えており、
    前記座は、人が着座すると下降動及び後退動するように前記ベースと背支持フレームとで支持されており、このため前記背支持フレームは前記座支持体と背支持体とを兼用しており、前記連動装置の受け部材を前記背支持フレームにファスナーで締結している、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記座は、前記ベースに連結されたフロント支持リンクと前記受け部材に連結されたリア支持リンクとからなる平行リンク機構に取り付けられており、人が着座すると前記支持リンクが後傾して座が後退しつつ下降するようになっている一方、
    前記連動装置は、前記リア支持リンクの後傾動に連動して後傾動するように前記受け部材に連結された第1連動リンクと、前記第1連動リンクの後傾動に連動して前傾動するように前記受け部材に連結された第2連動リンクと、前記背もたれの後ろ側に配置されていてその下端を中心に前傾動するように前記受け部材に連結された第3連動リンクと、第2連動リンクの後傾動を第3連動リンクの前傾動に伝達する連動用ばねと、前記第3連動リンク及び背もたれとに相対回動可能に連結された背もたれ用連動リンクとを備えており、前記各連動リンクと前記連動用ばねと前記リア支持リンクとが予め一つにユニット化されている、
    請求項2に記載した椅子。
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