JP2008055080A - パチンコ機島ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 腰下ユニットと、島柱ユニットと、上部ユニットとにより、パチンコ機島ユニットを概略構成する。何れか1又は2以上の腰下ユニットを、パチンコ玉を貯留可能に構成したタンクユニットによって代替構成する。腰下ユニットの一部を構成する膳板ユニットのうちタンクユニット上面に載置するものをタンク用膳板により、当該タンク用膳板上面に載置固定する島柱ユニットをタンク用島柱ユニットにより、それぞれ代替構成する。従来であれば設置した腰下ユニットの間に設置しなければならなかったパチンコ玉タンクを、タンクユニットによって代替構成したのでタンク設置が簡単になった。併せて、パチンコ玉貯留量を増加することができた。
【選択図】 図9
Description
請求項1に記載した発明に係る遊技機設置用のパチンコ機島ユニット(以下、「請求項1のユニット」という)は、次の構成を備えるパチンコ機島ユニットである。すなわち、高さ方向に互いに分割可能な腰下ユニット群と、島柱ユニット群と、上部ユニット群と、を含めて構成してある。当該腰下ユニット群は、腰下連結構造によって長手方向に連結し、かつ、幅方向対向配置した複数の腰下ユニットから構成してあり、当該腰下ユニット各々は、床面上に載置可能な腰下基部と、当該腰下基部の上部に着脱可能な膳板ユニットと、を含めて構成してある。当該島柱ユニット群は、対向配置させた当該腰下ユニット群間の長手方向所定間隔毎に設置した複数の島柱ユニットから構成してある。さらに、当該上部ユニット群は、上部連結構造によって長手方向に連結し、かつ、幅方向対向配置させた複数の上部ユニットから構成してあり、かつ、当該島柱ユニット各々との間に設けた上部支持構造を介して当該島柱ユニット群の上部に支持させてある。上記構造を前提として、前記腰下ユニット群を構成する何れか1又は2以上の腰下ユニットが、パチンコ玉を貯留可能に構成したタンクユニットによって代替構成してある。タンクユニットによる代替構成に合わせるために、当該タンクユニット上面には、当該膳板ユニットの代替となるタンク用膳板を載置固定してあり、当該タンク用膳板上面には、当該島柱ユニットの代替となるタンク用島柱ユニットを載置固定してある。タンクユニットの幅寸法は、パチンコ機島の腰下ユニットの幅寸法と略同じ幅寸法に形成してあり、同長さ寸法は、腰下ユニットの長さ寸法に合わせた長さ寸法に形成しておくことが好ましい。相異なる長さ寸法のタンクユニットを複数用意しておき、その中からパチンコ遊技場の状況に適合するものを選択使用すると便利である。
請求項2に記載した発明に係る遊技機設置用のパチンコ機島ユニット(以下、「請求項2のユニット」という)では、請求項1のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記タンクユニットが、矩形の底板と、当該底板周縁から起立する複数のタンク側板と、を有する上部開口の箱体によって外観構成してある。当該タンク側板には、パチンコ玉排出用の排出口を形成してあり、当該底板上には、当該排出口からパチンコ玉を転動排出させるための傾斜部材を取り外し可能に載置してある。
請求項3に記載した発明に係る遊技機設置用のパチンコ機島ユニット(以下、「請求項3のユニット」という)では、請求項2のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記底板には、複数の据付孔を貫通形成してあり、当該据付孔各々が、床に固定した固定ベース上に当該底板を載置状態で固定するための固定ボルトを貫通可能に構成してある。
請求項4に記載した発明に係る遊技機設置用のパチンコ機島ユニット(以下、「請求項4のユニット」という)では、請求項2又は3のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記底板の床側の面には、パチンコ機島幅方向に対向させた位置決め部材を形成してあり、当該位置決め部材間に固定ベースを受け入れさせることによって当該固定ベースと当該底板間の相対位置を決定可能に構成してある。
請求項5に記載した発明に係る遊技機設置用のパチンコ機島ユニット(以下、「請求項5のユニット」という)では、請求項1乃至4いずれかのユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記上部ユニット各々下端にはパチンコ機の支持枠上部を、当該支持枠内側から釘固定又はネジ固定するための上部固定ブロックを設けてあり、前記腰下ユニット各々上端には当該支持枠下部を、当該支持枠内側から釘固定又はネジ固定するための腰下ブロックを設けてある。ここで、当該上部固定ブロックが、当該上部ユニットに固定した上部ブロック本体と、当該上部ブロック本体の下端側に当該上部ブロック本体のみに対して取替可能に固定した上部取替板と、を含めて構成してあり、当該腰下ブロックが、当該腰下ユニットに対して少なくとも部分的に取替可能に構成してある。上記構成において、当該釘又はネジの先端が、当該上部取替板を貫通して当該上部ブロック本体に達するように構成してあり、当該釘又はネジの先端が、当該腰下取替板を貫通して当該腰下ユニットに達するように構成してある。
図1を参照しながら、ユニット1について説明する。ユニット1は、高さ方向に互いに分割可能な腰下ユニット群3と、島柱ユニット群5と、上部ユニット群7と、を含めて構成してある。すなわち、腰下ユニット群3と、島柱ユニット群5と、上部ユニット群7の三者は、互いに別体であって、これらを高さ方向に積み上げることによってユニット1が構成される。なお、本明細書では、腰下ユニット群3と表示する場合は複数ある腰下ユニット全体の総称を意味し、これとは別に腰下ユニット3と表示する場合は単体の腰下ユニットを意味するものとする。島柱ユニット(群)5や上部ユニット(群)7のほか、これらと同じく表示する他の部材についても同様とする。腰下ユニット群3を構成する各腰下ユニット3は長手方向(図1の紙面左右方向)に連結し、かつ、幅方向(図1の紙面厚み方向)に背中合わせに対向配置してある。上部ユニット群7を構成する各上部ユニット7についても、同様に連結し配置してある。図1の向かって右端に示す腰下ユニット3及び上部ユニット7が、他の腰下ユニット3及び他の上部ユニット7よりも長手方向の寸法を短く設定したのは、そのパチンコ機島を設置する敷地の状況に合わせて寸法調整を行うためである。図1に示すパチンコ機島ユニット1に、たとえば、パチンコ玉揚送装置(図示を省略)や、パチンコ玉を貯留するための貯留タンク(図示を省略)を設置する場合には、このユニット1の他に上記パチンコ玉揚送装置等に即したユニットを併設することを妨げない。
図1乃至3を参照する。腰下ユニット群3を構成する各腰下ユニット3は、長手方向の寸法が異なるものもあるが、それ以外の基本構造に変わるところがない。このため、以下においては、1台の腰下ユニットの構造についてのみ説明を行う。腰下ユニット3は、床面上に載置可能な腰下基部11と、腰下基部11の上部に着脱可能な膳板ユニット13と、腰下基部11の起立補助を行わせるための固定ベース19と、を含めて構成してある。固定ベース19の構造については後述する。腰下基部11は、ユニット1の長手方向に沿って長い正面視長方形の起立基板11−1と、起立基板11−1の上に横置き固定した水平受け板17と、水平受け板17の長手方向両端と中ほどから起立する縦板11−3,・・縦板11−3,・・の上端に横置き固定した横板11−5と、から構成してある。図1に示す符号11−7は、腰下ユニット3(腰下基部11)同士を連結するために隣接する縦板11−3,11−3を重ね貫通するボルト及びナット(腰下連結構造)を示している。水平受け板17は、対向配置させた他の腰下ユニット3方向(腰下ユニット3,3間の隙間)に突き出させてある。
図7を中心に併せて図1乃至3を参照しながら、固定ベース19の具体的構造について説明する。固定ベース19は、肉厚矩形のベース板19−1と、ベース板19−1の長さ方向両端に溶接固定した支持ブロック19−2,19−2と、から概ね構成してある。各支持ブロック19−2は、天板19−3と、ベース板19−1の幅方向両端から起立して天板19−3両端につながる起立板19−4,19−4と、から構成してある。各天板19−3には、ベース板19−1の長さ方向に僅かに長い長孔19−3h,19−3hを、ベース板19−1の幅方向に並べて貫通形成してある。各長孔19−3hは、上述した腰下基部11その他の部材を固定するためのボルト(図示を省略)を貫通させるための孔である。各起立板19−4は、図7から明らかなように、補強のために幅方向両端を屈曲させてある。なお、符号19−1h,19−1h(一方は左側の支持ブロック19−2に隠れて見えない)はベース板19−1を床固定するためのアンカーボルト(図示を省略)を貫通させるためのボルト孔を、符号19−6,・・は床面に対するベース板19−1のレベル調整を行うためのベースボルトを、それぞれ示している。
図2乃至6を参照しながら、島柱ユニット5について説明する。島柱ユニット5は、平行起立する2本の支柱31,31と、支柱31,31を連結するための連結アーム(連結構造)33,・・によって梯子状に形成してあり、対向させた腰下ユニット3,3間に起立させ、腰下ユニット群3と上部ユニット群7とを連結する機能を持たせてある。支柱31,31及び連結アーム33・・は、何れも断面矩形の中空金属性パイプによって構成してあり、接合は溶接等により適宜行うようになっている。支柱31,31の下端には、ユニット1の長手方向に長い板を断面L字状に屈曲させて形成したガイド片35,35を固定してある(図4〜6参照)。具体的なガイド片35,35は、支柱31,31に固定するガイド板部35a,35aと、ガイド板部35a,35aに対して下方に屈曲する屈曲片部35b,35bによって構成してある。ガイド板部35a,35aは水平受け板17の上面内側に固定したガイド板18の上に載置可能に、かつ、載置したときに屈曲片部35b,35bがガイド板18の内側端面に当接可能に、構成してある(図5参照)。屈曲片部35b,35bをガイド板18の端面に当接させてあるのは、ガイド片35,35(島柱ユニット5)をユニット1の幅方向に対する位置決めを可能にするためである。
図1乃至3を参照しながら、上部ユニット7について説明する。図1に示すように、上部ユニット7は複数の縦板61,・・と、これら縦板61,・・の上下端を連結する横板63,・・と両端の縦板61,・・の前面に固定する化粧板65と、から概ね構成してある。隣接する上部ユニット7,7同士は、図1において符号67で示す上部連結構造によって連結可能に構成してある。本実施形態における上部連結構造67は、縦板61,61を締付固定可能なボルトとナットとにより構成してある。この上部連結構造67により締付固定された2枚の縦板61,61が、図2に示す支持部材57,57により挟持させネジ固定する。横板63,63を載せ片59,59の上に載置してボルトによりレベル調整を行うものである。
図8を参照しながら、本実施形態に係る島柱ユニット5の変形例について説明する。図8は、島柱ユニット5の変形例を示す斜視図である。図8に示す島柱ユニットと図5に示す島柱ユニットとの間で異なるのは、両者が有するガイド片に構造上の違いがある点と、島柱ユニット5が有するガイド板を同変形例が有しない点である。上記2点の相違は島柱ユニット全体から見れば僅かな変形に過ぎないため、原則として図5に示す符号と同じ符号を図8でも使用するとともに、両者間で異なる部材(部分)についてだけ図5で使用した符号に「´(ダッシュ)」を付したものを図8で使用する。本変形例に係る島柱ユニット5の具体的構造は、次のとおりである。すなわち、本変形例に係る島柱ユニット5は、上述したガイド片35´,35´を備えている。ガイド片35´,35´は、支柱31,31に固定するガイド板部35´a,35´aと、ガイド板部35´a,35´aに対して上方に屈曲する屈曲片部35´b,35´bによって構成してある。屈曲片部35´b,35´bは、伸縮支持棒39,39から見て裏側の支柱31,31側面に溶接固定してある。上記した屈曲と固定は、いずれもガイド板部35´a,35´aを補強するためのものである。本実施形態に係る屈曲片部35b,35bはガイド板18の端面に当接させるために下方屈曲させてあるのに対し、屈曲片部35´b,35´bは支柱31,31の側面に固定するために上方屈曲させてある点が異なっている。さらに、ガイド板部35´a,35´aは水平受け板17の上面に、受け板35´pを介して載置可能に構成してある。ガイド片35´,35´の固定は、ガイド板部35´a,35´aに貫通形成したネジ孔35´h,35´hを介したネジ35´s,・・の螺合によって行うようにしてある。本実施形態で使用したガイド板18は、本変形例では使用していない。
図9乃至13を参照しながら、腰下ユニットの変形例について説明する。図9は、タンクユニットの斜視図であり、図10及び11は、タンクユニットの側面図である。図12は、タンクユニットを備えるパチンコ機島の正面図である。図13は、箱体の平面図である。本変形例に係る腰下ユニットは、前述した腰下ユニット3の代わりに使用するものであって、ここでは、タンクユニットと呼ぶ。図1に示す本実施形態では、対向する腰下ユニット3,3,・・間に、図示は省略したが貯留タンクを設置していた(前掲パチンコ機島ユニットの概要の欄参照)。本変形例では、上記腰下ユニット3,3,・・の代わりにタンクユニットを設置する。上記した貯留タンクも不要となる。説明を本変形例に戻す。タンクユニット93は、矩形の底板92と、底板92周縁から起立するタンク側板93a,93a,93b,93bと、を有する上部開口の箱体91によって外観構成してある。タンク側板93a,93aはタンクユニット93の長辺を構成する側板であり、タンク側板93b,93bは同じく短辺を構成する側板である。玉排出側(図の左側)のタンク側板93bの下端には、パチンコ玉を排出するための排出口93eを貫通形成してある(図12参照)。底板92の上面には、底板92の長さ方向略等間隔を隔てて複数(本変形例では11本)の起立支持板92a1〜92a11を、底板92の幅方向に沿って固定してある。各起立支持板は、底板92の幅寸法より僅かに短い長さ寸法に形成してあるが、その高さ寸法は92a1〜92a11の数字順に高くなるように設定してある。つまり、排出口93eに最も近い起立支持板92a1が最も低く設定してあり、その隣に配した起立支持板92a2は起立支持板92a1よりも高く、さらにその隣に配した起立支持板92a3は起立支持板92a2よりも高くなるといった具合で起立支持板92a11に至るまで順に高くなるように設定してある。順に高くなるように設定したのは、起立支持板92a1〜92a11の上に載置した板状部材(傾斜部材95)を、傾斜状態を保たさせながら分担して下支えさせるためである。傾斜部材95の傾斜は、タンクユニット93内(傾斜部材95の上)にあるパチンコ玉を排出口93eに向かって転動させ、かつ、そこから排出可能とするための傾斜である。パチンコ玉の排出は、ミニリフト(図示を省略)の駆動により行われ、駆動停止により遮断されるようにしてある。ミニリフトは、図12に仮想線で示す床面上に設置したミニリフトベース107の上に載置し、排出口93eから排出されたパチンコ玉を所定高さまで揚送するための装置である。傾斜部材95は、載置したときにタンク側板93a,93a,93b,93bとの間にパチンコ玉が入り込まないように、かつ、タンクユニット93内に貯留されるパチンコ玉の総重量に耐え得る強度を備えるように構成する。載置した傾斜部材95は、載置後にタンク側板93a,93aの外からネジ固定する。ネジ固定としたのは、簡単に取り外しできるようにすることによって、傾斜部材95の保守・点検や取替等を行いやすくするためである。取り替えやすいものであればネジ以外の構成でもよいことは勿論である。なお、図示は省略するが、傾斜部材95の上面にはゴムシート等の緩衝部材を貼り付けておくことが好ましい。パチンコ玉の衝撃を吸収させ、磨耗防止や防音等を図るためである。さらに、転動するパチンコ玉を排出口93eに導くためのガイド片(95p,95p(図13参照))等を傾斜部材95上面に排出口93eに向かって幅狭となるように設けておくこともできる。パチンコ玉の転動方向を排出口93eに向かわせることによって効率よく玉排出させるためである。底板92には、所定箇所に据付孔92h,・・を貫通形成してある(図11参照)。各据付孔92hは、後述する固定ボルト92B,・・を貫通させるための孔であり、据付先となる固定ベース19,・・の長孔19−3h,・・に対応した位置に各々形成してある。
図9乃至12を参照する。図2に示す島柱ユニット5は、床面から起立させるように構成してあるが、タンクユニット93に使用する島柱ユニット5´は、膳板13´aから起立させるように構成してある。床面上には箱体91があるため島柱ユニット5をそのまま使用することができないからである。つまり、島柱ユニット5´は、タンクユニット93に対応させるために島柱ユニット5の代替物として製作したタンク用島柱ユニットである。島柱ユニット5´が島柱ユニット5と異なるのは、起立箇所及び起立構造のみである。したがって、以下の説明は、異なる部分についてだけ対象とし、島柱ユニット5と共通する部分については対象外とし図2で使用した部材番号をそのまま図9乃至11で使用するに止める。
図9乃至11及び図14を参照しながら、上部ユニットの変形例について説明する。図14は、上部ユニットの変形例を示す側面図である。上部ユニット7´は、たとえば、図3に示す上部ユニット7と基本的に同じ構造及び機能を有しているが、次の点で変形を施してある。その変形は、上部ユニット7´が有する縦板61,・・の下端同士を水平方向に連結する上部固定ブロック64−1,・・についてである。各上部固定ブロック64−1は、上部ユニット7(7´)に固定した上部ブロック本体64−3と、上部ブロック本体64−3の下端側に上部ブロック本体64−3のみに対して取替可能にネジ64d,64dによって固定した上部取替板64−5と、を含めて構成してある。ネジ64d,64dは、それらの先端が、上部取替板64−5を貫通して上部ブロック本体64−3に達するように構成してある。上部取替板64−5を取替可能に構成した理由は、前述した腰下ブロック(長板13´d及び細木13´e)と同じである。すなわち、パチンコ機111の取替に伴ってできた釘孔(ネジ孔)が残ってしまうので、上部取替板64−5を取り替えることによって上部ブロック本体64−3に残った釘孔(ネジ孔)を覆い隠して次の釘(ネジ)を打ち込みやすくするためである。上部取替板64−5のみの取替であれば、上部ブロック本体64−3を併せて取り替える場合に比べて遥かに簡単である。
図16及び17を参照しながら説明する。図16及び17は、タンクユニットの設置手順を段階的に示す側面図及び正面図である。タンクユニット93の設置は、まず、床面に固定ベース19,・・を所定間隔を介して直線状に配置することから始める(図16(a)、図17(a)参照)。次に、タンクユニット93(箱体91)を固定ベース19,・・の上に載置する。各固定ベース19に対する箱体91の幅方向(図16左右方向)の位置決めは、位置決め部材92c,92cを用いて行うことができるので、極めて簡単である。幅方向位置決めが完了したら、長さ方向(図17左右方向)の位置決めを行う。位置決めが完了したら、箱体91を固定ベース19,・・にボルト固定する(図16(b)、図17(b)参照)。次いで、傾斜部材95を設置する(図16(c)、図17(c))。起立支持板92a1〜92a11の上に載置した傾斜部材95の側端をタンク側板93a,93aの外からネジ固定する。傾斜部材95を取り替えるときは、上記ネジを緩めて取り外し、別の傾斜部材95(図示を省略)を、上記手順で取り替えればよい。渡し板93p,・・をガイド溝93g,93gに嵌め入れ、タンク側板93a,93aの外からネジ固定する(図16(d)、図17(d))。最後に、膳板13´aや島柱ユニット5´等を設置してタンクユニット93の設置を完了する。
3 腰下ユニット(群)
5 島柱ユニット(群)
7 上部ユニット(群)
11 腰下基部
13 膳板ユニット
13a 膳板
13b 支持ブロック
13c 当て板
13d,13´d 長板
13´e 載置補助部材
17 水平受け板
18 ガイド板
19 固定ベース
23 木製島柱
25 支柱
27,33 連結アーム
29 妻板
31 支柱
35 ガイド片
39 伸縮支持棒
41 中空支持棒
43 固定ナット
45 締付ナット
47 伸縮棒
51 当て片
53 ドブ板固定板
57 支持部材
59 載せ片
61 縦板
63 横板
64−1 上部固定ブロック
64−3 上部ブロック本体
64−5 上部取替板
64d ネジ(釘)
65 化粧板
67 上部連結構造
91 箱体
92 底板
92c 位置決め部材(平行突条)
92h 据付孔
92B 固定ボルト
93 タンクユニット
93a タンク側板
93e 排出口
95 傾斜部材
101 ドブ
103 底板
105 ドブ側板
107 ミニリフトベース
111 パチンコ機
Claims (5)
- 高さ方向に互いに分割可能な腰下ユニット群と、島柱ユニット群と、上部ユニット群と、を含めて構成してあり、
当該腰下ユニット群が、腰下連結構造によって長手方向に連結し、かつ、幅方向対向配置した複数の腰下ユニットから構成してあり、
当該腰下ユニット各々が、床面上に載置可能な腰下基部と、当該腰下基部の上部に着脱可能な膳板ユニットと、を含めて構成してあり、
当該島柱ユニット群が、対向配置させた当該腰下ユニット群間の長手方向所定間隔毎に設置した複数の島柱ユニットから構成してあり、
当該上部ユニット群が、上部連結構造によって長手方向に連結し、かつ、幅方向対向配置させた複数の上部ユニットから構成してあり、かつ、当該島柱ユニット各々との間に設けた上部支持構造を介して当該島柱ユニット群の上部に支持させてある遊技機設置用のパチンコ機島ユニットにおいて、
前記腰下ユニット群を構成する何れか1又は2以上の腰下ユニットが、パチンコ玉を貯留可能に構成したタンクユニットによって代替構成してあり、
当該タンクユニット上面には、当該膳板ユニットの代替となるタンク用膳板を載置固定してあり、
当該タンク用膳板上面には、当該島柱ユニットの代替となるタンク用島柱ユニットを載置固定してある
ことを特徴とするパチンコ機島ユニット。 - 前記タンクユニットが、矩形の底板と、当該底板周縁から起立する複数のタンク側板と、を有する上部開口の箱体によって外観構成してあり、
当該タンク側板には、パチンコ玉排出用の排出口を形成してあり、
当該底板上には、当該排出口からパチンコ玉を転動排出させるための傾斜部材を取り外し可能に載置してある
ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機島ユニット。 - 前記底板には、複数の据付孔を貫通形成してあり、
当該据付孔各々が、床に固定した固定ベース上に当該底板を載置状態で固定するための固定ボルトを貫通可能に構成してある
ことを特徴とする請求項2記載のパチンコ機島ユニット。 - 前記底板の床側の面には、パチンコ機島幅方向に対向させた位置決め部材を形成してあり、
当該位置決め部材間に固定ベースを受け入れさせることによって当該固定ベースと当該底板間の相対位置を決定可能に構成してある
ことを特徴とする請求項2又は3記載のパチンコ機島ユニット。 - 前記上部ユニット各々下端にはパチンコ機の支持枠上部を、当該支持枠内側から釘固定又はネジ固定するための上部固定ブロックを設けてあり、
前記腰下ユニット各々上端には当該支持枠下部を、当該支持枠内側から釘固定又はネジ固定するための腰下ブロックを設けてあり、
当該上部固定ブロックが、当該上部ユニットに固定した上部ブロック本体と、当該上部ブロック本体の下端側に当該上部ブロック本体のみに対して取替可能に固定した上部取替板と、を含めて構成してあり、
当該腰下ブロックが、当該腰下ユニットに対して少なくとも部分的に取替可能に構成してあり、
当該釘又はネジの先端が、当該上部取替板を貫通して当該上部ブロック本体に達するように構成してあり、
当該釘又はネジの先端が、当該腰下取替板を貫通して当該腰下ユニットに達するように構成してある
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のパチンコ機島ユニット。
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