JP2008053289A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化したチップが作り込まれたウエハに対してプローブ検査を実施できる技術を提供する。
【解決手段】ウエハプローバの動作を制御する上で、1個のチップ領域1Cのサイズとして検査システムに登録できる値の下限が0.25mmであり、実際のチップ領域1CのX方向およびY方向の少なくとも一方での寸法が0.25mm未満である場合において、X方向で2個かつY方向で2個のチップ領域群を仮想チップ領域1CVとし、この仮想チップ領域1CVのサイズを1個のチップ領域のサイズとして検査システムに登録する。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、プローブ針を検査用電極に接触させて半導体素子または回路を検査する検査工程に適用して有効な技術に関するものである。
特開2003−297887号公報(特許文献1)には、テストパッドが狭ピッチ化し、スクライブ領域が狭小化した状況下においてもプローブ検査を実施する方法が記載されており、半導体ウエハ内において1回当たりのコンタクトによって検査する半導体チップを1列おきに選択してプローブ検査を行う方法が開示されている。
特開平6−37157号公報(特許文献2)には、プローブピンの最小間隔よりも短いピッチで配列されたボンディングパッドに対して検査する方法が記載されており、スクライブラインを挟んでパッド同士をつなげておき、1つおきにプローブを当てる方法が開示されている。
特開平7−235572号公報(特許文献3)には、プローブカードとして縦に8個かつ横に2個連続する8×2個のチップに対応する複数の垂直プローブ針を有するプローブカードを用い、このプローブカードで検査する複数のチップ領域を一つのインデックス区域として設定する方法が記載されている。このインデックス区域を縦横に敷き詰めて半導体ウエハ上の全チップを被った場合に形成される最小面積となる領域をコンタクト領域として半導体ウエハ上に設定した後、このコンタクト領域内を左端の上端のインデックス区域から左端の下端のインデックス区域まで半導体ウエハをインデックス送りするようにして、インデックス送りの回数を軽減し、検査効率を向上させる技術が開示されている。
特開2000−357718号公報(特許文献4)、特開平11−87440号公報(特許文献5)および特開平11−16963号公報(特許文献6)には、被検査ウエハに配列されたチップのうち少なくとも複数のチップを同時にプローブ検査する技術が開示されている。特開2000−357718号公報では、プローブカードは、シリコン基板と、そのシリコン基板の一方の主面に実装された複数の半導体チップに対応する複数の検査用チップとを有し、シリコン基板の他方の主面に形成されたSiウィスカーからなる複数の垂直プローブ針を検査用チップに電気的に接続させ、被検査ウエハに配列されたチップのうち少なくとも複数のチップを同時にプローブ試験する技術が開示されている。特開平11−87440号公報では、同一のプローブ針支持体に設けた2列のプローブ針群を、ICチップの境界線を挟んだ2列の電極群に同時に接触させることで、隣り合うICチップを同時に検査可能にする技術が開示されている。
特開平5−74882号公報(特許文献7)には、微小電極の配列された電極列に対し、電極の配置間隔の2倍の間隔で並んだプローブ針を備えたプローブ針列を押圧して特性試験を行うことにより、配置間隔の狭い微小電極の列に対しても先端径の太いプローブ針を用いて試験をする技術が開示されている。
特開平2−234075号公報(特許文献8)には、微小電極の配列された電極列に対し、電極の配置間隔の2倍の間隔で並んだプローブ針を備えたプローブ針列を押圧して、初めに奇数番目の電極列の特性試験を行い、次に偶数番目に電極列の特性試験を行うことにより、配置間隔の狭い微小電極の列に対しても先端径の太いプローブ針を用いて試験をする技術が開示されている。
特開平7−201935号公報(特許文献9)には、ウエハに5行×11列のチップが形成されており、これに対応して、プローブカードは11個のプローブユニットを5行分並列に設置して、プローブカード全体としては、ウエハ上のすべてのメモリチップの電極に同時に接触できるだけのプローブ針を備えた構成が記載されている。各プローブユニットの配線板は、ウエハの表面に対して垂直方向に延びており、ウエハをプローブカードに押し付けると、すべてのチップの電極がプローブ針に接触して、テスタを用いて全チップの検査を並列に実行することにより、1回の検査時間でウエハ上の全チップの検査が完了する技術が開示されている。
特開平4−355942号公報(特許文献10)には、プローブカードの交換作業を容易にするための機構および構造が開示されている。
特開2003−297887号公報 特開平6−37157号公報 特開平7−235572号公報 特開2000−357718号公報 特開平11−87440号公報 特開平11−16963号公報 特開平5−74882号公報 特開平2−234075号公報 特開平7−201935号公報 特開平4−355942号公報
ダイオード素子が形成された半導体チップ(以下、単にチップと記す)は、そのチップが搭載されるデバイスに対する高集積化および高密度化の要求に伴って小型化が進んでおり、平面サイズで一辺が0.18mm〜0.175mm程度へと小さくなっている。
本発明者は、上記のように小型化したチップ(チップ領域)が作り込まれた半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)に対して、プローブ検査を行う技術について検討している。その中で、本発明者は、以下の課題を見出した。
すなわち、本発明者らが用いたプローバにおいては、チップサイズとして0.250mm未満は入力することができないようにシステムソフト上で制約がかけられている。これは、ウエハに作り込まれたチップが、平面サイズで一辺が0.250mm未満となった場合には、プローバが対応できないことを意味している。このような不具合を改善するために、システムソフトを改良しようとすると、多額の費用が生じてしまうことになる。また、既にメーカー側でのサポートが終了しているような旧型のプローバを用いている場合には、システムソフトの改良すらできず、小型化したチップが作り込まれたウエハに対しては、プローブ検査が行えなくなってしまう不具合が生じてしまう。
また、1枚のウエハからのチップの取得数を増やすために、隣接するチップ間のスクライブ領域幅が縮小されつつある。ここで、たとえばスクライブ領域幅が40μmから35μmに縮小されたとする。しかしながら、プローバに入力できるチップサイズの最小単位が10μmであるとすると、10μm未満である5μm単位でスクライブ領域が縮小されたウエハにプローバが対応できなくなってしまう課題が生じる。
プローブ検査を行う際には、プローブカードをチップの配列に合わせて動作させるのではなく、チップの配列に合わせて被測定チップがプローブ針と対向するようにウエハが載置されたウエハステージを移動させる。このウエハステージの最小移動量が上記チップサイズに対応していることから、ウエハに形成された複数(全てではない)のチップに対して同時にプローブ針を接触させてプローブ検査を行う場合には、プローブカードに取り付けられたプローブ針の最小ピッチではなく、ウエハステージの最小移動ピッチに制約を受けてしまう課題がある。
本発明の目的は、小型化したチップが作り込まれたウエハに対してプローブ検査を実施できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置の製造方法は、
(a)複数のチップ領域に区画され、前記複数のチップ領域の各々には半導体素子が形成された半導体ウエハを用意し、前記半導体ウエハをプローバのウエハステージ上に載置する工程、
(b)前記半導体ウエハの主面内における第1の方向での第1の個数かつ前記第1の方向と交差する第2の方向で第2の個数の前記チップ領域に対応するように配列され、前記半導体ウエハと接触させて前記半導体素子と電気的に接続させるための複数のプローブ針が備えられたプローブカードを用意する工程、
(c)前記複数のプローブ針の先端を前記複数のチップ領域のうちの対応するものに接触させ、前記複数のプローブ針が接触している前記複数のチップ領域の電気特性を測定する工程、
(d)前記(c)工程後、前記ウエハステージを前記第1の方向に沿って前記第1の個数の前記チップ領域に相当する第1の移動量、もしくは前記第2の方向に沿って前記第2の個数の前記チップ領域に相当する第2の移動量で移動させる工程、
(e)前記(d)工程後、前記(c)工程以降の工程を繰り返す工程、
を含み、
1つの前記チップ領域の前記第1の方向および前記第2の方向の少なくとも一方に沿った大きさは、前記ウエハステージの最小移動ピッチ以下であり、
前記第1の個数および前記第2の個数は、偶数個である。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、小型化したチップが作り込まれたウエハに対してプローブ検査を実施することができる。
本願発明を詳細に説明する前に、本願における用語の意味を説明すると次の通りである。
ウエハとは、半導体素子および回路の製造に用いる単結晶シリコン基板(一般にほぼ平面円形状)、SOI(Silicon On Insulator)基板、サファイア基板、ガラス基板、その他の絶縁、反絶縁または半導体基板等並びにそれらの複合的基板をいう。また、本願において半導体装置というときは、シリコンウエハやサファイア基板等の半導体または絶縁体基板上に作られるものだけでなく、特に、そうでない旨明示された場合を除き、TFT(Thin Film Transistor)およびSTN(Super-Twisted-Nematic)液晶等のようなガラス等の他の絶縁基板上に作られるもの等も含むものとする。
デバイス面とは、ウエハの主面であって、その面にリソグラフィにより、複数のチップ領域に対応するデバイスパターンが形成される面をいう。
プローブ針または単に針とは、その先端が伝統的なプローブ針状のものの他、先端が細くなった針状の接触端子、先端がピラミッド形状の接触端子、その他の形状のバンプ電極などを含むものとする。
テスタ(Test System)とは、半導体素子および回路を電気的に検査するものであり、所定の電圧および基準となるタイミング等の信号を発生するものをいう。
プローブカードとは、検査対象となるウエハと接触するプローブ針および多層配線基板などを有する構造体であり、信号を対象となるウエハへ送るものをいう。
プローバとは、プローブカードおよび検査対象となるウエハを載せるウエハステージを含む試料支持系を有する検査装置をいう。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、実施例等において構成要素等について、「Aからなる」、「Aよりなる」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、材料等について言及するときは、特にそうでない旨明記したとき、または、原理的または状況的にそうでないときを除き、特定した材料は主要な材料であって、副次的要素、添加物、付加要素等を排除するものではない。たとえば、シリコン部材は特に明示した場合等を除き、純粋なシリコンの場合だけでなく、添加不純物、シリコンを主要な要素とする2元、3元等の合金(たとえばSiGe)等を含むものとする。
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするために部分的にハッチングを付す場合がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1の半導体装置は、たとえば可変容量ダイオード(半導体素子)を有するものである。この本実施の形態1の半導体装置の製造工程について図1〜図13を用いて説明する。
図1は、本実施の形態1の半導体装置の製造工程を示したフローチャートである。
まず、図2に示すように、n型の導電型を有する不純物(たとえばSb(アンチモン))が高濃度でドープされたSi(シリコン)からなるウエハ状のn型高濃度基板(半導体ウエハ)1を用意する。このn型高濃度基板1にドープされた不純物の濃度は、たとえば1×1019個/cm〜1×1020個/cm程度とすることを例示できる。また、n型高濃度基板1は、複数のチップ領域に区画され、各々のチップ領域にそれぞれ可変容量ダイオードの素子が形成される。
続いて、n型高濃度基板1の主面上にn型の導電型を有する不純物(たとえばP(リン))がドープされたn型のSi層をエピタキシャル成長させることにより、n型低濃度層2を形成する(工程P1)。このn型低濃度層2は、抵抗率が約100Ωcm以上であり、その厚さは、たとえば約15μm程度とし、ドープされた不純物の濃度は、1×1016個/cm〜1×1019個/cm程度とすることを例示できる。
次に、図3に示すように、n型高濃度基板1に熱酸化処理を施し、n型低濃度層2の表面に膜厚0.4μm〜1μm程度の酸化シリコン膜3を形成する(工程P2)。
続いて、n型低濃度層2の表面の酸化シリコン膜3上にフォトレジスト膜(図示は省略)を成膜し、このフォトレジスト膜をフォトリソグラフィ技術によってパターニングし、開口部を形成する。続いて、残ったフォトレジスト膜をマスクとして酸化シリコン膜3をエッチングし、n型低濃度層2の表面の酸化シリコン膜3に次の工程において形成するp型拡散層を形成するための開口部6を選択的に形成する。
次に、開口部6内を含むn型低濃度層2上に、たとえばPBF(Poly Boron Film)などのドーピング材料を塗布する。続いて、約900℃程度の雰囲気中にてn型高濃度基板1をアニールすることにより、そのn型低濃度層2にp型不純物であるB(ホウ素)をドーピングし、p型拡散層7を形成する。続いて、N(窒素)雰囲気中において、n型高濃度基板1に約1000℃程度の熱処理を施すことにより、p型拡散層7とn型低濃度層2とによるPN接合を形成し、可変容量ダイオードの素子(半導体素子)を形成することができる(工程P3)。
次に、可変容量ダイオードの容量特性および逆方向電圧特性の測定(プローブ検査)を行う(工程P4)。ここで、図4は、その容量特性および逆方向電圧特性の測定を行う検査システムを示した説明図である。
図4に示すように、この検査システムは、ウエハプローバWP、コントローラCR、および測定器(テスタ)DTなどから構成されている。ウエハプローバWPには、ウエハ状のn型高濃度基板1の裏面と対向してn型高濃度基板1が載置されるウエハステージWS、複数のプローブ針PNおよび前記複数のプローブ針PNを支持するプローブカードPCが配置されている。ウエハステージWSは、n型高濃度基板1に裏面から基準となる電位を供給する電極としての機能も有するものであり、n型高濃度基板1の裏面を真空吸着して、n型高濃度基板1の裏面との電気的接続を確実にしている。また、ウエハステージWSは、n型高濃度基板1の主面と水平な一方向であるX方向、n型高濃度基板1の主面と水平かつ前記X方向と直行するY方向、およびn型高濃度基板1の主面に対して垂直なZ方向へ動作し、検査対象のチップ領域とプローブ針PNの先端との位置を合わせることのできる構造を有している。コントローラCRは、ウエハプローバWPおよび測定器DTなどの各機器の動作を制御する機能を有する。測定器DTは、コントローラCRからの制御信号によって前述の容量特性および逆方向電圧特性を測定し、測定結果をコントローラCRへ送信する機能を有する。
ここで、図5は、プローブ検査が行われるウエハ状のn型高濃度基板1の平面と、その一部の拡大したものとを示している。
前述したように、n型高濃度基板1の主面は、複数(数万個〜数十万個程度)のチップ領域1Cに区画されており、それぞれに可変容量ダイオードの素子が形成されている。本実施の形態1では、n型高濃度基板1の主面に形成されたチップ領域1Cが数万個〜数十万個程度と多数であることから、プローブカードPCに複数のプローブ針PNを備えさせ、複数のチップ領域1Cに一括してプローブ針PNを接触させることによって、チップ領域1Cとプローブ針PNとの接触回数を減らし、プローブ検査に要する時間を短縮することが図られている。たとえば、図4を用いて説明したX方向に沿って2本かつY方向に沿って8本の計16本のプローブ針PNをプローブカードPCに設け、X方向(第1の方向)で2個(第1の個数)かつY方向(第2の方向)で8個(第2の個数)の計16個のチップ領域1Cからなるチップ領域群1CGに対して一括してプローブ検査を行うものであり、16本のプローブ針PNのそれぞれが1個のチップ領域と接触する。
ところで、図4に示した検査システムにおいては、制御可能なウエハステージWSの動作量が存在することから、ウエハプローバWP(ウエハステージWS)の動作を制御する上で、1個のチップ領域1Cのサイズ(2個のチップ領域1C間のスクライブ領域(分割領域)も含む)として検査システムに登録できる値に下限(最小移動ピッチ)が存在する。たとえば、その登録できる値の下限が0.25mmである場合には、1個のチップ領域1CのX方向およびY方向の少なくとも一方での寸法が0.25mm未満であるとプローブ検査に着工できなくなることになる。図4に示した検査システムにおいては、登録されたチップ領域1Cのサイズと、X方向およびY方向のそれぞれにおけるウエハステージWSの動作量(移動するチップ領域数)をもとにウエハステージWSの動作を制御するようにコントローラCR上で制御プログラムが組まれており、その制御プログラム上で前述の1個のチップ領域1Cのサイズとして登録できる値の下限が設定されている。しかしながら、ウエハプローバWPが旧型の場合には、ウエハプローバWPを製造したメーカーでのサポートが終了し、その制御プログラムの修正が行えず、1個のチップ領域1Cのサイズとして登録できる値の下限が変更できない場合が発生し得る。その場合には、その下限値未満の大きさのチップ領域1Cに対しては、プローブ検査が行えなくなってしまう不具合を生じることになる。
そこで、本実施の形態1では、X方向で2個かつY方向で2個のチップ領域群を仮想チップ領域1CV(図6参照)とし、この仮想チップ領域1CVのサイズを1個のチップ領域のサイズとしてコントローラCRに登録する。それにより、チップ領域群1CGは、X方向で1個かつY方向で4個の仮想チップ領域1CVから形成されることになり、X方向で次の測定チップ領域へ移動する場合には、1個の仮想チップ領域1CV(2個のチップ領域1Cに相当)分(第1の移動量)だけX方向に移動し(図7参照)、Y方向で次の測定チップ領域へ移動する場合には、4個の仮想チップ領域1CV(8個のチップ領域1Cに相当)分(第2の移動量)だけY方向に移動(図8参照)することになる。すなわち、本実施の形態1の検査システム(図4参照)は、1個のチップ領域のサイズとしてコントローラCRに登録する値が2倍となり、たとえば1個のチップ領域1Cのサイズとして登録できる値の下限が0.25mmである場合には、その半分の0.125mmまでのチップ領域1Cが形成されたn型高濃度基板1を扱うことが可能となる。その結果、メーカーでのサポートが終了し、制御プログラムの修正が行えない旧型のウエハプローバWPを用いている場合でも、微細なチップ領域1Cが形成されたn型高濃度基板1に対してプローブ検査を行うことが可能となる。
ここで、本実施の形態1のプローブ検査時における各工程を、図9に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。
まず、コントローラCRにてマスクサイズを入力する(工程P4A)。ここで、マスクサイズとは、チップ領域1Cの寸法に隣接する2個のチップ領域1C間のスクライブ領域の寸法を加えたものである。
次いで、プローブ検査を行うチップ領域1Cの品種を入力する(工程P4B)。本実施の形態1においては、各チップ領域1Cに可変容量ダイオードの素子が形成されているので、ここでは可変容量ダイオードであることを入力する。なお、ウエハプローバWPは、各チップ領域にPINダイオード、ツェナーダイオードおよびショットキバリアダイオード等の他の素子が形成されたウエハ(基板)を扱うことも可能である。
次いで、ウエハ状のn型高濃度基板1に形成されたチップ領域1Cの検査に当たり、n型高濃度基板1内の一部のチップ領域1Cに対してのみプローブ検査を行うマップ方式か、n型高濃度基板1内のすべてのチップ領域1Cに対してプローブ検査を行う全数方式かを入力する(工程P4C)。
次いで、チップ領域1Cに形成された素子が単素子か複数素子かを入力する(工程P4D)。本実施の形態1においては、チップ領域1Cには可変容量ダイオードの素子が形成されているので、ここでは単素子であることを入力する。なお、チップ領域1Cに形成されている素子が、たとえば双方向ツェナーダイオード等である場合には、複数素子であることが入力される。
次いで、測定対象のチップ領域が倍チップ(仮想チップ領域)であることを入力する(工程P4E)。それにより、チップ領域にスクライブ領域を加えた大きさが0.25mm未満のチップについても測定が実現できる。
次いで、プローブ検査を行うチップ領域1Cの仕様および規格を入力することで、プローブ検査における測定条件を決定する(工程P4F)。
次いで、製品のロット番号を入力(工程P4G)した後に、ウエハ(n型高濃度基板1)の固有番号を入力する(工程P4H)。
次いで、プローバアライメントを開始する(工程P4I)。ここでは、ウエハステージWSを動作させ、ウエハ状のn型高濃度基板1とウエハプローバWPとの位置合わせが行われる。
次いで、プローブ検査開始の基準点となる仮想チップ領域1CVを確認する(工程P4J)。その後、その仮想チップ領域1CVからプローブ検査を開始し、測定対象のすべての仮想チップ領域1CVに対してプローブ検査を行う(工程P4K)。
上記工程P4A〜P4Kに従って測定対象のすべての仮想チップ領域1CVに対してプローブ検査を行った後、次に、図10に示すように、n型高濃度基板1上に酸化シリコン膜8を堆積する(工程P5)。続いて、CVD法によりn型高濃度基板1上にPSG(Phospho Silicate Glass)膜9を堆積する。次いで、PSG膜9上に窒化シリコン膜10を堆積し(工程P6)、PSG膜9および窒化シリコン膜10からなる表面保護膜を形成する。
続いて、フォトリソグラフィ技術によりパターニングされたフォトレジスト膜をマスクとして窒化シリコン膜10、PSG膜9および酸化シリコン膜8をドライエッチングし、p型拡散層7に達する開口部11を形成する(工程P7)。
次に、図11に示すように、開口部11の内部を含むn型高濃度基板1上にAl(アルミニウム)およびSi(シリコン)からなる合金膜を蒸着する。続いて、フォトレジスト膜をマスクにして、そのAlおよびSiからなる合金膜をエッチングすることにより、表面電極12を形成する(工程P8)。
次に、図12に示すように、表面電極12や表面保護膜などが形成されたn型高濃度基板1の主面の水素等を除去するための熱処理を施した後、n型高濃度基板1の主面に、その主面を保護するためのプラスチックでできた保護テープ(図示は省略)を貼り付ける。続いて、n型高濃度基板1の裏面をグラインディングにより研削し、後述するパッケージ形態に合わせて、n型高濃度基板1を薄くする(工程P9)。なお、n型高濃度基板1の裏面を研削した後に、さらにn型高濃度基板1の裏面をライトエッチングしてもよい。
次に、上記保護テープを剥がし、n型高濃度基板1を洗浄した後、n型高濃度基板1の裏面にAu(金)/Sb(アンチモン)/Auからなる多層膜を堆積する。続いて、そのAu/Sb/Auからなる多層膜をウェットエッチングし、裏面電極13を形成する(工程P10)。
次に、図13に示すように、n型高濃度基板1をダイシングにより分割し、単位素子の可変容量ダイオードのチップ14に分割する(工程P11)。続いて、個々のチップ14を封止樹脂により封止し、パッケージングする(工程P12)。このパッケージングにおいては、リード15にチップ14の裏面電極13を接続する。そして、表面電極12を、ボンディングワイヤ16を介してリード17と電気的に接続する。続いて、リード15、17、チップ14およびボンディングワイヤ16を封止樹脂18により封止することにより、リード15、17の一部を実装用に外部に露出させたパッケージを形成する。
その後、封止樹脂18の外周面にレーザー印字等の極性識別マークを形成する。以上のように製造された本実施の形態のパッケージは、配線(実装)基板に実装(工程P13)することで用いることができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、1個のチップ領域1C(図6参照)のサイズに着目して仮想チップ領域1CV(図6参照)を設定する場合について説明したが、本実施の形態2では、1個のチップ領域1Cのサイズに加えて、さらに隣接する2個のチップ領域1C間のスクライブ領域のサイズについても考慮する場合について説明する。
1枚のウエハ(n型高濃度基板1)からの取得チップ数の増加を目的として、チップ領域1C間のスクライブ領域の幅を縮小することが検討されている。たとえば、径が約6インチ(約15.24cm)のウエハを用いて、縦および横(それぞれ図5に示したX方向およびY方向に相当)のサイズがそれぞれ0.25mmであるチップ領域1Cを形成する場合には、スクライブ領域の幅を0.040mmから0.035mmへ縮小すると、チップサイズが0.245mmとなり、取得チップ数を約11000個増加することができる。
ところで、前記実施の形態1でも説明したように、図4に示した検査システムにおいては、制御可能なウエハステージWSの動作量が存在することから、ウエハプローバWP(ウエハステージWS)の動作を制御する上で、1個のチップ領域1Cのサイズとして検査システムに登録できる値に下限が存在する。この値は、図9を用いて説明した工程P4AにおいてコントローラCRにて入力されるマスクサイズに関係するものであり、前述したように、このマスクサイズは1個のチップ領域1Cのサイズとスクライブ領域の寸法とからなる。しかしながら、ウエハプローバWP(ウエハステージWS)が、マスクサイズとして下一桁の位(第1の位)が0.010mm未満となる数値が入力できない仕様となっている場合には、前述のように、スクライブ領域の幅が0.040mmから0.035mmへ縮小されると、プローブ検査に着工できなくなることになる。
そこで、本実施の形態2では、マスクサイズの下一桁の位が0.010mm未満となる場合には、その下一桁の位を一桁繰り上げられるように仮想チップ領域1CVを設定するものである。たとえば、1個のチップ領域1Cのサイズとして検査システムに登録できる値の下限が0.25mmであり、マスクサイズとして下一桁の位が0.010mm未満となる数値が入力できない場合(以降、第1の条件と記す)において、マスクサイズが0.295mmであるとすると、マスクサイズが下限以上であっても、マスクサイズの下一桁の位が0.005mmとなり、ウエハプローバWPにはマスクサイズとして登録することができない。この場合、マスクサイズが2倍(チップ領域1Cおよびスクライブ領域がそれぞれ2個)となるように前記実施の形態1で説明した仮想チップ領域1CV(図6参照)を設定することにより、マスクサイズは0.590mmとして登録することができ、プローブ検査に着工できるようになる。また、仮想チップ領域1CVは、実際のマスクサイズの2倍とすることに限定するものではなく、偶数倍(2倍、4倍、6倍または8倍)であればよく、X方向およびY方向で異なる倍数であってもよい。
また、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件と同様の場合において、マスクサイズが0.302mmであるとすると、マスクサイズが下限以上であっても、マスクサイズの下一桁の位が0.002mmとなり、ウエハプローバWPにはマスクサイズとして登録することができない。この場合、マスクサイズが5倍(チップ領域1Cおよびスクライブ領域がそれぞれ5個)となるように仮想チップ領域1CV(図14参照)を設定することにより、マスクサイズは1.510mmとして登録することができ、プローブ検査に着工できるようになる。
また、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件と同様の場合において、マスクサイズが0.301mmであるとすると、マスクサイズが下限以上であっても、マスクサイズの下一桁の位が0.001mmとなり、ウエハプローバWPにはマスクサイズとして登録することができない。この場合、マスクサイズが10倍(チップ領域1Cおよびスクライブ領域がそれぞれ10個)となるように仮想チップ領域1CV(図15参照)を設定することにより、マスクサイズは3.010mmとして登録することができ、プローブ検査に着工できるようになる。
また、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件と同様の場合において、マスクサイズが0.303mmであるとすると、マスクサイズが下限以上であっても、マスクサイズの下一桁の位が0.003mmとなり、ウエハプローバWPにはマスクサイズとして登録することができない。この場合、マスクサイズが10倍(チップ領域1Cおよびスクライブ領域がそれぞれ10個)となるように仮想チップ領域1CV(図15参照)を設定することにより、マスクサイズは3.030mmとして登録することができ、プローブ検査に着工できるようになる。
上記のように、本実施の形態2によれば、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件である場合において、実際のマスクサイズの下一桁の位が0.001mm、0.003mm、0.005mm、0.007mmおよび0.009mmの場合には、マスクサイズが10倍となるように仮想チップ領域1CVを設定することにより、ウエハプローバWPへのマスクサイズの登録が可能となる。また、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件である場合において、実際のマスクサイズの下一桁の位が0.002mm、0.004mm、0.006mmおよび0.008mmの場合には、マスクサイズが5倍となるように仮想チップ領域1CVを設定することにより、ウエハプローバWPへのマスクサイズの登録が可能となる。また、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる条件が上記第1の条件である場合において、実際のマスクサイズの下一桁の位が0.005mmの場合には、マスクサイズが偶数倍となるように仮想チップ領域1CVを設定することにより、ウエハプローバWPへのマスクサイズの登録が可能となる。すなわち、本実施の形態2によれば、実際のマスクサイズの下一桁の位が、ウエハプローバWPにマスクサイズとして登録することができる数値の下一桁の位より小さい場合でも、プローブ検査に着工することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態1では、仮想チップ領域がX方向およびY方向でそれぞれ2個ずつのチップ領域から形成されている場合において、チップ領域群がX方向で2個かつY方向で8個のチップ領域から形成されている場合について説明したが、チップ領域群は、X方向およびY方向で偶数個のチップ領域から形成されていれば他の個数であってもよい。
また、前記実施の形態では、チップ領域に可変容量ダイオードの素子が形成され、チップ領域が小型化されている場合について説明したが、可変容量ダイオード以外の素子、たとえばLED(Light Emitting Diode)またはRFID(Radio Frequency IDentification)カード用のメモリ回路が形成され、チップ領域が小型化されていてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体ウエハにプローブ針を接触させて行う検査工程を含む半導体装置の製造工程に広く適用することができる。
本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程を説明するフローチャートである。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程におけるプローブ検査にて用いる検査システムを示す説明図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程においてプローブ検査が行われるウエハ状のn型高濃度基板の平面と、その一部の拡大したものとを示す平面図である。 図5に示したウエハ状のn型高濃度基板の一部の拡大した要部平面図である。 図5に示したウエハ状のn型高濃度基板の一部の拡大した要部平面図である。 図5に示したウエハ状のn型高濃度基板の一部の拡大した要部平面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程におけるプローブ検査時の各工程を説明するフローチャートである。 図3に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図11に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図12に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程においてプローブ検査が行われるウエハ状のn型高濃度基板の主面における仮想チップ領域の規定方法を説明する要部平面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程においてプローブ検査が行われるウエハ状のn型高濃度基板の主面における仮想チップ領域の規定方法を説明する要部平面図である。
符号の説明
1 n型高濃度基板(半導体ウエハ)
1C チップ領域
1CG チップ領域群
1CV 仮想チップ領域
2 n型低濃度層
3 酸化シリコン膜
6 開口部
7 p型拡散層
8 酸化シリコン膜
9 PSG膜
10 窒化シリコン膜
11 開口部
12 表面電極
13 裏面電極
14 チップ
15 リード
16 ボンディングワイヤ
17 リード
18 封止樹脂
CR コントローラ
DT 測定器(テスタ)
P1〜P13 工程
P4A〜P4K 工程
PN プローブ針
WP ウエハプローバ
WS ウエハステージ

Claims (6)

  1. (a)複数のチップ領域に区画され、前記複数のチップ領域の各々には半導体素子が形成された半導体ウエハを用意し、前記半導体ウエハをプローバのウエハステージ上に載置する工程、
    (b)前記半導体ウエハの主面内における第1の方向での第1の個数かつ前記第1の方向と交差する第2の方向で第2の個数の前記チップ領域に対応するように配列され、前記半導体ウエハと接触させて前記半導体素子と電気的に接続させるための複数のプローブ針が備えられたプローブカードを用意する工程、
    (c)前記複数のプローブ針の先端を前記複数のチップ領域のうちの対応するものに接触させ、前記複数のプローブ針が接触している前記複数のチップ領域の電気特性を測定する工程、
    (d)前記(c)工程後、前記ウエハステージを前記第1の方向に沿って前記第1の個数の前記チップ領域に相当する第1の移動量、もしくは前記第2の方向に沿って前記第2の個数の前記チップ領域に相当する第2の移動量で移動させる工程、
    (e)前記(d)工程後、前記(c)工程以降の工程を繰り返す工程、
    を含み、
    1つの前記チップ領域の前記第1の方向および前記第2の方向の少なくとも一方に沿った大きさは、前記ウエハステージの最小移動ピッチ以下であり、
    前記第1の個数および前記第2の個数は、偶数個であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体素子は、ダイオード素子、LED素子もしくはRFID用素子であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウエハの前記主面内において隣接する2つの前記チップ領域間には、分割領域が設けられ、
    前記第1の方向および前記第2の方向の少なくとも一方において、1つの前記チップ領域に1つの前記分割領域を加えた大きさは、250μm未満であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウエハの前記主面内において隣接する2つの前記チップ領域間には、分割領域が設けられ、
    1つの前記チップ領域に1つの前記分割領域を加えた大きさの下一桁に相当する位を第1の位とした時に、前記第1の移動量および前記第2の移動量における前記第1の位が0となるように前記第1の個数および前記第2の個数を設定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体素子は、ダイオード素子であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の方向および前記第2の方向の少なくとも一方において、1つの前記チップ領域に1つの前記分割領域を加えた前記大きさの前記下一桁は、10μm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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