JP2008051192A - パイプの接続部構造 - Google Patents

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JP2008051192A JP2006227243A JP2006227243A JP2008051192A JP 2008051192 A JP2008051192 A JP 2008051192A JP 2006227243 A JP2006227243 A JP 2006227243A JP 2006227243 A JP2006227243 A JP 2006227243A JP 2008051192 A JP2008051192 A JP 2008051192A
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Yoshihiro Obata
義宏 小畑
Kunikazu Ban
邦和 伴
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Abstract

【課題】 第1パイプと第2パイプの軸ズレを防止できると共にシール性を高めることができ、かつ、クランプのコンパクト化が可能なパイプの接続部構造の提供。
【解決手段】 パイプ端部を外周面側に折り返して形成された第1突出部11を有する第1パイプ1と、第1パイプ1内に差し込み可能な外径を有し、その先端に第1パイプ1内に差し込まれる差込部22を残してパイプの途中をS字状に折り返して形成された第1突出部11と略同一高さの第2突出部21を有する第2パイプ2と、内側に第1突出部11及び第2突出部21の突出高さより浅い環状溝33が形成され、該環状溝33を形成する両側壁33a、33aの内面が外向きテーパ面に形成されていて、該両外向きテーパ面が第1突出部11と第2突出部21の両端縁部に当接するクランプ3と、で構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パイプの接続部構造に関し、特に、車両用排気系を構成するパイプの接続に最適なパイプの接続部構造に関する。
従来、パイプの接続部構造としては、第1及び第2パイプとクランプとにより構成され、第1及び第2パイプはその端部に第1及び第2カール部が形成され、互いに対向し、クランプに設けた円周溝は内周側から半径外方向に向かって互いの間隔が狭小となる第1及び第2溝形成面により形成されていて、クランプのボルトを締めることにより、第1溝形成面が第1カール部を第2カール部側に押圧し、第2溝形成面が第2カール部を第1カール部側に押圧され、これにより、両カール部が強く接触して密着性即ちシール性が確保されるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−310873号公報
しかしながら、従来例のパイプの接続部構造にあっては、第1カール部と第2カール部の端面同士が当接しているだけであるため、第1パイプと第2パイプの軸ズレを生じさせる虞があると共に、シール性に欠けるという問題があった。
また、第1パイプと第2パイプの接続端部に第1カール部と第2カール部が大きく突出するため、クランプが大型化するという問題もある。
本発明の解決しようとする課題は、第1パイプと第2パイプの軸ズレを防止できると共にシール性を高めることができ、かつ、クランプのコンパクト化が可能なパイプの接続部構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のパイプの接続部構造は、パイプ端部を外周面側に折り返して形成された第1突出部を有する第1パイプと、前記第1パイプ内に差し込み可能な外径を有し、その先端に前記第1パイプ内に差し込まれる差込部を残してパイプの途中をS字状に折り返して形成された前記第1突出部と略同一高さの第2突出部を有する第2パイプと、内側に前記第1突出部及び第2突出部の突出高さより浅い環状溝が形成され、該環状溝を形成する両側壁内面が外向きテーパ面に形成されていて、該両外向きテーパ面が前記第1突出部と第2突出部の両端縁部に当接するクランプと、で構成されていることを特徴とする手段とした。
請求項2記載のパイプの接続部構造は、パイプ端部を外周面側に折り返して形成された第1突出部を有する第1パイプと、前記第1パイプ内に差し込み可能な外径を有し、その先端に前記第1パイプ内に差し込まれる差込部を残してパイプの途中をS字状に折り返して形成された前記第1突出部と略同一高さの第2突出部を有する第2パイプと、前記第1突出部と第2突出部との間に介装される環状シール部材と、内側に前記第1突出部及び第2突出部の突出高さより浅い環状溝が形成され、該環状溝を形成する両側壁内面が外向きテーパ面に形成されていて、前記第1突出部と第2突出部との間に前記環状シール部材を介装させた状態で前記両外向きテーパ面が前記第1突出部と第2突出部の両端縁部に当接するクランプと、で構成されていることを特徴とする手段とした。
本発明請求項1記載のパイプの接続部構造では、上述のように、第1パイプ内に第2パイプの先端差込部が差し込まれることで、第1パイプと第2パイプの軸ズレを防止することができると共に、第1パイプの内周面に対する第2パイプの先端差込部の外周面の当接面積が大きいため、シール性を高めることができるようになる。
また、第1突出部と第2突出部の高さは板厚分だけであるため、クランプのコンパクト化が可能になる。
本発明請求項2記載のパイプの接続部構造では、上述のように、第1突出部と第2突出部との間に環状シール部材を介装させることにより、上記請求項1と同様の効果が得られる他に、さらにシール性を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1のパイプの接続部構造は、請求項1に記載の発明に対応する。
まず、この実施例1のパイプの接続部構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1のパイプの接続部構造を示す接続状態の側面図、図2は図1のA−A線における縦断面図である。
このパイプの接続部構造は、第1パイプ1と、第2パイプ2と、クランプ3と、を備えている。
さらに詳述すると、上記第1のパイプ1は、図2に示すように、第1パイプ1は、その端部を外周面側に折り返した第1突出部11が形成されている。
上記第2パイプは、第1パイプ1内に差し込み可能な外径を有し、その先端に前記第1パイプ1内に差し込まれる先端差込部22を残してパイプの途中をS字状に折り返して第1突出部11と略同一高さの第2突出部21が形成されている。
上記クランプ3は、上下に2分割された半円状の本体部31の両端部にそれぞれ締結フランジ32が突出形成されている。そして、両本体部31はその内側に第1突出部11及び第2突出部21の突出高さより浅い環状溝33が形成され、該環状溝33を形成する両側壁33a、33aの内面が外向きテーパ面に形成されていて、両外向きテーパ面が第1突出部11と第2突出部21の両端縁部に当接するように環状溝33の幅が設定されている。
次に、この実施例1の作用を説明する。
この実施例のパイプの接続部構造では上述のように構成されるため、まず、第1パイプ1に対し、第2パイプ2の先端差込部22を差し込むことにより、第1パイプ1における第1突出部11の端部に対し第2パイプ2における第2突出部21の端部を当接させた状態にする。
次に、クランプ3における2分割された本体部31、31の環状溝33、33をそれぞれ第1パイプ1の第1突出部11と第2パイプ2の第2突出部21に被せるように装着し、両締結フランジ32、32をそれぞれ締結ボルト・ナット4で締結することにより、図2に示すように、本体部32における該環状溝33を形成する両側壁33a、33aの外向きテーパ面に形成された内面が第1突出部11と第2突出部21の両端縁部に当接して軸心方向に押し付けられるため、その軸方向分力が第1突出部11と第2突出部21の端面同士を強く圧接させるように作用するため、第1パイプ1と第2パイプ2の接続シール性が確保された状態になる。
次に、この実施例1の効果を説明する。
この実施例のパイプの接続部構造では、上述のように、第1突出部11と第2突出部21の端面同士が強く圧接されることで第1パイプ1と第2パイプ2の接続シール性が確保される。
また、第1パイプ1内に第2パイプ2の先端差込部22が差し込まれることで、第1パイプ1と第2パイプ2の軸ズレを防止することができると共に、第1パイプ1の内周面に対する第2パイプ2の先端差込部22の外周面の当接面積が大きいため、シール性をさらに高めることができるようになる。
また、第1突出部11と第2突出部21の高さは板厚分だけであるため、クランプ3のコンパクト化が可能になる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2は、実施例1におけるパイプの接続部構造の変形例を示すものであり、図3の縦断面図に示すように、第1突出部11と第2突出部21との間に環状シール部材5を介装させた点が、上記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2では、実施例1と同様の効果が得られる他に、さらにシール性を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、クランプとして上下2分割のものを例に採ったが、C型クランプであってもよい。
実施例1のパイプの接続部構造を示す接続状態の側面図である。 図2は図1のA−A線における縦断面図である。 実施例2のパイプの接続部構造を示す接続状態の縦断面図である。
符号の説明
1 第1パイプ
11 第1突出部
2 第2パイプ
21 第2突出部
22 先端差込部
3 クランプ
31 本体部
32 締結フランジ
33 環状溝
33a 側壁
4 締結ボルト・ナット
5 環状シール部材

Claims (2)

  1. パイプ端部を外周面側に折り返して形成された第1突出部を有する第1パイプと、
    前記第1パイプ内に差し込み可能な外径を有し、その先端に前記第1パイプ内に差し込まれる差込部を残してパイプの途中をS字状に折り返して形成された前記第1突出部と略同一高さの第2突出部を有する第2パイプと、
    内側に前記第1突出部及び第2突出部の突出高さより浅い環状溝が形成され、該環状溝を形成する両側壁内面が外向きテーパ面に形成されていて、該両外向きテーパ面が前記第1突出部と第2突出部の両端縁部に当接するクランプと、
    で構成されていることを特徴とするパイプの接続部構造。
  2. パイプ端部を外周面側に折り返して形成された第1突出部を有する第1パイプと、
    前記第1パイプ内に差し込み可能な外径を有し、その先端に前記第1パイプ内に差し込まれる差込部を残してパイプの途中をS字状に折り返して形成された前記第1突出部と略同一高さの第2突出部を有する第2パイプと、
    前記第1突出部と第2突出部との間に介装される環状シール部材と、
    内側に前記第1突出部及び第2突出部の突出高さより浅い環状溝が形成され、該環状溝を形成する両側壁内面が外向きテーパ面に形成されていて、前記第1突出部と第2突出部との間に前記環状シール部材を介装させた状態で前記両外向きテーパ面が前記第1突出部と第2突出部の両端縁部に当接するクランプと、
    で構成されていることを特徴とするパイプの接続部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209090A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社カネカ カテーテルハブ、接続構造及び耐圧検査装置
JP2020204367A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社Nsc サニタリー配管

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