JP2008298175A - 配管の接続構造 - Google Patents

配管の接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008298175A
JP2008298175A JP2007144841A JP2007144841A JP2008298175A JP 2008298175 A JP2008298175 A JP 2008298175A JP 2007144841 A JP2007144841 A JP 2007144841A JP 2007144841 A JP2007144841 A JP 2007144841A JP 2008298175 A JP2008298175 A JP 2008298175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flange portion
flange
connection structure
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007144841A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Hiramoto
立一 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007144841A priority Critical patent/JP2008298175A/ja
Publication of JP2008298175A publication Critical patent/JP2008298175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】2つの配管を低コストで接続することが容易な配管の接続構造を得ること。
【解決手段】第1の配管10と第2の配管30との接続構造JSを構成するにあたり、第1の配管の一端にフランジ部3を形成すると共に該フランジ部から所定の間隔をあけて拡大円筒部5を形成し、第2の配管には、第1の配管が挿入される側に他の領域より大径の管路を形成する大径円筒部23を設けると共に当該大径円筒部の最外端にフランジ部25を設け、第1の配管でのフランジ部と拡大円筒部との間の凹周溝7にシール部材15を装着した後に当該シール材が装着されている側の一端を第2の配管の大径円筒部に挿入し、第2の配管のフランジ部が部分的に挿入される長孔31と、第2の配管の大径円筒部の外周面に圧接する大径弧状部32と、第1の配管の外周面に圧接する小径弧状部33とを有する接続部材を用いて第1の配管と第2の配管とを接続する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、配管同士の接続構造に関するものであり、更に詳しくはシール部材を用いて配管同士を接続する接続構造に関するものである。
配管継手を用いて配管同士を接続すると、所望形状の配管継手を作製するためには材料に複雑な加工を施さなければならないことが多く、また材料の無駄も比較的多くなることから、コストが嵩み易い。このため、配管継手を用いずに配管同士を接続するということも行われている。この場合、接続される一方の配管には、通常、Oリング等のシール部材が装着される。
例えば特許文献1には、雌側の金属パイプの一端から当該雌側の金属パイプに雄側の金属パイプの一端を挿入し、これらの金属パイプを接続部材で固定した接続構造が記載されている。雌側の金属パイプにおける上記の一端側にはシール部材密嵌用の大径円筒部が形成され、当該大径円筒部の最外端にはカール状の外フランジ部が形成される。また、雄側の金属パイプにおける上記の一端には外フランジ部が形成され、該外フランジ部から間隔をあけてリング体が嵌着されると共に当該リング体と上記外フランジ部との間にシール部材が嵌着される。上記の接続部材には、雌側の金属パイプに形成されているカール状の外フランジ部が部分的に嵌合する2つの長孔が形成され、これら2つの長孔の各々に上記カール状の外フランジ部を嵌合させた状態で雌側および雄側の各金属パイプを径方向外側から挟み込むことで、当該雌側および雄側の各金属パイプを固定する。
特開2004−316786号公報
しかしながら、特許文献1に具体的に記載されている接続構造では、上記のリング体の内周に溝を形成する一方で、雄側の金属パイプの所定箇所に塑性加工を施して小鍔部を形成し、リング体の上記の溝に雄側の金属パイプの上記小鍔部を陥入させることでリング体を雄側の金属パイプに嵌着させるため、リング体の製造コスト、および当該リング体が嵌着した雄側の金属パイプの製造コストが嵩む。結果として、接続構造を形成するためのコストも嵩む。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、2つの配管を低コストで接続することが容易な配管の接続構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の配管の接続構造は、シール部材が装着された第1の配管と、第1の配管の一端が挿入された第2の配管と、第1の配管と第2の配管とを接続する接続部材とを備えた配管の接続構造であって、第1の配管は、該第1の配管の一端に形成されて外側に張り出したフランジ部と、該フランジ部から所定の間隔をあけて形成されて外側に張り出した拡大円筒部とを有し、シール部材は、フランジ部と拡大円筒部との間の凹周溝に装着され、第2の配管は、第1の配管が挿入される側に形成され、他の領域より大径の管路を形成する大径円筒部と、大径円筒部の最外端に形成されて外側に張り出したフランジ部とを有し、接続部材は、第2の配管のフランジ部に係合した係合部と、第2の配管の大径円筒部の外周面に圧接した大径弧状部と、第1の配管の外周面に圧接した小径弧状部とを有することを特徴とするものである。
本発明の配管の接続構造では、第1の配管の一端にフランジ部を設けると共に当該フランジ部から所定の間隔をあけて拡大円筒部を設けることで両者の間にシール部材装着用の凹周溝を形成し、この凹周溝にシール部材を装着している。上記のフランジ部および拡大円筒部は第1の配管の径方向外側に張り出したものであるので、例えば塑性加工等の方法により容易に、かつ安価に形成することができる。同様に、第2の配管は例えば塑性加工等の方法により、また接続部材はプレス成形等の方法により、それぞれ容易に、かつ安価に形成することができる。そして、ゴム等の塑性材料で形成されたシール部材を用いれば、第1の配管での凹周溝に当該シール部材を装着することも容易である。したがって、本発明の配管の接続構造によれば、2つの配管を低コストで接続することが容易になる。
以下、本発明の配管の接続構造の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は、配管の接続構造の一例を概略的に示す正面図であり、図2は、図1に示した接続構造を概略的に示す縦断面図である。また、図3は、図1に示した接続構造で用いられている接続部材を概略的に示す側面図である。
図1に示すように、上記の接続構造JSは、第1の配管10、第2の配管30、および接続部材40を備えており、当該接続構造JSでは、接続部材40によって第1の配管10および第2の配管30それぞれの位置が固定されている。第1の配管10および第2の配管30は、例えば水や湯の流路として使用される。
第1の配管10は、例えば銅、アルミニウム、ステンレス鋼、鋼等からなる金属管であり、当該第1の配管10は、図2に示すように、一端に形成されて外側に張り出したフランジ部3と、フランジ部3から間隔をあけて形成されて外側に張り出した拡大円筒部5とを有している。これらフランジ部3および拡大円筒部5は、例えば塑性加工により形成される。上記フランジ部3と拡大円筒部5との間の領域はシール部材装着用の凹周溝7として機能し、当該凹周溝7には例えばOリング等のシール部材15が装着されている。
第2の配管30は、例えば第1の配管10と同様に銅、アルミニウム、ステンレス鋼、鋼等からなる金属管である。当該第2の配管30の一端側には、当該一端側に向かうに従って径が拡大しているテーパ部21と該テーパ部に連なる大径円筒部23と形成されている。大径円筒部23は他の領域より大径の管路を形成しており、その最外端には外側に張り出したフランジ部25が形成されている。これらテーパ部21、大径円筒部23、およびフランジ部25は、例えば塑性加工により形成される。図示の例では、フランジ部25としてカール状に成形されたものが形成されている。
第1の配管10におけるフランジ部3および拡大円筒部5ならびにシール部材15は、図2に示すように、第2の配管30のフランジ部25側から大径円筒部23に挿入される。このとき、シール部材15は、第2の配管30での大径円筒部23の内周面に接する。拡大円筒部5の外周面が大径円筒部23の内周面に密着するように第1の配管10および第2の配管30を構成することもできるが、接続構造JSを組み立てる際の作業性を容易にするという観点、および第1の配管10と第2の配管30との軸ずれを抑えるという観点からは、拡大円筒部5の外周面が大径円筒部23の内周面と摺動するか、僅かに離隔するように当該第1の配管10および第2の配管30を構成することが好ましい。第1の配管10の長手方向に沿った拡大円筒部5の長さは、第1の配管10と第2の配管30との軸ずれを抑えるという観点に基づいて適宜選定可能である。
図1、図2、または図3に示すように、接続部材40は、互いに間隔をあけて配置されて該間隔が拡張されたときに弾性力を生じる2つのアーム部35a,35b(図3参照)を有するクランプであり、図1においては一方のアーム部35aが、また図2においては他方のアーム部35bが現れている。
各アーム部35a,35bには、第2の配管30のフランジ部25と係合する係合部31、具体的にはフランジ部25が部分的に挿入される長孔(以下、「長孔31」という。)と、長孔31の一方の側に配置されて第2の配管30の大径円筒部23の外周面に圧接した大径弧状部32と、長孔31の他方の側に配置されて第1の配管10の外周面に圧接した小径弧状部33とが形成されている。そして、当該アーム部35a,35bは、スペーサ部37(図3参照)の一方の端と他方の端とに分かれて配置されて、第1の配管10および第2の配管30の各々を径方向両側から弾性力により挟み込んでいる。各大径弧状部32は大径円筒部23の外周面に面接触しており、各小径弧状部33は第1の配管10の外周面に面接触している。なお、各長孔31の長さ(正面視上の長さ)は、第2の配管30のフランジ部25の外寸よりも大きい。
上述の構成を有する接続構造JSを組み立てるにあたっては、まず、第1の配管10、シール部材15、第2の配管30、および接続部材40を用意し、第1の配管10にシール部材15を装着する。次いで、図4中に矢印Aで示すように第1の配管10と第2の配管30とを相対的に移動させて、第1の配管10においてシール部材15が装着されている一端側を図2に示したように第2の配管30の大径円筒部23に挿入する。この後、接続部材40の2つのアーム部35a,35bにより第1の配管10および第2の配管30の各々を前述のように径方向外側から弾性力により挟み込んで、これら第1の配管10および第2の配管30それぞれの位置を固定する。これにより接続構造JSが形成される。
このような接続構造JSを構成する上記第1の配管10でのフランジ部3および拡大円筒部5は、塑性加工等の方法により容易に、かつ安価に形成することができる。そして、フランジ部3と拡大円筒部5との間の領域をシール部材装着用の凹周溝7として機能させるので、シール部材15としてゴム等の塑性材料で形成されたものを用いれば、凹周溝7への当該シール部材17の装着も容易である。同様に、第2の配管30は例えば塑性加工等の方法により、また接続部材40はプレス成形等の方法により、それぞれ容易に、かつ安価に形成することができる。したがって、接続構造JSによれば、2つの配管10,30を低コストで接続することが容易である。また、接続構造JSの形成(組み立て)や分解も容易である。
以上、本発明の配管の接続構造について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上述の形態に限定されるものではない。例えば、第2の配管30での大径円筒部23の最外端に形成されるフランジ部25はカール状に成形されていなければならないというものではなく、その形状は適宜選定可能である。
また、接続部材40に設けられる係合部31は第2の配管30の上記フランジ部25と係合するものであればよく、例えばフランジ部25(図2参照)を部分的に覆うキャップ部を前述の長孔31に代えて設けることもできる。接続部材40の大径弧状部32を第2の配管30での大径円筒部23の外周面に、また小径弧状部33を第1の配管10の外周面に圧接させるにあたっては、接続部材40の弾性力を利用する他に、締結具を利用してもよい。当該締結具を利用する場合には、例えば図3に示した各アーム部35a,35bが各々の下端部において締結具により互いに締結される。本発明の配管の接続構造については、上述したもの以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
本発明の配管の接続構造の一例を概略的に示す側面図である。 図1に示した接続構造を概略的に示す縦断面図である。 図1に示した接続構造で用いられている接続部材を概略的に示す側面図である。 図1に示した接続構造を形成する過程での第1の配管と第2の配管とを概略的に示す断面図である。
符号の説明
3 フランジ部
5 拡大円筒部
10 第1の配管
15 シール部材
23 大径円筒部
25 フランジ部
30 第2の配管
31 長孔
32 大径弧状部
33 小径弧状部
35a,35b アーム部
40 接続部材
JS 配管の接続構造

Claims (3)

  1. シール部材が装着された第1の配管と、該第1の配管の一端が挿入された第2の配管と、前記第1の配管と前記第2の配管とを接続する接続部材とを備えた配管の接続構造であって、
    前記第1の配管は、該第1の配管の一端に形成されて外側に張り出したフランジ部と、該フランジ部から所定の間隔をあけて形成されて外側に張り出した拡大円筒部とを有し、
    前記シール部材は、前記フランジ部と前記拡大円筒部との間の凹周溝に装着され、
    前記第2の配管は、前記第1の配管が挿入される側に形成され、他の領域より大径の管路を形成する大径円筒部と、該大径円筒部の最外端に形成されて外側に張り出したフランジ部とを有し、
    前記接続部材は、前記第2の配管のフランジ部に係合した係合部と、前記第2の配管の大径円筒部の外周面に圧接した大径弧状部と、前記第1の配管の外周面に圧接した小径弧状部とを有する、
    ことを特徴とする配管の接続構造。
  2. 前記接続部材の係合部は長孔であり、該長孔には前記第2の配管のフランジ部が部分的に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の配管の接続構造。
  3. 前記接続部材の長孔は、前記第2の配管の前記フランジ部の外寸よりも大きく、前記接続部材の大径弧状部は、前記第2の配管の大径円筒部の外周面に弾性力により圧接しており、前記接続部材の小径弧状部は、前記第1の配管の外周面に弾性力により圧接していることを特徴とする請求項2に記載の配管の接続構造。
JP2007144841A 2007-05-31 2007-05-31 配管の接続構造 Pending JP2008298175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144841A JP2008298175A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 配管の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144841A JP2008298175A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 配管の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008298175A true JP2008298175A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40171880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007144841A Pending JP2008298175A (ja) 2007-05-31 2007-05-31 配管の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008298175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018173151A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ガスター 管路接続構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09126365A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Usui Internatl Ind Co Ltd 細径配管接続装置
JP2004316786A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kyowa Sangyo Kk 管継手の雌側構造体及びその製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09126365A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Usui Internatl Ind Co Ltd 細径配管接続装置
JP2004316786A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kyowa Sangyo Kk 管継手の雌側構造体及びその製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018173151A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ガスター 管路接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992098B2 (ja) ノンボルト継手構造およびノンボルト継手構造を形成する方法
US7611171B2 (en) Piping joint device
JP2007231985A (ja) 配管フランジ継手
JP2005330995A (ja) 配管継手装置
JP2008298175A (ja) 配管の接続構造
JP4845797B2 (ja) 配管の接続構造
JP5396093B2 (ja) 管継手及びパッキン輪
JP2008265355A (ja) 複合部材
JP2005133928A (ja) 管継手
JP2010144866A (ja) 継手付きパイプ
JP5212097B2 (ja) フランジ継手
JP2005325934A (ja) フレキシブルメタルホースの端末構造
JP2007146880A (ja) 管継手
JP5865600B2 (ja) 管継手
WO2017208615A1 (ja) 金属配管端末構造
JP2008196608A (ja) 管継手
JP3161105U (ja) 配管接続構造
JP7353128B2 (ja) 環状シール材
JP2007239921A (ja) 配管継手装置
JP4387993B2 (ja) 配管継手
KR200292901Y1 (ko) 호스배관 연결용 원터치 피팅
JP6813183B2 (ja) 管継手の組付方法及び管継手
JP2009019652A (ja) 管継手
JP2008157307A (ja) ホース継手一体パイプ
JP2008256028A (ja) 配管およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111115