JP2008050843A - ブラインド - Google Patents

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JP2008050843A
JP2008050843A JP2006228085A JP2006228085A JP2008050843A JP 2008050843 A JP2008050843 A JP 2008050843A JP 2006228085 A JP2006228085 A JP 2006228085A JP 2006228085 A JP2006228085 A JP 2006228085A JP 2008050843 A JP2008050843 A JP 2008050843A
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slats
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Hidehiko Nakamura
英彦 中村
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Nichibei Co Ltd
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Abstract

【課題】通常の略平坦なスラットを備えるブラインドにおいて、スラット面から光を透過させることができ、且つ完全に光を遮蔽することもできるようにする。
【解決手段】ヘッドボックス10から垂下するラダーコード12によって略平坦なスラット14が整列状態に支持され、ラダーコード12の前後コードが相対移動することによってスラット群の傾斜が可変となり、各スラット14にはスラット面から光を透過させるための多数の孔部14aが形成されており、各スラット14の孔部14aが形成される位置は、上下に隣り合うスラット14の孔部の位置と幅方向に異なっており、スラット14が最大傾斜した全閉状態で各スラットの孔部14aが上下に隣り合うスラット14の非孔部14bに重なり合うようにスラット14の上下のピッチが設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ヘッドボックスから垂下するラダーコードによってスラットが整列状態に支持され、各スラットにスラット面から光を透過させるための多数の孔部が形成されるブラインドに関する。
従来のこの種のブラインドとしては、スラットに多数の孔部が形成されたパンチングスラットブラインドが知られている。このパンチングスラットブラインドでは、各スラットに形成された孔部から光を採り入れることができ、半透過性効果を与えることができるものの、完全に光を遮蔽することができず、ブラインド本来が持つべき遮蔽性が悪い、という問題がある。
これに対して、特許文献1に記載されたブラインドがあり、このブラインドでは、各スラットを山形断面を持つものとし、山形の頂点からスラットの一方の縁部に至る第1の部分を多数の小孔をあけた光半透過性部分とし、山形の頂点からスラットの他方の縁部に至る第2の部分を無孔の光非透過性部分としている。
スラットの前記第1の部分が垂直になるようにスラットを回転させれば、小孔から光を採り入れることができる光半透過型ブラインドとして使用でき、前記第2の部分が垂直になるようにスラットを反対方向に回転させれば、完全に光を遮蔽する光非透過型ブラインドとして使用することができる。
特公平7−122384号公報
しかしながら、特許文献1のブラインドの構成では、スラットが特殊な山形断面を持つことから、スラットをどのように回転させたとしても、ブラインドの向こう側を見たときの開放感が十分でなく、またスラットを回転させることにより微妙な光のコントロールを行うことが難しいという問題がある。また、スラットは弾性がなく座屈しやすく、操作中にスラットを引っ掛けたり、昇降中に窓枠や家具等に接触したりして、スラットが折れ曲がりやすいという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、通常の略平坦なスラットを備えるブラインドにおいて、スラット面から光を透過させることができ、且つ完全に光を遮蔽することができるブラインドを提供することである。
前述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ヘッドボックスから垂下するラダーコードによって略平坦なスラットが整列状態に支持され、ラダーコードの前後のコードが互いに相対移動することによってスラット群の傾斜が可変となり、各スラットにはスラット面から光を透過させるための多数の孔部が形成されるブラインドにおいて、
各スラットの孔部が形成される位置は、上下に隣り合うスラットの孔部の位置と幅方向に異なっており、スラットが最大傾斜した全閉状態で各スラットの孔部が上下に隣り合うスラットの非孔部に重なり合うようにスラットの上下方向のピッチが設定されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の各スラットの孔部の位置が、上下方向に一段おきのスラットの孔部の位置と同一であることを特徴とする。
本発明によれば、スラットのスラット面が水平またはやや水平から傾斜するように回転させると、スラットが略平坦な通常のブラインドと同様の開放感が得られる。また、スラットを回転させると、その傾斜角度に応じて上下に隣り合うスラットと重なり合わない範囲における孔部から光を採り入れることができる。そして、傾斜角度に応じて採り入れる光の微妙なコントロールを行うことができる。さらには、スラットを最大傾斜した状態まで回転させると、スラットが上下に隣り合うスラットとの間で重なり合い、このとき、一方のスラットの孔部が他方のスラットの非孔部に重なり合うために、孔部を非孔部で遮蔽することができ、スラット群で形成されるブラインド面で完全に光を遮蔽することができる。
請求項2記載の発明によれば、上下方向に一段おきに同じスラットを用いることができるようになるため、スラットの種類を増加させることのないようにして、部品製造コスト及び部品管理コストの増加を防ぐことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るブラインドを表す斜視図、図2は正面図である。図において、ブラインドは窓枠等の固定部にブラケットを介して取り付けられるヘッドボックス10を備えている。ヘッドボックス10からはラダーコード12が垂下される。
ラダーコード12は垂直に伸びる前後コードと前後コードを連結する複数の中段コードからなり、各中段コードにスラット14が載置され、ラダーコード12の下端にはボトムレール16が連結される。このラダーコード12によりスラット14が整列状態で支持される。
各スラット14の断面形状は、一般的な横型ブラインドにおいて使用される略平坦な形状であり、矢高のあるC形形状をなしている。但し、必ずしもこのC形形状に限ることなく、矢高が0となった全く平坦な形状でもよく、いずれにしても断面形状において角部は存在していない。ある程度、矢高の存在するC形形状であると、弾性があり座屈しにくいのでより好ましい。
各スラット14のスラット面には、スラット面から光を透過させるための多数の孔部14aが形成されている。孔部14aはスラット面全体で分散するように形成されているものの、孔部14aが形成される位置は、上下に隣り合うスラット14の孔部14aが形成される位置と幅方向にずれている。あるスラット14の孔部14aが形成される幅方向位置に対応する上下に隣り合うスラット14の幅方向位置は、孔部でない非孔部14bとなっている。この場合、上下方向に一段おきに配置されるスラット14同士の孔部14aの位置は同じとすることができ、図2に示すように、使用するスラットの種類は上から奇数番目用のスラットと上から偶数番目用のスラットとの2種類のみとし、徒にスラットの種類を増加させることのないようにして、部品製造コスト及び部品管理コストの増加を防ぐことができる。
また、スラット14には、孔部14aの他に昇降コード挿通用の孔部14cが形成されている。この孔部14cの位置は、孔部14aとは異なり全てのスラット14において同じである。
ヘッドボックス10からは昇降コード18が垂下されており、各スラット14の前記孔部14cを挿通して、その下端はボトムレール16に連結される。
ヘッドボックス10内には、公知の昇降コード昇降機構及びラダーコード傾動機構が内蔵され、これらはヘッドボックス10から垂下される操作コード20が操作されることによって作動される。昇降コード昇降機構は昇降コード18を昇降させ、任意の高さで停止させるものであり、ラダーコード傾動機構はラダーコード12の前後コードの相対位置を変化させて、任意の相対位置で停止させるものである。
以上のように構成されるブラインドにおいて、スラット群が水平になるように、即ち、各スラット14のスラット面が水平になる全開状態においては、上下に隣り合うスラット14の間からブラインドの向こう側が見えて、光を十分に採り入れることができ、開放感を与えることができる。
ラダーコード傾動機構を作動させてラダーコード12の前後コードを相対移動させることにより中段コードが傾動し、スラット14の傾斜が可変となる。図3及び図4に示すように、スラット14が傾斜したときに、スラット14に形成された孔部14aの中で、上下に隣り合うスラット14と重なり合わない部分に存在する孔部14aから光が透過し、やさしい光を採り入れることができる。スラット14の傾斜角度に応じてこの重なり合わない部分に存在する孔部14aの数、即ち、孔部面積が変わるため、採り入れることのできる光の微妙なコントロールを行うことができる。
スラット14を最大の角度まで傾斜させた全閉状態になったときに、図5及び図6に示すように、各スラット14に形成された孔部14aは、必ず上下に隣り合うスラット14の非孔部14bと重なり合うように、スラット14の上下のピッチが設定されている。即ち、各スラット14に対して、上半分が上側に隣り合うスラット14に重なり合い、下半分が下側に隣り合うスラット14に重なり合っている。また、最上部のスラット14に関しては、上半分がヘッドボックス10から下方に延設される板部10aに重なり合っており、最下部のスラット14に関しては、下半分がボトムレール16に重なり合っている。このため、各スラット14の孔部14aを上下に隣り合うスラットの非孔部14bで遮蔽することができ、スラット群で形成されるブラインド面で完全に光を遮蔽することができる。
こうして、本発明のブラインドでは、一般的な略平坦なスラット14の孔部14aから光を採り入れることができ、完全に遮蔽することもできる。略平坦なスラットを使っているので、弾性、座屈に関して一般的なブラインドと同等とすることができる。
本発明の実施形態に係るブラインドを表す斜視図である。 (a)上から奇数番目と(b)上から偶数番目のスラットのそれぞれの平面図である。 スラットが45度傾斜したときの平面図である。 スラットが45度傾斜したときの側面図及び一部拡大断面図である。 スラットが最大傾斜したときの平面図である。 スラットが最大傾斜したときの側面図及び一部拡大断面図である。
符号の説明
10 ヘッドボックス
12 ラダーコード
14 スラット
14a 孔部
14b 非孔部

Claims (2)

  1. ヘッドボックス(10)から垂下するラダーコード(12)によって略平坦なスラット(14)が整列状態に支持され、ラダーコード(12)の前後のコードが互いに相対移動することによってスラット群の傾斜が可変となり、各スラット(14)にはスラット面から光を透過させるための多数の孔部(14a)が形成されるブラインドにおいて、
    各スラットの孔部が形成される位置は、上下に隣り合うスラットの孔部の位置と幅方向に異なっており、スラットが最大傾斜した全閉状態で各スラットの孔部(14a)が上下に隣り合うスラットの非孔部(14b)に重なり合うようにスラットの上下方向のピッチが設定されることを特徴とするブラインド。
  2. 各スラット(14)の孔部(14a)の位置は、上下方向に一段おきのスラット(14)の孔部(14a)の位置と同一であることを特徴とする請求項1記載のブラインド。
JP2006228085A 2006-08-24 2006-08-24 ブラインド Withdrawn JP2008050843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019108794A (ja) * 2012-03-30 2019-07-04 立川ブラインド工業株式会社 横型ブラインド

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Effective date: 20091110