JP2008050071A - エレベータ装置 - Google Patents

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庸祐 合田
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Abstract

【課題】 エレベータ昇降路17のピット23や機械室床などに大きな引抜力をかけることなく、また主ロープ14の反かご15側のロープテンションが0でも動作可能なエレベータを実現すること。
【解決手段】 本発明は、昇降路17内を昇降するかご15と、昇降路17内に設置された方向転換シーブ22と、昇降路上部に設置された駆動装置1と、両端部がかご15に連結され駆動装置1のシーブ3及び方向転換シーブ22を経由して無端状に配置された主ロープ14を備えたものにおいて、駆動装置1を主ロープ14の長手方向の一定領域を側方から押圧しつつ駆動する装置とした。これにより、主ロープ14のかご15側ロープテンションT1と反かご側ロープテンションT2に大きな差があっても、問題なく運転することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータの駆動装置に関するものである。
従来のエレベータ装置の例を図により説明する(特許文献1参照)。図5は典型的なトラクション式エレベータを示す概略図で、機械室10にはモータ11に駆動される主シーブ12とそらせシーブ13が設置され、これらのシーブ12,13に巻き掛けられた主ロープ14の両端にはかご15とカウンターウェイト16が連結されている。17は昇降路である。
この構造だと、カウンターウェイト16が設置されているため、昇降路17内にカウンターウェイト16の設置スペースが必要であり、またカウンターウェイト16の昇降を案内するガイドレールも設置しなければならない。
図6はカウンターウェイトを省略した巻胴式エレベータの例で、昇降路17の下部に設置した機械室10に、モータ11,主ロープ14を巻き付けるドラム18を備えた巻上機19を設置したものである。図5と同一符号は同一のものを示している。
この構成だとカウンターウェイトを省略できるが、ドラム18が大きく、また巻上機19に上方向への引き抜き力がかかるため、機械室10の床面の強度を上げなければならない。更に主ロープ14のドラム18への巻き付け量にも制限があるため、低層用エレベータにしか使用できないという問題もある。
図7はトラクション式エレベータでありながらカウンターウエイト及びドラムを省略した例である。図6との相違点は、昇降路17の下部にそらせシーブ20,21を設置するとともにドラム18に代えて主シーブ12を設け、主ロープ14を無端状に配置したことである。
特開昭60−167875号公報
前記図7の構成であれば、カウンターウェイトを省略できるとともに、ドラムを使用する必要もなくなるが、図6の場合と同様に、巻上機19に上方向への引き抜き力がかかるため、機械室10の床面の強度を上げなければならないだけでなく、そらせシーブ20,21を設置しているため、昇降路17の下部やピットにも大きな引き抜き力がかかる。更に主ロープ14の全体に大きなテンションを掛けておかなければならないという問題もある。
本発明は、昇降路を昇降するかご、前記昇降路内に設置された方向転換シーブ、前記昇降路内又は昇降路に隣接して設置された機械室内に設置された駆動装置、両端部が前記かごに連結され前記駆動装置のシーブ及び前記方向転換シーブを経由して無端状に配置された主ロープ等の張力部材を備えたものにおいて、前記駆動装置を前記張力部材の長手方向の一定領域を側方から押圧しつつ駆動する装置としたものである。
また本発明は、前記張力部材の長手方向の一定領域を側方から押圧しつつ駆動する装置は、前記張力部材が巻き掛けられたシーブと、前記張力部材を前記シーブに押圧しつつ駆動する装置としたものである。
更に、前記張力部材を前記シーブに押圧しつつ駆動する装置は、前記張力部材に圧設されつつ周回移動するベルトと、該ベルトの周回移動経路に沿って配設された複数のローラと、これらのローラの内少なくともひとつのローラを回転駆動する駆動モータとを備えているものである。
本発明によれば、駆動装置部分で張力部材を支持できるので、張力部材全体に大きなテンションを掛ける必要がなく、また昇降路や機械室床に大きな引き抜き力がかかることもない。
本発明の実施の形態を図1,2により説明する。図1は本実施形態を示す全体概略図であり、1は昇降路17の上部又は上部に配置された機械室に設けられた駆動装置、22はピット23に設けられた方向転換シーブ、図5と同一符合は同一のものを示している。本実施形態では駆動装置1で主ロープ14を挟持することにより、かご15側のロープテンションT1と反かご15側のロープテンションT2とのアンバランスを保持している。したがって、ロープテンションT1が大で、ロープテンションT2が0であってもエレベータの運転を可能にしている。
この駆動装置1は、図2に示すように、フレーム2にシーブ3を取り付けると共に、該シーブ3の上方と両側の3箇所にローラ4,5,6を配置し、これらのローラ4,5,6にベルト7を張設して、該ベルト7によってシーブ3に巻き付けられた主ロープ14をシーブ3に向けて押圧する。上方のローラ4にはフレーム2の背面に取り付けられたモータ(図示省略)が連結されている。また両側のローラ5,6はそれぞれ位置調節機構8によって高さ位置の調節が可能に取り付けられており、高さ位置を調節することによってベルト7の張力を調節することができる。したがって、ベルト7の張力を十分な大きさにしておけば、ロープテンションT2が0であっても主ロープ14がすべることなく、エレベータを運転することができる。
図3は、他の駆動装置30の構成を示す図である。図において、51はハウジングで、内部に原動側ベルト駆動機構Maと従動側ベルト駆動機構Mbを備えている。原動側ベルト駆動機構Maは、ロープ14に沿って配置された一対のローラ53,54間に主ベルト31を張設した構成の主ベルト伝動機構と、一方のローラ53を回転駆動する駆動モータ52と、主ベルト31の内側に配置された一対のローラ64,65間に副ベルト62を張設した構成の副ベルト伝動機構と、副ベルト62の内側に配置された複数の押圧ローラ68とを備えている。
一方、従動側にベルト伝動機構Mbは、主ロープ14に沿って配置された一対のローラ55,56間に主ベルト61を張設した構成の主ベルト伝動機構と、主ベルト61の内側に配置された一対のローラ66,67間に副ベルト63を張設した構成の副ベルト伝動機構と、副ベルト63の内側に配置された複数の受けローラ69とを備えている。
尚、両ベルト機構Ma,Mbにおいて、副ベルト62,63の主ロープ14側の外周面が、主ベルト31,61の主ロープ14側の内周面に密着している。
この駆動装置30は、シーブ3を使用していないため比較的小型化でき、主ロープ14の色々な位置に配置することができる。例えば、図4に示すように、昇降路17の上部に方向転換シーブ41,42、同じく下部に方向転換シーブ43,44を配置したエレベータにおいては、方向転換シーブ41,42間30a,方向転換シーブ41又は42の直下30b,30c、方向転換シーブ43,44の間30dなど、かご15の昇降の妨げにならない位置であれば任意の位置に設置することができる。尚、図2の駆動装置1もかご15の昇降の妨げにならない位置で設置スペースが確保できれば、同様に設置することができる。
以上説明したように、本実施の形態は駆動装置として主ロープの長手方向の一定領域を側方から押圧して駆動する装置を使用しているため、主ロープ14のかご15側と反かご15側のロープテンションが相違していても正常に動作することができる。したがって、カウンターウェイトを省略したエレベータを実現することができる。
尚、図3の実施の形態において、主ベルト31,61の内側の副ベルト62,63を省略し、ローラ64,65,68で直接主ベルト31を主ロープ14に押圧し、ローラ66,67,69で直接主ベルト61を主ロープ14に押圧する構成にしてもよい。
更に、前記の各実施の形態では、張力部材として主ロープ14を使用しているが、ベルト状の部材を使用することもできる。
本発明の実施の形態を示す全体概略図である。 本発明の実施の形態の駆動装置を示す図である。 本発明の実施の形態の他の駆動装置を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す全体概略図である。 従来のトラクション式エレベータを示す概略図である。 従来の巻胴式エレベータを示す概略図である。 従来のカウンターウェイトを省略したトラクション式エレベータを示す概略図である。
符号の説明
1,30 駆動装置
3 シーブ
4,5,6 ローラ
7 ベルト
14 主ロープ(張力部材)
15 かご
17 昇降路
22,41,42,43,44 方向転換シーブ

Claims (3)

  1. 昇降路を昇降するかご、前記昇降路内に設置された方向転換シーブ、前記昇降路内又は昇降路に隣接して設置された機械室内に設置された駆動装置、両端部が前記かごに連結され前記駆動装置のシーブ及び前記方向転換シーブを経由して無端状に配置されたロープ状又はベルト状の張力部材を備えたものにおいて、
    前記駆動装置は前記張力部材の長手方向の一定領域を側方から押圧しつつ駆動する装置であることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記張力部材の長手方向の一定領域を側方から押圧しつつ駆動する装置は、前記張力部材が巻き掛けられたシーブと、前記張力部材を前記シーブに押圧しつつ駆動する装置であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記張力部材を前記シーブに押圧しつつ駆動する装置は、前記張力部材に圧設されつつ周回移動するベルトと、該ベルトの周回移動経路に沿って配設された複数のローラと、これらのローラの内少なくともひとつのローラを回転駆動する駆動モータとを備えていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002064482A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Fujitec Co., Ltd. Mecanisme d'entrainement de corps mobile dans deux directions et dispositif d'elevateur utilisant ledit mecanisme
JP2006016184A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Mitsubishi Electric Corp Cwtレスエレベータ装置

Patent Citations (2)

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