JP2008049861A - 建設機械における盗難防止装置 - Google Patents

建設機械における盗難防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008049861A
JP2008049861A JP2006228709A JP2006228709A JP2008049861A JP 2008049861 A JP2008049861 A JP 2008049861A JP 2006228709 A JP2006228709 A JP 2006228709A JP 2006228709 A JP2006228709 A JP 2006228709A JP 2008049861 A JP2008049861 A JP 2008049861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
information
communication terminal
machine
side communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006228709A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yamada
英雄 山田
Seiichi Akiyama
征一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP2006228709A priority Critical patent/JP2008049861A/ja
Publication of JP2008049861A publication Critical patent/JP2008049861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】油圧ショベル1のエンジン始動が、予め登録されている作業条件情報とは異なる状態であった場合に、その作業者に作業の続行を諦めさせるようにする。
【解決手段】エンジン始動が有った場合、該エンジン始動時の作業条件が制御部3に登録されている作業条件情報と一致しているか否かの判断をし、一致していないと判断された場合、ホーン等の発音手段9や前照灯等の照明手段10を作動させ、これによって威嚇し、作業者に作業の続行を諦めさせるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械における盗難防止装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種建設機械においては、休祭日や夜間等において作業を休止することがあり、このような場合、建設機械は作業現場に放置されることが多い。そしてこのように放置された建設機械が盗難を受け、該盗難を受けた建設機械を、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗に並設されたATM(自動現金預け払い機)コーナーから現金を強奪する等の不法使用に供せられたりすることがある。そこで従来、エンジンキーが抜かれていて作動不能な状態のとき、機体の振動検知をした場合に、これを異常と判断してGPSシステムによって検知した位置情報と建設機械のID番号を通信回線を通じて地上局に連絡するようにしたものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−237980号公報
ところで前記異状判断に基づいて位置情報とID番号を地上局に連絡したとしても、管理者が連絡を受けてから現場に急行するまでのあいだに不法使用された場合には犯罪を未然に防止できないことになり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、外部機関と通信できる機械側通信端末と、外部機関から機械側通信端末を介して入力した日付、曜日、時間、地域等の各種の作業条件情報の少なくとも一つが登録され、エンジン始動がなされたとき、またはなされようとするときの作業条件が前記登録された作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して該情報を登録すると共に警報発令手段に対して警報発令信号の出力をするように構成された制御部とを備えていることを特長とする建設機械における盗難防止装置である。
請求項2の発明は、外部機関と通信できる機械側通信端末と、外部機関から機械側通信端末を介して入力した日付、曜日、時間、地域等の各種の作業条件情報の少なくとも一つが登録され、エンジン始動がなされたとき、またはなされようとするときの作業条件が前記登録された作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して機械側通信端末に対して適性でないとする情報を外部機関に送信するように制御する制御部とを備えると共に、前記外部機関は、適正でないとする情報の入力に基づいて該情報を登録すると共に機械側通信端末に対して警報発令信号を送信するように構成され、制御部は、機械側通信端末が受信した警報発令信号に基づいて警報発令手段に対して警報発令信号の出力をするように構成されていることを特徴とする建設機械における盗難防止装置である。
請求項3の発明は、警報発令手段は、ホーン等の発音手段、前照灯等の照明手段のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1または2記載の建設機械における盗難防止装置である。
請求項1の発明とすることにより、エンジン始動した場合、またはなされようとするときの作業条件が予め登録されている作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して警報が発令され、これによって、不法行為を働こうとしている人を威嚇できることになって防犯性が向上する。
請求項2の発明とすることにより、エンジン始動した場合、またはなされようとするときの作業条件が予め登録されている作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して警報が発令され、これによって、不法行為を働こうとしている人を威嚇できると共に、その適正でないとする情報が外部機関に登録されて残ることになり、これに基づいて違法行為の割り出しが可能となって防犯性が向上する。
請求項3の発明とすることにより、建設機械に搭載される発音手段または照明手段を用いて警報することができる。
次ぎに、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図中、1は建設機械の一例である油圧ショベルであって、該油圧ショベル1には、エンジン停止(機械停止)した場合でも通信可能な機械側通信端末(例えば携帯電話)2が搭載されている。そして該機械側通信端末2は、油圧ショベル1に設けた制御部3に接続され、該制御部3は、インターネット回線(公衆回線であっても専用回線であっても良い)5を経由して管理サーバ(外部機関)4から受けた受信情報(例えばアクチュエータを駆動する等の各種の制御情報)に基づいた制御を実行するようになっている。尚、制御部3は、機械側通信端末2およびインターネット回線5を介して管理サーバ4と情報の遣り取りをし、互いに必要な制御、管理が実行できるようになっている。
前記制御部3が実行する制御のなかには、盗難防止制御も実行できるようになっている。この盗難防止制御は、本実施の形態ではエンジンが始動したとき、またはエンジン始動がなされようとするときに実行されることになるが、制御部3には、油圧ショベル1が作動するための日付、曜日、時間、地域(GPSシステムにより認識できる)等の各種の作業条件情報の中から選択される少なくとも一つが前記管理サーバ4あるいはオペレータ等の管理者が所持する外部携帯端末6、さらには油圧ショベル1自体に搭載されるモニタ8等の情報入力手段からの情報として登録されており、またエンジン始動時にエンジンキーから発せられる固有信号も作業条件情報の一つとして登録されている。そして制御部3は、エンジン始動があったとき、またはなされようとするときの作業条件が、前記登録されている作業条件情報から逸脱しているものがあるか否かの判断をする。そして全ての作業条件情報が適正であると判断される場合はエンジン始動を許可してエンジンを駆動させ、必要な作業を実行できることになるが、どれか一つでも適正でないと判断した場合、エンジン始動を制限する(禁止する)か、あるいは既にエンジンが何らかの理由で駆動してしまっている場合にはエンジンを停止すると共に、モニタ8に対し、例えば使用時間が逸脱しているものである場合、「作業時間が設定された使用時間から逸脱しています。」等の逸脱条件の表示をして認識させるようになっている。因みにこの認識は、モニタ表示に限定されず、スピーカ11からの音声表示であっても勿論よい。
そして予め設定される時間(例えば1分)以内に再度のエンジン始動がなされた場合、全ての作業条件情報が適正であれば前回は間違いであったとして作業をそのまま実行できるが、適切でないものがあると判断された場合、その中に前回適切でないと判断された作業条件情報と同じものがあるか否かの判断をし、同じものがあったと判断された場合、これを不法使用の可能性があると判断し、エンジン始動を制限する(禁止する)か、あるいは既にエンジンが何らかの理由で駆動してしまっている場合にはエンジンを停止すると共に、ホーン等の発音手段9および/または前照灯等の照明手段10に対して作動指令を出力して警報作動を実行するようになっている。さらに制御部3は、この不正状態を登録すると共に、機械側通信端末2を介して管理サーバ4に送信し、管理サーバ4は入力した不正情報を登録する。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、前記制御部3は、エンジン始動があったか、またはなされようとするとき、そのときの作業条件が、登録されている作業条件情報と対比して逸脱しているものがあるかないかの判断をし、逸脱しているものがない、つまり全て一致していると判断した場合に、作業継続を実行することになるが、一つでも一致していないものがあると判断された場合にはエンジン始動を制限する(禁止する)か、あるいは既にエンジンが何らかの理由で駆動してしまっている場合にはエンジンを停止する。そして所定時間後、再度エンジン始動が有った場合に、エンジン始動時の作業条件が、登録されている作業条件情報から逸脱しているものがあるかないかの判断をし、逸脱したものがあると判断された場合、そのなかに前回逸脱していると判断したものがあるかの判断をし、あると判断した場合、不正使用の可能性があるとして警報発令指令を出力して警報発令を実行すると共にこれを制御部3および管理サーバ4に登録する作業を実行する。
このように、本発明が実施されたものにおいては、不正使用の可能性があると判断された場合、警報発令をしこれによって運転席に座する人に不正使用であることの警告をすることになって不正使用の停止を促すことになる。
しかもこの場合において、不正使用の内容が登録されるため、この登録されたないように基づいて不正使用の解析ができ、防犯性に寄与できることになる。しかもこのものでは、最初の不正使用の試みについては不正使用状態の報知をして適正使用を促すことになるが、この場合にオペレータは、二度目のエンジン始動をする前にオペレータ固有の登録番号(暗証番号)を入力する等をして不正使用でないことの情報入力をし、これによって不正使用状態を解除して正当使用できるように設定することもできる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、外部機関である管理サーバ4に不正使用が行われている情報入力をし、これに基づいて管理サーバ4から警告発令信号を入力して警報発令をするようにしてもよく、この場合、管理サーバ4において不正使用の情報が登録できるようにしておけば、万一、油圧ショベル1に搭載の制御部3が破壊されても不正使用情報は残ることになって防犯性が向上する。
さらにこの場合において、管理サーバ4に対して正当使用である旨の情報入力を機械側通信端末2を介して行い、不正使用の解除を行うように設定することもできるが、さらに管理サーバ4に登録されている作業条件情報を書き換えることもできる。
因みに、外部機関としては管理サーバに限定されず、携帯電話のような外部通信端末9であっても勿論よい。
また、通信端末としては、携帯電話回線に限定されないものであることは勿論であって、インターネット回線を通じて通信端末同志の接続をしてもよく、さらには無線LANを利用して近隣にある建設機械を介することで外部機関と接続するようにしても実施することができる。
建設機械における防犯装置の全体構成図である。 防犯制御のフローチャート図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 機体側通信端末
3 制御部
4 管理サーバ

Claims (3)

  1. 外部機関と通信できる機械側通信端末と、外部機関から機械側通信端末を介して入力した日付、曜日、時間、地域等の各種の作業条件情報の少なくとも一つが登録され、エンジン始動がなされたとき、またはなされようとするときの作業条件が前記登録された作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して該情報を登録すると共に警報発令手段に対して警報発令信号の出力をするように構成された制御部とを備えていることを特長とする建設機械における盗難防止装置。
  2. 外部機関と通信できる機械側通信端末と、外部機関から機械側通信端末を介して入力した日付、曜日、時間、地域等の各種の作業条件情報の少なくとも一つが登録され、エンジン始動がなされたとき、またはなされようとするときの作業条件が前記登録された作業条件情報と異なる場合、適正でないと判断して機械側通信端末に対して適性でないとする情報を外部機関に送信するように制御する制御部とを備えると共に、前記外部機関は、適正でないとする情報の入力に基づいて該情報を登録すると共に機械側通信端末に対して警報発令信号を送信するように構成され、制御部は、機械側通信端末が受信した警報発令信号に基づいて警報発令手段に対して警報発令信号の出力をするように構成されていることを特徴とする建設機械における盗難防止装置。
  3. 警報発令手段は、ホーン等の発音手段、前照灯等の照明手段のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1または2記載の建設機械における盗難防止装置。
JP2006228709A 2006-08-25 2006-08-25 建設機械における盗難防止装置 Pending JP2008049861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228709A JP2008049861A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 建設機械における盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228709A JP2008049861A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 建設機械における盗難防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008049861A true JP2008049861A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39234307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006228709A Pending JP2008049861A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 建設機械における盗難防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008049861A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133088A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 盗難検知装置及び盗難検知システム
KR101545595B1 (ko) * 2009-04-29 2015-08-19 엘지전자 주식회사 차량 제어 장치 및 그 방법
JP2020159050A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日立建機株式会社 作業機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004114893A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 盗難防止装置および盗難防止システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004114893A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 盗難防止装置および盗難防止システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101545595B1 (ko) * 2009-04-29 2015-08-19 엘지전자 주식회사 차량 제어 장치 및 그 방법
JP2013133088A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 盗難検知装置及び盗難検知システム
JP2020159050A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日立建機株式会社 作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107539271B (zh) 低功耗高安全车辆防盗追踪系统及其方法
EP3188936B1 (en) Key module
US5926086A (en) System and method for vehicle theft prevention and recovery
JP2003187357A (ja) 盗難防止装置、盗難防止システム、盗難防止方法およびそのプログラム
JP2008049861A (ja) 建設機械における盗難防止装置
JP2010072750A (ja) 盗難防止装置
JPH09240432A (ja) 車両盗難判定装置及び車両盗難防止装置
JP2008191825A (ja) 位置情報を用いた認証システム
JP2007237811A (ja) 遠隔操作結果通知システムおよび遠隔操作結果通知制御方法
JP3756772B2 (ja) 車両の監視方法およびその監視システム
JP2003285720A (ja) 盗難防止支援装置及び盗難防止支援システム
JP4172282B2 (ja) 電子ナンバープレート認識システム
JP2003137071A (ja) 盗難防止装置
JP2006070454A (ja) 車両盗難・無断駐車防止装置
JP2007253818A (ja) 車両用セキュリティー装置及び車両用セキュリティーシステム
JP5103858B2 (ja) 車両セキュリティシステム、及び車両用セキュリティ装置
JPH10226315A (ja) 盗難防止装置
JP2008123435A (ja) セキュリティ装置
KR20090008885A (ko) 차량의 도난 방지 시스템 및 그 제어방법
JP2008248657A (ja) 作業機械用のカメラシステム
JP2013133088A (ja) 盗難検知装置及び盗難検知システム
KR20100073586A (ko) 건설기계의 도난 방지장치
JP2001098587A (ja) 建設機械の盗難防止装置
JP5282835B2 (ja) 車両セキュリティシステム、及び車両用セキュリティ装置
US20070063823A1 (en) Burglarproof apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081120

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100713

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110804