JP2008049281A - 粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被処理物を吊り下げるための吊下用部材の表面に形成された余分な塗膜の剥離処理の効率を向上させることができ、塗装ラインの稼働率を上げて生産性を向上させることができるとともに、吊下用部材に形成された余分な塗膜の剥離処理にかかる費用を削減することができる粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法を提供する。
【解決手段】ハンガー14に被処理物Wを吊り下げる。そして、塗料塗着装置20によって、このハンガー14に吊り下げられた被処理物Wに対して粉体塗料を吹き付けることによりこの粉体塗料の塗着を行う。その後、粉体塗料が塗着された被処理物Wを吊り下げているハンガー14に対してエアブロー装置40によりエアブローを行う。
【選択図】図2
【解決手段】ハンガー14に被処理物Wを吊り下げる。そして、塗料塗着装置20によって、このハンガー14に吊り下げられた被処理物Wに対して粉体塗料を吹き付けることによりこの粉体塗料の塗着を行う。その後、粉体塗料が塗着された被処理物Wを吊り下げているハンガー14に対してエアブロー装置40によりエアブローを行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、被処理物に対して粉体塗料を塗着させるための粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法に関し、とりわけ、被処理物を吊り下げるための吊下用部材の表面に形成された余分な塗膜を効率的に剥離処理することができる粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法に関する。
エレベータにおけるホールドア、三方枠、側板、天井等のデザイン性が要求される部材は、一般的に意匠品といわれており、このような意匠品は塗装処理によって仕上げられるようになっている。具体的には、これらの被処理物に対する塗装処理の一例として、当該被処理物に対して粉体塗料を塗着させる粉体塗料塗着方法が用いられる。
このような粉体塗料塗着方法の一例について図7を用いて具体的に説明する。図7は、粉体塗料塗着工程の概略を示す説明図である。図7のStep1に示すように、まず、粉体塗料が塗着されるべき被処理物をハンガーで順次一定間隔で吊り、このハンガーを循環コンベアで循環搬送させる。ここで、被処理物を吊り下げるためのハンガーとして、例えば特許文献1等に示すようなものが用いられる。被処理物を吊り下げたハンガーが循環移動を行う際に、まず図7のStep2に示すように被処理物に対して前処理を行う。具体的には、被処理物に対して脱脂およびリン酸亜鉛皮膜の生成を行い、このことによって当該被処理物の錆止めを行い、表面に粉体塗料が付着しやすいようにする。次に、図7のStep3に示すように被処理物の水切り乾燥を行う。その後、Step4に示すように被処理物に対して粉体塗料を吹き付けてこの粉体塗料を塗着させる。この工程の具体的内容については後述する。次に、Step5に示すように粉体塗料が塗着させられた被処理物の焼き付け乾燥を行い、塗膜の形成を行う。最後に、Step6に示すように塗膜の形成が行われた被処理物をハンガーから下ろす。このハンガーは、次工程において、粉体塗料が塗着されるべき新たな被処理物を吊り下げるよう繰り返し使用される。
次に、図7のStep4に示すような塗装工程について図8乃至図10を用いて具体的に説明する。図8は、従来の粉体塗料塗着システムの構成を示す上面図であり、図9は、図8の粉体塗料塗着システムのB−B矢視による側面図であり、図10は、図8に示す粉体塗料塗着システムの塗料塗着装置による静電塗装の概要を示すための説明用側面図である。
従来の粉体塗料塗着システムは、図8および図9に示すように、案内レール10と、この案内レール10の下方に設置され、当該案内レール10に沿って案内される吊り下げ用治具12と、吊り下げ用治具12の下部に取り付けられた、被処理物Wを吊るための左右一対のハンガー16とを備えている。ここで、案内レール10は無端状の循環経路に沿って設けられており、吊り下げ用治具12および一対のハンガー16の組合せ体はこの案内レール10に沿って循環経路を案内させられるようになっている。また、一対のハンガー16は、図8に示すように、略長方形の板状の被処理物Wを、当該被処理物Wの短手方向が案内レール10の延びる方向(図8の上下方向)と一致するよう吊り下げるようになっている。
また、従来の粉体塗料塗着システムは、案内レール10の両側において一対の塗料塗着装置20を備えている。各塗料塗着装置20は、床面に設置されるベース22と、このベース22の上面に取り付けられた支柱24と、支柱24に対して上下方向(鉛直方向)に移動自在に設けられた塗装ガン保持部材26と、塗装ガン保持部材26に上下方向に並ぶよう取り付けられた例えば3つの塗装ガン28とを有している。この塗装ガン28は内部に蓄えられた粉体塗料の吹き付けを行うようになっている。このような塗料塗着装置20が案内レール10の両側に一つずつ設けられていることにより、ハンガー16に吊り下げられた被処理物Wの両面に対して粉体塗料の塗着を行うことができるようになる。
塗料塗着装置20の更に具体的な構成について図10を用いて説明する。図10に示すように、塗料塗着装置20は、静電塗装により被処理物Wに対する粉体塗料の塗着を行うようになっている。具体的には、各塗装ガン28には高圧発生装置30が電気的に接続されており、この高圧発生装置30は塗装ガン28にマイナス極を帯電させるようになっている。一方、案内レール10、吊り下げ用治具12およびハンガー16はそれぞれ導電性部材(具体的には、例えば鉄)から形成されており、この案内レール10はアースに接続されている。このため、ハンガー16から吊り下げられる被処理物Wはプラス極に帯電させられるようになる。このことにより、塗装ガン28と被処理物Wとの間に電界が発生する(図10の点線参照)。
塗装ガン28から粉体塗料が吹き出される際には、この粉体塗料はマイナス極に帯電する。そして、この吹き出された粉体塗料は、電界中の電気力線に沿いながら、プラス帯電した被処理物Wに引き寄せられるよう空気中を移動する(すなわち、図10の点線に沿って移動する)。このことにより、被処理物Wに対する均一な粉体塗料の吹き付けが行われる。また、この際に、被処理物Wの側縁にも粉体塗料が回り込み、この側縁の塗着をも行うことができる。このように、静電塗装は通常の塗装よりも高い塗料塗着率で粉体塗料の吹き付けをまんべんなく行うことができ、塗装品質の向上、粉体塗料のコスト削減等が可能となる。
しかしながら、上述した従来の粉体塗料塗着方法には以下の問題がある。
すなわち、図8および図9に示すような塗料塗着装置20により被処理物Wに対して粉体塗料の吹き付けを行う場合、塗装ガン保持部材26が支柱に対して上下方向に移動することにより当該被処理物Wに対してまんべんなく粉体塗料を吹き付けることとなるが、この際に塗装ガン28は被処理物Wの上端よりも上方に移動して粉体塗料の吹き付けを行う必要がある。なぜならば、被処理物Wにおける上部領域に対する塗装不良を防止するためである。しかしながら、この場合にはハンガー16にも粉体塗料が塗着してしまい、そのまま図7のStep5に示すような焼き付け乾燥処理を行うとこのハンガー16に付着した粉体塗料が溶融して固着してしまう。ここで、前述のようにハンガー16は何度も繰り返し使用されるため、使用回数を重ねるごとにハンガー16の表面に形成される塗膜が幾層にも重なり、それに伴ってハンガー16の導電性が低下し、静電気力が落ちて塗着効率が悪化するという問題が発生する。このため、ハンガー16の良好な導電性を維持するために、数回使用して塗膜が表面に形成されたハンガー16について、ビーズブラスト装置等により当該塗膜を剥離させる必要がある。また、このようなブラスト装置を用いた作業を行うことにより塗装ラインで使用されるハンガー16の数が不足し、塗装ラインにおける処理が中断してしまうおそれがある。
すなわち、図8および図9に示すような塗料塗着装置20により被処理物Wに対して粉体塗料の吹き付けを行う場合、塗装ガン保持部材26が支柱に対して上下方向に移動することにより当該被処理物Wに対してまんべんなく粉体塗料を吹き付けることとなるが、この際に塗装ガン28は被処理物Wの上端よりも上方に移動して粉体塗料の吹き付けを行う必要がある。なぜならば、被処理物Wにおける上部領域に対する塗装不良を防止するためである。しかしながら、この場合にはハンガー16にも粉体塗料が塗着してしまい、そのまま図7のStep5に示すような焼き付け乾燥処理を行うとこのハンガー16に付着した粉体塗料が溶融して固着してしまう。ここで、前述のようにハンガー16は何度も繰り返し使用されるため、使用回数を重ねるごとにハンガー16の表面に形成される塗膜が幾層にも重なり、それに伴ってハンガー16の導電性が低下し、静電気力が落ちて塗着効率が悪化するという問題が発生する。このため、ハンガー16の良好な導電性を維持するために、数回使用して塗膜が表面に形成されたハンガー16について、ビーズブラスト装置等により当該塗膜を剥離させる必要がある。また、このようなブラスト装置を用いた作業を行うことにより塗装ラインで使用されるハンガー16の数が不足し、塗装ラインにおける処理が中断してしまうおそれがある。
図11(a)は、従来の粉体塗料塗着システムにおける使用前のハンガー16の状態を示す図であり、図11(b)は、従来の粉体塗料塗着システムにおいて繰り返し使用した後のハンガー16の状態を示す図である。図11(b)における白ヌキで示される部分16aはハンガー16の表面に形成された塗膜を示している。図11(b)に示すように、ハンガー16における矢印Cで示す胴体部分では塗膜の厚さが非常に大きくなる。一方、ハンガー16における矢印Dで示すフック部分は被処理物Wの影になる場合が多いので、塗膜は前述の矢印Cで示す胴体部分よりは厚くならない。ハンガー16の導電性を確保するためには最低でも矢印Dで示すフック部分に塗膜が堆積しないことが必要となるが、矢印Cで示す胴体部分に塗膜が堆積したままでは、ハンガー16の導電性の機能に問題が生じる。このため、結局はハンガー16全体の塗膜を剥離しなければならない。
また、被処理物Wに塗着しない粉体塗料は回収することにより再利用が可能となるが、ハンガー16に塗着した粉体塗料は回収不能となり、余分に粉体塗料を使用してしまい、塗料費が高くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、被処理物を吊り下げるための吊下用部材の表面に形成された余分な塗膜の剥離処理の効率を向上させることができ、塗装ラインの稼働率を上げて生産性を向上させることができるとともに、吊下用部材に形成された余分な塗膜の剥離処理にかかる費用を削減することができる粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法を提供することを目的とする。このようなものによれば、粉体塗料の再利用のための回収効率を向上させることができる。
本発明は、被処理物に対して粉体塗料を塗着させるための粉体塗料塗着システムにおいて、被処理物を吊り下げるための吊下用部材と、前記吊下用部材に吊り下げられた被処理物に対して粉体塗料を吹き付けることにより当該粉体塗料の塗着を行う塗料塗着装置と、前記塗料塗着装置により粉体塗料が塗着された被処理物を吊り下げている前記吊下用部材に対してエアブローを行うエアブロー装置と、を備えたことを特徴とする粉体塗料塗着システムである。
また、本発明は、被処理物に対して粉体塗料を塗着させるための粉体塗料塗着方法において、吊下用部材に被処理物を吊り下げる工程と、前記吊下用部材に吊り下げられた被処理物に対して粉体塗料を吹き付けることにより当該粉体塗料の塗着を行う工程と、粉体塗料が塗着された被処理物を吊り下げている前記吊下用部材に対してエアブローを行う工程と、を備えたことを特徴とする粉体塗料塗着方法である。
このような粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法によれば、被処理物に対して粉体塗料を吹き付ける際に吊下用部材にも付着した余分な粉体塗料について、当該吊下用部材に対してエアブローを行うことによりこの吊下用部材から剥離させることができる。このため、後工程の被処理物に対する焼き付け乾燥処理において、被処理物に対して塗膜を形成させる際に、吊下用部材に余分な塗膜が形成されることはなく、あるいは吊下用部材に形成される余分な塗膜の量が非常に少なくなる。このことにより、このような吊下用部材の表面に形成される余分な塗膜の剥離処理の効率を向上させることができ、塗装ラインの稼働率を上げて生産性を向上させることができるとともに、吊下用部材に形成された余分な塗膜の剥離処理にかかる費用を削減することができる。さらに、粉体塗料の再利用のための回収効率を向上させることができる。
本発明の粉体塗料塗着システムにおいては、前記塗料塗着装置は、静電塗装により被処理物に対する粉体塗料の塗着を行うことが好ましい。このことにより、被処理物における直接的に塗料塗着装置に対向しない部分にも粉体塗料の塗着を行うことができ、被処理物に対してまんべんなく粉体塗料を塗着させることができる。
本発明の粉体塗料塗着システムにおいては、前記吊下用部材は、前記被処理物に直接的に係合する下半部分と、前記下半部分の上方に設けられ当該下半部分に着脱自在となっている上半部分とからなり、前記エアブロー装置は前記吊下用部材のうち上半部分に対してエアブローを行うようになっていることが好ましい。このことにより、エアブロー装置により吊下用部材のエアブローを行う際に、被処理物における上端近傍に塗着した粉体塗料は剥離させられることなく、被処理物に対する均一な塗装を行うことができる。また、この場合には、後工程の焼き付け乾燥処理において、吊下用部材のうち下半部分に付着した粉体塗料が溶融し、この下半部分の表面に塗膜が形成されるので、塗装サイクルを数回行った後、下半部分を上半部分から分離させ、この下半部分のみに対してブラスト処理を行うこととなる。このような下半部分のみのブラスト処理であれば、対象となるブラスト処理面積が小さくなるので、吊下用部材全体に対してブラスト処理を行う場合と比較して、数倍の本数分のブラスト処理を一度に行うことができるようになる。
本発明の粉体塗料塗着システムにおいては、前記吊下用部材において、下半部分と上半部分とはネジ構造により結合されていることが好ましい。このことにより、下半部分を上半部分から容易に着脱させることができ、下半部分の交換作業を容易に行うことができるようになる。
本発明の粉体塗料塗着システムにおいては、前記吊下用部材は、前記ネジ構造を覆うカバー部分を更に備えたことが好ましい。このことにより、粉体塗料の吹き付けの際にこのネジ構造に粉体塗料が塗着してしまうことを防止することができる。このため、ネジ構造に塗膜が形成されて下半部分と上半部分との分離が困難になるという問題が発生することを防止することができる。
本発明の粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法によれば、被処理物を吊り下げるための吊下用部材の表面に形成された余分な塗膜の剥離処理の効率を向上させることができ、塗装ラインの稼働率を上げて生産性を向上させることができるとともに、吊下用部材に形成された余分な塗膜の剥離処理にかかる費用を削減することができる。さらに、粉体塗料の再利用のための回収効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図6は、本発明による粉体塗料塗着システムの一の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、一般的な粉体塗料塗着システムの全体的な構成の概要を説明するための全体斜視図であり、図2は、本発明の一の実施の形態における粉体塗料塗着システムの構成を示す上面図であり、図3は、図2の粉体塗料塗着システムのA−A矢視による側面図である。また、図4は、図2の粉体塗料塗着システムにおけるハンガーの構成の詳細を示す正面図であり、図5は、図4のハンガーの部分的な構成を示す部分斜視図である。また、図6は、図2の粉体塗料塗着システムにおけるエアブロー装置の構成の詳細を示す側面図である。
なお、図1乃至図6を参照するにあたり、図7乃至図10に示した従来の粉体塗料塗着システムと同一部材には同一符号を付して説明する。
このうち、図1は、一般的な粉体塗料塗着システムの全体的な構成の概要を説明するための全体斜視図であり、図2は、本発明の一の実施の形態における粉体塗料塗着システムの構成を示す上面図であり、図3は、図2の粉体塗料塗着システムのA−A矢視による側面図である。また、図4は、図2の粉体塗料塗着システムにおけるハンガーの構成の詳細を示す正面図であり、図5は、図4のハンガーの部分的な構成を示す部分斜視図である。また、図6は、図2の粉体塗料塗着システムにおけるエアブロー装置の構成の詳細を示す側面図である。
なお、図1乃至図6を参照するにあたり、図7乃至図10に示した従来の粉体塗料塗着システムと同一部材には同一符号を付して説明する。
本実施の形態における粉体塗料塗着システムは、図1乃至図3に示すように、無端状の循環経路(図1の二点鎖線参照)に沿って設けられた案内レール10と、この案内レール10の下方に設置され、当該案内レール10に沿って案内される吊り下げ用治具12と、吊り下げ用治具12の下部に取り付けられた、被処理物Wを吊るための左右一対のハンガー14とを備えている。ここで、吊り下げ用治具12および一対のハンガー14の組合せ体は案内レール10に沿って循環経路を案内させられるようになっている。また、一対のハンガー14は、図1に示すように、略長方形の板状の被処理物Wを、当該被処理物Wの短手方向が案内レール10の延びる方向と一致するよう吊り下げるようになっている。このハンガー14の構成の詳細については後述する。
また、粉体塗料塗着システムは、図2に示すように案内レール10の両側において一対の塗料塗着装置20を備えている。各塗料塗着装置20は、床面に設置されるベース22と、このベース22の上面に取り付けられた支柱24と、支柱24に対して鉛直方向に移動自在に設けられた塗装ガン保持部材26と、塗装ガン保持部材26に上下方向(鉛直方向)に並ぶよう取り付けられた例えば3つの塗装ガン28とを有している。この塗装ガン28は内部に蓄えられた粉体塗料の吹き付けを行うようになっている。また、塗装ガン保持部材26が支柱24に対して上下方向に移動することにより、各塗装ガン28は被処理物Wの全面に粉体塗料の吹き付けを行うことができるようになっている。
このような塗料塗着装置20が案内レール10の両側に一つずつ設けられていることにより、ハンガー14に吊り下げられた被処理物Wの両面に対して粉体塗料の塗着を行うことができる。図10に示すように、塗料塗着装置20は静電塗装により被処理物Wに対する粉体塗料の塗着を行うようになっているが、この静電塗装の詳細については既に述べているので説明を省略する。
このような塗料塗着装置20が案内レール10の両側に一つずつ設けられていることにより、ハンガー14に吊り下げられた被処理物Wの両面に対して粉体塗料の塗着を行うことができる。図10に示すように、塗料塗着装置20は静電塗装により被処理物Wに対する粉体塗料の塗着を行うようになっているが、この静電塗装の詳細については既に述べているので説明を省略する。
更に、案内レール10により形成されるような循環経路における一対の塗料塗着装置20の下流側において、エアブロー装置40が接続部材42を介して案内レール10に取り付けられている。このエアブロー装置40は、図2、図3および図6等に示すように、被処理物Wを吊り下げているハンガー14に向かってエアブローを行うようになっている。
以下、このような粉体塗料塗着システムの各構成要素、とりわけハンガー14およびエアブロー装置40について詳述する。
ハンガー14は、図4および図5に示すように、吊り下げ用治具12に着脱自在に取り付けられる上半部分14aと、被処理物Wに直接的に係合するフック形状の下半部分14bとを有している。上半部分14aの下端には、底面が開口する中空の三角錐形状のカバー部分14cが取り付けられている。一方、下半部分14bの上端(フックが形成される端部とは逆側の端部)には雄ネジ部分14dが設けられている。ここで、カバー部分14cの内側には、雄ネジ部分14dが挿入および係合可能な雌ネジ孔が形成されており、この雄ネジ部分14dをカバー部分14cの雌ネジ孔に係合させることにより、上半部分14aと下半部分14bとを連結させることができるよう構成されている。なお、雄ネジ部分14dをカバー部分14cの雌ネジ孔に係合させたときには、図5に示すように、この雄ネジ部分14dはカバー部分14cにより覆われるようになる。
エアブロー装置40は、図3および図6に示すように水平方向にエアブローを行うようになっており、ハンガー14にエアブローが当たるような高さに当該エアブロー装置40の高さ方向位置が設定されている。このエアブロー装置40は接続部材42により上方から吊り下げられている。
更に具体的には、エアブロー装置40は、ハンガー14のうち主に上半部分14aにエアブローが当たるよう、その高さ方向位置が設定されている。このことにより、エアブロー装置40は、ハンガー14のうち上半部分14aに塗着した粉体塗料をエアブローにより剥離させるようになっている。
更に具体的には、エアブロー装置40は、ハンガー14のうち主に上半部分14aにエアブローが当たるよう、その高さ方向位置が設定されている。このことにより、エアブロー装置40は、ハンガー14のうち上半部分14aに塗着した粉体塗料をエアブローにより剥離させるようになっている。
以下、このような構成からなる粉体塗料塗着システムの動作について説明する。
まず、図1および図7を用いて粉体塗料塗着方法の全体的な概略について説明する。まず、粉体塗料が付着されるべき被処理物Wをハンガー14で順次一定間隔で吊り、このハンガー14を案内レール10に沿って移動させる。そして、被処理物Wが吊り下げられたハンガー14の循環移動を行う際に、まず被処理物Wに対して前処理を行う。具体的には、被処理物Wに対して脱脂およびリン酸亜鉛皮膜の生成を行い、このことによって当該被処理物Wの錆止めを行い、粉体塗料が付着しやすいようにする。次に、被処理物Wが吊り下げられたハンガー14を更に移動させ、乾燥装置(図示せず)により当該被処理物Wの水切り乾燥を行う。その後、被処理物Wが吊り下げられたハンガー14を塗料塗着装置20に移動させ、塗料塗着装置20の各塗装ガン28から被処理物Wに向かって粉体塗料の吹き付けを行うことにより、この被処理物Wに粉体塗料を塗着させる。この際に、塗料塗着装置20は案内レール10の両側に一つずつ計2個設置されているので、被処理物Wの両面に粉体塗料を塗着させることができる。また、塗料塗着装置20は静電塗装により被処理物Wに対する粉体塗料の塗装を行うようになっているので、被処理物Wの側縁にも粉体塗料を付着させることができる。
なお、塗料塗着装置20の各塗装ガン28から被処理物Wに向かって粉体塗料の吹き付けを行う際に、この被処理物Wの上方にあるハンガー14にも粉体塗料が一部付着することとなる。しかしながら、ハンガー14における上半部分14aと下半部分14bとを連結させるネジ構造部分(具体的には、下半部分14bの上端に設けられた雄ネジ部分14dおよびカバー部分14cに形成された雌ネジ孔)は、中空の円錐形状のカバー部分14cにより覆われているため、このネジ構造部分に粉体塗料が付着することはない。
次に、図2に示すように被処理物Wが吊り下げられたハンガー14を更に下流側に移動させ、図3に示すようにハンガー14をエアブロー装置40に対向させるようにする。この際に、図6に示すように、ハンガー14はその上半部分14aがエアブロー装置40の開口に向き合うような高さとなる。そして、ハンガー14がエアブロー装置40に対向した状態で、エアブロー装置40はハンガー14に対してエアブローを行う。このことにより、ハンガー14のうち上半部分14aに塗着した粉体塗料が剥離することとなる。
ここで、もしエアブロー装置40がハンガー14全体(すなわち、上半部分14aおよび下半部分14bの両方)に対してエアブローを行った場合は、フック形状の下半部分14bに対して行われるエアブローによって被処理物Wの上端近傍に塗着した粉体塗料も剥離させられるおそれがあり、この場合、被処理物Wに対する均一な塗装を行うことができなくなるという問題が発生する。
エアブロー装置40により上半部分14aの粉体塗料が剥離させられたハンガー14は、その後案内レール10に沿って更に下流側に搬送され、焼き付け乾燥炉(図示せず)において被処理物Wに対して焼き付け乾燥処理が行われる。このことにより、被処理物Wに付着した粉体塗料が高温熱風により溶融し、この被処理物Wの表面に塗膜が形成される。
この際に、ハンガー14のうちフック形状の下半部分14bに付着した粉体塗料も溶融し、この下半部分14bの表面に塗膜が形成される。このため、上述のような塗装サイクルを数回行った後、下半部分14bを上半部分14aから分離させ、この下半部分14bの交換を行う。そして、塗膜が積層された下半部分14bのみに対してビーズブラスト装置等によりブラスト処理を行う。このようなフック形状の下半部分14bのみのブラスト処理であれば、対象となるブラスト処理面積が小さくなるので、ハンガー14全体に対してブラスト処理を行う場合と比較して、数倍の本数分のブラスト処理を一度に行うことができるようになる。
以上のように、本実施の形態の粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法によれば、ハンガー14に被処理物Wを吊り下げ、当該ハンガー14に吊り下げられた被処理物Wに対して粉体塗料を吹き付けることによりこの粉体塗料の塗着を行い、その後、粉体塗料が塗着された被処理物Wを吊り下げているハンガー14に対してエアブローを行うようになっている。このため、被処理物Wに対して粉体塗料を吹き付ける際にハンガー14にも付着した余分な粉体塗料について、当該ハンガー14に対してエアブローを行うことによりこのハンガー14から剥離させることができる。このため、後工程の被処理物Wに対する焼き付け乾燥処理において、被処理物Wに対して塗膜を形成させる際に、ハンガー14に余分な塗膜が形成されることはなく、あるいはハンガー14に形成される余分な塗膜の量が非常に少なくなる。このことにより、このようなハンガー14の表面に形成される余分な塗膜の剥離処理の効率を向上させることができ、塗装ラインの稼働率を上げて生産性を向上させることができるとともに、ハンガー14に形成された余分な塗膜の剥離処理にかかる費用を削減することができる。さらに、粉体塗料の再利用のための回収効率を向上させることができる。
また、塗料塗着装置20は、静電塗装により被処理物Wに対する粉体塗料の塗着を行うようになっているので、被処理物Wにおける直接的に塗料塗着装置20に対向しない部分にも粉体塗料の塗着を行うことができ、被処理物Wに対してまんべんなく粉体塗料を塗着させることができる。
また、ハンガー14は、被処理物Wに直接的に係合する下半部分14bと、下半部分14bの上方に設けられこの下半部分14bに着脱自在となっている上半部分14aとからなり、エアブロー装置40はハンガー14のうち上半部分14aに対してエアブローを行うようになっている。このため、エアブロー装置40によりハンガー14のエアブローを行う際に、被処理物Wにおける上端近傍に塗着した粉体塗料は剥離させられることなく、被処理物Wに対する均一な塗装を行うことができる。また、この場合には、後工程の焼き付け乾燥処理において、ハンガー14のうち下半部分14bに付着した粉体塗料が溶融し、この下半部分14bの表面に塗膜が形成されるので、塗装サイクルを数回行った後、下半部分14bを上半部分14aから分離させ、この下半部分14bのみに対してブラスト処理を行うこととなる。このような下半部分14bのみのブラスト処理であれば、対象となるブラスト処理面積が小さくなるので、ハンガー14全体に対してブラスト処理を行う場合と比較して、数倍の本数分のブラスト処理を一度に行うことができるようになる。
また、ハンガー14において下半部分14bと上半部分14aとはネジ構造(具体的には、下半部分14bの上端に設けられた雄ネジ部分14dおよびカバー部分14cに形成された雌ネジ孔)により結合されているので、下半部分14bを上半部分14aから容易に着脱させることができ、下半部分14bの交換作業を容易に行うことができるようになる。
また、ハンガー14は、上述のネジ構造を覆うカバー部分14cを更に備えているので、粉体塗料の吹き付けの際にこのネジ構造に粉体塗料が塗着してしまうことを防止することができる。このため、ネジ構造に塗膜が形成されて下半部分14bと上半部分14aとの分離が困難になるという問題が発生することを防止することができる。
なお、本実施の形態による粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、被処理物Wを吊り下げるための吊下用部材としてハンガー14を用いた場合について説明したが、被処理物Wを吊り下げることができるものであれば吊下用部材として他の部材を用いてもよい。また、被処理物Wに粉体塗料を付着させるための塗料塗着装置は静電塗装を行うタイプのものに限定されることはなく、他の種類のものを用いてもよい。
10 案内レール
12 吊り下げ用治具
14 ハンガー
14a 上半部分
14b 下半部分
14c カバー部分
14d 雄ネジ部分
16 ハンガー
20 塗料塗着装置
22 ベース
24 支柱
26 塗装ガン保持部材
28 塗装ガン
30 高圧発生装置
40 エアブロー装置
42 接続部材
12 吊り下げ用治具
14 ハンガー
14a 上半部分
14b 下半部分
14c カバー部分
14d 雄ネジ部分
16 ハンガー
20 塗料塗着装置
22 ベース
24 支柱
26 塗装ガン保持部材
28 塗装ガン
30 高圧発生装置
40 エアブロー装置
42 接続部材
Claims (6)
- 被処理物に対して粉体塗料を塗着させるための粉体塗料塗着システムにおいて、
被処理物を吊り下げるための吊下用部材と、
前記吊下用部材に吊り下げられた被処理物に対して粉体塗料を吹き付けることにより当該粉体塗料の塗着を行う塗料塗着装置と、
前記塗料塗着装置により粉体塗料が塗着された被処理物を吊り下げている前記吊下用部材に対してエアブローを行うエアブロー装置と、
を備えたことを特徴とする粉体塗料塗着システム。 - 前記塗料塗着装置は、静電塗装により被処理物に対する粉体塗料の塗着を行うことを特徴とする請求項1記載の粉体塗料塗着システム。
- 前記吊下用部材は、前記被処理物に直接的に係合する下半部分と、前記下半部分の上方に設けられ当該下半部分に着脱自在となっている上半部分とからなり、
前記エアブロー装置は前記吊下用部材のうち上半部分に対してエアブローを行うようになっていることを特徴とする請求項1または2記載の粉体塗料塗着システム。 - 前記吊下用部材において、下半部分と上半部分とはネジ構造により結合されていることを特徴とする請求項3記載の粉体塗料塗着システム。
- 前記吊下用部材は、前記ネジ構造を覆うカバー部分を更に備えたことを特徴とする請求項4記載の粉体塗料塗着システム。
- 被処理物に対して粉体塗料を塗着させるための粉体塗料塗着方法において、
吊下用部材に被処理物を吊り下げる工程と、
前記吊下用部材に吊り下げられた被処理物に対して粉体塗料を吹き付けることにより当該粉体塗料の塗着を行う工程と、
粉体塗料が塗着された被処理物を吊り下げている前記吊下用部材に対してエアブローを行う工程と、
を備えたことを特徴とする粉体塗料塗着方法。
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JP2006229162A JP2008049281A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 粉体塗料塗着システムおよび粉体塗料塗着方法 |
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