JP2008049244A - 排ガス処理設備及び排ガス処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る排ガス処理方法は、排ガス中の所定成分を処理する集塵手段を備える排ガス処理方法であって、第1の集塵手段2の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定値を超えた場合に、第1の集塵手段2の上流側に所定の薬剤の供給を開始し、第1の集塵手段2と直列に配置された第2の集塵手段3の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、当該薬剤供給量を制御することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
第1の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定値を超えた場合に、第1の集塵手段の上流側に所定の薬剤の供給を開始し、
第1の集塵手段と直列に配置された第2の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、当該薬剤供給量を制御することを特徴とする。
第1の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の計画濃度の50%を超えた場合に、当該計画濃度が50%になるように第1の集塵手段の上流側に所定の薬剤の供給を開始し、
第1の集塵手段と直列に配置された第2の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、第2の集塵手段の上流側に供給される薬剤の供給量を制御することを特徴とする。
第1の集塵手段と第2の集塵手段を直列に配置し、かつ
前記第1の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第1の薬剤供給手段と、
前記第2の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第2の薬剤供給手段と、
前記第1の集塵手段の出口側に所定ガス成分の濃度を検出する第1の検出手段と、
前記第2の集塵手段の出口側に所定のガス成分の濃度を検出する第2の検出手段と、
前記第1の薬剤供給手段及び第2の薬剤供給手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、第1の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定値を超えた場合に、前記薬剤が供給されるように第1の薬剤供給手段を制御し、かつ、第2の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、当該第1の薬剤供給手段による薬剤供給量を制御することを特徴とする。
また、適正能力の薬剤供給手段を採用するので、運転動力を従来方式に比較して大幅に低減できる。また、この構成では、薬剤供給手段を2つ必要とするが、通常、上流側の第1の集塵手段には、薬剤を供給しないため、溶融対象物に混入する反応生成物を最小に抑えることが出来る。
第1の集塵手段と第2の集塵手段を直列に配置し、かつ
前記第1の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第1の薬剤供給手段と、
前記第2の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第2の薬剤供給手段と、
前記第1の集塵手段の出口側に所定ガス成分の濃度を検出する第1の検出手段と、
前記第2の集塵手段の出口側に所定のガス成分の濃度を検出する第2の検出手段と、
前記第1の薬剤供給手段及び第2の薬剤供給手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、第1の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の計画濃度の50%を超えた場合に、第1の薬剤供給手段を制御して、当該計画濃度が50%になるように前記薬剤を供給し、かつ、第2の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、第2の薬剤供給手段による薬剤供給量を制御することを特徴とする。
本発明に係る実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る排ガス処理設備及び排ガス処理方法の概略について説明する図である。
また、本発明において、第1の集塵手段2の上流側に供給される薬剤は、ダイオキシン除去のための活性炭と助剤(例:ケイ素、アルミニウムが主成分)が例示される。また、第2の集塵手段3の上流側に供給される薬剤は、酸性ガス成分の除去のための、消石灰、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウムを主成分とするBICAR(商品名)等が例示される。
本発明に係る実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る排ガス処理設備及び排ガス処理方法の概略について説明する図である。
第1、第2の集塵手段2,3として、バグフィルタを用いる。第1、第2の薬剤供給手段4,5は、同じ供給能力(同容量)のものを用いる。また、第1、第2の薬剤供給手段4,5は、排ガス処理能力の最大負荷の50%に対応する供給能力である。第1の検出手段6は、HCl検出のレーザ式分析計である。第2の検出手段7は、HCl検出の連続分析計である。
第1、第2の集塵手段2,3として、バグフィルタを用いる。第1、第2の薬剤供給手段5は、同じ供給能力(同容量)のものを用いる。また、第1、第2の薬剤供給手段4,5は、排ガス処理能力の最大負荷の50%に対応する供給能力である。第1の検出手段6は、HCl検出のレーザ式分析計である。第2の検出手段7は、HCl検出の連続分析計である。計画濃度は最大1000ppmである。
上記実施形態1,2における第1の集塵手段2の上流側に薬剤を供給する第1の薬剤供給手段4を、従来方式の活性炭吹き込みライン共用することができる。かかる場合、設備コストを従来方式と同様に構成できるので好ましい。
2 第1の集塵手段
3 第2の集塵手段
4 第1の薬剤供給手段
5 第2の薬剤供給手段
6 第1の検出手段
7 第2の検出手段
8 制御手段
10、11 バグフィルタ
13 連続分析計
Claims (5)
- 排ガス中の所定成分を処理する集塵手段を備える排ガス処理方法であって、
第1の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定値を超えた場合に、第1の集塵手段の上流側に所定の薬剤の供給を開始し、
第1の集塵手段と直列に配置された第2の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、当該薬剤供給量を制御する
ことを特徴とする排ガス処理方法。 - 排ガス中の所定成分を処理する集塵手段を備える排ガス処理方法であって、
第1の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の計画濃度の50%を超えた場合に、当該計画濃度が50%になるように第1の集塵手段の上流側に所定の薬剤の供給を開始し、
第1の集塵手段と直列に配置された第2の集塵手段の出口側の所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、第2の集塵手段の上流側に供給される薬剤の供給量を制御する
ことを特徴とする排ガス処理方法。 - 排ガス中の所定成分を処理する集塵手段を備える排ガス処理設備であって、
第1の集塵手段と第2の集塵手段を直列に配置し、かつ
前記第1の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第1の薬剤供給手段と、
前記第2の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第2の薬剤供給手段と、
前記第1の集塵手段の出口側に所定ガス成分の濃度を検出する第1の検出手段と、
前記第2の集塵手段の出口側に所定のガス成分の濃度を検出する第2の検出手段と、
前記第1の薬剤供給手段及び第2の薬剤供給手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、第1の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定値を超えた場合に、前記薬剤が供給されるように第1の薬剤供給手段を制御し、かつ、第2の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、当該第1の薬剤供給手段による薬剤供給量を制御する
ことを特徴とする排ガス処理設備。 - 前記制御手段は、
第1の薬剤供給手段によって薬剤が供給される場合に、第2の薬剤供給手段によって供給される薬剤の供給量が固定されるように第2の薬剤供給手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の排ガス処理設備。 - 排ガス中の所定成分を処理する集塵手段を備える排ガス処理設備であって、
第1の集塵手段と第2の集塵手段を直列に配置し、かつ
前記第1の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第1の薬剤供給手段と、
前記第2の集塵手段の上流側に、所定の薬剤を供給する第2の薬剤供給手段と、
前記第1の集塵手段の出口側に所定ガス成分の濃度を検出する第1の検出手段と、
前記第2の集塵手段の出口側に所定のガス成分の濃度を検出する第2の検出手段と、
前記第1の薬剤供給手段及び第2の薬剤供給手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、第1の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の計画濃度の50%を超えた場合に、第1の薬剤供給手段を制御して、当該計画濃度が50%になるように前記薬剤を供給し、かつ、第2の検出手段によって検出された所定ガス成分の濃度値が所定の範囲となるように、第2の薬剤供給手段による薬剤供給量を制御する
ことを特徴とする排ガス処理設備。
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JP2006226811A JP2008049244A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | 排ガス処理設備及び排ガス処理方法 |
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2006
- 2006-08-23 JP JP2006226811A patent/JP2008049244A/ja active Pending
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