JP2008049206A - 排ガス処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低ランニングコストでしかも高効率で排ガス中のダイオキシン類を効果的に制限することのできる排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】アーク炉10からの排ガスを排出する排気経路12上に、排ガス温度を検知する温度センサ(熱電対)28を設けるとともに、吹込ノズル26を設け、複数種類の浄化剤のうち温度センサにて検知される排ガス温度で最も浄化効率の高い浄化剤を選択して吹込ノズル26から排気経路12内に吹き込んで排ガス中のダイオキシン類濃度を低減し、排ガス浄化を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明はアーク炉等の高温炉からの排ガスの処理方法、特にダイオキシン類を低減することのできる処理方法に関する。
ダイオキシン類は、廃棄物の焼却過程等で非意図的に発生する化学物質であってその発生源は多岐に亘っている。
ダイオキシン類は、芳香族塩素化合物であるポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(PCDDs),ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDFs)及びコプラナーPCBの総称で、223種類の異性体を持つ化合物群であり、毒性が強く、その環境汚染は大きな問題である。
このダイオキシン類の発生は、産業廃棄物の焼却過程等において特に問題となっているが、製鋼工場のアーク炉等やダスト・スラグ溶融炉や焼却灰等廃棄物溶融炉等の高温炉においても発生し、その問題の解決が必要である。
ここでダスト・スラグ溶融炉とは、製鋼工場で発生する製鋼排出物としての製鋼ダストと還元スラグとを溶融処理する炉である。
製鋼ダストは電気炉等を用いた製鋼において発生するダストで、排ガス中から集塵捕集されたものである。
また還元スラグは電気炉等を用いた製鋼において、還元精錬の際に製鋼排出物として生じたスラグである。
ダスト・スラグ溶融炉は、これらを溶融処理して有用な資源に転化するもので、このダスト・スラグ溶融炉は例えば下記特許文献1に開示されている。
一方アーク炉等の電気炉(製鋼炉)においては、スクラップを原料として用いることから、そのスクラップ中に不可避的に含まれる塩素源や有機材等が炉の内部で分解した後、炉外で反応して排ガス中にダイオキシン類を生成せしめる。
またその製鋼ダストを高温処理する上記ダスト・スラグ溶融炉からの排ガス中にもまた、ダイオキシン類が含有される可能性がある。
従ってこれら電気炉やダスト・スラグ溶融炉或いはその他ダイオキシン類を発生させる高温炉を操業するに際して、排ガス中のダイオキシン類を可及的に低減することが求められる。
高温炉からの排ガス中のダイオキシン類を低減することを目的としたものとして、下記特許文献2に開示されたものがある。
この特許文献2に開示の技術は、排ガスの排気経路上に、排ガスを高温に加熱及び保持して有害なダイオキシン類を分解する分解処理塔を設けて、排気経路における分解処理塔の上流若しくは分解処理塔内に、排ガス中の塩素を捕捉してダイオキシン類を低減する浄化剤としてのCa剤を吹込み、これを高温の分解処理塔で塩素と反応させて捕捉するようにしている。
この特許文献2に開示の技術ではまた、Ca剤(浄化剤)として以下のようなものを用いている。
このCa剤は下記特許文献3に開示されているもので、CaO及びSiOを供給し得る物質を含み且つCaO/SiOのモル比が1.5〜3.2の範囲内にあるCaO−SiO系(Ca・Si系)のものである。
ここでCa・Si系のCa剤は、以下の反応によって塩素を高効率で吸収し固定化する。
CaO/SiOのモル比が1.67近傍の場合は、
(10CaO,6SiO)+2HCl→9CaO・6SiO・CaCl+HO・・・式(1)
CaO/SiOのモル比が2近傍の場合は、
(2CaO,SiO)+2HCl→CaO・SiO・CaCl+HO・・・式(2)
CaO/SiOのモル比が3近傍の場合は、
(3CaO,SiO)+2HCl→2CaO・SiO・CaCl+HO・・・式(3)
CaO/SiOのモル比が1.75〜2の間にある場合は、上記の反応式(1),(2)に従い、9CaO・6SiO・CaClとCaO・SiO・CaClとの混合物が生成して塩素を固定化する。
またCaO/SiOのモル比が2〜3の間にある場合は、上記の反応式(2),(3)に従い、CaO・SiO・CaClと2CaO・SiO・CaClとの混合物が生成する。
以上の反応生成物であるカルシウムクロロシリケート(CaO・SiO・CaCl,9CaO・6SiO・CaCl及び2CaO・SiO・CaCl)は水と接触してもカルシウムイオンや塩素イオンが溶出することがない。
ここでCaO及びSiOを供給し得る物質は、CaO及びSiOを同時に供給する物質であっても良く、CaO及びSiOを個々に供給する物質を組み合せても良い。
またCaO及びSiOを同時に供給する物質と、CaOを単独で供給する物質と、SiOを単独で供給する物質とを適宜組み合せても良い。
CaO及びSiOを同時に供給する物質としては、エーライトやビーライトに代表される無水カルシウムシリケート,トバモライトに代表される含水カルシウムシリケートの他、石炭灰や高炉スラグ,還元スラグ等の産業廃棄物や都市ごみ,下水道等に含まれる一般廃棄物の焼成灰等を用いることができる。
無水カルシウムシリケートは一般式(CaO)・nSiOで示される化合物であり、同式中エーライトはn=3、ビーライトはn=2である。
含水カルシウムシリケートは一般式(CaO)・nSiO・mHOで示される化合物である。
以上のCaO及びSiOを同時に供給する物質は1種であっても良く、2種以上を混合して用いても良い。
CaOを単独で供給し得る物質としては、石灰石,消石灰,生石灰,ドロマイト等の内の1種又は複数を用いることができる。
SiOを単独で供給し得る物質としては、含水シリカ,無水シリカ,石英,トリジマイト,クリストバライト,シラス,パーライト,ベントナイト等の内の1種又は複数を用いることができる。
このCa・Si系のCa剤におけるCaOの含量は29%(質量%:以下同じ)以上であれば良く、SiOの含量は12%以上あれば良い。これよりも少ないと塩素の捕捉効果が十分とならない。
塩素の捕捉効率の観点から、より好ましくはCaOの含量は40%以上であり、SiOの含量は17%以上である。
かかるCa・Si系のCa剤は、高温度で良好に塩素と反応してこれを固定する能力を有し、また一旦塩素を固定化した後は、高温度の下でも固定化した塩素を放出しない特性を有する。
従ってこのようなCa・Si系のCa剤を、排ガス中のダイオキシン類を熱分解するために備えられた分解処理塔の上流又は分解処理塔内に供給することで、Ca・Si系のCa剤と塩素とを良好に反応させ得て、ダイオキシン類の分解により発生した塩素或いは排ガス中にもともと含まれている塩素を良好に捕捉固定でき、従って分解により発生した塩素が再びダイオキシン類を再生成するのを有効に阻止することができる。
その結果として、最終の排ガス中のダイオキシン類濃度を有効に低減することができる。
ところでこの特許文献2に開示のものでは、Ca剤による塩素の補足、即ち脱Clを高効率で行うために高温の分解処理塔を設けて、そこでCa剤と排ガス中のClとを反応させるようにしているが、この場合、分解処理室を高温度に保持するための熱エネルギーが多量に必要となり、ランニングコストが高くついてしまうといった問題がある。
これに対して排気経路にダイオキシン類を浄化する浄化剤を吹き込んで、排気経路内で直接排ガスと反応させてこれを浄化することができれば、上記分解処理塔を省略することができ、また分解処理塔を高温度に保持するための多量の熱エネルギーも省略し得て、ランニングコストを安価になし得、望ましい。
しかしながら排気経路に浄化剤を吹き込んで排気経路内で直接排ガスと反応させる場合、高温炉からの排ガスは1チャージ操業を通じて時間的に排ガス温度の変動が大きく、どのタイミングで浄化剤を吹き込んだら最も効率高く排ガス浄化を行えるかを見計らうのが難しい問題がある。
また排ガス中のダイオキシン濃度を低下させるための浄化剤としては特許文献3に開示されているCa・Si系のCa剤以外にも様々なものがあり、この場合、それらの浄化剤をその種類に応じてどのようなタイミングで吹き込むかを選定する場合にも同様の問題が生ずる。
特開平11−61232号公報 特開2006−7015号公報 特開2000−140565号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、低ランニングコストでしかも高効率で排ガス中のダイオキシン類を効果的に低減することのできる排ガス処理方法を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、高温炉からの排ガスを排出する排気経路上に排ガス温度を検知する温度センサを設けるとともに、該排ガス中のダイオキシン類濃度を低下せしめる浄化剤の吹込ノズルを設け、複数種類の該浄化剤のうち該温度センサにて検知される排ガス温度で最も浄化効率の高い浄化剤を選択して前記吹込ノズルから前記排気経路内に吹き込んで排ガス浄化を行うことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記高温炉がアーク炉等の電気炉であることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、高温度からの排気経路上に温度センサと吹込ノズルとを設け、複数種類の浄化剤のうち、温度センサにて検知される排ガス温度で最も浄化効率の高い浄化剤を選択して吹込ノズルから排気経路内に吹き込んで排ガス浄化を行うもので、本発明によれば、1チャージ操業を通じて排ガス温度が時間に伴って変化した場合であっても、吹込ノズルから吹き込んだ浄化剤により、可及的に高い効率でダイオキシン類濃度を低減することができ、排ガスを効果的に浄化することができる。
本発明は特にアーク炉等の電気炉からの排ガス処理に適用して好適なものである(請求項2)。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10はアーク炉(電気炉)で、12はこのアーク炉10からの排ガスを排出する排気経路であり、この排気経路12に沿ってアーク炉10側から順に燃焼塔14,冷却塔16,バグハウス18が設けられている。
燃焼塔14はアーク炉10からの排ガス中の未燃分を燃焼させるもので、冷却塔16は冷却水をスプレー噴霧して高温の排ガスを冷却するものである。
この冷却塔16の下流側に設けられたバグハウス18は、冷却塔16を通過した排ガスをバグフィルタ24に通して、そこで排ガス中のダストを集塵する。
そしてそのバグフィルタ24を通過した排ガスが、スタック20から大気中に放出される。
尚22はアーク炉10からの排ガスを吸引してスタック20から放出するための送風機である。
この実施形態では、排気経路12の燃焼塔14入口の位置に、浄化剤を排気経路12内に吹き込む吹込ノズル26と、排ガス温度を検知するための温度センサとしての熱電対28が設けられている。
ここで吹込ノズル26は、後述の3種類の浄化剤のうちから選択されたものを吹き込む。また熱電対28は排気経路12に沿って排出されるアーク炉10からの排ガスの温度を検知する。
この実施形態では、排ガス中のダイオキシン類濃度を低減させるための浄化剤として特許文献3に示すCa・Si剤,消石灰又は生石灰からなるCa剤及び活性炭が用いられている。
但しここではCa・Si剤として次のものを用いた。
即ち、ここではCa・Si剤として水酸化カルシウムと無水ケイ酸とを混合して成る粉末状の混合剤を用いた。
ここで粉末の平均粒子径は185μmであり、嵩密度は0.53(g/ml)である。
尚粉末状の混合剤におけるCaO/SiOのモル比は3.0である。また混合剤即ちCa・Si剤におけるCaOの含量は73.7質量%であり、SiOの含量は26.3質量%である。
図中30AはCa・Si剤の供給装置で、30Bは消石灰又は生石灰からなるCa剤の供給装置、30Cは活性炭の供給装置である。
尚Ca・Si剤,消石灰等から成るCa剤,活性炭は何れも粉末状で供給装置30A,30B,30Cから供給管32A,32B,32Cを通じて供給される。
これら供給管32A,32B,32C上には、管路を開閉し各浄化剤の供給・遮断を制御するバルブ34A,34B,34Cが設けられている。
これら供給管32A,32B,32Cは、1つの共通した供給管36に接続され、そしてこの供給管36が上記の吹込ノズル26に接続されている。
上記バルブ34A,34B,32Cはコントローラ38に電気的に接続されていて、各バルブ34A,34B,34Cの開閉がコントローラ38にて制御されるようになっている。
このコントローラ38にはまた上記の熱電対28が電気的に接続され、熱電対28による排ガス温度の検知情報がコントローラ38へと入力されるようになっている。
表1及び図2(A)は、塩素濃度50ppmの各種温度の排ガスに上記Ca・Si剤を吹き込んだときの吹込後の塩素濃度及び塩素除去率(但し図2(A)では塩素除去率のみ)を表しており、また表2及び図2(B)は、塩素濃度50ppmの各種温度の排ガスに消石灰を吹き込んだときの吹込後の塩素濃度及び塩素除去率(但し図2(B)は塩素除去率のみ)を表している。
Figure 2008049206
Figure 2008049206
これらの表及び図の比較から明らかなように、Ca・Si剤は排ガス温度が600〜900℃のときに塩素の除去効率が最も高く、従って同温度範囲内でCa・Si剤を吹き込んだときに特に有効に働く。
一方消石灰からなるCa剤の場合、排ガス温度200〜600℃の温度範囲で最も効率高く塩素除去する。
換言すれば、排ガス温度600℃〜900℃のときには消石灰からなるCa剤よりもCa・Si剤の方が塩素の除去効率が高く、また逆に排ガス温度が200〜600℃の温度範囲内にあるときにはCa・Si剤よりも消石灰からなるCa剤の方が塩素除去効率が高く、従って排ガス温度がこの温度範囲内にあるときにはCa・Si剤よりも消石灰からなるCa剤を吹き込んだ方が排ガス浄化に対して、詳しくは排ガス中のダイオキシン濃度低減のための浄化剤としてより有効である。
また図示はしていないが、排ガス温度が200℃以下のときには活性炭が有効に働く。
ここで活性炭は主として塩素除去よりもダイオキシンそのものを吸着して排ガス中からこれを除去する働きをなす。
本実施形態では、アーク炉10からの排ガス温度を熱電対18にて検知する。
そしてその検知温度が600℃〜900℃の温度範囲にあるときには、コントローラ38がバルブ34Aだけを開弁させて供給装置30AからCa・Si剤を供給管32A,36を通じて吹込ノズル26に供給させ、そして吹込ノズル26から排気経路12内へと吹き込ませる。
また一方排ガス温度が200〜600℃の温度範囲内にあるときには、コントローラ38がバルブ34Bだけを開弁させて、供給装置30Bから消石灰からなるCa剤を供給管32B,36を通じて吹込ノズル26へと供給させ、そして吹込ノズル26から排気経路12内へと吹き込ませる。
更に排ガス温度が200℃以下である場合には、コントローラ38がバルブ34Cだけを開弁させて、供給装置30Cから活性炭を吹込ノズル26へと供給させ、排気経路12内へと吹き込ませる。
以上のような本実施形態によれば、温度センサとしての熱電対28にて検知される排ガス温度の下で、最も浄化効率の高い浄化剤を選択して排気経路12内に吹き込んで排ガス浄化を行うことから、1チャージ操業を通じて排ガス温度が時間に伴って変化した場合であっても、吹込ノズル26から吹き込んだ浄化剤により可及的に高い効率でダイオキシン類濃度を低減することができ、排ガスを効果的に浄化することができる。
更に本実施形態によれば各浄化剤を最も効果を高く発揮する排ガス温度の下で吹き込むようにしているため、各浄化剤の使用量を可及的に少なくすることができ、浄化剤に要するコストを低減することができる利点も得られる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上例では同一の吹込ノズルから3種類の浄化剤のうちの何れかを選択して排気経路12内に吹き込むようにしているが、場合によって各浄化剤に対応した吹込ノズルを別々に設けておいて、各対応する吹込ノズルからそれぞれの浄化剤を排気経路12へと吹き込むようになすことも可能である。
また本発明は他の様々な高温炉からの排ガスの処理に適用することが可能であり、更に上記例示した以外の浄化剤を選択して排気経路内へ吹き込むようになすことも、また選択した浄化剤に応じて適正吹込温度範囲を様々に設定することも可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
本発明の一実施形態の排ガス処理方法の適用対象の一例を示した図である。 排ガス温度と浄化剤吹込みによるCl除去率との関係を示す図である。
符号の説明
10 アーク炉
12 排気経路
26 吹込ノズル
28 熱電対(温度センサ)

Claims (2)

  1. 高温炉からの排ガスを排出する排気経路上に排ガス温度を検知する温度センサを設けるとともに、該排ガス中のダイオキシン類濃度を低下せしめる浄化剤の吹込ノズルを設け、複数種類の該浄化剤のうち該温度センサにて検知される排ガス温度で最も浄化効率の高い浄化剤を選択して前記吹込ノズルから前記排気経路内に吹き込んで排ガス浄化を行うことを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 請求項1において、前記高温炉がアーク炉等の電気炉であることを特徴とする排ガス処理方法。
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