JP2008048221A - 中継局、無線基地局及び通信方法 - Google Patents

中継局、無線基地局及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中継局が、中継局と無線端末との間の通信を制御することができるようにする。
【解決手段】無線端末における送信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、無線端末から該信号に従って送信される信号を受信する中継局において、制御信号を生成して無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該制御信号に基づいて生成された前記送信動作を制御する信号に従って無線端末から送信された無線信号を受信する受信処理部とを備えた中継局又は無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、無線端末へ無線信号を送信する中継局において、制御信号を生成して無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に基づいて無線端末に対して無線信号を送信する送信処理部とを備えた中継局を用いる。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信を利用する中継局、無線基地局及び通信方法に関し、例えば、IEEE802.16に規定された無線通信システムをベースとして中継局を追加する際に用いると特に好適である。
WCDMA、CDMA2000等のシステムを代表として現在、無線通信路を介して通信を行う無線通信システムが世界的に普及している。このような無線通信システムにおいては、サービスエリアに対して複数の無線基地局が設置され、無線端末はいずれかの無線基地局を介して他の通信装置(通信端末)との通信を行う。その際、隣接する無線基地局が無線通信可能なサービスエリアに重複部分を設け、無線環境の劣化にともない、無線端末が隣接する無線基地局へハンドオーバすることを可能としている。
また、無線方式としては、例えば、符号分割多重、時分割多重、周波数多重、OFDM等の技術が採用され、1つの無線基地局に対して複数の無線端末が同時期に接続可能なことが一般的である。
しかし、無線基地局が無線通信可能なサービスエリア内であっても、エリアの境界に近い場所では、無線環境が良好でないために高速通信が困難であることが多い。
そこで、無線基地局のサービスエリア内に中継局を配置し、無線端末と無線基地局とが中継局を介して無線通信できるようにする案が提案されている。
特に、802.16jのタスクグループにおいて、そのような中継局(RS:Relay Station)の導入について、目下検討されている最中である。
上述した、IEEE802.16に関する事項は、例えば次の非特許文献1、2に開示されている。
IEEE Std802.16TM−2004 IEEE Std802.16eTM−2005
先に説明した背景技術によれば、無線端末は無線基地局と直接又は中継局を介して無線通信を行うとことができるが、中継局は、無線基地局と無線端末との間に介在し、単に信号の転送を行うだけで、無線端末の送信、受信を制御することができない。
従って、本発明の目的の1つは、中継局が、中継局と無線端末との間の通信を制御することができるようにすることである。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明においては、無線端末における送信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線端末から該信号に従って送信される信号を受信する中継局において、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該制御信号に基づいて生成された前記送信動作を制御する信号に従って該無線端末から送信された無線信号を受信する受信処理部と、を備えたことを特徴とする中継局を用いる。
(2)好ましくは、前記送信動作を制御する信号は、無線フレームの構造情報である。
(3)好ましくは、前記送信動作は受信品質測定結果の送信動作である。
(4)本発明においては、無線端末における送信動作を制御する信号を送信し、該信号により送信動作の制御を受けた無線端末から送信された無線信号を、中継局を介して受信する無線基地局において、該中継局から制御信号を受信する受信処理部と、該制御信号に基づいて前記送信動作を制御する信号を生成し、送信する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線基地局を用いる。
(5)無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線端末へ無線信号を送信する中継局において、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に基づいて該無線端末に対して無線信号を送信する送信処理部と、を備えたことを特徴とする中継局を用いる。
(6)本発明においては、無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該信号により受信動作の制御を受けた無線端末に対して無線信号を中継局を介して送信する無線基地局において、該中継局から制御信号を受信する受信処理部と、該制御信号に基づいて前記受信動作を制御する信号を生成し、送信する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線基地局を用いる。
(7)無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線基地局から受信したデータを該信号に基づいて該無線端末へ送信する中継局において、受信した該データについて誤りが検出された場合に、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該無線基地局から前記データの再送に係るデータを受信する受信処理部と、該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、前記受信動作を制御する信号に基づいて、受信した該再送に係るデータを該無線端末に送信する送信処理部と、を備えたことを特徴とする中継局を用いる。
(8)無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線基地局から受信したデータを該無線端末へ送信する中継局において、受信した該データを記憶する記憶部と、受信した該データについて誤りが検出されず、該データを受信した該無線端末から該データについて謝りを検出した旨の信号を受信した場合に、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、該記憶部に記憶した前記データに用いて再送データを生成し、前記受信動作を制御する信号に基づいて、該再送データを該無線端末に送信する送信処理部と、を備えたことを特徴とする中継局を用いる。
(9)本発明においては、無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該無線端末に対して中継局を介してデータを送信する無線基地局において、該中継局において受信した該データについて誤りが検出された場合に生成され送信される制御信号を該中継局から受信する受信処理部と、該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、該中継局を介して該データの再送に係るデータを送信する送信処理部と、を備えたことを特徴とする無線基地局を用いる。
(10)本発明においては、無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該無線端末に対して中継局を介してデータを送信する無線基地局において、該中継局において受信した該データについて誤りが検出されず、該無線端末において受信した該データについて誤りが検出された場合に生成され送信される制御信号を該中継局から受信する受信処理部と、該制御信号に基づいて前記受信動作を制御する信号を生成して送信するが、該データの再送に係るデータについては、該中継局への送信は行わない送信処理部、を備えたことを特徴とする無線基地局を用いる。
本発明によれば、中継局は、中継局と無線端末との間の通信を制御することができることとなる。
以下、図面を用いながら、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
無線端末が無線基地局から無線により信号を受信する際に同期をとる必要がある。従って、各無線基地局は同期のための信号を自局のサービスエリア内で送信する。例えば、その同期のための信号(同期信号)は、各無線基地局で異なるプリアンブル信号とすることができる。無線端末は、予め複数種類のプリアンブル信号のパターンを記憶しておき、各パターンのうち最も受信品質(例えば受信レベル)が良好なものを通信先の無線基地局として選択することができる。
無線方式として、例えば、OFDMを利用する場合には、無線基地局は送信データを各サブキャリアに割り振って、複数のサブキャリアを用いて送信を行うが、プリアンブルを所定のパターンで各サブキャリアに割り振り送信することができる。無線端末は、その所定のサブキャリアの組み合わせを受信して既知のプリアンブル信号とのマッチングをとって、最も良好なプリアンブルを送信する無線基地局に対して同期をとることができる。
また、無線基地局は、同期信号を基準にフレームを構成して、信号を送信する。無線端末は、同期信号を利用してフレーム同期を確立し、同期信号を基準としてデータのマッピング(無線フレーム構造)情報(無線端末の送信又は受信動作を制御するデータ;MAPデータ)を受信する。例えば、同期信号の直後にMAPデータを配置する。
MAPデータには、物理チャネル(下りチャネル(無線基地局から無線端末側へのチャネル)、上りチャネル(無線端末側から無線基地局側へのチャネル))にデータをマッピングする際のタイミング、チャネル情報、変調方式、符号化方式、符号化レート等を含めることができ、無線フレームは、MAPデータに対応した構造を持つ。更には、無線端末をその端末の識別情報を用いて指定して、無線端末毎に物理チャネルを指定することができる。もちろん、無線端末を特別指定せずに、所定の信号の送受信用として、複数の無線端末(例えば1つの無線基地局が形成するサービスエリア内の無線端末全て)を対象としてマッピング情報を送信することもできる。
従って、受信(送信)タイミング、受信(送信)チャネル(受信(送信)サブチャネルパターン情報)等の受信(送信)に必要なパラメータを端末IDに対応付けて構成されるデータをMAPデータの1例として用いることができる。
無線端末は、MAPデータにより指定された受信タイミング、受信チャネルにより無線信号を受信し、MAPデータにより指定された送信タイミング、送信チャネルにより無線信号を送信する。これにより、無線基地局との間で直接(中継局を介さずに)無線通信を行うことができる。
一方、中継局は、同様に、無線基地局からの同期信号を受信し、同期を確立する。そして、同期信号を基準として、MAPデータを受信し、MAPデータで指定された送信タイミング、送信チャネル(送信サブチャネルパターン情報)等の送信に必要なパラメータに従って、無線端末への送信データを送信する。尚、無線端末への送信データは、無線基地局と中継局との間の通信リンク(MMRリンク)を用いて取得することができる。尚、中継局は、MMRリンクを用いてMAPデータで指定された送信タイミング、チャネル等のパラメータを予め取得することもできる。
即ち、中継局は、MAPデータ又はMMRリンクにより指定された受信タイミング、受信チャネルにより自局宛の無線信号を受信し、MAPデータにより指定された送信タイミング、送信チャネルにより自局から送信すべき無線信号を送信する。尚、MMRリンクは、無線基地局と中継局との間の通信であり、無線端末はこれを受信する必要はない。
また、MAPデータについては、中継局は無線端末に対して再送しないこととする。これは、一般の送信データ(ユーザデータ)に対してMAPデータは、その部分だけ送信電力を上げたり、低速度で送信することで、送信データに対して無線端末に到達しやすいと考えられるからである。
無線端末は、無線基地局から直接、MAPデータを受信し、それに従って、無線信号の受信を行うことで、中継局から再送された送信データを受信することができる。
従って、無線端末は、無線基地局から直接データを受信することも可能であるし、中継局が一旦無線基地局から受信したデータをこの中継局から受信することもできる。
尚、無線端末は、無線基地局から送信されるMAPデータに従って受信、送信を行うだけであり、中継局を介してデータが送受信されることを認識する必要はない。
以上のように、中継局を利用することで、無線端末の送受信経路の候補が複数となり無線基地局のサービスエリアの境界付近等における無線端末の無線通信をサポートすることができる。
ここで、中継局は無線基地局から定期的に送信される同期信号については無線端末に対して転送(送信)しないことが望ましい。即ち、中継局が同期信号を送信することとすると、無線端末は、中継局からの同期信号を受信して中継局に同期し、その同期信号を基準にMAPデータを探すものの、みつからないといった事態が生ずるからである。また、無線基地局とは異なる別個の局の存在を認識する必要が生ずることとなる。
さて、上述したように、中継局からMAPデータを無線端末に送信しない場合は、中継局から無線端末の送受信動作を制御する手段が存在しないこととなる。
そこで、中継局は、無線端末の送受信動作を制御するための信号を、無線基地局に対して送信するようにする。
以下、更に各部の詳細構成、動作について図面を用いながら説明する。
図1は、第1実施例における無線通信システムの構成を示す。図において、1はルーティング装置、2は無線基地局(BS)、3は中継局(RS)、4は無線端末(T)をそれぞれ示す。尚、無線端末4としては、移動した利用に適したいわゆるMS(Mobile Station)、固定的な利用に適した無線装置のいずれを用いることもできる。
ここで、無線端末4は、無線基地局2のサービスエリア内で無線基地局2と直接(中継局を介さずに)無線通信を行うこともできるし、また、中継局3のサービスエリア内で中継局3を介して無線基地局2と無線通信を行うこともできる。中継局3は、無線基地局2のサービスエリア内に1又はそれ以上設けられ、無線端末4と無線通信を行うことができる。
無線基地局2は、ルーティング装置1と接続され、無線端末4からデータを受信し、ルーティング装置1にそのデータを送出するとともに、逆に、ルーティング装置1から受信したデータを無線端末4に対して送信する制御を行う。ルーティング装置1は、複数の無線基地局と接続され、無線基地局2から受信したデータを他のルーティング装置又は他の無線基地局に送出することで、送信宛先にデータが到達するようにルーティングを行う。好ましくは、無線基地局2は、データをパケット形式に変換してからルーティング装置に転送する。尚、ルーティング装置1からアクセス可能となるように、無線端末の位置登録エリア(複数の無線基地局で構成されるエリア毎における無線端末の在圏情報)、サービス形態等を記憶したデータベースを配置し、ルーティングの際に必要に応じてルーティング装置がこれらの情報を取得可能とすることが望ましい。
次に、無線基地局2の構成について図2を用いて更に、詳細に説明する。
図2は無線基地局2の構成を示す図である。
図において、10は中継局3、無線端末4との間で無線信号を送受信するためのアンテナ、11はアンテナ10を送受信系で共用するためのデュプレクサ、12は受信部、13は受信信号を復調する復調部、14は復調した受信信号を復号する復号化部、15は復号データから制御データを抽出し通信経路決定部17に転送するとともに、ユーザデータ等の他のデータをパケット生成部16に転送する制御データ抽出部、16は制御データ抽出部から転送されたデータをパケット化してNWインタフェース部に引き渡すパケット生成部を示す。
17はルーティング装置1との間のインタフェース(ここではパケット通信を行うこととする)を形成するインタフェース部であり、18はNWインタフェース部20から受信したパケットデータに含まれるIPアドレスを識別し、IPアドレスデータに基づき宛先無線端末4を特定(例えば、IPアドレスデータと無線端末4のIDの対応を記憶しておき、対応する無線端末4のIDを取得)するとともに、IDに対応するQOS(同様にIDに対応させて記憶しておく)情報を取得し、MAP情報生成部24にID、QOS情報を与えて帯域割り当て要求を行い、NWインタフェース部17から渡されたパケットデータをパケットバッファ部19に格納する。
24はMAP情報生成部を示し、帯域割り当て要求を受けると、無線端末4のIDをキーとして検索することで通信経路を特定し、QOSに応じたマッピングエリアを決定して、それに従ったフレームを構成するように、PDU生成部24指示する。その際、送信すべきデータをパケットバッファ部19から読み出し、MAPデータと供にPDU生成部20に引き渡す。尚、無線基地局2と中継局3との間にも通信リンク(MMRリンク)を設けるため、同様にMAPデータに、通信対象の中継局3の識別情報、送受信タイミング、チャネルを含め、対応するタイミング、チャネルで中継局宛にデータを送信することもできる。
また、MAP情報生成部24は、制御部25からの指示により、中継局3からの制御信号に基づいてMAPデータを生成する。例えば、上り方向の通信を定義するUL MAPデータを中継局3からの制御信号に基づいて生成したり、下り方向の通信を定義するDL MAPデータを中継局3からの制御信号に基づいて生成する。
20はPDU生成部を示し、同期信号(プリアンブル)を基準として形成される無線フレームの各領域にMAPデータ、送信データ(測定制御データも含む)等が格納されるようにPDUを生成し、符号化部21に送出する。21は符号化部、22は変調部、23は送信部をそれぞれ示し、順にPDUデータを誤り訂正符号化等の符号化処理を施してから変調し、送信部23からアンテナ10を介して無線信号として送信する。
25は制御部を示し、送信処理部、受信処理部を制御して送受信動作を制御するとともに、制御データ抽出部15により抽出した中継局3からの制御データを取得し、その制御データに基づいて、MAP情報生成部24に対してMAPデータの生成指示を行う。
図3は中継局3の構成を示す図である。
図において、30は無線基地局2、無線端末4との間で無線信号を送受信するためのアンテナ、31はアンテナ10を送受信で共用するためのデュプレクサ、32は受信部、33は受信信号を復調する復調部、34は復調した受信信号を復号する復号化部、35は復号データから(無線基地局2から受信した)MAPデータを抽出しMAP情報解析部36に与えるとともに、無線基地局2から受信した無線端末4宛のデータをPDUバッファ部37に転送する制御データ抽出部35を示す。無線端末4から無線信号を受信した場合も同様に、無線基地局2に対して送信すべくPDUバッファ部37に受信データを転送する。
37はPDUバッファ部を示し、MAP情報解析部36で解析したMAPデータ又はMMRリンクを介して受信したデータに基づいて、無線基地局2が通知した送信タイミング、チャネルに従って、無線基地局2から受信した無線端末4宛の対応するデータを送信するように、格納したデータを符号化部に引き渡す。尚、無線端末4宛のデータは、無線基地局2と中継局3との間で形成された通信リンク(MMRリンク)を介して受信される。尚、無線基地局2から送信されるMAPデータに、中継局3の識別情報と送信タイミング、チャネルに関する情報が含まれているため、中継局3は指定されたタイミング、チャネルで受信することで、無線基地局2と中継局3間でデータ等の送信が実行される(上り方向も同様にMAPデータで定義される)。
38は符号化部、39は変調部をそれぞれ示し、PDUバッファ部37からの送信データを符号化し、MAP情報解析部36で取得した送信タイミング、チャネルでユーザデータの送信を行うように変調処理を施してから送信部40に引き渡す。
40は送信部を示し、送信信号をアンテナ30を介して無線端末4、無線基地局2宛に無線信号として送信する。
41は制御部を示し、受信処理部における受信状況等に応じて、中継局3と無線端末4との間の通信についての制御の必要性を判定し、制御が必要と判定すると、対応する制御信号(データ)を生成して、MMRリンクを介して無線基地局2宛に送信するように送信処理部を制御する。即ち、無線基地局2の制御部25と中継局3の制御部41とはMMRリンクを介して相互に制御信号を送受信することが可能である。
尚、制御部41は、MAP情報解析部36で取得した送受タイミングで送受信を行うように、送信処理部、受信処理部を制御する。
図4は無線端末4の構成を示す図である。
図において、50は中継局3、無線基地局2との間で無線信号を送受信するためのアンテナ、51はアンテナ50を送受信で共用するためのデュプレクサ、52は受信部、53は受信信号を復調する復調部、54は復調した受信信号を復号する復号部、55は復号データから制御データを抽出し、MAPデータであればMAP情報解析部58に与え、他のデータ(ユーザデータ)をデータ処理部56へ引き渡す。56はデータ処理部を示し、受信データに含まれる各種データの表示処理、音声出力処理等を行う。
また、データ処理部56から、通信先の装置に対して送信を希望するユーザデータは、PDUバッファ部57に入力される。
57はPDUバッファ部を示し、データ処理部56からの送信データをMAPデータにより指定された送信タイミング、送信チャネルで送信可能とすべく、符号化部59に格納したデータを出力する。
58はMAP情報解析部を示し、無線基地局2から直接受信したMAPデータを解析し、解析結果を制御部62に与える。即ち、各種データの送受信タイミングを制御部62に通知する。
59は符号化部、60は変調部を示し、PDUバッファ部57からの送信データをMAP情報で指定された送信タイミング、送信チャネルで送信するように制御部62の制御の下、送信データについて符号化、変調処理を実行する。
送信部61は、アンテナ50を介して無線信号を送信する。
制御部62は、MAPデータに基づいて送信処理部、受信処理部の動作を制御する。
次に、無線フレームフォーマットの例を提示するとともに、上記システムにおける通信手順に
ついて詳細に説明する。尚、ここでは、IEEE Std802.16d、eに対応した無線フレームフォーマットを例としてあげるが実施例は、これに限定されるものではない。
図5は無線基地局、中継局、無線端末間で送受信される無線信号のフレームフォーマットの例を示す図である。尚、BS2−1、RS3−1、T4−1、T4−3は図1に示した配置関係にあるものとする。
さて、図において、Tx、Rxはそれぞれ送信、受信を意味する。従って、B2はプリアンブル(P)をフレームの先頭として、DL/UL MAP、MMR1(中継局3−1との間の送受信データ)を順に送信している。プリアンブルは、無線端末4、中継局3が無線基地局2に同期することを可能とするために送信する所定の既知パターンであり、OFDMを用いる場合には、所定のパターンの信号が各サブチャネルを介して送信されることとなる。
そして、プリアンブルの送信に続くのは、DL/UL MAPであり、中継局3、無線端末4に対して送信受信タイミング及び送受信チャネルについて通知するための制御データ(MAPデータ)を格納する領域である。例えば、無線基地局から下りチャネルにより中継局に対してMMRリンクとして送信するMMR1の送信タイミング及送信チャネル情報や、無線端末4−1、4−3に対してデータ送信(T4−1、T4−3)を行うタイミング及び送信チャネル情報や、上りチャネルを介してどのタイミング及びどのチャネルでデータ(MMR1、T4−1、T4−3)を送信すべきかを示す情報であるMAPデータ(無線フレーム構造情報)を含む。
従って、各中継局3、無線端末4(4−1、4−3)は無線基地局2から直接プリアンブルPを受信することで、無線基地局2のフレームタイミングに同期し、それを基準としてDL/UL MAPを受信し、どのようなタイミング、チャネルで送受信を行うべきかを把握し、対応するタイミング、チャネルで送受信を行う。
図の例では、無線端末4−3は、無線基地局2から直接T4−3を受信し、無線基地局2に対してT4−3を直接送信することができる。
しかし、無線端末4−1については、無線基地局2から直接T4−1を受信し、無線基地局2に対してT4−1を直接送信することはできない。
そこで、RS3−1は、DL/UL MAPを解析して、自分自身宛のメッセージを含むMMR1を受信することで、T4−1の送信で無線端末4−1に送信するデータを無線基地局2から受信する。そして、同じくDL/UL MAPにより指定された無線端末4−1へのデータの送信タイミングが図のT4−1であることを把握し、MMR1で受信したデータをT4−1のタイミングで送信する。
一方、無線端末4−1は無線基地局2から送信されたプリアンブルにより無線基地局2に同期し、DL/UL MAPを解析することで、それにより指定されたタイミング(T4−1)及びチャネルでデータが送信されることを認識するので、そのタイミング、チャネルにより中継局3から転送されたデータを受信するように動作する。
従って、無線端末4は、データの送信元を意識せず(無線基地局2であるかRS3であるか区別せず)にデータを受信することができる。
尚、RNGは、無線端末(T4−1、4−3)から送信されるレンジング(Ranging)信号を示す。Ranging信号は既知信号であり、無線基地局2又は中継局3において受信され、受信処理部において、受信タイミングずれ(位相ずれ)、受信周波数ずれ、必要な送信電力の増減情報が求められ、Adjustment情報として無線基地局2に報告される。この例では、無線端末4−3からのRNGは、無線基地局2のRNG受信期間で直接受信され、無線端末4−1からのRNGは、中継局3のRNG受信期間(無線基地局2のRNG受信期間と同じ)で受信される。中継局3が受信した無線端末4−1からのRNGは、MMR1で示した上りMMRリンクにより無線基地局2に転送される。その際、Adjustment情報は中継局3で生成され、RNGに付加されることで無線基地局2に与えられる。
CQIは、プリアンブル又はパイロット信号等の既知信号について無線端末が受信品質の測定を行った結果を報告するための送信期間を示し、無線基地局2は、受信したCQIに基づいて送信処理部を制御して変調方式、符号化方式、符号化レート等の送信パラメータを変更する。尚、CQIもMMR1で示した上りMMRリンクにより無線基地局2に転送される。
RNG、CQI等の上り方向に送信される信号の送信制御は、MAPデータを用いて行われる。例えば、MAPデータによりRNG、CQIの送信を許容するタイミングを短い周期で設定したり、長い周期で設定するのである。例えば、MAPデータのM回の送信のうち1回の送信において、RNG、CQIの送信許容期間を1回設ける(定義する)場合に、このMの値を切替えるのである。また、RNG、CQIは各無線端末4に対して個別に送信タイミング、チャネルを指定することもできるし、複数の無線端末4に対して送信タイミング、チャネルを指定することもできる
尚、このフレーム構成例においては、BS2からRS、Tに対して送信が行われる期間、BS2からRSに対して送信が行われる期間(MMR期間)、RS3−1からTに対して送信が行われる期間、RS3−2からTに対して送信が行われる期間は時間的に分離されている。更に、上り方向についても、下り方向とは時間的に分離され、同様にT、RSのそれぞれの送信期間も時間的に分離されている。これは、時分割により各区間の送受信を分離したもの(同じ周波数帯を利用可能)であるが、周波数分離等の他の分離手法を採用することもできる。
次にこのフレーム構成を用いる場合における、中継局3、無線端末4(4−1)間の通信制御について説明する。
まず、無線端末4−1の受信処理部は、無線基地局2から送信されるプリアンブルを受信することで無線基地局2から送信される無線フレームに同期し、プリアンブルを基準としてMAPデータの受信を行う。MAPデータは、MAPデータ情報解析部58で解析され、その解析結果が制御部62に与えられる。従って、制御部62は、MAPデータで指定された各データの送受信タイミングを把握して送信処理部、受信処理部をそれぞれその指定されたタイミングに従って動作するように制御する。
一方、中継局3の受信処理部も同様に、無線基地局2から送信されるプリアンブルを受信することで無線基地局2から送信される無線フレームに同期し、プリアンブルを基準としてMAPデータの受信を行い、MMRリンクを介して無線端末4−1宛のデータを受信し、MAPデータで無線端末4−1に指定された送信タイミングで、MMRリンクを介して受信したデータを、無線端末4−1宛に送信する。
さて、中継局3のMAP情報解析部36は、MAPデータ(UL MAP)を解釈し、MAPデータにより指定された上り方向の送信タイミングを制御部41に与えるため、制御部62は、そのタイミングに従って受信処理部を制御することで、無線端末4−1から送信される無線信号を受信することができる。
しかし、無線端末4からの無線信号は、無線基地局2のMAPデータに従って送信されるので、中継局3はその送信を制御することができない。
そこで、中継局3の制御部41は、配下の無線端末4(4−1)の送信動作の制御を行う必要があると判断すると、MAPデータへ反映を希望する内容を制御信号として生成して、送信処理部を介して無線基地局2にMMRリンクを介して送信する。
制御信号としては、例えば、無線端末4(4−1)におけるCQI送信動作を制御する信号に影響を与える信号が考えられる。具体的には、制御部41は、図7に示した制御信号(CQI送信制御信号)を生成して、無線基地局2に向けて送信する。
図において、MS Basic CIDとは送信動作の制御を行いたい対象の無線端末の識別情報を示す。尚、対象として配下の無縁端末一般を指定したり、全ての無線端末を対象とし、特別に1つの無線端末を指定しないこともできる。
また、Periodは、特定の信号の送信を行わせる周期を示し、先に示した、Mを指定することができる。
Frame Offsetは、今回の制御による送信を開始させるタイミングを指定するもので、送信中の無線フレームのフレーム番号を基準としてどれだけ遅延させたフレーム番号から開始するのかをFrame Offsetとして指定する。開始するフレーム番号そのものとすることもできる。
Durationは、今回の制御を有効とする期間を示し、例えば、無線フレームのN個の間実施するように指示することができる。
Report Configurationは、無線端末4に送信させたい情報や無線端末4の内部動作を指示するもので、例えば、送信させたいデータの種類を指定したり、無線端末4に送信させたいCQI情報であれば、どの信号について受信品質を測定し、どのような形式のCQI情報として送信させたいかを指定することができる。
さて、無線基地局2の制御部25は、中継局3からその制御信号を受信すると、その制御信号の内容をその後に送信するMAPデータに反映するように、MAP情報生成部24に指示する。好ましくは、中継局3の要求内容を全て反映するが、スケジュール上全てを反映することが困難な場合もある。従って、可能な範囲でMAPデータに反映するようにすることが好ましい。
例えば、MAPデータにより、無線端末4に対して(場合によっては4−1に対してだけ)送信を許容する頻度を高める。即ち、送信するMAPデータのM回に1回だけ無線端末4に送信を認めるデータを設定していたのに対して、M+P(又はM−P)回に1回(Pは正の数)無線端末4に送信を認めるデータを設定することで送信頻度を制御することができる。また、MAPデータにより指定する送信タイミングを中継局3にとって都合のよいタイミングとなるように設定することもできる。また、このような反映ルールをMAPデータをN回送信するまで継続することもできる。更に、MAPデータにより、無線端末4に対して送信すべきデータの種別、内部動作を指定可能な場合は、MAPデータを中継局3からの制御信号に基づいて設定する。例えば、MAPデータをその制御信号で要求された内容となるように調整し、送信するMAPデータとして生成する。
そして、中継局3からの制御信号の内容が反映されたMAPデータが無線基地局2から送信されると、無線端末4−1はそれを受信し、制御部62は、その反映されたMAPデータに基づいて、内部動作、送信動作を制御する。
例えば、指定された信号を対象として受信品質(CINR)を測定し、指定されたタイミングで測定した受信品質に対応するCQIデータを送信する。
中継局3は、無線基地局2からのMAPデータにより特定したタイミング、チャネルで、無線端末4から送信される無線信号を受信するので、制御信号により変更を求めた目的の送信信号を受信することができる。
上記、中継局3の制御部41における処理フローを図8に示した。
即ち、中継局3の制御部41は、配下の無線端末4(例えば4−1だけ)について送信動作の制御が必要か否か判定し、必要であると判定した場合は、変更を希望するパラメータを決定する。例えば、MS Basic CID、Period、Frame Offset、Duration、Report Configuration等のパラメータである。そして、そのパラメータを含む制御信号を無線基地局2に送信し、これが反映されたMAPデータ(特にUL MAPデータ)を受信する。そして、そのUL MAPデータに従って無線端末4から送信された無線信号を中継局3の受信処理部が受信する。
例えば、受信処理部において、受信した無線信号の受信品質を測定し、その後に無線端末4宛に送信する際の変調方式、符号化方式、符号化レート等を受信品質に基づいて変更する。
また、単に受信だけ行い、受信信号を制御部41が有する記憶部に記憶こととしてもよい。後の解析に利用でき、また、必要に応じてMMRリンクを介して無線基地局2に報告できるからである。
〔b〕第2実施形態の説明
第1実施形態においては、無線端末の送信動作を制御したが、この実施形態では、無線端末の受信動作を制御する。
即ち、中継局3の制御部41が、配下の無線端末4(4−1)の受信動作の制御を行う必要があると判断すると、MAPデータへの反映を希望する内容を制御信号として生成して、送信処理部を介して無線基地局2にMMRリンクを介して送信する。
すると、無線基地局2の制御部25は、この制御信号を受信し、その制御信号の内容をその後送信するMAPデータ(特にDL MAP)に反映させる。
従って、中継局3からの制御信号が反映されたMAPデータが無線基地局2から送信され、その反映されたMAPデータを受信した無線端末4(4−1)は、その反映されたMAPデータに基づいて受信動作(受信処理)を行うこととなる。制御信号の内容は第1実施形態と同様なものを用いることができ、反映させる対象をDL MAPデータとすればよい。
以下、再送制御(特にWCDMAシステムにも採用されているHARQ(Hybrid Auto Repeat reQuest))機能を無線端末4が備えている場合を例に挙げ、無線端末の受信動作の制御について図9を用いて説明する。
尚、無線基地局2、中継局3−1、無線端末4−1の構成は、図2〜4に示したものと同様の構成を用いることができる。
図9は、再送制御を行う際のシーケンスを示す図である。
まず、無線端末4−1の受信処理部は、無線基地局2から送信されるプリアンブルを受信することで無線基地局2から送信される無線フレームに同期し、プリアンブルを基準としてMAPデータの受信を行う。MAPデータは、MAPデータ情報解析部58で解析され、その解析結果が制御部62に与えられる。従って、制御部62は、MAPデータで指定されたデータ(例えばユーザデータ)の送受信タイミングを把握して送信処理部、受信処理部をそれぞれその指定されたタイミングに従って動作するように制御する。ここでは、MAPデータにより指定されたユーザデータを受信する。
一方、中継局3の受信処理部も同様に、無線基地局2から送信されるプリアンブルを受信することで無線基地局2から送信される無線フレームに同期し、プリアンブルを基準としてMAPデータの受信を行い、MMRリンクを介して無線端末4−1宛のユーザデータを受信する。そして、MAPデータにより無線端末4−1に指定された送信タイミングで、受信したユーザデータを無線端末4−1宛に送信する。但し、その際、中継局3の制御部41は、送信データの控えを記憶部(又はPDUバッファ部37)に保存しておくように制御する。また、受信処理部により得られたユーザデータの復号結果について誤り検出処理を行う。尚、復号の結果得られるデータは、誤り検出符号化されている。即ち、送信側である無線基地局2又は中継局3の送信処理部において(誤り訂正)符号化前に誤り検出符号化(例えばCRCビットの付加)がなされている。そして、誤り検出の結果と受信したユーザデータとを無線フレーム番号等の識別データとともに制御部41が有する記憶部に記憶しておく。
さて、中継局3−1からユーザデータを受信した無線端末4−1は、受信処理部により復調、(誤り訂正)復号化し、復号結果についてCRCビット等を用いて誤り検出処理を行う。
ここで、誤り無しであれば、MAPデータで指定されたタイミングでACK信号を中継局3を介して送信し、有りであればNACK信号を送信する。尚、NACK信号送信時であっても、無線端末4−1は、受信データを制御部62が有する記憶部に保持(記憶)しておく。
さて、ACK信号を受信した中継局3の制御部41は、それを無線基地局2に転送することで、データが無線端末4−1正しく届いたことを無線基地局2に通知することができる。
一方、NACK信号を受信した場合は、中継局3は、無線端末4−1に対してユーザデータの再送信を実行する必要があるが、MAPデータを制御しなければ送信を行うことができない。
そこで、中継局3の制御部41は、制御信号を生成し、MMRリンクを介して無線基地局2に対して送信する。制御信号の例を図10に示した。
この例では、制御信号は、Frame Number、Index、ACK/NACK(BS、RS間)、ACK/NACK(RS、T間)を含む。
Frame Number、Indexは、どのユーザデータについての情報であるかを特定するための情報であり、データが送信された際の無線フレームの番号、同じ無線フレーム内において送信されたユーザデータがいずれに該当するのかを示す番号である。ACK/NACK(BS、RS間)、ACK/NACK(RS、T間)は、それぞれユーザデータがBS、RS間の送信が正常に(誤り検出無しとして)受信されたか、RS、T間間の送信が正常に(誤り検出無しとして)受信されたかを、ACK、NACKによって通知するためのデータである。尚、ACK/NACK(BS、RS間)は、既に制御部41が有する記憶部に記憶している誤り検出結果に応じて設定可能である。即ち、誤り無しであれば、ACK、有りであればNACKとしてこのデータ領域が設定される。ACK/NACK(RS、T間)の領域は無線端末4−1からの受信内容に応じて設定される。即ち、中継局3がACKを受信すればACKが設定され、NACKを受信すればNACKが設定される。
従って、無線基地局2の制御部25は、この制御信号をMMRリンクを介して中継局3の制御部41から受信し、ACK/NACK(BS、RS間)、ACK/NACK(RS、T間)を、その後送信するMAPデータに反映させる。
即ち、BS、RS間がNACKであれば、無線基地局2の制御部25は、MAP情報生成部24に、データの無線端末4−1に対するデータの送信を行うためのタイミングを割り当てたMAPデータを生成させ、送信処理部から送信させる。
この場合は、先と同様にして無線基地局2からそのMAPデータに従ってユーザデータの再送を行い、中継局3はそれを転送し、無線端末4−1は、再送データを中継局3を介して受信し、先に受信し記憶したデータと合成してから再度、誤り訂正復号化、誤り検出を行う。
また、BS、RS間がACKを示し、RS、T間がNACKを示す場合は、無線基地局2の制御部25は、MAP情報生成部24に、無線端末4−1に対するデータの送信を行うためのタイミングを割り当てたMAPデータを生成させ、送信処理部から送信させる。
但し、この場合は、無線基地局2からそのMAPデータに従ったユーザデータの再送を行わない。その代わり、中継局3が、このMAPデータに従って、制御部41が有する記憶部に記憶しておいたユーザデータを無線端末4に対して送信するように送信処理部を制御する。このようにすることで、無線基地局2から再度再送信を行う必要がなくなる。
無線端末4−1は、中継局3から送信された再送データを受信し、先に受信し記憶したデータと合成してから再度、誤り訂正復号化、誤り検出を行う。
無線基地局4−1の制御部25は、BS、RS間とRS、T間が供にACKを示す場合は、無線端末4において正常に受信が完了したと判断し、必要に応じて次のデータの送信のための処理を行う。
以上のようにすることで、中継局3は、制御信号を無線基地局2に送信することで、無線端末4の受信動作を制御することができることとなる。
図11、図12にそれぞれ中継局3における処理フロー、無線基地局2における処理フローをそれぞれ示す。
図11は、中継局3における処理フローを示す。
中継局3は無線基地局2からMAPを受信し無線端末4宛ての送信タイミング(Frame Number n、Index i)、チャネルを取得し、MMRリンクを介してそのタイミングで送信するユーザデータ(HARQデータ)を受信し、そのユーザデータを取得した送信タイミング、チャネルで送信する。
そして、受信したユーザデータ(HARQデータ)の復調、復号を行う。尚、ユーザデータの無線端末4へのデータ転送(送信)の際には、無線基地局2から受信したユーザデータについては、復号を省略し、復調データを符号化せずに、変調部39で変調して送信することもできる。この場合、この段階(無線端末4へのデータ転送後)で初めて復号が実行されることとなるが、送信までに間に合うのであれば、復号(誤り訂正復号)し、誤り訂正後の信号を再度符号化、変調してから送信することが望ましい。
さて、中継局3は復号を終えると、誤りがあるか否かの判定を行う。ここで誤り有りであれば、無線基地局2に制御信号(A)を送信する。制御信号Aの内容は、Frame Number:n、Index:i、BSとRS間:NACK、RSとT4−1間:NACKである。
また誤りが無しとすると、受信したユーザデータ(HARQデータ)を制御部41が有する記憶部に保持し、無線端末4−1からの受信結果の受信を待つ。
受信結果を受信すると、ACKであるか否か判定し、ACKである場合は、無線基地局2に制御信号Bを送信する。制御信号Bの内容は、Frame Number:n、Index:i、BSとRS間:ACK、RSとT4−1間:ACKである。
一方、受信結果がNACKであれば、HARQデータを保持しているか否かを判定しNoであれば処理を終了し、保持していると判定すると、無線基地局2に対して制御信号Cを送信する。制御信号Cの内容は、Frame Number:n、Index:i、BSとRS間:ACK、RSとT4−1間:NACKである。
そして、その後無線基地局2から送信されるMAPデータを受信し、記憶部に保持しておいたHARQデータを読み出し、再送する。尚、その際の再送は、MAPデータにより指定されたタイミングで行われ、ここでは、Frame Number:n+q、Index:jである。
図12は、無線基地局2における処理フローを示す。
ユーザデータ送信後無線基地局2は、RSから制御信号を受信する。制御信号がBSとRSとの間の受信結果が、NACKであることを示す場合は、無線基地局2は、MAPデータにより再送用のデータ送信タイミングを定義し、再送にかかるHARQデータを中継局3を介して無線端末4に再送する。一方、制御信号がBSとRSとの間の受信結果が、ACKであることを示す場合は、無線基地局2は、RSとMS間の受信結果をチェックし、ACKであればそのユーザの再送処理は行わず、次のデータの送信処理に取り掛かり、NACKであればMAPデータにより再送用のデータ送信タイミングを定義する。但しこの場合は、再送は、中継局3に記憶したデータを用いるため、無線基地局2から中継局3への再送信を行わないこととする。
尚、無線基地局2から受信したユーザデータについて中継局3が誤り有りを検出した場合については、中継局3は、無線端末4に対するユーザデータの送信処理を行なわず、Frame Number、Indexに対応する情報を格納し、BSとRS間の受信結果としてNACKを格納した制御信号を無線基地局2にMMRリンクを介して送信することが好ましい。中継局3において誤り訂正が困難なデータを無線端末4に送信したとしても、無縁端末4において誤り訂正が成功する可能性は低いからである。
但し、HARQを利用する場合は、既に受信したデータを再送データと合成することで復号の成功率が高まるため、BSとRS間の受信結果がNACKであっても、無線端末4に誤りのあるデータを送信することもできる。即ち、無線端末4の制御部62は、誤りのある受信データを記憶部に記憶しておき、再送されたデータと合成してから復号を行うことで、誤りのある受信データも有意義に利用することができる。
尚、無線端末4だけでなく、中継局3も、既に受信したデータを再送データと合成(各ビットの確からしさの平均ととる等種々の合成が考えられる)してから復号することで復号の可能性を高めることができる。
また、この実施例では、NACK信号を送信することとしたが、データ送信からACK信号が所定時間内に受信できないことをもって、NACK信号が送信されたものと同義であると解釈し、同様の制御を行うこともできる。
また、BSとRS間、RSとMS間の双方がNACKの場合は、集約した1つのNACK情報として中継局3から無線基地局2に送信することもできる。
無線通信システム 無線基地局2 中継局3 無線端末4 無線フレームフォーマット 上り通信制御シーケンス 制御信号(CQI送信制御信号) 上り通信制御シーケンス 再送制御シーケンス 制御信号(ACK/NACKメッセージ) 中継局3における処理フロー 無線基地局2における処理フロー
符号の説明
1 ルーティング装置
2 無線基地局
3 中継局
4 無線端末
10、30、50 アンテナ
11、31、51 デュプレクサ
12、32、52 受信部
13、33、53 復調部
14、34、54 復号化部
15、35、55 制御データ抽出部
16 パケット生成部
17 NWインタフェース部
18 パケット識別部
19 パケットバッファ部
20 PDU生成部
21、38、59 符号化部
22、39、60 変調部
23、40、61 送信部
24 MAP情報生成部
25、41、62 制御部
36、58 MAP情報解析部
37、57 PDUバッファ部
56 データ処理部


Claims (10)

  1. 無線端末における送信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線端末から該信号に従って送信される信号を受信する中継局において、
    制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、
    該制御信号に基づいて生成された前記送信動作を制御する信号に従って該無線端末から送信された無線信号を受信する受信処理部と、
    を備えたことを特徴とする中継局。
  2. 前記送信動作を制御する信号は、無線フレームの構造情報であることを特徴とする請求項1記載の中継局。
  3. 前記送信動作は受信品質測定結果の送信動作である、
    ことを特徴とする請求項1記載の中継局。
  4. 無線端末における送信動作を制御する信号を送信し、該信号により送信動作の制御を受けた無線端末から送信された無線信号を、中継局を介して受信する無線基地局において、
    該中継局から制御信号を受信する受信処理部と、
    該制御信号に基づいて前記送信動作を制御する信号を生成し、送信する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局。
  5. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線端末へ無線信号を送信する中継局において、
    制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、
    該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に基づいて該無線端末に対して無線信号を送信する送信処理部と、
    を備えたことを特徴とする中継局。
  6. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該信号により受信動作の制御を受けた無線端末に対して無線信号を中継局を介して送信する無線基地局において、
    該中継局から制御信号を受信する受信処理部と、
    該制御信号に基づいて前記受信動作を制御する信号を生成し、送信する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局。
  7. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線基地局から受信したデータを該信号に基づいて該無線端末へ送信する中継局において、
    受信した該データについて誤りが検出された場合に、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、
    該無線基地局から前記データの再送に係るデータを受信する受信処理部と、
    該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、前記受信動作を制御する信号に基づいて、受信した該再送に係るデータを該無線端末に送信する送信処理部と、
    を備えたことを特徴とする中継局。
  8. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信する無線基地局から該信号を受信し、該無線基地局から受信したデータを該無線端末へ送信する中継局において、
    受信した該データを記憶する記憶部と、
    受信した該データについて誤りが検出されず、該データを受信した該無線端末から該データについて謝りを検出した旨の信号を受信した場合に、制御信号を生成して該無線基地局に送信する制御を行う制御部と、
    該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、該記憶部に記憶した前記データに用いて再送データを生成し、前記受信動作を制御する信号に基づいて、該再送データを該無線端末に送信する送信処理部と、
    を備えたことを特徴とする中継局。
  9. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該無線端末に対して中継局を介してデータを送信する無線基地局において、
    該中継局において受信した該データについて誤りが検出された場合に生成され送信される制御信号を該中継局から受信する受信処理部と、
    該制御信号に基づいて生成された前記受信動作を制御する信号に従って動作する該無線端末に対して、該中継局を介して該データの再送に係るデータを送信する送信処理部と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局。
  10. 無線端末における受信動作を制御する信号を送信し、該無線端末に対して中継局を介してデータを送信する無線基地局において、
    該中継局において受信した該データについて誤りが検出されず、該無線端末において受信した該データについて誤りが検出された場合に生成され送信される制御信号を該中継局から受信する受信処理部と、
    該制御信号に基づいて前記受信動作を制御する信号を生成して送信するが、該データの再送に係るデータについては、該中継局への送信は行わない送信処理部、
    を備えたことを特徴とする無線基地局。
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