JP2011517393A - 中継チャンネルにおける通信を改善するための方法及び装備 - Google Patents

中継チャンネルにおける通信を改善するための方法及び装備 Download PDF

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Abstract

ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信を中継するためのシステム及び方法が提供される。このようなシステム及び方法は、第2通信ノードが第1通信ノードに転送し、第3通信ノードに第1受信確認メッセージを転送するステップと、前記第2通信ノードが前記第1通信ノードから受信した第1データパケットを前記第3通信ノードに同時に転送するステップと、を含み、前記第2通信ノードが前記第1通信ノードから第2データパケットを受信するステップと、前記第2通信ノードが前記第3通信ノードから第2受信確認メッセージを同時に受信するステップと、をさらに含む。

Description

本発明は、一般的に無線通信ネットワークに関し、より詳しくは、無線通信ネットワークにおける中継信号(relaying signal)に関する。
セルラー通信可能領域の周辺で通信可能範囲(coverage range)、ユーザデータ速度、または両方とも増加させるために、中継局(以下、“RS”と称する)が無線通信ネットワークに追加される。中継局により提供される拡張通信可能領域で基地局(以下、“BS”と称する)と加入者局(移動局、“MS”とも称する)との間にマルチ−ホップ(multi-hop)ネットワーク設備通信が行なわれる。マルチ−ホップネットワークにおいて、ソースからの信号は中継局を使用することによって多重ホップでその目的地に到達することもできる。中継局は、典型的にこの中継局が固定中継局(以下、“RS”と称する)でも移動中継局でもダウンリンク(基地局から加入者局)及びアップリンク(加入者局から基地局)信号をブースティングさせる。中継局に対する節電メカニズムを採用する一方、現在のシステムは中継システムの通信可能領域を効果的に増加させることができない。さらに、送受信データ及び受信確認パケットの数及び同一負荷条件を効果的に管理するに当たって、現在利用可能な如何なるプロシージャも存在しない。
MIMOシステムにおいて、複数のデータストリームの各々は異なる物理的アンテナまたは有効アンテナにより転送される前に個別的にエンコーディングされて変調される。次に、結合されたデータストリームは、受信機の多重アンテナで受信される。受信機において、各々のデータストリームは分離されて結合された信号から抽出される。このようなプロセスは一般的に最小平均2乗誤差(MMSE)またはMMSE−連続干渉除去(SIC)アルゴリズムを用いて実行される。
MMSE−SICアルゴリズムでは、MMSEアルゴリズムを繰り返して適用することによって、信号コンポーネントまたはデータストリームを一回に1つずつ検出するようになる。1つの信号コンポーネントが抽出された後、データストリームはこのデータストリームのための仮想チャンネルを介して伝えられ、その後、結合された信号から除去または相殺される。したがって、MMSEの次に繋がるアプリケーションに対しては、基本的なシステムのサイズが1段階減るようになる。各々の検出されたデータストリームが残っているデータストリームを検出することに干渉として作用するため、このようなプロセスを連続干渉除去という。
連続干渉除去がデータストリームに実行される順序は、MMSE−SICの性能に相当な影響を及ぼすようになる。しかしながら、典型的なMIMOシステムにおいて、このような順序は実際のシステムの条件を考慮せず、ランダムに決定されるか、予め決定される。結果的に、正確でなくデコーディングされ、その後、再構成されて結合された信号から除去されるストリームは、残っているデータストリームに対する結合された信号内にエラーを引き起こすようになる。このような問題点に対する解決策には、再構成及び除去の前にデコーディングされたデータストリームの正確度を照合することによって、全ての可能な除去順序に対する検索を含めるものである。しかしながら、全ての可能な除去順序に対する検索は数多いデコーディングを試みる必要があり、このような接近方法は受信機が非常に複雑になることをもたらすようになる。
したがって、このような技術分野に中継局が改善される必要性が要求されている。特に、マルチ−ホップネットワークにおけるシステムがデータパケットをより効果的で、かつ効率的に管理し、デコーディングする必要が要求されている。
送受信を同時に行なうことができる中継局が提供される。中継局は、複数のユーザの間に複数のデータパケットを送受信するように使用できる多くの転送器と受信機、及び基地局及び加入者局の各々の間でデータパケットの送信及び受信に優先順位を付ける多くのプロセッサを含む。
ハイブリッド自動再転送要請(“HARQ”)で同時に通信を行う方法が提供される。この方法は、中継局が第1転送時間の間に第1データパケットを基地局から受信するステップ、上記中継局が上記第1転送時間の間に第1受信確認メッセージを加入者局から受信し、上記中継局が第2転送詩間の間に第2受信確認信号を上記基地局に転送するステップ、及び上記中継局が上記第2転送時間の間に第2データパケットを上記加入者局に転送するステップを含む。
中継ハイブリッド自動再転送要請(“HARQ”)で同期化されたデータを通信する方法が提供される。この方法は、第1データパケットを基地局から中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、上記中継局と上記加入者局のうちの少なくとも1つから第1受信確認メッセージを受信する前に第2データパケットを基地局から上記中継局と上記加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、及び上記第1受信確認メッセージを上記中継局と上記加入者局のうちの少なくとも1つから上記基地局に転送するステップを含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に第1バージョンのデータパケットを中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、及び上記中継局が第2バージョンのデータパケットを上記加入者局に転送するステップを含む。この方法は、上記加入者局からの否定受信確認信号を受信することに対する応答で上記中継局が上記第2バージョンのデータパケットを上記加入者局に転送するステップをさらに含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に第1バージョンのデータパケットを中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、及び上記基地局が第2バージョンの上記データパケットを上記中継局と上記加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップを含む。この方法は、上記中継局と上記加入者局のうちの少なくとも1つから否定受信確認を受信することに応答して上記基地局が上記第2バージョンのデータパケットを上記加入者局に転送するステップをさらに含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に第1符号語(codeword)及び第2符号語を含むデータ信号を中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、上記加入者局から受信された否定受信確認信号に対する応答で上記中継局が上記第1符号語を上記加入者局に転送するステップ、上記加入者局が上記中継局により転送された上記第1符号語をデコーディングするステップ、及び上記第2符号語をデコーディングするために上記デコーディングされた第1符号語を使用するステップを含む。この方法は、上記中継局が上記第1符号語を上記加入者局に転送することに活用できるようにリソースを指示するリソース割当要請を通信するステップをさらに含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に少なくとも第1符号語及び第2符号語を含むデータ信号を中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、上記加入者局から受信された否定受信確認信号に応答して上記中継局が上記第1符号語を上記加入者局に転送するステップ、上記加入者局からの上記否定受信確認信号の受信に応答して上記基地局が第3符号語を転送するステップ、上記加入者局が上記中継局により転送された上記第1符号語と上記基地局により転送された上記第3符号語をデコーディングするステップ、及び上記第3または第1符号語を各々デコーディングするために上記デコーディングされた第1または第3符号語を用いるステップを含む。この方法は、上記第2符号語をデコーディングするために上記デコーディングされた第1符号語を用いるステップをさらに含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に少なくとも第1符号語及び第2符号語を含むデータ信号を中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、上記加入者局から受信された否定受信確認信号に応答して上記中継局が上記第1符号語を上記加入者局に転送するステップ、上記加入者局からの上記否定受信確認信号を受信することに応答して上記基地局が上記第1符号語を再転送するステップ、上記加入者局が上記第1符号語をデコーディングするステップ、及び上記第2符号語をデコーディングするために上記デコーディングされた第1符号語を用いるステップを含む。この方法は、上記第1符号語の再転送の前に上記基地局が上記中継局が有するプリコーディングを調整するステップをさらに含む。
中継HARQでデータパケットを中継する方法が提供される。この方法は、基地局が第1転送時間の間に少なくとも第1符号語及び第2符号語を含むデータ信号を中継局と加入者局のうちの少なくとも1つに転送するステップ、上記加入者局から受信された否定受信確認信号に応答して上記中継局が上記第1符号語を上記加入者局に転送するステップ、上記加入者局からの上記否定受信確認信号に応答して上記基地局が第2符号語を転送するステップ、上記基地局により転送された上記第1符号語を上記中継局により転送された上記第1符号語とソフト結合するステップ、上記加入者局が上記第1符号語をデコーディングするステップ、及び上記第3及び第2符号語を各々デコーディングするために上記デコーディングされた第1符号語を用いるステップを含む。
上記論議された従来技術での短所を解決するために、無線通信ネットワークで使用するために送受信を同時に行なうことができる中継局を提供することを本発明の主な目的とする。
発明を実施するための具体的な内容を説明する前に、本特許文書全般に亘って使われる特定単語及び文句の定義を規定することが有利である。用語“含む”及び“備える”とそれの派生語は制限がない含みを意味し、用語“または”は含む意味であって、“及び/又は”を意味するものと使われ、構文“と関連した”及び“これに関連”と、それの派生語は、含み、内に含み、相互接続、内包、内に含有、接続、連結、通信可能、協同、交互、併設、近接、拘束、所有、特性を所有などを意味することもできる。用語“制御器”は少なくとも1つの動作を制御する任意の装置、システムまたはこれの一部を意味し、このような装置は、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれらの少なくとも2つの組合により実施されることもできる。任意の特定の制御器と関連した機能性は中央集中されることもでき、分散配置されることもできることに留意する。特定の単語及び文句の定義は本特許文書全般に亘って提示され、当業者は多くの部分を理解することができ、そうでなくても大部分の場合、このような定義は従来に適用されただけでなく、このような定義された単語及び文句の将来の使用に適用される。
本発明及びその利点をより完壁に理解するために、添付の図面を参照してなされた次の説明で同一な参照番号は同一な部分を示す。
本発明の一実施形態に係るデータストリームをデコーディングできる直交周波数分割マルチアクセス(OFDMA)無線ネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態に係るデータストリームをデコーディングできる多重入力多重出力(MIMO)システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る図2のエンコーダの詳細図である。 本発明の一実施形態に係るマルチ−ホップセルラーネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期化された中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)のための単純時間線図である。 本発明の一実施形態に係る中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)でのデータ通信を示す図である。 本発明の一実施形態に係る中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)でのデータ通信を同期化させるために単純化した図である。 本発明の一実施形態に係るN−チャンネル同期化中継HARQのための単純時間線図である。 本発明の一実施形態に係る中継HARQでのデータ通信を同期化するために単純化した図である。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー(incremental redundancy)中継システムの単純ブロック図である。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー中継システムのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー(incremental redundancy)中継システムの単純ブロック図である。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー中継システムの単純ブロック図である。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー中継システムの単純ブロック図である。 本発明の実施形態に係る増分リダンダンシー中継システムのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る基地局と加入者局との間で通信が支援された中継システムにおけるデータ通信の単純ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る基地局と加入者局との間で通信が支援された中継システムにおけるデータ通信の単純ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るMCW MIMOを用いてBSとSSとの間で通信が支援されたRSを示す図である。 本発明の一実施形態に係るMCW MIMOを用いてBSとSSとの間で通信が支援されたRSを示す図である。 本発明の一実施形態に係るMCW MIMOでACK/NACK及び再転送リソース指示(RRI)シグナリングを示す図である。 本発明の一実施形態に係る消失されたCWをSSに再転送するBSとRS全てと通信が支援されたRSを示す図である。 本発明の一実施形態に係るMCW MIMOを用いてBSとSSとの間で通信が支援されたRSを示す図である。 本発明の一実施形態に係るMCW MIMOを用いてBSとSSとの間で通信が支援されたRSを示す図である。
以下に論議される図1乃至23及びこの特許文書で本発明の原理を説明するために使われた多様な実施形態は単に図示のためのものであって、本発明の範囲を制限するための如何なる方式でも解釈されてはならない。当業者は本発明の原理が任意に適切に配列された無線通信ネットワークで実施されることもできることを理解することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータストリームをデコーディングできる例示的な無線ネットワーク100を図示する。図示された実施形態において、無線ネットワーク100は、基地局(BS)101、基地局(BS)102、及び基地局(BS)103を含む。また、基地局101は、基地局102及び基地局103と通信を行う。また、基地局101は、インターネット、私設IPネットワーク、またはその他のデータネットワークのような、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク130と通信を行なう。
基地局102は、基地局102の通信可能領域120の内にある第1複数の加入者局に基地局101を経由するネットワーク130への無線広帯域アクセスを提供する。第1複数の加入者局は、加入者局(SS)111、加入者局(SS)112、加入者局(SS)113、加入者局(SS)114、加入者局(SS)115、及び加入者局(SS)116を含む。加入者局(SS)は、これに限定されるのではないが、モバイルフォン、モバイルPDA、及び任意の移動局(MS)のような任意の無線通信装置になることもできる。好ましい実施形態において、SS 111は小企業(SB)に位置することもでき、SS 112は企業(E)に位置することもでき、SS 113はWiFiホットスポット(HS)に位置することもでき、SS 114は第1居住地域に位置することもでき、SS 115は第2居住地域に位置することもでき、SS 116はモバイル(M)装置になることもできる。
基地局103は、基地局103の通信可能領域125の内にある第2複数の加入者局に基地局101を経由するネットワーク130に無線広帯域アクセスを提供する。第2複数の加入者局は、加入者局115及び加入者局116を含む。他の実施形態において、基地局102及び103は、基地局101を通じて間接的に接続するよりは、光ファイバー、DSL、ケーブル、またはT1−E1ラインのような有線広帯域接続によりインターネットに直接接続されることもできる。
その他の実施形態において、基地局101は、少ないまたは多い基地局と通信状態にあることもできる。また、図1には単に6個の加入者局だけを表したが、無線ネットワーク100は、6個の加入者局以上に無線広帯域アクセスを提供することもできる。加入者局115及び加入者局116は、通信可能領域120と通信可能領域125全ての縁に位置する。加入者局115及び加入者局116の各々は、基地局102と基地局103全てと通信し、当業者に知られたようなハンドオフモード(handoff mode)で動作しているということもできる。
好ましい実施形態において、基地局101−103は、IEEE−802.16無線都市圏ネットワーク(wireless metropolitan network)標準を用いて、互いに対して通信することもでき、加入者局111−116と通信することもできる。しかしながら、他の実施形態では、例えば、HIPERMAN無線都市圏ネットワーク標準のような異なる無線プロトコルが採用されることもできる。無線バックホール(wireless backhaul)に使われる技術に従って、基地局101は直可視線(direct line-of-sight)または非可視線(non-line-of-sight)を通じて基地局102及び基地局103と通信することもできる。基地局102及び基地局103は、OFDM及び/又はOFDMA技術を用いて非可視線を通じて加入者局111−116と各々通信することもできる。
基地局102はT1レベルサービスを企業と関連した加入者局112に提供し、小企業と関連した加入者局111にフレクショナルT1レベルサービスを提供することもできる。基地局102は、空港、カフェ、ホテル、または大学キャンパスに位置されることもできるWiFiホットスポットと関連した加入者局113に対し、無線バックホールを提供することもできる。基地局102は、ディジタル加入者回線(DSL)レベルサービスを加入者局114、115、及び116に提供することもできる。
加入者局111−116は、音声、データ、ビデオ、ビデオ遠隔会議及び/又はその他の広帯域サービスをアクセスするためにネットワーク130に広帯域アクセスを使用することもできる。好ましい実施形態において、1つ以上の加入者局111−116がWiFi WLANのアクセスポイント(AP)と関連されることもできる。加入者局116は、無線−活性化したラップトップコンピュータ、携帯情報端末機(personal digital assistant)、ノートブック、携帯用装置(handheld device)、またはその他の無線−活性化した装置を含んで数多いモバイル装置のうちの任意のものとなることもできる。加入者局114及び115は、例えば、無線−活性化した個人向けコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ゲートウェイ、または他の装置となることもできる。
点線で表した部分は通信可能領域120及び125の大略の範囲を表し、これらは図示及び説明を目的にして略円形で示す。例えば、通信可能領域120及び125のような基地局と関連した通信可能領域は、不規則的な形態を含んで、他の形態を有することもでき、基地局の構成と自然及び人為的な障害物と関連した無線環境(radio environment)によって変わる。
また、基地局と関連した通信可能領域は時間が経るにつれて一定なものではなく、基地局及び/又は加入者局の転送電力レベル、天気条件、及びその他の要素が変更されるにつれて、動的(拡張、縮小、または形態の変化)に変わる。一実施形態において、例えば、基地局102及び103の通信可能領域120及び125のように基地局の通信可能領域の半径は基地局を中心に2km未満から約50kmまでの範囲で拡張されることもできる。
このような技術分野に公知されたように、基地局101、102、または103のような基地局は、通信可能領域内で複数のセクターをサポートするために方向性アンテナを採用することもできる。図1で、基地局102及び103は通信可能領域120及び125の中心部分に各々位置するように大略的に図示している。その他の実施形態において、方向性アンテナは通信可能領域の縁付近に位置する基地局、例えば、コーン(corn)形態または梨(pear)形態の通信可能領域地点に位置されて使われることもできる。
基地局101におけるネットワーク130は、例えば、光ファイバー線路(fiber optic line)のような広帯域接続を含んで、中央局(central office)または他のオペレーティング会社の相互接続位置にあるサーバに接続されることもできる。サーバーはインターネットプロトコル基盤の通信用インターネットゲートウェイ及び音声基盤の通信用公共交換電話網ゲートウェイへの接続を提供することもできる。VoIP(voice-over-IP)の形態である音声基盤の通信の場合、トラフィックはPSTNゲートウェイの代りにインターネットゲートウェイに直接フォワーディングされることもできる。図1には、サーバー、インターネットゲートウェイ、及び公共交換電話網ゲートウェイを図示してはいない。他の実施形態において、ネットワーク130への接続は異なるネットワークノードと設備により提供されることもできる。
本発明の実施形態によれば、1つ以上の基地局101−103及び/又は1つ以上の加入者局111−116は、MMSE−SICアルゴリズムを用いて複数の転送アンテナから結合されたデータストリームとして受信された複数のデータストリームをデコーディングするように動作可能な受信機を含む。以下、より詳細記述されたように、受信機は、データストリームの強度関連特性に基づいて算出される各々のデータストリームに対するデコーディング予測メトリック(decoding prediction metric)に基づいてデータストリームに対するデコーディング順序を決定するように使用できる。したがって、一般的に、受信機は強度が最も大きいデータストリームを先にデコーディングし、続いて、その次に強度の強いデータストリームをデコーディングできる。結果的に、受信機のデコーディング性能は、ストリームをランダムに、または予め決まった順序に従ってデコーディングする受信機に比べて改善され、最適の順序を検索するために全ての可能なデコーディング順序を調べる受信機のように複雑にならない。
図2は、本発明の実施形態に係るデータストリームをデコーディングできるMIMOシステム200を図示する。MIMOシステム200は、無線インターフェース215の上で通信するように使用できる転送器205と受信機210を含む。
転送器205は、マルチ−符号語MIMOエンコーダ220と複数のアンテナ225とを含み、これらアンテナの各々はエンコーダ220により生成された異なるデータストリーム230を転送するように使用できる。受信機210は、空間プロセッシングブロック250と複数のアンテナ255を含み、これらアンテナの各々は転送器205のアンテナ225を含む複数のソースから結合されたデータストリーム260を受信するように使用できる。空間プロセッシングブロック250は、結合されたデータストリーム260を、アンテナ225により転送されたデータストリーム230と実質的に同一なデータストリーム265の内にデコーディングするように使用できる。
空間プロセッシングブロック250は、各々のストリーム265に対するデコーディング予測メトリック(DPM)に基づいてデータストリーム265をデコーディングする順序を選択するMMSE−SICプロシージャを用いて、結合されたデータストリーム260からデータストリーム265をデコーディングするように使用できる。各々のデータストリーム265に対するDPMは、データストリーム265と関連した強度関連特性に基づく。したがって、例えば、DPMはデータストリーム265と関連したチャンネルの容量、データストリーム265に対する有効信号対干渉及び雑音比(signal-to-interference and noise ratio;SINR)及び/又はその他の任意の適切な強度関連特性に基づくこともできる。受信機210がこのようなデコーディングプロセスを用いることで、最適のデコーディング順序を検索するために全ての可能なデコーディング順序を調べるために受信機が複雑にならず、ランダムな順序でストリームをデコーディングする受信機よりも良好な性能を提供できる。
図3は、本発明の実施形態に係るマルチ−符号語MIMOエンコーダ220の詳細を図示する。この実施形態において、エンコーダ220は、デマルチプレクサ(demux)305、複数の循環重複検査コード(CRC)ブロック310、複数のコーダ315、複数の変調器320、及びプリコーダ325を含む。エンコーダ220は、情報ブロックを受信し、アンテナ225を介して転送される情報ブロックに基づいてデータストリーム230を生成するように使用できる。図示された実施形態において、2セットのコンポーネント310、315、及び320は、2つのアンテナ225abにより転送する2つのストリーム230a−bを生成するように図示されているが、エンコーダ220は生成される任意個数のストリーム230に基づいて任意の適切な個数のコンポーネントセット310、315、320、及び325を含むこともできることを理解することができる。
デマルチプレクサ305は、情報ブロックを複数のより小さな情報ブロックまたはストリーム340にデマルチプレキシングするように使用できる。各々のCRCブロック310は、CRCデータを関連ストリーム340に追加するように使用できる。CRCデータの追加に続いて、各々のコーダ315はストリーム340をコーディングするように使われることができ、各々の変調器320はコーディングされたストリーム340を変調するように使用できる。コーディングと変調の後、データストリーム230と等価であるこのストリームはプリコーディングアルゴリズム(precoding algorithm)を通じて処理され、別途のアンテナ225から転送される。
エンコーダ220がマルチ−符号語MIMOエンコーダであるため、異なる変調及びコーディングが各々の個別ストリーム340に使用されることもできる。したがって、例えば、コーダ315aはコーダ315bとは異なるコーディングを実行することもでき、変調器320aは変調器320bとは異なる変調を実行することもできる。マルチ−符号語の転送を用いることで、CRCチェックはこの符号語が受信機210で全体信号から除去される前にオプションとして各々の符号語に実行することもできる。このようなチェックが実行される時、正確に受信された符号語のみを確実に除去することで、除去プロセスで干渉伝播を回避することもできる。
多重受信アンテナシステムの全般的な性能を最大にするために、プリコーディング325はマルチ−レイヤビームフォーミング(beam forming)に対して使われる。リンク効率(link through-put)が受信機出力で最大になるように各アンテナ毎に独立的な適した重み付け値を有する転送アンテナから信号の多重ストリームが放出される。マルチ−符号語MIMOに対するプリコーディングアルゴリズムは線形及び非線形プリコーディングタイプに細分できる。線形プリコーディング接近法は、非線形プリコーディング接近法に比べて複雑性がより低い適当な効率性能を獲得することができる。線形プリコーディングは、ユニタリー(unitary)プリコーディングとゼロ−フォーシング(zero-forcing;以下、“ZF”と称する)プリコーディングを含む。非線形プリコーディングは複雑性により最適の容量を獲得することができる。仮に、最適のプリコーディング方式が転送信号に適用される場合には、転送器で既に知っている任意の干渉が無線リソースのペナルティ無しで除去できることを示すダーティーペーパーコーディング(dirty paper coding;以下、“DPC”と称する)の概念に基づいて非線形プリコーディングは設計される。
図4は、本発明の実施形態に係る好ましいマルチ−ホップセルラーネットワーク400を図示する。マルチ−ホップセルラーネットワーク400は、例えば、固定中継局(RS)402と移動中継局(MRS)404の使用を含むことが好ましい。移動中継局404は、専用の中継局になるか、または移動中継局(MRS)404は中継局(RS)402と共に作動するように使われる加入者局(SS)になることもできる。マルチ−ホップセルラーネットワーク400は、基地局(BS)102とBS 102により用いられる加入者局(SS)116との間にマルチ−ホップリンクを形成する。マルチ−ホップセルラーネットワーク400は、通信可能範囲、ユーザデータレート、及び基地局(BS)102の通信可能領域を拡張させる。マルチ−ホップセルラーネットワーク400は、通信可能領域または範囲の拡張、負荷制御及び平衡(balancing)、及び中継局に対する節電のための方法及びプロシージャを提供する。また、RS 402及びMRS 404は、BS 102がその他の加入者局(図示せず)に転送及び受信リンクを提供することで、セルラーネットワーク400の通信可能領域を拡張させることもできる。
本発明の一実施形態によれば、RS 402は基地局102に有線で接続されている一方、MRS 404はBS 102に無線で接続されることが好ましい。そうでなければ、RS 402がBS 102に無線で接続されたノマディック(nomadic)中継局になることもできる。次に、RS 402と連動して本発明の実施形態を中心に説明し、中継局(MRS)404のような他の適した中継局がまた用いられることもできることを理解するべきである。
RS 402の転送電力レベルは、基地局と通信を許容する間に電力レベルを最小に維持するために制御される電力である。したがって、本発明の一実施形態によれば、MRS 404はネットワーク内で干渉を効果的に減らすようになるので、セルラーネットワーク400の容量が増加する。本発明の一実施形態において、RS 402は動作において一般的に2つモードを含む。
中継はディジタルまたはアナログ方式により実行できる。ディジタル中継の場合において、“再生式中継”(regenerative relaying)または“デコード及びフォワード中継”(decode and forward relaying)という。RS 402は中継された信号を再転送の前にディジタル的にデコーディングし、またエンコーディングする。
図6を参照して、本発明の一実施形態に係る中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)でのデータ通信を説明する。第1転送時間TT0 502で、BS 102はデータパケットをダウンリンク経路を経由してRS 402へ転送する。データパケットは、通信パケットのように組み合わせられた数のデータビットを含む。複数のデータビットは符号語としてエンコーディングされて通信パケットとして転送できる。
RS 402がデータパケットを受信する時、RS 402はこのパケットをデコーディングする。仮に、RS 402がこのデータパケットを成功的にデコーディングするようになれば、RS 402はアップリンク経路に沿ってBS 102にACKメッセージを生成して転送する。ACKメッセージは転送時間TT1 504で送信される。TT1 504はTT0 502に繋がるHARQでのインスタンスを示す。しかしながら、TT1 504がTT0 502に直ぐ繋がる時間として図示されたものは例示的なものであって、TT1 504はTT0 502の以後に任意の転送時間で発生することもできることを理解するべきである。ACKメッセージはデータパケットが受信されて成功的にデコーディングされたことを確認することを示す制御信号である。仮に、RS 402がデータパケットをデコーディングできない場合、RS 402はTT1 504の間にNAKメッセージ(図示せず)をBS 102に送信する。NAKは否定的受信確認を示す制御信号である。NAKはRS 402が受信されたデータパケットをデコーディングできなかったことを示す。
RS 402がACKメッセージをBS 102に送信した後に示す転送時間TT2 506で、RS 402はデータパケットをデコーディングし、ダウンリンク経路に沿ってSS 116にフォワーディングする。TT2 506はTT1 504に繋がるHARQでのインスタンスを示す。TT2 506をTT1 504に直ぐ繋がる時間として図示することは例示的なものであって、TT2 506がTT1 504に繋がる任意の転送時間で生じることもできることを理解するべきである。SS 116はRS 402からデータパケットを受信した時、これをデコーディングしようと試みる。仮に、SS 116がデータパケットを成功的にデコーディングする場合、SS 116はACKメッセージを生成し、アップリンク経路を経由してRS 402へ転送する。SS 116は転送時間TTI3 508でACKメッセージを転送する。TT3 508はTT2 506に繋がるHARQでのインスタンスを示す。TT3 508をTT2 506に直ぐ繋がる時間として図示したことは例示的なものであって、TT3 508はTT2 506に繋がる任意の時間で生じることもできることを理解するべきである。そうでなければ、仮にSS 116がメッセージをデコーディングできない場合、SS 116はNAKメッセージ(図示せず)をTTI3 508の間にRS 402へ転送する。
1つの基地局と1つの中継局とのデータ通信は、1つの加入者局で決定されることと図示したことは単に例示的なものであり、多重中継局と多重加入者局を経由する多重ホップとのネットワークは容易に一体化されることもできることを理解するべきである。また、ダウンリンク通信(BS 102からRS 402へ転送されたデータ及びRS 402からSS 116へ転送されたデータ)も例示的なものである。アップリンク通信(SS 166からRS 402へ転送されたデータ、及びRS 402からBS 102へ転送されたデータ)の実施形態は全て本発明の範囲内に属する。
図5を参照して本発明の一実施形態に係る同期化した中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)を説明する。図示されたダウンリンクデータ通信において、BS 102のような第1通信ノードでデータパケットが始まり、RS 402のような第2通信ノードへ転送され、SS 116のような第3通信ノードにフォワーディングされる。各々の転送時間(TTI)は、3GPP LTEまたはIEEE 802.16mシステムと同様に、サブフレームになることもできる。第3転送時間の間に、RS 402は第2データパケット510をSS 116へ転送する。また、第3転送時間の間に、RS 402はACKメッセージ512を生成し、BS 102へ転送する。このACKメッセージ512は、RS 402がBS 102から受信した第1データパケットの受信確認を示す制御信号となる。BS 102は第1転送時間の間に第1データパケット514を予め転送する。第3転送時間でRS 402からSS 116へ転送された第2データパケット510は、第1転送時間でBS 102からRS 402へ転送された第1データパケット514であるとか、第2データパケット514は第1転送時間の前に転送時間でBS 102からRS 402へ転送されたデータパケットになることもできる。RS 402はバッファーを有することもでき、このバッファーはRS 402からSS 116への転送に対してスロットされた、繋がる転送時間の間に再転送のためのデータパケットを格納するようになる。このように、第3転送時間の間に、RS 402は第2データパケット510をSS 116へ転送し、同時にACK 512をBS 102へ転送するようになる。
また、第5転送時間の間、BS 102は第3データパケット516をRS 402へ転送する。第1データパケット510の受信を示すRS 402からのACK 512を受信した後、BS 102は第3データパケット516を転送する。また、第5転送時間の間に、SS 116はACKメッセージ518を生成し、転送するようになる。ACKメッセージ518を送信することで、SS 116は第2データパケット510が受信されてSS 116によりデコーディングされたRS 402に受信確認を知らせる。そうでなければ、SS 116はNAK(図示せず)をRS 402に送信してSS 116が第2データパケット510をデコーディングできなかったことをRS 402に通知する。
SS 116からACKメッセージ518を受信した後、RS 402は第7転送時間で第4データパケット520を転送する。第4データパケット520は、BS 102がRS 402に予め転送した第3データパケット516であることもでき、第4データパケットはBS 102がRS 402に予め送信した第1データパケット514であることもでき、第4データパケットはBS 102が以前の他の転送時間でRS 402へ転送したデータパケットになることもできる。また、第7転送時間の間に、RS 402はACKメッセージ522を生成してBS 102へ転送する。ACKメッセージ522は、RS 402が第3データパケット516を受信し、デコーディングしたことを示す。そうでなければ、RS 402はRS 402が第3データパケット516をデコーディングすることに失敗したことを示すNAK(図示せず)を生成し、転送することもできる。
図7を参照して、本発明の一実施形態に係る中継局のための中継ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)での同期化したデータ通信を説明する。第1転送時間TT0 532で、BS 102は第1データパケットをダウンリンク経路を通じてRS 402へ転送する。第1転送時間TT0 532の間に、TT0 532の以前の転送時間で受信された以前データパケットの受信及びデコーディングが成功的になったことを示すACKメッセージをSS 116が生成し、RS 402へ転送する。このようにして、RS 402はBS 102から第1データパケットを受信し、また実質的に、同時にSS 116からACKメッセージを受信する。
RS 402が第1データパケットを受信する場合、RS 402は第1データパケットをデコーディングする。仮に、RS 402が第1データパケットを成功的にデコーディングする場合、RS 402はACKメッセージを生成し、BS 102にアップリンク経路に沿って転送するようになる。ACKメッセージは、転送時間TT1 534で送信される。TT1 534は、TT0 532に繋がるHARQでのインスタンスを示す。しかしながら、TT1 534をTT0 532に直ぐ繋がる時間として図示したことは例示的なものであり、TT1 534はTT0 532に繋がる任意の転送時間で発生することもできることを理解するべきである。そうでなければ、RS 402はNAKメッセージ(図示せず)をTT1 534の間に送信することもできる。また、TT1 534の間に、RS 402は第2データパケットをSS 116に転送する。第2データパケットは、RS 402がTT0 532の間にBS 102から受信した第1データパケットと同一なものであることもでき、第2データパケットはRS 402がBS 102からTT0 532の以前の転送時間で受信した異なるデータパケットになることもできる。ACKをSS 116からTT0 532の間に受信した後、RS 402は第2データパケットをSS 116へ転送する。そうでなければ、仮にNAKがSS 116からTT0 532の間に受信した場合、RS 402はSS 116がデコーディングできなかった以前のデータパケットを再送信することもできる。このようにして、TT1 534の間、RS 402は第2データパケットをSS 116へ転送し、また実質的に、同時にACKをBS 102へ転送するようになる。
RS 402がTT1 534でACKメッセージをBS 102へ送信した後に発生する転送時間TT2 536で、BS 102は第3データパケットをRS 402へ転送する。仮にRS 402がNAKをTT1 534で転送する場合、第3データパケットは第1データパケットまたは第1データパケットの第2バージョンを再送信することもできる。これと実質的に同時に、SS 116はTT2 536の間に受信したACKを生成し、転送する。RS 402がTT2 536の間に受信したACKは、RS 402がTT1 534の間に送信した第2データパケットの受信及びデコーディングが成功的になされたことを示す。そうでなければ、SS 116はTT2 536の間にNAKをRS 402に送信したこともある。このようにして、TT2 536の間に、RS 402は第3データパケットをBS 102から受信し、また実質的に同時にACKをSS 116から受信するようになる。
RS 402は、データ(RS 402からSS 116へ)と受信確認(RS 402からBS 102へ)を同時に転送し、データ(BS 102からRS 402へ)と受信確認(SS 116からRS 402へ)を同時に受信するようになることによって、RS 402のデューティーサイクル(duty cycle)が最大になる。したがって、データ(BS 102からRS 402へ)と受信確認(SS 116からBS 102へ)の受信は、中継局400の効率を最大になるようにすることもできる。このようなタイプのHARQ動作を以下では同期化した中継HARQという。データと受信確認を転送または受信するために、RS 402に割り当てられた時間が図6と同一に表れることもできるが、時間割当はシステムの性能を最適化するために調整されることもできる。
他の実施形態において、同期化された中継HARQの多重インスタンスが中継局での通信ノードに対するデューティーサイクルを最大にするために用いられる。第1転送時間の間に、第1通信ノードは第1データパケットを第2通信ノードへ転送する。第2転送時間の間に、第1通信ノードは第2データパケットを第3通信ノードへ転送し、その間に第2通信ノード630から受信確認を待機するようになる。幾つかの実施形態において、第2通信ノード630と第3通信ノードは同一なノードを示す。図8及び図9を参照すると、BS 102及びRS 402はデータ620を生成して転送し、RS 402及びSS 116は受信確認(ACKまたはNAK)630を生成できる。BS 102はTTI0 602で第1データパケット612をRS 402に転送する。同一時間インスタンスで、SS 116はTTI0 602の以前に受信されたデータパケットの受信を知らせるために受信確認(ACKまたはNAK)をRS 402へ転送することもできる。第1データパケット612の受信を知らせるためにRS 402を待機しながら、BS 102はTTI1 604で第2データパケット614をRS 402に転送する。同一時間インスタンスで、SS 116はTTI1 604の以前に受信したデータパケットの受信を知らせるために他の受信確認(ACKまたはNAK)をRS 402へ転送することもできる。第1データパケット612の受信を知らせるためにRS 402を相変わらず待機しながら、BS 102はTTI2 606の間に第3データパケット616を転送し、TT3 608の間に第4データパケット618を転送する。同一時間インスタンスで、SS 116はTTI2 606の以前に受信されたデータパケットの受信を知らせるためにTTI2 606の間に他の受信確認(ACKまたはNAK)を転送することもでき、TTI3 608の以前に受信したデータパケットの受信を知らせるためにTTI3 608の間に更に他の受信確認(ACKまたはNAK)を転送することもできる。次に、RS 402はTTI0 622の間に第1データパケット612に対するACKまたはNAKメッセージ632を生成し、転送するようになる。同一時間インスタンスで、RS 402はデータパケットを生成し、SS 116へ転送する。データパケットはTTI0 602の間にRS 402がBS 102から受信したデータパケットであるとか、TTI0 622の以前にRS 402が受信した他のデータパケットでありうる。また、RS 402は、TT1 624、TT2 626、及びTT3 628の間に、第2、第3、及び第4データパケット614、616、及び618に対するACKまたはNAK634、636、及び638を各々生成するようになる。また、これら時間インスタンスで、RS 402はデータパケットを生成してSS 116へ転送することができる。
図8及び図9は、4個のHARQインスタンスを図示する。このようにして、BS 102から受信するために4個のデータパケットがRS 402に対して表れる。したがって、RS 402はデータと受信確認を常に転送または受信するようになり、一方、BS 102はデータを転送するか、受信確認を受信し、SS 116はRS 402からデータを受信するか、RS 402へ受信確認を転送するようになる。また、RS 402がSS 116にデータパケットを転送している同一なインスタンスの間にBS 102にACKを転送するようになる。追加的に、または、その代わりに、他のインスタンスの間に、RS 402はSS 116からACKを受信するようになり、BS 102からデータパケットを受信するようになる。1つのRS 402と1つのSS 116のみを図示したことは単に例示的なものであって、本発明の実施形態は多重のRS 402と多重のSS 116を有するシステムに容易に拡張できることを理解するべきである。
図9は、本発明の実施形態に係る中継HARQでの好ましいデータ通信を図示する。RS 402は、TTI0 602、TTI1 604、TTI2 606、及びTTI3 608の間に、データパケット612、614、616、及び618をBS 102から各々受信する。また、RS 402は、以前に転送されたデータパケットに関して複数のACK−NAKメッセージをSS 116から受信する。RS 402は、TTI0 662、TTI1 624、TTI2 626、及びTTI3 628の間に、ACKメッセージ632、634、636、及び638を各々生成してBS 102に転送する。RS 402は、ACKメッセージ632、634、636、及び638を転送し、また同時にデータパケットをSS 116に転送するようになる。RS 402からACKメッセージ632、634、636、及び638の受信に応答して、BS 102は、TTI0 642、TTI1 644、TTI2 646、及びTTI3 648の間に、データパケット652、654、656、及び658を各々転送する。仮に、RS 402がTTI0 622、TTI1 624、TTI2 626、及びTTI3 628の間に、1つ以上のNAKメッセージを各々転送したならば、BS 102は受信したNAKに関する新たなバージョンのデータパケットを再転送するようになる。例えば、仮にRS 402が第3データパケット616のデコーディングが失敗したことを示すTTI2 636の間にNAKを送信する場合、BS 102がTTI2 646の間に転送したデータパケット656は、TTI2 606の間に元の転送された第3データパケット616の新たなバージョンになる。ACK−NAKメッセージ672をBS 102に同時に転送しながら、RS 402はTTI0 602の間にRS 402が元の受信した第1データパケット612をSS 116にTTI0 602の間に転送する。また、RS 402は、SS 116から受信した以前データパケットと関連したACKに応答して、以前データパケットを再転送することもできる。受信したNAKと直接的に関連した転送時間インスタンスでBS 102とRS 402が以前データパケットのバージョンを転送するように図示されたもの(例えば、第3インスタンスTTI2 626の間に受信されたNAK 636に応答してBS 102が第3インスタンスTTI2 646の間に第3データパケット616バージョンを転送)は例示的なものと理解するべきである。BS 102とRS 402プロセッサは予め設定されたプログラミング指示に従ってデータパケットに優先順位を付けてスケジューリングするよう使用できる。このようにして、以前データパケットの第2バージョンが転送される前に一層高い優先順位を有するデータパケットが転送されることもできる。
図10及び図11を参照して、本発明の実施形態に従う増分リダンダンシー中継システムの単純ブロック図及びフローチャートを説明する。BS 102は、データパケット(m)を同期化した中継HARQネットワークでSS 116に送信している。ステップ710で、第1の転送時間の間に、BS 102は第1バージョンのデータパケットc(m)702を転送する。RS 402とSS 116の各々は、ステップ712でBS 102からの転送を受信する。RS 402は、ステップ714でデータパケットc(m)702をデコーディングする。SS 116は、ステップ716でデータパケットc(m)、702をデコーディングするか、しないこともある。ステップ718で、RS 402はデータパケット(m)を第2バージョンのデータパケットc(m)、704としてまたエンコーディングする。RS 402は、異なるチャンネルコーディングまたは同一チャンネルコーディング(例えば、異なるリダンダンシーバージョン)を用いることもできる。第2転送時間の間に、RS 402は第2バージョンのデータパケットc(m)、704をステップ720へ転送する。第2転送時間は、第1転送時間と異なる期間を有していることもできる。ステップ722で、SS 116は第2バージョンのデータパケットc(m)、704を受信する。次に、ステップ724で、SS 116は第1バージョンのデータパケットc(m)、702と第2バージョンのデータパケットc(m)、704とを結合し、ステップ726でデータパケット(m)をデコーディングする。仮に、2つのバージョンのデータパケットが異なる符号であるとか、同一符号語の異なる部分である場合、SS 116でこの2つのバージョンのデータパケットを結合することは効果的なコードレートを低減するようになり、これはSS 116でのデコーディング性能を改善することになる。
幾つかの実施形態において、中継ネットワーク400に循環バッファーレートマッチングが適用される。循環バッファーレートマッチング(以下、“CBRM”と称する)、または準補完ターボ符号(Quasi-Complementary Turbo Codes、以下、“QCTC”と称する)が3GPP LTE及び3GPP2 UMBのような無線通信システムで広く活用されている。CBRMプロシージャまたはQCTCでは、転送器は転送のためのコーディングビット及び選択ビットのバッファー内のある位置から開始される。開始位置は典型的にリダンダンシーバージョン(以下、“RV”と称する)、または時にはサブ−パケットIDにより決定される。このようにして、異なるバージョンの同一パケットがリダンダンシーバージョンまたはサブ−パケットIDに従って転送される。図10、11、及び12を参照すると、BS 102は第1バージョンのデータパケット“RV=0”730を転送する。RS 402とSS 116の各々は、第1バージョンのデータパケットを受信する。RS 402は、第1バージョンのデータパケットをデコーディングし、このデータパケットを“RV=1”である第2バージョンのデータパケットとして記録する。RS 402は、“RV=1”732である第2バージョンのデータパケットをSS 116に転送する。次に、SS 116は、第1バージョンのデータパケット(RV=0)と第2バージョンのデータパケット(RV=2)とを結合し、このデータパケットをデコーディングする。
図13、14、及び15に図示された他の実施形態において、BS 102またはRS 402のうちの1つが第2バージョンのデータパケットを転送する。ステップ810で、第1転送時間の間に、BS 102は第1バージョンのデータパケット802を転送する。RS 402及びSS 116の各々は、ステップ812でBS 102からの転送を受信するようになる。RS 402は、第1バージョンのデータパケット802をステップ814でデコーディングする。ステップ816は、SS 116がこのパケットをデコーディングするか、しないこともあることを図示している。仮に、RS 402が第1バージョンのデータパケットを正しくデコーディングする場合、プロセスはステップ820に移動し、RS 402はACKメッセージを生成してBS 102へ転送する。また、ステップ820で、RS 402はデータパケットを第2バージョンのデータパケット804としてまたエンコーディングする。次に、ステップ822で、RS 402は第2転送時間の間に第2バージョンのデータパケット804をSS 116へ転送する。BS 102がステップ824でRS 402からACKを受信するため、BS 102は任意の異なるバージョンのデータパケットをまた送信しようと試みないようになる。しかしながら、仮にRS 402がステップ814で第1バージョンのデータパケットを正しくデコーディングできなかった場合、プロセスはステップ826に移動し、RS 402はNAKメッセージを生成してBS 102へ転送する。ステップ828で、BS 102はNAKを受信するか、または特定の時間の後に無応答(例えば、RS 402からACKが無し)を受信するようになる。BS 102は、RS 402が第1バージョンのデータパケット802をデコーディングできなかったことを示すNAKを受信するか、何も受信しなくてRS 402が第1バージョンのデータパケット802を受信していないことを示すため、BS 102はステップ830で、第2転送時間で第2バージョンのデータパケット804を転送する。次に、ステップ832で、SS 116は第2バージョンのデータパケット802を受信する。SS 116は、第1バージョンのデータパケット802と第2バージョンのデータパケット804とをステップ834で結合し、ステップ836でこのデータパケットをデコーディングする。したがって、SS 116はRS 402が第1バージョンのデータパケット802を受信し、デコーディングするか否かに関わらず、第2バージョンのデータパケット804を受信するようになる。更に他の実施形態において、SS 116は第1バージョンのデータパケット802の受信とデコーディングを示すACKまたはNAKを送信する。仮に、SS 116が第1バージョンのデータパケット802を成功的に受信し、デコーディングする場合、SS 116は第1バージョンのデータパケット802に対してACKメッセージを転送する。SS 116からのACKメッセージの受信に対する応答で、BS 102とRS 402は第2バージョンのデータパケット804を送信しない。仮に、SS 116がNAKメッセージまたは何も送信しない場合、RS 402が第1バージョンのデータパケット802を受信してデコーディングしたか否かに従ってBS 102またはRS 402うちのいずれか1つが第2バージョンのデータパケット804を転送する。
他の実施形態において、図16及び図17に示すように、8個チャンネルの同期化増分リダンダンシーHARQ 900がBS 102とSS 116との間で直接的に動作し、一方、RS 402は通信を支援するようになる。TT0で、BS 102は第1バージョンの第1データパケットc(m)、902を転送し、RS 402とSS 116の各々は第1バージョンの第1データパケットc(m)、902を受信し、RS 402は第1バージョンの第1データパケットc(m)、902を正しくデコーディングするが、SS 116は第1バージョンの第1データパケットc(m)、902をデコーディングすることに失敗するようになる。TTI4で、SS 116はNAK1メッセージ904を転送する。また、TTI4で、RS 402はACK1メッセージ906を転送する。BS 102とRS 402は全てNAK1メッセージ904を受信するようになる。TTI8で、BS 102は第2バージョンの第1データパケットc(m)、910をSS 116に転送する。また、RS 402は第2バージョンの第1データパケットc(m)、910をSS 116へ転送する。SS 116は第1バージョンの第1データパケットc(m)、902と第2バージョンの第1データパケットc(m)、910とを結合することで、パケットをデコーディングする。次に、TTI12で、SS 116は第1データパケット(m)の受信確認を知らせるためにACK1メッセージ908を転送する。また、TTI2で、BS 102は第1バージョンの第2データパケットc(m)、912を転送する。RS 402とSS 116は全て第1バージョンの第2データパケットc(m)、912を受信するようになる。RS 402は、第1バージョンの第2データパケットc(m)、912を正しくデコーディングすることに失敗する。SS 116は、TTI6でNAK2メッセージ914を転送する。BS 102は、NAK2メッセージ914を受信する。TTI10で、BS 102は第2バージョンの第2データパケットc(m)、916を転送する。RS 402は、TTI2で転送された第1バージョンの第2データパケットc(m)、912を正しく受信しなかったため、RS 402は任意のバージョンの第2データパケット、例えば、第2バージョンの第2データパケットc(m)、916をTTI10で転送しない。しかしながら、RS 402はTTI10でBS 102により転送された第2バージョンの第2データパケットc(m)、916の転送を受信するようになる。次に、RS 402はパケット(m)をデコーディングする。RS 402は、第2バージョンの第2データパケットc(m)、916と以前にBS 102から転送されたもの、例えば、第1バージョンの第2データパケットc(m)、912とを結合することによって、パケット(m)をデコーディングすることもできる。RSは、TTI10で転送された第2バージョンの第2データパケットc(m)、916を正しくデコーディングする。SS 116は、第2バージョンの第2データパケットc(m)、916をデコーディングすることにまた失敗するようになる。SS 116は、TTI14で他のNAK2メッセージを転送する。BS 102とRS 402は全てNAK2メッセージ918を受信する。TTI18で、BS 102は第3バージョンの第2データパケットc(m)、920を転送する。また、RS 402は第3バージョンの第2データパケットc(m)、920を転送する。SS 116は、受信された全てのバージョンの第2データパケット(m)、例えば、第1バージョンの第2データパケットc(m)、912、第2バージョンの第2データパケットc(m)、916、及び第3バージョンの第2データパケットc(m)、920を結合することによって、第2データパケット(m)をデコーディングする。SS 116がこのパケット(m)を正しくデコーディングした後、TTI22で、SS 116はパケット(m)の受信確認を知らせるためにACK2メッセージ922を転送する。したがって、HARQ動作はBS 102とSS 116との間で維持され、一方、RS 402がBS 102からデータパケットを受信する場合のみにRS 402は転送を持続するようになる。また、この実施形態はFDD及びTDDシステムに適用できる。また、幾つかの実施形態において、RS 402はBS 102にACKメッセージ信号を転送する。そうでなければ、幾つかの実施形態において、RS 402はBS 102にACKメッセージ信号を転送しない。
図18に図示された他の実施形態において、RS 402はBS 102をしてSS 116がマルチ−アンテナMIMOハイブリッドARQを用いて通信を行うように支援する。BS 102は、第1転送時間(“TTI−n”)で2つのMIMOレイヤに亘って2つの符号語CW1 1002とCW2 1004をSS 116へ転送する。各々の符号語は共通にエンコーディングされた複数のビットを含むデータパケットである。追加的に、または、その代わりに、符号語は異なるアンテナ、例えば、空間分割媒体アクセス(以下、“SDMA”と称する)を経由して転送されることもできる。このようにして、符号語は空間分離(spatial separation)を有することもできるので、互いに対して干渉するようになる。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004とを受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004にデコーディングを試みる。RS 402は、CW2 1004のデコーディングを成功的に行なうが(1012)、CW1 1002のデコーディングは成功的に行なわれない(1010)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004とを受信する(例えば、SS 116はCW1 1002のデコーディングを行うことができず(1006)、CW2 1004のデコーディングを行うことができない(1008))。SS 116は、受信されたCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対するNAKをBS 102に送信する。RS 402は、CW1 1002に対するNAKメッセージ信号を送信し、CW2 1004に対するACKメッセージ信号を送信する。RS 402は、SS 116からのNAK信号をデコーディングし、SS 116がCW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。RS 402は、正しく受信された符号語CW2 1004を次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)でSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する(1014)。RS 402は、違うようにデコーディングされたバージョンの複数のビットまたは同一にデコーディングされたバージョンの複数のビットを転送することもできる。SS 116は、CW2 1004を成功的にデコーディングする(1016)。次に、SS 116は第1のTTI(“TTI−n”)で受信した、格納されているCW1 1002とCW2 1004信号(以前にバッファーに格納されたもの)からCW2 1004を除去する(1018)。SS 116は、CW2 1004が引き起こした干渉をBS 102から受信したCW1 1002とCW2 1004信号から除去することによって干渉除去を利用できる。一旦CW2 1004からの干渉がCW1 1002とCW2 1004信号から除去されれば、SS 116はCW1 1002をデコーディングすることができる(1020)。このようにして、RS 402は、RS 402で成功的に受信したSS 116にBS 102から符号語の再転送を要求しなくても、符号語のみをフォワーディングするようになる。
図19に示すような他の実施形態において、RS 402はBS 102を支援してSS 116がマルチ−アンテナMIMOハイブリッドARQを用いて通信を行うようにする。BS 102は、第1転送時間(“TTI−n”)で2つのMIMOレイヤに亘って2つの符号語、CW1 1002とCW2 1004をSS 116へ転送するようになる。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004とを受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを試みる。RS 402は、CW2 1004のデコーディングを成功的に行なうが(1012)、CW1 1002のデコーディングは成功的に行なわない(1010)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004を受信する(1006、1008)。SS 116は、受信したCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対するNAKメッセージ信号をBS 102に送信する。RS 402は、CW1 1002に対してNAKメッセージ信号を送信し、CW2 1004に対してACKメッセージ信号を送信する。BS 102は、SS 116とRS 402で各々受信したNAKとACK信号をデコーディングする。また、RS 402はSS 116からのNAK信号をデコーディングし、CW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。RS 402は、次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で正しく受信された符号語CW2 1004をSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する(1014)。また、BS 102は新たな符号語CW3 1102を次に利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)でSS 116に転送する。RS 402がCW2 1004を転送したように、BS 102は同一な時間と同一なリソースに亘ってCW3 1102を転送する。SS 116は、CW2 1004とCW3 1102を2つの符号語信号として受信する。SS 116がCW2 1004を成功的にデコーディングするようになる(1106)。図18と関連して論議された以前の実施形態と同様に、CW2 1004が引き起こした干渉をCW2 1004とCW3 1102から除去するために、SS 116はデコーディングされたCW2 1004を用いる。CW2 1004とCW3 1102信号からCW2 1004を除去した後、SS 116はCW3 1102をデコーディングできるようになる(1112)。そうでなければ、仮にSS 116がCW3 1102をデコーディングするが(1108)、CW2 1004はデコーディングしない場合、SS 116はCW2 1004をデコーディングするためにCW3 1102から干渉を除去できる。一旦、SS 116がCW2 1004をデコーディングするようになれば、SS 116は、第1のTTI(“TTI−n”)で受信した、格納されているCW1 1002とCW2 1004信号(以前にバッファーに格納されたもの)からCW2 1004を除去するようになる(1018)。CW2 1004を除去した後、SS 116はCW1 1002をデコーディングできるようになる(1020)。
図20に図示された他の実施形態において、RS 402はBS 102を支援してSS 116がマルチ−アンテナMIMOハイブリッドARQを用いて通信するようにする。BS 102は、2つの符号語CW1 1002とCW2 1004を第1転送時間(“TTI−n”)で2つのMIMOレイヤに亘ってSS 116へ転送する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004を受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを試みる。RS 402は、CW2 1004を成功的にデコーディングするが(1012)、CW1 1002のデコーディングは失敗する(1010)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004を受信する。SS 116は、受信したCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対するNAKメッセージ信号をBS 102に送信する。RS 402は、SS 116からのNAK信号はデコーディングし、SS 116がCW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。RS 402は、CW1 1002に対してNAKメッセージ信号を送信し、CW2 1004に対してACKメッセージ信号を送信する。また、RS 402がCW2 1004の再転送のためにどんな時間周波数リソース1204を用いるかに関する情報を送信する。BS 102は、SS 116から受信したNAKメッセージとRS 402から受信したNAKメッセージ、ACKメッセージ、及び時間周波数リソース1204をデコーディングする。BS 102は、RS 402が使用するように時間周波数リソース1204を残してRS 402がCW2 1004をSS 116に再転送するために自由に使用するようになる。したがって、BS 102はRS 402から再転送を妨害しないように選択することもできる。RS 402は、識別された時間周波数リソース1204に従って、正しく受信した符号語CW2 1004を次の利用可能なTTI(TTI−(n+k))でSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する(1014)。次に、SS 116はCW2 1004をデコーディングすることができ、CW2 1004をデコーディングした後、図18及び図19に関して前述したように、SS 116はCW2 1004を用いてCW1 1002をデコーディングする。
図21に図示された他の実施形態において、BS 102は2つの符号語CW1 1002とCW2 1004をSS 116に第1転送時間(“TTI−n”)で2つのMIMOレイヤに亘って転送するようになる。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004とを受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを試みる。RS 402がCW2 1004のデコーディングを成功的に行なうが(1012)、CW1 1002のデコーディングは成功的に行なわない(1010)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004を受信する(1006、1008)。SS 116は、受信したCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対するNAKメッセージ信号をBS 102に送信する。BS 102は、SS 116から受信したNAK信号をデコーディングする。RS 402は、SS 116からのNAK信号をデコーディングし、SS 116がCW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。BS 102は、次に利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)でCW2 1004をSS 116に再転送する。また、RS 402は正しく受信した符号語CW2 1004を次に利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)でSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する。幾つかの実施形態において、BS 102とRS 402はSS 116でCW2 1004に対して受信した信号を増加させるためにCW2 1004の転送に用いられるプロコーディングを調整する。次に、SS 116はCW2 1004をデコーディングできるようになり(1316)、図18、19、及び20に関して前述したように、CW2 1004をデコーディングした後、SS 116はCW2 1004を用いてCW1 1002をデコーディングする。
図22に図示した追加的な実施形態において、RS 402はBS 102を支援してSS 116がマルチ−アンテナMIMOハイブリッドARQを用いて通信するようにする。BS 102は、第1転送時間(“TTI−n”)で2つのMIMOレイヤに亘って2つの符号語CW1 1002とCW2 1004をSS 116に転送する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004を受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを試みる。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを各々成功的に行なう(1410、1412)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004とを受信する(1006、1008)。SS 116は、受信したCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対してNAKメッセージ信号をBS 102に送信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004に対してACKメッセージ信号を送信する。BS 102は、SS 116から受信したNAK信号とRS 402から受信したACKメッセージ信号をデコーディングする。また、RS 402はSS 116からNAKメッセージ信号を受信し、デコーディングし、SS 116がCW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。RS 402は、次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で符号語CW2 1004をSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する(1014)。RS 402は、CW2 1004のみをSS 116に送信してSS 116はCW2 1004を除去し、CW1 1002をデコーディングできるようになる。また、BS 102は、次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で新たな符号語CW3 1102をSS 116へ転送する。SS 116は、CW2 1004とCW3 1102を2つの符号語信号として受信する。SS 116は、CW2 1004を成功的にデコーディングする(1406)。SS 116は、図18と関連して論議された以前の実施形態と同様に、デコーディングされたCW2 1004を用いてCW2 1004が引き起こした干渉をCW2 1004とCW3 1102信号から除去する(1110)。CW2 1004をCW2 1004とCW3 1102信号から除去した後、SS 116はCW3 1102をデコーディングできるようになる(1112)。また、仮にSS 116がCW3 1102をデコーディングするが(1408)、CW2 1004はデコーディングしない場合、SS 116はCW2 1004をデコーディングするためにCW3 1102からの干渉を除去できる。一旦、SS 116がCW2 1004をデコーディングするようになれば、SS 116は、第1のTTIで受信した、格納されているCW1 1002とCW2 1004信号(以前にバッファーに格納されたもの)からCW2 1004を除去する(1018)。CW2 1004を除去した後、SS 116はCW1 1002をデコーディングできるようになる(1020)。
追加的な実施形態において、RS 402はCW1 1002とCW2 1004を再転送する。このような実施形態において、システムで利用可能なMIMOレイヤが制限されているため、BS 102は新たな符号語(例えば、CW3 1102)を転送しないこともある。
図23に図示された他の実施形態において、RS 402はBS 102を支援してSS 116がマルチ−アンテナMIMOハイブリッドARQを用いて通信するようにする。BS 102は、第1転送時間(TTI−n)で2つのMIMOレイヤに亘って2つの符号語CW1 1002とCW2 1004とを転送する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004を受信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを試みる。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004のデコーディングを各々成功的に行なう(1410、1412)。SS 116は、誤りが発生したCW1 1002とCW2 1004とを受信する(1006、1008)。SS 116は、受信したCW1 1002とCW2 1004信号をバッファーに格納し、CW1 1002とCW2 1004に対するNAKメッセージ信号をBS 102に送信する。RS 402は、CW1 1002とCW2 1004に対してACKメッセージ信号を送信する。BS 102は、SS 116から受信したNAKメッセージ信号とRS 402から受信したACK信号をデコーディングする。また、RS 402は、SS 116からNAKメッセージ信号を受信し、これをデコーディングしてSS 116がCW1 1002とCW2 1004をデコーディングすることに助けを必要とすると判断する。RS 402は、次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で符号語CW2 1004をSS 116にフォワーディング(例えば、転送)する。RS 402は、CW2 1004だけをSS 116に転送してSS 116はCW2 1004を除去できるようになり、CW1 1002をデコーディングできるようになる。また、BS 102は次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で新たな符号語CW3 1102をSS 116に転送する。SS 116は、CW2 1004とCW3 1102を2つの符号語信号として受信する。SS 116は、CW2 1004のデコーディングを成功的に行なわない(1504)。また、SS 116はCW3 1102のデコーディングを成功的に行なわない(1506)。次に、SS 116はHARQ原理を用いて反復された符号語CW2 1004にソフト結合を行う(1508)。SS 116は、第1のTTI(“TTI−n”)でBS 102から受信したCW2 1004を次に利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)でRS 402から受信したCW2 1004とソフト結合して(1508)CW2 1004のデコーディングを試みる(1510)。仮に、SS 116がCW2 1004のデコーディングを成功的に行なう場合(1512)、図18と関連して論議された以前の実施形態と同様に、SS 116はデコーディングされたCW2 1004を用いてCW2 1004が引き起こした干渉を第1のTTI(“TTI−n”)で受信したCW1 1002とCW2 1004信号から除去する(1514)。CW1 1002とCW2 1004信号からCW2 1004を除去した後、SS 116はCW1 1002をデコーディングできるようになる(1516)。また、SS 116はデコーディングされたCW2 1004を用いてCW2 1004が引き起こした干渉を次の利用可能なTTI(“TTI−(n+k)”)で受信したCW2 1004とCW3 1102信号から除去する(1518)。CW2 1004をCW2 1004とCW3 1102信号から除去した後、SS 116はCW3 1102のデコーディングを行なわれるようになる(1520)。そうでなければ、仮にSS 116がCW2 1102のデコーディングに失敗する場合(1512)、SS 116はNAKメッセージ信号を生成してBS 102とRS 402に転送するようになる。
他の実施形態において(具体的に図示していない)、第1通信ノードから始まり、第2通信ノードで終了するデータパケットに対するHARQ動作におけるHARQプロセッサの個数は1つ以上になることができる。多重HARQプロセッサの場合に、RS 402またはBS 102でのスケジューラーは“高い優先順位”、“平均優先順位”、または“低い優先順位”のように、プロセッサに重み付け値を加えることによって転送及び/又は再転送のためのHARQプロセッサの優先順位を付けるために採択される。例えば、仮に6個のHARQプロセッサが用いられている場合、2つのプロセッサは“高い優先順位”に重み付け値になっており、2つのプロセッサは“平均優先順位”に重み付け値になっており、2つのプロセッサは“低い優先順位”に重み付け値になっていることがある。このような重み付け値は遅延要求事項(latency requirement)、データレート、または他のサービス品質(Quality of Service;QOS)測定と関連する。このようにして、平行したHARQプロセスが動作している時、幾つかのHARQプロセスがその他のプロセスより早く発生するようになる。幾つかの実施形態において、ユーザ装備(“UE”または“SS”)がマルチメディアサービスアプリケーションを動作させている時、優先順位が付けられたプロセッサが用いられる。追加的な実施形態はHARQ動作が多重ホップ(hop)に亘る期間の間行なわれるその他の中継ネットワークに適用できる。これら実施形態はTDDシステムまたはFDDシステムのうち、いずれか1つと一体化する。
本発明は好ましい実施形態を通じて説明されたが、多様な変更及び変形が当業者に提示されることもできる。本発明のこのような変更及び変形は添付の特許請求範囲内に含まれる。

Claims (40)

  1. ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信方法であって、
    第2通信ノードが第1通信ノードに転送し、第3通信ノードに第1受信確認メッセージを転送するステップと、
    前記第2通信ノードが前記第1通信ノードから受信した第1データパケットを前記第3通信ノードに同時に転送するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第2通信ノードが前記第1通信ノードから第2データパケットを受信するステップと、
    前記第2通信ノードが前記第3通信ノードから第2受信確認メッセージを同時に受信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2通信ノードが第1転送時間で前記第1通信ノードにより転送された前記第1データパケットを受信するステップと、
    前記第2通信ノードが第2転送時間で前記第1通信ノードにより転送された前記第2データパケットを受信するステップと、
    前記第2通信ノードが前記第2通信時間に繋がる転送時間で前記第1受信確認メッセージを転送するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2通信ノードが前記第3通信ノードに転送するステップは、
    前記第3通信ノードから受信した前記第1データパケットをデコーディングするステップと、
    前記第1データパケットを第2バージョンのデータパケットとして記録するステップと、
    前記第1通信ノードに前記第2バージョンのデータパケットを転送するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2通信ノードは、中継局であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記第3通信ノードは、中継局であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1通信ノードは、基地局であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信方法であって、
    基地局が複数のデータビットを第1バージョンの通信パケットとして加入者局及び中継局に転送するステップと、
    前記加入者局から加入者受信確認メッセージを受信するステップと、
    前記中継局から中継受信確認メッセージを受信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記複数のデータビットを第2バージョンの前記通信パケットとして記録するステップと、
    前記第2バージョンの前記通信パケットを転送するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記記録するステップは、前記基地局で行われ、前記転送するステップは、前記第2バージョンの前記通信パケットを前記加入者局及び前記中継局のうちの少なくとも1つに転送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記記録するステップは、前記中継局で行われ、前記転送するステップは、前記第2バージョンの前記通信パケットを前記加入者局に転送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記中継局は、加入者局であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記転送するステップは、前記基地局に第1バージョンの前記通信パケットと第2バージョンの前記通信パケットを同時に転送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信を中継する装置であって、
    第1受信確認メッセージを第1通信ノードに転送し、同時に第1データパケットを第2通信ノードに転送するように動作可能な複数の送信アンテナと、
    第2データパケットを前記第1通信ノードから受信し、同時に第2受信確認信号を前記第3通信ノードから受信するように動作可能な複数の受信アンテナと、
    前記第1通信ノードから転送されたデータパケットをデコーディングするデコーダと、
    を備えることを特徴とする装置。
  15. 複数のHARQプロセッサをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記複数のHARQプロセッサの各々は、優先順位を付けるためのスケジューラをさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記第1通信ノードから転送された前記第2データパケットをまたエンコーディングして前記第3通信ノードに再転送するためのエンコーダをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  18. ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信のためのシステムであって、
    第1通信ノードと、
    第2通信ノードと、
    複数の受信アンテナと、
    デコーダと、を具備し、
    前記第1通信ノードは、
    多数のデータパケットをエンコーディングするエンコーダと、
    データパケットを転送する複数の転送アンテナと、
    前記第1通信ノードにより転送された前記多数のデータパケットの1つずつと関連した多数の第1受信確認メッセージを受信する複数の受信アンテナと、を含み、
    前記第2通信ノードは、前記受信確認メッセージを前記第1通信ノードに転送し、同時に前記多数のデータパケットを第3通信ノードに再転送するように動作できる複数の送信アンテナを含み、前記複数の受信アンテナは、前記第1通信ノードから前記多くのデータパケットを受信し、同時に前記第3通信ノードから多くの第2受信確認信号を受信し、前記デコーダは、前記第1通信ノードから転送された前記多くのデータパケットをデコーディングすることを特徴とするシステム。
  19. 前記第1通信ノードは、転送される前記多くのデータパケットのバージョンを判断するための循環バッファー(circular buffer)をさらに含み、前記第2通信ノードは再転送される前記多くのデータパケットのバージョンを判断するための循環バッファーをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記第1通信ノードは、第1転送時間で第1の前記多くのデータパケットを転送し、第2転送時間で第2の前記多くのデータパケットを転送し、前記第2通信ノード及び前記第3通信ノードのうちの1つにより前記第1の前記多くのデータパケットが受信されたことを確認する受信確認信号を受信するように動作可能なことを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 多重入力多重出力(MIMO)ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信方法であって、
    第1通信ノードから第1符号語及び第2符号語を含む第1通信を受信するステップと、
    前記第1符号語及び前記第2符号語をデコーディングするステップと、
    前記第2符号語のデコーディングを成功的に行なわれないことを示す、否定受信確認信号を前記第1通信ノードに転送するステップと、
    前記否定受信確認信号を転送することに応答して第2通信ノードから転送された前記第2符号語の再転送含む、第2通信を受信するステップと、
    前記再転送された第2符号語をデコーディングするステップと、
    前記第1符号語をデコーディングするために前記第1通信から前記第2符号語を除去するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. 前記第2通信の前記受信ステップは、前記第1通信ノードから転送された第3符号語をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記再転送された第2符号語及び第3符号語のうちの少なくとも1つをデコーディングするステップと、
    前記再転送された第2符号語及び第3符号語のうち、デコーディングされた少なくとも1つを用いて前記第2通信から残りの1つの符号語をデコーディングするステップと、
    前記第1符号語をデコーディングするために前記第1通信から前記第2符号語を除去するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記再転送された第2符号語のデコーディングに失敗するステップと、
    前記第2符号語をデコーディングするために前記第1通信からの前記デコーディングされていない第2符号語と前記第2通信からの前記デコーディングされていない第2符号語とをソフト結合するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記第1通信から前記第2符号語を除去するステップと、
    前記第1符号語をデコーディングするステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記第2通信から前記第2符号語を除去するステップと、
    前記第3符号語をデコーディングするステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記第2通信は、前記第1通信ノードから再転送された前記第2符号語をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  28. 多重入力多重出力(MIMO)ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信のためのシステムであって、
    第1転送時間の間に第2通信ノードと第3通信ノードに、第1データパケットと第2データパケットを少なくとも含む複数のデータパケットを転送するために採択される第1通信ノードと、
    前記第1通信ノードから前記複数のデータパケットを受信し、第2通信時間の間に、前記第3通信ノードからNAK信号の受信に応答して、少なくとも前記第1データパケットを前記第3通信ノードに再転送するように採択される前記第2通信ノードと、
    を含むことを特徴とするシステム。
  29. 前記第2通信ノードは、前記第1通信ノードにリソース要請(resource request)を転送することを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  30. 前記第3通信ノードは、前記リソース要請に応答して前記第2通信ノードが使用するようにリソースを割り当てることを特徴とする請求項29に記載のシステム。
  31. 前記第1通信ノードは、前記第2転送時間の間に第3データパケットを前記第3通信ノードに転送することを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  32. 前記第1通信ノードは、前記第2転送時間の間に前記第2データパケットを前記第3通信ノードに再転送することを特徴とする請求項28に記載のシステム。
  33. 前記第1通信ノードは、前記第2通信ノードとのプリコーディング動作(precoding operation)を調整することを特徴とする請求項32に記載のシステム。
  34. 多重入力多重出力(MIMO)ハイブリッド自動再転送要請(HARQ)ネットワークにおけるデータ通信のための装備であって、
    第1通信ノードから第1符号語と第2符号語を含む第1通信を受信するための受信機ユニットと、
    前記第1符号語と前記第2符号語をデコーディングするためのデコーディングユニットと、
    否定受信確認信号を前記第1通信ノードに転送するための転送ユニットと、
    前記第1符号語をデコーディングするために前記第1通信から前記デコーディングされた第2符号語を除去するためのプロセッサ制御ユニットと、を具備し、
    前記否定受信確認信号は、前記第2符号語のデコーディングが失敗したことを表し、
    前記受信ユニットは前記否定受信確認信号の転送に応答して第2通信ノードから第2通信を受信し、前記第2通信は前記第2符号語の再転送を含み、前記デコーダは前記再転送された第2符号語をデコーディングすることを特徴とする装備。
  35. 前記第2通信を受信することは、前記第1通信ノードから転送された第3符号語をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載の装備。
  36. 前記デコーダは、前記再転送された第2符号語と前記第3符号語の少なくとも1つをデコーディングするように採択され、前記プロセッサは前記再転送された第2符号語と第3符号語のうち、デコーディングした少なくとも1つを前記第2符号語から除去するように採択され、前記プロセッサ制御ユニットは前記第1符号語をデコーディングするために前記第2符号語を前記第1通信から除去することを特徴とする請求項35に記載の装備。
  37. 前記プロセッサ制御ユニットは、前記再転送された第2符号語のデコーディング失敗に応答して、前記第2符号語をデコーディングするために前記第1通信からの前記デコーディングされていない第2符号語と前記第2通信からの前記デコーディングされていない第2符号語とをソフト結合することを特徴とする請求項35に記載の装備。
  38. 前記プロセッサ制御ユニットは、前記第2符号語を前記第1通信から除去するために採択され、前記第1符号語をデコーディングすることを特徴とする請求項34に記載の装備。
  39. 前記プロセッサ制御ユニットは、前記第2符号語を前記第2通信から除去するために採択され、前記第3符号語をデコーディングすることを特徴とする請求項38に記載の装備。
  40. 前記第2通信を受信することは、前記第1通信ノードから再転送された前記第2符号語をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載の装備。
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