JP2008045966A - クロマトグラフィ用のカラム及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な分解能を備えるクロマトグラフィ用のカラムとその製造方法を提供する。
【解決手段】カラム10は、一主面に形成された溝21と複数のピラー22とを備える第1の基板11と、第1の基板11上に設置される第2の基板12とを備える。溝21の底面及びピラー22の側面には、それぞれ陽極酸化法によって多孔質状に形成された多孔質層21a及び22aが形成される。カラム10は流路内に複数のピラー22を備え、更に多孔質層21a及び22aを備えることによって表面積を十分確保することができるため、良好な分解能を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、クロマトグラフィに用いられるカラム及びその製造方法に関する。
従来、試料内に含まれる物質を分析するための手段として液体クロマトグラフィが用いられている。液体クロマトグラフィは、一般に溶液に溶解した試料と、固体表面に修飾された官能基との相互作用を利用した分離方法であり、従来、径の細いステンレス管(SUS管)、ガラス管等に官能基が修飾された多孔性の微粒子を詰められたカラムが用いられている。試料はカラムに導入され、キャリアとなる液体を送液することによって固体表面と相互作用しながらカラム外へと押し出される。
また、SUS管等に微粒子を充填する方法以外にも、基板をエッチングすることによって流路を形成し、カラムを形成する方法もある。例えば、特許文献1では、エッチングによって邪魔板を備える流路を形成する構成、シリコン基板上に形成された流路内にアルミニウムを充填し陽極酸化によって多孔質状の酸化アルミニウムを形成する構成、流路内に多孔質状の酸化ケイ素(SiO)を充填する構成等が開発されている。
特開平2−310467号公報
しかしながら、従来の充填カラムは粒子径分布を有した粒子が充填されており、カラム内では異なった粒子形の粒子が隣り合うため、粒子間距離が不均一となり、分離対象試料溶液が不均一に希釈され、また、カラム内での移動速度も異なる。このため、従来技術では、試料溶液がカラム内で拡散されることにより、ピーク幅の拡大を招き、分離性能が低下する。単分散粒子を用いたカラム内での最密充填による均一流路形成も試みられているが、最密充填は困難である。
また、分離性能は分離対象物質との相互作用により向上するため、より良い分離性能を得るためには、分離対象物質に対する有効表面積が大きい担体が用いられる。しかし、特許文献1に開示された流路上に遮蔽板を形成する構成では、分離対象物質と相互作用する十分な表面積を得るのが難しい問題がある。
また、アルミニウムを陽極酸化させる方法では、陽極酸化後に、基板上に酸化されずに残存したアルミニウムのみを選択的に除去することは難しいという問題がある。また、特に流路が微細になった場合、流路内に良好にアルミニウムが形成されず、酸化アルミニウムが形成されない流路が生ずる問題がある。
また、多孔質状のSiOを充填する方法では、多孔質状のSiOを形成した後、基板の接合面に平坦化エッチングを施す必要があり、プロセスが複雑であるという問題がある。
このように、乱流の発生を良好に抑制し、且つ流路内に十分な表面積(修飾面積)を備えるカラムと、このようなカラムを簡易な方法で形成することが可能な製造方法が求められている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、良好な分解能を備えるクロマトグラフィ用のカラムとその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るクロマトグラフィ用のカラムは、
一主面に形成された複数のピラーを備える第1の基板と、
前記第1の基板の一主面上に接合され、前記第1の基板に形成された前記複数のピラーとともに流路を構成する第2の基板と、を備え、
前記複数のピラーの側面が多孔質状に形成されることを特徴とする。
前記複数のピラーは、前記第1の基板に形成された溝内に形成され、
前記第2の基板は、平板状に形成され、前記第1の基板に形成された前記複数のピラーを覆うように接合されてもよい。
前記複数のピラーは、前記第1の基板に形成された溝内に形成され、
前記第2の基板に、前記第1の基板に形成された前記溝と前記複数のピラーとに対応する溝と、複数のピラーと、が形成されてもよい。
前記第2の基板に、前記複数のピラーに対応する溝が形成されてもよい。
前記ピラーは、表面から中心に至るまで多孔質状に形成され、前記ピラー全体が多孔質状に形成されてもよい。
前記複数のピラーは流路内でそれぞれ隣り合うピラーとほぼ等距離離間してもよい。
前記ピラーは前記流路内の各領域ごと、離間する距離及び/又はピラーの径が異なってもよい。
前記第1の基板は、シリコン基板からなってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るクロマトグラフィ用のカラムの製造方法は、
ピラーに対応するパターンを備えるマスクを第1の基板の一主面上に形成するマスク形成工程と、
前記マスクを介して前記第1の基板をエッチングし、前記ピラーを形成するピラー形成工程と、
前記ピラーの側面を多孔質状に形成する多孔質化工程と、
前記第1の基板上に形成された前記マスクを除去するマスク除去工程と、
第2の基板を前記第1の基板と接合させる基板接合工程と、を備えることを特徴とする。
前記多孔質化工程では、前記ピラーの側面の表面を陽極酸化法によって、多孔質状に形成してもよい。
前記多孔質化工程では、陽極酸化法によって、前記ピラーの側面を表面から中心に至るまで多孔質状に形成してもよい。
前記多孔質化工程では、前記第1の基板上に形成された前記ピラーそのものを多孔質化させ、前記ピラーの少なくとも側面を多孔質状に形成してもよい。
前記ピラー形成工程では、前記ピラーを、それぞれ隣り合う前記ピラーとほぼ均等な距離離間するように形成してもよい。
前記ピラー形成工程では、前記ピラーを前記流路内の各領域ごと、離間する距離及び/又はピラーの径が異なるように形成してもよい。
前記第1の基板は、シリコン基板からなってもよい。
本発明によれば、ほぼ等距離に配置したピラーを備え、均一な流れによる分離対象物質の流路内での広がりを抑えると共に、ピラーをエッチングにより形成した後、少なくともピラーの表面を多孔質化することにより、良好な分離性能を備えるクロマトグラフィ用のカラム及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るクロマトグラフィ用のカラム及びその製造方法について以下、図面を参照して説明する。
クロマトグラフィ用のカラム10を図1及び図2に示す。本実施の形態のカラム10は例えば、液体クロマトグラフィに用いられる。図1は、カラム10の平面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。なお、溝21とピラー22の説明を容易にするため、図1では第2の基板12を省略して図示している。
本発明の実施の形態に係るカラム10は、図1及び2に示すように、第1の基板11と、第2の基板12とから構成される。第1の基板11上には、溝21と、複数のピラー22とが形成される。第2の基板12には、図2に示すように試料を導入するための導入口12aと、試料を排出する導出口12bとが形成される。また、溝21と、ピラー22と、導入口12aと導出口12bとから、流路13が構成される。具体的には、図1及び図2に示すように試料は導入口12aから導入され、ピラー22間を通過し、導出口12bから導出される。
第1の基板11は、例えばシリコンからなる基板から構成される。第1の基板11の上面には、溝21と、複数のピラー22とが形成される。第1の基板11の溝21とピラー22とが形成された面の上には第2の基板12が陽極接合によって気密に接合される。
溝21は、図1及び図2に示すように断面形状がほぼ方形に形成され、平面形状は両端が台形状に形成された方形に形成される。溝21の幅は、例えば50μm〜2000μm、好ましくは300μm〜500μm程度に形成され、溝21の長さは、例えば10mm〜1m、好ましくは30mm〜500mm程度に形成される。溝21の両端の上面には試料を導入させる導入口12aと、試料を導出させる導出口12bと、が形成されるため、試料がスムーズに流れるよう溝21の両端は、溝21の中心に向かって広がるように台形状に形成される。また、溝21は、図2に示すように、底面にピラー22の側面と同様に多孔質状に形成された多孔質層21aを備える。なお、溝21の平面形状は方形に限られず、例えば渦巻き状に形成されても良いし、葛折り状に形成されても良い。これは第1の基板11の大きさ、必要とされる流路13の長さ等から適宜調節することが可能である。
複数のピラー22は、例えば円柱状に形成され、ピラー22は後述するように第1の基板11をエッチングすることによって形成される。それぞれのピラー22は、隣り合うピラー22とほぼ均等に離間し、所望の圧となるよう適当な距離だけ離間して形成される。例えば、ピラー22の径は、1μm〜10μm、好ましくは4μm〜7μm程度に形成され、ピラー22の高さは例えば、10μm〜300μm、好ましくは40μm〜60μm程度に形成される。また、隣り合うピラー22は、1μm〜10μm、好ましくは1.5μm〜3μm程度離間して形成される。このようにピラー22をほぼ均等に適当な距離だけ離間させることによって、試料の流れがスムーズになり、流路13内に発生する乱流を良好に抑制することができる。また、従来のステンレス管等に微粒子を充填させるカラムと比較して試料を導入させる際の圧力を低減させることが可能となる。また、ピラー22の側面には、後述するように陽極酸化法によって多孔質状に形成された多孔質層22aが形成される。なお、説明の便宜上、溝21の底面及び側面に形成された多孔質層21aと、ピラー22の多孔質層22aと、は後述するように同一の工程で図2に示すように一体に形成されるが、説明の便宜のため別々の引用番号を付している。
また、溝21の多孔質層21aとピラー22の多孔質層22aとには、官能基が導入されても良い。導入される官能基は、分析する試料によって適宜選択することができる。選択される官能基は、例えばイオン交換基、疎水性基、親水性基、あるいは親和性基など、液体クロマトグラフィー用充填剤で使用されるものである。選択されるイオン官能基としては、アミノ基、1置換アミノ基、2置換アミノ基、3置換アミノ基に代表されるアニオン交換基や、カルボキシル基、スルホン酸基に代表されるカチオン交換基が挙げられる。また、疎水性基としては、ブチル基、オクチル基、オクタデシル基等に代表される脂肪鎖化合物、フェニル基、ナフチル基等に代表される芳香族化合物が挙げられる。親水性基としては、(ポリ)エチレングリコールやグリセリンなどの多価アルコール類、グルコース等の糖類等が挙げられる。また、親和性基としては、抗体に親和性のあるプロテインA、あるいは血液凝固因子に親和性のあるヘパリンなど、特定の物質に対して親和力を有する化合物が挙げられる。このようにピラー22の側面に官能基を導入することによって、分離対象物質を良好に分離することが可能となる。
例えば、カラム10を流れる試料のうち、分離対象物質Aの分子サイズよりも小さい細孔径であり、かつ分離対象物質Bの分子サイズよりも大きい細孔径を有する多孔質状ピラーを形成した流路においては、物質Aは、ピラー22の孔に入ることができず他の物質より早く流路を流れ、排出口から排出される。一方、物質Bは、ピラー22の孔に入ることを繰り返しながら流路を流れるため、粒径の大きい物質Aと比較して長い時間をかけて排出される。このように、粒径によって流路を通過する時間が異なるため、試料に含まれる物質を良好に分離することが可能となる。
第2の基板12は、例えばガラス基板から構成される。流路13の両端(溝21の両端)に対応する位置にそれぞれ導入口12aと、導出口12bとを備える。第2の基板12は、第1の基板11と陽極接合によって気密となるように接合されており、流路13を構成する。
上記のカラム10に試料が所定圧力で導入口12aから導入された場合、分離対象物質はピラー表面に導入された、上述した官能基、例えばイオン交換基であれば、導入されたイオンと正対するイオンを有する分離対象物質との間のイオン的相互作用を行いながら流路内を移動する。この際、分離対象物質の性状によりイオン的相互作用力が異なれば、流路内での移動速度が異なるため、異なる時間で流路13を通過し、導出口12bから導出される。流路13を通過した物質は、所定の検出器により電気的又は光学的に検出される。
上述したように、本実施の形態のカラム10は、ピラー22同士が規則的に配置されるため、従来のステンレス管等に微粒子を充填させる構成と異なり、低圧力で試料を導入させることが可能となる。また、後述するようにカラム10はシリコン基板をエッチングすることによって溝21及びピラー22を形成するため、ピラー22を緻密に配置させることが可能となり、更にカラム10のスケールの緻密化が容易である。このようにピラー22を容易に緻密に配置させることができる上、ピラー22間の隙間の制御も容易であるため、カラム10内に乱流が生じることを防ぐこともできる。更に流路13中に複数のピラー22が形成されるだけでなく、溝21の側面及び底面とピラー22の側面とが多孔質状に形成されるため、十分な表面積を確保することができ、カラム10は、十分な分解能を備える。このように、本実施の形態のカラム10は、乱流の発生を良好に抑制することができ、更に十分な表面積(修飾面積)を備えるため、良好な分解能を備える。
次に、本実施の形態に係るカラム10の製造方法について図面を用いて説明する。
まず、例えば図3(a)に示すようにシリコンからなる基板51を用意する。
次に基板51上に、後述する陽極酸化時のHFによるエッチング量を十分に超える膜厚を備え、例えばSiOからなるマスク52を形成する。
次に、図3(b)に示すようにマスク52がピラー22が形成される領域に残り、更に溝21が形成される領域を除いた領域に残るようにフォトリソグラフィ等によってパターニングを行う。
また、図3(a)に示すように基板51の下主面(ピラー22が形成される面に対向する面)に、ピラー22を陽極酸化する際の電極として用いるため、導電体膜、例えばAl膜53をスパッタ等によって形成する。
次に、リアクティブイオンエッチング(RIE)によって、図3(c)に示すようにマスク52をマスクとして、基板51を所定の深さだけエッチングすることにより、溝21及びピラー22を形成する。
続いて、図4(d)に示すようにマスク52をマスクとしてHF、エタノール混合液中で基板11に電界をかけ、ピラー22が形成された基板11を陽極酸化する。この際、マスク52で覆われていない領域、つまりピラー22の側面と、基板51の底面のみが選択的に陽極酸化処理され、これらの領域の表面の多孔質化が進む。これにより多孔質層21aと22aとが形成される。
次に、図4(e)に示すようにマスク52とAl膜53とを除去する。
続いて、図4(f)に示すように、予め導入口12a及び導出口12bが形成された第2の基板12を第1の基板11の上面に陽極接合によって接合する。これにより、第1の基板11に形成された溝21とピラー22と第2の基板12とにより流路13が形成される。
以上の工程により、図4(f)に示すようにカラム10が形成される。
本実施の形態のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法では、溝21及び22をエッチングによって形成する。従って、ピラー22の径、配置、間隔等の制御を容易に行うことができ、更にピラー22を緻密に形成することも容易である。このように本実施の形態の製造方法によれば、カラム10のスケールの緻密化が容易である。また、隣り合うピラー22同士を離間する距離の調節が容易であるため、流路13に試料を導入する際の圧力を、従来の微粒子を管に充填させる構成と比較し低減させることができ、更にカラム10内の乱流の発生を抑制させることができる。
また、溝21及びピラー22が形成された基板51そのものを陽極酸化することにより、多孔質層21a及び22aを形成するため、従来技術のように流路内にアルミニウム膜を形成した上で陽極酸化させ多孔質化する構成と異なり、溝21及びピラー22が微細化した場合であっても、容易に多孔質層21a及び22aを形成することができる。更に、上述したアルミニウム膜等の成膜工程を省略することができるため、工程が簡易となり、製造効率の向上、コスト削減を図ることができる。
このようにピラー22の径、配置、間隔等の制御が容易にでき、且つピラー22の径、間隔等が微細化された場合であっても、溝21の底面及びピラー22の側面を容易に多孔質化することができるため、本実施の形態の製造方法によれば、十分な表面積(修飾面積)を備えるカラム10を形成することができる。
このように本実施の形態の製造方法によれば、乱流の発生を良好に抑制し、且つ十分な表面積を確保することができるため、良好な分析性能を備えるカラムを製造することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限られず様々な修正及び応用が可能である。例えば、上述した実施の形態ではピラー22の側面のみが多孔質化されている場合を例に挙げて説明したが、陽極酸化する時間、溶液等を調節することによってピラー22の内部まで、つまりピラー22が全て多孔質化するように形成することも可能である。このようにピラー22を形成することによって、多孔質化された領域を増加させることができ、更に表面積が増加し、分解能を向上させることができる。
また、上述した実施の形態では、第1の基板11に溝21及びピラー22を形成し、平板状の第2の基板12を溝21を覆うように接合する構成を例に挙げて説明したがこれに限られない。例えば図5に示すカラム30のように、第1の基板31に溝34及びピラー35を形成し、第2の基板32に溝36及びピラー37を形成した上で、第1の基板31と第2の基板32とを接合し、流路33を構成することも可能である。また、ピラー35の側面は、例えば陽極酸化法によって多孔質状に形成された多孔質層35aが形成される。同様にピラー37の側面にも多孔質層37aが形成される。
また、図6(a)に示すカラム40のように、第1の基板41に溝44、ピラー45を形成し、第2の基板42にピラー45の高さに対応する溝46を形成し、図6(b)に示すように第1の基板41と第2の基板42とを組み合わせることによって流路43を構成することも可能である。なお、ピラー45の側面は、多孔質状に形成された多孔質層45aが形成される。なお、図6(a)及び(b)に示すカラム40では、溝46の深さはピラー45の高さとほぼ同じ場合を例に挙げているが、ピラー45の高さより深く形成することも、浅く形成することも可能である。なお、第1の基板には溝を形成せずピラーのみを形成し、第2の基板にピラーに対応する溝を形成することによって流路を構成することも可能である。
また、上述した実施の形態では、流路全体にわたってピラー22がほぼ同じ径を備え、均等な間隔だけ離間して形成される場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、ピラーの径を変化させる、離間する距離を変化させることにより、ピラーの配置密度を変化させることが可能である。
例えば、図7に示すカラム70のように、第1の基板71に形成されたピラー72の径は流路73の全体にわたって同じに形成し、ピラー72の離間する距離を変化させても良い。図示するように、ピラー72は試料の導入側では、距離d1でそれぞれ等間隔に離間して形成され、導出側では距離d2(d1>d2)でそれぞれ等間隔に離間して形成される。
また、図8に示すカラム80のように、流路83内に径が異なるピラー82aとピラー82bとを形成し、隣り合うピラー82aの離間する距離と、隣り合うピラー82bの離間する距離と、を同じに形成してもよい。図示するようピラー82aの径はピラー82bより小さく形成される。しかし、ピラー82aは、隣り合うピラー82aと距離d3だけ等間隔に離間して形成され、ピラー82bは隣り合うピラー82bと距離d3だけ等間隔に離間して形成される。
また、図9に示すカラム90のように、流路93内に、異なる径を有するピラー92aとピラー92bとを形成し、更にピラー92aの離間する距離と、ピラー92bの離間する距離とを変化させても良い。図示するように、試料の導入側に形成されたピラー92aの径は、試料の導出側に形成されたピラー92bの径より小さく形成される。更に、隣り合うピラー92aとピラー92bとはそれぞれ等間隔に離間して形成されており、隣り合うピラー92aの離間する距離d4は、隣り合うピラー92bの離間する距離d5より大きく(d4>d5)形成される。
なお、図7乃至図9では、いずれも試料の導入側と比較し試料の導出側でピラーを密に配置する構成を例に挙げているが、導入口近くで密に配置させ導出口に近づくに従って徐々に粗く配置させる構成を採ることも可能である。また、密度が高い領域と低い領域とを交互に設ける構成等、密度を多段階に変化させる構成等、様々に組み合わせることが可能である。
このようにピラーの離間する距離、径等を変化させることによって、試料の性質、要求される分析精度等に応じた分解能を備えるカラムを製造することができる。なお、ピラーの径、離間する距離を変えることによってピラーの配置密度を多段階に変化させることもできるし、周期的に変化させることもでき、これらは任意に組み合わせることが可能である。
また、上述した実施の形態ではピラーの平面形状が円形である場合を例に挙げて説明したが、ピラーの平面形状は円形に限らず、楕円形、方形、多角形等であってもよい。
本発明の実施の形態に係るカラムの構成例を示す平面図である。 図1に示すカラムのA−A線断面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの変形例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの変形例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るカラムの変形例を示す平面図である。
符号の説明
10 カラム
11 第1の基板
12 第2の基板
12a 導入口
12b 導出口
13 流路
21 溝
21a,22a 多孔質層
22 ピラー

Claims (15)

  1. 一主面に形成された複数のピラーを備える第1の基板と、
    前記第1の基板の一主面上に接合され、前記第1の基板に形成された前記複数のピラーとともに流路を構成する第2の基板と、を備え、
    前記複数のピラーの側面が多孔質状に形成されることを特徴とするクロマトグラフィ用のカラム。
  2. 前記複数のピラーは、前記第1の基板に形成された溝内に形成され、
    前記第2の基板は、平板状に形成され、前記第1の基板に形成された前記複数のピラーを覆うように接合されることを特徴とする請求項1に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  3. 前記複数のピラーは、前記第1の基板に形成された溝内に形成され、
    前記第2の基板に、前記第1の基板に形成された前記溝と前記複数のピラーとに対応する溝と、複数のピラーと、が形成されることを特徴とする請求項1に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  4. 前記第2の基板に、前記複数のピラーに対応する溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  5. 前記ピラーは、表面から中心に至るまで多孔質状に形成され、前記ピラー全体が多孔質状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  6. 前記複数のピラーは流路内でそれぞれ隣り合うピラーとほぼ等距離離間することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  7. 前記ピラーは前記流路内の各領域ごと、離間する距離及び/又はピラーの径が異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  8. 前記第1の基板は、シリコン基板からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラム。
  9. ピラーに対応するパターンを備えるマスクを第1の基板の一主面上に形成するマスク形成工程と、
    前記マスクを介して前記第1の基板をエッチングし、前記ピラーを形成するピラー形成工程と、
    前記ピラーの側面を多孔質状に形成する多孔質化工程と、
    前記第1の基板上に形成された前記マスクを除去するマスク除去工程と、
    第2の基板を前記第1の基板と接合させる基板接合工程と、を備えることを特徴とするクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  10. 前記多孔質化工程では、前記ピラーの側面の表面を陽極酸化法によって、多孔質状に形成することを特徴とする請求項9に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  11. 前記多孔質化工程では、陽極酸化法によって、前記ピラーの側面を表面から中心に至るまで多孔質状に形成することを特徴とする請求項9に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  12. 前記多孔質化工程では、前記第1の基板上に形成された前記ピラーそのものを多孔質化させ、前記ピラーの少なくとも側面を多孔質状に形成することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  13. 前記ピラー形成工程では、前記ピラーを、それぞれ隣り合う前記ピラーとほぼ均等な距離離間するように形成することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  14. 前記ピラー形成工程では、前記ピラーを前記流路内の各領域ごと、離間する距離及び/又はピラーの径が異なるように形成することを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
  15. 前記第1の基板は、シリコン基板からなることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載のクロマトグラフィ用のカラムの製造方法。
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