JP2008045538A - ガスタービンエンジンのタービンステージおよびシュラウド - Google Patents
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Abstract
【課題】シュラウド10の軸方向に亘る半径方向の熱膨張を安定させ、シュラウド10とタービンブレード5との間の間隙を最小化するために、実質的に均一な温度分布を実現させる。
【解決手段】シュラウド10は、金属製支持リング6によりタービンエンジンケース3に連結されている。シュラウド10の前側部分12は、冷却空気を冷却口32を通してブリードして冷却しており、後側部分14は断熱されている。これにより、シュラウド10は、軸方向に実質的に均一な温度分布を示し、熱膨張は均一に保たれる。この結果、シュラウド10とタービンブレード5との間の間隙は、軸方向に亘り最小化され得る。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガスタービンエンジンで使用される外側シュラウドに関する。さらに具体的には、外側シュラウドの実質的に均一な熱膨張を達成する手段に関する。
なお、本発明は、米国空軍に付与の契約番号W31P4Q−05−D−R002に基づき、米国政府の補助によりなされたものであり、米国政府は本発明の一定の権利を有する。
ガスタービンエンジンにおいて、固定シュラウドは、ディスクから半径方向に延びる複数のブレードを備えたタービンロータの半径方向外側に位置している。シュラウドリングは、燃焼ガスが燃焼室からタービンステージを通過するときの燃焼ガスの流路を少なくとも部分的に画定している。ガスタービンエンジン作動中にのブレードの熱膨張に対応するために、シュラウドリングとロータブレード翼端との間には一般的に間隙がある。シュラウドとロータブレードが、高い作動温度に応じて半径方向に熱膨張するので、間隙の大きさはエンジン作動中に変化する。ブレードの先端領域を通って漏れる高温燃焼ガスの割合を最小限にするために、ブレード先端とシュラウドリングとの間隙を最小限にすることが一般に望ましい。この漏れは、ガスの流れからタービンブレードへ移行されるエネルギの量を減少させ、エンジン性能を低下させ得る。これは、燃焼ガスの流路に対する先端の間隙の割合が大きくなるより小型のガスタービンエンジンで特に顕著である。
タービンブレードやシュラウドのようなガスタービンエンジン内の多くの部品は、不均一な温度環境で利用される。この不均一な温度は、部品を不均一に膨張させ、ある場合では、部品の原型を損なう。シュラウドの場合では、シュラウドが半径方向外側に(タービンブレードから離れて)膨張するときに先端の間隙が広がるため、このような不均一な変形は、ガスタービンエンジンの性能に影響を与え得る。
本発明は、ガスタービンエンジンの利用に適したシュラウドの実質的に均一な熱膨張を達成する手段に関する。実質的に均一に熱膨張させることによって、シュラウドアッセンブリとタービンブレード先端との間の間隙は最小化でき、これによりタービンエンジンの効率は向上する。第1の実施例では、シュラウドの前端縁はインピンジメント冷却されており、後端縁は断熱されている。第2の実施例では、前端縁から後端縁に向うシュラウドの熱膨張係数を変化させることによって、実質的に均一な熱膨張を達成する。第3の実施例では、シュラウドが、隣接したブレード先端の幅よりも長く延びる延長部分によって、実質的に均一な熱膨張を達成させる。第4の実施例では、前側部分の熱膨張を抑制するのに寄与するために、シュラウドの前側部分に機械的にクランプ力をかけて、実質的に均一な熱膨張を達成する。第5の実施例では、シュラウドは、後縁端の厚さより大きな厚さを備えた前端縁を含んでいる。第6の実施例では、シュラウドは、シュラウドの熱膨張量を制限するのに寄与している前端縁に沿った複数のスロットを備えている。
本発明において、ガスタービンエンジンのシュラウドは、ガスタービンエンジン作動中に実質的に均一に熱膨張する。実質的に均一に熱膨張することは、シュラウドとタービンブレード翼端との間の隙間を最小化することによってガスタービンの効率を向上させるのに寄与する。
図1は、ガスタービンエンジンのタービンステージ2の概略の部分断面図であり、タービンエンジンケース3、ノズルベーン4(軸11を中心として、タービンエンジンケース3内に周方向に配置される)、ロータディスク(図示せず)から半径方向に延びるタービンブレード5(複数のブレードの一つである)、タービンエンジンケース3に取り付けられた金属製支持リング6、プラットフォーム7、インタレイヤ8および固定シュラウド10を備えている。タービンブレード5は、それぞれブレード先端5A、前縁5B、後縁5Cを含む。金属製支持リング6は、シュラウド10をタービンエンジンケース3に連結し、限定されるものではないが、ファスナまたは締まりばめのような適切な方法によってシュラウド10に取り付けられる。このことは、「CERAMIC SHROUD ASSEMBLY」という題名の米国特許出願第11/502,212号に記述されている。追従性インタレイヤ8は、金属製支持リング6とシュラウド10との間に位置し、両者間の相対的な熱膨張を許容している。さらに、追従性インタレイヤ8は、高温燃焼ガスにさらされるために高温であるシュラウド10から金属製支持リング6を断熱している。このことは、「CERAMIC SHROUD ASSEMBLY」という題名の米国特許出願第11/502,212号に記述されている。
ガスタービンエンジン作動中に、燃焼チャンバ(図示せず)からの高温ガスは、第1高圧タービンステージ2に流入し、下流/後方向(矢印9に示す)に流れ、ノズルベーン4を通過する。ノズルベーン4は、本技術分野で知られるように、ロータディスク(図示せず)から半径方向に延びる回転式ロータブレード5を通過する高温ガスの流れを案内する。本技術分野で知られるように、シュラウド10は、高温燃焼ガスが燃焼室からタービンステージ2を通過するときの高温燃焼ガスの流路の外側境界面を画定しており、シュラウドアッセンブリ10からタービンブレード5の反対側の端部に位置しているプラットフォーム7は、内側流路面を画定している。
シュラウド10は、前端縁10A(前方の縁)から後端縁10B(後方の縁)に向かって延び、背面10Cおよびタービンブレード5の前縁に最も近い所にある前側面10D(図3A)を備えている。前端縁10Aと後端縁10Bは、シュラウド10の軸方向の両側に位置し、本技術分野で知られるように、前端縁10Aはシュラウド10の概ね前方の縁であり(つまり、ガスタービンエンジンの前方に最も近い)、後端縁10Bはシュラウド10の後方の縁である。シュラウド10の背面10Cと前側面10Dは、シュラウド10の両側に位置している。シュラウド10の前側部分12は、前端縁10Aに隣接しており、後側部分14は後端縁10Bに隣接している。
図1に直交軸x-zを示す。Z軸方向は半径方向(直線11で概略的に示されるガスタービンエンジンの中心線に対する)を示しており、X軸方向は軸方向を示す。シュラウド10が熱膨張すると、半径方向外側に膨張する(つまり、中心線11から離れる)。
背景技術の項で説明したように、ブレード先端5Aとシュラウド10との間の間隙は、第1高圧タービンステージ2内の高い作動温度に対するタービンブレード5の熱膨張に対応している。間隙16を決定する際に、シュラウド10の予測される熱膨張量とタービンブレード5の予測される熱膨張量を考慮すべきである。間隙16は、タービンブレード5とシュラウド10が互いに接触しないようにするのに必要な距離に概ね等しくすべきである。シュラウド10が半径方向外側に熱膨張するときに、シュラウド10の熱膨張がタービンブレード5の熱膨張より大きければ、ブレード先端5Aとシュラウド10との間の間隙16は増加する。エンジン性能を低下させ得るタービンブレード5のブレード先端5Aを通る高温燃焼ガスが漏れる割合を最小限にするために、ブレード先端5Aとシュラウド10との間の間隙16を最小化することが概ね望ましい。
シュラウド10の不均一な熱膨張は、間隙16に悪影響を与え、ある領域では間隙16は他よりも大きくなる。シュラウド10が不均一な熱膨張をする理由が少なくとも2つあることが分かっている。第1の理由として、シュラウド10の前側部分12は、後側部分14より高い作動温度にさらされ、これによりシュラウド10の前側部分12は後側部分14より大きく熱膨張し得るからである。タービンブレード5は、高温燃焼ガスからエネルギを抽出し、抽出後、燃焼ガスの温度はブレードの前縁5Bから後縁5Cに向かって低下する。燃焼ガスが熱をシュラウド10に伝達するので、ブレードの前縁5Bと後縁5Cとの間でのこの温度低下は、シュラウド10に不均一な熱荷重を与え得る。シュラウドの前側部分12にはより多くの熱が伝達される。これは、前側部分12がブレードの前縁5Bにおいて、より高温の燃焼ガスと隣接していて、前縁5Bが後縁5Cよりも高い燃焼ガスにさらされているからである。シュラウド10がこのような不均一な作動温度にさらされると、シュラウド10の前側部分12はシュラウド10の後側部分14より大きく熱膨張し、これによりシュラウド10の前側部分12におけるシュラウド10とブレード先端5Aとの間の間隙(図1に示す)はより大きくなり得る。
図2Aはシュラウド10の斜視図であり、一繋ぎのリングである。図2Aはさらに、前端縁10A、後端縁10B、前側部分12および後側部分14(シュラウド10の軸方向の概ね中心を示す破線13によって、前側部分12から区画されている)を示している。図2Aに直交軸x-y-zを示す。z軸方向およびy軸方向はガスタービンエンジンの中心線11に対する半径方向を示しており、x軸方向は軸方向を示している。シュラウド10が不均一に熱膨張し得る第2の理由は、燃焼室の出口パターン(つまり、燃焼室からタービンステージへ向かう高温ガスの流れのパターン)に応答したシュラウド10の温度の周方向の変化である。詳しく説明すると、“高温点(hot spot)”18A、18B、18C、18D、18Eおよび18F(集合的に18A-18F)は、燃焼室の出口パターンのために、残りの領域より高温にさらされるシュラウド10の領域である。高温点18A-18Fは、周方向に不均一に熱膨張し得る。6つの高温点18A-18Fが図2Aに示してあるが、代替の実施例では、シュラウド10は、シュラウド10を組み込んでいる特定のガスタービンエンジンの燃焼室の出口パターンに概ね対応したいかなる数の高温点を含み得る。シュラウド10は、一繋ぎのリング状のシュラウドとされているが、周方向に不均一に熱膨張するという同一の原理は、分割したリング状のシュラウドにも適応される(つまり、リングを構成している複数のシュラウドセグメント)。
図2Bは、タブ19(図2Aに示す)の位置を90°とする周方向位置の関数として、シュラウド10の半径方向の変位を示したグラフである。タブ19は、図2Bに示されるグラフに対する基準点として用いられ、本発明を限定するためのものではない。シュラウド10の0°〜180°の周方向の位置は図2Bに示されており、18A-18Cの高温点を含んでいる。図2Bのように、シュラウド10の半径方向の変位は、高温点18A-18Cのおおよその位置により変化する。線20は、シュラウド10の前端縁10Aの半径方向の変位を示しており、線22は後端縁10Bの半径方向の変位を示している。線20の点20Aおよび線22の点22Aは、高温点18Aに対応しており、高温点18Aで温度が増加したことにより半径方向の変位が増加したことを示している。同様に、点20Bおよび点22Bは、高温点18Bで増加した半径方向の変位に対応しており、点20Cおよび点22Cは、高温点18Cで増加した半径方向の変位に対応している。
図1に戻り、第1の実施例では、後側部分14を断熱して、シュラウド10の前側部分12をインピンジメント冷却することにより、シュラウド10の均一な熱膨張が達成される。現在のガスタービンエンジンでは、様々な部品を冷却するためにコンプレッサから冷却空気がブリードされ、タービンステージに流れる。現行の設計で冷却される部品の1つとして、シュラウド10の後側部分14があり、前側部分12より大いに冷却されている。これにより、シュラウド10の前端縁10Aは半径方向外側に撓み、先端の間隙16を増加させている。これは望ましくない結果である。第1の実施例は、背面の冷却と、撓みを引き起こしている厚さ方向の付随した温度勾配と、を減少させることで、現在のシュラウド冷却システムが備えた問題に取り組んでいる。
第1の実施例では、本発明の冷却システムは矢印32のように、冷却空気が金属製支持リング6内の冷却口30を通って、シュラウド10の前側部分12へと向かうように案内している。さらに具体的には、冷却空気はコンプレッサセクションからブリードされ(この技術分野で知られる方法を用いて)、流路34を通過し、タービンエンジンケース3内の冷却口36を通過し、金属製支持リング6内の冷却口30を通過する。次に冷却空気は、シュラウド10の前側部分12を横切り、シュラウド10の前端縁10Aを横切る。一実施例では、金属製支持リング6内の冷却口30からの冷却空気は、シュラウド10の前側部分12の後方側12Aに案内される。シュラウド10の前側部分12を冷却することで、シュラウド10の軸方向に亘る温度変化を一様に逃がすのに寄与しており、これは前側部分12が一般的に後側部分14より高い作動温度にさらされるためである。図1に第1高圧タービンステージ2の断面が示されているが、シュラウド背面(即ち、外径)の環状部全体を冷却するために、金属製支持リング6の周りに複数の冷却口30が周方向に位置し、タービンエンジンケース3の周りに複数の冷却口36が位置していることは理解されるべきである。
さらに、高温点18A-18Fに冷却空気を案内する冷却口を金属製支持リング6およびインタレイヤ8内に配置させ、高温点18A-18F(図2に示す)を能動的に冷却することで、シュラウド10の周方向の温度変化は改善でき得る。
後側部分14を断熱することで、シュラウド10に亘る軸方向の均一な温度分布にさらに寄与することもわかった。図1の実施例では、後側部分14は後側部分14(後端縁10Bを含む)を覆うインタレイヤ8で断熱されている。インタレイヤ8は、Cogebyによって製造され、かつ「COGETHERM」(登録商標)の商品名で売られるマイカのような断熱材で形成される。代替の実施例では、インタレイヤ8は、これに限定されないが、イットリア安定化ジルコニアのような熱遮断コーティングであり得る。
図3Aは、ガスタービンエンジンの定常作動時でシュラウド10の有限要素法を用いた温度予測の斜視図であり、このときシュラウド10の前側部分12はインピンジメント冷却されており、後側部分14は第1の実施例により断熱されている。前述したように、シュラウド10の背面10Cは、高温燃焼ガスから最も離れているシュラウド10の面であり、前側面10Dはシュラウド10の半径方向に反対側にある面であり、高温燃焼ガスに最も近い。シュラウド10の背面10Cに沿って、領域Eは約958℃(1757°F)の温度、領域Fは約995〜1007℃(1824〜1846°F)の温度、領域Gは約983℃(1802°F)の温度を示す。シュラウド10の背面10Cに沿った温度変化の予測は、前側部分12を直接冷却することが、前側部分12に沿った温度を減少させるのに寄与していることを示している。背面10Cに沿った前側部分12が後側部分14より低い温度を示すように、背面10Cに沿った温度分布が変化するので、前側部分12の背面10Cが後側部分14の背面Cより熱膨張しない。
シュラウド10の前側面10Dに沿って、領域Hは約1057℃(1936°F)の温度、領域Iは約1045℃(1914°F)の温度、領域Jは約1032℃(1891°F)の温度、領域Kは約1020℃(1869°F)の温度、領域Lは約1007℃(1846°F)の温度、領域Mは約995℃(1824°F)の温度、および領域Nは約983℃(1802°F)の温度を示す。冷却空気が前側部分12の背面10Cに案内されるため、前側面10Dに沿って、前側部分12は後側部分14より高い温度を示す。前側部分12の前側面10Dに沿ってより高温になるので、前側部分12の前側面10Dは、後側部分14の前側面10Dより熱膨張する傾向がある。しかし、前側部分12の背面10Cは、後側部分14の背面10Cほど熱膨張しないので、シュラウド10の前側面10Dおよび背面10Cに沿った熱膨張は、シュラウド10が実質的に均一に熱膨張するように互いに作用している。さらに、前側部分12の背面10Cに沿ったより低い温度は、前側部分12の前側面10Dに沿った熱膨張を抑制するのに寄与している。
図3Bは、シュラウドの後端縁に案内された冷却空気を含んだ従来技術のシュラウドと比較して、シュラウド10に沿った軸方向の位置の関数として、シュラウド10の半径方向の変位を示したグラフである。線50は従来技術のシュラウドの半径方向の変位を示し、点52は前端縁に対応しており、点54は後端縁に対応している。線50が示すように、従来技術のシュラウドは、後端縁54より前端縁52で大きく半径方向に変位する。線56は、シュラウド10(前側部分12に案内されたインピンジメント冷却と断熱された後側部分14を含む)の半径方向の変位を示しており、点58は前端縁10Aに対応しており、点60は後端縁10Bに対応している。線56が示すように、第1の実施例によるシュラウド10は、実質的に一様な半径方向の変位を示す。図3Bは、シュラウドの後端縁を直接冷却する従来技術の方法に比べて、第1の実施例は、シュラウド10が実質的に均一に熱膨張することを示している。
図4Aは、実質的に均一に熱膨張する第2の実施例の断面図であり、シュラウド100の熱膨張係数(CTE)は、前端縁100Aから後端縁100Bに向かって増加している。シュラウド100の断面を示すために,図4Aに直交軸x-z(図2Aの直交軸x-y-zに対応)を示す。前端縁100Aから後端縁100Bに向かって増加する熱膨張係数を示すシュラウド100は、適切な方法で形成され得る。この適切な方法とは、例えば異なる熱膨張係数を有する複数の層を積層したり、またはシュラウド100の材料を積層するときに、徐々に熱膨張係数の高い材料の割合を増やすというものである。図4Aのシュラウド100では、セラミック材料で構成された複数の層102が積層され、各々の材料の層は、先に積層された材料の層よりそれぞれ熱膨張係数が高い。層102Aは、シュラウド100の前端縁100Aに最も近く、層102Bは後端縁100Bに最も近く、層102Cは概ね層102Aと層102Bとの間の中間にある。代替の実施例では、2つの隣接した層は同等または近い熱膨張係数を備え得る。一実施例では、前端縁の層102Aを形成している材料は、中間層102Cを形成している材料よりも約10%低い熱膨張係数を示し、後端縁の層102Bを形成している材料は、中間層102Cを形成している材料より約10%高い熱膨張係数を示す。
シュラウド100を形成する一つの方法では、各層102は、高い熱膨張係数を有する第1の材料および低い熱膨張係数を有する第2の材料を異なる割合含んでいる。この割合は、熱膨張係数が異なるように調整される。一実施例では、高い熱膨張係数を有する第1の材料は炭化ケイ素であり得て、低い熱膨張係数を有する第2の材料は窒化ケイ素であり得る。このような実施例では、層102Aは純窒化ケイ素であり得て、層102Bは純炭化ケイ素であり得る。シュラウド100が複数の個別の層ではなく、単一の層で形成されるある実施例では、単一の層はセラミック材料が堆積されるときに、材料の合成を変えることで形成される。一実施例では、前端縁100Aでの材料が後端縁100Bでの材料より約20%低い熱膨張係数を示すように単一の層の合成量を変える。
周知のように、熱膨張/成長の量は熱膨張係数と温度に関係する。シュラウド100の熱膨張係数を変えることで、前端縁100Aから後端縁100Bの温度変化を補って、熱膨張を実質的に均一にするのに寄与している。前述したように、シュラウド100の前端縁100Aは、後端縁100Bより高い作動温度にさらされることがわかっている。前端縁100Aは、後端縁100Bより高温にさらされるが、熱膨張の差を補うために低い方の熱膨張係数を有する材料を前端縁100A付近に配置する。これは作動中に前端縁100Aと後端縁100Bの熱膨張量が実質的に近くなるようにするためである。シュラウド100’(破線で示す)は、ガスタービンエンジン作動中に前端縁100Aと後端縁100Bの実質的に均一な熱膨張を示している。
図4Bは、シュラウド100の軸方向の位置(図4Aに示すようにx軸に沿って測定された)の関数として測定されたシュラウド100の半径方向の変位を示したグラフである。直線110は、均一な熱膨張係数を示す材料で形成される従来技術のシュラウドの半径方向の変位を示している。線112は、シュラウド100の熱膨張係数が前端縁100A(図4Aに示す)から後端縁100B(図4Aに示す)に向かって増加するように調整された2つ以上の材料で形成されたシュラウド100の半径方向の変位を示している。直線110の点110Aは、従来技術のシュラウドの前端縁における半径方向の変位に対応しており、点110Bは後端縁における半径方向の変位に対応している。同様に、線112の点112Aは、シュラウド100の前端縁100A(図4Aに示す)における半径方向の変位に対応しており、点112Bは後端縁100Bにおける半径方向の変位に対応している。図4Bに示すように、第2の実施例によるシュラウド100の半径方向の変位(線112で示す)は、従来技術のシュラウドの半径方向の変位(直線110で示す)より一定である。シュラウド100が半径方向に実質的に均一に変位するのは、軸方向で(つまり、x軸方向で)熱膨張係数を変えることにより、シュラウド100が実質的に均一に熱膨張するからである。
図5は、シュラウド200をタービンブレード翼端に隣接する幅WBTより長く延ばすことにより、実質的に均一な熱膨張を達成するシュラウド200の第3の実施例の概略の断面図である。詳しく説明すると、延長部分200Aが、主なシュラウド部分200Bから延びている。ガスタービンエンジン作動中に、熱は一般的に燃焼ガスによってシュラウド200に移される。ブレード202が回転すると、これに付随して燃焼ガスがシュラウド200の主なシュラウド部分200Bへと循環する。しかし、延長部分200Aは、ブレード202からの熱伝達を受けにくく、これは延長部分200Aがブレード202に直接隣接しておらず、これにより、より低く熱伝達され、主なシュラウド部分200Bより熱膨張しないためである。主なシュラウド部分200Bは、ブレード202と整列し、ブレード202が主なシュラウド部分200Bの下を通過するときの高温燃焼ガスの直接の通路内にある。結果として、主なシュラウド部分200Bは、延長部分200Aより高い温度に応答してより大きく熱膨張する。シュラウド200は、実質的に均一に熱膨張するように設計されており、これは延長部分200Aがより小さく熱膨張するため、主なシュラウド部分200Bの前端縁部分の熱膨張を抑制するのに寄与するからである。
延長部分200Aが無ければ、主なシュラウド部分200Bの前端縁200Cは、後端縁200Dより熱膨張しやすいことがわかっている。しかし、シュラウド200の構造では、主なシュラウド部分200Bの前端縁200Cの熱膨張は、延長部分200Aによって抑制され、半径方向外側に膨張しにくくなり、これは延長部分200Aが前端縁200Cほど熱膨張しないからである。主なシュラウド部分200Bの前端縁200Cがもはや無制限に熱膨張できないため、シュラウド200は実質的に均一に熱膨張する。
図6は、シュラウド300の第4実施例の概略の断面図である。前側部分300Aの熱膨張を抑制するために、クランプ力302をシュラウド300の前側部分300Aに機械的にかけることで実質的に均一に熱膨張する。シュラウド300の前側部分300Aが後側部分300Bより熱膨張しやすい傾向があるため、シュラウド300の第4の実施例は、前側部分300Aをクランプし、後側部分300Bの熱膨張を拘束しないことによって、シュラウド300の熱膨張を均一に逃がしている。いかなる外部のクランプ力302も、前側部分300Aを抑制するのに使用され得る。例えば、クランプ力302は、一般的にシュラウド300に隣接しているガスタービン支持ケースに取り付けられる。当事者が認めるように、クランプ力302の量的な値は、シュラウド300の前側部分300Aの予測される熱膨張量を含めた様々な要因をもとに決定される。
図7Aは、前端縁400Aから後端縁400Bに向かって延びるシュラウド400の第5実施例の概略の断面図である。前端縁400Aは厚さTLEを備えており、後端縁400Bは厚さTTEを備えており、厚さTLEは厚さTTEより大きい。シュラウド400は、厚さTLEから厚さTTEに向かってテーパが付けられている。前端縁400Aの大きい厚さTLEによって前端縁400Aの剛性が高くなり、前端縁400Aの熱膨張を抑制するのに寄与しているので、シュラウド400は実質的に均一に熱膨張する。さらに、前端縁400Aで厚さTLEを増加させることによって、前端縁400Aの背面400Cは前側面400Dより低い温度にさらされる。結果として、前端縁400Aの背面400Cは、前側面400Dより熱膨張しない傾向にあり、前端縁400Aの前側面400Dの熱膨張を抑制するのにさらに寄与している。前端縁400Aの背面400Cが前側面400Dほど熱膨張しなければ、前側面400Dは半径方向に膨張するのに対し、背面400Cは半径方向の膨張を妨害するので、前側面400Dの熱膨張は抑制される。
図7Bは、シュラウド450の概略の断面図であり、図7Aのシュラウド400の代替の実施例を示している。シュラウド450は、前側部分450Aと後側部分450Bを含んでいる。シュラウド400のように、シュラウド450の前側部分450Aは、後側部分450Bの厚さT450Bより大きい厚さT450Aを含んでいる。しかし、シュラウド450は、厚さT450Aから厚さT450Bに向かって徐々にテーパを付けるのではなく、厚さT450Aと厚さT450Bの別々の区画を有している。
図8Aおよび図8Bは、第6実施例によるシュラウド500を示している。図8Aは、シュラウドリング500の断面図であり、図8Bはシュラウド500の平面図である。シュラウド500は、前端縁500Aから後端縁500Bまで延びており、前端縁500Aから後端縁500Bに向かって延びる複数のスロット502を含んでいる。スロット502を図8Aに断面で示す。図8Aおよび図8Bに示される実施例において、各スロット502の長さLsは、シュラウドの軸方向の長さの約40%である。スロットの幅Wsは、約0.254ミリメータ(10ミル)から約0.508ミリメータ(20ミル)である。しかし、長さLsと幅Wsの両者は異なった大きさのシュラウドに適応するために、代替の実施例において調節され得る。シュラウド500は、適切な数のスロット502を備え得る。一実施例では、シュラウド500はリング状のシュラウドで、8つの一定間隔に配置されたスロット502を含んでいる。
複数のスロット502は、シュラウド500を形成している材料の一繋ぎの輪を前端縁500A付近で分散させ、シュラウド500の前端縁500Aの熱膨張の蓄積された影響を減少させるのに寄与している。前端縁500Aの熱膨張の蓄積された影響を減少させることによって、前端縁500Aの熱膨張量は、後端縁500Bの熱膨張量に近くなり、シュラウド500が実質的に均一に熱膨張するのに寄与している。スロット502は、シュラウド500が半径方向(図8Aのz軸方向)に撓む原因となるが、この撓み量はスロット502なしのシュラウドリング500の予測される熱膨張量より小さいと考えられている。
図9は、シュラウド550を示し、図8Aおよび図8Bのシュラウド500の代替の実施例である。ここで、シュラウド550は、前端縁500Aから後端縁500Bに向かって延びるスロット554に加えて、後端縁500Bから前端縁500Aに向かって延びるスロット552を含んでいる。シュラウド550の一体性を保つために、後端縁550Bに沿った各スロット552が前端縁550Aに沿ったスロット554と直接一直線上に並ばないように、スロット552とスロット554は互い違いに配列されている。スロット552とスロット554は、中間部556を画定し、さらにシュラウド550を一体化するのに寄与している。
Claims (27)
- 前方部分と前記前方部分に隣接する後方部分とを備えた前側部分および前記前側部分の前記後方部分に隣接する断熱された後側部分を有するシュラウドと、
前記シュラウドの前記前側部分にインピンジメント冷却を施すように構成された冷却システムと、
を有することを特徴とするガスタービンエンジンのタービンステージ。 - 前記冷却システムは、前記シュラウドの前記前側部分の前記後方部分にインピンジメント冷却を施すように構成されていることを特徴とする請求項1記載のタービンステージ。
- 前記シュラウドの前記後側部分が、対流で冷却されることを特徴とする請求項1記載のタービンステージ。
- 断熱層が熱遮断コーティングされることを特徴とする請求項1記載のタービンステージ。
- 断熱層がマイカを含むことを特徴とする請求項1記載のタービンステージ。
- 前記シュラウドは、金属製支持リングで前記ガスタービンエンジン内に支持されるように構成され、
前記冷却システムは、
コンプレッサブリード空気を前記ガスタービンエンジンのタービンセクションに至る流路に案内し、
前記コンプレッサブリード空気を前記流路からタービンケース内の第1の冷却口を通して案内し、
前記コンプレッサブリード空気を前記タービンケース内の前記冷却口から前記金属製支持リング内の第2冷却口を通して案内することを特徴とする請求項1記載のシュラウドアッセンブリ。 - 前側部分と後側部分を備えたタービンシュラウドを実質に均一に熱膨張させるシステムであって、前記システムは、前記前側部分にコンプレッサブリード空気を案内し、前記後側部分を断熱することを特徴とするシステム。
- 前記シュラウドの前記後側部分は、対流で冷却されることを特徴とする請求項7記載のシステム。
- 前記シュラウドの前記後側部分は、断熱材料で覆われることを特徴とする請求項7記載のシステム。
- ガスタービンエンジンの利用に適したシュラウドであって、
前端縁と、
前記前端縁と反対側にある後端縁と、
前記前端縁と前記後端縁との間で延び、かつセラミック材料で形成されるメインボディと、を備え、
前記セラミック材料の熱膨張係数(CTE)が、前記前端縁から前記後端縁に向かって増加することを特徴とするシュラウド。 - 前記メインボディの前記セラミック材料は、
第1の熱膨張係数を示し、かつ前記前端縁に隣接する第1のセラミック材料の第1の層と、
第2の熱膨張係数を示し、かつ前記後端縁に隣接する第2のセラミック材料の第2の層と、
を備え、
前記第1の熱膨張係数は前記第2の熱膨張係数より小さいことを特徴とする請求項10記載のシュラウド。 - 前記第1の材料の層は、少なくとも90重量%の窒化ケイ素を含むことを特徴とする請求項10記載のシュラウド。
- 前記第2の材料の層は、少なくとも90重量%の炭化ケイ素を含むことを特徴とする請求項10記載のシュラウド。
- 前記第1の熱膨張係数は、前記第2の熱膨張係数より約20%低いことを特徴とする請求項10記載のシュラウド。
- 前記第1の材料の層と前記第2の材料の層との間に位置する第3の材料の層をさらに備え、前記第3の材料の層は、前記第1の熱膨張係数より高く、前記第2の熱膨張係数より低い第3の熱膨張係数を示すことを特徴とする請求項10記載のシュラウド。
- 前記第1、前記第2および前記第3の材料の層は、別々の層として配置されることを特徴とする請求項15のシュラウド。
- 前記第2の熱膨張係数は、前記第3の熱膨張係数より約10%高く、前記第3の熱膨張係数は、前記第1の熱膨張係数より約10%高いことを特徴とする請求項15記載のシュラウド。
- ブレード先端の幅を含んだ隣接ロータブレードと組み合わせて利用されるシュラウドであって、
前記ロータブレードのブレード先端の幅より長く延びるように構成された延長部分と、
前記延長部分に隣接するメインシュラウド部分と、
を備えることを特徴とするシュラウド。 - 前記シュラウドの前記延長部分を拘束するように構成された外部クランプ装置をさらに有することを特徴とする請求項18記載のシュラウド。
- 前記延長部分は第1の厚さを備え、前記メインシュラウド部分は、前記第1の厚さより小さい第2の厚さを備えた後側部分を有することを特徴とする請求項18記載のシュラウド。
- ガスタービンエンジンの利用に適したシュラウドであって、
第1の厚さを備える前側部分と、
前記前側部分に隣接し、前記第1の厚さより小さい第2の厚さを備えた後側部分と、
を備えたシュラウド。 - 前記シュラウドは、前記第1の厚さから前記第2の厚さへとテーパが付けられていることを特徴とする請求項21記載のシュラウド。
- ガスタービンエンジンの利用に適したシュラウドアッセンブリであって、
前側部分と前記前側部分に隣接する後側部分とを備えるシュラウドと、
前記前側部分の熱膨張を抑制するために、前記前側部分に力を作用させるクランプ装置と、
を備えることを特徴とするシュラウドアッセンブリ。 - 第1のスロットのセットを備えた前側部分と、
前記前側部分に隣接する後側部分と、
を備えることを特徴とするガスタービンエンジン用のシュラウド。 - 前記第1のスロットのセットが、軸方向に延びることを特徴とする請求項24記載のシュラウド。
- さらに、前記後側部分は、第2のスロットのセットを備えることを特徴とする請求項24記載のシュラウド。
- 前記第1のスロットのセットおよび前記第2のスロットのセットが、互い違いに配列されることを特徴とする請求項26記載のシュラウド。
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