JP2008045415A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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【課題】ブッシュへの安定した給油が可能な密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉型圧縮機1は、少なくとも1個の揺動ピストン11と、ブッシュ13と、少なくとも1個のシリンダ17と、ケーシング2と、オイルピックアップ部19とを備えている。少なくとも1個の揺動ピストン11は、ブレード12を有する。ブッシュ13は、ブレード12を揺動可能に支持する。少なくとも1個のシリンダ17は、揺動ピストン11を収納するシリンダ室14、ブッシュ13が回転自在に挿入されたブッシュ孔15、およびブッシュ孔15に連通する給油連通孔16を有する。ケーシング2は、シリンダ17を収納している。ケーシング2は、シリンダ17の下部に油を貯める貯油空間18を有する。オイルピックアップ部19は、給油連通孔16に連通する流路19aを有している。オイルピックアップ部19は、流路19aが貯油空間18の内部に延びる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイング式の密閉型圧縮機に関する。
従来より、特許文献1に記載されているようなスイング式の密閉型圧縮機では、シリンダ内部に揺動ピストンが収納され、揺動ピストンのブレードがブッシュによって揺動可能に支持されている。このような密閉型圧縮機の場合、シリンダ内の圧力とブッシュ背圧によってブッシュが半径方向にチャタリングを発生させるため、シリンダのブッシュ孔の内面が摩耗するおそれがある。そこで、この密閉型圧縮機では、ブッシュに溝を形成して、その溝にケーシング内部に貯められた油を高圧のケーシング内圧とブッシュ孔内圧との差圧を利用して導き、チャタリングを防止している。
特開2003―172279号公報
しかし、特許文献1に記載の密閉型圧縮機では、製品立ち上げ時やデフロスト運転時など、圧力変化、回転数変化が激しい条件では、圧縮機から油がシステムへ上がり易く、ケーシング内部に貯められた油の油面の高さが、シリンダにおけるブッシュ給油用の連通孔の高さよりも下になると、ブッシュへ給油されなくなるおそれがあるという問題がある。また、冷媒配管が長いシステムや冷媒配管の高低差が大きいシステムでは、圧縮機からシステムへ上がった油が戻りにくいので、油面が低下しブッシュへ給油されなくなるおそれがあるという問題がある。そのため、圧縮機の回転数や膨張弁の開度を調整したり、油の充填量を増やすことによって、油面の高さを連通孔の高さよりも上になるように調整している。しかし、これによって、製品の立ち上がり特性が損なわれたり、圧縮機のサイズが大きくなるなどの不具合が生じている。
本発明の課題は、ブッシュへの安定した給油が可能な密閉型圧縮機を提供することにある。
第1発明の密閉型圧縮機は、少なくとも1個の揺動ピストンと、ブッシュと、少なくとも1個のシリンダと、ケーシングと、オイルピックアップ部とを備えている。少なくとも1個の揺動ピストンは、ブレードを有する。ブッシュは、ブレードを揺動可能に支持する。少なくとも1個のシリンダは、揺動ピストンを収納するシリンダ室、ブッシュが回転自在に挿入されたブッシュ孔、およびブッシュ孔に連通する給油連通孔を有する。ケーシングは、シリンダを収納している。ケーシングは、シリンダの下部に油を貯める貯油空間を有する。オイルピックアップ部は、給油連通孔に連通する流路を有している。オイルピックアップ部は、流路が貯油空間の内部に延びる。
ここでは、給油連通孔に連通する流路を有し、流路が貯油空間の内部に延びるオイルピックアップ部を備えているので、ブッシュへ安定して給油することが可能である。
第2発明の密閉型圧縮機は、第1発明の密閉型圧縮機であって、オイルピックアップ部の流路の入口は、貯油空間に貯められた油の油面下に配置されている。
ここでは、オイルピックアップ部の流路の入口が貯油空間に貯められた油の油面の下に配置されているので、オイルピックアップ部を通して貯油空間の内部の油をブッシュへ安定して確実に給油することが可能である。
第3発明の密閉型圧縮機は、第1発明または第2発明の密閉型圧縮機であって、オイルピックアップ部は、シリンダと一体形成されている。
ここでは、オイルピックアップ部がシリンダと一体形成されているので、部品点数を減少させることが可能になる。
第4発明の密閉型圧縮機は、第1発明の密閉型圧縮機であって、揺動ピストンおよびシリンダを複数個備えた密閉型圧縮機である。密閉型圧縮機は、隣接する2個のシリンダの間にミドルプレートをさらに備えている。ミドルプレートには、隣接する2個のシリンダのそれぞれのブッシュ孔に連通する給油連通孔が形成されている。ミドルプレートの給油連通孔は、オイルピックアップ部の流路に連通している。
ここでは、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機であってもそれぞれのブッシュへ安定して給油することが可能である。
第5発明の密閉型圧縮機は、第1発明から第4発明のいずれかの密閉型圧縮機であって、CO2冷媒を圧縮するために用いられる。
ここでは、密閉型圧縮機がCO2冷媒を圧縮するので、他の冷媒よりも安全である。また、圧縮機の小型化が可能である。
第1発明によれば、油面が低下しても、ブッシュへ安定して給油することができ、圧縮機充填油量を有効に活用できる。
第2発明によれば、油をブッシュへ安定して確実に給油することができる。
第3発明によれば、部品点数を減少させることができる。
第4発明によれば、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機であってもそれぞれのブッシュへ安定して給油することができる。
第5発明によれば、CO2冷媒は、温暖化係数が小さく、環境に優しい製品の実現が可能である。また、CO2冷媒は単位容積あたりの冷凍能力が高く、他の冷媒と同一能力を得るためのシリンダーは、小型化が可能で、圧縮機の小型化が可能である。
〔第1実施形態〕
<密閉型圧縮機1の全体構成>
図1に示されるCO2冷媒を用いた密閉型圧縮機1は、ケーシング2と、モータ3と、圧縮機構4と、アキュームレータ5と、シャフト6と、オイルピックアップ部19とを備えている。モータ3、圧縮機構4およびシャフト6は、ケーシング2の内部に収納されている。圧縮機構4は、単シリンダのスイング圧縮機であり、後述する揺動ピストン11、ブッシュ13、およびシリンダ17を有している。
ケーシング2は、筒状部2aと、筒状部2aの上下の開口端を閉じる一対の鏡板2b、2cとを有している。ケーシング2の筒状部2aは、モータ3のモータステータ8およびモータロータ9を収納している。また、ケーシング2は、シリンダ17の下部に油Aを貯める貯油空間18を有する。油Aは、圧縮機構4の潤滑(とくに、ブッシュ13の潤滑)に用いられ、CO2冷媒とともにケーシング2の内部に充填される。CO2冷媒が充填されたケーシング2の内圧は、高圧(14MPa程度)になっている。
モータ3は、環状のモータステータ8と、モータステータ8の内部空間8aに回転自在に配置されたモータロータ9とを有している。モータロータ9は、シャフト6に連結され、シャフト6とともに回転することが可能である。
モータステータ8は、複数の点接合部7によって筒状部2aに固定されている。点接合部7は、具体的には、筒状部2aに貫通孔10aを形成し、その貫通孔10aを通してモータステータ8をスポット溶接することにより形成される。
<圧縮機構4の構成>
圧縮機構4は、図1および図2に示されるように、ブレード12を有する揺動ピストン11と、ブレード12を揺動可能に支持するブッシュ13と、シリンダ17とを有している。シリンダ17は、揺動ピストン11を収納するシリンダ室14、ブッシュ13が回転自在に挿入されたブッシュ孔15、およびブッシュ孔15に連通する給油連通孔16を有している。油Aは、給油連通孔16を通して、ブッシュ孔15内部のブッシュ13の下方から給油される。
揺動ピストン11は、モータ3の回転駆動力を受けてシャフト6の偏心部6aが偏心して回転することによって、シリンダ室14の内部で揺動し、これによって、吸入管28から吸入されたCO2冷媒をシリンダ室14内部で圧縮する。圧縮されたCO2冷媒は、ケーシング2の内部を通って上昇し、吐出管29から吐出される。
シリンダ17は、下部ブロック17aと、上部ブロック17bとを有している。シリンダ17は、マウンティングプレート30にネジ止めされている。マウンティングプレート30は、マウンティングプレート接合部31によってケーシング2の筒状部2aに固定されている。マウンティングプレート接合部31は、スポット溶接により形成されている。
<オイルピックアップ部19の構成>
オイルピックアップ部19は、その内部に油Aが流れる流路19aを有する連通管である。オイルピックアップ部19は、シリンダ17の下部ブロック17aの下面に固定されている。流路19aは、シリンダ17の下部ブロック17aの給油連通孔16の入口16aに連通している。したがって、流路19aは、給油連通孔16に連通し、さらに給油連通孔16を介してブッシュ孔15に連通している。
流路19aは、油Aが貯められた貯油空間18の内部に延びている。これにより、オイルピックアップ部19の流路19aを通して、貯油空間18の内部の油Aをブッシュ13へ安定して給油することが可能である。油Aは、高圧のケーシング2の内圧とブッシュ孔15の内圧との差圧を利用して、流路19aおよび給油連通孔16を通して、貯油空間18からブッシュ孔15へ流すことが可能である。
オイルピックアップ部19の流路19aの入口19bは、貯油空間18に貯められた油Aの油面Sの下に配置されているので、シリンダ17の下部ブロック17aの高さが油面Sよりもかなり高い位置にあっても、オイルピックアップ部19を通して貯油空間18の内部の油Aをブッシュ13へ安定して確実に給油することが可能である。
<第1実施形態の特徴>
(1)
第1実施形態の密閉型圧縮機1は、シリンダ17の給油連通孔16に連通する流路19aを有し、流路19aが貯油空間18の内部に延びるオイルピックアップ部19を備えているので、ブッシュ13へ安定して給油することが可能である。
したがって、貯油空間18の油Aをブッシュ13の潤滑に有効に利用することが可能である。そのため、圧縮機のサイズを大きくすることなく、しかも圧縮機の立ち上がり特性を損なわずに、信頼性の高いブッシュ給油を実現することが可能である。
(2)
第1実施形態の密閉型圧縮機1では、オイルピックアップ部19の流路19aの入口19bは、貯油空間18に貯められた油Aの油面Sの下に配置されているので、油面Sの高さが大きく変動しても流路19aの入口19bが油面Sよりも上になるおそれがなくなる。したがって、オイルピックアップ部19を通して貯油空間18の内部の油Aをブッシュ13へ安定して確実に給油することが可能である。
(3)
第1実施形態の密閉型圧縮機1は、CO2冷媒は、温暖化係数が小さく、環境に優しい製品の実現が可能である。また、CO2冷媒は単位容積あたりの冷凍能力が高く、他の冷媒と同一能力を得るためのシリンダーは、小型化が可能で、圧縮機の小型化が可能である。
<第1実施形態の変形例>
(A)
上記第1実施形態では、オイルピックアップ部19は、シリンダ17の下部ブロック17aと別体であり、下部ブロック17aの下面に固定されているが、本発明はこれに限定されるものではない。第1実施形態の変形例として、図3に示されるように、オイルピックアップ部21がシリンダ17と一体形成されているようにしてもよい。
図3に示されるオイルピックアップ部21の流路21aは、シリンダ17の下部ブロック17aの給油連通孔16の入口16aに連通している。流路21aは、油Aが貯められた貯油空間18の内部に延びている。
この変形例では、オイルピックアップ部21は、鋳造または射出成形等の成型法によって、シリンダ17の下部ブロック17aと一体形成されているので、部品点数を減少させることが可能になる。また、シリンダ17とオイルピックアップ部21との間の継ぎ目がなくなるので、継ぎ目からの油洩れも解消される。
〔第2実施形態〕
上記の第1実施形態では、圧縮機構4として、単シリンダのスイング圧縮機を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機についても、本発明のオイルピックアップ部を備えることが可能である。
すなわち、第2実施形態の密閉型圧縮機は、図4〜6に示されるように、ケーシング2の内部に2つのシリンダ35および36を備え、2個のシリンダ35、36の間にミドルプレート40を備えている。ミドルプレート40には、隣接する2個のシリンダ35、36のそれぞれのブッシュ孔15に分岐孔40bを介して連通する給油連通孔40aが形成されている。ミドルプレート40の給油連通孔40aは、オイルピックアップ部41の流路41aに連通している。流路41aは、油Aが貯められた貯油空間18の内部に延びている。
オイルピックアップ部41の上端部41bは、図6に示されるように、部分的に折れ曲がっており、ミドルプレート40の側面から給油連通孔40aに連結されている。
その他の構成については、第1実施形態の密閉型圧縮機1の構成と共通しており、図4において、図1に示される符号と同一の符号が付された構成要素については、図1の構成要素と同一である。
<第2実施形態の特徴>
第2実施形態では、密閉型圧縮機が隣接する2個のシリンダ35、36の間にミドルプレート40をさらに備えており、ミドルプレート40には、隣接する2個のシリンダのそれぞれのブッシュ孔15に分岐孔40bを介して連通する給油連通孔40aが形成され、ミドルプレート40の給油連通孔40aは、オイルピックアップ部41の流路41aに連通している。したがって、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機であっても第1実施形態と同様に、それぞれのブッシュ13へ安定して給油することが可能である。したがって、貯油空間18の油Aをそれぞれのブッシュ13の潤滑に有効に利用することが可能である。そのため、圧縮機のサイズを大きくすることなく、圧縮機の立ち上がり特性を損なわず、信頼性の高いブッシュ給油を実現することが可能である。
<第2実施形態の変形例>
(a)
図4〜6に示される第2実施形態では、オイルピックアップ部41の上端部41bは、部分的に折れ曲がっており、ミドルプレート40の側面から給油連通孔40aに連結されているが、本発明はこれに限定されるものではない。
第2実施形態の変形例として、図7〜9に示されるように、オイルピックアップ部41をミドルプレート40の下面から軸方向に差し込むようにしてもよい。この場合、オイルピックアップ部41として、直管を用いることが可能になり、オイルピックアップ部41の加工が容易である。ここで、図9に示されるように、ミドルプレート40の側面における給油連通孔40aの開口端は、栓42によって閉じられている。
この変形例の場合も、図7〜9に示されるように、ミドルプレート40には、隣接する2個のシリンダのそれぞれのブッシュ孔15に分岐孔40bを介して連通する給油連通孔40aが形成され、ミドルプレート40の給油連通孔40aは、直管状のオイルピックアップ部41の流路41aに連通している。したがって、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機であっても第1実施形態と同様に、それぞれのブッシュ13へ安定して給油することが可能である。
(b)
第2実施形態の他の変形例として、図10〜12に示されるように、オイルピックアップ部41を下側のシリンダ35の下面から軸方向に差し込むようにしてもよい。この場合、オイルピックアップ部41として、直管を用いることが可能になり、オイルピックアップ部41の加工が容易である。
この変形例の場合、図10〜12に示されるように、ミドルプレート40には、隣接する2個のシリンダのそれぞれのブッシュ孔15に連通する給油連通孔40cが形成されている。ミドルプレート40の給油連通孔40cは、下側のシリンダ35のブッシュ孔15を介して、直管状のオイルピックアップ部41の流路41aに連通している。これにより、流路41aを通って供給される油Aは、下側のシリンダ35のブッシュ孔15、給油連通孔40c、上側のシリンダ36のブッシュ孔15の順に流れることが可能である。したがって、複数のシリンダを備えた密閉型圧縮機であっても第1実施形態と同様に、それぞれのブッシュ13へ安定して給油することが可能である。
本発明は、揺動ピストンのブレードを揺動可能に支持するブッシュへ給油が必要な密閉型圧縮機に広く適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる密閉型圧縮機の縦断面図。 図1の圧縮機構の水平断面図。 本発明の第1実施形態の変形例に係わる密閉型圧縮機の縦断面図。 本発明の第2実施形態に係わる密閉型圧縮機のオイルピックアップ部付近の縦断面図。 図4の下側の揺動ピストンおよびその周辺部を下から見た図。 図4のミドルプレートの給油連通孔付近の断面図。 本発明の第2実施形態の変形例に係わる密閉型圧縮機のオイルピックアップ部付近の縦断面図。 図7の下側の揺動ピストンおよびその周辺部を下から見た図。 図7のミドルプレートの給油連通孔付近の断面図。 本発明の第2実施形態の他の変形例に係わる密閉型圧縮機のオイルピックアップ部付近の縦断面図。 図10の下側の揺動ピストンおよびその周辺部を下から見た図。 図10のミドルプレートの給油連通孔付近の断面図。
符号の説明
1 密閉型圧縮機
2 ケーシング
3 モータ
4 圧縮機構
11 揺動ピストン
12 ブレード
13 ブッシュ
15 シリンダ孔
17、35、36 シリンダ
18 貯油空間
19、21、41 オイルピックアップ部

Claims (5)

  1. ブレード(12)を有する少なくとも1個の揺動ピストン(11)と、
    前記ブレード(12)を揺動可能に支持するブッシュ(13)と、
    前記揺動ピストン(11)を収納するシリンダ室(14)、前記ブッシュ(13)が回転自在に挿入されたブッシュ孔(15)、および前記ブッシュ孔(15)に連通する給油連通孔(16)を有する少なくとも1個のシリンダ(17)と、
    前記シリンダ(17)を収納し、かつ、前記シリンダ(17)の下部に油を貯める貯油空間(18)を有するケーシング(2)と、
    前記給油連通孔(16)に連通する流路(19a、21a、41a)を有し、前記流路(19a、21a、41a)が前記貯油空間(18)の内部に延びるオイルピックアップ部(19、21、41)と
    を備えている密閉型圧縮機(1)。
  2. 前記オイルピックアップ部(19、21)の流路(19a、21a)の入口(19b、21b)は、前記貯油空間(18)に貯められた油の油面下に配置されている、
    請求項1に記載の密閉型圧縮機(1)。
  3. 前記オイルピックアップ部(21)は、前記シリンダ(17)と一体形成されている、
    請求項1または2に記載の密閉型圧縮機(1)。
  4. 前記揺動ピストン(11)および前記シリンダを複数個備えた密閉型圧縮機であって、
    隣接する2個の前記シリンダの間にミドルプレート(40)をさらに備えており、
    前記ミドルプレート(40)には、隣接する2個の前記シリンダのそれぞれのブッシュ孔(15)に連通する給油連通孔(40a)が形成され、
    前記ミドルプレート(40)の給油連通孔(40a)は、前記オイルピックアップ部(41)の流路(41a)に連通している、
    請求項1に記載の密閉型圧縮機(1)。
  5. CO2冷媒を圧縮するために用いられる、
    請求項1から4のいずれかに記載の密閉型圧縮機(1)。
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