JP2008045399A - 自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体 - Google Patents

自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】 自動車道路用のトンネル内のトンネル側壁際の監視員通路、路面排水用水路の建設および舗装面の敷設の際、機械化を可能とし、路面排水用の水路ブロックの形状の工夫により、トンネルの基礎を高め、トンネルの掘り下げ深さを低減し、監視員通路および内部の付帯設備を含む全体の工期の短縮化を図って建設コストを大幅に低減する。
【解決手段】 自動車道路面3aと、その側部の路面排水用水路とトンネル側壁際の監視員通路4を有する自動車道路のトンネル1において、矩形水路5aの水路ブロック5の短手方向の横幅を同一通水量の円形水路7aの水路ブロック7の短手方向の横幅に比し、幅広に形成し、該水路ブロック5の複数をトンネル側壁際の監視員通路4に隣接して設け、この水路ブロック5の側壁5cを水路ブロックの上面壁5bより上方へ一体に延ばして監視員通路4の縦壁4aとしたトンネル構造体。
【選択図】 図4

Description

この発明は、自動車道路用のボックス構造の開削トンネルあるいは山岳トンネルなどのトンネル内における路側のトンネル壁際に設けたトンネル内監視用の監視員通路の路面側の縦壁を一体的に構成する路面排水用のプレキャスト水路ブロック、特に自動車道路面より高い位置に設けた監視員通路と自動車道路面との間の監視員通路の自動車道路面側の縦壁を一体的に構成する矩形水路を内在するプレキャスト水路ブロック(以下、単に「水路ブロック」という。)を有するトンネル構造体に関する。
従来、自動車道路用のボックス構造の開削トンネルあるいは山岳トンネルなどのトンネル内における自動車道路の路側には、トンネル内の湧水や、雨天時に自動車と共に持ち込まれた雨水や、事故で漏れたオイルや薬液などの処理後の洗浄水や、道路面清掃時の散水などを自動車道路面から排水するために、円形水路を内部に有する水路ブロックが敷設されている。これらの路側の水路ブロックの他に、トンネル内の自動車道路のトンネル側壁の壁際には、トンネルの状態を定期的に監視し、さらに補強工事や補修工事あるいは改善工事の必要の有無をみるために、自動車道路の路面より約1mの高さからなる一段と高い位置のトンネル側壁の壁際に監視員の通る監視員通路が設けられている。
この自動車道路用の例えば山岳トンネルの建設には、上記の自動車道路の路面の下部には基礎として天井部を構成するアーチの下縁両端より下方の部分に、いわゆるインバートが設けられており、そこでインバートを設ける深さだけトンネルの下部を大きく掘削して建設する必要があった。
ところで、上記したように自動車用のトンネル1内の自動車道路面3a側とトンネル側壁1b際に設けられた自動車道路面3aより高められた監視員通路4との間に設置されている従来の円形水路7aの水路ブロック7はその側壁7cの高さが内部の円形水路7aの径の大きさに比して大きい。このため、図6の右側に示すように、自動車道路面3aから下部の深さを深くして、水路ブロック7の側壁7cの下部角部がトンネル1の基礎の部1aの下部のインバート6と重なって互いに干渉しないものとする必要があった。このためにトンネル側壁1bを下部に延ばして深くしインバート6の位置を下げる必要があった。しかし、インバート6の位置を下げるとトンネルの掘削が深くなるためにコスト高になる問題があった。
そこで、この欠点を補うために円形水路を監視員通路の擁壁すなわち縦壁内に入れ込んだ監視員通路の擁壁構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この円形水路を監視員通路の擁壁内に入れ込んだ構造は、その入れ込んだ分だけトンネル断面を小さくできるとしているが、水路を補修したり、水路の内部の清掃などの管理をする点で容易でなかった。
さらにトンネル内の自動車道路の道路面の建設に当たり、コンクリート舗装を敷設する際にセットフォーム工法や、スリップ工法により機械化して行われるが、これらの工法の装置は、例えばセットフォーム装置では型枠をサイドに設け、もしくは円形水路のブロックの側壁を型枠とし、側部の円形水路のブロック上あるいはサイドの型枠上にレールを設け、設けたレール上をセットフォーム装置が動いて生コンを型枠内に投入してコンクリート舗装あるいはアスファルト舗装を行う。また、スリップ工法では、装置自体が移動型枠を有し、この移動型枠の両側に無限軌道からなる自走式のスリップ装置を走行させながら移動型枠内に生コンを順次流し込んでコンクリート舗装を行う。しかし、これらの装置は装置側部に張り出し部分があり、この張り出し部分が例えば道路面側の監視員通路の縦壁に接触してしまうので、路面幅全面をカバーして舗装を行うことは困難であり、従って、これらの工法をそのまま適用することは困難である。
特開2002−327600号公報
本発明が解決しようとする課題は、自動車道路用のトンネル内の建設、すなわちトンネル内のトンネル側壁際の監視員通路および監視員通路際の路面排水用水路の建設ならびに自動車道路の舗装面の施工の際に、路面排水用水路と縦壁の一体化したプレキャスト水路ブロックを提供することにより、従来の方法では、トンネル覆工の完了後の、円形水路の設置、監視員通路の縦壁の基礎のコンクリート打設、監視員通路の縦壁の設置の3工程を要していたものを、本発明では、プレキャストコンクリート水路ブロックの据付けの1工程に簡略化して建設の迅速化と低コスト化を実現可能とし、さらに路面排水用水路の断面形状の工夫により、トンネル内の基礎の位置を高めて基礎からのトンネル高さを低くすることで、トンネルの掘り下げ深さの低減を図り、さらに監視員通路の下部内に敷設する通信線や電力線などのケーブル類や上水道の送水管などの管路施設の設置工事と舗装工事において、従来と異なって優先順位をつけずに施工可能とし、さらに路面の舗装工事においてセットフォーム装置やスリップフォーム装置による舗装機械の使用の便を向上させてトンネル全体の建設コストおよび建設時間を大幅に低減せしめて建設した監視員通路および路面排水用水路を有する自動車道路用のトンネル構造体を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、中央部に自動車道路面を有し、路面側部に路面排水用水路を有し、路面排水用水路とトンネル側壁間に監視員通路を有する自動車道路用のトンネル構造体における手段である。この手段では、横断面が横長の矩形水路を内部に有する水路ブロックの短手方向の横幅を、この矩形水路と同一の通水量とする円形水路を内部に有する水路ブロックの短手方向の横幅に比して、幅広に形成している。さらに、この幅広の水路ブロックの複数を、トンネル側壁際の監視員通路に隣接して自動車道路面側に連設して路面排水用水路に形成し、この水路ブロックの監視員通路側の側壁を水路ブロックの上面壁より上方へ一体に延ばし、その監視員通路の自動車道路面側の縦壁としたことを特徴とする自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体である。
請求項2の発明では、矩形水路を内部に有する水路ブロックは、上面壁から内部の矩形水路へ貫通する路面排水取り入れ用の短冊形状の呑口の複数個を上面壁の長手方向へ互いに離間して配設し上面壁を一体化したことを特徴とする請求項1の手段の自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体である。
上記の発明では、矩形水路を内部に有する水路ブロックの短手方向の横幅が、例えば縦壁の壁厚さの150mmと水路部の上面幅の600mmからなる、計750mmである横長矩形面からなるものとして、横幅を従来の同一水量を流す円形水路を内部に有する水路ブロックの短手方向の横幅よりも拡大したことで、その拡大した分だけ水路ブロックの高さを低くすることができる。その結果、トンネルの基礎の部分を上方に高めて位置させることができるので、本発明の矩形水路を有する水路ブロックを適用することで、道路舗装面の下部スペースに余裕のない地形の処にもトンネルを建設することができる。また、道路舗装面から上方のトンネル高さは従来と同じとしながらも、トンネルの基礎からの高さは低くすることができるので、トンネル自体の掘削および建設に掛かる材料費や工事費の大幅な削減が図れる。
この水路ブロックには、自動車道路の路面排水取り入れ用の複数個の、例えば40mm×100mmの大きさの開口からなる呑口を水路ブロックの短手方向に、例えば250mmピッチの間隔をあけて、水路ブロックの上面壁の長手方向に配設しているので、上面壁は一体化した壁体となっている。そこで、水路ブロックの上面壁の上方からの圧力に耐え得る高い設計荷重を有すると共に路面排水を流し込むことのできる十分大きさの面積を有する呑口となっている。さらにトンネル内の自動車道路の路面を舗装する工事において、セットフォーム工法やスリップ工法により自動車道路の路面を舗装する際に、上記のように水路ブロックの上面の設計荷重が高められていることで、セットフォーム装置の走行するレールやスリップフォーム装置の走行輪を水路ブロックの上面壁の上に載せることが可能である。しかも、本発明の矩形水路を有する水路ブロックの上面壁の幅は、従来の円形水路を有する水路ブロックよりも、同一水量を流すものでありながら、幅広であるので、セットフォーム装置やスリップフォーム装置の側部から一体化して突出している装置部材が監視員通路の路面側の側壁に当接しないだけの余裕が得られる。
従来の円形水路を有する水路ブロックは、上面壁に長手溝孔が設けられて上面壁が左右に分離されているので、上面からの荷重に対して上面壁は弱く、このためにセットフォーム装置やスリップフォーム装置を安全に円形水路ブロック上に載置できない場合もある。また、仮に載せられる荷重であっても、上記したようにセットフォーム装置やスリップフォーム装置の側部から一体化して突出している部材が監視員通路の縦壁に妨げられ、載せられなくなることがある。このような場合、監視員通路の縦壁とこれらのセットフォーム装置やスリップフォーム装置との間に十分な間隙を設定する必要があり、舗装をすべき自動車道路面上に、これらのセットフォーム装置やスリップフォーム装置を載置していた。このようなセットフォーム装置やスリップフォーム装置の載置方法では、舗装すべき道路面の端部の部分に舗装し残しの未舗装部分を生していた。しかし、上記した本発明の手段の矩形水路内部に有する水路ブロックとすることで、水路ブロックの上面壁の幅が広く、しかも上部からの強度に耐えうる強度を有するので、この水路ブロックの上面壁の上にセットフォーム装置やスリップフォーム装置を載置することができ、この結果、自動車道路面の全幅をセットフォーム装置やスリップフォーム装置で余すところなく一挙に舗装することが可能となる。
この発明は、トンネル内の自動車道路の路面排水用の水路および監視員通路の構造を上記の手段の構造体とすることで、請求項1の発明では、矩形水路を有する水路ブロックの短手面の横幅を従来の円形水路を有する水路ブロックの短手面の横幅よりも、同一水量を流すものの場合、幅広に拡大して、その分だけ矩形水路を有する水路ブロックの高さを低くすることができるので、この水路ブロックを採用することで、トンネルの基礎の構造部の位置を上方に高めることができ、従って、トンネル掘削深さを減少でき、仮にインバートをトンネルの基礎の最下部に設ける場合でも、インバートの位置を高めることができるので、実質的なトンネル高さを低くすることができる。その結果、トンネルを施工するための材料費および工事費の削減が大幅に図れる。さらに水路ブロックの側壁を監視員通路側の縦壁として一体化したものとしたことで、監視員通路の構築が水路ブロックの敷設と同時に実施でき、しかも、監視員通路内部の各種付帯設備、例えば通信線や電力線などのケーブル類や上水道の送水管など道路付帯設備の敷設を水路ブロックの設置に合わせて同時に実施できるので、トンネルの建設進行に合わせて、順次これらの建設や敷設がほぼ同時進行で実施できるので、トンネル工事が効率よく施工できる。
さらに、請求項2の発明では、矩形水路の水路ブロックの上面壁に複数個の路面排水取り入れ用の呑口を断続的に離間して設けて、上面壁を一体化した構造としているので、上壁面に掛かる上からの荷重に十分耐えうる強度を上面壁は有している。従って、従来の円形水路の水路ブロックの上面壁に設けた長手方向に連続的に開口されて左右を離間した溝孔を有するものに比して、本発明の矩形水路を有する水路ブロックは上壁面の強度が極めて高い。そこで、本発明の水路ブロックの上壁面に舗装用のセットフォーム装置やスリップフォーム装置を載置でき、さらに上面壁の短手方向の横幅が広いので、これらの機械装置の側部に有する突出部を監視員通路の自動車道路側の側面と当接しない位置に確保しながら路面の舗装を実施でき、従来の円形水路を有する水路ブロックでは、機械化装置の一部が監視員通路の縦壁に当接するために実施できなかった機械化による舗装が効率よく実現できる。さらに、上面壁に形成した呑口から路面排水を取り入れることができるが、呑口が小さくかつこの小さな呑口よりも大きなゴミ類を取り入れないので、高圧洗浄器具による清掃頻度が低減され、かつ、速やかに効率よく実施でき、管路清掃のための道路の一時通行止めの期間が減少され、さらにトンネル内の清掃費が節減できる。さらに上記したように監視員通路内部の例えば通信線や電力線などのケーブル類や上水道の送水管など道路付帯設備の敷設を水路ブロックの設置に合わせて舗装機械による舗装と同時に進行しながら順次に行えるので、トンネル内の全体の工期の短縮および工費の削減が図れ、かつ、上記のように水路ブロックを上面からの荷重に対して十分に耐えうるものとしているので路側帯から車輛が誤って侵入しても十分に耐えることができる。以上のように、本発明は施工の機械化が図れると共に、トンネルの掘削深さを削減でき、工事期間の短縮および資材コストや工費の削減が図れるなど、従来にない優れた効果を奏する。
本願発明を実施するための最良の形態として、図面を参照して矩形水路を有する水路ブロックおよび監視員通路を有する自動車道路のトンネル構造の実施の形態について説明する。図1は本発明における矩形水路を内部に有する水路ブロックの短手面である正面図である。図2は図1の水路ブロックの平面図である。図3は図1の水路ブロックの側面図である。図4は本発明のトンネル、監視員通路、水路ブロック、自動車道路面を有するトンネル構造を示す模式的断面図である。図5は凸条図からなる凹凸面を有する水路ブロックの平面図である。図6は本発明の矩形水路の水路ブロックと従来の円形水路の水路ブロックを有するトンネル構造を対比して示す図である。
図1において、本発明に係る水路ブロック5は、自動車道路用のトンネル1の路面排水用の矩形水路を形成している。この自動車道路用のトンネル1は、図4に示すようにトンネル覆工2の内部の中央部に自動車道路3の走行路線を有する。トンネル1の一方のトンネル側壁1bの壁際には、1段と高められた監視員通路4が設けられており、この監視員通路4と自動車道路面3aの間に路面高さの路面排水を取入れて排水する矩形水路5aを内部に有する水路ブロック5が埋設されている。この水路ブロック5は工場生産されたプレキャスト水路ブロックからなり、その短手方向の切断面において横長である矩形水路5aを内部に有する。この矩形水路5aを有する水路ブロック5は、その短手方向の上面壁5bの横幅を、矩形水路5aと同一の通水量とする円形水路7aを内部に有する水路ブロック7の短手方向の上面壁7bの横幅に比して幅広に形成し、トンネル側壁1bの壁際に設けた監視員通路4に隣接して自動車道路面3aの側に、幅広の水路ブロック5の複数個を連設して路面排水用水路に形成し、この水路ブロック5の監視員通路4の側の側壁5cを水路ブロック5の上面壁5bより上方へ一体で延ばし、この側壁5cを監視員通路4の自動車道路面側の縦壁4aとしている。これに対し、図4のトンネル1の他方のトンネル側壁1b’には、同様に矩形水路5aを有する水路ブロック5’を設置している。しかし、この水路ブロック5’のトンネル側壁1b’の側の側壁5c’は上壁面5bより僅か上方へ高くしただけのもので、高さの低い通路4’をトンネル側壁1b’との間に形成している。従って、この低い通路4’の下部内にはケーブル類や上水道の送水管など道路付帯設備は設置されていない。
上記において、図1に示すように、水路ブロック5の側壁5cを監視員通路4の自動車動路面3a側の縦壁4aとしているが、この場合、監視員通路4を自動車動路面3aよりも940mm高めた位置に形成して安全を図っている。従って、この矩形水路5aを有する水路ブロック5の側壁5cの高さも、その上面壁5bから上方へ940mmを有し、側壁5cの厚さは150mmである。さらに、この場合の水路ブロック5の上面壁5bの横幅は600mmである。この水路ブロック5の内部に有する矩形水路5aの大きさは、水路ブロック5の短手方向の断面において高さ290mmで、横幅が600mmである。さらに、この水路ブロック5の上面壁5bおよび下面壁5dの壁厚さは、いずれも80mmである。一体の水路ブロック5の長手方向長さは、例えば2000mmである。
さらに、図2に示すように、請求項2の手段として、矩形水路5aを内部に有する水路ブロック5は、その上面壁5bの上面から内部の矩形水路5aへ貫通する路面排水取り入れるために、長さ100mmの横辺で幅40mmの縦辺からなる短冊形状の呑口8の複数個を、上面壁5bの長手方向へ、互いに離間して配設して上面壁5bを一枚板状に一体化している。この場合、短冊形状の呑口8は、その横辺を水路ブロック5の短手方向に向けて隣接する呑口8との間隔を例えば230mmとしている。従って、一箇の水路ブロック5の上面壁5bに8個の呑口8が設けられている。
さらに、上記のトンネル1の構築において、トンネル1の基礎1aの部分には、図4に示すように、インバート6が形成されてトンネル1の底部を構成しているものを示している。この様なインバート6をトンネル1の底部に施工する場合、図7の右側(B)に示す従来の円形水路7aを有する水路ブロック7の場合、その上面壁7bを自動車道路面3aと同一面の高さとするとき、トンネル1の基礎1aの部分に敷設するインバート6と水路ブロック7の側壁7cおよび下面壁7dとの角部とが重なって干渉し合って、水路ブロック7を敷設することができない。そこで、図6の右側の(B)に示すように、このようなインバート6と水路ブロック7の側壁7c下部の角部とが重ならないようにするために、トンネル1の基礎1aの部分を深く掘り下げ、トンネル側壁1bを下方に伸ばしてインバート6の位置を深く下げる必要がある。すなわち、従来の円形水路7aの水路ブロック7の場合、水路ブロック7の側壁7cの高さは、図6の左側の(A)に示す同じ水量の路面排水を流す矩形水路5aの水路ブロック5の側壁5cの高さに比して、大きい。そこで、この本発明の矩形水路5aを有する水路ブロック5の上面壁5bを道路面位置として施工するとき、トンネル1の基礎1aの部分の掘削深さを水路ブロック7の側壁7cの掘り下げ深さよりも浅くしてインバート6を敷設しても、インバート6が水路ブロック5の下部の角部と重なることなく、下部のインバート6と干渉しない。従って、円形水路7aと同一水量を流すものとして本発明の矩形水路5aを有する水路ブロック5を施工する場合、掘り下げ深さが浅くても、下部のインバート6と干渉することなく水路ブロック5を設けることができる。この場合、図6に示す例では、本発明のトンネル構造と従来のトンネル構造間で、トンネル1の中央部のインバート6の位置が本発明では約24cm浅い位置に設けられている。
上記した図4に示すトンネル1の構造体について、さらに説明する。トンネル側壁1bの壁際に監視員通路4を有するが、監視員通路4の高さは、隣接の水路ブロック5の側壁5cの上壁面5bから1000mmの高さ位置にある。この監視員通路4の内部には各種の通信線や電力線などのケーブル類4bあるいは上水道の送水管4cなどの管路施設などのインフラ設備が敷設されている。また、監視員通路4の縦壁4aである水路ブロック5の側壁5cの上部には、監視員通路4の安全を図るための手摺り4dが立てられている。
さらに、従来の円形水路7aを有する水路ブロック7と異なり、本発明における矩形水路5aを有する水路ブロック5の上面壁5bは幅が少なくとも600mmと広く、かつ、舗装した自動車路面と面一であるが、上記したように一体構造となっているので、上部から掛かる荷重に十分に耐えることができるものとされている。一方、水路ブロック5の上面壁5bの上面の自動車路面3の寄りの部分は、走行する自動車の避難用の路側帯に接しているので、路側帯に入った車がこの上面壁5上に侵入した場合に、侵入したことを知らすために、上面壁5bの自動車路面3の路面寄り部分の上面を、図5に示すように、複数個の離間した凸条9からなる凹凸面に形成し、この上を自動車で侵入して走行すると振動と振動音を発して運転者に水路ブロック5上に侵入したことを感知させるものとすることもできる。
次に、本発明における自動車道路用のトンネル1の内部構造を建設する方法について説明する。一方の側壁5cを上面壁5bよりも上方に約1000mmの高さ延ばした一体構造として監視員通路4の縦壁4aとした水路ブロック5を使用し、トンネル側壁1bの壁際に監視員通路4を設けるものとする。この場合、先ず、トンネル側壁1bから道路中央側に適宜間隔を設けて上方に伸びた側壁5cをトンネル側壁1bの側に配設して水路ブロック5を設置して行く。次いで、監視員通路4の通路下部に通信配線や電力配線などのケーブル類4bや上水道設備の送水管4cを敷設して行くものとする。一方、これと同時に、自動車道路3の下部の基礎1aの上に舗装3bを形成するものとする。このために、例えば、コンクリートを敷設するために、移動式型枠を設けながらコンクリートを敷設するスリップフォーム装置の一方の走行輪を、幅広でありながら荷重に耐えうる水路ブロック5の上面壁5bの上に載置し、他方の走行輪を基礎1aの部分にそれぞれ載置して、走行させながら水路ブロック5の反対側に移動式型枠を設けながら、かつ、水路ブロック5自体を型枠とし、水路ブロック5と移動式型枠との間にコンクリートを流し込んでコンクリートを敷設して行く。この様に、本発明では、幅広の上面壁5bを有する矩形水路5aの水路ブロック5を使用することで、上記の様にスリップフォーム装置の一方の走行輪を水路ブロック5の上面壁5bの上に載置しても、側壁5cとスリップフォーム装置の側部が干渉することなく走行して前進できる。従って水路ブロック5のブロック際まで余すところなくコンクリートを流し込むことができる。さらに、本発明では、側壁5cを一体構造として監視員通路4の縦壁4aとしているので、監視員通路4の縦壁4aを水路ブロックの側部に別途設けるための設置工程およびそのための時間を必要としない。
上記の様にして、スリップフォーム装置によりコンクリート流し込んで固化すると、さらにアスファルトをコンクリート上にするために、走行輪の一方を走行させるレールを矩形水路5aの水路ブロック5の上に敷設し、他方の走行輪を走行させるレールを道路中央側に設けた型ブロック上に敷設し、これらのレール上にアスファルトを舗装するセットフォーム装置を走行させながらアスファルトを舗装して行くものとする。この装置による場合も、セットフォーム装置の一方の走行輪を水路ブロック5の上面壁5bの上に載置しても、側壁5cとセットフォーム装置の側部が干渉することなく走行して前進できる。従って水路ブロック5のブロック際まで余すところなくアスファルト舗装することができる。さらに、コンクリートの敷設あるいはアスファルト舗装を機械化して実施でき、さらに監視員通路4の建設およびその下部のケーブル類4bや送水管4cの付帯設備も道路面の舗装工事に合わせて順次実施できるので、同時進行で各工程を実施でき、工費節減ができ、敷設後の試験を済ませれば直ぐに開通できる利点を有する。また、高さの低い矩形水路5aの水路ブロック5としたことで、トンネル1の基礎1aの掘削深さも、従来の高さの高い円形水路7aの水路ブロック7の場合の掘削深さより、浅くて済むので、トンネル全工程の建設時間および費用は大幅に削減できる。
本発明の矩形水路を有するプレキャストコンクリート水路ブロックの正面図である。 本発明の矩形水路を有するプレキャストコンクリート水路ブロックの平面図である。 本発明の矩形水路を有するプレキャストコンクリート水路ブロックの側面図である。 本発明のトンネル、監視員通路、水路ブロック、自動車道路面を有するトンネル構造を示す模式的断面図である。 本発明の凸条のからなる凹凸面を有する水路ブロックの平面図である。 本発明の矩形水路の水路ブロックを有するトンネル構造(A)と従来の円形水路の水路ブロックを有するトンネル構造(B)を対比して示す模式的断面図である。
符号の説明
1 自動車用のトンネル
1a 基礎の部分
1b トンネル側壁
1b’ トンネル側壁
2 トンネル覆工
3 自動車道路
3a 自動車路面
4 監視員通路
4’ 通路
4a 縦壁
4b ケーブル類
4c 送水管
4d 手摺り
5 水路ブロック
5’ 水路ブロック
5a 矩形水路
5b 上面壁
5c 側壁
5d 下面壁
6 インバート
7 水路ブロック(従来の)
7a 円形水路
7b 上面壁
7c 側壁
7d 下面壁
8 呑口
9 凸条

Claims (2)

  1. 中央部に自動車道路面を有し、路面側部に路面排水用水路を有し、路面排水用水路とトンネル側壁間に監視員通路を有する自動車道路用のトンネル構造体において、短手方向の切断面で横長である矩形水路を内部に有するプレキャスト水路ブロックの短手方向の横幅を、該矩形水路と同一の通水量とする円形水路を内部に有するプレキャスト水路ブロックの短手方向の横幅に比して、幅広に形成し、該幅広のプレキャスト水路ブロックの複数を、トンネル側壁際の監視員通路に隣接して自動車道路面側に連設して路面排水用水路に形成し、該プレキャスト水路ブロックの監視員通路側の側壁をプレキャスト水路ブロックの上面壁より上方へ一体に延ばして該監視員通路の自動車道路面側の縦壁としたことを特徴とする自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体。
  2. 矩形水路を内部に有するプレキャスト水路ブロックは、上面壁から内部の矩形水路へ貫通する路面排水取り入れ用の短冊形状の呑口の複数個を上面壁の長手方向へ互いに離間して配設し上面壁を一体化したことを特徴とする請求項1に記載の自動車道路用のトンネルの監視員通路および路面排水用水路からなるトンネル構造体。
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