JP2008045306A - 更生水路の構造、水路の更生方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】板部材59を有するユニット部材60を連結した状態で既設水路90に配置して更生水路1とするものである。ユニット部材60は、互いに向かい合うように配置される1組の側板62、63と、側板のそれぞれの下方で接合される底面板65とを有し、これらの板部材59の端部には、固定面58aが設けられている。そして、固定面58aに、隣接するユニット部材60の外側の面を合わせて連結する。
【選択図】図2
Description
本発明の更生水路1は、図1に示されるような既設水路90に、ユニット部材60を配置することにより、図2に示されるように既設水路90が更生されたものである。
本発明で更生される既設水路90の用途は、特に限定されるものでなく、農業用水路、下水道用水路、工業用水の水路などに適用することができ、これらの既設水路90の改修を行うことができる。
また、底面板65には、隣接する第2のユニット部材82と連結する部分である側辺65c、65dと、側板62、63と接合される部分である辺65a、66bとを有している。
また、第2のユニット部材82も、第1のユニットと同様に、側板62、63及び底面板65が設けられ、空間66が形成されている。そして、更生水路1では、第1のユニット部材81と第2のユニット部材82(ユニット部材60同士)が、側方の開放部分同士を合わせるように連結している。この連結によって空間66が一連につながっている。
連結された状態では、ユニット部材60の側方の開放部分同士が合わさる状態となる。そして、一方のユニット部材60の側板62、63の一方の側辺62c、63cと、隣接する他方のユニット部材60の側板62、63の他方の側辺62d、63dとが合わされる。また、一方のユニット部材60の底面板65の一方の辺65cと、隣接する他方のユニット部60の底面板65の他方の辺65dとが合わされる。
また、連結部材58は、板部材59の厚み方向の外側、すなわち、空間66側とは反対側に取り付けられている。連結部材58と板部材59によって段部57が形成されている。
これらの接合は、接着剤、釘、木ねじなどの手段により行われ、また、接着剤やシール材などでシール性が確保されるように行われる。
また、連結部材58や角度調整部材54も同様な材質が用いられているが、他の材質のものを用いることができる。
まず、上記のように、形成されたユニット部材60を既設水路90に配置する。そして、ユニット部材60同士を連結して、連結部分のシール性を確保し、さらに、ユニット部材60を既設水路90に固定する。
本実施形態では、第1のユニット部材81を先に配置し、後から、第2のユニット部材82を配置するようにして連結される。
この上面板は、ユニット部材60と同じ材質のものが用いられており、更生水路1の外観の見た目を綺麗にするものである。
なお、充填剤25の他の充填方法として、側板62、63の上辺62b、63bと、既設水路90の上側との間から流し込む方法も採用することもできる。
例えば、既設水路90の曲部96が部分的な場合には、図6に示されるように、側板62、63を曲面状としたユニット部材60を用い、このユニット部材60の隣接する両側に直線状のユニット部材60を用いる。
さらに、既設水路90の幅が変化する部分には、図8に示されるように、幅が変化するユニット部材60を用いて更生することができる。
58 連結部材
58a 固定面
59 板部材
60 ユニット部材
62、63 側板
65 底面板
66 空間
81 第1のユニット部材
82 第2のユニット部材
90 既設水路
Claims (5)
- 板部材を有するユニット部材を連結した状態で既設水路に配置されるものであり、前記板部材には、互いに向かい合うように配置される1組の側板と、側板のそれぞれの下方で接合される底面板とを有し、ユニット部材には上方及び流れ方向の側方が開放された空間が内側に設けられるものであり、
ユニット部材同士の連結は、側方の開放部分同士を合わせるようにユニット部材の端部同士を連結させて、上方が開放する空間が形成されるものとなるように行われるものであり、
一方のユニット部材の端部には固定面が設けられ、前記固定面と他方のユニット部材の外側の面の端部とを合わせてユニット部材同士を連結するものであることを特徴とする更生水路の構造。 - 一方のユニット部材の固定面は、一方のユニット部材の板部材の面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の更生水路の構造。
- 一方のユニット部材の固定面は、一方のユニット部材の板部材の面に対して段違いとなっていることを特徴とする請求項1に記載の更生水路の構造。
- 一方のユニット部材の板部材の端部に取り付けられる連結部材が設けられ、連結部材の内側が固定面となるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の更生水路の構造。
- 既設水路を請求項1〜4のいずれかに記載の更生水路の構造とすることにより更生することを特徴とする水路の更生方法。
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JPH01137008A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-30 | Mitsuboshi Belting Ltd | コンクリート用水路の改修工法 |
JPH0223085U (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-15 | ||
JP2005299198A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 開水路更生工法 |
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