JP2008042849A - パラメータ設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルの違いに起因する各種手間を低減する。
【解決手段】流量算出装置100に対して、通信処理部5を介してパラメータを入力するパラメータ設定装置であって、上記パラメータを入力するパラメータ入力部23、該パラメータ入力部23に入力されたパラメータを、上記流量算出装置100において用いることが可能なパラメータに変換して出力するパラメータ変換部24、及び、該パラメータ変換部24から入力される上記パラメータを、上記通信処理部5と上記流量算出装置100間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力するプロトコル変換部25、を有するパラメータ設定部2と、上記パラメータ設定部2から入力される上記パラメータを記憶する記憶部4と、該記憶部4に記憶された上記パラメータを上記流量算出装置100に入力する通信処理部5と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、パラメータ設定装置に関するものであり、特に、流量算出装置に対してパラメータを入力するパラメータ設定装置に関するものである。
流量計の一種に、外部から入力されたパラメータ及び自らが取得した検出値に基づいて流体の質量流量を算出して出力する流量算出装置がある。
このような流量算出装置では、自らが備えるセンサによって、流路に設置された絞り機構等の抵抗体の上流側と下流側との差圧や、流体の温度等が検出値として取り込まれる。一方、上記パラメータは、外部のPersonal Computer等(パラメータ設定装置)から入力されることによって設定される。
さて、上記パラメータ設定装置においては、操作者が入力するパラメータに対して所定の演算処理を行うことによって、流量算出装置が演算に用いることが可能な形式に変換し、この変換したパラメータを、通信処理部を介して流量算出装置に入力している。
伊藤章雄、他5名,横河技報 Vol.50 No.2(2006),マルチバリアブル伝送器EJX910
ところで、通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルは、現在3種類(ファウンデーション・フィールドバス形式、HART形式、PROFIBUS形式)が主として用いられている。通信処理回路と流量算出装置との間における通信データは、上記通信プロトコルに対応したものである必要があるため、通信処理部から流量算出装置に入力される上記パラメータも同様に通信プロトコルに対応したものである必要がある。このため、従来においては、操作者が入力するパラメータに対して行う所定の演算処理を、通信プロトコルごとに開発された専用の処理プログラムによって行っている。そして、演算結果である変換後のパラメータが、通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルに合った形式のデータとなるようにしている。
よって、演算処理ごとに、各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムを用意する必要が生じる。各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムは、開発の難易度が高いため、通信プロトコルごとに処理プログラムを用意することは、膨大な時間と労力を必要とする。
また、各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムは、各々が個別に管理されることとなるが、一部が重複しているため、二重管理等の開発上の無駄が生じることとなる。
また、現状においては、用いる処理プログラムに応じて、パラメータの入力形態(入力画面のレイアウト等)が異なっており、作業者の使い勝手が悪い。
このように、従来のパラメータ設定装置においては、通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルの違いに起因して、各種手間が発生していた。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルの違いに起因する手間を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、外部から入力されるパラメータ及び自らが取得した検出値に基づいて流体の流量を算出して出力する流量算出装置に対して、通信処理部を介して上記パラメータを入力するパラメータ設定装置であって、上記パラメータを入力するパラメータ入力部、該パラメータ入力部に入力されたパラメータを、上記流量算出装置において用いることが可能なパラメータに変換して出力するパラメータ変換部、及び、該パラメータ変換部から入力される上記パラメータを、上記通信処理部と上記流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力するプロトコル変換部、を有するパラメータ設定部と、上記パラメータ設定部から入力される上記パラメータを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された上記パラメータを上記流量算出装置に入力する通信処理部と、を有することを特徴とする。
本発明のパラメータ設定装置によれば、パラメータ設定部のプロトコル変換部が、パラメータ変換部から入力されたパラメータを、通信処理部と流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力する。このため、通信処理部と流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式のパラメータが記憶部に記憶され、その後通信処理部を介して流量算出装置に入力される。
また、本発明においては、上記プロトコル変換部が、単位コードを変換することによって、上記パラメータを上記通信プロトコルに応じた形式に変換するという構成を採用することができる。
また、本発明においては、上記プロトコル変換部が、データ精度を変換することによって、上記パラメータを上記通信プロトコルに応じた形式に変換するという構成を採用することができる。
また、本発明においては、上記パラメータが、上記流量を算出するための演算式に用いられるパラメータである流量パラメータであるという構成を採用することができる。
また、本発明においては、 上記流量が、質量流量であるという構成を採用することができる。
本発明によれば、パラメータ設定部のプロトコル変換部が、パラメータ変換部から入力されたパラメータを、通信処理部と流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力する。このため、パラメータ変換部における処理プログラムがいずれのプロトコル通信に対応したものであっても、上記処理プログラムによって変換されたパラメータが、通信処理部と流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式に変換される。したがって、パラメータ変換部における処理プログラムがいずれのプロトコル通信に対応したものであっても良い。
よって、パラメータ変換部における演算処理ごとに、各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムを用意する必要がなくなり、処理プログラムの開発における時間と労力を低減させることができる。
また、各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムを用意する必要がなくなり、いずれか一種類の通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムのみを開発すれば良くなり、複数の処理プログラムを開発することによって生じる二重管理等の開発上の無駄が生じることとを防止できる。
また、いずれか一種類の通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムのみによって、通信処理部と流量算出装置間の通信プロトコル全てに対応することができるため、パラメータの入力形態(入力画面のレイアウト等)が異なることがなく、作業者の使い勝手が良い。
このように、本発明によれば、通信処理部と流量算出装置との間の通信プロトコルの違いに起因する各種手間を低減することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係るパラメータ設定装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のパラメータ設定装置1と、マルチバリアブル伝送器100(流量算出装置)とを示す概念図である。パラメータ設定装置1とマルチバリアブル伝送器100とは、オフライン接続されており、必要に応じて各種データの送受信を行う。
図2は、本実施形態のパラメータ設定装置1の機能構成を示したブロック図である。この図に示すように、本実施形態のパラメータ設定装置1は、流量パラメータ設定部2(パラメータ設定部)と、汎用パラメータ設定部3と、記憶部4と、通信処理部5とを備えている。なお、パラメータ設定装置1は、内部にCPU(演算装置)と各種プログラム及びデータを格納するメモリを備えている。流量パラメータ設定部2及び汎用パラメータ設定部3は、上記CPU及びメモリに格納されたプログラム及びデータによって実現される機能構成である。なお、例えば、パラメータ設定装置1としては、汎用のPC(Personal Computer)を用いることができる。
流量パラメータ設定部2は、流量パラメータ設定エディタ21と、流量パラメータ読み書き部22とによって構成されている。
流量パラメータ設定エディタ21は、流量パラメータ入力部23(パラメータ入力部)と、流量パラメータ変換部24(パラメータ変換部)と、プロトコル変換部25とに分かれている。
流量パラメータ入力部23は、マルチバリアブル伝送器100において質量流量を算出するために用いる流量パラメータ(パラメータ)を操作者が直接入力されるものである。この流量パラメータ入力部23では、上記流量パラメータとして、人間にとって理解しやすいデータ(例えば、プライマリエレメント情報や流体情報)が入力される。また、流量パラメータ入力部23には、通信処理部5とマルチバリアブル伝送器100間の通信プロトコルの種類が入力される。
流量パラメータ変換部24は、流量パラメータ入力部23に入力された流量パラメータを用いて、マルチバリアブル伝送器100が直接用いる近似係数等の伝送器用流量パラメータを算出して出力する。すなわち、流量パラメータ変換部24は、流量パラメータ入力部23に入力された流量パラメータを、マルチバリアブル伝送器100において用いることが可能な流量パラメータ(伝送器用流量パラメータ)に変換して出力する。
この流量パラメータ変換部24では、一般的に通信処理部とマルチバリアブル伝送器との間の通信プロトコルに用いられる三種類の通信プロトコル(ファウンデーション・フィールドバス形式、HART形式、PROFIBUS形式)のいずれかに対応した専用の処理プログラムを用いて、伝送器用流量パラメータの算出が行われる。なお、本実施形態では、HART形式に対応した専用の処理プログラムを用いて伝送器用流量パラメータを算出するものとする。
プロトコル変換部25は、流量パラメータ変換部24から入力される流量パラメータを、通信処理部5とマルチバリアブル伝送器100間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力するものである。なお、通信処理部5とマルチバリアブル伝送器100間の通信プロトコル(以下、標準通信プロトコルと称する)としては、一般的に標準通信プロトコルとして用いる三種類の通信プロトコル(ファウンデーション・フィールドバス形式、HART形式、PROFIBUS形式)のいずれかを任意に用いることができるが、本実施形態においては、ファウンデーション・フィールドバス(以下、FFと称する)形式を用いるものとする。
このプロトコル変換部25は、予め、HART形式のコード表とFF形式のコード表とを対応付けて記憶している。そして、プロトコル変換部25は、これらのコード表を用いて、流量パラメータ変換部24から入力されるHART形式の伝送器用流量パラメータをFF形式に変換して出力する。なお、プロトコル変換部25は、流量パラメータ入力部23に入力された標準通信プロトコルの種類を取得し、この流量パラメータ入力部23から取得した標準通信プロトコルの種類に応じて、伝送器用流量パラメータを変換して出力する。
例えば、流量パラメータ変換部24で圧力関係の流量パラメータから伝送器用流量パラメータを算出する場合において、上述のようにHART形式に対応した専用の処理プログラムを用いて行う場合には、図3に示す単位コードを用いて伝送器用流量パラメータを算出する。しかしながら、HART形式における単位コードと、FF形式における単位コードとが異なっている。ここで、プロトコル変換部25は、図4に示すように、HART形式の単位コード(コード表)と、FF形式の単位コード(コード表)とを対応付けて記憶しているため、これらの対応付けから単位コードの変換を行って出力する。
また、プロトコル変換部25は、流量パラメータ変換部24から入力される伝送器用流量パラメータの精度が、標準通信プロトコルが要求する精度と異なる場合には、流量パラメータ変換部24から入力される伝送器用流量パラメータの精度を変換して出力する。すなわち、プロトコル変換部25は、必要に応じて、データ精度を変換することによって、伝送器用流量パラメータの形式を標準通信プロトコルに応じた形式に変換する。
なお、流量パラメータ(伝送器用流量パラメータ)とは、マルチバリアブル伝送器100において流体の質量流量を算出するための演算式に用いられるパラメータである。例えば、流量パラメータとしては、流体が流れる配管径や、配管途中に設置された絞り機構の内径等が挙げられる。
また、流量パラメータ及びモードは、例えば、本実施形態のパラメータが備える表示部において、操作者がGUI(Graphical User Interface)を用いて入力することによって設定される。なお、本実施形態では、流量パラメータ変換部24において、HART形式に対応した専用の処理プログラムを用いて伝送器用流量パラメータを算出している。このため、表示部に表示されるGUIのレイアウトは、HART形式に対応したものとなっている。
図2に戻り、流量パラメータ読み書き部22は、プロトコル変換部25から入力される伝送器用流量パラメータを記憶部4に書き込むものである。
汎用パラメータ設定部3は、汎用パラメータ設定エディタ31と、汎用パラメータ読み書き部32とによって構成されている。
汎用パラメータ設定エディタ31は、マルチバリアブル伝送器100において用いられる汎用パラメータを設定するためのものである。
汎用パラメータ読み書き部32は、汎用パラメータ設定エディタ31から読み出した汎用パラメータを記憶部4に書き込むものである。
なお、汎用パラメータとは、マルチバリアブル伝送器100において流体の質量流量を算出するための演算式に用いられないパラメータである。例えば、汎用パラメータとしては、レンジや表示単位等が挙げられる。
また、汎用パラメータは、上記流量パラメータ及びモードと同様に、例えば、本実施形態のパラメータが備える表示部において、操作者がGUIを用いて入力することによって設定される。
なお、汎用パラメータは、一般的に、上記三種類の通信プロトコルに依存するパラメータである。そして、汎用パラメータ設定部3は、各通信プロトコル専用の汎用パラメータを用意する。
記憶部4は、流量パラメータ設定部2から入力された伝送器用流量パラメータと、汎用パラメータ設定部3から入力された汎用パラメータとを一時的に記憶するものである。
通信処理部5は、マルチバリアブル伝送器100とオフライン接続されており、記憶部4に記憶された伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータを一括してマルチバリアブル伝送器100にダウンロード(入力)するものである。
また、本実施形態のパラメータ設定装置1においては、通信処理部5を介して、マルチバリアブル伝送器100から、伝送器用流量パラメータと汎用パラメータがアップロード(取得)可能とされている。
なお、例えば、通信処理部5は、本実施形態のパラメータ設定装置1が備える表示部において、操作者がGUIを用いてダウンロードあるいはアップロードの指示が入力された場合に、ダウンロード処理あるいはアップロード処理を行う。
そして、本実施形態においては、上述のように、通信処理部5とマルチバリアブル伝送器100間の通信プロトコルとしてFF形式が用いられている。
図1に戻り、マルチバリアブル伝送器100は、流体Xが流れる配管200に設置されるものであり、配管200内に設置されたオリフィス(絞り機構)の上下流の差圧、オリフィスの上流側圧力(静圧)、及び流体の温度を取得するセンサを備えている。
そして、マルチバリアブル伝送器100は、外部から(パラメータ設定装置1)から入力されるパラメータ(伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータ)及び自らが上記センサによって取得した検出値に基づいて、配管200を流れる流体Xの質量流量を算出して出力する。
次に、上述のように構成された本実施形態のパラメータ設定装置1を用いてマルチバリアブル伝送器100にパラメータを設定する作業手順について、図5〜図8のフローチャートを参照して説明する。
図5のフローチャートに示すように、マルチバリアブル伝送器100へのパラメータ設定作業は、記憶部4への伝送器用流量パラメータの書き込み処理(ステップS1)と、記憶部4への汎用パラメータの書き込み処理(ステップS2)と、伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータのダウンロード処理(ステップS3)とによって行われる。
図6のフローチャートを参照して、記憶部4への伝送器用流量パラメータ書き込み処理(ステップS1)について説明する。
まず、操作者がGUI等を介して流量パラメータを入力することによって、流量パラメータ入力部23に流量パラメータが入力される(ステップS11)。
続いて、流量パラメータ変換部24が、HART形式専用の処理プログラムを用いて、流量パラメータ入力部23に入力された流量パラメータから伝送器用流量パラメータを算出する(ステップS12)。この結果、HART形式のコード表に依存したHART形式の伝送器用流量パラメータが算出される。すなわち、流量パラメータ変換部24は、流量パラメータ入力部23に入力された流量パラメータを、マルチバリアブル伝送器100において用いることが可能な伝送器用流量パラメータに変換する。
次に、プロトコル変換部25が、HART形式の伝送器用流量パラメータをFF形式の伝送器用流量パラメータに変換して出力する(ステップS13)。具体的には、プロトコル変換部25は、予め対応付けて記憶したHART形式のコード表とFF形式のコード表と参照して、HART形式の伝送器用流量パラメータをFF形式の伝送器用流量パラメータに変換する。すなわち、プロトコル変換部25は、流量パラメータ変換部24から入力される伝送器用流量パラメータを、標準通信プロトコルに応じた形式に変換して出力する。
例えば、HART形式における単位コードと、FF形式における単位コードとが異なっている場合には、プロトコル変換部25は、対向付けて記憶したHART形式の単位コード(コード表)とFF形式の単位コード(コード表)とを参照し、これらの対応付けから単位コードの変換を行って出力する。
また、流量パラメータ変換部24から入力される伝送器用流量パラメータの精度が、標準通信プロトコルが要求する精度と異なる場合には、ステップS13において、プロトコル変換部25は、流量パラメータ変換部24から入力される伝送器用流量パラメータの精度を標準通信プロトコルが要求する精度に変換して出力する。すなわち、プロトコル変換部25は、必要に応じて、データ精度を変換することによって、伝送器用流量パラメータの形式を標準通信プロトコルに応じた形式に変換する。
そして、流量パラメータ書き込み部22が、プロトコル変換部25において標準通信プロトコルに応じた形式に変換された伝送器用流量パラメータを記憶部4に書き込む(ステップS14)。
以上のステップS11〜S14を行うことによって、記憶部4への伝送器用流量パラメータ書き込み処理が終了する。
次に、図7のフローチャートに示すように、記憶部4への汎用パラメータ書き込み処理(ステップS2)においては、汎用パラメータ書き込み部32が、汎用パラメータ設定エディタ31において設定された汎用パラメータを記憶部4に書き込む(ステップS21)。
そして、ステップS21を行うことによって、記憶部4への汎用パラメータ書き込み処理が終了する。
次に、図8のフローチャートに示すように、伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータのダウンロード処理(ステップS3)においては、通信処理部5が、記憶部4に記憶された伝送器用流量パラメータをマルチバリアブル伝送器100に入力し(ステップS31)、記憶部4に記憶された汎用パラメータをマルチバリアブル伝送器100に入力する(ステップS32)。すなわち、記憶部4に記憶された伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータがマルチバリアブル伝送器100にミラーリングされる。
そして、ステップS31及びステップS32を行うことによって、伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータのダウンロード処理が終了する。
そして、以上の工程(ステップS1〜ステップS3)によって、マルチバリアブル伝送器100へのパラメータ設定作業が終了する。
なお、マルチバリアブル伝送器100は、ステップS31及びステップS32において入力された伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータに基づいて配管200を流れる流体Xの質量流量を算出して出力する。
このような本実施形態のパラメータ設定装置1によれば、流量パラメータ設定部2のプロトコル変換部25が、流量パラメータ変換部24から入力された伝送器用流量パラメータを標準通信プロトコル(FF形式)に応じた形式に変換して出力する。このため、流量パラメータ変換部24における処理プログラムが、HART形式専用の処理プログラムであっても、このHART形式専用の処理プログラムによって変換された伝送器用流量パラメータが、標準通信プロトコル(FF形式)に変換される。すなわち、流量パラメータ変換部24における処理プログラムが、いずれのプロトコル通信に対応したものであっても、プロトコル変換部25によって、上記処理プログラムによって変換された伝送器用流量パラメータが標準プロトコルに応じた形式に変換される。よって、流量パラメータ変換部24における処理プログラムがいずれのプロトコル通信に対応したものであっても良い。
よって、流量パラメータ変換部24における演算処理ことに、各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムを用意する必要がなくなり、処理プログラムの開発における時間と労力を低減させることができる。
また、上述のように各通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムを用意する必要がなくなるということは、いずれか一種の通信プロトコルに応じた専用のプログラムのみを開発すれば良くなる。よって、複数の通信プロトコルごとに処理プログラムを開発することによって生じる二重管理等の開発上の無駄が生じることを防止することができる。
また、いずれか一種類の通信プロトコルに応じた専用の処理プログラムのみが流量パラメータ変換部24において用いられることとなるため、流量パラメータの入力形態(入力画面のレイアウト等)が異なることがなく、作業者の使い勝手が良い。
このように、本実施形態のパラメータ設定装置1によれば、標準通信プロトコルの違いに起因する各種手間を低減することが可能となる。
また、近年、システムに設置される複数の計測器(流量計測装置等)と上位の制御システム(PC等)との間で、メーカを問わず管理及び設定が可能なFDT(Field Device Tool)/DTM(Device Type Manager)技術が提案されている。このようなFDT/DTM技術では、今までメーカごとに異なっていた通信処理部と計測器間の通信規格を規格化することによって、汎用性を持たせている。
本実施形態のパラメータ設定装置1によれば、上述のように、通信処理部とマルチバリアブル伝送器100との間の通信規格(標準通信プロトコル)がどのような形式であっても、対応することができるため、FDT/DTM技術に容易に用いることができる。
また、本実施形態のパラメータ設定装置1によれば、通信処理部5を介して、マルチバリアブル伝送器100から、流量パラメータと汎用パラメータがアップロード(取得)可能とされている。このため、例えば、マルチバリアブル伝送器100から、設定された伝送器用流量パラメータ及び汎用パラメータをアップロードして、確実に設定されているか否かの確認作業や他の伝送器へのパラメータのコピー等を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係るパラメータ設定装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、流量パラメータ変換部24において用いた処理プログラムがHART形式専用の処理プログラムで、標準通信プロトコルがFF形式であるとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、流量パラメータ変換部24において用いられる処理プログラムが、PROFIBUS形式専用の処理プログラムあるいはFF形式専用の処理プログラムであっても良く、標準通信プロトコルが、HART形式あるいはPROFIBUS形式であっても良い。
また、上記実施形態においては、本発明を、質量流量を算出するマルチバリアブル伝送器100に対して流量パラメータを設定するものとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、体積流量を算出する流量算出装置に対してパラメータを設定可能なパラメータ設定装置に適用することもできる。
また、上記実施形態においては、配管200内に設置される絞り機構としてオリフィスを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、絞り機構としてノズルやベンチュリ管を用いることも可能である。
本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置と、マルチバリアブル伝送器とを示した図である。 本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 圧力関係の流量パラメータから伝送器用流量パラメータを算出する場合に用いる単位コードを説明するための説明図である。 HART形式の単位コード(コード表)と、FF形式の単位コード(コード表)との対応付けを説明するための説明図である。 本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置によるパラメータ設定作業について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置によるパラメータ設定作業について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置によるパラメータ設定作業について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態であるパラメータ設定装置によるパラメータ設定作業について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1……パラメータ設定装置、2……流量パラメータ設定部(パラメータ設定部)、21……流量パラメータ設定エディタ、22……流量パラメータ書き込み部、23……流量パラメータ入力部(パラメータ入力部)、24……流量パラメータ変換部(パラメータ変換部)、25……プロトコル変換部、3……汎用パラメータ設定部、31……汎用パラメータ設定エディタ、32……汎用パラメータ書き込み部、4……記憶部、5……通信処理部、100……マルチバリアブル伝送器(流量算出装置)、200……配管、X……流体


Claims (5)

  1. 外部から入力されるパラメータ及び自らが取得した検出値に基づいて流体の流量を算出して出力する流量算出装置に対して、通信処理部を介して前記パラメータを入力するパラメータ設定装置であって、
    前記パラメータを入力するパラメータ入力部、該パラメータ入力部に入力されたパラメータを、前記流量算出装置において用いることが可能なパラメータに変換して出力するパラメータ変換部、及び、該パラメータ変換部から入力される前記パラメータを、前記通信処理部と前記流量算出装置間の通信プロトコルに応じた形式に変換して出力するプロトコル変換部、を有するパラメータ設定部と、
    前記パラメータ設定部から入力される前記パラメータを記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された前記パラメータを前記流量算出装置に入力する通信処理部と、
    を有することを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. 前記プロトコル変換部は、単位コードを変換することによって、前記パラメータを前記通信プロトコルに応じた形式に変換することを特徴とする請求項1記載のパラメータ設定装置。
  3. 前記プロトコル変換部は、データ精度を変換することによって、前記パラメータを前記通信プロトコルに応じた形式に変換することを特徴とする請求項1記載のパラメータ設定装置。
  4. 前記パラメータは、前記流量を算出するための演算式に用いられるパラメータである流量パラメータであることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のパラメータ設定装置。
  5. 前記流量は、質量流量であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のパラメータ設定装置。


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