JP2008041841A - 半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法 - Google Patents

半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体発光素子の発光面を含む周囲に所望とする形状に形成された透光性樹脂が設けられている半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の半導体発光装置は、基体10と、前記基体10に設けられた半導体発光素子20と、前記半導体発光素子20を覆う透光性樹脂と、を含み、前記透光性樹脂は、前記半導体発光素子20が設けられた位置に開口部44を有する成形用型42を用いて、前記開口部44に透光性樹脂材料46を充填し、気体による圧力50をかけて気泡を除去した後に硬化して形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体発光素子の発光面を含む周囲に透光性樹脂が形成された半導体発光装置およびその製造方法に関し、特に、成形用型に透光性樹脂材料を充填した後に、硬化して透光性樹脂が形成される半導体発光装置およびその製造方法に関する。
従来、半導体発光装置は、半導体発光素子と、半導体発光素子を覆い蛍光体を含有した透光性樹脂(以下、「透光性樹脂」と称する。)とを含んで構成される。半導体発光素子から出射される紫外光や可視光により、蛍光体を励起(低いエネルギー状態から高いエネルギー状態へ電子の軌道が変わること)させて発光させている。
この透光性樹脂は、一般的にスピンコート法やスクリーン印刷法などにより形成される。スピンコート法では、形成できる樹脂層の厚さが100〜900μm程度であり、基板の上面だけしか成形ができないことがある。一方、スクリーン印刷法では、基板の上面および側面にも透光性樹脂材料を成形でき、層厚を0.3〜0.5mmで一様に成形することができる。なお、スクリーン印刷法に用いられる装置の一例を、特許文献1に示す。また、このスクリーン印刷法は、特許文献2に開示されているように、電子部品に実装用の導電材パターンを形成する際に用いられることがある。
特許文献3には、スクリーン印刷法による透光性樹脂の形成方法の一例が開示されている。図8は、特許文献3に開示された半導体発光装置を模式的に示す断面図である。
図8に示す半導体発光装置は、半導体発光素子110に透光性樹脂の一例である蛍光体層109が発光面102を含む表面を被覆して構成されている。半導体発光素子110は、サファイア基体100にn型半導体層101が積層され、n型半導体層101に、n側電極106を形成する領域を除いて発光体層102が積層され、発光体層102にp型半導体層103が積層され、p型半導体層103にp側反射電極104が積層され、p側反射電極104にp側電極105が形成されている。この半導体発光素子110は、配線パターン107を成形した基体108にn側電極106とp側電極105を接続させてフリップチップ実装されている。
蛍光体層109は、スクリーン印刷法により形成される。具体的には、成形用型と呼ばれる型に設けられた複数の開口部の中心に、半導体発光素子110が収まるように配置し、この開口部へ二酸化珪素分子を含有した蛍光体含有材料を充填し、成形用型を除去し、蛍光体含有材料を硬化させて、蛍光体層109を成形する。特許文献3に開示の形成方法では、充填された蛍光含有材料に二酸化珪素分子が含有されることで、成形用型を除去する際に、表面積比を確保することができ、蛍光体含有材料に対して揺るぎ変性を分け与えることができる。そのため、開口部へ充填された蛍光体含有材料は、成形用型を除去した後、崩壊や沈降などを防止し、その形状を保持することができる。
また、特許文献4には、基板上に塔載されたLEDチップを孔版印刷(スクリーン印刷に相当)で透光性樹脂を封止する製造方法が開示されている。具体的には、LEDチップ塔載面の周囲にマスクを設置し、マスクの開口に樹脂を充填する。その後、不要樹脂の除去工程中に減圧、加圧を繰り返すことで、樹脂中の気泡の除去を行い、気泡による光の反射屈折で発光むら、輝度むらが発生を防止するものである。
特開2000−233489号公報(平成12年8月29日公開) 特開2004−82514号公報(平成16年3月18日公開) 特開2005−123238号公報(平成17年5月12日公開) 特開2003−179269号公報(平成15年6月27日公開)
しかしながら、上記特許文献3に記載の半導体発光装置の製造方法によれば、蛍光体含有材料と半導体発光素子110の間に生じうる気泡については何ら考慮されていない。そのため、この場合には成形用型の開口部に注入した蛍光体含有材料が型くずれを起こしたり、または気泡を含んでしまうなどの問題が想定される。
さらに、図8に示すように、半導体発光素子110がフリップチップ実装されていることにより、特にn側電極106近傍に空間があるため、この周囲に注入された蛍光体含有材料は気泡を含み均一に注入されないという問題が生じる。従って、所望とする厚みや形状を有する蛍光体層109を備えた半導体発光装置を得ることが困難である。このように蛍光体層109中に空隙が生じると、均一な発光を実現できないことがある。
また、特許文献4に開示の製造方法では、不要な樹脂除去工程中に気泡を除去する処理が行われるため、開口部内での樹脂の充填状態が変化し、気泡の含有状態も変化することとなり、樹脂形状を安定して形成することができないことがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体発光素子の発光面を含む周囲に所望とする形状に成形された透光性樹脂が設けられている半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る半導体発光装置は、基体と、前記基体に設けられた半導体発光素子と、前記半導体発光素子を覆う透光性樹脂と、を含み、前記透光性樹脂は、前記半導体発光素子が設けられた位置に開口部を有する成形用型を配置して、該開口部に透光性樹脂材料を充填し、気体による圧力をかけて気泡を除去した後に硬化して形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、半導体発光素子は、気泡が少ない透光性樹脂によって、半導体発光素子との密着度が高い状態で覆われている。透光性樹脂に気泡が含まれている場合、その空間の分だけ透光性樹脂の厚みが異なってしまうため、発光むらを生じさせる一因となる。しかし、本発明によれば、半導体発光素子は、気泡が少なくまた密着度が高い状態で透光性樹脂に覆われ、さらに、圧力をかけて形成されているため、基体との密着度をも向上した所望の形状の透光性樹脂に覆われることができる。そのため所望の光放射特性を実現できる半導体発光装置を提供できる。また、半導体発光素子間での透光性樹脂の形状のばらつきを低減でき、歩留まりの低下を抑制することができる。
本発明に係る半導体発光装置では、前記透光性樹脂は、蛍光体を含有することが特に好ましい。この構成によれば、用途に応じて各種の色の発光を可能とする半導体発光装置を提供することができる。特に、蛍光体の種類を適宜選択することで、半導体発光素子の発光波長がバラついても色度が安定した白色光の発光を実現した半導体発光装置を提供することができる。白色光の発光が可能な半導体発光装置は、適用用途が広いため発光むらが低減を実現できることは有用である。
本発明に係る半導体発光装置では、前記透光性樹脂は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン変形エポキシ系樹脂等の少なくとも1種以上であることが好ましい。
本発明に係る半導体発光装置では、前記基体上に少なくとも2個以上の前記半導体発光素子が載置されていることが好ましい。この構成によれば、複数の半導体発光素子が設けられていることにより、発光領域の面積を大きくすることができる。
本発明に係る半導体発光装置では、前記半導体発光素子は、近紫外線から赤外線領域で発光する半導体発光素子であることが好ましい。具体的なピーク波長の値としては200〜980nmである。特に白色光を発生させる場合には、下記に記載する蛍光体との組み合わせを考慮が必要であるが、380〜470nmまでの領域にピーク波長を有する素子を用いることが好ましい。
本発明に係る半導体発光装置では、前記蛍光体は、ガドリニウムおよびセリウムが添加された、YAG系(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)、BOS系(Barium Ortho-Silicate)、TAG系(テルビウム・アルミニウム・ガーネット)の少なくとも1種を含むことが好ましい。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法は、基体に半導体発光素子を配置する工程と、前記基体に、前記半導体発光素子の上に開口部を有する成形用型を設ける工程と、前記開口部に透光性樹脂材料を充填する工程と、前記透光性樹脂材料のうち、前記透光性樹脂材料に気圧をかける工程と、前記透光性樹脂材料を硬化し透光性樹脂を形成する工程と、前記成形用型を除去する工程と、を含むことを特徴とする。
上記の半導体発光装置の製造方法によれば、成形用型の開口部に透光性樹脂材料を充填した後に、加圧を行いその後硬化処理が施されている。そのため、半導体発光素子への密着度を高めると共に透光性樹脂材料中に含まれる気泡を減少させることができる。さらに、加圧を行うことで基体と透光性樹脂との密着度をも向上させることができる。以上のように、本発明の半導体発光装置の製造方法によれば、所望の形状を有し、また空隙の発生が抑制された透光性樹脂を形成することができる。
なお、本発明では、前記開口部に透光性樹脂材料を充填する工程は、開口部の上方に設けられた不要な透光性樹脂材料を除去する工程を含んでいてもよい。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、前記開口部に透光性樹脂材料を充填する工程は、不要な該透光性樹脂材料を除去する工程を含むことが好ましい。この構成によれば、不要な透光性樹脂材料を確実に除去することができるため、透光性樹脂材料に良好に気圧をかけることができ、気泡の除去をより確実に行うことができる。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、前記開口部の深さは、0.2mm〜0.6mmであることが好ましい。この構成によれば、透光性樹脂材料の注入を深さ方向に対しても均一に行うことができる。なお、ここで、「開口部の深さ」とは、開口部の上端と基体の上面との距離を意味する。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、前記開口部の径は1mm〜10mmであることが好ましい。この構成によれば、開口部内に透光性樹脂材料を良好に充填することができる。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、蛍光体を含有する前記透光性樹脂材料を充填することが好ましい。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、前記空気による加圧は、大気圧と比して1.0kPa〜4.0kPa大きい圧力であることが好ましい。この構成によれば、気泡の除去を効率よく行うことができ、かつ、透光性樹脂の表面を変形させることがない。そのため、所望の形状を有する透光性樹脂を形成することができる。
本発明に係る半導体発光装置の製造方法では、前記気圧をかける工程は、完全密閉型カバー内で空気による圧力をかけることが好ましい。この構成によれば、透光性樹脂材料に対して均一に圧力をかけることができる。そのため、気泡の除去を効率よく行うことができる。なお、ここで、「完全密閉」とは、完全であることをいうのでなく、完全な状態を目指した条件下であるとの意味である。
本発明によれば、透光性樹脂材料を成形用型の開口部に注入した後、圧力を加えることにより半導体発光素子の近傍に生じる気泡をなくすことができるために所望とする形状の透光性樹脂を形成できる。これにより、歩留まりの低下を抑止すると共に均一な発光が可能な半導体発光装置を提供できる。
1.第1の実施形態
以下に、本発明の第1の実施形態について図1ないし図5に基づいて説明する。
1.1.半導体発光装置
図1は、本実施形態に係る半導体発光装置を模式的に示す断面図である。図1に示すように、基体10の上に、複数の半導体発光素子20が列状に配置されている。半導体発光素子20の周囲は、透光性樹脂40に覆われている。基体10には、実装基板であり各種導電性のパターン(図2参照)が形成されている。半導体発光素子20は、導電性パターンと電気的に接続されている。また、透光性樹脂40は、連続した層ではなく、複数の半導体発光素子20を個別に覆う形状を有している。本実施形態では、透光性樹脂40は円柱形状である。なお、本実施形態では、個別に覆われている場合を図示したが、複数の半導体発光素子20を連続した一の透光性樹脂で覆う構造をとってもよい。
次に、図2を参照しつつ半導体発光素子20の構造についてさらに詳細に説明する。図2は、図1のA部を拡大して示す図である。図2に示すように、本実施形態の発光装置に含まれる半導体発光素子20は、素子基板22と、n型半導体層24と、発光体層26と、p型半導体層28とを積層して構成される。n型半導体層24の上には、発光体層26と分離された位置に電極30aが形成される。つまり、n型半導体層24の上には、電極30aを成形する領域を除いた部分に発光体層26が形成されている。p型半導体層28の上には、他方の電極30bが設けられている。電極30aおよび電極30bは、金属線32を介して基体10に形成されている導電性パターン34と電気的に接続されている。
素子基板22は、矩形状に成形され、絶縁性を有するサファイア基板の他、Si基板、SiC基板、GaAs基板、GaP基板、GaN基板およびZnO基板などを用いることができる。
n型半導体層24は、素子基板22にGaN層,AlGaN層などを積層して形成される。図示しないが、n型半導体層24と素子基板22との間に、GaNやInGaNで成形したバッファ層を設けることができる。
電極30aは、公知の電極材料を用いることができ、例えば、n型半導体層24と接続するTiと、ボンディングするために好適なAuとを積層させて構成される。
発光体層26としては例えばInGaNを含む層を、p型半導体層28としては例えばGaN層を用いることができる。発光体層26およびp型半導体層28を形成するときには、n型半導体層24の全面にInGaNを含む発光体層26と、発光体層26の全面にGaNを積層したp型半導体層28とを形成した後に、ドライエッチングによりn型半導体層24の一部を露出させることで形成される。この露出した部分に電極30aが形成される。
電極30bは、p型半導体層28とオーミックコンタクトを取れる材料を用いることが好ましい。p型半導体層28がGaN層である場合、電極30bは、NiとAuから形成されることができる。
透光性樹脂40は、図2に示すように、基体10に実装された半導体発光素子の周囲を覆っている。透光性樹脂40としては、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン変形エポキシ系樹脂等の少なくとも1種以上を挙げることができる。中でも、耐候性、耐熱性、電気絶縁性、化学安定性に優れ、また、可視〜紫外光領域まで非常に高い光透過率を有するため、シリコーン系樹脂を用いることが好ましい。
また、透光性樹脂40は、蛍光体を含有していることが好ましい。蛍光体を含有していることで、所望の発色を可能とする半導体発光装置を実現できる。蛍光体としては、粒子状の蛍光体を用いることができ、例えば、下記の化合物を挙げることができる。青色系の半導体発光素子とYAG蛍光体との組合せなど、発光デバイスで汎用的に用いられているものをそのまま使用することができる。例えば、無機系蛍光体として、以下のものを用いることができる。
赤色系の発光色を有する6MgO・As:Mn4+、Y(PV)O:Eu、CaLa0.1Eu0.9Ga、BaY0.9Sm0.1Ga、Ca(Y0.5Eu0.5)(Ga0.5In0.5、Y:Eu、YVO:Eu、Y:Eu、3.5MgO・0.5MgFGeO:Mn4+、及び(Y・Cd)BO:Eu等
青色系の発光色を有する(Ba,Ca,Mg)(POCl:Eu2+、(Ba,Mg)Al27:Eu2+、BaMgSi:Eu2+、BaMgAl27:Eu2+、(Sr,Ca)10(POCl:Eu2+、(Sr,Ca)10(POCl・nB:Eu2+、Sr10(POCl:Eu2+、(Sr,Ba,Ca)(POCl:Eu2+、Sr:Eu、Sr(POCl:Eu、(Sr,Ca,Ba)(POCl:Eu、SrO・P・B:Eu、(BaCa)(POCl:Eu、SrLa0.95Tm0.05Ga、ZnS:Ag、GaWO、YSiO:Ce、ZnS:Ag,Ga,Cl、CaOCl:Eu2+、BaMgAl:Eu2+、及び一般式(M1,Eu)10(POCl(M1は、Mg,Ca,Sr,及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素)で表される蛍光体等
緑色系の発光色を有するYAl12:Ce3+(YAG)、YSiO:Ce3+,Tb3+、SrSi・2SrCl:Eu、BaMgAl27:Eu2+,Mn2+、ZnSiO:Mn、ZnSiO:Mn、LaPO:Tb、SrAl:Eu、SrLa0.2Tb0.8Ga、CaY0.9Pr0.1Ga、ZnGd0.8Ho0.2Ga、SrLa0.6Tb0.4Al、ZnS:Cu,Al、(Zn,Cd)S:Cu,Al、ZnS:Cu,Au,Al、ZnSiO:Mn、ZnSiO:Mn、ZnS:Ag,Cu、(Zn・Cd)S:Cu、ZnS:Cu、GdOS:Tb、LaOS:Tb、YSiO:Ce・Tb、ZnGeO:Mn、GeMgAlO:Tb、SrGaS:Eu2+、ZnS:Cu・Co、MgO・nB:Ge,Tb、LaOBr:Tb,Tm、及びLaS:Tb等
また、白色系の発光色を有するYVO:Dy、黄色系の発光色を有するCaLu0.5Dy0.5Gaを用いることもできる。半導体発光素子からの光の波長が420nm以下の近紫外線であった場合、例えば、ZnS:Cu,Al、(Zn,Cd)S:Cu,Al、ZnS:Cu,Au,Al、YSiO:Tb、(Zn,Cd)S:Cu、GdS:Tb、YS:Tb、YAl12:Ce、(Zn,Cd)S:Ag、ZnS:Ag,Cu,Ga,Cl、YAl12:Tb、Y(Al,Ga)12:Tb、ZnSiO:Mn、LaPO:Ce,Tb、YS:Eu、YVO:Eu、ZnS:Mn、Y:Eu、ZnS:Ag、ZnS:Ag,Al、(Sr,Ca,Ba,Mg)10(POCl:Eu、Sr10(POCl:Eu、(Ba,Sr,Eu)(Mg,Mn)Al1017、(Ba,Eu)MgAl1017、ZnO:Zn、YSiO:Ceのいずれか又はこれらの中から選ばれる二以上の蛍光体を組み合わせて用いることができる。また、種類の異なる蛍光体を二種以上組み合わせて用いることもできる。この場合、一方の蛍光体は半導体発光素子20からの光を吸収して他の波長光を放出するばかりでなく、他の蛍光体から放出された蛍光を吸収して他の波長光を放出するタイプでもよい。さらに、蛍光体に光拡散材を併用することもできる。この場合、発光むらの減少を図ることができる。
上述したように、蛍光体は、特に限定されずYAG系蛍光体(Yttrium Aluminum Garnet)、BOS系蛍光体(Barium Ortho-silicate)およびTAG系蛍光体(テルビウム・アルミニウム・ガーネット)を用いることができる。特に好ましい蛍光体は、前記BOS系(Barium Ortho-Silicate)を用いると半導体発光素子20の発光波長がバラついても白色光の色度が変わらないため、白色LEDの歩留まりが高まる。また、これらの蛍光体に対する半導体発光素子20として、紫外線、赤色系光、青色系光、黄色系光及び緑色系光を放出するものの1種又は2種以上を用いることができる。
本実施形態において、透光性樹脂40は、スクリーン印刷法により形成された樹脂である。製造方法の詳細は後述するが、成型用型がなす開口部に透光性樹脂材料を埋め込んだ後、加圧した後に硬化された樹脂である。そのため、気泡の発生が抑制された層であり、半導体発光素子20に対する密着度および基体10と透光性樹脂40との密着度も高い。
なお、この半導体発光素子20の上面を覆う透光性樹脂40の厚みと、側面を覆う透光性樹脂40の厚みは、透光性樹脂材料の沈降などによる輝度むらによって適宜決めることができる。
第1の実施形態に係る半導体発光装置によれば、半導体発光素子20は、気泡が少ない透光性樹脂40により半導体発光素子20との密着度が高い状態で覆われている。透光性樹脂40に気泡が含まれている場合、その空間の分だけ透光性樹脂40の厚みが異なるため、発光むらを生じさせる一因となる。しかし、第1の実施形態によれば、半導体発光素子20は、気泡が少なくまた密着度が高い状態で透光性樹脂40に覆われるため所望の光放射特性を実現できる半導体発光装置を提供できる。また、複数の半導体発光素子20間での透光性樹脂40の形状のばらつきを低減でき、歩留まりの低下を抑制することができる。
1.2.半導体発光装置の製造方法
次に、本実施形態にかかる発光装置の製造方法について図3(A)〜図3(E)を参照しつつ説明する。図3(A)〜図3(E)は、本実施形態にかかる製造方法を模式的に示す断面図である。
まず、図3(A)に示すように、複数の半導体発光素子20を基体10に実装する。基体10の上に、スクリーン印刷用の成型用型42を設ける。成型用型42は、各半導体発光素子20の位置と合致する開口部44を有する。第1の実施形態では、開口部44は円柱状である。この場合、開口部44の直径は、1mm〜10mmであることが好ましい。開口部44の直径が1mmより小さい場合、開口部44中心の透光性樹脂材料(詳細は後述する)が不均一に注入され、開口部44の直径が10mmより大きい場合、開口部44中心の透光性樹脂材料の窪みが発生し均一に成形できなくなる。また、特に好ましい範囲は1mm〜3mmである。
成形用型42は、ニッケルやステンレスなどの金属で形成されている。そのため、透光性樹脂材料を開口部44へ充填した場合でも、腐食等が起きることがない。成形用型42の幅は、1mm〜5mmであることができる。また、厚みは、0.4〜0.6mmであることが好ましい。
前記開口部44の深さは、0.2mm〜0.6mmの範囲が好ましく、この範囲の場合、後述の透光性樹脂材料の注入を問題なく行うことができる。特に好ましい範囲は0.3mm〜0.5mmであることを特徴とする。また、開口部44の深さは、半導体発光素子20(例えば、LEDチップ)の厚みと、半導体発光素子20と基体10上の導電性パターンとを金属線で接続する場合に、金属線の高さを考慮し、金属線が透光性樹脂表面から露出しないように前記深さの下限が決められ、さらに、半導体発光装置の寸法の薄型化の要求から前記深さの上限が定められることもある。
次に、図3(B)に示すように、透光性樹脂材料46を成形用型42の開口部44に充填する。透光性樹脂材料46は、半導体発光素子20の性質に応じて適宜選択された蛍光体を含有していてもよく、硬化処理が施される前の樹脂前駆体である。この工程で、図3(B)に示すように、気泡47が形成されてしまう。
次に、図3(C)に示すように、スキージ48を用いて過剰な厚さ分の透光性樹脂材料46を除去する。本実施形態では、図3(D)に示すように、成形用型42の上面が露出する程度まで、透光性樹脂材料46を除去する。このように、圧力をかける前に、不要な透光性樹脂材料の除去を行うと次のような利点がある。透光性樹脂材料の除去の前に気圧をかける工程を行う場合、不要な透光性樹脂材料の除去は、スキージでの除去に代表されるように物理的な力を加えて行われるため、透光性樹脂材料と基板との密着性が変化してしまい、そのため、気泡の除去が良好に行われた場合であっても、透光性樹脂材料の形状が崩れてしまうことがある。しかし、本実施形態では、圧力をかける前に、不要な透光性樹脂材料の除去を行うことでそのような問題を回避することができるのである。
次に、図3(E)に示すように、透光性樹脂材料46の上から圧力50をかける。圧力50をかける手段としては気体による圧力が好ましい。このとき、気体としては、透光性樹脂材料を変性させることがない気体であれば特に制限はなく、空気または窒素、アルゴンなどの不活性ガスを用いることができる。これにより、気泡47を除去することができる。この場合、圧力50は、大気圧と比して1.0kPa〜4.0kPa大きいことが好ましい。圧力50が1.0kPa以下の場合は、透光性樹脂材料46に含まれる気泡47を除去することができず、4.0kPa以上の場合は、透光性樹脂材料46の表面の形状が不均一になってしまう。特に好ましい範囲は2.0kPaから3.0kPaである。前記圧力50は、完全密閉型カバー内で空圧をかけることにより均一に透光性樹脂材料46に圧力がかかり完全に気泡47がなくなり、また透光性樹脂材料46と半導体発光素子20との密着性強度および基体10と透光性樹脂40との密着度も向上する。
次に、硬化処理を施すことで、透光性樹脂材料46を透光性樹脂40とする。硬化処理は、透光性樹脂材料46に応じて、熱処理や光処理などの各種硬化処理を行うことができる。その後、成形用型42を基体10から取り除く。以上の工程により、本実施形態に係る半導体発光装置を製造することができる。
第1の実施形態に係る半導体発光装置の製造方法によれば、成形用型42の開口部44に透光性樹脂材料46を充填した後に、加圧を行いその後硬化処理が施されている。そのため、半導体発光素子20への密着度を高めると共に透光性樹脂材料46中に含まれる気泡47を除去することができる。これにより、所望の形状を有し、また空隙の発生が抑制された透光性樹脂40を形成することができる。さらに、透光性樹脂40が蛍光体を含有している場合には、空隙が存在することによる透光性樹脂40の厚みの差は、色むらを生じさせる一因となる。しかしながら、本実施形態の製造方法では、加圧する工程を有することで、発光素子20を覆う透光性樹脂40の厚みを制御することができる。そのため、色むらが抑制された半導体発光装置を提供できる。さらに、透光性樹脂材料46に対して加圧する工程が含まれることで、基体10と透光性樹脂40との密着度をも高めることができ、所望の形状の透光性樹脂40を形成することができる。
また、第1の実施形態では、図2に示す構造の半導体発光素子20について説明したが、この構造に限定されることはない。たとえば、図4および図5に示すような他の構造の半導体発光素子に応用することができる。図4および図5は、他の構造の半導体発光素子20を説明する断面図である。
図4には、基体10の上にp型半導体層28、発光体層26、n型半導体層24および素子基板22が順次形成され、発光体層10を含むように透光性樹脂40で周囲を覆われている半導体発光装置を示す。
図5には、基体10の上に素子基板22、p型半導体層28、発光体層26およびn型半導体層24が順次形成され、発光体層26を含むように透光性樹脂40で周囲を覆われている半導体発光装置を示す。なお、図5における半導体発光素子では、素子基板22としてはCu、Cu−W(タングステン)、Cu−Ag、Cu−Mo(モリブデン)を用いてもよい。
2.第2の実施形態
次に、本発明の第2の実施形態について、図6または図7を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態との相違点について説明する。そのため、説明の便宜上、第1の実施形態で説明した部材と同様の機能を有する部材には、同一の番号を付し、その説明は省略する。
2.1.発光装置
図6は、第2の実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。図6に示すように、半導体発光装置は、基体10に複数の半導体発光素子20が設けられている。複数の半導体発光素子20の相互間には、反射部60が形成されている。反射部60は、半導体発光素子20からの発光を散乱させて発光面での発光むらの均一化に寄与すると共に、反射部60の相互間からの光取り出しを向上させる役割を有する。反射部60は、公知の樹脂からなる部材であり、その表面にはAgまたはAg合金、あるいはAlが形成(コーティング)されている。
反射部60は、上面が底面よりも大きい形状を有している。すなわち、基板の上方向に向かって大きくなる形状を有する。図6には、その一例として、第1部分60aと、第1部分60aの上であって第1部分60aと比して大きい第2部分60bとからなる反射部60を示す。つまり、第2部分60bの下には、空間62が生じることとなる。
さらに、半導体発光素子20を覆うように透光性樹脂40が設けられている。このとき、透光性樹脂40は、半導体発光素子20に対して高く密着し、第2部分60bの下方に生じている空間62をも充填している。また、透光性樹脂40の上面が反射部60の上面と比して低い位置にある。
本実施形態にかかる半導体発光装置によれば、反射部60の形状を問わず、半導体発光素子20および反射部60に対して、高い密着状態で空隙が少ない透光性樹脂40が設けられている。そのため、発光むらが抑制され光放射特性の良好な半導体発光装置を提供することができる。
2.2.発光装置の製造方法
次に、本実施形態にかかる発光装置の製造方法について図7(A)〜図7(E)を参照しつつ説明する。図7(A)〜図7(E)は、本実施形態にかかる製造方法を模式的に示す断面図である。
まず、図7(A)に示すように、複数の半導体発光素子20を基体10に実装する。基体10の上に、スクリーン印刷用の成型用型42を設ける。第2の実施形態では、成形用型42は、反射部60と同一のパターンを有している例を示す。なお、本実施形態では、反射部60と、成形用型42とを別々に設けたが、これに限定されることはなく、同一のパターンである場合には、反射部60自体を成形用型42として代用することもできる。
次に、図7(B)に示すように、透光性樹脂材料46を成形用型42の開口部44に充填する。その後、図7(C)に示すように、スキージ48を用いて過剰な厚さ分の透光性樹脂材料46を除去する。本実施形態では、図7(D)に示すように、成形用型42の上面が露出する程度まで、透光性樹脂材料46を除去した場合を示す。
次に、図7(E)に示すように、透光性樹脂材料46の上から空気による圧力50をかける。このとき、透光性樹脂材料46中に含まれていた気泡47が除去される共に、第2部分60bの下方である空間62にまで透光性樹脂材料46を押し込むことができる。その結果、図6に参照されるように、反射部60の上面と比してその上面が低い位置にある透光性樹脂40を形成することができる。なお、透光性樹脂40は、少なくとも半導体発光素子20に接続される金属線34(図2、4、5参照)を覆うことができるだけの高さを有する。本実施形態によれば、圧力をかけた際に透光性樹脂材料46を空間62に入りこませることで、透光性樹脂材料46(透光性樹脂40)の表面の高さを調整することが可能となる。この場合、空間62は、圧力を受けなくては透光性樹脂材料が入り込めないような、細長い形状を有することが好ましい。
ついで、硬化処理を施すことで、透光性樹脂材料46を透光性樹脂40とすることができる。その後、成形用型42を半導体発光素子20を基体10から取り除く。以上の工程により、第2の実施形態に係る半導体発光装置を製造することができる。
第2の実施形態に係る半導体発光装置の製造方法によれば、透光性樹脂40の上面の高さを反射面60の上面に対して低くなるように調整できるため、樹脂表面で回折した光が反射面の上部に当たりやすくなり、軸上の光度を大きくできる。また、第2の実施形態に係る製造方法で半導体発光装置を生産する場合、発光輝度の値を透光性樹脂40の上面の高さの調整(圧力をかける条件)にフィードバックすることで、半導体発光装置の色や発光輝度のばらつきを低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、透光性樹脂材料46を成形する成形用型42の開口部44を平面視して円形としたが、矩形状や多角形状や異形状とすることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、基体上に複数の半導体発光素子が塔載された半導体発光装置の例について説明したが、該半導体発光装置をダイシングなどで半導体発光素子1個、或いは少数単位毎に分割して液晶バックライト用光源用途などの半導体発光装置とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る半導体発光装置およびその製造方法は、半導体発光素子の周囲にスクリーン印刷法で所望の形状を有する透光性樹脂を形成するのに有用である。
本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置を示す断面図であり、図1のA部を拡大して示す図である。 (A)〜(E)は、本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置の他の例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置の他の例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置を示す断面図である。 (A)〜(E)は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置の製造工程を示す断面図である。 従来技術における半導体発光装置を説明する断面図である。
符号の説明
10 基体
20 半導体発光素子
22 素子基板
24 n型半導体層
26 発光体層
28 p型半導体層
30a、b 電極
32 導電性パターン
34 金属線
40 透光性樹脂
42 成形用型
44 開口部
46 透光性樹脂材料
47 気泡
48 スキージ
50 圧力

Claims (13)

  1. 基体と、
    前記基体に設けられた半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子を覆う透光性樹脂と、を含み、
    前記透光性樹脂は、前記半導体発光素子が設けられた位置に開口部を有する成形用型を配置して、該開口部に透光性樹脂材料を充填し、気体による圧力をかけて気泡を除去した後に硬化して形成されていることを特徴とする、半導体発光装置。
  2. 前記透光性樹脂は、蛍光体を含有することを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記透光性樹脂は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン変形エポキシ系樹脂等の少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記基体上に、少なくとも2個以上の前記半導体発光素子が載置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体発光装置。
  5. 前記半導体発光素子は、近紫外線から赤外線領域で発光する半導体発光素子であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の半導体発光装置。
  6. 前記蛍光体は、ガドリニウムおよびセリウムが添加された、YAG系(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)、BOS系(Barium Ortho-Silicate)、TAG系(テルビウム・アルミニウム・ガーネット)の少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の半導体発光装置。
  7. 基体に半導体発光素子を配置する工程と、
    前記基体に、前記半導体発光素子の上に開口部を有する成形用型を設ける工程と、
    前記開口部に透光性樹脂材料を充填する工程と、
    前記透光性樹脂材料に気圧をかける工程と、
    前記透光性樹脂材料を硬化し透光性樹脂を形成した後、成形用型を除去する工程と、を含むことを特徴とする、半導体発光装置の製造方法。
  8. 前記開口部に透光性樹脂材料を充填する工程は、不要な該透光性樹脂材料を除去する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体発光装置の製造方法。
  9. 前記開口部の深さは、0.2mm〜0.6mmであることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体発光装置の製造方法。
  10. 前記開口部の径は1mm〜10mmであることを特徴とする請求項7〜9に記載の半導体発光装置の製造方法。
  11. 蛍光体を含有する前記透光性樹脂材料を充填することを特徴とする、請求項7〜10の何れか1項に記載の半導体発光装置の製造方法。
  12. 前記空気による加圧は、大気圧と比して1.0kPa〜4.0kPa大きい圧力であることを特徴とする、請求項7〜11の何れか1項に記載の半導体発光装置の製造方法。
  13. 前記気圧をかける工程は、完全密閉型カバー内で空圧をかけることを特徴とする請求項7〜12の何れか1項に記載の半導体発光装置の製造方法。
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