JP2008041590A - コネクタ接続システム - Google Patents

コネクタ接続システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008041590A
JP2008041590A JP2006217877A JP2006217877A JP2008041590A JP 2008041590 A JP2008041590 A JP 2008041590A JP 2006217877 A JP2006217877 A JP 2006217877A JP 2006217877 A JP2006217877 A JP 2006217877A JP 2008041590 A JP2008041590 A JP 2008041590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
rotation
rotation operation
abnormality
harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006217877A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sakurai
隆博 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2006217877A priority Critical patent/JP2008041590A/ja
Publication of JP2008041590A publication Critical patent/JP2008041590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ハーネスを交換する不正行為を防止する。
【解決手段】ハーネス側コネクタ36はコネクタ端子37と操作軸38を備えている。メイン制御基板32には、コネクタ端子37と接続されるコネクタ端子39aを有する基板側コネクタ39と、操作軸38が差し込まれる回転操作検出装置40が設けられている。ハーネス35をメイン制御基板32に取付ける際は、コネクタ端子37とコネクタ端子39aを接続し、操作軸38を回転操作検出装置40に差し込む。操作軸38に行った規定の回転操作が回転操作検出装置40により検出されると、ハーネス35を介してメイン制御基板32に送られる入賞検知信号が有効化される。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタにより互いの回路を接続する遊技機のコネクタ接続システムに関する。
パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機は、遊技を行うためにパチンコ球やメダルを遊技媒体として使用し、遊技を行って所定の入賞条件を満たすと遊技媒体の払い出しを受けることができる。遊技媒体には一定の価値が与えられており、遊技によって獲得した遊技媒体は種々の景品と交換することができる。遊技機には、遊技の進行を管理する制御回路基板が設けられている。制御回路基板は、遊技のスタート操作や入賞の発生等を検知する検知信号が入力され、これらの検知信号に応じて電子抽選の当否判定信号や遊技媒体の払い出し信号等を出力する。制御回路基板は、遊技媒体の不正な取得を目的とした第三者による改造を防止するために、封印処理された保護ケースに収納されている。
最近では、制御回路基板を改造する代わりに、制御回路基板と遊技機各部を接続するハーネスを特殊なICチップが埋め込まれた変造ハーネスと交換し、電気信号の書き換え等を行うことで不正に遊技媒体を取得する行為が問題になっている。この不正行為が遊技店の営業中に行われ、周囲に気付かれずにハーネスが交換されてしまうと、不正行為者と一般遊技客とを区別することができなくなり、不正行為の早期の発見が困難になる。
第三者によるハーネスの交換を防止する工夫として、特許文献1に記載された従来技術が知られている。この従来技術では、回路基板を収納するケースにハーネスを通す開口部が設けられ、ケースに収納された回路基板にはハーネスの先端部に設けられたコネクタが接続されている。回路基板に接続されたコネクタは、基板ケースの開口部から押し込まれるストッパ部材により固定される。このストッパ部材には、基板ケースの開口部に進入する時に弾性変形し、基板ケースの開口部を通過すると開口部よりも大きく広がる弾性片が形成されている。ハーネスを引き抜こうとする力が働くと、ハーネスのコネクタがストッパ部材により押さえられ、コネクタに押されたストッパ部材は基板ケースの内壁面に弾性片を押し付ける。ストッパ部材を基板ケースの開口部から引き抜くことはできないため、コネクタを引く抜くことも不可能であり、不正行為の発生を防止できる。
特開2005−323728号公報
しかしながら、上記従来技術では、第三者によるハーネスの交換を防止するためにハーネスの着脱が全く行えなくなるため、遊技店の従業員が遊技機の清掃やメンテナンスを行う時にハーネスが邪魔になる場合でもこれを退けることができないという不便な欠点がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、ハーネスの着脱が可能であり、第三者による変造ハーネスへの交換を防止するコネクタ接続システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、コネクタにより互いの回路を接続するコネクタ接続システムにおいて、回転操作がなされる操作軸を設けた第1コネクタと、前記第1コネクタが接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続された時に前記操作軸が差し込まれ、前記操作軸の回転操作を検出する回転操作検出手段と、前記回転操作検出手段により検出される回転操作が規定の回転操作であるか否かを判定する判定手段と、前記回転操作検出手段により検出された回転操作が、規定の回転操作でないと判定された時に異常を検知する異常検知手段を備えたことを特徴とする。
前記回転操作検出手段は、前記操作軸の回転方向及び回転位置を検出し、前記判定手段は、回転方向ごとの回転位置が順番に決められた複数通りの回転操作を規定の回転操作として判定することを特徴とする。
前記判定手段は、規定の回転操作がなされた後に前記操作軸の回転位置が変更されたことを契機として規定の回転操作が終了したことを判断することを特徴とする。
前記異常検知手段は規定の回転操作がなされた後に変更された前記操作軸の回転位置の変化を監視し、前記操作軸の回転位置が変化した時に異常を検知することを特徴とする。
前記操作軸はネジ部を有し、前記回転操作検出手段は前記ネジ部が螺合するネジ穴を有しており、前記ネジ部が前記ネジ穴に完全に螺合した時に前記操作軸の回転が伝達されることを特徴とする。
前記異常検知手段により異常が検知された時に、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの通信を無効にすることを特徴とする。
前記異常検知手段により異常が検知された時に、異常の発生を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
前記第1コネクタをハーネスの先端部に設け、前記第2コネクタ及び前記回転操作検出手段を回路基板に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、操作軸を有する第1コネクタを第2コネクタに接続した時に、操作軸を用いて規定の回転操作を行うことで必要な情報を入力しなければならず、規定の回転操作の内容を知らない第三者がハーネスの抜き差しや交換を行うと異常が検知されるから、不正行為を直ちに発見でき、不正に遊技媒体を取得する行為を防止できる。また、遊技機の清掃やメンテナンス時にハーネスを取り外すことができ、ハーネスを取外した場合でも回転操作の内容を知りうる立場にある遊技店の従業員であればこれを元に戻すことが容易に行える。
また、回転方向ごとの回転位置が予め順番に決められた複数通りの回転操作を行わないと異常が検知されるようにしているから、推測で行われた回転操作が偶発的に正しい回転操作になることがなく、不正行為の見落としが発生することを防止できる。
また、決められた順番の回転操作がなされた後に回転位置が変更されないと異常が検知されるようにしているから、特定の回転位置で操作軸の操作が止められたまま放置されることを防止でき、第三者に規定の回転操作の一部が知られることを防止できる。
また、操作軸の最後の回転位置を記憶し、操作軸の回転位置が変化した時に異常を検知するから、無断でハーネスに触れようとする者を直ちに発見できる。
また、操作軸に設けられたネジ部が回転操作検出手段のネジ穴に螺合させるから、第1コネクタと第2コネクタを取外すには操作軸の回転位置を変化させなければならず、ハーネスが取り外される前に異常を検知できる。
異常が検知された時に、第1コネクタと第2コネクタとの通信を無効にするから、物理的に互いのコネクタを接続しても電気的な接続が有効にならず、ハーネスが交換されてもそれ以降は遊技が行えないから、一般の遊技客に紛れて不正行為者が遊技媒体を不正に取得することを防止できる。また、異常が検知された時に異常の発生を報知するから、周囲に気付かれずに不正行為を行うことが不可能になり、不正行為の発生を抑止する効果が得られる。
また、第1コネクタをハーネスの先端部に設け、第2コネクタを回路基板に設けることにより、ハーネス側のコネクタで回転操作を行えるから、回路基板を保護ケースに収納しても操作軸の回転操作を行う際に保護ケースが邪魔になることがなく、操作軸の回転操作を行い易くすることができる。
図1において、パチンコ遊技機10は、その前面に透明なガラス窓11を有する前面扉12を備えている。ガラス窓11の後側には、遊技球が一球ずつ打ち出される遊技領域13が設けられている。遊技領域13にはアウト口と複数の入賞口が設けられている。遊技球が入賞口に入賞すると、決められた個数の遊技球が賞球として払い出される。
遊技領域13の中央部には液晶表示装置(報知手段)14が設けられている。液晶表示装置14の下方には始動入賞口15が設けられている。始動入賞口15に遊技球が入賞すると、賞球の払い出しが行われ、乱数を用いた大当たり抽選が行われる。液晶表示装置14は、例えば複数の同じ図柄が一列に揃うか否かによって大当たり抽選の結果を表示する。大当たりに当選すると、遊技球が入賞しやすい大入賞口に遊技球を入賞させることができ、多数の遊技球を獲得できる遊技を行うことができる。前面扉12の上部には、スピーカ(報知手段)16が設けられている。遊技が行われている間は、大当たりへの期待度を高める演出として、液晶表示装置14には期待度に応じた演出画像が表示され、スピーカ16から期待度を高める効果音が発せられる。
ガラス窓11の下方には、遊技領域13に打ち出される遊技球を発射装置に供給する供給皿18が設けられている。供給皿18の左側には、賞球が払い出される賞球払い出し口19が設けられている。供給皿18の右下方には、遊技球を打ち出す際に操作され、遊技球を打ち出す強さを調節するためのハンドル20が設けられている。
図2において、パチンコ遊技機10の背面側には、賞球として払い出される遊技球を貯留する貯留皿24が設けられている。貯留皿24に貯留された遊技球は、賞球通路25から賞球払い出し装置26に送られる。賞球通路25の下方には、液晶表示装置14を保護するための保護カバー27が設けられている。保護カバー27の下方には、メイン基板収納ケース30とサブ基板収納ケース31が設けられている。
メイン基板収納ケース30には、電子抽選や賞球の払い出し等を管理し、遊技の流れを制御する制御回路が構成されたメイン制御基板32が設けられている。サブ基板収納ケース31には、液晶表示装置14に表示する演出用のグラフィック画像を記憶したメモリや、画像再生用の回路等を有するサブ制御基板33が設けられている。メイン制御基板32には、始動入賞口15とその他の入賞口に遊技球が入賞した際に入賞検知信号を入力するためのハーネス35が接続されている。
図3において、ハーネス35の先端部にはハーネス側コネクタ(第1コネクタ)36が設けられている。ハーネス側コネクタ36は、雄型のコネクタ端子37と回転自在な2本の操作軸38とを有する。コネクタ端子37は、メイン制御基板32に設けられた基板側コネクタ(第2コネクタ)39の雌型のコネクタ端子39aに接続される。メイン制御基板32には、2本の操作軸38がそれぞれ差し込まれる2つの回転操作検出装置(回転操作検出手段)40が設けられている。操作軸38には、略円柱状のつまみ部38aと平板部38bとが設けられている。回転操作検出装置40は、平板部38bが挿入される長方形の挿入穴40aを有する。回転操作検出装置40は、操作軸38が回転操作されることで回転し、その回転方向及び回転位置を検出する。
図4において、つまみ部38aの上面38cには、操作軸38の回転方向に60度ごとの均等な間隔で「1」〜「6」の番号が付された目盛り42を有している。回転操作検出装置40は、挿入穴40a又はハーネス側コネクタ36には操作軸38の近傍に回転操作の基準となる目印43を有している。操作軸38は、例えば、左回りに「3」を目印43に合わせた後、「3」から右回りに180度の「6」、「6」から左回りに300度の「5」を順番に合わせる規定の回転操作がなされる。回転操作検出装置40は、左に「3」、右に「6」、左に「5」の順番で回転方向ごとの回転位置を規定の回転操作として検出する。
図5において、メイン制御基板32には、遊技プログラムが記憶されたROM45と、遊技プログラムを実行してパチンコ遊技機10の電気的な動作を制御するメインCPU(判定手段、異常検知手段)46と、遊技プログラムを実行した際に生じる演算データ等を記憶するRAM47と、大当たり抽選を行う大当たり抽選部48とが設けられている。入賞口センサ50は、遊技領域13に設けられた各入賞口に設けられている。遊技球が各入賞口に入賞すると、メイン制御基板32のメインCPU46に入賞口の種類に応じた入賞検知信号が、ハーネス35を介してメイン制御基板32に送られる。メインCPU46は、入賞検知信号に基づいて入賞処理を実行する。入賞処理としては、賞球払い出し装置26に所定数の賞球の払い出しを行う処理、始動入賞口15に遊技球が入賞した時に大当たり抽選部48に大当たり抽選を実行させる処理等がある。
回転操作検出装置40により回転操作が検出された時、メインCPU46には回転操作検出装置40から回転検出信号が入力される。メインCPU46は、コネクタ端子37をコネクタ端子39aに取付けた時、すなわちハーネス35をメイン制御基板32に取付けた時に、検出された回転操作が規定の回転操作か否かを回転検出信号に基づいて判定する。メインCPU46は、検出された回転操作が規定の回転操作であると判定した場合、始動入賞口15等の入賞口からの入賞検知信号を有効な信号として入賞処理を実行する。また、検出された回転操作が誤った回転操作であると判定した場合、始動入賞口15等の入賞口からの入賞検知信号を無効な信号として入賞処理を行わない。
RAM47は、回転操作検出装置40の最終回転位置の情報を記憶する。回転操作検出装置40の最終回転位置とは、回転操作検出装置40に規定の回転操作が入力された後、操作軸38をさらに操作して回転操作検出装置40の回転位置を変更した最終的な回転位置を表す。上述した例で言えば、左に「3」、右に「6」、左に「5」の順番で規定の回転操作を行った後に、三番目の「5」以外の回転位置に操作軸38を無作為に操作した時の回転位置を表す。メインCPU46は、ハーネス35がメイン制御基板32に取付けられ、規定の回転操作が行われても、無作為の回転操作が最後に行われたことを契機に入賞処理を実行し、規定の回転操作のうち最終(三番目)の回転位置である「5」の位置のままでは入賞処理を実行しない。
サブCPU52と、演出データROM53はサブ制御基板33に設けられている。演出データROM53には、液晶表示装置14に表示する演出用画像の画像データや、スピーカ16から発する効果音の音声データ等の演出データと、大当たり抽選が行われた時にその当否の結果に応じて演出の種類を決定する演出決定プログラムが記憶されている。サブCPU52は、遊技球が始動入賞口15に入賞したことを検知した時にメインCPU46から出力される演出決定信号を受けて演出決定プログラムを実行し、決定された演出の種類に応じて画像データと音声データを液晶表示装置14とスピーカ16にそれぞれ出力する。
演出データROM53には、パチンコ遊技機10に異常が発生した場合に、液晶表示装置14に表示する異常画像の画像データと、スピーカ16から発せられる警告音の音声データが記憶されている。サブCPU52は、メインCPU46から異常信号を受信した時に、異常画像と警告音のデータを読み出し、液晶表示装置14とスピーカ16を用いて異常発生を報知する。
コネクタ検出部55は、コネクタ端子37がコネクタ端子39aに取付けられた際、コネクタ検知信号をメインCPU46に出力し、コネクタ端子37がコネクタ端子39aから取外された際にコネクタ非検知信号をメインCPU46に出力する。バッテリ56は、パチンコ遊技機10の主電源がオフの時に、メイン制御基板32に設けられているメインCPU46とROM45とRAM47とコネクタ検出部55に電力を供給する。バッテリ56は、パチンコ遊技機10の主電源がオフの時もコネクタ端子37の着脱を監視するために設けられている。
次に、ハーネス35がメイン制御基板32に取り付けられる際の流れについて説明する。図6において、ハーネス35がメイン制御基板32から取り外されている状態では、コネクタ検出部55はコネクタ端子37を検出できず、メインCPU46にコネクタ非検出信号を出力する。ハーネス35をメイン制御基板32に取付ける際は、コネクタ端子37をコネクタ端子39aに接続し、平板部38bと挿入穴40aの位置を合わせて2つの操作軸38を2つの回転操作検出装置40に差し込む。コネクタ検出部55はコネクタ端子37を検出し、メインCPU46にコネクタ検出信号を送る。
コネクタ検出信号を受けたメインCPU46は、回転操作検出装置40に規定の回転操作がなされるのを待機する。メインCPU46は回転操作の入力を一定時間、例えば1分間待機する。コネクタ端子37が接続されてから入力が行われずに一定時間が経過すると、正しい回転操作がなされなかったとしてメインCPU46は異常を検知する。メインCPU46は異常を検知すると、サブCPU52に異常報知信号を送る。サブCPU52は、液晶表示装置14に異常画像を表示させ、スピーカ16に警告音を発生させて異常を報知する。また、メインCPU46は入賞検知信号を無効化し、入賞検知信号を受信しても賞球の払い出しや大当たり抽選等の入賞処理を行わない。
コネクタ端子37を接続してから一定時間以内に2つの操作軸38に回転操作を行うと、回転操作検出装置40は回転操作を回転方向及び回転位置について検出し、メインCPU46に回転操作情報を入力する。メインCPU46は、回転操作情報に基づいて、2つの操作軸38に規定の回転操作がなされたか否かを判定する。誤った回転操作がなされたと判定した場合、メインCPU46はサブCPU52に異常報知信号を送り、異常報知を実行させる。また、メインCPU46は入賞検知信号を無効化する。
規定の回転操作がなされたと判定した場合には、メインCPU46は規定の回転操作が終了した時の回転位置から回転操作検出装置40の回転位置がさらに他の位置に変更されたか否かを判定する。規定の回転操作の終了後に無作為の回転操作が行われて変更された回転位置は最終回転位置情報としてRAM47に記憶される。RAM47に最終回転位置情報が記憶されると、メインCPU46はサブCPU52に異常解除信号を送る。サブCPU52は、異常報知を行っていた場合には液晶表示装置14の異常画像の表示や警告音の発生を中止し、異常報知を解除する。また、メインCPU46は入賞検知信号を有効化し、入賞検知時に賞球の払い出しや大当たり抽選を行わせ、パチンコ遊技機10が遊技可能な状態になる。
コネクタ端子37が正しく取付けられると、メインCPU46はコネクタ端子37を監視する。コネクタ端子37が取外されたことが検知されると、メインCPU46はRAM47に記憶された最終回転位置情報の記憶を消去し、規定の回転操作がなされた履歴をリセットする。すなわち、一度取り外されたコネクタ端子37が直ぐにコネクタ端子39aに接続されても、規定の回転操作を再度行わない限り異常が検知される。また、メインCPU46は、RAM47に記憶された最終回転位置情報に基づいて回転操作検出装置40の回転位置を監視し、コネクタ端子37が取り外されなくても操作軸38が動かされた時に異常を検知する。これにより、ハーネス35をメイン制御基板32から取り外そうとして操作軸38が動いた時に異常が報知される。また、規定の回転操作の手順を知らない第三者がハーネス35を取外すと、これを取付けて元に戻そうとしても異常の報知が中止されず、不正行為の発生が直ちにわかる。
なお、上記実施形態の回転操作検出装置40は、操作軸38の回転操作から回転方向と回転位置を検出しているが、規定の回転操作として操作軸の回転数のみを検出するようにしてもよい。例えば、図7において、ハーネス側のコネクタに設けられた操作軸60は、つまみ部61とネジ部62を有している。回転操作検出装置65は、操作軸60のネジ部62が螺合するネジ穴66を有する回転部67を備えている。回転操作検出装置65は、フォトセンサ70とフォトセンサ71を備えており、回転部67に設けられた突起69がフォトセンサ70及びフォトセンサ71を通過することによって回転部67の回転を180度ごとに検出する。回転部67の下方には、一定回転数の操作がなされるごとに押圧される押圧スイッチ72が設けられている。
操作軸60には、ガイド溝73が形成されている。操作軸60を支持するコネクタ側の軸穴74にはガイド溝73に嵌合する突起75が形成されている。突起75は、操作軸60を軸方向にスライド移動させるガイドとしての作用と、操作軸60が1回転するごとに操作軸60をクリック止めするストッパとして作用とを有する。操作軸60のネジ部62を回転部67のネジ穴66に嵌め込むと、操作軸60の回転操作によって回転部67を回転させることができる。操作軸60は、規定の回転数に基づく回転操作と、規定の回転数ごとに操作軸60を押圧する押圧操作がなされる。例えば、操作軸60を4回転させた後に1回の押圧操作を行い、次に操作軸60を2回転させて1回の押圧操作を行い、さらに操作軸60を3回転させて1回の押圧操作を行うことで、4回転、2回転、3回転の順番で回転数情報が入力される。
決められた順番で規定の回転数に応じた回転操作を行うと、入賞検知信号の有効化や異常の解除が実行され、誤った回転操作を行うと異常報知が行われる。コネクタの着脱を行うためには、操作軸60を回転させてネジ部62をネジ穴66に取り付ける、又は取り外す必要があるため、コネクタの着脱に時間がかかり、不正行為者が周囲に気付かれずにハーネスを交換することが困難になる。
なお、本発明は、上述の実施形態のようにパチンコ遊技機に適用することに限定されず、スロットマシン等の他の遊技機に適用することが可能である。また、上記実施形態においては、回転操作検出装置に対して誤った回転操作を行うと、コネクタを介して伝達された電気信号に基づく動作を取り消すようにしているが、この他に、電気信号の伝達を遮断するようにしてもよい。また、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合は、操作軸に規定の回転操作が行われなかった場合に、遊技球の発射を無効にすることで遊技そのものを行うことを不能にしてもよい。
パチンコ遊技機の正面側斜視図である。 パチンコ遊技機の背面側斜視図である。 回路基板とハーネスを示す斜視図である。 操作軸の上面図である。 パチンコ遊技機の概略構成を示すブロック図である。 コネクタの取付け時、及び取外し時における処理の流れを示すフローチャートである。 回転操作検出装置の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
14 液晶表示装置(報知手段)
15 始動入賞口
16 スピーカ(報知手段)
26 賞球払い出し装置
30 メイン基板収納ケース
32 メイン制御基板
35 ハーネス
36 ハーネス側コネクタ(第1コネクタ)
37 コネクタ端子
38 操作軸
38a つまみ部
38b 平板部
39 基板側コネクタ(第2コネクタ)
39a コネクタ端子
40 回転操作検出装置(回転操作検出手段)
42 目盛り
43 目印
45 メインCPU(判定手段、異常検知手段)
46 ROM
47 RAM
48 大当たり抽選部
50 入賞口センサ
53 演出データROM
55 コネクタ検出部
56 バッテリ
60 操作軸
61 つまみ部
62 ネジ部
65 回転操作検出装置(回転操作検出手段)
66 ネジ穴
67 回転部
69 突起
70,71 フォトセンサ
72 押圧スイッチ
73 ガイド溝
74 軸穴
75 突起

Claims (8)

  1. コネクタにより互いの回路を接続するコネクタ接続システムにおいて、
    回転操作がなされる操作軸を設けた第1コネクタと、
    前記第1コネクタが接続される第2コネクタと、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続された時に前記操作軸が差し込まれ、前記操作軸の回転操作を検出する回転操作検出手段と、
    前記回転操作検出手段により検出される回転操作が規定の回転操作であるか否かを判定する判定手段と、
    前記回転操作検出手段により検出された回転操作が、規定の回転操作でないと判定された時に異常を検知する異常検知手段を備えたことを特徴とするコネクタ接続システム。
  2. 前記回転操作検出手段は、前記操作軸の回転方向及び回転位置を検出し、
    前記判定手段は、回転方向ごとの回転位置が順番に決められた複数通りの回転操作を規定の回転操作として判定することを特徴とする請求項1記載のコネクタ接続システム。
  3. 前記判定手段は、規定の回転操作がなされた後に前記操作軸の回転位置が変更されたことを契機として規定の回転操作が終了したことを判断することを特徴とする請求項2記載のコネクタ接続システム。
  4. 前記異常検知手段は、規定の回転操作がなされた後に変更された前記操作軸の回転位置の変化を監視し、前記操作軸の回転位置が変化した時に異常を検知することを特徴とする請求項3に記載のコネクタ接続システム。
  5. 前記操作軸はネジ部を有し、前記回転操作検出手段は前記ネジ部が螺合するネジ穴を有しており、前記ネジ部が前記ネジ穴に完全に螺合した時に前記操作軸の回転が伝達されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタ接続システム。
  6. 前記異常検知手段により異常が検知された時に、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの通信を無効にすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のコネクタ接続システム。
  7. 前記異常検知手段により異常が検知された時に、異常の発生を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のコネクタ接続システム。
  8. 前記第1コネクタをハーネスの先端部に設け、前記第2コネクタ及び前記回転操作検出手段を回路基板に設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のコネクタ接続システム。
JP2006217877A 2006-08-10 2006-08-10 コネクタ接続システム Pending JP2008041590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217877A JP2008041590A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 コネクタ接続システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217877A JP2008041590A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 コネクタ接続システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008041590A true JP2008041590A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39176354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217877A Pending JP2008041590A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 コネクタ接続システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008041590A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721777B2 (ja) 遊技台及びホールコンピュータ
US7680973B2 (en) Sideband signal for USB with interrupt capability
JP2008000534A (ja) 遊技機
JP2009195441A (ja) 遊技機
JP2008278998A (ja) パチンコ機
JP2006061547A (ja) 遊技機
JP2008264178A5 (ja)
JP2009112605A (ja) スロットマシン
JP2014028049A (ja) 遊技台
JP2009226164A (ja) スロットマシン
JP2008036319A (ja) コネクタ監視システム
JP5162762B2 (ja) 遊技機
JP2008041590A (ja) コネクタ接続システム
JP5360005B2 (ja) 遊技台
JP2009112604A (ja) スロットマシン
JP2009112520A (ja) スロットマシン
JP2008012040A (ja) 遊技機
JP2011072823A (ja) 遊技機
JP4945597B2 (ja) 遊技台
JP2010187920A (ja) 遊技機
JP2007319435A (ja) 遊技機の制御装置
JP2010088480A (ja) 遊技機
JP2006255179A (ja) 遊技管理システム
JP2009233398A (ja) 遊技機、遊技機管理装置及び遊技ホールシステム
JP2009112606A (ja) スロットマシン