JP2008041241A - ジンバル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】HDI相互作用に対する動的応答モードを最適化することができるジンバル構造を提供する。
【解決手段】本発明のジンバル構造は、スライダ100を搭載するスライダ搭載パッド60にそれぞれの一端が支持され、かつ、互いに重なることなくスライダ搭載パッド60から遠ざかるように縦方向へ延在する一対のアーム20と、この一対のアーム20を連結する連結バー25と、スライダ搭載パッド60を横方向に挟むように空間63を介して隣接配置された一対のジンバルアウトリガー40と、一対の導電トレース30とを備える。導電トレース30は、スライダ100に接続された一端から、横方向においてジンバルアウトリガー40からはみ出すことなく、かつ、アーム20、連結バー25およびジンバルアウトリガー40との重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、空間63に沿って延在している。
【選択図】図1

Description

本発明は、リード/ライトヘッドを搭載したスライダを支持するジンバル構造に係わり、特に、駆動時に優れた動的性能を発揮し得るジンバル構造に関する。
ハード・ディスク・ドライブ(HDD)では、薄膜磁気リード/ライトヘッド(スライダ)が用いられ、これにより磁気媒体またはストレージディスクからのデータの読み取りやデータの記録を行う。このスライダは、予めパターニングされたエアベアリング面(ABS)を有しており、フレキシブルなヘッド・ジンバル・アセンブリ(HGA)に実装される。このHGAは、それ自身が、ロードビームに搭載される。このロードビーム、ジンバルアセンブリ(フレクシャとも呼ばれる)、ジンバルに沿って動き、スライダを外部回路(一般的にはプリアンプ)に接続する導電リード(トレース)、ヒンジ機構および基体を組み合わせたものは、サスペンションと総称される。サスペンションは、サーボアクチュエータおよびそれに付随する電子回路によって、ディスク上の磁気的にエンコードされたトラックに沿ってスライダが様々なターゲット位置に位置決めされるように、作動する。磁気ディスクはスピンドルモータによって高速で回転されるので、流体力学的な圧力がスライダのABSとディスク表面との間に空気の流れを生ずる。この空気の流れ(エアベアリング層)によって、スライダは、文字通りディスク表面の上方のエアベアリング層の上に浮上する。この浮上高さをフライハイトといい、約10nmである。
ディスクが回転により入っていく側のエッジを「リーディングエッジ」といい、その反対側(リード/ライトヘッドのある側)のエッジを「トレーリングエッジ」という。従来より知られているように、ロードビームは、そのディスク対向面側に形成された小さな突起(すなわちディンプル)を有する。このディンプルによってスライダの背面が押されて下向きの力が加わると同時に、このディンプルがスライダ回転のピボットポイント(旋回軸点)となる。このようなロードビームとジンバルからなるサスペンションシステムは、スライダがフライハイトに達したときにピッチ動作およびロール動作が可能になるようにスライダを機械的に支持する。また、このサスペンションシステムには、スライダのはんだ接続部分(リードライトヘッドと接続する部分)とプリアンプとの間を電気的に接続する部分(すなわち、導電配線パターン)が配置されている。
スライダがディスクの上方に安定して浮上できるようにするには、サスペンションの設計に厳格な要求が課される。例えば、垂直剛性(vertical stiffness;(Kz))、ジンバルピッチロール剛性(gimbal pitch and roll stiffness;(Kp,Kr))、ジンバルピッチロール静止姿勢(gimbal pitch/roll static attitude;(PSA/RSA))、動作時衝撃性能(operational shock performance;(G/gram))等の値を適切な範囲にすることが要求さる。これらの要求は、主として静的なものであり、サスペンションシステムの形状に基づくものである。さらなる要求は、動作時において、サスペンションがスライダのエアベアリング性能に、ほとんどあるいはまったくと言っていいほど、動的影響を与えないということである。この要求は、サスペンションの動的性能に関連している。
一般に、動的性能は、必ずしも強制的に要求されてはいない。このため、現行の多くのサスペンションの動的性能は、良好ではない。サスペンションの動的性能を向上するジンバルの構造の役割は研究に値する。これに関連して、サスペンションシステムの静的性能を向上することを意図したジンバル構造も存在する。しかし、その構造はサスペンションの動的性能には悪影響を及ぼす可能性がある。例えば、ジンバルの構造は、ドライブが動作しておらず、スライダが停止(parked)している場合にスライダを衝撃から守るためのランプリミッタを備えている。ここで、ランプリミッタの構造は、スライダがそのエアベアリング層に乗り上げるという動作に影響を与えることがわかっている。また、ジンバルは、リード/ライトヘッドのはんだボール結合(SBB)端子をハードディスクドライブの外部回路に接続するための導電配線パターン(トレース)を備えるように設計されている。しかし、導電配線パターンの配置などもサスペンションの動的性能に影響を及ぼすことが明らかになっている。
図5および図6は、スライダ振動モードにおけるサスペンションの動的作用を表している。図5は、ヘッド−ディスク間のインターフェース(HDI)相互作用後に無質量と仮定したサスペンションに搭載されたスライダの振動モードを表すグラフであり、横軸が周波数(kHz)を示し、縦軸がスライダの変位(移動量)を示す。HDI相互作用により、スライダは回転するディスクの表面の突起と衝突するか、またはディスク表面の潤滑材から影響を受ける。図5からわかるように、HDI相互作用により約105kHzおよび315kHzの2箇所において、減衰振動モードが発生している。曲線のピーク部分の緩やかな上昇および降下と、そのピークの幅とによって減衰が推定される。
図6は、通常使用されているサスペンションに搭載された、基本的には図5のものと同様のスライダに関する振動モードを示している。図6からわかるように、励起された複数の振動モードがあり、そのピークの急峻さおよび高さから減衰が十分でないことが明らかである。これらの減衰が不十分な低周波(例えば20〜100kHz)のモードでは、スライダの振動が緩和され、平衡状態(equilibrium condition)となることは難しい。そのため、エアベアリングの状態(air bearing condition)が不安定になったり、スライダが振動し続ける場合もある。この状態では、ディスクドライブが機能しなくなったり、少なくともその動作性能が著しく低下する。
図7(A)〜図7(D)は、それぞれ従来のジンバル構造を模式的に示している。図7(A)〜図7(D)は、主要な構造上の特徴がわかるような方向(perspective)から眺めた図である。さらに、図8(A)および図8(B)は、いずれかの従来のジンバルに搭載されたスライダの典型的な振動応答曲線を表している。
図7(A)および図7(B)は、上方から(ディスク面に向かって下向きに)眺めた図である。スライダ(図示せず)は、ジンバルの下側の面にあるスライダ搭載パッド160に保持される。図7(C)および図7(D)は、ディスク表面から上向きに眺めた図である。図7(C)ではスライダ搭載パッド160に設けられたスライダ200を見ることができる。図7(D)では、わかりやすくするためにスライダは搭載されていない状態を示している。図7(A)〜図7(D)において、対称配置された導電トレース130を示している。導電トレース30は、ジンバルの遠位端 (各図における上側)から近位端(各図における下側)まで様々な経路を取っている。導電トレース130は、ジンバル自身のステンレス鋼構造体の大部分と重なるか、接続するような経路で設けられている。これは、図7(A)〜図7(D)のそれぞれに示されている丸で囲まれた領域115を参照することで理解される。
図7(A)を上からよく見ると、スライダ搭載パッド160が見える。スライダ搭載パッド160から先端側へ伸びるように2つのアーム120がある。アーム120は本構造に不可欠なランプリミッタとして機能する(必ずしも2つのランプリミッタが必要なわけではない)。導電トレース130は、ジンバルの外側に沿って伸びる、一対の補強(stiffened)部分を有している。丸で囲まれた領域115では、導電トレース130がジンバルの屈曲部分であるジンバルアウトリガー140に届くように側面に沿って外側に伸びていることを示している。そうすることにより、導電トレース130がジンバル構造の大部分と重なっている。そのため、導電トレース130はジンバルと電気接触していないが、この領域において、ジンバルのステンレス鋼構造体の大部分と(物理的に)接触している。
導電トレース130はステンレス鋼構造体を覆う被膜(overlay)(図示せず)により絶縁されると共に補強(stiffened)されており、ジンバルアウトリガー140から内側に伸びるタブ150により支持されている。スライダ搭載パッド160の開口から、スライダ(図示せず)のはんだ接続端子と接続される位置において導電トレース130の終端135が露出している。
図7(B)は、同様のジンバル構造を示しており、導電トレース130がジンバルアウトリガー140の外側に飛び出すように伸びている。丸で囲まれた領域115は、導電トレース130がジンバルの大部分と接触していることを示している。
図7(C)は、スライダ200が搭載されたジンバル構造の下面を示している。ランプリミッタ120は一体であり、2つに分かれて形成されていない。図7(A)に示した構造と同様に、導電トレース130はジンバルの領域115の大部分と重複するように設けられ、ジンバルアウトリガー140の内側を通過している。導電トレース130は、補強(stiffened)されているので、タブにより支持されていない。導電トレース130の終端135は、スライダ200のはんだ接続端子と接続されている。
図7(D)は、他のジンバル構造の下面(スライダなし)を示している。このジンバル構造は、図7(C)に示したジンバル構造と同様に1つのランプリミッタ120を備えている。導電トレース130は、ジンバルアウトリガー140から内側に突き出たタブ150により支持されている。丸で囲まれた領域115は、導電トレース130とジンバルとの接続を示している。
図8(A)および図8(B)は、HDI相互作用が生じる図7(A)〜図7(D)に示したジンバルに搭載された際に励起する一般的な低周波振動スライダのモードを示す。図8(A)および図8(B)に示したように、各ピークは狭く、急峻であり、ごくわずかな減衰しか示していない。さらに、ピークが低周波(100kHzより低い)領域に現れており、より多くの悪影響が起こりうることがわかる。
従来より、ジンバル構造の改善に多くの注目が集まっている。Pan等の特許文献1には、単一のアームを有するリミッタを備えたジンバル構造が開示されている。このリミッタを備えた構造により、導電トレースをスライダにより簡単に接合することができるので、使用する絶縁材が少なくて済み、ロードビームの先端を狭くすることができる。しかしながら、このジンバル構造ではサスペンションダイナミクスの問題には対処していない。
Danielson等の特許文献2では、衝撃吸収機構をさらに備えたジンバル構造が開示されている。この衝撃吸収機構は、スライダとディスクの接触により起こる過剰なジンバルの回遊(excursions)による衝撃を吸収するためのものであり、このような衝撃の発生を防止するためのものではない。
Albrecht等の特許文献3では、スライダを停止(park)するためのシステムが向上したロード/アンロード用の傾斜面を有するジンバルが開示されている。このジンバル構造では、ハードディスクドライブの駆動中のジンバルダイナミクスの問題には対処していない。
米国特許第6965501号明細書 米国特許第6667856号明細書 米国特許第6226154号明細書
上記のように、ロードビーム搭載スライダとディスク上のアスペリティ(突起(bump)や、ディスク上の潤滑材、それ以外のディスク平面性からのずれ)との間のHDI相互作用によって発生した振動モードに対するスライダ応答性能を改善することが求められているが、この課題については、上記の先行技術から明らかなように、まだ提案がされていない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、エアベアリング層のスライダ運動に対するサスペンションの動的応答を最適化する、すなわち、サスペンションによる悪影響を最小化する、リード/ライトヘッドを搭載したスライダを保持するジンバル構造を提供することにある。
その第2の目的は、HDI相互作用に対するサスペンションの動的応答への悪影響を最小化するスライダを保持するジンバル構造を提供することにある。
その第3の目的は、勾配(pitch)、回転運動および放射方向の動きに対する剛性などの既存の静的スライダ特性を低下させることなく動的に最適化されたジンバル構造を提供することにある。
その第4の目的は、ランプリミッタの形状、導電トレースの経路、スライダ端子へのはんだボールの接続の応力、はんだボール融解工程におけるジンバルの放熱特性などの既存のジンバル構造の特徴をさらに向上さえ、かつ動的に最適化されたジンバル構造を提供することにある。
上記した本発明の目的は、下記に挙げる共通の特徴を備えたジンバル構造によって達成される。
(1)スライダを搭載するスライダ搭載パッド。
(2)スライダ搭載パッドにそれぞれの一端が支持され、かつ、互いに重なることなくスライダ搭載パッドから遠ざかるように第1の方向へ延在するランプリミッタとしての一対のアーム。
(3)一対のアームを連結する1つまたは2つの連結バー。
(4)スライダ搭載パッドを挟むようにそれぞれ空間を介して隣接配置された一対のアウトリガー。
(5)スライダのはんだ接合部に一端が接続され、第1の方向と直交する第2の方向において一対のアウトリガーからはみ出すことなく、かつ、一対のアーム、連結バーおよび一対のアウトリガーとの重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、空間に沿って延在する一対の導電トレース。
(6)一対のアウトリガーから空間に突き出し、一対の導電トレースを支持する一対のトレースサポートタブ。
このような構成により、導電トレースにかかる応力およびスライダへのはんだ接続にかかる応力が最小化される。
本発明のジンバル構造によれば、ランプリミッタとしての一対のアームを1つまたは2つの連結バーで連結すると共に、導電トレースが、第2の方向において一対のアウトリガーからはみ出すことなく、かつ、一対のアーム、連結バーおよび一対のアウトリガーとの重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、スライダ搭載パッドと一対のアウトリガーとの間の空間に沿って延在するようにしたので、HDI相互作用に対する動的応答モードを最適化することができる。例えば、HDI相互作用によって引き起こされる振動モードの振幅を減衰させ、振動周波数を上方変移させ、あるいは振動モードの形を変化させることが可能である。
本発明の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態の説明から理解可能であり、好適な実施の形態の説明は、本明細書に添付の図面によって容易に理解可能である。
本発明の実施の形態は、従来のジンバルおよびサスペンションに搭載された場合と比較して、搭載されたスライダの動的応答が向上し、最適化されたジンバル構造(ジンバルはサスペンションの一部である)に関するものである。このような改良された動的応答は、例えば、表面に凹凸や潤滑剤を有する回転ディスクとスライダとのHDI相互作用に続いて生じる、スライダを搭載したジンバルの振動モードの形状および周波数依存性によって確認できる。実際には、ジンバル構造はサスペンションダイナミクスへの悪影響を最小化するものであり、この悪影響の最小化により、サスペンションダイナミクスが向上すると言える。この効果は本発明の実施の形態において確実に得ることができる。以下の記述では、「先端側(distal)」とはジンバル構造のうちの、スライダが搭載される側を意味し、「基部側(proximal)」とはジンバル構造のうちの、サスペンションに取り付けられる側を意味する。また、「横方向」とは、ジンバルの面方向であり、かつ、ジンバルが延在する方向(すなわち基部と先端部とを結ぶ方向)と直交する方向である。また、横方向において、中心位置に近い側を内側とし、中心位置から遠い側を外側とする。
[第1の実施の形態]
図1(A)は、本発明の目的を達成するように設計されたジンバル構造の上面の先端部近傍を、ディスク表面に向かって下向きに眺めた状態の構成を模式的に表している。このジンバル構造は、先端方向へ互いに重なることなく伸びる(すなわち、ジンバル本体としてのスライダ搭載パッド60に片持ちされ、外側へ向かって延伸した状態となった)一対のアーム20を備えている。一対のアーム20はランプリミッタとして機能するものであり、ほぼ台形状をなすように先端側から基部側へ向けて横方向の寸法が拡大しており、横方向に延在する連結バー25によって互いに連結されている。一対のアーム20における互いに対向する端縁同士は平行であることが望ましい。連結バー25は、例えばステンレス鋼によって構成され、縦方向(アーム20の延在方向)に沿ったほぼ中間点に位置している。スライダ搭載パッド60は、ランプリミッタから基部側(後方)へ伸びている。スライダ搭載パッド60の先端側の端縁65は、スライダ搭載パッド60、連結バー25および一対のアーム20に囲まれた開口70により連結バー25から分離されており、接触していない。このジンバル構造は、さらに、スライダ搭載パッド60を挟むようにそれぞれ空間63を介して隣接配置された一対のジンバルアウトリガー40と、このジンバルアウトリガー40の一部から、内側の空間63に突き出た一対のトレースサポートタブ50(以下、単にタブ50という。)とを備えている。ジンバルを構成するアーム20、ジンバルアウトリガー40、およびタブ50は、連結バー25と同様、ステンレス鋼により構成されていることが好ましい。
図1(B)は、図1(A)に示したジンバル構造の底面(ディスク表面から上に向かって眺めた状態)の構成を表しており、スライダ搭載パッド60にスライダ100が搭載されている様子がわかる。スライダ100とスライダ搭載パッド60の間には、それらの間の電気接続を防止するための絶縁層(図示せず)が形成されている。また、スライダ100の端縁65にはんだ接続端子35が設けられており、そのはんだ接続端子35において、一対の導電トレース30におけるそれぞれの一端がスライダ100とはんだ接続されている。導電トレース30は、はんだ接続端子35を出発点として先端側へ向かったのち連結バー25の手前で外側に曲がり、ジンバルアウトリガー40およびアーム20から外側にはみ出すことなく、かつ、アーム20、連結バー25およびジンバルアウトリガー40との重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、空間63に沿って基部側(後方)へ延在している。ここで、導電トレース30は、アーム20とジンバルアウトリガー40との接続領域である領域45においてジンバルアウトリガー40に接続されている。導電トレース30における外側の端縁は、領域45において最も外側に位置しているが、領域45よりも外側にはみ出さない範囲に収まっている。また、導電トレース30は、領域45を通過したのち内側へ曲がり、スライダ搭載パッド60の端縁とジンバルアウトリガー40の内側端縁とのほぼ中間位置を通るように縦方向に延在しており、空間63においてタブ50により支持されている。
このように、導電トレース30は、一対のアーム20を繋ぐ連結バー25と重なってないうえ、タブ50を適切に通り越すように伸びている。さらに、導電トレース30は、開口70の上を通っており、ジンバルを構成するアーム20、連結バー25、ジンバルアウトリガー40などの金属構造物との接触が最小限に抑えられている。領域45においてジンバルアウトリガー40と接続する導電トレース30の十分な横方向への延伸により、導電トレース30とスライダ100の接続部分との強固で応力のない接続を確実なものとしている。
図1(C)は、図1(A)および図1(B)のジンバル構造に搭載されたスライダ100における、HDI相互作用に続いて生じる振動の応答特性を模式的に表すグラフである。図8(A)または図8(B)と比較すると、振動モードのピークが除去または低減されていることがわかる。導電トレース30とジンバルとの接触や重なりを最小限度に抑えた、はんだ接続端子35からジンバルアウトリガー40の外側に向かう導電トレース30の経路パターンは、実際のはんだボール接続工程や、ジンバルのPSA(pitch static attitude)性能およびRSA(roll static attitude)性能にほとんど悪影響を及ぼすことがない。さらに、はんだ接続端子35および連結バー25に対する応力を最小限度に抑えることで、非稼動時におけるジンバルの耐衝撃性に関する優れた特性が得られる。導電トレース30における応力を最小化することで、サスペンションの動作中における安全性マージン(安全余裕)が拡大する。
[第2の実施の形態]
図2(A)および図2(B)は、第2の実施の形態としてのジンバル構造を模式的に表すものである。図2(A)は、ジンバル構造を上方から眺めた(ディスクに向かって下向きに眺めた)概略図である。本実施の形態のジンバル構造は、一対のアーム20と、連結バー25との位置関係を除いては、上記第1の実施の形態としてのジンバル構造と同様の構成である。上記第1の実施の形態では、連結バー25を、アーム20における縦方向(アーム20の延在方向)に沿ったほぼ中間点に設けるようにしたが、本実施の形態では、連結バー25を、スライダ搭載パッド60の先端側の端縁65により近接した位置に設けるようにした。但し、連結バー25は、スライダ搭載パッド60と接触はしていない。これにより、連結バー25は、導電トレース30の先端側端縁とスライダ100のはんだ接続端子35との接続部分に非常に近い位置となっている。特に、本実施の形態における連結バー25とスライダ搭載パッド60の端縁65の間にある開口70の面積は、図1(A)および図1(B)に示した開口70よりも狭くなっている。
図2(B)は、図2(A)に示したジンバル構造を、ディスク表面から眺めた場合の概略構成を表しており、スライダ100がスライダ搭載パッド60に保持されている様子が描かれている。導電トレース30は、上述の図1(B)に示した導電トレース30と同様に配設されている。但し、上記第1の実施の形態と比較すると、連結バー25がスライダ100の端縁65により接近しているため、スライダ100の端縁65と接続された導電トレース30は、その一部が基部側から先端側へ連結バー25を飛び越したのち、外側へ向けて横方向の経路を辿りながら徐々に後方(基部側)へ向けて折り返し、アーム20およびジンバルアウトリガー40から外側へはみ出すことなく空間63に沿って延在している。上記第1の実施の形態と同様、導電トレース30は、端縁65、ジンバルアウトリガー40、およびタブ50とそれぞれ接続されているので、導電トレース30における応力が緩和され、かつ、スライダ100との強固な接続が確保される。
図2(C)は、図2(A)および図2(B)のジンバル構造に搭載されたスライダにおける、HDI相互作用に続いて生じる振動の応答特性を模式的に表すグラフである。このグラフは、図1(C)に示したグラフとよく似ており、図8(A)および図8(B)に示した従来のジンバル構造より優れた性能を示している。図1(A)および図1(B)に示したジンバル構造と同様に、図2(A)および図2(B)に示したジンバル構造も、非稼動時における耐衝撃性に関する優れた特性を示す。さらに、導電トレース30の長さおよび経路により、導電トレース30のスライダ100とのはんだ接続は良好な強度を示し、導電トレース30における応力が緩和されることで安全性マージン(安全余裕)が生まれる。また、連結バー25の位置がはんだ接続端子35に近いことや、ジンバル構造の形状などから、導電トレース30とスライダ100とをはんだ付けする際に、連結バー25がはんだボールの融解時に放熱の際のヒートシンクとして機能することとなり、スライダ100やはんだボールの融解時に形成される絶縁層(図示せず)を熱から保護することができる。
[第3の実施の形態]
図3(A)は、第3の実施の形態としてのジンバル構造を模式的に表す上面図である。このジンバル構造は、一対のアーム20を連結する2つの連結バー23,27を備えている点が上述の第1および第2の実施の形態と異なっている。連結バー27はスライダ搭載パッド60の端縁65の非常に近くに位置し、連結バー23は連結バー27よりも先端側に位置する。連結バー23と連結バー27との間には開口75が形成され、連結バー27とスライダ搭載パッド60の端縁65との間には開口73が形成されている。
図3(B)は、図3(B)に示したジンバル構造を、ディスク表面から眺めた場合の概略構成を表している。但し、スライダの図示は省略した。図3(B)は本実施の形態における特徴、すなわち、はんだ接続端子35からジンバルアウトリガー40に至る部分を横方向における最大寸法とする導電トレース30の経路を明確に示している。図3(B)に示したように、導電トレース30とジンバルとは最小限度の接触および重なりを有するにとどまっている。破線の楕円で囲んだ領域15では、導電トレース30が連結バー27,23の間を通過しており、連結バー27とはわずかに重なるだけで、連結バー23とは全く重なっていない。
図3(B)からわかるように、導電トレース30はジンバルアウトリガー40に向かって横方向に伸び、ジンバルアウトリガー40の内側端縁とスライダ搭載パッド60の外縁との間に形成された空間63に沿って基部側へ延在している。導電トレース30のうち、ジンバルアウトリガー40とスライダ搭載パッド60との間の部分は、ジンバルアウトリガー40から内側に突き出たタブ50により支持されている。図3(A)および図3(B)に示したように、導電トレース30は複数の導電リード31〜33を有している。各導電リード31〜33は一体化された絶縁体で覆われており、1つの導電トレース30を構成している。
図4は、図3(A)および図3(B)のジンバル構造に搭載されたスライダにおける、HDI相互作用に続いて生じる振動の応答特性を模式的に表すグラフである。図8(A)および図8(B)に示したグラフと比較すると、振動モードのピークが十分に除去または低減されていることがわかる。
本実施の形態のジンバル構造においても、上記第1および第2の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、連結バー23,27を有していることから、非常に優れた動的強度が得られる。
以上の好適な実施の形態は、あくまで本発明を例示したものであって、本発明はこれらの例に限定されるものではない。以上に示した方法、プロセス、材料、構造および寸法に対して、様々な修正や変形が可能である。
本発明の第1の実施の形態としてのジンバル構造の構成図、およびそのジンバル構造におけるスライダの振動応答特性を表す特性図である。 本発明の第2の実施の形態としてのジンバル構造の構成図、およびそのジンバル構造におけるスライダの振動応答特性を表す特性図である。 本発明の第3の実施の形態としてのジンバル構造の構成図である。 図3に示したジンバル構造におけるスライダの振動応答特性を表す特性図である。 スライダおよびジンバルの間に動的結合が存在しない場合において、HDI相互作用ののちに生ずるスライダの振動応答特性を模式的に示したグラフである。 スライダおよびジンバルの間に動的結合が存在する場合において、HDI相互作用ののちに生ずるスライダの振動応答特性を模式的に示したグラフである。 従来のジンバル構造の模式図である。 図7に示したジンバル構造に搭載されたスライダの振動応答特性を模式的に示したグラフである。
符号の説明
20…アーム、25…連結バー、30…導電トレース、35…はんだ接続端子、40…ジンバルアウトリガー、60…スライダ搭載パッド、65…端縁、70…開口、100…スライダ。

Claims (8)

  1. スライダを搭載するスライダ搭載パッドと、
    前記スライダ搭載パッドにそれぞれの一端が支持され、かつ、互いに重なることなく前記スライダ搭載パッドから遠ざかるように第1の方向へ延在する一対のアームと、
    前記一対のアームを、前記第1の方向におけるそれらの中間点で連結する連結バーと、
    前記スライダ搭載パッドを挟むようにそれぞれ空間を介して隣接配置された一対のアウトリガーと、
    前記スライダの先端側に位置するはんだ接合部に一端が接続され、前記第1の方向と直交する第2の方向において前記一対のアウトリガーからはみ出すことなく、かつ、前記一対のアーム、連結バーおよび一対のアウトリガーとの重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、前記空間に沿って延在する一対の導電トレースと、
    前記一対のアウトリガーから前記空間に突き出し、前記一対の導電トレースを支持する一対のトレースサポートタブと
    を備えたことを特徴とするジンバル構造。
  2. スライダを搭載するスライダ搭載パッドと、
    前記スライダ搭載パッドにそれぞれの一端が支持され、かつ、互いに重なることなく前記スライダ搭載パッドから遠ざかるように第1の方向へ延在する一対のアームと、
    前記一対のアームを、前記第1の方向におけるそれらの中間点よりも前記スライダ搭載パッドに近い位置で連結する連結バーと、
    前記スライダ搭載パッドを挟むようにそれぞれ空間を介して隣接配置された一対のアウトリガーと、
    前記スライダの先端側に位置するはんだ接合部に一端が接続され、前記第1の方向と直交する第2の方向において前記一対のアウトリガーからはみ出すことなく、かつ、前記一対のアーム、連結バーおよび一対のアウトリガーとの重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、前記空間に沿って延在する一対の導電トレースと、
    前記一対のアウトリガーから前記空間に突き出し、前記一対の導電トレースを支持する一対のトレースサポートタブと
    を備えたことを特徴とするジンバル構造。
  3. スライダを搭載するスライダ搭載パッドと、
    前記スライダ搭載パッドにそれぞれの一端が支持され、かつ、互いに重なることなく前記スライダ搭載パッドから遠ざかるように第1の方向へ延在する一対のアームと、
    前記一対のアームを、前記第1の方向におけるそれらの中間点において連結する第1の連結バーと、
    前記一対のアームを、前記第1の連結バーよりも前記スライダ搭載パッドに近い位置で連結する第2の連結バーと、
    前記スライダ搭載パッドを挟むようにそれぞれ空間を介して隣接配置された一対のアウトリガーと、
    前記スライダの先端側に位置するはんだ接合部に一端が接続され、前記第1の方向と直交する第2の方向において前記一対のアウトリガーからはみ出すことなく、かつ、前記一対のアーム、第1および第2の連結バーおよび一対のアウトリガーとの重なり部分が最小限度となるような経路を辿り、前記空間に沿って延在する一対の導電トレースと、
    前記一対のアウトリガーから前記空間に突き出し、前記一対の導電トレースを支持する一対のトレースサポートタブと
    を備えたことを特徴とするジンバル構造。
  4. 前記アームは台形形状を有している
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジンバル構造。
  5. 前記連結バーは、ステンレス鋼からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジンバル構造。
  6. 前記一対の導電トレースは、ストレスを除去すると共に機械的な接続強度をもたらすように、前記はんだ接合部から離れ、前記一対のアウトリガーへ向けて延在している
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジンバル構造。
  7. 前記連結バーは、前記一対の導電トレースの熱を放散する機構である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジンバル構造。
  8. スライダとその下で回転するディスクとの間のHDI相互作用は、スライダ振動モードの減衰によって特徴づけられるものである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジンバル構造。

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