JP2008040992A - オーダー処理装置、オーダー処理システム、及び、オーダー処理システムの復旧方法 - Google Patents

オーダー処理装置、オーダー処理システム、及び、オーダー処理システムの復旧方法 Download PDF

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Abstract

【課題】復旧時にオーダー情報、メニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報等のメニュー情報をバックアップ可能とする。
【解決手段】マスターステーションであるオーダー処理装置140とバックアップステーションであるオーダー処理装置150を備え、ハンディターミナル110からのオーダー情報をオーダー処理装置150で受けメニュー情報の処理を行い、オーダー処理装置150にバックアップする。オーダー処理装置140,150にはメニュー情報の処理及びメニュー情報のバックアップ通知を行う第1プログラム21、メニュー情報のバックアップ処理を行う第2プログラム22、メニュー情報の処理を行う第3プログラム23を格納し他のオーダー処理装置の状態を監視し、他の状態に応じて第1乃至第3プログラムのうちの一のプログラム実行し、メニュー情報のバックアップを行いつつ復旧を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、オーダー処理装置、オーダー処理システム、及び、オーダー処理システムの復旧方法に係り、特に携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理を行うオーダー処理装置及びこのオーダー処理装置を使用したオーダー処理システム、及び、オーダー処理システムの復旧方法に関する。
近年、レストラン等の飲食店で客の注文を正確かつ迅速に調理人に伝達するため注文会計システムであるオーダー処理システムが使用されている。図6は従来のオーダー処理システム及びこのオーダー処理システムの復旧の状態を示す図である。
このオーダー処理システム200は、客係の店員が個々に携帯する多数の携帯端末であるハンディターミナル210と、キッチンに設置した所定数のキッチンプリンタ(図示していない)と、チェックアウトカウンタに設置される会計装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)ターミナル220と、システム全体を制御するオーダー処理装置であるコントロールステーションであるオーダー処理装置230とを通信自在に設けたものである。より詳細には、ハンディターミナル210は、少なくとも顧客情報や注文情報等の各種情報をオーダー情報としてキーボード211を用いて操作入力するようになっており、キッチンプリンタは、各種情報に従って生成された注文情報を所定のフォーマットで連続紙に印字するようになっている。
このようなオーダー処理システムでは、客が要望した注文の注文情報やコメント等を店員がハンディターミナル210のキーボード211を用いて入力操作すると、ハンディターミナルから入力された各種情報に従って生成された注文情報がオーダー処理装置230へと無線で送信される。また、注文情報は、キッチンプリンタにも送信され、キッチンプリンタでは送信された注文情報に従い調理指示伝票が発行されるので、調理人は、この調理指示伝票の印字内容に従うことにより、注文された料理を迅速かつ確実に調理することができる。
また、このようなオーダー処理システムにおいて、オーダー処理装置230は、前記ハンディターミナル210からオーダー情報を受け取ると、オーダー情報に基づいて、メニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報等のメニュー情報も生成して管理する。
このようなオーダー処理システム200では、オーダー処理装置230からPOSターミナル220にオーダー情報が通知され、POSターミナル220にバックアップされることとなる。
ところで、このようなオーダー処理システムにあっては、オーダー処理装置と電子キャシュレジスタとの間の通信に障害が発生したとき、何らかの処理を行う必要がある。
特許文献1には、障害発生に対応する処理方法が開示されている。この処理方法は、注文データ処理装置における調理指示伝票及び会計伝票の印刷処理方法であって、調理指示を行う調理指示伝票を出力印字する出力端末機が機能障害を起こした場合には、POS端末機に設けられているプリンタ部にて印字出力し、また一方、POS端末機に設けられているプリンタ部が機能障害を起こした場合には、POS端末機以外の会計伝票が印字可能な出力端末機に会計伝票データを転送して該出力端末機で会計伝票を印字出力するものである。
特開2004−295311号公報
ところで、上述したオーダー処理システム200では、オーダー処理装置230に障害が発生した場合は、ハンディターミナル210はその通信先をオーダー処理装置230からPOSターミナル220に切り替えることができるようになっている。このようなオーダー処理装置の障害は、ハンディターミナルからオーダー情報を入力することができなくなることにより判明する。
ハンディターミナルからの切り替えに基づいてPOSターミナルは、オーダー処理装置の使用を停止する指令を発生して、図6(b)に示すように、ハンディターミナル210からのオーダー情報はPOSターミナル220に伝送され、POSターミナルでオーダー情報が処理されることとなる。これにより、ハンディターミナル210からのオーダー情報をPOSターミナル220経由でキッチンプリンタに転送して当面の業務に差し障りがないようにできる。
しかし、POSターミナル220では上述したメニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報の更新処理をする構成とはなっていないのが現状である。
また、障害発生後において、オーダー情報処理システムの復旧を図るには、まず、新たなオーダー情報処理装置240を設置し、オーダー情報処理装置240を設置した後、図6(c)に示すように、POSターミナル220からオーダー処理装置の切り離し解除処理を行い、POSステーションでオーダー処理装置の復旧処理を実行する。
しかしながら、このような従来の復旧方法にあっては、メニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報等のメニュー情報はバックアップされずに消去されてしまうという問題がある。
そこで本発明は、オーダー情報処理装置、オーダー情報処理システム及びオーダー情報処理システム障害の復旧に際してオーダー情報の他、メニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報を含むメニュー情報をバックアップできるものとすることを目的とする。
本発明において上記の課題を解決するための手段は、携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理、または、前記メニュー情報のバックアップ処理を行い、複数台が接続されてオーダー処理システムを構成するオーダー処理装置において、メニュー情報の更新処理、及び、接続されている他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、接続されている他のオーダー処理装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、メニュー情報の更新処理を行う第3処理実行部と、
接続されている他の装置の状態を監視して、自らが前記第1処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第2処理実行部を動作している場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第1処理実行部の動作を停止して前記第3処理実行部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第2処理実行部を動作させると共に、自ら格納していたメニュー情報をバックアップさせる処理、及び、自らが前記第3処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第1処理実行部を動作させている場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第3処理実行部の動作を停止して前記第2実行処理部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第1処理実行部を動作させると共に、自らは前記第3処理実行部を動作させ自ら更新処理していたメニュー情報を新たなオーダー処理装置に送出する処理、を行う実行切替部と、
を備えることを特徴とするオーダー処理装置である。
また、本発明の手段は、携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理、または、前記メニュー情報バックアップ処理を行う複数台のオーダー処理装置が接続されたオーダー処理システムにおいて、各オーダー処理装置は、メニュー情報の更新処理、及び、接続されている他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、
接続されている他のオーダー処理装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、メニュー情報の更新処理を行う第3処理実行部と、接続されている他の装置の状態を監視して、自らが前記第1処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第2処理実行部を動作している場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第1処理実行部の動作を停止して前記第3処理実行部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第2処理実行部を動作させると共に、自ら格納していたメニュー情報をバックアップさせる処理、及び、自らが前記第3処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第1処理実行部を動作させている場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第3処理実行部の動作を停止して前記第2実行処理部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第1処理実行部を動作させると共に、自らは前記第3処理実行部を動作させ自ら更新処理していたメニュー情報を新たなオーダー処理装置に送出する処理を行う実行切替部と、を備えることを特徴とするオーダー処理システムである。
また、本発明の手段は、少なくとも2台のオーダー処理装置を接続してなり、一のオーダー処理装置は、携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理を行うと共に、他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知機能を含むメニュー情報の処理を実行し、
他のオーダー処理装置は、前記メニュー情報のバックアップ処理を実行するオーダー処理システムの復旧方法において、前記他のオーダー処理装置は、前記一のオーダー処理装置の状態を監視し、一のオーダー処理装置に障害が発生したとき、自らが前記携帯端末を受信してメニュー情報の処理を行い、前記一のオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が配置されたとき、新たなオーダー処理装置にメニュー情報を転送して新たなオーダー処理装置で前記メニュー情報の処理を実行させると共に、前記他のオーダー処理装置は、前記新たなオーダー処理装置のバックアップ処理をすることを特徴とするオーダー処理システムの復旧方法である。
本発明によれば、オーダー情報処理装置は他の装置の障害を検知したとき、自らがなす処理内容を変更してオーダー情報及びメニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報を含むメニュー情報をバックアップ可能なものとできる。
以下本発明に係るオーダー処理システムを図1乃至図5に基づいて説明する。図1は実施の形態に係るオーダー処理システム100の構成を示すブロック図である。
オーダー処理システム100は、図1に示すように、店員が個々に携帯する携帯端末である複数のハンディターミナル110と、天井等に設置されてハンディターミナル110との無線通信を可能とする無線通信ユニット120と、注文メニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票(図示せず)を印字発行するキッチンプリンタ130と、システム全体を制御する注文管理制御装置であるオーダー処理装置140と、オーダー処理装置150とを備えており、無線通信ユニット120、キッチンプリンタ130、オーダー処理装置140,150を回線160で接続して構成されている。
この例では、当初オーダー処理装置140は、ハンディターミナル110からのオーダー情報を無線通信ユニット120を介して受信し、オーダー情報を処理すると共にオーダー情報からメニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報を含むメニュー情報を生成してこれらの更新処理を行う一方、前記オーダー処理装置150にこれらのメニュー情報をバックアップ通知してバックアップさせるマスターステーション(M−STN)として作動する。
また、オーダー処理装置150は、前記マスターステーション(M−STN)として作動するオーダー処理装置140からバックアップ通知を受けメニュー情報をバックアップするバックアップステーション(B−STN)として作動する。これらのオーダー処理装置140及びオーダー処理装置150は、後述するように、そのハードウエア構成は共通のものであり、内部で実行されるプログラムにより、マスターステーション(M−STN)として動作したり、バックアップステーション(B−STN)として動作したりする。即ち、オーダー処理装置140,150は、メニュー情報の処理、及び、接続されている他の装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、接続されている他の装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、メニュー情報の処理を行う第3処理実行部と、を備えている。そして、オーダー処理装置140は前記第1処理部が動作してマスターステーション(M−STN)として作動し、オーダー処理装置150は第3処理実行部が動作してバックアップステーション(B−STN)として作動するのである。
なお、ハンディターミナル110、無線通信ユニット120とキッチンプリンタ130との台数はいずれも任意である。
以下、オーダー処理システム100を構成するオーダー処理装置140,150について、その構造を説明する。なお、オーダー処理システム100を構成するハンディターミナル110、無線通信ユニット120、キッチンプリンタ130については、その構造及び機能は従来のものと何ら変わるものではないためその説明は省略する。
図2はオーダー処理装置に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。オーダー処理装置140,150には、各種操作キーを配設したキーボード15と、LCDである表示部17とが設けられている。特に図示しないが、キーボード15に配設された操作キーとしては、「0」から「9」まで数字を入力するためのテンキーが含まれている。
そして、図2に示すように、オーダー処理装置140,150には、オーダー情報処理装置10が備えられている。オーダー情報処理装置10は、各部を集中的に制御するCPU11にバスライン19を介して、CPU11を動作させる制御プログラム等の固定的情報を予め格納するROM12と各種情報を書き換え自在に格納するワークエリアとして機能し第一の記憶部であるRAM13とが接続されて構成されている。このようなオーダー情報処理装置10には、キーボード入力回路14を介してキーボード15が接続され、表示制御部16を介して表示部17が接続されている。また、オーダー処理装置140には、通信回線を介して各装置と通信するためのライン通信装置18が備えられており、バスライン19を介してオーダー情報処理装置10に接続されている。また、オーダー情報処理装置10には、3つの処理実行部を実現する第1プログラム21、第2プログラム22、第3プログラム23を格納するHDD(Hard Disk Drive)で構成される記憶装置20が配置される。
3つのプログラムは、上述した、3つの処理実行部に対応するものである。3つの処理実行部は、オーダー情報処理装置10のCPU11が前記記憶装置20に格納された3つのプログラムをそれぞれ実行することにより実現される。
第1プログラム21は第1処理実行部に対応し、メニュー情報の処理、及び、接続されている他の装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行うものである。
また、第2プログラム22は第2処理実行部に対応し、接続されている他の装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行うものである。
そして、第3プログラム23は第3処理実行部に対応し、メニュー情報の処理を行うものである。なお、これらの3つのプログラムは、その処理に共通点が多いため開発を短時間で行うことができるという利点がある。即ち、メニュー情報に関する処理は、第1プログラムと第3プログラムに共通し、バックアップ通知に関する処理は、第1プログラムと第2プログラムに共通する。
また、記憶装置20には、監視プログラム24が格納されており、接続されている他のオーダー処理装置の状態を監視し、他のオーダー処理装置の状態に応じて前記第1処理実行部、第2処理実行部、第3処理実行部のうちの一の処理実行部に処理を実行させるため、前記第1〜第3のプログラムを実行する実行切替部を実現している。
図3は通常動作時におけるオーダー処理システム100の動作を示す図である。アイドル動作において、オーダー処理システム100は、図3(a)に示すように、オーダー処理装置140及びオーダー処理装置150は、監視プログラム24を作動して互いに監視を行う。即ち5秒ごとに監視信号(PING)を発生し互いの状況を確認する。
また、オーダー処理時においては、オーダー処理装置140は第1プログラムを実行し、マスターステーション(M−STN)として作動して、メニュー情報の処理、及び、接続されている他の装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う。即ち、ハンディターミナル110からのオーダー情報は、オーダー処理装置140に入力され、メニュー情報として品切情報、残数情報、座席情報が生成され、オーダー処理装置140に格納されると共に、オーダー処理装置150にバックアップ通知される。
一方オーダー処理装置150は第2プログラムを実行し、バックアップステーション(B−STN)として作動する。即ち、オーダー処理装置150は、オーダー処理装置140からメニュー情報を受け、このメニュー情報をバックアップする。
この状態でマスターステーション(M−STN)として作動しているオーダー処理装置140に障害が発生すると、オーダー処理システム100は以下のように作動して障害を復旧する。
まず、マスターステーション(M−STN)として作動するオーダー処理装置140に障害が発生した場合について説明する。
図4はオーダー処理システムのマスターステーション(M−STN)に障害が発生したときの復旧の状態を示す図である。
図4(a)に示すように、マスターステーション(M−STN)であるオーダー処理装置140に障害が発生すると、バックアップステーション(B−STN)であるオーダー処理装置150はオーダー処理装置140に障害が発生したことを検知する。オーダー処理装置140の障害は、監視信号(PING)が3回発生され、受信に失敗したときに検出される。
障害を検出すると、オーダー処理装置140は、第3プログラムを実行し、マスターバックアップステーション(MB−STN)としてオーダー処理装置140のIPアドレスで立ち上がる。また、オーダー処理装置150は、復旧のため新たに接続されるオーダー処理装置がないかを定期的に監視する。
この状態で、ハンディターミナル110からのオーダー情報は、第2プログラムが実行され、マスターバックアップステーション(MB−STN)として作動するオーダー処理装置150に伝送され、メニュー情報としてオーダー情報、品切情報、残数情報、座席情報が格納される。
そして、図4(c)に示すように、新たなオーダー処理装置170が接続されると、オーダー処理装置150はオーダー処理装置170を新たなマスターステーション(M−STN)とする復旧処理を実行すると共に、格納していたメニュー情報をオーダー処理装置170に転送してオーダー処理装置170にDIAGモード第1プログラムを実行させて新たなマスターステーション(M−STN)として作動させる。
また、オーダー処理装置150は第2プログラムを実行して、バックアップステーション(B−STN)となり、これまでのメニュー情報をバックアップした状態となる。
これにより、オーダー処理システム100の障害は復旧し、復旧後もメニュー情報がバックアップされた状態とできる。
次にバックアップステーション(B−STN)として動作するオーダー処理装置150に障害が発生した場合について説明する。
図5はオーダー処理システムのバックアップステーション(B−STN)に障害が発生したときの復旧の状態を示す図である。
図5(a)に示すように、バックアップステーション(B−STN)であるオーダー処理装置150に障害が発生すると、マスターステーション(M−STN)であるオーダー処理装置140はオーダー処理装置150に障害が発生したことを検知する。オーダー処理装置150の障害は、監視信号(PING)が3回発生され、受信に失敗したときに検出される。
障害を検出すると、オーダー処理装置150は、第1プログラムを実行し続け、マスターステーション(M−STN)として作動し続ける。また、オーダー処理装置140は、図5(b)に示すように、復旧のため新たに接続されるオーダー処理装置がないかを定期的に監視する。
この状態で、ハンディターミナル110からのオーダー情報は、第1プログラムが実行され、マスターステーション(M−STN)として作動するオーダー処理装置140に伝送され、メニュー情報としてオーダー情報、品切情報、残数情報、座席情報が格納される。
そして、図5(c)に示すように、新たなオーダー処理装置180が接続されると、オーダー処理装置140はオーダー処理装置180においてDIAGモードで第3プログラムを実行させ新たなバックアップステーション(B−STN)とする復旧処理を実行すると共に、格納していたメニュー情報をオーダー処理装置180に転送する。
これにより、オーダー処理システム100の障害は復旧し、復旧後もメニュー情報がバックアップされた状態とできる。
本実施の形態によれば、オーダー情報処理装置は他の装置の障害を検知したとき、自らがなす処理内容を変更してオーダー情報及びメニュー品切情報、メニュー残数情報、座席情報を含むメニュー情報をバックアップ可能なものとできる。また、オーダー処理装置として同一の構成のものをしようすることができるので、復旧処理に際して予め用意しておいた予備のオーダー処理装置を使用することができ、復旧処理を迅速に行うことができる。
実施の形態に係るオーダー処理システムの構成を示すブロック図である オーダー処理装置に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。 通常動作時におけるオーダー処理システムの動作を示す図である。 オーダー処理システムのマスターステーション(M−STN)に障害が発生したときの復旧の状態を示す図である。 オーダー処理システムのバックアップステーション(B−STN)に障害が発生したときの復旧の状態を示す図である。 従来のオーダー処理システム及びこのオーダー処理システムの復旧の状態を示す図である。
符号の説明
21 第1プログラム,22 第2プログラム,23 第3プログラム,24 監視プログラム,100 オーダー処理システム,110 ハンディターミナル(携帯端末),140 オーダー処理装置(マスターステーション),150 オーダー処理装置(バックアップステーション)

Claims (6)

  1. 複数台が接続されてオーダー処理システムを構成し、携帯端末からのオーダー情報を受けてオーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理、または、前記メニュー情報のバックアップ処理を行うオーダー処理装置において、
    メニュー情報の更新処理、及び、接続されている他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、
    接続されている他のオーダー処理装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、
    メニュー情報の更新処理を行う第3処理実行部と、
    接続されている他の装置の状態を監視して、
    自らが前記第1処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第2処理実行部を動作している場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第1処理実行部の動作を停止して前記第3処理実行部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第2処理実行部を動作させると共に、自ら格納していたメニュー情報をバックアップさせる処理、
    及び、
    自らが前記第3処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第1処理実行部を動作させている場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第3処理実行部の動作を停止して前記第2実行処理部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第1処理実行部を動作させると共に、自らは前記第3処理実行部を動作させ自ら更新処理していたメニュー情報を新たなオーダー処理装置に送出する処理、
    を行う実行切替処理部と、
    を備えることを特徴とするオーダー処理装置。
  2. 複数台が接続されてオーダー処理システムを構成し、携帯端末からのオーダー情報を受けてオーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理、または、前記メニュー情報のバックアップ処理を行うオーダー処理装置において、
    メニュー情報の更新処理、及び、接続されている他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、
    接続されている他のオーダー処理装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、
    メニュー情報の更新処理を行う第3処理実行部と、
    オーダー処理システムに接続されたとき、オーダー処理システム中の既存のオーダー処理装置の指示に基づいて前記第1処理実行部、第2処理実行部、又は第3処理実行部のうち選ばれた一つの処理実行部を動作させる実行切替処理部と、
    を備えることを特徴とするオーダー処理装置。
  3. 携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理、または、前記メニュー情報バックアップ処理を行う複数台のオーダー処理装置が接続されたオーダー処理システムにおいて、
    各オーダー処理装置は、
    メニュー情報の更新処理、及び、接続されている他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知を行う第1処理実行部と、
    接続されている他のオーダー処理装置からのメニュー情報のバックアップ処理を行う第2処理実行部と、
    メニュー情報の更新処理を行う第3処理実行部と、
    接続されている他の装置の状態を監視して、
    自らが前記第1処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第2処理実行部を動作している場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第1処理実行部の動作を停止して前記第3処理実行部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第2処理実行部を動作させると共に、自ら格納していたメニュー情報をバックアップさせる処理、
    及び、
    自らが前記第3処理実行部を動作し、接続された他のオーダー処理装置が前記第1処理実行部を動作させている場合であって、他のオーダー処理装置の障害を検出したとき、実行している第3処理実行部の動作を停止して前記第2実行処理部を動作させ、障害が発生したオーダー処理装置を切り離すと共に、障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が接続されたとき、新たなオーダー処理装置を検出して、このオーダー処理装置に前記第1処理実行部を動作させると共に、自らは前記第3処理実行部を動作させ自ら更新処理していたメニュー情報を新たなオーダー処理装置に送出する処理、
    を行う実行切替処理部と、
    を備えることを特徴とするオーダー処理システム。
  4. 少なくとも2台のオーダー処理装置を接続してなり、
    一のオーダー処理装置は、携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理と、他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知機能を含むメニュー情報の処理を実行し、
    他のオーダー処理装置は、前記メニュー情報のバックアップ処理を実行するオーダー処理システムの復旧方法において、
    前記他のオーダー処理装置は、前記一のオーダー処理装置の状態を監視し、一のオーダー処理装置に障害が発生したとき、自らが前記携帯端末を受信してメニュー情報の更新処理を行い、
    前記一のオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が配置されたとき、新たなオーダー処理装置にメニュー情報を転送して新たなオーダー処理装置で前記メニュー情報の更新処理を実行させると共に、
    前記他のオーダー処理装置は、前記新たなオーダー処理装置のバックアップ処理をすることを特徴とするオーダー処理システムの復旧方法。
  5. 少なくとも2台のオーダー処理装置を接続してなり、
    一のオーダー処理装置は、携帯端末からのオーダー情報を受け、オーダー情報の処理及びオーダー情報に基づいて生成されるメニュー情報の更新処理と、他のオーダー処理装置へのメニュー情報のバックアップ通知機能を含むメニュー情報の処理を実行し、
    他のオーダー処理装置は、前記メニュー情報のバックアップ処理を実行するオーダー処理システムの復旧方法において、
    前記一のオーダー処理装置は、他のオーダー処理装置の状態を監視し、他のオーダー処理装置に障害が発生したとき、バックアップ通知を停止し、
    前記他のオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置が配置されたとき、新たなオーダー処理装置にメニュー情報のバックアップ情報を転送して新たなオーダー処理装置にバックアップ処理を実行させることを特徴とするオーダー処理システムの復旧方法。
  6. 障害が発生したオーダー処理装置に換え新たなオーダー処理装置がオーダー処理システムに接続されたとき、
    新たに接続されたオーダー処理装置は、オーダー処理システム中の既存のオーダー処理装置の指示に基づいて、
    オーダー情報に基づいてメニュー情報の更新処理を行うと共に、他のオーダー処理装置への管理情報のバックアップ通知機能を含むメニュー情報の処理を実行し、
    または、
    前記メニュー情報のバックアップ処理を実行することを特徴とする請求項4又は5記載のオーダー処理システムの復旧方法。
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