JP2014081794A - 電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害の復旧に際し、保守者の判断にもとづく柔軟で円滑な対応が可能としながらも、利便性に優れた電子機器の管理を可能とする。
【解決手段】 保守者端末4は、電子機器3における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを管理サーバー2に送信する対処コード送信手段402を備え、管理サーバー2は、対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段203と、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを前記障害が検知された電子機器3に送信する障害パラメータ送信手段204と、を備え、電子機器3は、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧手段303を備えた構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】 保守者端末4は、電子機器3における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを管理サーバー2に送信する対処コード送信手段402を備え、管理サーバー2は、対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段203と、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを前記障害が検知された電子機器3に送信する障害パラメータ送信手段204と、を備え、電子機器3は、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧手段303を備えた構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、管理対象の電子機器の障害を復旧させることを可能とする電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法に関し、より詳しくは、保守者の判断を反映しつつ電子機器の障害を円滑に復旧させることが可能な電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法に関する。
従来から、コピー機やプリンターなどの電子機器に障害が発生した場合に、エラー対処方法や復旧操作情報を通知する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような技術によれば、通知を受けた者が、その通知情報にしたがった処置を行うことによって電子機器を適切に復旧させることができる。
このような技術によれば、通知を受けた者が、その通知情報にしたがった処置を行うことによって電子機器を適切に復旧させることができる。
しかしながら、従来の技術において、対象の電子機器において障害が発生した場合に通知される上述の情報の有用性は、高度な技術的知識を有する保守者にとって低いと考えられる。
一方、そのような情報の通知を受けた保守者は、通常、障害の内容に拘わらず、ユーザーのところに赴いて復旧処置を行う必要がある。
このため、障害が検知された場合は、単に障害情報を提供するのではなく、再起動等を行って電子機器を障害から自動的に復旧させる方が望ましい。
一方、そのような情報の通知を受けた保守者は、通常、障害の内容に拘わらず、ユーザーのところに赴いて復旧処置を行う必要がある。
このため、障害が検知された場合は、単に障害情報を提供するのではなく、再起動等を行って電子機器を障害から自動的に復旧させる方が望ましい。
ところが、再起動を例にとってみても、プロセスを個別に再開する場合と全プロセスを再開する場合、メモリクリアを伴う場合とメモリデータが保持される場合、電源をOFF→ONして再開する場合等、様々な手法があり、これらを、様々な要因にもとづき発生する各障害に対する復旧手法として一律に紐付けることは困難である。
すなわち、電子機器における障害の復旧処理は、その電子機器に精通し、かつ、ユーザーにおける電子機器の設置環境や使用態様等を把握した保守者が、障害内容及び係るユーザー事情等を総合的に検証したうえで最良の手法を選択すべきであり、単に、障害の内容だけを捉えて一様な手法で復旧処理を行うと、必要以上に時間を要したり、必要なデータが消去される等の支障を生ずる場合がある。
したがって、電子機器の障害に対し、保守者の判断にもとづく柔軟で適切な復旧処理が可能であって、保守者にとって利便性の高い電子機器の管理システムが求められていた。
すなわち、電子機器における障害の復旧処理は、その電子機器に精通し、かつ、ユーザーにおける電子機器の設置環境や使用態様等を把握した保守者が、障害内容及び係るユーザー事情等を総合的に検証したうえで最良の手法を選択すべきであり、単に、障害の内容だけを捉えて一様な手法で復旧処理を行うと、必要以上に時間を要したり、必要なデータが消去される等の支障を生ずる場合がある。
したがって、電子機器の障害に対し、保守者の判断にもとづく柔軟で適切な復旧処理が可能であって、保守者にとって利便性の高い電子機器の管理システムが求められていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、管理対象の電子機器について障害が発生した場合に、障害内容その他の判断要素にもとづく保守者の判断によって選択した任意の手法にもとづき電子機器を復旧させることが可能であり、また、係る復旧処理を遠隔から操作することが可能な電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の電子機器管理システムは、対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末が管理サーバーと通信可能に接続された電子機器管理システムであって、保守者端末は、電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを管理サーバーに送信する対処コード送信手段を備え、管理サーバーは、対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段と、保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、障害が検知された電子機器に送信する障害パラメータ送信手段と、を備え、電子機器は、管理サーバーから受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧手段を備えるようにしている。
また、本発明の管理サーバーは、対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末と通信可能に接続された管理サーバーであって、復旧処理の種別ごとに割り当てた対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段と、電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを保守者端末が受信した後において、保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを障害が検知された電子機器に送信して、当該電子機器における障害を復旧させる障害パラメータ送信手段と、を備えるようにしている。
また、本発明のエラー復旧方法は、対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末が管理サーバーと通信可能に接続された場合における前記電子機器のエラー復旧方法であって、保守者端末が、電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを管理サーバーに送信する対処コード送信工程と、管理サーバーが、保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、障害が検知された電子機器に送信する障害パラメータ送信工程と、少なくとも、障害パラメータ送信工程の前に、管理サーバーが、対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存工程と、電子機器が、管理サーバーから受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧工程と、を有するようにしている。
本発明によれば、障害の復旧に際し、保守者の判断にもとづく柔軟で円滑な対応が可能であり、利便性に優れた電子機器の管理技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器管理システムの概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の電子機器管理システム1は、電子機器3と、電子機器を管理する管理サーバー2と、電子機器3の保守者が有する保守者端末4とを備える。
電子機器3と管理サーバー2、及び、管理サーバー2と保守者端末4は、それぞれインターネット、移動体通信網その他の公衆回線や専用回線等の電気通信回線を介して通信可能に接続される。
図1に示すように、本実施形態の電子機器管理システム1は、電子機器3と、電子機器を管理する管理サーバー2と、電子機器3の保守者が有する保守者端末4とを備える。
電子機器3と管理サーバー2、及び、管理サーバー2と保守者端末4は、それぞれインターネット、移動体通信網その他の公衆回線や専用回線等の電気通信回線を介して通信可能に接続される。
このような電子機器管理システム1では、管理対象の電子機器3が、障害の発生を自ら検知してその障害内容を示すエラーコードを管理サーバー2に送信し、管理サーバー2は、電子機器3から受信したエラーコードを保守者端末4に送信するようにしている。
このため、保守者は、自身が所有する保守者端末4を介して対象の電子機器3で障害が発生したことやその障害内容を迅速に知ることができる。
また、保守者端末4は、保守者が任意に入力した対処コードを管理サーバー2に送信し、管理サーバー2は、受信した対処コードに対応した障害パラメータを対象の電子機器3に送信し、電子機器4は、受信した障害パラメータにもとづく復旧処理を行うようにしている。
このため、保守者が、障害内容を含め総合的に適切と判断した復旧手法にもとづいて、電子機器3を遠隔操作を介し自動的に復旧させることができる。
このため、保守者は、自身が所有する保守者端末4を介して対象の電子機器3で障害が発生したことやその障害内容を迅速に知ることができる。
また、保守者端末4は、保守者が任意に入力した対処コードを管理サーバー2に送信し、管理サーバー2は、受信した対処コードに対応した障害パラメータを対象の電子機器3に送信し、電子機器4は、受信した障害パラメータにもとづく復旧処理を行うようにしている。
このため、保守者が、障害内容を含め総合的に適切と判断した復旧手法にもとづいて、電子機器3を遠隔操作を介し自動的に復旧させることができる。
以下、本実施形態の電子機器管理システム1の主たる構成要素である、管理サーバー2、電子機器3、及び、保守者端末4について、それぞれ説明する。
なお、図1に示すように、電子機器3としては、プリンター、コピー機等の画像形成装置を例示することができるが、このような機器に限るものではなく、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置や家電機器等、電子機器一般に適用することができる。
また、図1に示すように、保守者端末4としては、携帯通信端末を例示することができるが、例えば、移動を伴わない据え置きタイプの情報処理装置であってもよい。
なお、図1に示すように、電子機器3としては、プリンター、コピー機等の画像形成装置を例示することができるが、このような機器に限るものではなく、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置や家電機器等、電子機器一般に適用することができる。
また、図1に示すように、保守者端末4としては、携帯通信端末を例示することができるが、例えば、移動を伴わない据え置きタイプの情報処理装置であってもよい。
図2は、管理サーバーの概略構成図である。
図2に示すように、本実施形態の管理サーバー2は、キーボードやマウス等の入力デバイスと接続された操作部21、液晶モニター等の表示デバイスと接続された表示部22、電子機器3及び保守者端末4とインターネット、電気通信回線を介して必要な情報の送受信を行う通信部23、各種プログラムやデータを保存するHDD等からなる保存部24、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部20を備えた情報処理装置である。
図3は、管理サーバーの機能ブロック図である。
図3に示すように、管理サーバー2は、制御部20が、保守者宛先保存手段201、エラーコード転送手段202、対処コード保存手段203、及び、障害パラメータ送信手段204を備える。
図2に示すように、本実施形態の管理サーバー2は、キーボードやマウス等の入力デバイスと接続された操作部21、液晶モニター等の表示デバイスと接続された表示部22、電子機器3及び保守者端末4とインターネット、電気通信回線を介して必要な情報の送受信を行う通信部23、各種プログラムやデータを保存するHDD等からなる保存部24、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部20を備えた情報処理装置である。
図3は、管理サーバーの機能ブロック図である。
図3に示すように、管理サーバー2は、制御部20が、保守者宛先保存手段201、エラーコード転送手段202、対処コード保存手段203、及び、障害パラメータ送信手段204を備える。
保守者宛先保存手段201は、電子機器3の識別情報と当該電子機器3の保守者が有する保守者端末4の宛先を電子機器3ごとに紐付けたテーブルを保存する。
電子機器3の識別情報としては、製造番号を例示することができ、また、保守者端末4の宛先としては、メールアドレスを例示することができる。
エラーコード転送手段202は、障害が発生した電子機器3から受信した当該電子機器3の識別情報にもとづき、当該識別情報に紐付けられた宛先の保守者端末4に、その識別情報とともに受信したエラーコードを送信する。具体的には、保守者端末4のメールアドレス宛に、障害の種別や障害発生時のプロセスなどの障害の詳細な内容を示すエラーコードをメールにて送信する。
このようにすると、電子機器3の保守者に対し、その電子機器4において障害が発生したこと及びその障害内容を迅速に知らせることができる。
なお、後記「障害パラメータ送信手段204」の実行のため、管理サーバー2が提供する対処コードの入力ページのアクセス先であって、障害を検知した電子機器3の宛先を付加情報に含むURLを、前記メールにリンク可能に貼り付けて送信する。
電子機器3の識別情報としては、製造番号を例示することができ、また、保守者端末4の宛先としては、メールアドレスを例示することができる。
エラーコード転送手段202は、障害が発生した電子機器3から受信した当該電子機器3の識別情報にもとづき、当該識別情報に紐付けられた宛先の保守者端末4に、その識別情報とともに受信したエラーコードを送信する。具体的には、保守者端末4のメールアドレス宛に、障害の種別や障害発生時のプロセスなどの障害の詳細な内容を示すエラーコードをメールにて送信する。
このようにすると、電子機器3の保守者に対し、その電子機器4において障害が発生したこと及びその障害内容を迅速に知らせることができる。
なお、後記「障害パラメータ送信手段204」の実行のため、管理サーバー2が提供する対処コードの入力ページのアクセス先であって、障害を検知した電子機器3の宛先を付加情報に含むURLを、前記メールにリンク可能に貼り付けて送信する。
対処コード保存手段203は、復旧処理の種別ごとに割り当てた対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令する情報であって電子機器3が解釈可能な障害パラメータとを対応付けて保存する。具体的には、図8に示すようなテーブルをデータベースとして保存部24において保存する。
図8は、対処コードと障害パラメータとを対応付けたテーブルを示す図である。
図8に示すように、対処コードには、複数の障害パラメータ(1〜x)を対応付けて設定することができ、例えば、本実施形態のように、障害パラメータ1と障害パラメータ2を設定することができる。
図8は、対処コードと障害パラメータとを対応付けたテーブルを示す図である。
図8に示すように、対処コードには、複数の障害パラメータ(1〜x)を対応付けて設定することができ、例えば、本実施形態のように、障害パラメータ1と障害パラメータ2を設定することができる。
ここで、障害パラメータ1は、「1」が、再起動の実行を命令するパラメータであり、「1」以外(例えば「2」)は、再起動以外の種別の復旧処理を命令するパラメータである。
また、障害パラメータ1が「1」の場合の障害パラメータ2は、再起動の具体的な手法に対応して「1」〜「4」が設定される。
「1」は、プロセス個別再開を示すパラメータであり、「2」は、全プロセス再開を示すパラメータであり、「3」は、メモリクリア再開を示すパラメータであり、「4」は、電源OFF/ONを示すパラメータである。
また、障害パラメータ1が「1」の場合の障害パラメータ2は、再起動の具体的な手法に対応して「1」〜「4」が設定される。
「1」は、プロセス個別再開を示すパラメータであり、「2」は、全プロセス再開を示すパラメータであり、「3」は、メモリクリア再開を示すパラメータであり、「4」は、電源OFF/ONを示すパラメータである。
このため、対処コード「00011」には、プロセス個別再開により再起動を行うための障害パラメータ1,2の組み合わせ「11」、対処コード「00012」には、メモリデータを保持しつつ全プロセスを再開(メモリ救済)させて再起動を行うための障害パラメータ1,2の組み合わせ「12」、対処コード「00013」には、メモリデータを保持しないメモリクリア再開(メモリ非救済)によって再起動を行うための障害パラメータ1,2の組み合わせ「13」、対処コード「00014」には、電源OFF/ONによって再起動を行うための障害パラメータ1,2の組み合わせ「14」が、それぞれ対応付けられる。
障害パラメータ送信手段204は、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、障害が検知された電子機器3に送信する。
具体的には、保守者端末4において表示される対処コードの入力ページから入力された対処コードを受信し、この対処コードに対応した障害パラメータが取り出され、その入力ページのURLに含まれる宛先の電子機器3に送信される。
例えば、保守者により保守者端末4に対処コード「00011」が入力され、これを保守者端末4から受信した場合には、対処コード「00011」に対応付けられた障害パラメータ「11」を取り出し、電子機器3に送信する。
具体的には、保守者端末4において表示される対処コードの入力ページから入力された対処コードを受信し、この対処コードに対応した障害パラメータが取り出され、その入力ページのURLに含まれる宛先の電子機器3に送信される。
例えば、保守者により保守者端末4に対処コード「00011」が入力され、これを保守者端末4から受信した場合には、対処コード「00011」に対応付けられた障害パラメータ「11」を取り出し、電子機器3に送信する。
なお、電子機器4は、管理サーバー2から受信した障害パラメータを解釈して、対応する復旧処理を実施する。
例えば、障害パラメータ「11」を受信した電子機器3は、自らプロセス個別再開を行うことによって障害を復旧させることができる。
例えば、障害パラメータ「11」を受信した電子機器3は、自らプロセス個別再開を行うことによって障害を復旧させることができる。
図4は、電子機器の概略構成図である。
以下、電子機器4の一例であるプリンターの概略構成について説明する。
電子機器3は、図4に示すように、タッチパネルやテンキーからなる操作部31、液晶パネルからなる表示部32、管理サーバー2と電気通信回線を介して必要な情報の送受信を行う通信部33、各種プログラムやデータを保存するHDD等からなる保存部34、印刷エンジンを有し、対象の画像データについて印刷処理を行う出力部35、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部30を備える。
以下、電子機器4の一例であるプリンターの概略構成について説明する。
電子機器3は、図4に示すように、タッチパネルやテンキーからなる操作部31、液晶パネルからなる表示部32、管理サーバー2と電気通信回線を介して必要な情報の送受信を行う通信部33、各種プログラムやデータを保存するHDD等からなる保存部34、印刷エンジンを有し、対象の画像データについて印刷処理を行う出力部35、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部30を備える。
図5は、電子機器の機能ブロック図である。
図5に示すように、電子機器3は、制御部30が、障害検知手段301、エラーコード送信手段302、自動復旧手段303、及び、ログ保存手段304を備える。
障害検知手段301は、その電子機器3における障害を検知する。
エラーコード送信手段302は、検知した障害の内容を示すエラーコードと、その電子機器の識別情報を管理サーバー2に送信する。
例えば、プリント用紙のJAM(紙詰まり)やメモリフルの状態を検知すると、その障害の種別や障害の詳細が識別できるコードを、その電子機器3の製造番号とともに管理サーバー2に送信する。
なお、管理サーバー2では、電子機器3の識別番号にもとづきその電子機器3の宛先を特定し、特定した宛先の保守者端末4にエラーコードを転送することで、保守者に障害情報を通知する(前述したエラーコード転送手段202参照)。
図5に示すように、電子機器3は、制御部30が、障害検知手段301、エラーコード送信手段302、自動復旧手段303、及び、ログ保存手段304を備える。
障害検知手段301は、その電子機器3における障害を検知する。
エラーコード送信手段302は、検知した障害の内容を示すエラーコードと、その電子機器の識別情報を管理サーバー2に送信する。
例えば、プリント用紙のJAM(紙詰まり)やメモリフルの状態を検知すると、その障害の種別や障害の詳細が識別できるコードを、その電子機器3の製造番号とともに管理サーバー2に送信する。
なお、管理サーバー2では、電子機器3の識別番号にもとづきその電子機器3の宛先を特定し、特定した宛先の保守者端末4にエラーコードを転送することで、保守者に障害情報を通知する(前述したエラーコード転送手段202参照)。
自動復旧手段303は、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う。
具体的には、図8と同様の対応付けを保存部34に保存しておき、受信した「障害パラメータ」に対応した「障害復旧措置」を行う。
例えば、障害パラメータ「11」を受信した場合には、「プロセス個別再開」による「再起動」を行う。
同様に、障害パラメータ「12」を受信した場合には、「全プロセス再開」による「再起動」を行い、障害パラメータ「13」を受信した場合には、「メモリクリア再開」による「再起動」を行い、障害パラメータ「14」を受信した場合には、「電源OFF/ON」による「再起動」を行う。
具体的には、図8と同様の対応付けを保存部34に保存しておき、受信した「障害パラメータ」に対応した「障害復旧措置」を行う。
例えば、障害パラメータ「11」を受信した場合には、「プロセス個別再開」による「再起動」を行う。
同様に、障害パラメータ「12」を受信した場合には、「全プロセス再開」による「再起動」を行い、障害パラメータ「13」を受信した場合には、「メモリクリア再開」による「再起動」を行い、障害パラメータ「14」を受信した場合には、「電源OFF/ON」による「再起動」を行う。
ログ保存手段304は、受信した対処コードにもとづくログ情報を閲覧可能に保存する。
具体的には、受信した対処コードや対処コードにもとづいて行われる復旧処理の内容を復旧処理時又はその前後において表示することができる。
このため、ユーザーは、復旧処理がこれから実行されていることや既に実行中であるだけでなく、その復旧処理の具体的な内容を知ることができ、また、これらの情報を事後的に知ることができる。
具体的には、受信した対処コードや対処コードにもとづいて行われる復旧処理の内容を復旧処理時又はその前後において表示することができる。
このため、ユーザーは、復旧処理がこれから実行されていることや既に実行中であるだけでなく、その復旧処理の具体的な内容を知ることができ、また、これらの情報を事後的に知ることができる。
図6は、保守者端末の概略構成図である。
以下、保守者端末4の一例として、保守者が携行する携帯通信端末の概略構成について説明する。
保守者端末4は、図6に示すように、テンキー及び操作キーからなる操作部41、表示パネルからなる表示部42、管理サーバー2と電気通信回線(移動体通信網)を介して必要な情報の送受信を行う通信部43、各種プログラムやデータを保存する保存部44、通話中、保守者が発した音声を入力し、相手が発した音声を出力する送受話部45、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部40を備える。
以下、保守者端末4の一例として、保守者が携行する携帯通信端末の概略構成について説明する。
保守者端末4は、図6に示すように、テンキー及び操作キーからなる操作部41、表示パネルからなる表示部42、管理サーバー2と電気通信回線(移動体通信網)を介して必要な情報の送受信を行う通信部43、各種プログラムやデータを保存する保存部44、通話中、保守者が発した音声を入力し、相手が発した音声を出力する送受話部45、及び、CPU、ROM、RAMを備え各構成部の制御を行う制御部40を備える。
図7は、保守者端末の機能ブロック図である。
図7に示すように、保守者端末4は、エラーコード表示手段401、及び、対処コード送信手段402を備える。
エラーコード表示手段401は、管理サーバー2から受信したエラーコードを表示する。
エラーコードは、障害の具体的な内容をコード化した情報であるため、エラーコードを見た保守者は、電子機器3においてどのような障害が発生したのかを知ることができる。
例えば、図9に示すように、エラーコード「00001」を受信し、表示した場合、対象の電子機器3においてJAMが発生したことを知ることができる。また、エラーコードには、その障害時におけるプロセス(不図示)も含むため、障害に関連するプロセスとして参酌することもできる。
また、保守者端末4において、図9のテーブルを保存部44に保存しておき、エラーコードに代えて、又は、加えて、対応する「エラー詳細」を表示することもできる。
図7に示すように、保守者端末4は、エラーコード表示手段401、及び、対処コード送信手段402を備える。
エラーコード表示手段401は、管理サーバー2から受信したエラーコードを表示する。
エラーコードは、障害の具体的な内容をコード化した情報であるため、エラーコードを見た保守者は、電子機器3においてどのような障害が発生したのかを知ることができる。
例えば、図9に示すように、エラーコード「00001」を受信し、表示した場合、対象の電子機器3においてJAMが発生したことを知ることができる。また、エラーコードには、その障害時におけるプロセス(不図示)も含むため、障害に関連するプロセスとして参酌することもできる。
また、保守者端末4において、図9のテーブルを保存部44に保存しておき、エラーコードに代えて、又は、加えて、対応する「エラー詳細」を表示することもできる。
対処コード送信手段402は、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力した対処コードを管理サーバー2に送信する。
具体的には、管理サーバー2から受信したエラーコードのメールにリンクされたURLを選択すると表示される対処コードの入力ページにおいて、保守者が任意に対処コードをダイヤルプッシュして入力すると、入力された対処コードが管理サーバー2に送信される。
なお、管理サーバー2では、受信した対処コードに対応した障害パラメータを電子機器3に送信することで、電子機器3において復旧処理が行われる(前述した自動復旧手段303参照)。
具体的には、管理サーバー2から受信したエラーコードのメールにリンクされたURLを選択すると表示される対処コードの入力ページにおいて、保守者が任意に対処コードをダイヤルプッシュして入力すると、入力された対処コードが管理サーバー2に送信される。
なお、管理サーバー2では、受信した対処コードに対応した障害パラメータを電子機器3に送信することで、電子機器3において復旧処理が行われる(前述した自動復旧手段303参照)。
以上のように、本実施形態に係る電子機器管理システム1の特徴的な構成によれば、電子機器3が、その電子機器3における障害を検知すると、検知した障害の内容を示すエラーコードとその電子機器の識別情報を管理サーバー2に送信し、管理サーバー2が、電子機器3から受信した当該電子機器3の識別情報にもとづき、当該識別情報に紐付けられた宛先の保守者端末4に、その識別情報とともに受信したエラーコードを送信し、保守者端末4が、管理サーバー2から受信したエラーコードを表示する。
その後、保守者端末4は、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、保守者の判断によって入力された対処コードを管理サーバー2に送信し、管理サーバー2が、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを障害が発生している電子機器3に送信し、電子機器3は、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を自動的に行うようにしている。
その後、保守者端末4は、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、保守者の判断によって入力された対処コードを管理サーバー2に送信し、管理サーバー2が、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを障害が発生している電子機器3に送信し、電子機器3は、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を自動的に行うようにしている。
このため、電子機器3の保守者は、自身が所有する保守者端末4を介して、その電子機器3において障害が発生したことだけでなく、その障害の種別や障害に関連するプロセス等の詳細な障害内容を、即座に確認することができる。
そして、保守者は、このような障害情報、ユーザー環境その他必要な判断要素を含めた総合的な判断にもとづいて、その電子機器3にとって最適と考えられる復旧処理方法によって電子機器3を適切かつ円滑に復旧させることができる。
例えば、Aという機能を電子機器3において動作させた場合、潜在バグによってXプロセスでプロセスダウンが発生したケースについては、電源のOFF/ONを行うことでXプロセスは回復する。しかし、この結果、一時的な保存データは削除されると保守者が判断すれば、電源OFF/ONを選択せずに、Xプロセスのみ個別に再開させるようにすることができる。
そして、保守者は、このような障害情報、ユーザー環境その他必要な判断要素を含めた総合的な判断にもとづいて、その電子機器3にとって最適と考えられる復旧処理方法によって電子機器3を適切かつ円滑に復旧させることができる。
例えば、Aという機能を電子機器3において動作させた場合、潜在バグによってXプロセスでプロセスダウンが発生したケースについては、電源のOFF/ONを行うことでXプロセスは回復する。しかし、この結果、一時的な保存データは削除されると保守者が判断すれば、電源OFF/ONを選択せずに、Xプロセスのみ個別に再開させるようにすることができる。
また、電子機器3における障害の発生及びその電子機器3の復旧処理は、保守者の所在場所を問わず確認し、操作することができる。
このため、本発明の実施形態によれば、保守者の判断にもとづく柔軟で円滑な対応が可能でありながらも、利便性に優れた電子機器3の管理システムを提供することができる。
また、本実施形態の電子機器管理システム1は、主に管理サーバー2が、電子機器3と保守者端末4の間のデータ通信を仲介して必要な制御を行うようにしている。
このため、本発明の実施形態に係る管理サーバー2によれば、電子機器3や保守者端末4に特段の改造や機能付加を施すことなく、上述した電子機器3の管理システムを構成することができる。
このため、本発明の実施形態によれば、保守者の判断にもとづく柔軟で円滑な対応が可能でありながらも、利便性に優れた電子機器3の管理システムを提供することができる。
また、本実施形態の電子機器管理システム1は、主に管理サーバー2が、電子機器3と保守者端末4の間のデータ通信を仲介して必要な制御を行うようにしている。
このため、本発明の実施形態に係る管理サーバー2によれば、電子機器3や保守者端末4に特段の改造や機能付加を施すことなく、上述した電子機器3の管理システムを構成することができる。
次に、本発明の実施形態に係るエラー復旧方法について説明する。
図10は、本発明の実施形態に係るエラー復旧方法を示すシーケンス図である。
なお、管理サーバー2において、電子機器3の識別情報と電子機器3の保守者の保守者端末4の宛先とを対応付けたテーブル、及び、対処コードと障害パラメータとを対応付けたテーブルは、予め保存部24に保存されているものとする。
図10は、本発明の実施形態に係るエラー復旧方法を示すシーケンス図である。
なお、管理サーバー2において、電子機器3の識別情報と電子機器3の保守者の保守者端末4の宛先とを対応付けたテーブル、及び、対処コードと障害パラメータとを対応付けたテーブルは、予め保存部24に保存されているものとする。
図10に示すように、まず、管理対象の電子機器3において何らかの障害が発生したものとする(S1)。
電子機器3は、障害検知手段301が、障害を検知すると、エラーコード送信手段302がその障害内容を示すエラーコードとその電子機器3の識別情報を管理サーバー2に送信する(S2)。
管理サーバー2は、エラーコードを受信すると、エラーコードとともに受信した電子機器3の識別情報からその電子機器3の保守者の保守者端末4の宛先を特定し(S3)、エラーコード転送手段202が、特定した宛先に向けてエラーコードを送信する(S4)。
保守者端末4は、エラーコード表示手段401が、受信したエラーコードを表示する。
このようにすると、保守者は、エラーコードにもとづく障害の内容を迅速に知ることができるため、これにユーザー事情等を加えた総合的な判断にもとづき、その電子機器3における障害の復旧のために最適な復旧処理を自ら決定する。
電子機器3は、障害検知手段301が、障害を検知すると、エラーコード送信手段302がその障害内容を示すエラーコードとその電子機器3の識別情報を管理サーバー2に送信する(S2)。
管理サーバー2は、エラーコードを受信すると、エラーコードとともに受信した電子機器3の識別情報からその電子機器3の保守者の保守者端末4の宛先を特定し(S3)、エラーコード転送手段202が、特定した宛先に向けてエラーコードを送信する(S4)。
保守者端末4は、エラーコード表示手段401が、受信したエラーコードを表示する。
このようにすると、保守者は、エラーコードにもとづく障害の内容を迅速に知ることができるため、これにユーザー事情等を加えた総合的な判断にもとづき、その電子機器3における障害の復旧のために最適な復旧処理を自ら決定する。
上記工程を経て、保守者は、復旧種別に対応した対処コードを保守者端末4に入力する(S5)。
保守者端末4は、対処コード送信手段402が、入力された対処コードを管理サーバー2に送信する(S6)。
管理サーバー2は、対処コードを受信すると、データベース(図8参照)において、対処コードを検索キーとして対応する障害パラメータを検索する(S7)。
管理サーバー2は、障害パラメータ送信手段204が、検出した障害パラメータと対処コードを電子機器3に送信する(S8)。
電子機器3は、対処コードと障害パラメータを受信すると、その障害パラメータにもとづく復旧処理を行い、これにより、電子機器3における障害は復旧する(S9)。
なお、対処コードは、ログ情報として閲覧可能に保存される。
保守者端末4は、対処コード送信手段402が、入力された対処コードを管理サーバー2に送信する(S6)。
管理サーバー2は、対処コードを受信すると、データベース(図8参照)において、対処コードを検索キーとして対応する障害パラメータを検索する(S7)。
管理サーバー2は、障害パラメータ送信手段204が、検出した障害パラメータと対処コードを電子機器3に送信する(S8)。
電子機器3は、対処コードと障害パラメータを受信すると、その障害パラメータにもとづく復旧処理を行い、これにより、電子機器3における障害は復旧する(S9)。
なお、対処コードは、ログ情報として閲覧可能に保存される。
以上のように、本実施形態に係るエラー復旧方法においては、保守者端末4が、電子機器3における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、入力された対処コードを管理サーバー2に送信する対処コード送信工程と、管理サーバー2が、保守者端末4から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、前記障害が検知された電子機器3に送信する障害パラメータ送信工程と、少なくとも、前記障害パラメータ送信工程の前に、管理サーバー2が、前記対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存工程と、電子機器3が、管理サーバー2から受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧工程と、を有するようにしている。
このため、上述したエラー復旧方法によっても、上述の電子機器管理システム1と同様の作用効果を奏することができる。
したがって、電子機器管理システム1のような構成に限らず、様々な態様にて本発明を実施することができる。
このため、上述したエラー復旧方法によっても、上述の電子機器管理システム1と同様の作用効果を奏することができる。
したがって、電子機器管理システム1のような構成に限らず、様々な態様にて本発明を実施することができる。
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、図1に示すように、管理サーバー2から電子機器3に対しては、対処コードと障害パラメータの双方が送信される構成となっているが、対処コードが障害パラメータを含む構成としてもよい。
例えば、図8の対処コード「00011」等に示すように、対処コードの一部(下2桁)を障害パラメータとすることができる。
このようにすると、保守者端末4は、対処コードと障害パラメータの双方を管理サーバー2に送信する必要はなく、対処コードだけで足りるため、管理サーバー2及び電子機器3における処理の負荷を軽減することができる。
例えば、図1に示すように、管理サーバー2から電子機器3に対しては、対処コードと障害パラメータの双方が送信される構成となっているが、対処コードが障害パラメータを含む構成としてもよい。
例えば、図8の対処コード「00011」等に示すように、対処コードの一部(下2桁)を障害パラメータとすることができる。
このようにすると、保守者端末4は、対処コードと障害パラメータの双方を管理サーバー2に送信する必要はなく、対処コードだけで足りるため、管理サーバー2及び電子機器3における処理の負荷を軽減することができる。
本発明は、電子機器と保守者端末とを備えた電子機器の管理システムにおいて適用することができる。
1 電子機器管理システム
2 管理サーバー
201 保守者宛先保存手段
202 エラーコード転送手段
203 対処コード保存手段
204 障害パラメータ送信手段
3 電子機器
301 障害検知手段
302 エラーコード送信手段
303 自動復旧手段
304 ログ保存手段
4 保守者端末
401 エラーコード表示手段
402 対処コード送信手段
2 管理サーバー
201 保守者宛先保存手段
202 エラーコード転送手段
203 対処コード保存手段
204 障害パラメータ送信手段
3 電子機器
301 障害検知手段
302 エラーコード送信手段
303 自動復旧手段
304 ログ保存手段
4 保守者端末
401 エラーコード表示手段
402 対処コード送信手段
Claims (5)
- 対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末が管理サーバーと通信可能に接続された電子機器管理システムであって、
前記保守者端末は、
前記電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを前記管理サーバーに送信する対処コード送信手段を備え、
前記管理サーバーは、
前記対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段と、
前記保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、前記障害が検知された電子機器に送信する障害パラメータ送信手段と、を備え、
前記電子機器は、
前記管理サーバーから受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧手段を備えた
ことを特徴とする電子機器管理システム。 - 前記電子機器は、
当該電子機器における障害を検知する障害検知手段と、
検知した障害の内容を示すエラーコードとその電子機器の識別情報を前記管理サーバーに送信するエラーコード送信手段と、を備え、
前記管理サーバーは、
前記電子機器の識別情報と前記保守者端末の宛先を電子機器ごとに紐付けて保存する保守者宛先保存手段と、
前記電子機器から受信した当該電子機器の識別情報にもとづき、当該識別情報に紐付けられた宛先の保守者端末に、その識別情報とともに受信したエラーコードを送信するエラーコード転送手段と、を備え、
前記保守者端末は、
前記管理サーバーから受信したエラーコードを表示するエラーコード表示手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器管理システム。 - 前記管理サーバーの前記障害パラメータ送信手段は、
前記保守者端末から受信した対処コードに対応する障害パラメータを取り出し、前記対処コードとともに前記障害が検知された電子機器に送信し、
前記電子機器は、
受信した対処コードにもとづくログ情報を閲覧可能に保存するログ保存手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器管理システム。 - 対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末と通信可能に接続された管理サーバーであって、
復旧処理の種別ごとに割り当てた対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存手段と、
前記電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを前記保守者端末が受信した後において、前記保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを前記障害が検知された電子機器に送信して、当該電子機器における障害を復旧させる障害パラメータ送信手段と、を備えた
ことを特徴とする管理サーバー。 - 対象の電子機器及び当該電子機器の保守者端末が管理サーバーと通信可能に接続された場合における前記電子機器のエラー復旧方法であって、
前記保守者端末が、前記電子機器における障害の内容が示されたエラーコードを受信した後において、復旧処理の種別ごとに割り当てられた対処コードのうち、任意に入力された対処コードを前記管理サーバーに送信する対処コード送信工程と、
前記管理サーバーが、前記保守者端末から受信した対処コードに対応した障害パラメータを、前記障害が検知された電子機器に送信する障害パラメータ送信工程と、
少なくとも、前記障害パラメータ送信工程の前に、前記管理サーバーが、前記対処コードと当該対処コードに係る復旧処理を命令するための障害パラメータとを対応付けて保存する対処コード保存工程と、
前記電子機器が、前記管理サーバーから受信した障害パラメータにもとづいて障害の復旧処理を行う自動復旧工程と、を有する
ことを特徴とするエラー復旧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012229358A JP2014081794A (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | 電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012229358A JP2014081794A (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | 電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014081794A true JP2014081794A (ja) | 2014-05-08 |
Family
ID=50785933
Family Applications (1)
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JP2012229358A Pending JP2014081794A (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | 電子機器管理システム、管理サーバー、及び、エラー復旧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014081794A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110597694A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-12-20 | 深圳木成林科技有限公司 | 一种监控前端页面的方法及终端 |
CN112580830A (zh) * | 2020-11-19 | 2021-03-30 | 特力惠信息科技股份有限公司 | 一种针对内网应用的故障处理方法及系统 |
-
2012
- 2012-10-16 JP JP2012229358A patent/JP2014081794A/ja active Pending
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