JP2008040809A - 画像形成装置及び印刷処理方法及び課金制御システム - Google Patents

画像形成装置及び印刷処理方法及び課金制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷課金システムにおいては、印刷ジョブに基づく出力枚数などの取得し、印刷枚数の予約を行った後、印刷を行うために最初の一枚目の印刷を行うまでに処理時間がかかる。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明における画像形成装置は、印刷実績に基づく課金管理を行う課金制御サーバ104の印刷に要する課金料金を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置であって、印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要する料金を含む予約依頼を課金制御サーバ104に送信する上限管理部908と、課金制御サーバ104の予約依頼の受諾に応じて印刷を行うプリンタエンジン909とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複写機やプリンタ、複合機などの画像形成装置で行われる印刷処理などの実績に対して課金を行うための画像形成装置及び印刷処理方法及び課金制御システムに関する。
従来、プリンタや複合機などの画像形成装置を管理し、印刷の実績に対して課金を行うものとしては、コインベンダなどを使用して、1ページ印刷するごとに1ページ分の料金を投入金額から差し引くシステムが一般的であった。
また、パーソナルコンピュータ(PC)において課金情報を制御し、複数の複合機における印刷の課金制御を一元管理する課金システム(例えば特許文献1)が提案されている。特許文献1では、ジョブ投入時に消費予定の用紙枚数をあらかじめ予約することで、ジョブ投入後の課金オーバーによるジョブ中断を無くすことを実現するといった技術の開示がある。また、特許文献2においては、ユーザごとの印刷が可能な上限の枚数を管理し、投入ジョブによる出力予定の枚数がその上限以内であるなら、投入ジョブによる出力予定の枚数を予約カウント値として予約し、その後印刷を行っていた。
特開2003−216395 特開2004−152139
印刷ジョブ投入後に課金制御サーバに対して印刷に要する課金すべき用紙枚数などを予約して印刷を開始する構成では、投入された印刷ジョブで出力する予約枚数を取得するまで印刷を開始できない。課金すべき予約枚数は、投入した印刷ジョブの展開などをする際に取得できる。
ここで、課金制御を行わない印刷に係るプリンタなどでは、ジョブの展開を行っている間に印刷を開始していた。しかしながら、投入された印刷ジョブの出力枚数などを予約し、印刷実績に基づく課金管理を行う構成においては、出力枚数の取得後に予約を行い、印刷を行うので最初の一枚目の印刷を行うまでに処理時間がかかる。
よって本発明は、画像形成装置などで行われる印刷の実績に基づく課金管理を行う際に、ユーザによる印刷指示から一枚目の印刷を行うまでの処理時間を短縮することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明における画像形成装置は、印刷実績に基づく課金管理を行う管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置であって、印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信手段と、前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする。
以上、本発明によれば、画像形成装置などで行われる印刷の実績に基づく課金管理を行う際に、ユーザによる印刷指示から一枚目の印刷を行うまでの処理時間を短縮することが可能となる。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明における印刷課金制御を行うネットワークシステムの構成の概要図である。
101は印刷データの生成やユーザからの印刷指示などを行うホストコンピュータである。
102、103はネットワークを介して受信した印刷データを電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術により印刷を行うプリンタ機能を備える複写機A、Bを示している。また、複写機A、Bは原稿をスキャナで読み取るスキャナ機能、スキャナで読み取った画像を印刷するコピー機能などえている。本発明においては、プリンタや複合機などの画像形成装置であっても適用可能であり、実施形態で用いる複写機に限るものではない。
104はユーザごとの利用可能な料金や複写機などの画像形成装置からの課金に関する情報の管理などを行うための課金制御サーバである。尚、本発明においては課金に用いる情報は料金に限らず、印刷する際に出力される用紙の枚数や後に金額に換算するための数値情報などであってもよい。本発明はこれら課金のために用いる情報をカウント値と定義する。後述する実施形態では、課金制御サーバ104や複写機A102、複写機B103などにおいてカウント値を直接、金額として扱って説明を行う。
105はユーザ認証機能を提供する認証サーバである。認証サーバ105は、ホストコンピュータ101にユーザがログインする際に、ユーザが入力したユーザID、パスワードを用いて認証を行い、ログインを許可する。また、ユーザが複写機A102,複写機B103を使用する際にも、同様に認証を行う。認証されたユーザのユーザIDは、印刷ジョブにオーナー名として設定される。
ホストコンピュータ101、複写機A102、複写機B103、課金制御サーバ104、認証サーバ105はイーサネット(登録商標)などの既知の技術によるネットワーク106により相互に通信可能に接続されている。
<コンピュータの構成>
図2は、ホストコンピュータ101、課金制御サーバ104、認証サーバ105などを含むパーソナルコンピュータ(PC)のハードウェア構成の例を示した図である。
CPU201は、ROM202またはハードディスク(HD)211などに記憶された、アプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU201はシステムバス204に接続される各デバイスを制御する。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
205はキーボードコントローラ(KBD C)で、キーボード209からの指示入力を制御する。
206はディスプレイコントローラ(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)210の表示を制御する。
207はディスクコントローラ(DKC)であり、大容量記憶デバイスであるハードディスク(HD)211を制御する。
208はネットワークインターフェースカード(NIC)で、ネットワーク106を介して、他のPCやサーバ、周辺装置と双方向にデータ通信を行う。
<複写機の構成>
図3は、複写機A102、あるいは複写機B103のハードウェア構成の例を示した図である。
CPU301は、ROM302やハードディスク(311)311などに記憶されたアプリケージョンプログラムなどを実行する。また、CPU301はシステムバス304に接続される各デバイスを制御する。
303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
305はパネルコントローラ(PanelC)で、複写機に備えられたオペレーションパネル(Panel)309からの指示入力などを制御する。
306はディスプレイコントローラ(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)310の表示を制御する。
307はディスクコントローラ(DKC)であり、大容量記憶デバイスであるハードディスク(HD)311を制御する。
308はネットワークインターフェースカード(NIC)で、ネットワーク106上のPCやサーバなどと双方向で通信を行う。
312はスキャナコントローラ(SCANC)で、複写機に備えられた光学式スキャナ313を制御し、原稿の読み取りを行う。
314はプリンタコントローラ(PRNC)で、複写機に備えられたプリンタ315を制御する。また、ここでプリンタ機能を提供するための技術としては電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術などが適用可能である。
<ホストコンピュータにおけるモジュール構成>
図4は、ホストコンピュータ101のモジュール構成を示すブロック図である。
401は、本発明において印刷の指示などを行うアプリケーションであり、プリンタドライバ402に対して描画命令などを送信することにより、印刷指示を行う。
プリンタドライバ402は、アプリケーション401から受けた描画命令などを複写機が解釈可能な印刷データ、すなわちPDL(Page Description Language;ページ記述言語)などに変換する。さらに、アプリケーション401より印刷を指示したユーザのユーザ名をジョブオーナー情報として付加し、印刷ジョブを作成し、印刷ジョブ送信部403に送信する。尚、ユーザ名は、ユーザを一意に特定するためのID情報であってもよい。
印刷ジョブ送信部403は、プリンタドライバより受け取った印刷ジョブをネットワークを介して外部の周辺装置などに送信する。
<課金制御サーバにおけるモジュール構成>
図5は、課金制御サーバ104のモジュール構成の例を示す図である。
801は、インターフェース部であり、NIC208を通じてネットワーク106を経由して、複写機との通信を行う。
802は、残金管理部であり、ユーザ毎の残金及び予約金額の総額を管理する。ここで残金とは、ユーザ毎に設定された利用可能な上限金額のうち、その時点で利用可能な金額を示している。本実施形では、上限金額から実績金額を差し引いた差額を残金として扱う。
803は、予約管理部であり、複写機より予約依頼の通知を受け付け、ジョブ毎の予約金額を管理する。ここで予約金額とは、実際に印刷ジョブなどで利用する際に必要な金額で、予め印刷ジョブなどで利用するのを前提に料金を予約するために用いる。また、予約依頼には、ジョブID、ジョブオーナーのユーザ名、予約金額を含む。
804は、実績管理部であり、複写機より実績通知を受け付け、実績通知に含まれるジョブID、ジョブオーナーのユーザ名、実績金額などを取得する。その後、実績管理部804では、実績計上処理を行う。実績計上処理に関しては、後述する。
<複写機におけるモジュール構成>
図6は、複写機A102、複写機B103のモジュール構成の例を示す図である。
901はインターフェース部であり、ネットワーク106と接続し、ホストコンピュータなどからの印刷ジョブやその他の情報を受信する。
902は印刷データ格納部であり、印刷ジョブデータを一時的に格納する。
910はUI制御部であり、パネルコントローラ(PanelC)305を経由してオペレーションパネル309を制御し、ユーザからの複写機へのログイン要求や、コピー指示などを受け付ける。ログイン要求を受け付けた場合には、NIC308を経由して認証サーバ105にアクセスし、ユーザ認証を行う。
903はジョブ管理部であり、印刷ジョブを解析し、印刷部数やカラー印刷などの出力属性情報を取得し、ジョブ情報として管理する。また、ジョブ情報として印刷ジョブごとに設定されている上限金額及び、実績金額を保持する。さらに、1ページごとの印刷料金を格納する課金テーブルを保持する。本発明において、解析とは印刷ジョブに含まれる印刷データの印刷に要する課金料金などの情報を算出するための出力属性情報を取得する処理とする。尚、解析を印刷ジョブの出力属性情報の取得から課金料金などの情報を算出するまでの処理としてもよい。ジョブ情報の詳細について後述する。
904は印刷データ展開部でありジョブ管理部に格納された印刷ジョブについて、PDLから中間データを生成し、さらに画像生成処理を行い、イメージデータを生成する。本発明においては、PDLよりイメージデータを生成することを展開処理、または展開と表現している。尚、後述する実施形態においては展開処理を行いながらジョブ管理部903で印刷ジョブを解析し、以下、展開処理との記載については特に指定が無い場合には解析も行っているものとする。
905はスキャナ制御部であり、スキャナコントローラ312を制御し、スキャナ313により原稿を読み取り、イメージデータを生成する。
906はイメージ格納部であり、印刷データ展開部904、スキャナ制御部905が生成したイメージデータを一時的に格納する。
907はプリンタ制御部であり、プリンタエンジンを制御し、イメージ格納部906に格納されたイメージデータの印刷を行わせる。
908は上限管理部であり、印刷ジョブの上限金額などのジョブ情報を参照し、課金制御サーバ104に対して予約依頼などを行う。
909はプリンタエンジンであり、イメージ格納部906に格納されたイメージデータを、電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術を用いて印刷用紙などのメディアに印刷する。
<認証サーバ上での認証情報の管理>
図7は認証サーバ105がユーザごとの認証情報を管理するために用いる認証情報管理テーブルを示した図である。
図7において、各行はユーザのエントリを示し、各列はユーザ別の認証情報を示している。本実施形態において、501はユーザ名を示し、502はパスワードを示す。
511のエントリは、ユーザ名“User1”、パスワードが“123”という文字列であるというユーザの認証情報を示している。同様に512、513で示されるエントリにも各ユーザの認証情報が管理されている。
ユーザはホストコンピュータ101にログオンする際に、ユーザ名とパスワードを入力する。この情報を認証サーバ105が受信し、該当するユーザ名、パスワードを照合し、認証が確立すれば、ログイン許可をホストコンピュータ101の表示モジュール210を介してユーザに通知する。
ホストコンピュータ101にログインしているユーザの情報は、オペレーティングシステムなどから取得可能である。また、プリンタドライバ402は印刷ジョブ作成時に、印刷を指示したログインユーザ名を取得し、ジョブオーナー情報として印刷ジョブに付加する。複写機は印刷ジョブに付加されたジョブオーナー情報により、どのユーザの印刷ジョブであるかを判別する。
<課金制御サーバ:予約管理テーブル>
図8は、課金制御サーバ104における予約管理部803でジョブ別の予約情報などを管理するための予約管理テーブルを示す図である。
図8において、各行はジョブのエントリを示している。
701はジョブIDを示し、702はユーザ名として登録したものを示し、703は予約金額を示す。本実施形態においては、後述する複写機A102からの予約依頼を受信した際に、予約依頼に含まれるジョブID、ジョブオーナーのユーザ名、予約依頼金額に基づいて予約管理テーブルに情報を登録する。
711の行はジョブIDが“01”である印刷ジョブのエントリを示し、このジョブのオーナーのユーザIDがUser1であり、予約金額が120円であることを示している。同様に712、713には、ジョブID“02”“03”のユーザ名、予約金額をそれぞれ示している。
<課金制御サーバ:残金管理テーブル>
図9は、課金制御サーバ104における残金管理部802でユーザごとの利用可能な残金などの情報を管理するための残金管理テーブルを示す図である。
図9において、各行はユーザのエントリを示している。
601はユーザ名を示し、602はユーザの利用可能な残金を示している。
603はユーザの課金を行う処理のために予約されている予約済み金額を示している。本実施形態においては、後述する複写機A102での印刷処理などの際に予約依頼の通知を受信した際に、予約依頼に含まれるジョブオーナーのユーザ名、予約金額の情報に基づいてユーザごとに予約済み金額に予約金額を加算していく。
尚、本実施形態においては通貨単位に円を用いるが、他の通貨単位であっても適用が能である。
611の行はUser1という名前のユーザのエントリを示す。残金が500円となっており、予約済み金額は120円となっている。この際には、User1が現在、利用可能な金額は残金から予約金額を差し引いた380円である。
612の行はUser2という名前のユーザのエントリを示す。残金が1000円となっており、予約済み金額は510円となっている。ここで予約済み金額は、図8で示すジョブID02、03の予約金額の和を示している。
同様に613においては、User3の残金と予約済み金額についての情報を示している。
課金制御サーバにおいて、図8で示す予約管理テーブルはジョブごとの予約金額を管理し、図9で示す残金管理テーブルはユーザごとの残金やその時点で予約されている金額といった情報を管理している。
また、実績管理部804において、複写機より実績通知を受け付けた場合について説明する。実績管理部804では、実績通知に含まれるジョブID、ジョブオーナーのユーザ名、実績金額などを取得し、それら情報をもとに実績計上処理を行う。実績計上処理とは、まず実績通知に含まれるジョブID、ユーザ名をもとに図8の予約管理テーブルよりジョブ情報を特定し、特定されたジョブの予約金額を取得した後、特定されたジョブ情報を予約管理テーブルより削除する。その後、ユーザ名をもとに、図9の残金管理テーブルで管理されているユーザ情報を特定し、その残金から実績金額を差し引き、その金額を残金として更新する。また、ジョブID、ユーザ名をもとに図8の予約管理テーブルより取得したジョブの予約金額を予約済み金額から差し引いて、その金額を予約済み金額として更新する。
また、ここで予約金額と実績金額が異なる場合、つまり印刷中にユーザがジョブを強制的に終了させたり、複写機などでエラー起きたりした場合について説明する。まず上述と同様に実績通知に基づき実績計上処理を行う。さらに、実績管理部804において予約金額と実績金額が比較し、金額が異なったときは印刷実績と予約金額をそれぞれ複写機のディスプレイ部分を通して通知してもよい。これにより、ユーザに対して印刷が正常に処理できなかったことを通知することが可能となる。
<ジョブ情報テーブル>
図10は、複写機A102、複写機B103におけるジョブ管理部903で印刷ジョブ情報などを管理するためのジョブ情報管理テーブルを示す図である。
1001は、印刷ジョブを識別するジョブIDである。
1002は、印刷ジョブオーナーであるユーザのユーザ名である。
1003は、印刷ジョブごとに設定されている課金予約のための上限金額を示す。ここで、上限金額とは印刷ジョブの印刷を行う際に、複写機などが印刷ジョブの一部に対して予約依頼を行えるように設定された設定値である。詳しくは印刷ジョブごとに設定された一時的な印刷を行える上限金額を示しており、本実施形態では実績値が上限金額を上回ると予測された際に、後述する予約依頼を行う構成になっている。
1004は、ある印刷ジョブにおいて、完了した印刷に対応する実績金額を示している。例えば、印刷ジョブにおいて、1ページ印刷されるごとに、印刷したページのカラー/モノクロ、用紙サイズなどにより算出された印刷料金が実績金額として加算されていく。
1005は、印刷ジョブの展開済みページの実際に印刷をしたときに課金される金額であり、展開処理やスキャン処理が済んだページの印刷にかかる課金金額の合計料金が設定される。この際、本実施形態においては印刷ジョブの展開処理を行い、イメージデータを生成した時点で、その印刷に係る料金を自動で算出して展開済みページ金額として設定している。
<課金料金テーブル>
図11は、複写機A102、複写機B103におけるジョブ管理部903での印刷の際の印刷設定などに対応する課金料金などを管理するための課金料金テーブルを示す図である。
図11ではカラー1111、モノクロ1112等の印刷設定と、small、largeの用紙サイズとを課金料金と対応させている。印刷設定と用紙サイズの組合せにより課金料金が決定する。例えば、印刷設定がカラー、用紙サイズがsmallに分類されるページの課金料金は、50円であることがわかる。
用紙サイズsmallに分類される用紙サイズは、例えば、面積がA4以下であるものとし、それより大きいサイズはlargeに分類する。
本実施形態では、カラー/モノクロ、用紙サイズにより印刷料金を設定している。尚、用紙サイズをA4、A5など、サイズごとに料金を設定してもよいし、印刷設定をカラー/モノクロ以外にもステイプル機能、冊子作成機能など、他の既知の印刷設定について料金を設定し、管理することも可能である。また、プリント処理/コピー処理のようなジョブの種類ごとに料金設定を可能にすることも可能である。
<課金制御>
続いて、図12から図16のフローチャートを用いて、ホストコンピュータからの印刷指示に基づく課金制御などの処理を説明する。図12から図14は、複写機における印刷ジョブの展開処理、プリンタエンジンなどによるイメージデータの印刷を行うなどの処理を含む印刷処理、課金制御サーバ104に対する予約処理を行うためのプログラムのフローチャートを示している。プログラムは図3のRAMやROMなどに格納されており、CPUによって実行される。また図15、16は課金制御サーバ104における予約処理、実績計上処理を行うためのプログラムのフローチャートを示している。プログラムは図2のRAMやROMなどに格納されており、CPUによって実行される。
<複写機上での展開処理>
図12は、複写機における印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを示している。
S1201において、印刷ジョブを受信する。ホストコンピュータ101から送信された印刷ジョブをインターフェース部901が受信し、印刷データ格納部902に印刷データを保存する。続いて、インターフェース部901は、ジョブ管理部903に受信した印刷ジョブの情報を通知し、図10で示されるジョブ情報テーブルにジョブ情報を登録する。その後、ジョブ管理部903は、印刷データ展開部904にジョブ展開処理の開始を指示する。
S1202において、印刷データ展開部904は、印刷データ格納部902より印刷データを取得して、印刷ジョブの印刷設定に従って画像生成処理を行い、イメージデータを作成して、1ページ毎にイメージ格納部906に保存する。
この際に、展開されたイメージにカラーデータが含まれるか、モノクロのみかを判定し、印刷用紙サイズとともにページ情報としてイメージ格納部906に保存し、ジョブ管理部903にも通知する。ジョブ管理部903は、図11の課金料金テーブルを参照し1ページ分の料金を検索して、図10で示されるジョブ情報テーブルの展開済みページ金額1005に加算する。例えば印刷ジョブ全体の展開処理が完了すると、展開済みページ金額は、印刷ジョブに含まれる全ページ分の課金料金と等しくなる。
S1203において、印刷データ展開部904はS1202で展開したページが印刷ジョブのうちの何ページ目かを判断する。ここで印刷データ展開部904は、展開処理を行ったページが受信した印刷ジョブの何ページ目であるかを把握している。展開したページが1ページ目である場合は、S1204に遷移する。展開したページが1ページ目ではない場合は、S1205に遷移する。
S1204において、印刷データ展開部904はプリンタ制御部907に対して印刷開始を指示する。印刷開始の指示後は、S1205に遷移し、印刷ジョブの展開処理が完了するまで展開処理を継続する。つまりこの構成によって、展開処理を継続しながら印刷処理を開始することができ、複写機における展開処理、または後述の印刷処理及び予約処理が、並行して処理されることとなる。
S1205において、印刷データ展開部904は、S1201で受信した印刷ジョブに展開すべき次のページがあるか否かを判断する。展開すべき次のページがある場合には、S1202に遷移し、次のページの展開処理を継続する。また、展開すべき次ページがない場合には、S1201で受信した印刷ジョブに関する展開処理が完了したとして、処理を終了する。
<複写機上での印刷処理>
図13は、複写機における印刷処理の流れを示している。
S1301は、プリンタ制御部907が、1ページ印刷する前に、次のページを印刷した際のジョブの実績金額と印刷ジョブに対して設定されている上限金額とを比較するステップである。プリンタ制御部907は、イメージ格納部906から、次のページのページ情報を取得し、カラー/モノクロ、印刷用紙サイズを取得する。次にジョブ管理部903の課金テーブルを参照し次ページの料金を検索する。さらにプリンタ制御部907は、ジョブ情報テーブルを参照し、図12のS1201で受信した印刷ジョブに関する上限金額、実績金額を取得する。
上限金額≧実績金額+次ページ料金・・・(i)
ここで、以上の式(i)を満たす場合には、S1302に遷移する。式(i)を満たさない場合には、S1305に遷移する。
S1302では、プリンタ制御部907が、プリンタエンジン909に対して印刷を指示するの指示信号を送る。その後プリンタエンジン909から、指示信号に対して印刷可能である旨をプリンタ制御部907に通知する。そして、プリンタ制御部907が展開済みである1ページ分のイメージデータをプリンタエンジン909に送ることにより、印刷データの印刷を行わせる。
S1303では、プリンタ制御部907が、完了した1ページ分の印刷の印刷実績金額をジョブ管理部903に通知する。ジョブ管理部903は、ジョブ情報テーブルの実績金額1004に、受信したページ分の料金を加算する。
S1304において、プリンタ制御部907は、図12のS1201で受信した印刷ジョブに関して、ジョブ全体の印刷が完了したか否かを判定する。ここで、図12のS1201で受信した印刷ジョブに関して、印刷すべき次のページがある場合には、S1301に遷移し、印刷処理を継続する。ジョブ全体の印刷が完了したなら、ジョブ管理部903に印刷ジョブの印刷終了を通知し、S1307に遷移する。
S1305では、後述する予約処理を行う。ここで、予約処理を行う間、印刷処理は一時停止されるが、インターフェース部901での印刷ジョブの受信処理や、印刷データ展開部904での印刷ジョブの展開といった画像生成処理は継続する。
S1306では、予約処理の過程で、ジョブ管理部903に対して印刷ジョブのキャンセルが指示されたか否かを判断する。ここでジョブキャンセルの指示が行われていたなら、S1307に遷移する。ジョブキャンセルの指示が行われていないなら、予約処理が受諾されたとして、S1301に遷移し、印刷を行う。
S1307では、ジョブ管理部903が印刷ジョブの印刷終了通知を受けると、上限管理部908にジョブ完了を通知し、印刷ジョブの印刷にかかった実績金額を通知する。また、後述する予約処理において印刷ジョブのキャンセルが通知されていたなら、ジョブ管理部903は、キャンセルされた印刷ジョブで、その時点まで印刷にかかった実績金額を上限管理部908に通知する。続いて、ジョブ管理部903は完了した印刷ジョブの情報をログとしてHDなどの記憶領域に書き込んで、ジョブ情報を削除する。その後、上限管理部908は、ジョブ管理部903より通知された実績金額を課金制御サーバ104に通知する。この通知内容としては、印刷ジョブのジョブIDとジョブオーナーのユーザID、実績金額を含む実績情報などである。尚、ジョブ管理部903のジョブ情報を削除する際のログは、課金処理後の印刷実績と実際の処理情報との比較や確認に用いることが可能である。
<複写機上での予約処理>
図14は、複写機における予約処理の流れを示している。
S1401において、上限管理部908は、ジョブ管理部903より印刷ジョブの展開済みページ金額を取得する。
S1402において、上限管理部908は、予約依頼金額、ジョブID及びジョブオーナーのユーザIDなどを課金制御サーバ104に送信し、課金金額の予約依頼を行う。ここで、上限管理部908は予約依頼に用いる予約依頼金額を算出する。
予約依頼金額=展開済みページ金額−上限金額・・・(ii)
上記は予約依頼金額を算出するための計算式である。展開済みページ金額から上限金額を差し引くことで、予約依頼金額として、その時点では課金制御サーバに対して課金の予約がされていない印刷前の展開済みページ金額が算出される。
S1403において、上限管理部908が、課金制御サーバより残金不足の通知を受信するか否かを判断する。ここで、残金不足の通知を受けない場合はS1404に遷移し、残金不足の通知を受けた場合はS1406に遷移する。
S1404において、上限管理部908が、課金制御サーバより予約依頼を受諾した旨の通知を受信し、S1405に遷移する。
S1405において、上限管理部908がS1404での予約依頼の受諾の通知に基づき、S1402で課金の予約を行った予約依頼金額分の金額を印刷ジョブに設定されている予約上限値を加算する。これにより、印刷に行う際に新たに予約依頼をした金額分、つまり予約依頼を行った時点の展開処理により展開された印刷データの印刷が可能になる。
S1406において、上限管理部908は残金不足の通知を受けると、残金不足であることに加え、その後、印刷ジョブをキャンセルするか、残金の補充を行うかユーザが指示を行えるように表示モジュール310等を通してその旨の表示を行う。ここで、ユーザよりの指示がジョブをキャンセルである場合はS1407に遷移し、残金補充を行うのであるならS1408に遷移する。本実施形態において、ユーザはオペレーションパネル309などから印刷ジョブをキャンセルするか、残金の補充を行うかの指示を行うとしている。
S1407において、上限管理部908はユーザからの印刷ジョブのキャンセルの指示入力が通知された場合に、ジョブ管理部903に対して印刷ジョブのキャンセルを指示する。印刷ジョブのキャンセル指示を受けて、ジョブ管理部903は、インターフェース部901、印刷データ展開部904、プリンタ制御部907に対して印刷ジョブのキャンセルを指示する。それぞれ印刷ジョブの処理を中止し、印刷ジョブデータ、イメージデータを破棄して印刷ジョブをキャンセルする。
S1408において、上限管理部908はユーザから残金補充が指示された場合に、所定の残金補充の処理がユーザにより行われたことを課金制御サーバに問い合わせることで確認する。本実施形態では、残金補充方法として、ユーザがクライアントPCより課金制御サーバに対して補充金額を送金するように指示し、残金の補充が完了することを想定している。尚、残金の補充方法に関しては本実施形態に限るものではない。上限管理部908がユーザにより残金補充が行われたことを確認すると、再度予約依頼を行うためにS1402に遷移する。
S1404、1405における予約受諾に係る処理、或いはS1407におけるジョブキャンセル処理を終えると、図13で示す印刷処理のS1306に遷移する。
<展開・印刷処理の並行処理を示すタイミングチャート>
図29に、展開処理、予約処理、印刷処理の並行処理の流れを示すタイミングチャートを示す。図29のタイミングチャートでは、8ページのジョブが投入された場合に、展開処理、予約処理、印刷処理が順次行われている様子を表している。
2901は、ジョブが投入されたタイミングであり、印刷データ展開部904で展開処理が開始される。
2902は、1ページ目の展開処理が終了したタイミングである。図12のS1204において、印刷データ展開部904からプリンタ制御部907に印刷開始が指示される。その後、展開処理と、予約処理及び印刷処理とは並行して実行される。
1ページ目の予約処理が完了すると印刷が開始されるが、予約処理及び印刷処理の最中にも2ページ目以降の展開処理は並行して行われている。また2902の時点では、展開が終了しているページは1ページ目だけであるため、1ページ目の料金だけが課金制御サーバに対して予約され、1ページ目だけが印刷可能となる。
2903は、1ページ目の印刷処理が完了し、2ページ目の印刷前に一時停止されたタイミングである。この時点では、4ページ目まで展開処理が完了している。2ページ目以降を印刷するため、展開済みである2〜4ページ分の料金を課金制御サーバに対して予約し、印刷処理を再開する。
2904は、全ページの展開処理が完了するタイミングである。
2905は、4ページまでの印刷処理処理が完了し、5ページ目以降の予約処理を開始するタイミングである。4ページ目までの予約処理が済んでいるため、5ページ目を印刷する前に予約処理を行う必要がある。ここでは、印刷ジョブに含まれる全ページ分の展開処理が完了しているので、5〜8ページ目の料金を課金制御サーバに対して予約し、印刷処理を再開する。
2906は、全ページの印刷処理処理が完了するタイミングである。
このように、展開処理が済んだページから部分的に予約処理、印刷処理を行い、展開処理と印刷処理又は予約処理を並行して行う。これにより、一枚目の印刷を行うまでの処理速度を向上できる。
<課金制御サーバ上での予約処理>
図15は、複写機より、予約依頼を受信した際の課金制御サーバ104における予約処理の流れを示している。
S1501において、課金制御サーバ104は複写機より予約依頼を受信する。予約依頼は、インターフェース部801を経由して予約管理部803において処理される。
S1502において、予約管理部803は、予約依頼に含まれるジョブID・ユーザIDを確認し、それらIDを用いて、ユーザ別残金情報表(図6)から該当ユーザの残金602、予約済み金額603を取得する。
S1503において、予約管理部803は、以下の評価式(iii)により、予約依頼を受諾するかを判定する。
残金−予約済み金額≧予約依頼金額・・・(iii)
ここで評価式(iii)を満たす場合には、S1504に遷移する。また、評価式(iii)を満たさない場合にはS1506に遷移する。上記の評価式の意味は、残金から予約済み金額を引くことで、現在使用可能な残金がもとめられ、その値が予約依頼金額以上であるかを評価している。
S1504において、予約管理部803は、予約依頼を受諾し、予約依頼のユーザIDなどによって指定されたユーザの予約済み金額603に予約依頼金額を加算することで残金管理テーブル(図9)を更新する。さらに、予約管理テーブル(図8)に予約情報を追加、更新する。予約情報表に該当するジョブIDが存在しない場合には、新たなエントリを追加し、予約依頼金額を予約金額703に設定する。存在する場合には、該当するエントリの予約金額703に予約依頼金額を加算し、予約情報表を更新する。
S1505において、予約管理部803はインターフェース部801を経由して、予約依頼の受諾を複合機の上限管理部908に通知する。
S1506において、予約管理部803はインターフェース部801を経由して、ユーザの残金が不足していることを複合機の上限管理部908に通知する。
以上が、課金制御サーバ上での複写機から予約依頼を受信した際の予約処理についての説明である。
<課金制御サーバ上での実績計上処理>
図16は、複写機より印刷実績の通知を受信した際の課金制御サーバ104における実績計上処理の流れを示している。
S1601において、課金制御サーバ104は、印刷ジョブの印刷実績通知を受信する。この印刷実績の通知は、インターフェース部801を経由して、実績管理部804に通知される。
S1602において、実績管理部804は、印刷実績の通知に含まれるジョブID、ユーザIDを確認する。
S1603において、S1602で確認した印刷実績の通知に含まれるジョブIDに該当する印刷ジョブを予約情報表から検索し、予約金額703を取得する。また、S1602で確認した印刷実績の通知に含まれるユーザIDに該当するユーザを残金情報テーブルから検索し、該当ユーザの残金602からジョブの実績金額を減算する。
S1604において、実績管理部804は、残金管理部802の管理する前記該当するユーザの予約済み金額603からジョブの予約金額を減算する。また、実績管理部804は、予約管理部803の管理する該当ジョブの予約情報エントリを予約管理テーブルから削除する。
以上の処理により、ジョブの予約が破棄され、実績金額がユーザの残金に反映され、実際に印刷にかかった金額の課金が行われることになる。
以上、第1の実施形態においては、展開処理と印刷処理または予約処理を並行して処理することが可能になる。よって、ユーザに印刷指示された印刷において、一枚目の印刷を行うまでの処理速度が速くなる。また、本実施形態においては、課金サーバにおける課金予約をその時点で印刷可能なページ分の金額のみ予約を行う。これにより、課金サーバ上で必要以上の残金に対しての課金予約を行わずに済むので、同時に複数の印刷などをユーザに指示された際も、残金を各処理で有効に利用可能な課金システムをユーザに提供することができる。
また、S1301での予約依頼を行う際の予約金額の算出方法には上述した方法以外にも、例えば、以下のような方法が挙げられる。以下の方法は、予約依頼金額が少なすぎることにより、予約処理の回数が増加するのを防ぐ場合に有効である。
上限管理部908は、ジョブ情報を参照し、展開済みページ金額1005が上限金額1003を上回っている場合に、これらの差額を予約依頼金額として課金制御サーバ104に予約依頼を行い、予約が受理された場合に、上限金額に予約依頼金額を追加する。
または、上限管理部908は、ジョブ情報を参照し、上限金額1003から実績金額1004を差し引いた金額を取得する。そして、その金額が予め指定された金額以下であり、かつ、上限金額1003が展開済みページ金額1005未満である場合に、展開済みページ金額1005から上限金額1003を引いた金額を予約依頼金額として、予約処理を行う。以下は第1の実施形態と同様である。
または、上限管理部908は、ジョブ情報を参照し、上限金額1003から実績金額1004を差し引いた金額が、複写機の印刷能力PPM(1分間に印刷可能なページ数)と予め指定された係数に応じ、以下の評価式から予約依頼金額を算出する。
PPM×係数≧上限金額−実績金額・・・(iv)
以上の評価式(iv)を満たす場合に、展開済みページ金額1005から上限金額1003を引いた金額を予約依頼金額として、予約処理を行う。以下は第1の実施形態と同様である。係数はシステムの処理速度などを考慮し、ユーザが予め設定するものとする。
また、上述の実施形態では、ホストコンピュータからの印刷ジョブを複写機が受信した際の印刷課金処理について説明していた。しかしながら、本実施形態は、上述の実施形態に限らず、以下説明するように、複写機上でユーザ指示によりコピー処理を行うといった実施形態であってもよい。
ユーザは、複写機に備えられたオペレーションパネル309を使用し、コピー指示を入力した際も、図12とほぼ同様の処理でスキャン処理を行う。ここでは、ユーザが紙原稿をオートシートフィーダなどにセットし、原稿の読み取りが終わるまで自動でスキャン処理をしてコピーを行うなどの処理を想定している。
コピー指示された際は、パネルコントローラ305を経由してUI制御部910が受信し、ジョブ管理部903に対してジョブ情報を通知し、ジョブ情報テーブルにジョブ情報を登録する。その後、S1202と同様にジョブ管理部903は、スキャナ制御部905にスキャン処理の開始を指示する。スキャナ制御部905は、スキャナコントローラ312にスキャン処理開始を指示し、複写機に備えられた光学式スキャナ装置313を制御し、紙原稿の読み取りを行う。原稿を読み取り生成されたイメージデータは、イメージ格納部906に格納される。この際に、生成されたイメージにカラーデータが含まれるか、モノクロのみかを判定し、印刷用紙サイズとともにページ情報としてイメージ格納部906に保存し、ジョブ管理部903にも通知する。ジョブ管理部903は、図11の課金テーブルを参照し1ページ分の料金を検索して、ジョブ情報の展開済みページ金額1005に加算する。スキャン理が完了すると、展開済みページ金額は、ジョブ全ページ分の料金と等しくなる。
スキャンしたページが1ページ目である場合に、S1203と同様に、スキャナ制御部905は、プリンタ制御部907に印刷処理の開始を指示する。その後、スキャナ制御部905は、次の紙原稿が存在するかを判定し、スキャン処理すべき紙原稿がなくなるまで、スキャン処理を継続する。
予約処理、印刷処理、課金制御サーバ上での実績計上処理などは上述の実施形態と同様なため省略する。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態においては、課金先をユーザとしていた。本実施形態では、課金先をユーザ以外にユーザの所属する部門やグループ単位としている。
<課金制御サーバ:課金先テーブル>
図17は、課金制御サーバ104の残金管理部802が保持している課金先などの情報を管理する課金先テーブルを示した図である。
各行は課金先のエントリを示している。1651は課金先名を示し、1652は該当する行の課金先を指定可能なユーザのリストを示す。1661では、営業1課という課金先を指定可能なユーザのユーザ名がUser1、User2であることを示している。
本実施形態では、課金先をユーザの所属する部門やグループなどのユーザグループで置き換え、ユーザグループ毎に課金管理を行う。ユーザが複数のユーザグループに属する場合には、ホストコンピュータにおける印刷開始指示の際などに、そのユーザが課金先として何れかのユーザグループを指定するようにしてもよい。
図18は、課金先の指定を行う画面の例を示す図である。この画面は、例えばホストコンピュータ101の表示モジュール210上や複写機A102、複写機B103の表示モジュール310上に表示される。
1450は、課金先の指定画面を示し、1451は、課金先の指定メニューであり、ユーザが指定可能な課金先の一覧が表示されている。1452は、課金先の決定を指定するOKボタンである。1453は、課金先の指定を行わないことを指定するキャンセルボタンである。
例えば、図17においてUser1は、営業1課とM社プロジェクトのユーザグループに属しているので、図18に示されるような課金先指定の画面から所望の課金先を指定することができる。尚、ユーザが複数のユーザグループに属する場合、予め優先度などを課金先に設定しておくなどして自動で課金先を決定するといった構成であってもよい。
尚、ユーザが複写機においてコピーなどを行う場合には、UI制御部910において、ログイン要求が成功した後や、コピー指示を受け付けた際に、オペレーションパネル309に図18で示す課金先指定の画面表示させてもよい。
ここでプリンタドライバ402やUI制御部910は、課金制御サーバ104に認証されたユーザ名などを指定し、ユーザが指定可能な課金先リストの取得要求を行う。課金制御サーバ104は、問い合わせを受け、残金管理部802が保持している課金先テーブル(図19)を参照し、指定されたユーザ名がユーザリストに含まれる課金先を検索し、課金先のリストを返す。プリンタドライバ402やUI制御部910は、課金先指定画面を表示し、ユーザが指定可能な課金先の一覧を表示する。ユーザが課金先を選択し、OKボタン1452を押下すると、ユーザ名とともに選択された課金先の情報を印刷ジョブ情報に設定する。また、ユーザが指定可能な課金先が1つしか存在しない場合には、課金先の指定画面を表示せず、自動的に課金先設定してもよい。
<課金制御サーバ:予約管理テーブル>
図19は、課金制御サーバ104の予約管理部803が管理するジョブ別の予約情報などを管理するための予約管理テーブルを示した図である。
図19において、各行は印刷ジョブのエントリを示している。
1701はジョブIDを示し、1702はユーザ名を示し、1703は課金先を示し、1704は予約金額を示す。
1711の行はジョブIDが“01”である印刷ジョブのエントリを示し、このジョブのオーナーのユーザIDがUser1であり、課金先が営業1課であり、予約金額が120円であることを示している。同様に1712、1713には、ジョブID“02”“03”のユーザ名、課金先名、予約金額をそれぞれ示している。
<課金制御サーバ:残金管理テーブル>
図20は、課金制御サーバ104の残金管理部802が保持している課金先別の利用可能な残金などの情報を管理する残金管理テーブルを示した図である。
図20において、各行は課金先のエントリを示している。
1551は課金先名を示し、1552は課金先の利用可能な残金を示している。
1553は課金先の課金を行う処理のために予約されている予約済み金額を示している。
<課金制御>
本実施形態においては、第1の実施形態で説明した図12から図16で示す制御フローで示す処理とほぼ同様な課金制御処理を行う。
第1の実施形態との差異は、上述した課金に用いる管理情報や課金先を指定、確認する情報としてジョブIDとユーザ名などに加え、部門などのユーザグループを示す課金先情報を用いる点などが異なる。また、ジョブ完了やキャンセル、予約依頼などの通知にも同様な情報を用いる点が異なる。
〔第3の実施形態〕
本実施形態については、図21及び図22のフローチャートを用いて処理の説明を行う。
第1の実施形態では、図13のS1301において、上限金額を超える判定された際に、S1305において印刷処理が一時停止され、予約処理を行っている。しかし、印刷中も展開処理は並行して処理されているため、既に展開を終えた予約処理可能な印刷データがある場合がある。この際、印刷処理が一時停止される前に、その時点で展開されているページ分の印刷にかかる料金の追加予約を行うことにより、印刷が一時停止される回数を少なくすることが可能になる。
本実施形態では、印刷データ展開部904が印刷ジョブに含まれる1ページ分の印刷データの展開処理が終わるごとに上限管理部908に1ページ展開終了の通知を行う。上限管理部908は、この通知を受けることで追加予約を行う。
図21、図22は、複写機における印刷ジョブの展開処理、印刷処理を行うためのプログラムのフローチャートを示している。図21、図22で示すプログラムは図3で示すRAMやROMなどの記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。
<複写機上での展開処理>
図21は、第3の実施形態における、複写機での印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを示している。図12で示されるフローチャートとはS2103が異なる。
S2101において、印刷ジョブを受信する。ホストコンピュータ101から送信された印刷ジョブをインターフェース部901が受信し、印刷データ格納部902に印刷データを保存する。続いて、インターフェース部901は、ジョブ管理部903に受信した印刷ジョブの情報を通知し、図10で示されるジョブ情報テーブルにジョブ情報を登録する。その後、ジョブ管理部903は、印刷データ展開部904にジョブ展開処理の開始を指示する。
S2102において、印刷データ展開部904は、印刷データ格納部902より印刷データを取得して、印刷ジョブの印刷設定に従って画像生成処理を行い、イメージデータを作成して、1ページ毎にイメージ格納部906に保存する。
この際に、展開されたイメージにカラーデータが含まれるか、モノクロのみかを判定し、印刷用紙サイズとともにページ情報としてイメージ格納部906に保存し、ジョブ管理部903にも通知する。ジョブ管理部903は、図11の課金料金テーブルを参照し1ページ分の料金を検索して、図10で示されるジョブ情報テーブルの展開済みページ金額1005に加算する。例えば印刷ジョブ全体の展開処理が完了すると、展開済みページ金額は、印刷ジョブに含まれる全ページ分の課金料金と等しくなる。
S2103において、印刷データ展開部904は上限管理部908に対して、展開を行った1ページ分の印刷データに対する図14で示される予約処理の開始の指示を行う。
S2104において、印刷データ展開部904はS2102で展開したページが印刷ジョブのうちの何ページ目かを判断する。ここで印刷データ展開部904は、展開処理を行ったページが受信した印刷ジョブの何ページ目であるかを把握している。展開したページが1ページ目である場合は、S2105に遷移する。展開したページが1ページ目ではない場合は、S2106に遷移する。
S2105において、印刷データ展開部904はプリンタ制御部907に対して図22で示す後述の印刷処理の開始を指示する。印刷開始の指示後は、S2106遷移し、印刷ジョブの展開処理が完了するまで展開処理を継続する。
S2106において、印刷データ展開部904は、S2101で受信した印刷ジョブに展開すべき次のページがあるか否かを判断する。展開すべき次のページがある場合には、S2102に遷移し、次のページの展開処理を継続する。また、展開すべき次ページがない場合には、S2101で受信した印刷ジョブに関する展開処理が完了したとして、処理を終了する。
S2105の処理により、展開処理を継続しながら印刷処理を開始することができ、複写機における展開処理、または後述の印刷処理が並行して処理されることとなる。加えて、S2103の処理により、1ページの展開処理を終えるごとにその展開ページ分の予約処理を開始することができ展開処理を継続しながら、予約処理についても処理を開始することができる。つまり、これら構成により展開、予約、印刷の処理が、印刷ジョブの1ページ分の展開後について、それぞれ並行して処理可能になる。
<複写機上での印刷処理>
図22は、第3の実施形態における、複写機での印刷処理の流れを示している。図13で示されるフローチャートとは予約処理を含まない点が大きく異なる。
S2201は、プリンタ制御部907が、1ページ印刷する前に、次のページを印刷した際のジョブの実績金額と印刷ジョブに対して設定されている上限金額とを比較するステップである。プリンタ制御部907は、イメージ格納部906から、次のページのページ情報を取得し、カラー/モノクロ、印刷用紙サイズを取得する。次にジョブ管理部903の課金テーブルを参照し次ページの料金を検索する。さらにプリンタ制御部907は、ジョブ情報テーブルを参照し、図21のS2101で受信した印刷ジョブに関する上限金額、実績金額を取得する。
上限金額≧実績金額+次ページ料金・・・(i)
ここで、以上の式(i)を満たす場合には、S2202に遷移する。式(i)を満たさない場合には、S2205に遷移する。
S2202ではプリンタ制御部907が、プリンタエンジン909に対して印刷を指示するの指示信号を送る。その後プリンタエンジン909から、指示信号に対して印刷可能である旨をプリンタ制御部907に通知する。そして、プリンタ制御部907が展開済みである1ページ分のイメージデータをプリンタエンジン909に送ることにより、イメージデータの印刷を行わせる。
S2203では、プリンタ制御部907が、完了した1ページ分の印刷の印刷実績金額をジョブ管理部903に通知する。ジョブ管理部903は、ジョブ情報テーブルの実績金額1004に、受信したページ分の料金を加算する。
S2204において、プリンタ制御部907は、図12のS2101で受信した印刷ジョブに関して、ジョブ全体の印刷が完了したか否かを判定する。ここで、図12のS2101で受信した印刷ジョブに関して、印刷すべき次のページがある場合には、S2201に遷移し、印刷処理を継続する。ジョブ全体の印刷が完了したなら、ジョブ管理部903に印刷ジョブの印刷終了を通知し、S2206に遷移する。
S2205では、図21のS2103での予約処理の過程で、ジョブ管理部903に対して印刷ジョブのキャンセルが指示されたか否かを判断する。ここでジョブキャンセルの指示が行われていたなら、S2206に遷移する。ジョブキャンセルの指示が行われていないなら、印刷可能な1ページ分の印刷データの印刷に係る料金の課金予約が受諾されたとして、S2201に遷移し、印刷を行う。
S2206では、ジョブ管理部903が印刷ジョブの印刷終了通知を受けると、上限管理部908にジョブ完了を通知し、印刷ジョブの印刷にかかった実績金額を通知する。また、予約処理において印刷ジョブのキャンセルが通知されていたなら、ジョブ管理部903は、キャンセルされた印刷ジョブで、その時点まで印刷にかかった実績金額を上限管理部908に通知する。続いて、ジョブ管理部903は完了した印刷ジョブの情報をログとしてHDなどの記憶領域に書き込んで、ジョブ情報を削除する。その後、上限管理部908は、ジョブ管理部903より通知された実績金額を課金制御サーバ104に通知する。この通知内容としては、印刷ジョブのジョブIDとジョブオーナーのユーザID、実績金額を含む実績情報などである。尚、ジョブ管理部903のジョブ情報を削除する際のログは、課金処理後の印刷実績と実際の処理情報との比較や確認に用いることが可能である。
<展開・印刷・予約処理の並行処理を示すタイミングチャート>
図30は、本実施形態における展開処理、予約処理、印刷処理の並行処理の流れを示すタイミングチャートを示す。図30のタイミングチャートでは、8ページのジョブが投入された場合に、展開処理、予約処理、印刷処理が行われている様子を表している。
3001は、ジョブが投入されたタイミングであり、印刷データ展開部904で展開処理が開始される。
3002は、1ページ目の展開処理が終了したタイミングである。図21のS2103、S2105において、印刷データ展開部904から上限管理部908、プリンタ制御部907に予約処理、印刷処理の開始が指示される。本実施形態においては、受信した印刷ジョブに次に展開すべきページがあるなら、予約処理と印刷処理を行っている間にも、展開処理は並行して行われる構成となっている。
3002の時点では、展開が終了しているページは1ページ目だけであるため、1ページ目の料金だけが課金制御サーバに対して予約され、1ページ目だけが印刷可能となる。
3003は、1ページ目の印刷が完了した状態である。この時点では、4ページ目まで展開処理が完了している。印刷ジョブに対して1ページ分の展開処理を終える度に、展開した1ページ分の予約処理を課金制御サーバに対して行うので、3003のタイミングでは、既に3ページ分までの予約処理を完了している。そして、次の4ページ目の予約処理を開始することになる。
3004は、印刷ジョブに含まれる全ページ分の展開処理が完了し、最後の8ページ目の料金を課金制御サーバに対して予約を行っているタイミングである。
3006は、全ページの印刷が完了するタイミングである。
以上、説明した実施形態においては、展開処理と印刷処理と予約処理を並行して処理することが可能になる。よって第1の実施形態と同様に、一枚目の印刷を行うまでの処理速度の向上する上、ユーザに印刷指示された印刷ジョブの印刷終了までの処理時間の短縮も可能となる。
〔第4の実施形態〕
第1の実施形態から第3の実施形態においては、印刷ジョブの印刷途中において残金が不足してしまうことが通知され、印刷処理が停滞してしまう場合がある。しかし、文書の種類や、ユーザの状況によっては、印刷途中でキャンセルされたり、印刷が滞ったりすることが望ましくない場合が考えられる。このようなことを考慮し、1ジョブの全ページ分の金額が使用可能な場合のみ印刷開始するように制御するといったことが考えられる。
本実施形態において、印刷ジョブのジョブ情報として、ジョブ情報のテーブルに印刷モード1007を追加する。印刷モード1007には、「印刷前確認モード」、「処理速度優先モード」のどちらかを設定するとする。
「印刷前確認モード」は、印刷ジョブ全体の展開処理終了後に全ページ分の予約処理を行い、印刷処理を開始するモードである。「処理速度優先モード」は、第1の実施形態〜第3の実施形態で示したように展開処理が終了した分の予約処理を部分的に行い、その後印刷を行うモードである。本実施形態においては、例えば、「処理速度優先モード」を第1の実施形態で示した処理を行う印刷モードとしている。印刷モードの指定方法として、ユーザの残金の量に応じて自動選択、ユーザ指定による手動選択する方法などを挙げ、後述する。
また、課金制御サーバ上での予約処理や実績計上処理は第1の実施形態と同様な処理を行うものとする。
<印刷前確認モード>
印刷前確認モードが設定された際の、複写機で行われる印刷ジョブに対する展開処理、印刷処理、予約処理について詳細に説明する。ここでは、図23から図25で示すプログラムのフローチャートを用いて説明する。また、図23から図25で示すプログラムはRAMやROMなどの記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。
<印刷前確認モードにおける展開処理>
図23は、第4の実施形態における、印刷前確認モードの際の、複写機での印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを示している。印刷ジョブの展開が終了した後に予約処理を行っている点が、第1の実施形態から第3の実施形態での展開処理と異なる。
S2301において、印刷ジョブを受信する。ホストコンピュータ101から送信された印刷ジョブをインターフェース部901が受信し、印刷データ格納部902に印刷データを保存する。続いて、インターフェース部901は、ジョブ管理部903に受信した印刷ジョブの情報を通知し、図10で示されるジョブ情報テーブルにジョブ情報を登録する。その後、ジョブ管理部903は、印刷データ展開部904にジョブ展開処理の開始を指示する。
S2302において、印刷データ展開部904は、印刷データ格納部902より印刷データを取得して、印刷ジョブの印刷設定に従って画像生成処理を行い、イメージデータを作成して、1ページ毎にイメージ格納部906に保存する。
この際に、展開されたイメージにカラーデータが含まれるか、モノクロのみかを判定し、印刷用紙サイズとともにページ情報としてイメージ格納部906に保存し、ジョブ管理部903にも通知する。ジョブ管理部903は、図11の課金料金テーブルを参照し1ページ分の料金を検索して、図10で示されるジョブ情報テーブルの展開済みページ金額1005に加算する。例えば印刷ジョブ全体の展開処理が完了すると、展開済みページ金額は、印刷ジョブに含まれる全ページ分の課金料金と等しくなる。
S2103において、印刷データ展開部904は、S2101で受信した印刷ジョブに展開すべき次のページがあるか否かを判断する。展開すべき次のページがある場合には、S2102に遷移し、次のページの展開処理を継続する。また、展開すべき次ページがない場合には、S2101で受信した印刷ジョブに関する展開処理が完了したとして、S2304に遷移する。
S2104において、印刷データ展開部904は上限管理部908に対して、展開処理を完了した印刷ジョブに対する印刷のための予約処理の指示を行う。
S2105において、後述する図24の予約処理の過程で、ジョブ管理部903に対して印刷ジョブのキャンセルが指示されたか否かを判断する。ここでジョブキャンセルの指示が行われていたなら、印刷を行わずに全体の処理を終了する。ジョブキャンセルの指示が行われていないなら、印刷にかかる料金の課金予約が受諾されたとして、S2306に遷移し、印刷を行う。つまり、印刷前確認モードにおける処理は、後述する予約処理の際に印刷ジョブをキャンセルするか、予約依頼の受諾後に印刷処理を終了することで、印刷ジョブに関する全ての処理が終了することとなる。
<印刷前確認モードにおける予約処理>
図24は、印刷前確認モードにおける、印刷に要する料金について課金制御サーバへ予約依頼するといった複写機で行われる予約処理の流れを示している。本実施例においては、印刷ジョブの展開処理が図23で示す展開処理ですべて完了しているので、予約完了通知を受信すると予約処理が終了する点が、第1の実施形態から第3の実施形態での予約処理と異なる。
S2401において、上限管理部908は、ジョブ管理部903より印刷ジョブの展開済みページ金額を取得する。ここで、取得される金額は、印刷ジョブ全体を印刷した際に課金される料金と同額である。
S2402において、上限管理部908は、予約依頼金額、ジョブID及びジョブオーナーのユーザIDなどを課金制御サーバ104に送信し、課金金額の予約依頼を行う。ここでは、予約依頼金額を展開済みページ金額とし、印刷ジョブ全体を印刷した際に課金される料金について課金予約の依頼を行う。
S2403において、上限管理部908が、課金制御サーバより残金不足の通知を受信するか否かを判断する。ここで、残金不足の通知を受けない場合はS2404に遷移し、残金不足の通知を受けた場合はS2405に遷移する。
S2404において、上限管理部908が、課金制御サーバより予約依頼受理の通知を受信し、予約処理を終了する。
S2405において、課金制御サーバ上の残金不足という点と、それに伴いユーザが印刷ジョブをキャンセルするか、残金の補充を行うかユーザが指示を行えるように表示モジュール310等を通してその旨の表示を行う。ここで、ユーザよりの指示がジョブをキャンセルである場合はS2406に遷移し、残金補充を行うのであるならS2407に遷移する。本実施形態において、ユーザはオペレーションパネル309などから印刷ジョブをキャンセルするか、残金の補充を行うかの指示を行うとしている。
S2406において、上限管理部908はユーザからの印刷ジョブのキャンセルの指示入力が通知された場合に、ジョブ管理部903に対して印刷ジョブのキャンセルを指示する。印刷ジョブのキャンセル指示を受けて、ジョブ管理部903は、インターフェース部901、印刷データ展開部904、プリンタ制御部907に対して印刷ジョブのキャンセルを指示する。それぞれ印刷ジョブの処理を中止し、印刷ジョブデータ、イメージデータを破棄して印刷ジョブをキャンセルする。
S2407において、上限管理部908はユーザから残金補充が指示された場合に、所定の残金補充の処理がユーザにより行われたことを課金制御サーバに問い合わせることで確認する。本実施形態では、残金補充方法として、ユーザがクライアントPCより課金制御サーバに対して補充金額を送金するように指示し、残金の補充が完了することを想定している。尚、残金の補充方法に関しては本実施形態に限るものではない。上限管理部908がユーザにより残金補充が行われたことを確認すると、再度予約依頼を行うためにS2402に遷移する。
<印刷前確認モードにおける印刷処理>
図25は、印刷前確認モードにおける、複写機での印刷処理の流れを示している。
S2501では、プリンタ制御部907が、プリンタエンジン909に対して印刷を指示するの指示信号を送る。その後プリンタエンジン909から、指示信号に対して印刷可能である旨をプリンタ制御部907に通知する。そして、プリンタ制御部907が展開済みである1ページ分のイメージデータをプリンタエンジン909に送ることにより、イメージデータの印刷を行わせる。
S2502において、プリンタ制御部907は、受信した印刷ジョブ全体の印刷が完了したか否かを判定する。ここで、印刷すべき次のページがある場合には、S2501に遷移し、印刷処理を継続する。ジョブ全体の印刷が完了したなら、ジョブ管理部903に印刷ジョブの印刷終了を通知し、S2503に遷移する。
S2503では、ジョブ管理部903が印刷ジョブの印刷終了通知を受けると、上限管理部908にジョブ完了を通知し、印刷ジョブの印刷にかかった実績金額を通知する。続いて、ジョブ管理部903は完了した印刷ジョブの情報をログとしてHDなどの記憶領域に書き込んで、ジョブ情報を削除する。その後、上限管理部908は、ジョブ管理部903より通知された実績金額を課金制御サーバ104に通知する。この通知内容としては、印刷ジョブのジョブIDとジョブオーナーのユーザID、実績金額を含む実績情報などである。尚、ジョブ管理部903のジョブ情報を削除する際のログは、課金処理後の印刷実績と実際の処理情報との比較や確認に用いることが可能である。以上で、印刷処理を終了する。
<印刷モードの指定方法>
以下、印刷モードを指定する方法について説明していく。図26、図27で示すプログラムは図3で示すRAMやROMなどの記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。
<ユーザの残金に応じて自動選択>
図26で示す処理は、印刷ジョブをホストから受信するなど、印刷ジョブに対して展開処理を開始する直前に複写機において行われる処理である。ここではUI制御部910が、課金制御サーバ104にユーザの利用可能な残金(残金と予約済み金額との差額)を問い合わせ、その情報を取得する。そして、例えば取得された情報であるユーザの利用可能な残金が、予め管理者などに指定された特定の金額未満である場合に、印刷ジョブの印刷モードに「印刷前確認モード」を設定する。尚、ホストコンピュータからの印刷指示の場合はプリンタドライバ402において、ユーザが印刷の指示をした際に、課金制御サーバ104にユーザの利用可能な残金を問い合わせる構成であってもよい。
つまり、図12、図21、図23でのフローチャートの印刷ジョブを受信した際に、次の処理を行う前に図26で示す処理を割り込みで行うことを想定している。
以下の図26で示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
S2601において、印刷ジョブを受信した際に、UI制御部910が課金制御サーバ104にユーザの利用可能な残金(残金と予約済み金額との差額)などの情報を要求する。これをうけて、課金制御サーバ104の残金管理部802が残金などの情報を複写機に通知する。UI制御部910は、この通知より残金を取得する。
S2602において、UI制御部910が、予めユーザにより設定され、RAMなどの記憶媒体に保持されている、ユーザにより予め指定された特定金額と取得した残金を比較する。残金が指定された特定金額以上なら、利用可能な残金が印刷を行う上で、十分な余裕があるとしてS2603に遷移する。また、残金が指定された特定金額未満なら、残金が少なくなってきたとして、S2604に遷移する。
S2603において、UI制御部910でのS2604の処理を受けて、ジョブ管理部が印刷ジョブに対する印刷モードを「処理速度優先モード」に設定する。
S2604において、UI制御部910が、表示モジュール310等を通して、残金が少なくなってきたことと、「印刷前確認モード」へ印刷モードを移行することをユーザに対して通知する。
S2605において、UI制御部910でのS2602、S2604の処理を受けて、ジョブ管理部が印刷ジョブに対する印刷モードを「印刷前確認モード」に設定する。
S2606において、印刷ジョブ受信後の展開処理へ遷移することで印刷モードの切替えのための本処理を終了する。
本処理では残金が予めユーザに指定された金額以上である場合は、「処理速度優先モード」が選択され、また予めユーザに指定された金額未満である場合である場合は、「印刷前確認モード」を選択される。つまり、課金制御サーバに十分な残金が残っているなら処理速度を優先すること、残金不足の可能性がある場合には印刷が行えるかどうかを最初に確認して、印刷の中断を防ぐことが可能となる。
<印刷アプリケーション名に応じて自動選択>
図27で示す処理は、ユーザに予め設定された印刷アプリケーションの種類に応じて印刷モードを変更する処理を示す。この処理は、ユーザにより印刷指示された際に、プリンタドライバ402によって行われる処理である。
以下の図27で示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
まず前提として、ホストコンピュータからの印刷する場合において、プリンタドライバ402が「印刷前確認モード」を印刷ジョブ情報に設定させる印刷アプリケーション名をリストにユーザが予め登録しているとする。このリストはRAMやHDなどに保存されており、このリストをプリンタドライバ402は参照する。
S2701において、プリンタドライバ402は印刷アプリケーション401から印刷命令を受け取る。
S2702において、プリンタドライバ402は、印刷命令を発行した印刷アプリケーション401の名称を取得する。
S2703において、プリンタドライバ402は、前記リスト内に該当する印刷アプリケーションの名称が登録されているか否かを判定し、リストに登録されている場合にはS2704に遷移する。また、リストに登録されていない場合には、S2705に遷移する。
S2704において、プリンタドライバ402はジョブ情報の印刷モードに「印刷前確認モード」を設定する。
S2705において、プリンタドライバ402はジョブ情報の印刷モードに「処理速度優先モード」を設定する。
特別な業務用のアプリケーションからの印刷などでは、1度だけしか印刷を行えないことが考えられる。このような場合では、途中で残金不足により印刷が中止してしまっては困るという要望が考えられる。印刷アプリケーションに応じて印刷モードを切替えることにより、このような要望に応えることができる。
<手動設定>
ホストコンピュータからの印刷する際には、プリンタドライバ402のプロパティ設定として、印刷モード選択画面を用意し、「印刷前確認モード」、「処理速度優先モード」をユーザが選択可能とする。または、ホストコンピュータにおける印刷開始時に、プリンタドライバ402が印刷モード選択画面をポップアップ表示させ、選択可能としてもよい。
また、複写機においてコピーを行う場合には、UI制御部910において、ログイン要求が成功した後や、コピー指示を受け付けた際に、印刷モード選択画面をオペレーションパネル309に表示させる。
印刷モード選択画面の例を図18に示す。
図28において、1800は印刷モード選択画面の全体である。
1801は、「処理速度優先モード」を選択するためのコントロールであり、1802は「印刷前確認モード」を選択するためのコントロールである。1803は、印刷モードの選択を確定させるためのボタンコントロールである。
プリンタドライバ402やUI制御部910は、印刷モード選択画面を表示し、ユーザが印刷モードを選択し、OKボタン1803を押下すると、ユーザIDとともに選択された印刷モードを印刷ジョブ情報に設定する。
尚、印刷モードの切替えは以上で説明したものに限るものではない。
例えば、印刷部数に応じて自動選択するといった方法も考えられる。ホストコンピュータにおいて、プリンタドライバ402の印刷設定として印刷部数が設定される。この際に、プリンタドライバ402はこの印刷部数が予め指定された閾値以上である場合に、印刷ジョブの印刷モードして「印刷前確認モード」を設定する。閾値未満である場合には「処理速度優先モード」を設定する。印刷部数が多い場合には、印刷時間がかかることが予想され、印刷中にユーザが複写機を離れることが考えられる。この場合、しばらく経って複写機に戻ると、残金不足で印刷が止まってしまっていることが考えられ、残金不足になったことに気づくのが遅くなってしまう。これを避けるため、予め、全ページ分の金額が足りていることを確認、残金を予約してから印刷を開始することで、上記の問題を避けることができる。
<各印刷モードにおける展開、予約、印刷処理のタイミングチャート>
図31に、「処理速度優先モード」と「印刷前確認モード」が設定された場合の、展開処理、予約処理、印刷処理のタイミングチャートを示す。「処理速度優先モード」と第1の実施形態において説明した、図29と同様なタイミングチャートとなる。
図31において、上段が「処理速度優先モード」、下段が「印刷前確認モード」のタイミングチャートである。図31では、8ページ分の印刷データを含むの印刷ジョブが投入された場合に、展開処理、予約処理、印刷処理が順次行われている様子を表している。
ジョブが投入されると、印刷データ展開部904で展開処理が開始される。
3101は、1ページ目の展開処理が終了したタイミングである。
「処理速度優先モード」では、その直後から予約処理が行われる。予約処理が完了すると印刷処理が開始されるが、予約処理、印刷処理の最中にも2ページ目以降の展開処理を並行して処理している。3101の時点では、展開が終了しているページは1ページ目だけであるため、1ページ目の料金だけが予約され、1ページ目だけが印刷可能となる。
「印刷前確認モード」の場合には、全ページの展開処理が完了してから印刷処理、予約処理が開始されるため、3101のタイミングでは展開処理を継続している。
3102は、「処理速度優先モード」の場合に1ページ目の印刷が完了し、2ページ目の印刷前に一時停止されたタイミングである。この時点では、この例では、4ページ目まで展開処理が完了している。2ページ目以降を印刷するため、展開済みである2ページ〜4ページの料金を課金制御サーバに対して予約し、印刷処理を再開する。
3103は、全ページの展開処理が完了するタイミングである。「印刷前確認モード」では、全ページの展開処理が完了すると、予約処理が行われ、その後、印刷処理が開始される。
3104は、「処理速度優先モード」の場合に、4ページまでの印刷が完了し、5ページ目以降の予約処理を開始するタイミングである。3102において、4ページ目までの予約処理が済んでいるため、5ページ目を印刷する前に予約処理を行う必要がある。ここでは、印刷ジョブの残り全ページ分の展開処理が完了しているので、5ページ〜8ページ目の料金を課金制御サーバに対して予約し、印刷処理を再開する。
3105は、「処理速度優先モード」の場合に、全ページの印刷が完了するタイミングである。
3106は、「印刷前確認モード」の場合に、全ページの印刷が完了するタイミングである。
図31を見て明らかなように、「処理速度優先モード」の方が、印刷ジョブに含まれる1枚目の印刷ページを印刷するまでの処理時間が短い。
しかし、「処理速度優先モード」の場合には、3102、3104において残金不足となりジョブの途中でキャンセルされる場合が考えられる。「印刷前確認モード」では、全ページ分の料金を課金制御サーバに対して予約するため、残金不足となりえるタイミングは3103のみである。
以上説明したように、本実施形態ではユーザが印刷の処理速度を優先するか、印刷ジョブが印刷などの処理の途中で中断することなく実行するのを優先するかを選択できる。これにより、ユーザは印刷対象や印刷アプリケーションに応じて所望な印刷モードを指定可能となる。
本発明における印刷課金制御を行うネットワークシステムの構成の概要図である。 本発明の実施形態で用いるホストコンピュータ101、課金制御サーバ104、認証サーバ105などを含むパーソナルコンピュータ(PC)のハードウェア構成の例を示した図である。 本発明の実施形態で用いる複写機A102、あるいは複写機B103のハードウェア構成の例を示した図である。 本発明の実施形態で用いるホストコンピュータ101のモジュール構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態で用いる課金制御サーバ104のモジュール構成の例を示す図である。 本発明の実施形態で用いる複写機A102、複写機B103のモジュール構成の例を示す図である。 本発明において、認証サーバ105がユーザごとの認証情報を管理するために用いる認証情報管理テーブルを示した図である。 本発明における、課金制御サーバ104の予約管理部803でジョブ別の予約情報などを管理するための予約管理テーブルを示す図である。 本発明における、課金制御サーバ104の残金管理部802でユーザごとの利用可能な残金などの情報を管理するための残金管理テーブルを示す図である。 本発明における、複写機A102、複写機B103のジョブ管理部903で印刷ジョブ情報などを管理するためのジョブ情報管理テーブルを示す図である。 本発明における、複写機A102、複写機B103のジョブ管理部903での印刷処理の際の印刷設定などに対応する課金料金などを管理するための課金料金テーブルを示す図である。 第1の実施形態における、複写機での印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第1の実施形態における、複写機での印刷処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第1の実施形態における、複写機での予約処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第1の実施形態における、予約依頼を受信した際の課金制御サーバ104での予約処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第1の実施形態における、印刷実績の通知を受信した際の課金制御サーバ104での実績計上処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第2の実施形態における、課金制御サーバ104の残金管理部802で課金先などの情報を管理するための課金先テーブルを示す図である。 第2の実施形態における、課金先の指定を行う画面の例を示す図である。 第2の実施形態における、課金制御サーバ104の予約管理部803でジョブ別の予約情報などを管理するための予約管理テーブルを示す図である。 第2の実施形態における、課金制御サーバ104の残金管理部802で課金先別の利用可能な残金などの情報を管理するための残金管理テーブルを示す図である。 第3の実施形態における、複写機での印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第3の実施形態における、複写機での印刷処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、印刷前確認モードの際の、複写機での印刷ジョブの受信および印刷ジョブの展開処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、印刷前確認モードの際の、複写機での予約処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、印刷前確認モードの際の、複写機での印刷処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、ユーザの残金に応じて印刷モードを自動選択する際の処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、印刷アプリケーションに応じて印刷モードを自動選択する際の処理の流れを表すフローチャートを示す図である。 第4の実施形態における、ユーザにより手動で印刷モードを選択する際に表示される選択画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、複写機で行われる展開処理、予約処理、印刷処理のタイミングチャートを示す図である。 第3の実施形態における、複写機で行われる展開処理、予約処理、印刷処理のタイミングチャートを示す図である。 第4の実施形態における、「処理速度優先モード」と「印刷前確認モード」が設定された場合の、複写機で行われる展開処理、予約処理、印刷処理のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
101 ホストコンピュータ
102 複写機A
103 複写機B
104 課金制御サーバ
105 認証サーバ
106 ネットワーク
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 システムバス
311 HD
314 PRNC
315 プリンタ
901 インターフェース部
902 印刷データ格納部
903 ジョブ管理部
904 印刷データ展開部
906 イメージ格納部
907 プリンタ制御部
908 上限管理部
909 プリンタエンジン

Claims (19)

  1. 印刷実績に基づく課金管理を行う管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置であって、
    印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記送信手段は、印刷ジョブに対する解析と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記送信手段は、前記印刷手段により行われる印刷と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか1項に画像形成装置。
  4. 印刷ジョブ全体に対する解析の終了後に、印刷ジョブの全体の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する第2の送信手段と、
    前記送信手段により予約依頼を前記管理装置に送信する第1のモードと、前記第2の送信手段により予約依頼を前記管理装置に送信する第2のモードとを切替える切替え手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前期管理装置に対して印刷を指示したユーザのユーザ情報に基づく該ユーザの利用可能なカウント値を要求する要求手段を備え、
    前記切替え手段は、前記要求手段により要求したカウント値が特定のカウント値以上の場合は第1のモード、特定のカウント値未満ならば第2のモードに切替えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記切替え手段は、印刷命令を発行した印刷アプリケーションに基づいて第1のモード又は第2のモードを切替えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 印刷の実績に基づく課金管理を行う管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置における印刷処理方法であって、
    印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を指示する指示ステップとを備えることを特徴とする印刷処理方法。
  8. 前記送信ステップは、前記画像形成装置による印刷ジョブに対する解析と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項7に記載の印刷処理方法。
  9. 前記送信ステップは、前記画像形成装置で行われる印刷と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項7乃至請求項8の何れか1項に印刷処理方法。
  10. 前記画像形成装置による印刷ジョブ全体に対する解析の終了後に、印刷ジョブの全体の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する第2の送信ステップと、
    前記送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第1のモードと、前記第2の送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第2のモードとを切替える切替えステップとを備えることを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか1項に記載の印刷処理方法。
  11. 印刷実績に基づく課金管理を行う管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置における印刷処理ステップをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記画像形成装置による印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を指示する指示ステップとをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  12. 前記送信ステップは、前記画像形成装置による印刷ジョブに対する解析と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  13. 前記送信ステップは、前記画像形成装置で行われる印刷と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項11乃至請求項12の何れか1項に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  14. 前記画像形成装置による印刷ジョブ全体に対する解析の終了後に、印刷ジョブの全体の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する第2の送信ステップと、
    前記送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第1のモードと、前記第2の送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第2のモードとを切替える切替えステップとをコンピュータにより実現させるための請求項10乃至請求項13の何れか1項に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  15. 印刷実績に基づく課金管理を行う管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置における印刷処理ステップをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記画像形成装置による印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を指示する指示ステップとをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  16. 前記送信ステップは、前記画像形成装置による印刷ジョブに対する解析と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  17. 前記送信ステップは、前記画像形成装置で行われる印刷と並行して予約依頼を送信することを特徴とする請求項15乃至請求項16の何れか1項に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  18. 前記画像形成装置による印刷ジョブ全体に対する解析の終了後に、印刷ジョブの全体の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する第2の送信ステップと、
    前記送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第1のモードと、前記第2の送信ステップにより予約依頼を前記管理装置に送信する第2のモードとを切替える切替えステップとをコンピュータにより実現させるための請求項15乃至請求項17の何れか1項に記載のコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  19. 画像形成装置で行われる印刷実績に基づく課金管理を行う管理装置と前記管理装置の印刷に要するカウント値を含む予約依頼の受諾に応じて印刷を行う画像形成装置とを含む課金制御システムであって、
    前記画像形成装置は、印刷ジョブ全体に対する解析の終了前に、印刷ジョブの一部の印刷に要するカウント値を含む予約依頼を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記管理装置の予約依頼の受諾に応じて印刷を行う印刷手段と、
    前記画像形成装置により行われた印刷に要した実績に基づくカウント値を含む実績通知を通知する通知手段とを備え、
    前記送信手段により送信された予約依頼の受諾を行う予約受諾手段と、
    前記通知手段により通知された実績通知に基づき課金を行う課金手段とを備えることを特徴とする課金制御システム。
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