JP2008040730A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動販売機の冷媒回収時におけるサービス性・安全性を向上すること。
【解決手段】商品収納室1に設けた庫内熱交換器4と、商品収納室の下部に設けた機械室の中に配設された圧縮機2、庫外熱交換器3、電磁弁5、6、7、8と膨張弁9からなり、冷却時には電磁弁5と電磁弁8、加温時には電磁弁6と電磁弁7を開くことで商品の加温と冷却を切替えることが可能な冷却加温システムを有する自動販売機において、4つの電磁弁のうち少なくともひとつ以上を通電時に閉じる電磁弁とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】商品収納室1に設けた庫内熱交換器4と、商品収納室の下部に設けた機械室の中に配設された圧縮機2、庫外熱交換器3、電磁弁5、6、7、8と膨張弁9からなり、冷却時には電磁弁5と電磁弁8、加温時には電磁弁6と電磁弁7を開くことで商品の加温と冷却を切替えることが可能な冷却加温システムを有する自動販売機において、4つの電磁弁のうち少なくともひとつ以上を通電時に閉じる電磁弁とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、缶飲料などを冷却して販売する自動販売機において、冷媒回収時におけるサービス性の向上ならびに消費電力量の低減に関するものである。
従来、この種の自動販売機は冷却器の前後に設けた電磁弁を開閉させて圧縮機を運転することで冷却器内に滞留した冷媒をポンプダウンし、圧縮機へと移動させている(例えば特許文献1参照)。
図2は特許文献1における従来の自動販売機の冷媒回路図である。図2に示すように、従来の自動販売機のシステムは収納室21に配設され、中に可燃性冷媒(例えばR600a、R290の単一もしくは混合冷媒)を封入された冷却器23と収納室下部の機械室内に配設された圧縮機24、凝縮器25、収納室21の外において冷却器23の前に設置された入口電磁弁26A,冷却器3の後ろに設置された出口電磁弁26Bからなる冷却システムと収納室内に設けた加温装置28、ファン27にて冷却と加温とを行っている。
以上のシステムにおいて収納室を冷却する場合、入口電磁弁26Aおよび出口電磁弁26Bを開き、圧縮機24にて冷媒を圧縮し、凝縮器25にて冷媒と空気との熱交換を行って冷媒を凝縮し、冷却器23にて蒸発することで庫内の空気を冷却した後に圧縮機23へと戻ることによって商品を冷却する。また、収納室の冷却から加温へと運転を変化させた際に、入口電磁弁26Aを閉じ、出口電磁弁26Bを開けて圧縮機24を運転し、冷却器23内の冷媒をポンプダウンした後に、出口電磁弁26Bを閉じて加温装置28による加温を開始する。このことによって冷却器内に滞留する冷媒量が減少し、加温時において万一冷却器近傍で可燃性冷媒が漏れても、冷却器3内の冷媒量は少なく、また、入口電磁弁26A,出口電磁弁26Bは収納室外に設けてあるため、漏れる冷媒量は少なく、収納室1が可燃性冷媒の燃焼範囲濃度に達せず、加温装置28が着火源となって発火することがなく、安全な自動販売機の冷却加温装置を提供することができる。
特開2004−145516号公報
しかしながら、前記従来の構成では、冷媒をポンプダウンする際に入口電磁弁6Aを閉じ、出口電磁弁6Bを開くので高圧圧力が上昇し、圧縮機に与える負荷が大きくなることから故障の恐れがあること、また、冷却を行っている状態から電源を切った場合や、故障などによって急停止した際の修理時や廃棄時において冷却器が電磁弁によって遮断されてしまい、冷却器内に冷媒が滞留した状態となり、冷媒回収をするときに十分冷媒を回収できないといった課題を有する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、商品収納室に設けた蒸発器と、商品収納室の区画外に設けた圧縮機、凝縮器、膨張機構とを備え、電磁弁にて流路を切替えることによって、商品の加温と冷却が可能な冷却加温システムを有する自動販売機において、通電時に開く電磁弁と通電時に閉じる電磁弁とを組み合わせて配設することで、廃棄時や修理時のように通電していない状態においても電磁弁によって冷却加温システムのシステム配管が遮断されることがなく、冷媒回収時に電磁弁に通電することなく冷媒を回収することができ、サービス性を向上することができる。
本発明の自動販売機は、修理時や廃棄時において冷媒を回収する際の回収漏れをなくし、サービス性を向上することができる。
請求項1に記載の発明は、商品収納室に設けた庫内熱交換器と、商品収納室の区画外に圧縮機と、庫外熱交換器と、膨張機構とを備え、複数の電磁弁の開閉を制御して冷媒の流路を切替えて、商品の加温と冷却とが可能になる冷却加温システムを有する自動販売機において、前記電磁弁には通電されたときに開く電磁弁と閉じる電磁弁を組み合わせて備えたことで、修理時や廃棄時など冷媒を回収するときにおいて、電源が切られている状態でも通電時に閉じる電磁弁が開くので電磁弁によって冷却加温システムの配管が遮断されることがない。そのために、電磁弁に通電することなく冷媒を回収できるのでサービス性を向上することができると共に、冷媒の回収漏れもなくすことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、加温時に開く加温用電磁弁と、冷却時に開く冷却用電磁弁を備え、加温運転時には前記加温用電磁弁に通電して開き、前記冷却用電磁弁には通電して閉じ、冷却運転時には前記加温用電磁弁に非通電で閉じ、前記冷却用電磁弁に非通電で開く電磁弁を組み合わせたことで、冷却運転モード時において電磁弁に通電する必要がなく、消費電力量を低減することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、冷却加温システムの冷媒として可燃性冷媒を冷媒として使用する際において、通電時に閉じる電磁弁を用いることで、冷媒の回収漏れを防ぐことができ、冷媒が配管内に滞留することによる解体時の発火を防ぐことができ、安全性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷媒回路図を示したものである。
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷媒回路図を示したものである。
図1において、本発明の自動販売機は、商品収納室1に設けた庫内熱交換器4と商品収納室1の下部の機械室に設けた圧縮機2と庫外熱交換器3と、冷却と加温を行う際に流路を切替える電磁弁5、6、7、8と膨張弁9からなる冷却加温システムを備える。
電磁弁は吐出配管を庫内熱交換器、庫外熱交換器へと流れる配管へと切替える電磁弁5、7、庫内熱交換器、庫外熱交換器から吸入配管へと続く配管を切替える電磁弁6、8が設けられている。
以上のように構成された自動販売機の作用について説明する。冷却加温システムにおいて冷却時には電磁弁5と電磁弁8とを開き、圧縮機2で圧縮された冷媒は電磁弁5を通過して、庫外熱交換器3にて空気と熱交換を行って、凝縮する。凝縮した液冷媒は膨張弁9によって膨張され、低温冷媒となった後に庫内熱交換器4にて蒸発し、商品収納室内の空気と熱交換を行い、庫内を冷却した後に、電磁弁8を通過して圧縮機2に戻って再び圧縮されるサイクルを繰り返す。また、加温時には電磁弁6と電磁弁7とを開き、圧縮機2で圧縮された冷媒は電磁弁7を通過して、庫内熱交換器4にて庫内空気と熱交換を行って加温した後に、膨張弁9にて膨張され、庫外熱交換器3にて蒸発し、電磁弁6を通過して圧縮機2へと戻る。
上記冷却加温システムにおいて、4つの電磁弁のうち少なくとも1つ以上を通電時に閉じる電磁弁を使用することで、電源が切れた場合においても電磁弁全てが閉じてしまうことがなくなり、圧縮機2と庫内熱交換器4、庫外熱交換器3とが遮断されることがなくなる。このことによって故障もしくは廃棄時のように電源が切れている場合においても、冷媒を回収する際に電源を投入する、もしくは電磁弁に通電することなく冷媒を回収することができ、サービス性を高めることができ、また、冷媒が配管内に滞留することによる冷媒の回収漏れも防ぐことが可能となり、冷媒として例えばR600aやR290のような可燃性冷媒を使用している際の冷媒の回収漏れによる解体時の発火を防ぐことが可能となる。
また、通電していない状態で電磁弁が開いていることから、消費電力量を低減することができ、例えば冷却時に開く電磁弁5、8もしくは加温時に開く電磁弁6、7のいずれかを通電時に閉じる電磁弁とすることでどちらかの運転時における消費電力量を低減することができ、年間の運転時間が長く消費電力に与える影響の大きい運転モード時の消費電力量を低減することで、年間における消費電力量を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は故障時の修理・廃棄時の際の冷媒回収時における冷媒の回収漏れをなくすことによって冷媒回収時におけるサービス性・安全性の向上ならびに消費電力量の低減にもつなげることが可能であるので、電磁弁を用いて配管を完全に遮断する可能性のある冷却もしくは加温システムを用いている全ての冷凍冷蔵加温機器に適用できる。
1 商品収納室
2 圧縮機
3 庫外熱交換器
4 庫内熱交換器
5、6、7、8 電磁弁
9 膨張弁
2 圧縮機
3 庫外熱交換器
4 庫内熱交換器
5、6、7、8 電磁弁
9 膨張弁
Claims (3)
- 商品収納室に設けた庫内熱交換器と、商品収納室の区画外に圧縮機と、庫外熱交換器と、膨張機構とを備え、複数の電磁弁の開閉を制御して冷媒の流路を切替えて、商品の加温と冷却とが可能になる冷却加温システムを有する自動販売機において、前記電磁弁には通電されたときに開く電磁弁と閉じる電磁弁を組み合わせて備えたことを特徴とする自動販売機。
- 加温時に開く加温用電磁弁と、冷却時に開く冷却用電磁弁を備え、加温運転時には前記加温用電磁弁に通電して開き、前記冷却用電磁弁には通電して閉じ、冷却運転時には前記加温用電磁弁に非通電で閉じ、前記冷却用電磁弁に非通電で開く電磁弁を組み合わせたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
- 冷却加温システムの冷媒として可燃性冷媒を用いたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006213185A JP2008040730A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006213185A JP2008040730A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008040730A true JP2008040730A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39175664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006213185A Pending JP2008040730A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008040730A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299939A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷媒回路装置 |
JP2010092400A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Panasonic Corp | 自動販売機 |
KR100958565B1 (ko) * | 2007-09-06 | 2010-05-18 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 베타픽스 유전자 결핍 생쥐 및 그의 제조 방법 |
-
2006
- 2006-08-04 JP JP2006213185A patent/JP2008040730A/ja active Pending
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