JP2008040652A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008040652A
JP2008040652A JP2006212013A JP2006212013A JP2008040652A JP 2008040652 A JP2008040652 A JP 2008040652A JP 2006212013 A JP2006212013 A JP 2006212013A JP 2006212013 A JP2006212013 A JP 2006212013A JP 2008040652 A JP2008040652 A JP 2008040652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
compressor
vending machine
cooling device
natural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006212013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4992333B2 (ja
Inventor
Takahiro Inoue
隆宏 井上
Hideo Nakajima
英雄 中島
Masakazu Yamamoto
昌和 山本
Satoshi Wakami
学司 若見
Isato Yamauchi
勇人 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006212013A priority Critical patent/JP4992333B2/ja
Publication of JP2008040652A publication Critical patent/JP2008040652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992333B2 publication Critical patent/JP4992333B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】可燃性冷媒や炭酸ガス冷媒等の自然系冷媒を使用した自動販売機において、サービス時や廃棄時の注意喚起を図り、事故のリスクを低減し安全性の向上を図る。
【解決手段】機械室4に圧縮機5と凝縮器6と自然系冷媒10とからなる冷却装置9を配置し、圧縮機5は複数の方向から判別可能な判別手段8を設けた圧縮機5を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機5の視認性を高め、自然系冷媒10を使用していることへの注意喚起を高めることができる。よって、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、可燃性冷媒を使用した冷却装置を用いた自動販売機に関するものである。
近年、地球のオゾン層を保護する観点から、冷却装置の冷凍サイクルに使用されていた冷媒CFC(クロロフルオロカーボン)−12あるいはHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)−22といった塩素原子を含んだ冷媒の使用が規制され、塩素原子を含まず、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒への転換が進行している。
また、従来、主にHCFC−22を用いていた自動販売機においては、その代替冷媒としてHFC冷媒の混合冷媒であるR407Cが採用され販売されている。
しかしながら、現在用いられているR407CなどのHFC冷媒は、オゾン層破壊はないものの、地球温暖化係数が高いため、地球温暖化に対しては不十分な冷媒となり、冷媒漏れを削減する取り組みや廃棄時の冷媒回収が行われている。そのため地球温暖化係数の低い冷媒として、HFCに代わってHC(ハイドロカーボン)やCO2(炭酸ガス)の自然系冷媒が注目されている。
HC系冷媒は可燃性を有しているため、冷却装置における冷凍サイクルの冷媒として使用する場合には安全性確保が課題であり、冷媒漏れに対する配慮、サービスや廃棄時における冷媒の取り扱いの徹底が必要である。
このことから、可燃性冷媒の冷媒漏れを検知したとき警報を発する表示盤及び警報機と、対応の仕方を指示する指示手段とを備えた冷蔵庫の例として(例えば、特許文献1参照)があります。
また、可燃性冷媒の漏洩が生じても内部への冷媒漏れを少なくし、発火、爆発の危険性を回避できる冷蔵庫について開示したもの(例えば、特許文献2参照)があります。
また、庫内での冷媒の漏れを検知し、ダンパーを設けた排気口より漏洩冷媒を排出させる自動販売機について開示したもの(例えば、特許文献3参照)があります。
また、常時自動販売機本体の外部に排気する排気手段を備えた自動販売機について開示したもの(例えば、特許文献4参照)があります。
一方、CO2(炭酸ガス)冷媒は、圧力が高く従来のR407C冷媒に対して常温での圧力が約6倍となり、25℃の飽和圧力で6.4MPaである。稼動時の高圧圧力は約10MPaにもなり、可燃性冷媒同様に、サービスや廃棄時における冷媒の取り扱いに徹底が必要である。
特開平10−111061号公報 特開平9−42817号公報 特開2001−134827号公報 特開2003−178362号公報
しかし、自動販売機等においては、通常の使用状態における冷媒漏れへの対応ももちろん必要であるが、サービス時や廃棄時において冷媒を冷却システムから排出する際の安全確保が最も懸念され、その際はまず作業者が冷媒の種類を正しく認識し取り扱うことが、安全確保の基本となる。
現在、圧縮機には圧縮機の型名・冷媒名がラベル等にて表示してあり、さらに可燃性冷媒使用の場合は警告表示も行っている。その表示は製品の場合は、サービス・廃棄処理の場合を考慮して製品背面の見えやすい場所に行っているが、サービス交換用の冷却装置あるいは圧縮機のみといった部品の場合は、見る方向によっては表示が見えず見落とすことも考えられる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷凍サイクルの冷媒として可燃性冷媒や炭酸ガス冷媒等の自然系冷媒を使用しても、サービス時や廃棄時の注意喚起を図り、事故のリスクを低減した安全性の高い自動販売機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、前記圧縮機は複数の方向から判別可能な判別手段を設けた圧縮機を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機の視認性を高め、自然系冷媒に対して注意喚起を高めることができる。
また、本発明の自動販売機は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、圧縮機を圧縮機カバーで覆った冷却装置において、前記圧縮機カバーに圧縮機が入っていること、または冷媒表示、警告表示の少なくともひとつを表示したものである。これによって、圧縮機カバーにて圧縮機が直接見えなくても、サービス時や廃棄時に圧縮機と自然系冷媒に対する注意喚起を高めることができる。
また、本発明の自動販売機は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、冷却装置の配管に冷媒放出時の目印表示を備えたものである。これによって、サービス時や廃棄時に冷媒を排出する際、排出場所を明確にし、安全に確実な作業を促すことができる。
本発明の自動販売機は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、前記圧縮機は複数の方向から判別可能な判別手段を設けた圧縮機を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機の視認性を高め、自然系冷媒に対する注意喚起を高め、事故のリスクを低減することができる。
請求項1に記載の発明は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、前記圧縮機は複数の方向から判別可能な判別手段を設けた圧縮機を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機の視認性を高め、自然系冷媒を使用していることへの注意喚起を高めることができる。よって、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の自動販売機において、複数の方向から判別可能な判別手段として冷媒表示または警告表示をしたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機の視認性を高め、表示により自然系冷媒を使用していることへの注意喚起をより高めることができる。よって、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
請求項3に記載の発明は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、圧縮機を圧縮機カバーで覆った冷却装置において、前記圧縮機カバーに圧縮機が入っていること、または冷媒表示、警告表示の少なくともひとつを表示したものである。これによって、圧縮機カバーにて圧縮機が直接見えなくても、サービス時や廃棄時に圧縮機と冷媒に対する注意喚起を高めることができる。よって、圧縮機カバーへ冷媒表示や警告表示することにより、圧縮機が見えないため冷媒放出を忘れたり、あるいは使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるといったリスクを回避できる。
請求項4に記載の発明は、機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、冷却装置の配管に冷媒放出時の目印表示を備えたものである。これによって、サービス時や廃棄時に冷媒を排出する際、排出場所を明確にし、安全に確実な作業を促すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の側面断面図である。
図において、収納室1は断熱材により半密閉構造となっている。収納棚2は販売される缶飲料やPET容器入飲料等の商品を収納保存し、冷却器3は収納棚2に収納された商品を冷却するものである。機械室4は収納室1と隔離された機械室であり本体の下部に形成されており、圧縮機5と凝縮器6と凝縮器ファン7が収納されている。圧縮機5は複数の方向から判別可能な判別手段8が設けられている。圧縮機5は放熱効果がよい黒色の塗装が一般的であるので、判別手段8として目立つように黄色のテープを圧縮機5に巻きつけたものである。冷却装置9は圧縮機5と凝縮器6と減圧装置(図示せず)と冷却器3を順次配管で接続し、冷凍サイクルを構成したもので収納室1内を冷却するものである。自然系冷媒10は冷却装置9に封入されている冷媒であり、R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはそれらを含む混合冷媒等の可燃性を有する炭化水素系冷媒、または炭酸ガス冷媒である。庫内ファン11は収納室1に設けたDC電源駆動のファンで、ダクト12は庫内ファン11で収納棚2に送風した冷気を戻すための循環ダクトである。
機械室4の後方の背面通気孔13は凝縮器ファン7の風を排出するための通気孔である。機械室4の後方の背面の保護ネット14を外して機械室4の背後から冷媒の回収や排出を行うことができる。
以上のように構成された自動販売機についてその動作を説明する。
収納棚2に収納された商品を冷却する場合、冷却装置8の運転を行い、庫内ファン11により冷却器3で冷却された冷気を循環させる。庫内ファン11により冷気は収納棚2に収納された商品を冷却し、ダクト12を通り再度冷却器3へ戻り冷却を繰り返す。
このとき冷却装置9に封入された自然系冷媒10は、圧縮機5で圧縮され高温高圧ガスとなり、凝縮器6で凝縮器ファン7により冷却されることで液化される。液化した自然系冷媒10は、減圧装置(図示せず)で減圧され、冷却器3で蒸発しガス化する。ガス化するとき蒸発潜熱により冷却器が冷却され、庫内ファン11により冷気が循環され商品が冷却される。
自然系冷媒10は冷却装置9に封入され密閉されているが、配管振動などにより配管が損傷し、機械室4で不測に冷媒が漏れると、凝縮器ファン7により早く拡散され可燃性冷媒の場合でも可燃性ガスの空気中の濃度をすぐに低下させることができる。凝縮器ファン7は、DC電源駆動のブラシレスモータであり、可燃性ガスに対して着火性がなく安全に使用でき、消費電力量も抑えることができる。なお、機械室4の前面から取り込んだ空気は、凝縮器6を通り、凝縮器ファン7で圧縮機5の方に向かって流れており、背面通気孔13を通り、外部に排出される。
冷却装置9に冷媒漏れ等の不具合があった場合、冷却装置9を交換することになるが、判別手段8として目立つように黄色のテープを圧縮機5に巻きつけているので従来の冷媒使用の冷却装置との区別が一目瞭然で、冷却装置9の交換作業や運搬・梱包等の取り扱いにおいて従来と冷媒が異なることに対して注意喚起を行うことができる。
また、自動販売機を廃棄処理する場合、従来冷媒(HFC等)は回収を行っているが、自然系冷媒10は環境への影響が極めて少ないため、安全を確保して徐々に大気へ放出して冷却装置9から冷媒排出を行う。その際、従来同様に圧縮機5に型名・冷媒名がラベル等にて表示してありその確認を行い、適切に冷媒の処理を行うことになるが、従来のラベル等に加えて、判別手段8として目立つように黄色のテープを圧縮機5に巻きつけているので従来の冷媒使用の冷却装置との区別が一目瞭然で冷媒が異なることに対して注意喚起を行うことができる。
なお、判別手段8の一例として圧縮機5に黄色テープを貼り付けとしたが、蛍光色のテープでもよいし、ラベル複数枚を圧縮機5の外郭の異なる位置に貼り付けてもよい。さらには、圧縮機の一部に黒色以外の塗装の追加にて判別できるようにしても良い。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、機械室4に圧縮機5と凝縮器6と自然系冷媒10とからなる冷却装置9を配置し、圧縮機5は複数の方向から判別可能な判別手段8を設けた圧縮機5を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機5の視認性を高め、自然系冷媒10を使用していることへの注意喚起を高めることができる。よって、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
(実施の形態2)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図2は、本発明の実施の形態2による自動販売機の要部を示す断面図である。
図において、判別手段8aは冷媒表示または警告表示の少なくともひとつを備えたもので圧縮機5aを複数の方向から見てもその表示が判別可能となるようにしたものである。
冷媒表示としては、「冷媒名称、冷媒番号、化学名、化学式、冷媒の特長」などがある。一方、警告表示としては、「びっくりマーク、可燃性のマーク、危険・警告表示、高圧注意、取扱注意」等がある。これらの表示を入れたテープを圧縮機5aの外郭に貼り付けることにより複数の方向からその表示が判別可能となる。
なお、判別手段8aの一例として圧縮機5aに表示を入れたテープを貼り付けとしたが、ラベル複数枚を圧縮機5aの外郭の異なる位置に貼り付けてもよい。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、複数の方向から判別可能な判別手段8aに冷媒表示または警告表示の少なくともひとつを備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機5の視認性を高め、自然系冷媒10を使用していることへの注意喚起を高めることができる。よって、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
(実施の形態3)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態3による自動販売機の要部を示す断面図である。
図において、自然系冷媒10は冷却装置9aに封入されている冷媒であり、R600a単一冷媒もしくはそれらを含む混合冷媒等の可燃性を有する炭化水素系冷媒である。R600aは圧力が低く従来のR407C冷媒に対して常温での圧力が約1/4となり、25℃の飽和圧力で0.35MPaである。また、特に低温条件においては、冷媒R600aは冷凍機油への溶け込み量が多くなり、冷媒循環量が少なく冷凍能力が低下することが懸念される。よって、凝縮器ファン7の風を圧縮機5bに当たりにくくし、低温時の温度低下を防ぐため圧縮機カバー15で圧縮機5bを覆っている。圧縮機5bを圧縮機カバー15で覆った冷却装置9aにおいて、圧縮機カバー15は中に圧縮機が入っていること、または冷媒表示、警告表示の少なくともひとつを表示したものである。圧縮機カバー15は鉄板でもよいが、より断熱効果を得るには発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、ウレタン発泡体等を用いることができる。
冷媒表示としては、「冷媒名称、冷媒番号、化学名、化学式、冷媒の特長」などがある。一方、警告表示としては、「びっくりマーク、可燃性のマーク、危険・警告表示、取扱注意」等がある。圧縮機が入っていることの表示としては、「この中に圧縮機があります」等の表示がある。これらの表示を入れたラベルを圧縮機カバー15の外郭に貼り付けることにより圧縮機5bが見えなくてもサービス時や廃棄処理時、その表示により圧縮機と冷媒についての認識が可能となる。
圧縮機カバー15への表示方法としては、ラベル貼り付け以外にも、不滅インクによるスタンプやプレス加工により材質そのものに凹凸を付けて表示する方法もある。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、圧縮機5bを圧縮機カバー15で覆った冷却装置9aにおいて、圧縮機カバー15に圧縮機5bが入っていること、または冷媒表示、警告表示の少なくともひとつの表示を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に圧縮機5bが見えなくても、圧縮機5bの存在と自然系冷媒10を使用していることへの注意喚起を高めることができる。よって、圧縮機の存在に気づかず、使用冷媒を認識せずその取り扱いを間違えて事故につながるリスクを回避できる。
(実施の形態4)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態4について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態4による自動販売機の要部を示す断面図である。
図において、自然系冷媒10は冷却装置9bに封入されている冷媒であり、R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはそれらを含む混合冷媒等の可燃性を有する炭化水素系冷媒、または炭酸ガス冷媒である。冷却装置9bの配管に冷媒放出時の目印16を備え、目印としては塗料によるマーキングやシールの貼り付け、あるいはテープ巻き等の方法がある。
自動販売機を廃棄処理する場合、従来冷媒(HFC等)は回収を行っているが、自然系冷媒10は環境への影響が極めて少ないため、安全を確保して徐々に大気へ放出して冷却装置9bから冷媒排出を行う。その際、冷媒排出を行う場所に冷媒放出時の目印16が表示してあるので、適切に冷媒排出処理を行うことができる。圧縮機の高圧配管部と低圧配管部の2箇所からの排出が一般的であるが、電磁弁や電動膨張弁や逆止弁等を使用した冷却装置で、高圧・低圧を完全にカットされている場合は、圧縮機の高圧配管部と低圧配管部の2箇所からの冷媒排出では不充分な場合があり、適切な冷媒排出場所が分かりにくい場合もある。
したがって、冷媒排出を行う場所に冷媒放出時の目印16を付け、ラベルにて冷媒排出場所であることを表示することで確実に安全に冷媒放出作業を行うことができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、冷却装置9bの配管に冷媒放出時の目印16を備えたもので、これによって、サービス時や廃棄時に冷媒排出を行う際、排出場所を明確に作業者に知らしめることができ、自然系冷媒10の適切な処理を促すことができる。よって、冷媒排出場所を間違えて、冷媒排出が不十分で残留冷媒による事故を未然に防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、自然系冷媒を使用してもサービス時や廃棄処理時の冷媒に対する注意喚起を促し、冷媒取り扱い時の安全性を高めることが可能となるので、自然系冷媒を使用した冷凍・冷蔵ショーケースや業務用冷凍・冷蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1による自動販売機の側面断面図 本発明の実施の形態2による自動販売機の要部を示す断面図 本発明の実施の形態3による自動販売機の要部を示す断面図 本発明の実施の形態4による自動販売機の要部を示す断面図
符号の説明
1 収納室
4 機械室
5,5a,5b,5c 圧縮機
6 凝縮器
8,8a 判別手段
9,9a,9b 冷却装置
10 自然系冷媒
15 圧縮機カバー
16 冷媒放出時の目印

Claims (4)

  1. 本体上部に商品を保存する収納室、本体下部に収納室とは隔離された機械室を設けた自動販売機において、前記機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、前記圧縮機は複数の方向から判別可能な判別手段を設けたことを特徴とした自動販売機。
  2. 複数の方向から判別可能な判別手段として冷媒表示または警告表示をしたことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
  3. 本体上部に商品を保存する収納室、本体下部に収納室とは隔離された機械室を設けた自動販売機において、前記機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、圧縮機を圧縮機カバーで覆った冷却装置において、前記圧縮機カバーに圧縮機が入っていること、または冷媒表示、警告表示の少なくともひとつを表示したことを特徴とした自動販売機。
  4. 本体上部に商品を保存する収納室、本体下部に収納室とは隔離された機械室を設けた自動販売機において、前記機械室に圧縮機と凝縮器と自然系冷媒とからなる冷却装置を配置し、冷却装置の配管に冷媒放出時の目印表示を備えたことを特徴とした自動販売機。
JP2006212013A 2006-08-03 2006-08-03 自動販売機 Expired - Fee Related JP4992333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212013A JP4992333B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212013A JP4992333B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008040652A true JP2008040652A (ja) 2008-02-21
JP4992333B2 JP4992333B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39175600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212013A Expired - Fee Related JP4992333B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4992333B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159217A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ式給湯システム
CN104101142A (zh) * 2013-04-08 2014-10-15 三菱电机株式会社 制冷循环装置
CN104251518A (zh) * 2013-06-25 2014-12-31 三菱电机株式会社 空气调节装置
JP2015034644A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱電機株式会社 室外ユニット及び空気調和機
US10247441B2 (en) 2014-11-25 2019-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus with leak detection and associated air flow control

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06273007A (ja) * 1993-03-25 1994-09-30 Hitachi Ltd 空気調和機のレトロフィット作業方法
JPH10300249A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Hitachi Ltd 冷凍サイクル装置
JPH10311629A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Sanyo Electric Co Ltd 冷却装置
JP2000146371A (ja) * 1998-11-05 2000-05-26 Hitachi Ltd 冷凍サイクル
JP2001019107A (ja) * 1999-07-09 2001-01-23 Hitachi Ltd 感染性廃棄物の処理管理方法および装置
JP2001311486A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Nissan Diesel Motor Co Ltd 樹脂チューブおよびその配管用ラベル
JP2005196474A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Sanden Corp 自動販売機
JP2006119808A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却加温システムとそれを用いた自動販売機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06273007A (ja) * 1993-03-25 1994-09-30 Hitachi Ltd 空気調和機のレトロフィット作業方法
JPH10300249A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Hitachi Ltd 冷凍サイクル装置
JPH10311629A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Sanyo Electric Co Ltd 冷却装置
JP2000146371A (ja) * 1998-11-05 2000-05-26 Hitachi Ltd 冷凍サイクル
JP2001019107A (ja) * 1999-07-09 2001-01-23 Hitachi Ltd 感染性廃棄物の処理管理方法および装置
JP2001311486A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Nissan Diesel Motor Co Ltd 樹脂チューブおよびその配管用ラベル
JP2005196474A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Sanden Corp 自動販売機
JP2006119808A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却加温システムとそれを用いた自動販売機

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159217A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ式給湯システム
EP2985550A4 (en) * 2013-04-08 2016-11-16 Mitsubishi Electric Corp REFRIGERATION CIRCUIT DEVICE
CN106766433A (zh) * 2013-04-08 2017-05-31 三菱电机株式会社 制冷循环装置
JP2014202451A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
AU2016204549B2 (en) * 2013-04-08 2019-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus
WO2014167887A1 (ja) 2013-04-08 2014-10-16 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
CN104101142B (zh) * 2013-04-08 2017-01-11 三菱电机株式会社 制冷循环装置
US20150338136A1 (en) * 2013-04-08 2015-11-26 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus
AU2014252016B2 (en) * 2013-04-08 2016-04-14 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus
CN104101142A (zh) * 2013-04-08 2014-10-15 三菱电机株式会社 制冷循环装置
CN108119956A (zh) * 2013-06-25 2018-06-05 三菱电机株式会社 空气调节装置
CN104251518A (zh) * 2013-06-25 2014-12-31 三菱电机株式会社 空气调节装置
EP2853825A3 (en) * 2013-08-07 2015-10-21 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit and air-conditioning apparatus
JP2015034644A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱電機株式会社 室外ユニット及び空気調和機
US10247441B2 (en) 2014-11-25 2019-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus with leak detection and associated air flow control

Also Published As

Publication number Publication date
JP4992333B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992333B2 (ja) 自動販売機
CN205174610U (zh) 室外单元以及空调机
JP5176469B2 (ja) 自動販売機
JP2011094871A (ja) 冷凍・空調装置、冷凍・空調装置の設置方法
CN203940672U (zh) 室外机和空调装置
BRPI0604243A (pt) método para resfriar um recipiente em um refrigerador, e, refrigerador
JP5401825B2 (ja) 自動販売機
MX2013008873A (es) Sistema de control para un exhibidor refrigerado.
JP4906792B2 (ja) 蒸気圧縮式ヒートポンプ装置
JP2007018137A (ja) 自動販売機
JP5481821B2 (ja) 自動販売機
JP2005140409A (ja) 冷蔵庫
JP4269884B2 (ja) 自動販売機
JP4165373B2 (ja) 自動販売機
JP2004252534A (ja) 自動販売機
JP2005141472A (ja) 自動販売機
JP2008032389A (ja) 自動販売機
JP2005099985A (ja) 自動販売機の制御装置
JP2001118134A (ja) 自動販売機
JP3785739B2 (ja) 冷凍庫
CN111912450A (zh) 一种压缩制冷系统的工质监测装置和监控方法
JP2005128824A (ja) 自動販売機
KR20050020732A (ko) 냉장고용 일체형 냉각시스템
JP5241892B2 (ja) 蒸気圧縮式ヒートポンプ装置
Sudha et al. Refrigerator Blast: A Rare Explosion Fatality

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090618

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees