JP2008039809A - 広帯域変調信号発生装置 - Google Patents

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    • H04B2210/006Devices for generating or processing an RF signal by optical means

Abstract

【課題】光強度変調部で生じるDCドリフトによる最適バイアス電圧のずれに対して、常に安定した動作を実現し,所望の広帯域変調信号を提供すること。
【解決手段】光源10と、光分岐部11と、光合波部12と、光角度変調部20と、光強度変調部30と、光検波部40と、DC電源制御部50と、第1のDC電源51と、第2のDC電源52と、第3のDC電源53と、第1の分配部61と、第2の分配部62と、レベル検知部70と、復調部80と、歪みレベル検知部81とから構成され、第1の及び第2のバイアス電圧を光強度変調部30に印加する第1のDC電源51と第2のDC電源52の制御をレベル検知部70で検知した信号レベルによって制御し、第3のバイアス電圧を光強度変調部に印加する第3のDC電源53の制御を歪みレベル検知部81で検知した歪みレベルによって制御する、広帯域変調信号発生装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、広帯域な変調信号(位相変調信号または周波数変調信号)を発生させる広帯域変調信号発生装置に関し、より特定的には、外部光変調器を用いた広帯域変調信号発生装置であって、外部光変調器にバイアス電圧を印加する際、その印加バイアス電圧をDCドリフトによる最適バイアス電圧の変動に追従させるバイアス電圧制御を行うことができる広帯域変調信号発生装置に関する。
光の広帯域性を利用した広帯域変調信号発生方法の例としては、半導体レーザのチャープ特性を利用し、ヘテロダイン検波することにより広帯域変調信号を発生させる方法がある(例えば、非特許文献1)。図9は、従来の広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図である。この広帯域変調信号発生装置は、非特許文献1に、その動作などが詳しく説明されている。図9において、本広帯域変調信号発生装置は、光周波数制御部900と、信号源901と、局発光源902と、光変調部903と、光合波部904と、光検波部905とを備えている。上記のように構成された広帯域変調信号発生装置において、信号源901は、角度変調すべき元信号となる電気信号を出力する。光変調部903は、例えば半導体レーザで構成される。一般に、半導体レーザは、注入電流一定の条件では一定の光周波数f1を有する光を発振する。また、半導体レーザは、注入する電流を振幅変調すると、出力される光の周波数も変調を受けるので、光周波数f1を中心とした光周波数変調信号を出力する。このような性質によって、光変調部903は、信号源901から出力された電気信号を光周波数変調信号に変換し、出力する。図11(b)は、光変調部903から出力された光の周波数スペクトルを示した模式図である。局発光源902は、一定光周波数f2の無変調光を出力する。図11(a)は、局発光源902から出力された光の周波数スペクトルを示した模式図である。光変調部903から出力される光信号および局発光源902から出力される光は、光合波部904によって合波された後、共に光検波部905へ入力される。光検波部905は、自乗検波特性を有するフォトダイオードなどで構成される。光検波部905は、入力された2つの光の光周波数差に相当する周波数fc(=|f1―f2|)において、当該2つの光のビート信号を出力する。この動作は、光ヘテロダイン検波と呼ばれる。
このようにして得られたビート信号は、信号源901から出力された電気信号を元信号とした、搬送波周波数fcの角度変調信号(周波数変調信号)となる。図11(c)は、光検波部905から出力された信号の周波数スペクトルを示した模式図である。また、光周波数制御部900は、光変調部903から出力される光信号の中心光周波数f1および局発光源902から出力される光の光周波数f2の一方ないし双方を制御し、光検波部905から出力される角度変調信号の中心周波数fcを安定化する。
以上のように、従来の広帯域変調信号発生装置では、光信号処理による高い変調効率(一般の電気回路方式の場合と比較して10倍以上の変調効率)を利用することにより、一般の電気回路では生成困難な周波数が非常に高く、かつ広帯域な(周波数偏移量または位相偏移量の大きい)角度変調信号を容易に生成することができる。しかしながら、半導体レーザ等の光源は、一般に電気発振器と比較して位相雑音(発振スペクトル線幅)が大きい。図11(a)において、局発光源902の位相雑音(発振スペクトル線幅)は△ν1で表され、図11(b)において、光変調部903から出力される光信号に含まれる位相雑音(発振スペクトル線幅)は△ν2で表される。これらの光波のビート信号として得られる角度変調信号は、図11(c)に示されるように、2つの位相雑音の和に相当する位相雑音(△ν1+△ν2)を有する。なぜなら、それぞれの光源から出力される光波の間には、位相レベルの相関性がないため、その位相雑音が単純に加算されるからである。角度変調信号が復調される時には、この位相雑音もまた復調され、大きな白色(強度)雑音となる。従来の広帯域変調信号発生装置は、この雑音によって復調信号の品質が著しく劣化するという特有の問題点を有している。
また、上記広帯域変調信号発生装置は、角度変調信号の周波数を安定化させるために、2つの光源の光周波数(またはそれらの差)を逐次監視して、調整しなければならない。したがって、監視調整のための制御回路(例、光周波数制御部900)等の複雑な構成を必要とするという特有の問題点を有している。
このような課題を解決するために、特許文献1の角度変調装置では、図12のような構成を採用することによって広帯域変調信号を発生し、上記課題の解決を図っている。図12において、角度変調装置は、光源2000から出力された光を分岐し、一方の光を、光強度変調部2003によって、第1の信号源2007から出力された所定周波数fcの第1の電気信号を元信号として所定の光強度変調を施すことによって、光強度変調信号を生成する。もう一方の光を、光角度変調部2004によって、第2の信号源2008から出力された第2の電気信号を元信号として光角度変調を施すことによって、光角度変調信号を生成する。光検波部2006は、光合波部2005によって合波された光強度変調信号と光角度変調信号とをホモダイン検波し、当該差ビート信号として、第2の信号源2008からの出力信号を元信号とした周波数fcを中心とする角度変調信号を生成、出力する。ここで、光角度変調信号と光強度変調信号は、共に光源2000と同じ位相雑音△νを有するため、当該差ビート成分である角度変調信号において、両位相雑音が相殺される。すなわち、位相雑音の影響により、光角度変調信号における光の周波数が上下に揺らいだとしても、光強度変調信号における光の周波数も全く同様に揺らぐので、これらの信号の周波数差は、周波数の変動にかかわらず常に一定になる。したがって、本角度変調装置によれば、雑音特性の良好な角度変調信号を得ることができる。
しかしながら、上記角度変調装置を構成する光強度変調部2003には、光搬送波抑圧両側波帯変調や光搬送波抑圧片側波帯変調が必要となる。例えば、光搬送波抑圧片側波帯変調を施すことが可能な光SSB変調器では、搬送波光や不要片側波帯光が打ち消し合うバイアス条件は非常に限定されており、バイアス電圧の僅かな変化でも不要な光成分を発生させることになる(図8(a)に図示)。また、この種のニオブ酸リチウムを用いた光変調器では、動作点が時間とともに変化するDCドリフトと呼ばれる現象が存在し、バイアス電圧が変化していなくても時間の経過とともに最適動作点のずれが発生する。したがって、このDCドリフトによって、不要な光成分を発生させることになる。このように不要な光成分が発生した場合、光強度変調部2003と光角度変調部2004から出力された光信号を合波し、光検波部2006でホモダイン検波した時の電気信号のスペクトラムを図8(c)に示す。この図に示すように、所望の広帯域変調信号と同一中心周波数を有する不要な成分やDCを中心周波数とする不要な成分などが発生する。このような不要波成分を含んだ広帯域変調信号を復調した場合、歪み特性を劣化させる原因となる(非特許文献2参照)。この時の歪み特性を図10に示す。図10(a)は、上側波帯であるJ+1成分と光搬送波J0成分のレベル差に対する歪み特性、図10(b)は、同じくJ+1成分とJ−1成分のレベル差に対する歪み特性であり、両図からわかるようにどちらの不要波成分とも歪み特性に大きく影響を与える。このため、復調時に歪み特性に優れた広帯域変調信号を得るためには、光強度変調部2003から出力される不要な光成分を抑圧しなければならないことがわかる。
このような課題を解決するために特許文献2の光SSB変調装置では、DCドリフト等に伴う最適動作点の時間変動に対して以下のような制御を行っている。図13は、光SSB変調装置の構成を示すブロック図である。同図に示す光SSB変調装置は、光入力端子3000、光出力端子3005、一対の変調電気信号入力端子3004a、3004bを有する光SSB変調器3003、電源3001、電圧制御回路3002を備えている。また、図16に光SSB変調器の内部構成の示すブロック図を示す。光SSB変調器3003は、光入力端子3010、光出力端子3011、サブ干渉計3013a、3013b、メイン干渉計3012c、RF電極3014a、3014b、DC電極3015a、3015b、3015c、Y分岐3016、3017a、3017b、3018a、3018b、3019より構成されている。図13において、光SSB変調装置の光入力端子3000には、LD(レーザダイオード)などの光源により発生された搬送波光が入射され、一対の変調電気信号入力端子3004a、3004bには変調を行うための電気信号が印加され、これらの信号が光SSB変調器3003に入力される。光SSB変調器3003から出力される変調出力光は光出力端子3005から出力される。電圧制御回路3002は、変調出力光の一部をモニタし、電源3001が発生するバイアス電圧を制御する。この制御されたバイアス電圧は、電源3001によって光SSB変調器3003に印加される。同図に示す光SSB変調装置に備えられた電圧制御回路3002は、光SSB変調器3003の出力光の一部をモニタし、上記の角周波数成分のパワーを検知するとともに、光SSB変調器3003を構成するサブ干渉計3013a、3013bおよびメイン干渉計3012cに印加するバイアス電圧を制御する制御信号を出力する。光SSB変調装置に備えられた電圧制御回路が、出力光のうち搬送波光のパワーが極小になるようにサブ干渉計に印加するバイアス電圧を制御し、出力光のうち不要サイドバンド光のパワーが極小になるようにメイン干渉計に印加するバイアス電圧を制御するようにしている。
また、特許文献2では、図14や図15に示す別構成も示されている。図14に示す光SSB変調装置は、光出力端子3005から出力される変調出力光を角周波数成分に分離する光フィルタ3006を備えている。図14において、光SSB変調器3003の変調出力光の一部が、光フィルタ3006によって搬送波光、不要サイドバンド光のそれぞれの成分に分離される。電圧制御回路3002は、搬送波光のパワーをモニタし、この搬送波光のパワーが極小になるようなバイアス電圧がサブ干渉計3013a、3013bのそれぞれのDC電極3015a、3015bに印加されるように電源3001を制御する。また、電圧制御回路3002は、不要サイドバンド光のパワーをモニタし、この不要サイドバンド光のパワーが極小になるようなバイアス電圧がメイン干渉計3012cのDC電極3015cに印加されるように電源3001を制御するような構成となっている。
図15に示す光SSB変調装置は、光出力端子3005から出力される変調出力光の一部を電気信号に変換するPD(フォトディテクタ)3007を備えている。図15において、光SSB変調器3003の変調出力光の一部が、PD3007によって電気信号に変換されている。電圧制御回路3002は、この電気信号から搬送波光の成分をモニタし、搬送波光のパワーを極小にするようなバイアス電圧がサブ干渉計3013a、3013bのそれぞれのDC電極3015a、3015bに印加されるように電源3001を制御する。また、電圧制御回路3002は、この電気信号から不要サイドバンド光の成分をモニタし、この不要サイドバンド光のパワーを極小にするようなバイアス電圧がメイン干渉計3012cのDC電極3015cに印加されるように電源3001を制御する。したがって、前述の2つの制御方法と同様に、常に実用的な高品質の光SSB変調信号を得ることができる。このPDによって電気信号に変換された搬送波光、不要サイドバンド光のそれぞれの信号成分に基づいてバイアス電圧を制御するようにしているので、DCドリフトの影響を受けることなく、常に高品質なSSB変調光信号を出力することができ、光通信の信頼性を実用的に向上させることができるという効果を奏する。さらに、PDのような簡易な構成により、搬送波光と不要サイドバンド光のパワーをモニタすることができるので、装置を簡易に構成することができる。
K.Kikushima,et al,「Optical Super Wide−Band FM Modulation Scheme and Its Application to Multi−Channel AM Video Transmission Systems」,IOOC’95 Technical Digest,Vol.5 PD2−7,pp.33−34) 大平他、「光ホモダイン検波による広帯域FM変調方式に関する検討−システム提案と広帯域変調器の基礎特性−」、信学技報、IEICE Technical Report OSC2005−82(2005−11) 特開2001−133824号公報「角度変調装置」 特開2004−302238号公報「光SSB変調装置」
しかしながら、前述のバイアス制御方法では、光SSB変調器より出力される搬送波光や不要サイドバンド光のパワーをモニタしている。それぞれの光成分のパワーをモニタするためには、各光成分を分離する必要があり、図13に示す構成では、分離する構成となっていないため、それぞれの光成分のパワーをモニタすることができないという課題がある。また、図14に示す構成では、各光成分に分離するために光フィルタが備えられている。しかしながら、光SSB変調器に入力する電気信号の周波数が十分高い場合は(例えば、40GHz以上)、既存の光フィルタを利用できるものの、数GHz程度の入力信号の場合は、各光成分の間隔が狭いため、この光成分を分離できるような光フィルタは、存在しない。このため、数GHz程度の入力信号を用いて光SSB変調器を駆動する場合、搬送波光及び不要サイドバンド光のパワーをモニタすることによって、バイアス電圧を制御することは不可能である。同様に、図15に示した構成も各光成分を電気信号に戻して、電気信号のパワーとしてモニタする方法であり、各光成分を分離することができなければ、実現することが不可能である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、光SSB変調器に入力される電気信号が比較的低い周波数の場合(数GHz程度)において、DCドリフトが生じてもバイアス電圧を最適に制御する具体的手段を提供し、かつ、変調特性の優れた変調信号発生装置を得ることを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するための第1の発明は、光を出力する光源と、光源から出力される光を分岐し、第1および第2の光として出力する光分岐部と、第1の光に対して、所定周波数fcの第1の電気信号を元信号とした光強度変調または光振幅変調を施し、第1の光信号として出力する光強度変調部と、第2の光に対して、第2の電気信号を元信号とした光角度変調を施し、第2の光信号として出力する光角度変調部と、第1の光信号と、第2の光信号とを合波する光合波部と、自乗検波特性を有し、光合波部から出力された光信号を電気信号に変換し、第2の電気信号を元信号とする搬送波周波数fcの広帯域変調信号を出力する光検波部とを備える広帯域変調信号発生装置であって、光強度変調部に第1、第2及び第3のバイアス電圧を印加する第1、第2及び第3のDC電源と、第1、第2及び第3のDC電源が光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、広帯域変調信号発生装置から出力される前記電気信号に含まれる任意の周波数を有する電気信号のレベルに基づいて制御し、かつ第3のバイアス電圧を広帯域変調信号発生装置から出力され、復調された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルに基づいて制御するバイアス電圧制御手段とを備えることを特徴としている。
上記第1の発明では、第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧の制御を任意の信号レベルに基づいて、第3のバイアス電圧の制御を広帯域変調信号を復調した際に発生する歪み成分に基づいて制御することにより、DCドリフトなどにより各バイアス電圧の最適点がずれた場合においても追従することが可能となり、変調特性の優れた広帯域変調信号の生成を行うことが可能となる。
第2の発明は、バイアス電圧制御手段は、第1のDC電源と第2のDC電源との制御を行い、第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧とを所定のバイアス電圧値に設定した後、第3のDC電源の制御を行い第3のバイアス電圧を所定のバイアス電圧に設定することを特徴としている。
上記第2の発明では、複数のバイアス電圧の制御フローに関して、光強度変調部の特性を鑑み、第1及び第2のバイアス電圧の制御を行った後、第3のバイアス電圧の制御を行う制御フローとすることにより、効率の良いバイアス制御を実現している。
第3の発明は、バイアス電圧制御手段は、広帯域変調信号発生装置より出力される電気信号を三分岐する分岐部と、分岐部から出力される一方の電気信号から特定帯域内の成分を抽出して、前記成分のレベルを測定することにより、広帯域変調信号発生装置から出力される電気信号に含まれる任意の周波数を有する電気信号のレベルを検出する信号レベル検知部と、分岐部から出力されるもう一方の電気信号に含まれる広帯域変調信号を復調する復調部と、復調部から出力された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルを検知する歪みレベル検知部と、第1のDC電源及び第2のDC電源が光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、信号レベル検知部によって検出される任意の周波数を有する電気信号レベルが基準レベル以下となるように制御し、かつ、第3のDC電源が光強度変調部に印加する第3のバイアス電圧を、歪みレベル検知部によって検出される任意の周波数における歪み成分のレベルが基準レベル以下となるように制御するバイアス電圧制御部を含むことを特徴としている。
上記第3の発明では、第1及び第2のバイアス電圧を任意の電気信号のレベルが所定のレベル以下、かつ、第3のバイアス電圧を広帯域変調信号を復調した際に生じる歪みレベルが所定のレベル以下になるように制御することにより、常に安定した特性を有する広帯域変調信号の発生を実現している。
第4の発明は、信号レベル検知部において検知する信号として、第2の電気信号のうち周波数の最も低い信号を検知することを特徴としている。
上記第4の発明では、より低い周波数に設定することにより、簡易に検知することを実現している。
第5の発明は、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、光角度変調部へ入力する第2の電気信号であって、最も周波数の高い信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴している。
上記第5の発明では、歪み特性劣化が最も顕著に表れる高い周波数帯の歪みを検知することによって、高精度なバイアス制御を実現している。
第6の発明は、第2の電気信号が、変調方式の異なる複数の変調信号より構成されている場合、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、第2の電気信号において、最も高い所要性能が要求される変調方式の信号の内、最も高い周波数の信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴している。
第6の発明では、所要性能が異なる変調信号が含んでいる場合に、所要性能の厳しい変調方式の信号の内、周波数の最も高い信号帯域内の歪みを検知していることから、より高精度なバイアス制御を実現している。
第7の発明は、光角度変調部に入力される第2の電気信号に、新たに第3の電気信号を重畳し、信号レベル検知部において検知する信号成分として第3の電気信号を利用することを特徴している。
第7の発明では、新たに無変調な電気信号を重畳し、検知することによって、より高精度バイアス制御を実現している。
第8の発明は、第3の電気信号は、第2の電気信号よりも低い周波数であることを特徴している。
第8の発明では、より低い周波数に設定することにより、簡易に検知することを実現している。
第9の発明は、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、光角度変調部に入力される第2の電気信号に、第4及び第5の電気信号を重畳し、第4の電気信号と第5の電気信号より発生する歪み成分を検知することを特徴としている。
第9の発明では、新たに無変調な第4及び第5の電気信号を重畳し、その2つの電気信号により発生する歪み成分を検知することによって、より高精度バイアス制御を実現している。
第10の発明は、第4及び第5の電気信号は、第4の電気信号と第5の電気信号より発生する歪み成分が、第2の電気信号の信号帯域内に発生しない周波数であることを特徴している。
第10の発明では、第4及び第5の電気信号の周波数を第2の電気信号の信号帯域内に歪みが発生しないように選択することによって、より高品質な広帯域変調信号の発生を実現している。
第11の発明は、バイアス電圧制御手段は、広帯域変調信号発生装置より出力される電気信号を二分岐する第1の分岐部と、分岐部から出力される一方の電気信号内に含まれる広帯域変調信号を復調する復調部と、復調部から出力された電気信号を二分岐する第2の分岐部と、第2の分岐部から出力される電気信号に含まれる任意の周波数を有する電気信号のレベルを検知する信号レベル検知部と、第2の分岐部から出力された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルを検知する歪みレベル検知部と、第1のDC電源及び第2のDC電源が光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、信号レベル検知部によって検出される任意の周波数を有する電気信号レベルが基準レベル以下となるように制御し、かつ、第3のDC電源が光強度変調部に印加する第3のバイアス電圧を、歪みレベル検知部によって検出される任意の周波数における歪み成分のレベルが基準レベル以下となるように制御するバイアス電圧制御部を含むことを特徴としている。
第11の発明では、第1及び第2のバイアス電圧を任意の周波数を有する電気信号のレベルが所定のレベル以下、かつ、第3のバイアス電圧を広帯域変調信号を復調した際に生じる歪みレベルが所定のレベル以下になるように制御することにより、常に安定した特性を有する広帯域変調信号の発生を実現している。
第12の発明は、信号レベル検知部において検知する信号として、第2の電気信号のうち周波数の最も低い信号の2倍の周波数成分を検知することを特徴としている。
第12の発明では、より低い周波数に設定することにより、簡易に検知することを実現している。
第13の発明は、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、光角度変調部へ入力する第2の電気信号であって、最も周波数の高い信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴としている。
第13の発明では、歪み特性劣化が最も顕著に表れる高い周波数帯の歪みを検知することによって、高精度なバイアス制御を実現している。
第14の発明は、第2の電気信号が、変調方式の異なる複数の変調信号より構成されている場合、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、第2の電気信号において、最も高い所要性能が要求される変調方式の信号の内、最も高い周波数の信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴としている。
第14の発明では、第2の電気信号が所要性能の異なる複数の変調方式の信号を含んでいる場合、所要性能の厳しい変調方式信号の内、周波数の最も高い信号帯域内の歪みを検知していることから、より高精度なバイアス制御を実現している。
第15の発明は光角度変調部に入力される第2の電気信号に、新たに第6の電気信号を重畳し、信号レベル検知部において検知する信号成分として第6の電気信号の2倍の周波数成分を利用することを特徴としている。
第15の発明では、新たに無変調な電気信号を重畳し、第6の電気信号のJ+2成分の信号を検知することによって、より高精度バイアス制御を実現している。
第16の発明は、第6の電気信号は、第2の電気信号よりも低い周波数であることを特徴としている。
第16の発明では、より低い周波数に設定することにより、簡易に検知することを実現している。
第17の発明は、歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、光角度変調部に入力される第2の電気信号に、第7及び第8の電気信号を重畳し、第7の電気信号と第8の電気信号より発生する歪み成分を検知することを特徴としている。
第17の発明では、新たに無変調な第7及び第8の電気信号を重畳し、その2つの電気信号により発生する歪み成分を検知することによって、より高精度バイアス制御を実現している。
第18の発明は、第7及び第8の電気信号は、第7の電気信号と第8の電気信号より発生する歪み成分が、第2の電気信号の信号帯域内に発生しない周波数であることを特徴としている。
第18の発明では、第7及び第8の電気信号の周波数を第2の電気信号の信号帯域内に歪みが発生しないように選択することによって、より高品質な広帯域変調信号の発生を実現している。
以上説明したとおり、この発明によれば、広帯域変調信号発生装置より出力されるRF信号及び歪み成分のレベルに基づいて光強度変調部に印加するバイアス電圧を制御するようにしているので、DCドリフトの影響を受けることなく、光強度変調部の動作を常に安定化することができ、高品質な広帯域変調信号発生装置を得ることができるという効果を奏する。
以上のように、本発明によれば、広帯域変調信号発生部内の光強度変調部のバイアス制御を広帯域変調信号発生装置より出力されるある特定の周波数の信号レベル及び歪みレベルを検知することによって実現し、従来必要であった光フィルタを不要とすること2より、光強度変調部への入力信号の周波数が数GHzの電気信号であっても、簡易な構成で常に安定した動作を実現できるため、常に高品質な変調特性を有する広帯域変調信号発生装置を提供することが可能である。
以下、この発明にかかる広帯域変調信号発生装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図である。図1において、広帯域変調信号発生装置は、光源10と、光分岐部11と、光合波部12と、光角度変調部20と、光強度変調部30と、光検波部40と、DC電源制御部50と、第1のDC電源51と、第2のDC電源52と、第3のDC電源53と、第1の分配部61と、第2の分配部62と、レベル検知部70と、復調部80と、歪みレベル検知部81とを備えている。
次に、本広帯域変調信号発生装置における信号の流れについて説明する。光分岐部11は、光源10から出力された無変調光を分岐し、第1および第2の光として出力する。第1の光は、光角度変調部20へ入力される。光角度変調部20は、第2の電気信号の振幅に応じて、入力された第1の光を光角度変調(光位相変調または光周波数変調)し、第1の光変調信号として出力する。第2の光は、光強度変調部30へ入力される。光強度変調部30は、例えば、図2に示すように、光入力端子部31と、光出力端子部32と、第1のMZ干渉計33aと、第2のMZ干渉計33bと、第3のMZ干渉計33cと、第1のMZ干渉計33aの第1の電極部34aと、第2のMZ干渉計33bの第2の電極部34bと、第3のMZ干渉計33cの第3の電極部34cとから構成されている。光分岐部11より出力された第2の光信号は、光入力端子部31を介して入力され、2つのMZ干渉計33a、33bにおいて第1のDC電源51と第2のDC電源52による第1のバイアス電圧及び第2のバイアス電圧に第1の分配部61より出力された所定周波数fcの電気信号が重畳された電気信号によって、変調される。その後、第1のMZ干渉計33aから出力された第2−1の光変調信号と、第2のMZ干渉計33bから出力された第2−2の光変調信号とは、第3のMZ干渉計33cにおいて、第3のDC電源53による第3のバイアス電圧により所定の位相状態が与えられ、干渉させられることにより、所定周波数fcの第1の電気信号の振幅に応じて、入力された第2の光を光強度変調(または光振幅変調)し、第2の光変調信号として出力する。光合波部12は、光角度変調部20から出力された第1の光変調信号と、光強度変調部30から出力された第2の光変調信号とを合波し、出力する。光検波部40は、自乗検波特性を有するフォトダイオード等で構成される。したがって、光検波部40は、この自乗検波特性によって、光合波部12から出力された第1の光変調信号と第2の光変調信号とをホモダイン検波し、これらの信号間の差ビート信号を生成して、出力する。当該差ビート信号は、光角度変調部20から出力される第2の光変調信号がダウンコンバートされ、角度変調を施された広帯域変調信号であって、その中心周波数はfcとなる。
このような信号の流れにおいて、本広帯域変調信号発生装置におけるバイアス電圧の制御方法について、詳細に説明する。DC電源制御部50が行う第1のバイアス電圧制御、第2のバイアス電圧制御および第3のバイアス電圧制御の処理について、図3、図4、図5及び図6に示したフローチャートを用いて詳しく説明する。図3に示したフローチャートが、DC電源制御部50が行う処理を記述したフローチャートである。DC電源制御部50は、レベル検知部70で検知した信号レベルとメモリなどに予め記憶されている所定の信号レベルとを比較する(ステップS50)。比較した結果、レベル検知部70で検知した信号レベルが所定の信号レベル以下の場合は、第1のバイアス電圧及び第2のバイアス電圧の制御フローであるステップS100及びステップS200を行わずに、第3のバイアス電圧制御フローであるステップS300に進む。一方、比較した結果、検知した信号レベルが、所定の信号レベルより大きい場合は、第1のバイアス電圧制御フローであるステップS100を行う。図4に示したフローチャートが第1のバイアス電圧制御の処理手順ステップS100である。ステップS100では、第1のバイアス電圧を予め決められている電圧値だけ増加させる(ステップS11)。第1のバイアス電圧の増加後、レベル検知部70で検知した信号レベルと1つ前に検知した信号レベルとの比較を行う(ステップS12)。その結果、検知した信号レベルが前に検知した信号レベルよりも増加している場合は、次のステップであるステップS13に進む。一方、信号レベルが減少していれば、再度ステップS11に戻り、同様の手順を行う。この手順は、信号レベルが増加するまで繰り返す。次のステップS13では、第1のバイアス電圧値を予め決められている電圧値だけ減少させる。バイアス電圧を減少させた後、レベル検知部70で信号レベルを検知し、1つ前の検知レベルと比較する(ステップS14)。比較の結果、信号レベルが増加していれば次のステップS15に進む。一方、信号レベルが減少していれば、再度ステップS13に戻り、同様の手順を行う。この手順を信号レベルが増加するまで繰り返す。次のステップS15では、第1のバイアス電圧値を1つ前の値に戻して保持し、ステップS100の制御を終了する。
ステップS100終了後、図3に示すように第2のバイアス電圧制御であるステップS200に進む。なお、ステップS100とステップS200は、制御するバイアス電圧が異なるだけで、判定などの手順は同一のため、手順の詳細は割愛する。なお、第1のバイアス電圧制御のステップS100と第2のバイアス電圧制御のステップS200は、特に順序は問題ではなく、第1のバイアス電圧制御のステップS100と第2のバイアス電圧制御のステップS200の順序を入れ替えても同様の結果が得られる。
ステップS200終了後、第3のバイアス電圧の制御であるステップS300に進む。図5に示したフローチャートが第3のバイアス電圧制御の手順ステップS300である。まず、歪みレベル検知部81で検知した歪みレベルと、メモリなどに記憶されている予め決められている所定の歪みレベルと比較する(ステップS30)。比較した結果、歪みレベル検知部81で検知した歪みレベルが予め決められている所定のレベル以下の場合は、第3のバイアス電圧を保持したままステップS300の制御を終了する。一方、比較した結果、歪みレベル検知部81で検知した歪みレベルが予め決められている所定の歪みレベルよりも大きい場合は、ステップS31へと進み、第3のバイアス電圧の値を予め決められている電圧値だけ増加させる(ステップS31)。バイアス電圧を増加させた後、歪みレベル検知部81で再度歪みレベルを検知し、1つ前に検知した歪みレベルと比較する(ステップS32)。比較した結果、歪みレベルが増加していれば、次のステップであるステップS33に進む。一方、歪みレベルが減少していれば、再度ステップS31に戻り、同様の手順を行う。この手順は、歪みレベルが増加するまで繰り返す。ステップS33では、第3のバイアス電圧値を予め決められている電圧値だけ減少させる(ステップS33)。バイアス電圧を減少させた後、歪みレベル検知部81で歪みレベルを検知し、1つ前に検知した歪みレベルと比較する(ステップS34)。比較した結果、歪みレベルが増加していれば次のステップS35に進む。一方、歪みレベルが減少していれば、再度ステップS33に戻り、同様の手順を行う。この手順は歪みレベルが増加するまで繰り返す。次のステップS35では、第3のバイアス電圧値を1つ前の値に戻して保持し、ステップS300の制御を終了する。
上記電圧制御のステップS100、S200及びS300の制御の順番に関して、説明する。光強度変調部30には、光強度変調部30を構成する3つのMZ干渉計33a、33b、33cに対してそれぞれバイアス電圧及び第1の電気信号が印加されている。この光強度変調部30は、第1のMZ干渉計33a及び第2のMZ干渉計33bにおいては、光源10から出力された光すなわち光搬送波成分を抑圧する動作を行っている。一方、第3のMZ干渉計33cでは、第1のMZ干渉計33a及び第2のMZ干渉計33bで変調を施された光変調信号の片側側波帯を相殺する動作を行う。光強度変調部30から出力される第2の光変調信号成分に不要波光として、光搬送波成分及び片側波帯成分の双方が含まれている場合、両成分とも広帯域変調信号の歪み特性に悪影響を与える(前述。図10参照)。しかしながら、歪み成分をモニタして、3つのバイアス電圧を制御することは、制御効率が悪い。そこで、本広帯域変調信号発生装置より発生する信号、すなわち、光搬送波成分が残留している場合にだけ発生するDC近傍に発生する信号(図8(c)における(ii)PM・J成分)をモニタ信号として、第1及び第2のバイアス電圧を制御し、その後、第3のバイアス電圧制御を広帯域変調信号を復調した際に生じる歪みレベルをモニタし、制御することによって、効率よい制御フローを実現している。
なお、各バイアス電圧を保持する時間は、経年変化や温度変化の生じる期間よりも短く設定され、各バイアス電圧の制御量は、信号レベルや歪み量の変動が十分小さい範囲内としている。
以上のように、本実施の形態によれば、広帯域変調信号発生部内の光強度変調部30のバイアス制御を広帯域変調信号発生装置より出力されるある特定の周波数の信号レベル及び歪みレベルを検知することによって実現し、従来必要であった光フィルタを不要とすることを実現している。このため、数GHzの電気信号で変調した際に光搬送波成分と光サイドバンドの分離ができないという課題を解決すると共に、簡易な構成で常に安定した動作を実現しているため、常に高品質な変調特性を有する広帯域変調信号発生装置を提供することが可能である。
実施の形態1の他の構成としては、図17に示すような構成が考えられる。実施の形態1に新たに、光角度変調部20に入力される第2の電気信号にモニタ用の電気信号として利用する第3の電気信号源23と第2の電気信号と第3の電気信号とを合波する電気合波部22が追加されている。
信号の流れ及びバイアス電圧の制御フローに関しては、実施の形態1と同じであり、レベル検知部70で検知する信号として、第3の電気信号を検知し、第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧の制御に利用する点が実施の形態1と異なっている。第2の電気信号は、映像信号など変調された信号だけで構成される場合もあり、このような変調された電気信号を利用するよりも第3の電気信号のように無変調な電気信号をモニタ信号として利用する方がより精度の高い制御を実現することが可能である。この場合、モニタ用の電気信号のレベルや周波数を任意に決定できることから、レベル検知部70をより安価に簡易な構成で実現することも可能となる。
更に、実施の形態1の他の構成として、第3の電気信号源23に加え、第4の電気信号源24を追加した構成も考えられる。この構成の特徴は、歪みレベル検知部81で検知する歪み成分として、第3の電気信号(例えば、周波数fm1)と第4の電気信号(例えば、周波数fm2)によって生じる歪み成分(fm1+fm2もしくはfm2−fm1)をモニタし、第3のバイアス電圧を制御する構成としても構わない。このような構成とすることによっても同様の効果を得ることが可能である。なお、モニタ信号の周波数としては、発生する歪み成分が、光角度変調部20に入力されている第2の電気信号の信号帯域内に発生しない方が望ましい。前述の場合と同様に第2の電気信号が映像信号など変調された信号だけで構成された場合よりも第3及び第4の電気信号のように無変調な電気信号を重畳し、この2つの電気信号により発生する歪み成分を検知する方がより精度の高い制御を実現することが可能である。また、周波数を任意に決定できることから、歪みレベル検知部81をより安価に簡易な構成で実現することも可能となる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。図7において、広帯域変調信号発生装置は、光源10と、光分岐部11と、光合波部12と、光角度変調部20と、光強度変調部30と、光検波部40と、DC電源制御部50と、第1のDC電源51と、第2のDC電源52と、第3のDC電源53と、第1の分配部61と、第3の分配部63と、第4の分配部64と、レベル検知部70と、復調部80と、歪みレベル検知部81とを備えている。
信号の流れに関しては、実施の形態1と同じであるため説明は割愛する。
実施の形態2のバイアス電圧の制御方法の特徴は、発生した広帯域変調信号をまず、復調部80において復調した後、任意の信号レベル及び歪み成分のレベルを検知している点である。広帯域変調信号を復調した場合、実施の形態1で示した第2の電気信号で角度変調された光信号成分(J+1成分)と光搬送波のビート成分としてDC近傍に生じる成分(PM・J成分)は、所望の広帯域変調信号を復調した際に生じる第2の電気信号と重なるため、必要な信号のレベルを検知することができない。そこで、第2の電気信号で角度変調された第1の光変調信号のJ+2成分と光搬送波J成分のビート成分の内、第2の電気信号の周波数帯と重ならない信号に着目することにより、第1及び第2のバイアス制御を実現している。
DC電源制御部50が行う第1のバイアス電圧制御、第2のバイアス電圧制御の処理は、図3、図4及び図5に示したフローチャートと同様であり、検知する信号が異なるだけである。また、第3のバイアス電圧制御の処理は、図6に示したフローチャートと同一である。
このような構成とすることによって、復調後においても光搬送波成分が残留している場合にだけ発生する第2の電気信号で角度変調された第2の光変調信号のJ+2成分と光搬送波成分のビート成分をモニタ信号として、第1及び第2のバイアス電圧を制御し、その後、第3のバイアス電圧制御を歪みレベルをモニタし、制御することによって、効率よい制御フローを実現している。
実施の形態2の他の構成としては、図18に示すような構成が考えられる。実施の形態2に新たに、光角度変調部20に入力される第2の電気信号にモニタ用の電気信号として利用する第5の電気信号源25と第2の電気信号と第5の電気信号とを合波する電気合波部22が追加されている。
信号の流れ及びバイアス電圧の制御フローに関しては、実施の形態2と同じであり、レベル検知部70で検知する信号として、第5の電気信号の2倍の周波数に発生する信号成分を検知し、第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧の制御に利用する点が実施の形態2と異なっている。第2の電気信号は、映像信号など変調された信号だけで構成される場合もあり、このような変調された電気信号を利用するよりも第5の電気信号のように無変調な電気信号をモニタ信号の元信号として利用する方がより精度の高い制御を実現することが可能である。この場合、モニタ用の電気信号のレベルや周波数を任意に決定できることから、レベル検知部70をより安価に簡易な構成で実現することも可能となる。
更に、実施の形態2の他の構成として、第5の電気信号源25に加え、第6の電気信号源26を追加した構成も考えられる。この構成の特徴は、歪みレベル検知部81で検知する歪み成分として、第5の電気信号(例えば、周波数fm5)と第6の電気信号(例えば、周波数fm6)によって生じる歪み成分(fm5+fm6もしくはfm6−fm5)をモニタし、第3のバイアス電圧を制御する構成としても構わない。このような構成とすることによっても同様の効果を得ることが可能である。なお、モニタ信号の周波数としては、発生する歪み成分が、光角度変調部20に入力されている第2の電気信号の信号帯域内に発生しない方が望ましい。前述の場合と同様に第2の電気信号が映像信号など変調された信号だけで構成された場合よりも第5及び第6の電気信号のように無変調な電気信号を重畳し、この2つの電気信号により発生する歪み成分を検知する方がより精度の高い制御を実現することが可能である。また、周波数を任意に決定できることから、歪みレベル検知部81をより安価に簡易な構成で実現することも可能となる。
本願発明は、広帯域な変調信号(位相変調信号または周波数変調信号)を発生させる広帯域変調信号発生装置に利用可能である。
本発明の実施の形態1に係る広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図 図1に示す光強度変調部の内部の模式的構成を示す図 図1のバイアス電圧制御部50が行う処理を記述したフローチャート 図3のステップS100(図1のバイアス電圧制御回路50が行う第1のバイアス電圧制御処理)の詳細を示すフローチャート 図3のステップS200(図1のバイアス電圧制御回路50が行う第2のバイアス電圧制御処理)の詳細を示すフローチャート 図3のステップS300(図1のバイアス電圧制御回路50が行う第3のバイアス電圧制御処理)の詳細を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図 (a)局発光源902から出力された光の周波数スペクトルを示す図(b)光変調部903から出力された光の周波数スペクトルを示す図(c)光検波部905から出力された信号の周波数スペクトルを示す図 従来の広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図 (a)搬送波抑圧度と歪み特性の関係を示す図(b)側波帯抑圧度と歪み特性の関係を示す図 従来の広帯域変調信号発生装置における各信号スペクトルの一例を示した模式図 従来の角度変調信号発生装置の構成を示すブロック図 従来の光SSB変調器のバイアス制御部の構成を示すブロック図 従来の光SSB変調器のバイアス制御部の構成を示すブロック図 従来の光SSB変調器のバイアス制御部の構成を示すブロック図 図13、14、15に示す光SSB変調器の内部の模式的構成を示す図 本発明実施の形態1を変形した時の広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図 本発明実施の形態2を変形した時の広帯域変調信号発生装置の構成を示すブロック図
符号の説明
10 光源
11 光分岐部
12 光合波部
20 光角度変調部
22 電気合波部
23 第3の電気信号源
25 第5の電気信号源
30 光強度変調部
31 光入力端子部
32 光出力端子
33a 第1のMZ干渉計
33b 第2のMZ干渉計
33c 第3のMZ干渉計
34a 第1のMZ干渉計33aの第1の電極部
34b 第2のMZ干渉計33bの第2の電極部
34c 第3のMZ干渉計33cの第3の電極部
40 光検波部
50 DC電源制御部
51 第1のDC電源
52 第2のDC電源
53 第3のDC電源
61 第1の分配部
62 第2の分配部
63 第3の分配部
64 第4の分配部
70 レベル検知部
80 復調部
81 歪みレベル検知部
900 光周波数制御部
901 信号源
902 局発光源
903 光変調部
904 光合波部
905 光検波部
2000 光源
2001 光分岐部
2003 光強度変調部
2004 光角度変調部
2005 光合波部
2006 光検波部
2007 第1の信号源
2008 第2の信号源
3000 光入力端子
3001 電源
3002 電圧制御回路
3003 光SSB変調器
3004a 変調電気信号入力端子
3004b 変調電気信号入力端子
3005 光出力端子
3006 光フィルタ
3007 PD
3010 光入力端子
3011 光出力端子
3013a,3013b サブ干渉計
3012c メイン干渉計
3014a,3014b RF電極
3015a,3015b,3015c DC電極
3016,3017a,3017b,3018a,3018b,3019 Y分岐

Claims (18)

  1. 光を出力する光源と、
    前記光源から出力される光を分岐し、第1および第2の光として出力する光分岐部と、
    前記第1の光に対して、所定周波数fcの第1の電気信号を元信号とした光強度変調または光振幅変調を施し、
    第1の光信号として出力する光強度変調部と、
    前記第2の光に対して、第2の電気信号を元信号とした光角度変調を施し、第2の光信号として出力する光角度変調部と、
    前記第1の光信号と、前記第2の光信号とを合波する光合波部と、
    自乗検波特性を有し、前記光合波部から出力された光信号を電気信号に変換し、前記第2の電気信号を元信号とする搬送波周波数fcの広帯域変調信号を出力する光検波部とを備える広帯域変調信号発生装置であって、
    前記光強度変調部に第1、第2及び第3のバイアス電圧を印加する第1、第2及び第3のDC電源と、
    前記第1、第2及び第3のDC電源が前記光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、前記広帯域変調信号発生装置から出力される前記電気信号に含まれる任意の周波数を有する電気信号のレベルに基づいて制御し、かつ第3のバイアス電圧を前記広帯域変調信号発生装置から出力され、復調された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルに基づいて制御するバイアス電圧制御手段とを備えることを特徴とする広帯域変調信号発生装置。
  2. 前記バイアス電圧制御手段は、前記第1のDC電源と前記第2のDC電源との制御を行い、前記第1のバイアス電圧と前記第2のバイアス電圧とを所定のバイアス電圧値に設定した後、前記第3のDC電源の制御を行い第3のバイアス電圧を所定のバイアス電圧に設定することを特徴とする請求項1に記載の広帯域変調信号発生装置。
  3. 前記バイアス電圧制御手段は、
    前記広帯域変調信号発生装置より出力される電気信号を三分岐する分岐部と、
    前記分岐部から出力される一方の電気信号から特定帯域内の成分を抽出して、前記成分のレベルを測定することにより、前記広帯域変調信号発生装置から出力される電気信号に含まれる前記任意の周波数を有する電気信号のレベルを検出する信号レベル検知部と、
    前記分岐部から出力されるもう一方の電気信号に含まれる広帯域変調信号を復調する復調部と、
    前記復調部から出力された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルを検知する歪みレベル検知部と、
    前記第1のDC電源及び前記第2のDC電源が前記光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、前記信号レベル検知部によって検出された前記任意の周波数を有する電気信号のレベルが基準レベル以下となるように制御し、かつ、前記第3のDC電源が前記光強度変調部に印加する第3のバイアス電圧を、前記歪みレベル検知部によって検出される前記任意の周波数における歪み成分のレベルが基準レベル以下となるように制御するバイアス電圧制御部を含む、請求項1または2に記載の広帯域変調信号発生装置。
  4. 前記信号レベル検知部において検知する信号として、前記第2の電気信号のうち周波数の最も低い信号を検知することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の広帯域変調信号発生装置。
  5. 前記歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、前記光角度変調部へ入力する前記第2の電気信号であって、最も周波数の高い信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の広帯域変調信号発生装置。
  6. 前記第2の電気信号が、変調方式の異なる複数の変調信号より構成されている場合、前記歪みレベル検知部において検知する前記任意の周波数における歪み成分として、前記第2の電気信号のにおいて、最も高い所要性能が要求される変調方式で変調された信号の内、最も高い周波数の信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項1〜3、5のいずれか一項に記載の広帯域変調信号発生装置。
  7. 前記光角度変調部に入力される前記第2の電気信号に、新たに第3の電気信号を重畳し、前記信号レベル検知部において検知する信号成分として前記第3の電気信号を利用することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の広帯域変調信号発生装置。
  8. 前記第3の電気信号は、前記第2の電気信号よりも低い周波数であることを特徴とする請求項7に記載の広帯域変調信号発生装置。
  9. 前記歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、前記光角度変調部に入力される前記第2の電気信号に、第4及び第5の電気信号を重畳し、前記第4の電気信号と前記第5の電気信号より発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の広帯域変調信号発生装置。
  10. 前記第4及び第5の電気信号は、前記第4の電気信号と前記第5の電気信号より発生する歪み成分が、前記第2の電気信号の信号帯域内に発生しない周波数であることを特徴とする請求項9に記載の広帯域変調信号発生装置。
  11. 前記バイアス電圧制御手段は、
    前記広帯域変調信号発生装置より出力される電気信号を二分岐する第1の分岐部と、
    前記第1の分岐部から出力される一方の電気信号内に含まれる広帯域変調信号を復調する復調部と、
    前記復調部から出力された電気信号を二分岐する第2の分岐部と、
    前記第2の分岐部から出力される電気信号に含まれる任意の周波数を有する電気信号のレベルを検知する信号レベル検知部と、
    前記第2の分岐部から出力された電気信号に含まれる任意の周波数における歪み成分のレベルを検知する歪みレベル検知部と、
    前記第1のDC電源及び前記第2のDC電源が前記光強度変調部に印加する第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を、前記信号レベル検知部によって検出される前記任意の周波数を有する電気信号レベルが基準レベル以下となるように制御し、かつ、前記第3のDC電源が前記光強度変調部に印加する第3のバイアス電圧を、前記歪みレベル検知部によって検出される任意の周波数における歪み成分のレベルが基準レベル以下となるように制御するバイアス電圧制御部を含む、請求項1または2に記載の広帯域変調信号発生装置。
  12. 前記信号レベル検知部において検知する信号として、前記第2の電気信号のうち周波数の最も低い信号の2倍の周波数成分を有する電気信号を検知することを特徴とする請求項11に記載の広帯域変調信号発生装置。
  13. 前記歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、前記光角度変調部へ入力する前記第2の電気信号であって、最も周波数の高い信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項11に記載の広帯域変調信号発生装置。
  14. 前記第2の電気信号が、変調方式の異なる複数の変調信号より構成されている場合、前記歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、前記第2の電気信号において、最も高い所要性能が要求される変調方式の信号の内、最も高い周波数の信号帯域内に発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項11に記載の広帯域変調信号発生装置。
  15. 前記光角度変調部に入力される前記第2の電気信号に、新たに第6の電気信号を重畳し、前記信号レベル検知部において検知する信号成分として前記第6の電気信号の2倍の周波数成分を利用することを特徴とする請求項11に記載の広帯域変調信号発生装置。
  16. 前記第6の電気信号は、前記第2の電気信号よりも低い周波数であることを特徴とする請求項15に記載の広帯域変調信号発生装置。
  17. 前記歪みレベル検知部において検知する歪み成分として、前記光角度変調部に入力される前記第2の電気信号に、第7及び第8の電気信号を重畳し、前記第7の電気信号と前記第8の電気信号より発生する歪み成分を検知することを特徴とする請求項11に記載の広帯域変調信号発生装置。
  18. 前記第7及び第8の電気信号は、前記第7の電気信号と前記第8の電気信号より発生する歪み成分が、前記第2の電気信号の信号帯域内に発生しない周波数であることを特徴とする請求項17に記載の広帯域変調信号発生装置。
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