JP2008037160A - 作業用走行車 - Google Patents

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明正 木村
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Abstract

【課題】キングピンケースの大型化やコスト高を回避しつつ、前輪の切れ角検出を行う。
【解決手段】左右一対の前輪3を操向自在に支持するフロントアクスルケース6に、センターケース13と、該センターケース13の左右両端部に設けられる左右一対のキングピンケース14と、該キングピンケース14を支点とする回動により前輪3を操向させる左右一対のファイナルケース15と、前輪3の切れ角を検出する切れ角検出スイッチ8とを備える作業用走行車において、センターケース13に、回動自在な切れ角検出軸18を設け、該切れ角検出軸18を、連動機構19を介してファイナルケース15に連結し、ファイナルケース15の回動に連動する切れ角検出軸18の回動角を切れ角検出スイッチ8で検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、トラクタなどの作業用走行車に関し、特に、前輪の切れ角を検出する切れ角検出スイッチを備える作業用走行車に関する。
フロントアクスルケースの左右両端部にキングピンケースを備えると共に、該キングピンケースに、前輪の切れ角を検出する切れ角検出スイッチが設けられた作業用走行車が知られている。例えば、特許文献1に記載される作業用走行車は、前輪の駆動速度を増速する前輪増速装置を備えており、この前輪増速装置を切れ角検出スイッチの切れ角検出に応じて動作させることによって、機体の小回り旋回を可能にしている。
特公平6−51450号公報
しかしながら、特許文献1に記載の作業用走行車では、キングピンケース(ファイナルケース)の上部に切れ角検出スイッチを設け、キングピンケースとファイナルケースの相対的な回動角を検出するので、キングピンケースの上部を上方に延出した特殊形状としなければならず、その結果、キングピンケースの上部が大型化するだけでなく、コスト高になるという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、左右一対の前輪を操向自在に支持するフロントアクスルケースに、センターケースと、該センターケースの左右両端部に設けられる左右一対のキングピンケースと、該キングピンケースを支点とする回動により前輪を操向させる左右一対のファイナルケースと、前輪の切れ角を検出する切れ角検出スイッチとを備える作業用走行車において、前記センターケースに、回動自在な切れ角検出軸を設け、該切れ角検出軸を、連動機構を介してファイナルケースに連結し、ファイナルケースの回動に連動する切れ角検出軸の回動角を切れ角検出スイッチで検出することを特徴とする。
このようにすると、切れ角検出スイッチをセンターケースに配置できるので、キングピンケースの大型化やコスト高を回避しつつ、前輪の切れ角検出を行うことが可能になる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は作業用走行車の一種であるトラクタの走行機体であって、該走行機体1は、エンジン(図示せず)、ミッションケース2、前輪3、後輪4などを備えて構成されている。ミッションケース2は、エンジンから入力した動力を変速するようになっており、ここで変速された動力は、前輪3、後輪4及びPTO軸5に伝動される。前輪3は、図2及び図3に示されるフロントアクスルケース6の左右両端部に、回転及び操向自在(操舵自在)に設けられており、ミッションケース2から伝動される動力で駆動回転すると共に、ステアリングホイール7の回し操作に応じて操向動作される。また、後輪3は、図示しないリヤアクスルケースの左右両端部に、回転自在に設けられており、ミッションケース2から伝動される動力で駆動回転する。尚、本実施形態のミッションケース2は、前輪動力を増速する前輪増速装置(図示せず)を内装しており、この前輪増速装置を後述する切れ角検出スイッチ8の切れ角検出に応じて動作させることにより、走行機体1の小回り旋回を可能にしている。
図2及び図3に示すように、フロントアクスルケース6は、左右両端部の前輪車軸9を介して前輪3を支持している。フロントアクスルケース6の略中央部には、ミッションケース2から前輪動力を入力する差動機構10が内装されている。差動機構10は、左右に延出する差動軸11から前輪動力を出力しており、この動力がキングピン12を介して前輪車軸9に伝動される。
フロントアクスルケース6は、差動機構10や差動軸11を内装する筒状のセンターケース13と、該センターケース13の左右両端部に固定される左右一対のキングピンケース14と、各キングピンケース14にキングピン12を中心として回動自在に支持される左右一対のファイナルケース15と、各ファイナルケース15に一体的に連結される左右一対のタイロッドアーム16と、左右のタイロッドアーム16を連結するタイロッド17とを備えており、タイロッドアーム16に連結されるパワーステアリング機構(図示せず)の油圧動作に応じて、ファイナルケース15がキングピン12を中心に回動することで、前輪3が操向されるようになっている。
図4及び図5に示すように、切れ角検出スイッチ8は、突出方向に付勢されるボール8aを押し込むことによりON動作する接触型検出スイッチであり、長さ方向に沿って引き出されるリード線8bから検出信号が出力される。従来の作業用走行車では、キングピンケース14(ファイナルケース15)の上部に切れ角検出スイッチ8を設け、キングピンケース14とファイナルケース15の相対的な回動角を検出しているが、本発明に係る作業用走行車では、センターケース13に、回動自在な切れ角検出軸18を別途設け、該切れ角検出軸18を、連動機構19を介してファイナルケース15に連結し、ファイナルケース15の回動に連動する切れ角検出軸18の回動角を切れ角検出スイッチ8で検出するようにしている。このようにすると、切れ角検出スイッチ8をセンターケース13に配置できるので、キングピンケース14の大型化やコスト高を回避しつつ、前輪3の切れ角検出を行うことが可能になる。
具体的に説明すると、切れ角検出軸18は、センターケース13に取付けられるブロック20に上下方向を向いて回動自在に組み込まれている。連動機構19は、切れ角検出軸18の上端部に一体的に設けられるアーム21と、ファイナルケース15(タイロッドアーム16)の上端部に一体的に設けられるアーム22と、両アーム21、22を連結するロッド23とを用いて構成されており、前輪3の切れ角に応じて切れ角検出軸18を回動させる。
切れ角検出スイッチ8は、ボール8aが切れ角検出軸18の外周面に当接するように、ブロック20に対して切れ角検出軸18と直交する方向に組み付けられる。切れ角検出軸18の外周面には、ボール8aの突出を許容する凹部18aが形成されており、この凹部18aが形成される位置を前輪3の直進方向と対応させることにより、直進時に切れ角検出スイッチ8からOFF信号を出力させることができ、また、前輪3が所定の切れ角(旋回時の切れ角)となったとき、ボール8aが切れ角検出軸18の外周面に乗り上げるように、凹部18aの周方向の幅寸法を設定することにより、前輪3の左切り時又は右切り時に切れ角検出スイッチ8からON信号を出力させることが可能になる。
切れ角検出スイッチ8は、センターケース13の後面部に配置することが好ましい。このようにすると、作業走行状態である機体前進時において、切れ角検出スイッチ8をセンターケース13で保護し、障害物との接触による切れ角検出スイッチ8の破損を防止することができる。また、切れ角検出スイッチ8は、センターケース13の左右幅方向に沿って水平に配置し、水平方向にリード線8bを引き出すことが好ましい。このようにすると、リード線8bの配索が容易になるだけでなく、センターケース13を利用してリード線8bを保護できるので、リード線8bのカバーが不要になる。
図6〜図8に示すように、本実施形態では、ブロック20に切れ角検出軸18及び切れ角検出スイッチ8を予め組み付けて切れ角検出ユニット24を構成し、該切れ角検出ユニット24をセンターケース13に取り付けるようになっている。このようにすると、センターケース13に対する切れ角検出軸18や切れ角検出スイッチ8の取り付けが容易になるだけでなく、サイズや型式が異なる各種のフロントアクスルケース6において、切れ角検出ユニット24を共通化することができる。
図7に示すように、本実施形態では、2本のボルト25を用いて、切れ角検出ユニット24をセンターケース13に固定している。その際、切れ角検出ユニット24の一端を高精度に位置決めすることにより、センターケース13に対する切れ角検出ユニット24の取り付けを容易にすると共に、切れ角検出ユニット24の取り付け誤差による検出精度の低下を回避することができるようになっている。具体的には、センターケース13の後面部に、切れ角検出ユニット24の一端部に当接する位置決め凸部13aを突出形成しておき、一端部が位置決めされた状態で、切れ角検出ユニット24の他端部をボルト25で固定する。位置決め凸部13aは、型成形時にセンターケース13に形成されるものであるが、型成形後、ボルト25の螺込み孔13bの中心位置との距離が所定寸法Lになるように、高精度で加工される。また、切れ角検出ユニット24(ブロック20)においても、その左端から切れ角検出軸18の中心までの距離や、切れ角検出軸18の中心からボルト貫通孔24aの中心までの距離が所定寸法L1、L2となるように、高精度で加工される。これにより、切れ角検出ユニット24を高精度に位置決めすることが可能になり、取付後におけるロッド23の長さ調整などが不要又は簡略になる。
図9及び図10に示すように、本実施形態では、一つの切れ角検出スイッチ8で前輪3の左切り動作及び右切り動作を検出するようになっている。このようにすると、左切り動作と右切り動作を別々の切れ角検出スイッチ8で検出する場合に比べ、切れ角検出スイッチ8の個数を削減してコストダウンが図れる。具体的に説明すると、本実施形態では、フロントアクスルケース6の右側にのみ切れ角検出ユニット24を設け、該切れ角検出ユニット24により前輪3の左切り動作及び右切り動作を検出する。ただし、タイロッドアーム16は、右方向許容回動角θ1と左方向許容回動角θ2とが異なるので、右切り動作時のアーム回動角θ3と左切り動作時のアーム回動角θ4とを同一の切れ角として検出する場合、下記のような設定が必要になる。
ファイナルケース15に設けられるアーム22は、直進位置を基準とし、左右いずれの方向に前輪3が操向しても、ロッド23を引き方向に動作させるように、アーム角度を設定する。したがって、切れ角検出軸18は、前輪3の左切り動作時及び右切り動作時において同方向に回動し、回動角が所定の角度θ5に達した段階で、ボール8aの押し量がON動作量に達し、切れ角検出スイッチ8をON動作させる。このON動作角度は、左右いずれの切り動作時でも同じであり、タイロッドアーム16の回動角θ3、θ4に相当する。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、左右一対の前輪3を操向自在に支持するフロントアクスルケース6に、センターケース13と、該センターケース13の左右両端部に設けられる左右一対のキングピンケース14と、該キングピンケース14を支点とする回動により前輪3を操向させる左右一対のファイナルケース15と、前輪3の切れ角を検出する切れ角検出スイッチ8とを備える作業用走行車において、センターケース13に、回動自在な切れ角検出軸18を設け、該切れ角検出軸18を、連動機構19を介してファイナルケース15に連結し、ファイナルケース15の回動に連動する切れ角検出軸18の回動角を切れ角検出スイッチ8で検出するので、切れ角検出スイッチ8をキングピンケース14に設ける場合に比べ、キングピンケース14の大型化やコスト高を回避しつつ、前輪3の切れ角検出を行うことが可能になる。
また、切れ角検出スイッチ8は、センターケース13の後面部に配置されているので、作業走行状態である機体前進時において、切れ角検出スイッチ8をセンターケース13で保護し、障害物との接触による切れ角検出スイッチ8の破損を防止できる。
また、切れ角検出スイッチ8は、センターケース13の左右幅方向に沿って水平に配置されると共に、水平方向にリード線8bが引き出されるので、リード線8bの配索が容易になるだけでなく、センターケース13を利用してリード線8bを保護し、リード線8bのカバーを不要にできる。
また、切れ角検出軸18及び切れ角検出スイッチ8が組み付けられた切れ角検出ユニット24を予め構成し、該切れ角検出ユニット24の状態でセンターケース13に取付けるので、センターケース13に対する切れ角検出軸18や切れ角検出スイッチ8の取り付けが容易になるだけでなく、サイズや型式が異なる各種のフロントアクスルケース6において、切れ角検出ユニット24を共通化することができる。
また、センターケース13は、切れ角検出ユニット24の取付位置を規定する位置決め凸部13aを備えるので、センターケース13に対する切れ角検出ユニット24の取り付けが容易になるだけでなく、切れ角検出ユニット24の取り付け誤差による検出精度の低下を回避することができる。
また、一つの切れ角検出スイッチ8で前輪3の左切り動作及び右切り動作を検出するので、左切り動作と右切り動作を別々の切れ角検出スイッチ8で検出する場合に比べ、切れ角検出スイッチ8の個数を削減してコストダウンが図れる。
トラクタの側面図である。 フロントアクスルケースの平面図である。 フロントアクスルケースの縦断面図である。 フロントアクスルケースの右端部を示す平面図である。 フロントアクスルケースの右端部を示す後面図である。 切れ角検出ユニットの斜視図である。 切れ角検出ユニットの位置決め構造を示す平面図である。 切れ角検出ユニットの位置決め構造を示す後面図である。 切れ角検出スイッチの作用説明図である。 切れ角検出ユニット及び連動機構の作用説明図である。
符号の説明
1 走行機体
3 前輪
6 フロントアクスルケース
8 切れ角検出スイッチ
13 センターケース
14 キングピンケース
15 ファイナルケース
18 切れ角検出軸
19 連動機構
20 ブロック
21 アーム
22 アーム
23 ロッド
24 切れ角検出ユニット

Claims (1)

  1. 左右一対の前輪を操向自在に支持するフロントアクスルケースに、センターケースと、該センターケースの左右両端部に設けられる左右一対のキングピンケースと、該キングピンケースを支点とする回動により前輪を操向させる左右一対のファイナルケースと、前輪の切れ角を検出する切れ角検出スイッチとを備える作業用走行車において、
    前記センターケースに、回動自在な切れ角検出軸を設け、該切れ角検出軸を、連動機構を介してファイナルケースに連結し、ファイナルケースの回動に連動する切れ角検出軸の回動角を切れ角検出スイッチで検出することを特徴とする作業用走行車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010264874A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Yanmar Co Ltd フロントアクスル機構
JP2012035656A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Kubota Corp 作業車の操向角検出装置

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