JP4520884B2 - 草刈り機 - Google Patents

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Description

本発明は、左右一対の前車輪を操向操作自在に備え、左右一対の非操向型後車輪を駆動自在に備えた草刈り機に関する。
上記草刈り機において、従来、例えば特許文献1に示されるように、前輪デフ19、左右の後輪2それぞれへの伝動を各別に断続する操向クラッチ27を備え、前輪1の直進姿勢からの設定角度以上の操向作動に連動して旋回内側の後輪2に対する操向クラッチ27を可逆的に切り作動させる連動手段を備えたものを開発した。
すなわち、直進時には、左右前輪及び左右後輪の駆動力によって走行し、旋回時には、旋回内側の後車輪が遊転状態になって追従回動する状態になり、左右前輪及び旋回外側の後進の駆動力で旋回走行するものを開発した。
また、従来、例えば特許文献2に示されるように、左右一対の前車輪1を遊転自在に備え、デフロック機能付きの後輪デフ11、後輪デフ11から左右の後輪2への伝動系部分のそれぞれに介装したサイドクラッチ12、前輪1が直進姿勢から設定角度以上操向作動したことと操向方向を検出する操向センサ10、操向センサ10で直進が検出されたとき、後輪デフ11を差動させるとともに両サイドクラッチ12を入り作動状態に保持し、操向センサ10で設定角度以上の操向作動が検出されたとき、後輪デフ11をデフロックするとともに旋回内側の後輪2に対するサイドクラッチ12を切り作動させる制御装置13を備えたものを開発した。
すなわち、直進時には、左右後輪の駆動力によって走行し、旋回時には、旋回内側の後車輪が遊転状態になって追従回動し、旋回外側の後車輪の駆動力で旋回走行するものを開発した。
特開2003−170859号公報(段落〔0018〕、〔0022〕、〔0023〕、図2,3)
特開2004−113132号公報(段落〔0019〕−〔0022〕、図3)
特許文献1に示される従来技術を採用した場合、旋回走行の際、旋回内側の後車輪が追従回動するものでありながら、左右前輪の駆動のために小回り旋回が十分に現出されにくくなることがあった。また、殊に芝が濡れているなどの場合、左右前輪の前輪デフによる連動のために前車輪がスリップ回動することがあった。
特許文献2に示される従来技術を採用した場合、旋回走行の際、殊に傾斜地において、推進力不足が発生することがあった。
本発明の目的は、直進走行の際、左右前輪及び左右後輪の駆動力によって力強く走行することができるものでありながら、旋回走行の際、小旋回半径で力強く走行することができる草刈り機を提供することにある。
本第1発明による草刈り機にあっては、左右一対の操向操作自在な前車輪に対する伝動を各別に入り切りする一対の前輪クラッチ、及び、左右一対の非操向型後車輪に対する伝動を各別に入り切りする一対の後輪クラッチを備え、
前記左右一対の前車輪が直進向きから設定角以上横向きになった横向き側操向状態にあると、旋回外側の前車輪に対応する前記前輪クラッチ、及び、旋回外側の後車輪に対応する前記後輪クラッチが入り状態で、旋回内側の前車輪に対応する前記前輪クラッチ、及び、旋回内側の後車輪に対応する前記後輪クラッチが切り状態になり、前記左右一対の前車輪がそれらの横向き揺動角度が前記設定角未満になる直進側操向状態にあると、前記各前輪クラッチ及び前記各後輪クラッチが入り状態になるように、前記前車輪の操向作動に連係させて前記各前輪クラッチ及び前記各後輪クラッチを操作する操向手段を備え
前記左右一対の前車輪に動力伝達する前輪差動機構、及び、前記左右一対の後車輪に動力伝達する後輪差動機構を備え、
前記左右一対の前車輪が前記横向き側操向状態にあると、前記操向手段が前記前輪差動機構及び前記後輪差動機構を差動動作不能状態に切り換え操作し、前記左右一対の前車輪が前記直進側操向状態にあると、前記操向手段が前記前輪差動機構及び前記後輪差動機構を差動動作可能状態に切り換え操作するように構成してある。
すなわち、前車輪が操向操作されると、操向手段が前車輪の操向作動に連係させて各前輪クラッチ及び各後輪クラッチを操作し、前車輪が直進側操向状態になった場合には、各前輪クラッチ及び各後輪クラッチが入り状態になって左右の前車輪及び左右の後車輪が駆動される。前車輪が横向き側操向状態になった場合には、旋回内側の前車輪及び後車輪に対応する前輪クラッチ、後輪クラッチが切り状態になって旋回内側の前車輪及び後車輪が遊転状態になり、旋回外側の前車輪及び後車輪に対応する前輪クラッチ、後輪クラッチが入り状態になって旋回外側の前車輪及び後車輪が駆動される。
これにより、前車輪が直進側操向状態に操向操作されると、車体が前車輪の向きに左右前輪及び左右後輪の駆動によって走行する。そして、前車輪が横向き側操向状態に操向操作されると、車体が前車輪の向きと、旋回外側の前車輪及び後車輪の駆動とによって旋回走行する。このとき、旋回内側の前車輪及び後車輪が遊転状態になって追従回動していき、旋回外側の前車輪も後車輪も駆動されて推進力を発揮する。
従って、本第1発明によれば、直進側に走行する際、左右の前車輪も左右の後車輪も推進力を発揮し、傾斜地でも力強く走行して能率よく作業できるなど有利に作業をすることができるものでありながら、旋回走行する際も、旋回内側の前車輪も後車輪も追従回動するとともに旋回外側の前車輪も後車輪も推進力を発揮し、樹木の周囲や傾斜地などでも十分に小回り旋回して、力強い走行で旋回走行して作業漏れが極力発生しない作業を能率よく行なうなど有利に作業をすることができる。
また、前車輪が操向操作されると、操向手段が前車輪の操向作動に連係させて前輪差動機構及び後輪差動機構も操作し、前車輪が直進側操向状態になった場合には、前輪差動機構も後輪差動機構も差動動作可能状態に切り換え操作される。前車輪が横向き側操向状態になった場合には、旋回外側の前車輪及び後車輪が駆動されるように前輪差動機構も後輪差動機構も差動動作不能状態に切り換え操作される。これにより、前車輪が直進側操向状態に操向操作された際、走行地面の状況などによっては、左右前輪が前輪差動機構によって左右前輪の回転速度差が発生した状態で駆動され、左右後輪が後輪差動機構によって左右後輪の回転速度差が発生した状態で駆動される。
従って、本第1発明によれば、旋回走行の際、旋回内側の前車輪も後車輪も追従回動するものでありながら、直進側に走行する際、走行地面の状況などによっては、左右前輪や左右後輪が差動して安定的に走行したり、芝が傷まないようにしたりしながら作業をすることができる。
以下、本発明を明確にするための比較例を図1〜3に基づいて説明し、その後、本発明の実施形態を図4に基づいて説明する。
〔比較例〕
図1に示すように、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1、左右一対の非操向型の駆動自在な後車輪2を備え、かつ、車体前部に位置したエンジン3を有した原動部、車体後部に位置した運転座席4が装備された運転部を備えた自走車体の車体フレーム5の前後輪間に、リンク機構6を介して草刈り装置10を連結するとともに、車体後部に位置するミッションケース7から草刈り装置10に前記エンジン3の駆動力を伝達するように構成して、乗用型草刈り機を構成してある。
この草刈り機は、草刈りや芝刈り作業を行なうものであり、リンク機構6に連動されている昇降シリンダ(図示せず)を伸縮操作すると、この昇降シリンダがリンク機構6を車体フレーム5に対して上下に揺動操作することにより、草刈り装置10を接地ゲージ輪11が地面上に接地した下降作業状態と、接地ゲージ輪11が地面上から上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。草刈り装置10を下降作業状態にして自走車体を走行させると、草刈り装置10は、刈り刃ハウジング12の内部の車体横方向での複数箇所で車体上下向きの軸芯まわりで回動駆動されるブレード形の回転刈り刃13によって草や芝を刈り込み処理していく。
図2に示すように、前記各前車輪1は、前輪支持ケース20に前車軸まわりで回動自在な状態で支持されている。左右の前車輪1,1それぞれの前輪支持ケース20は、車体フレーム5に車体前後向きのローリング軸芯21aまわりでローリング自在に連結されている前輪駆動ケース21の端部に車体上下向きの操向軸芯Pまわりで車体前後方向に揺動自在に支持されている。
各前輪支持ケース20に前記操向軸芯Pまわりで一体揺動自在に備えられた揺動アーム22をタイロッド23によって連動させてある。一方の前輪支持ケース20に前記操向軸芯Pまわりで一体揺動自在に備えられたナックルアーム24を、連動ロッド25を介してピットマンアーム26に連動させてある。このピットマンアーム26は、このピットマンアーム26に一体回動自在に備えられたセクタギヤ27、このセクタギヤ27に噛合ったピニオンギヤ28、このピニオンギヤ28が一体回動自在に連結している回転自在なハンドル支軸を介してステアリングホイール29に連動させてある。
図3に示すように、前記エンジン3の駆動力が前記ミッションケース7の入力軸7aからミッションケース7内の走行用ミッションの変速部(図示せず)に伝達され、この変速部によって前進側や後進側に切り換えられ、かつ、所定の回転速度に変速された駆動力が回転軸50を介して前記前輪駆動ケース21の入力軸51に伝達され、この入力軸51の駆動力がベベルギヤ機構52と一本の回転伝動軸53とによって減速されるとともに左前輪側と右前輪側とに分岐され、左前輪側に分岐された駆動力が、前記回転伝動軸53の一端側から前記前輪駆動ケース21の内部に位置する前輪クラッチ54を介して左側の前車輪1に伝達され、右前輪側に分岐された駆動力が、前記回転伝動軸52の他端側から前記前輪駆動ケース21の内部に位置する前輪クラッチ54を介して右側の前車輪1に伝達されるように構成してある。
図3に示すように、前記各後車輪2は、前記ミッションケース7の横側部に回動自在に支持されている。前記ミッションケース7内の前記変速部の後輪出力軸30の駆動力がベベルギヤ機構31と一本の回転伝動軸32とによって減速されるとともに左後輪側と右後輪側とに分岐され、左後輪側に分岐された駆動力が前記回転伝動軸32の一端側から前記ミッションケース7内に位置する後輪クラッチ35を介して左側の後車輪2に伝達され、右後輪側に分岐された駆動力が前記回転伝動軸32の他端側から前記ミッションケース7内に位置する後輪クラッチ35を介して右側の後車輪2に伝達されるように構成してある。
図3に示すように、前記各前輪クラッチ54は、前記前輪駆動ケース21の外部に設けた電動アクチュエータで成る操作部54aが操作されることによって入り状態と切り状態に切り換わるように構成してある。前記各後輪クラッチ35は、前記ミッションケース7の外部に設けた電動アクチュエータで成る操作部35aが操作されることによって入り状態と切り状態に切り換わるように構成してある。両前輪クラッチ54の前記操作部54a、及び、両後輪クラッチ35の前記操作部35aを操向手段40に連係させ、この操向手段40には、操向センサ41も連係させてある。
操向センサ41は、前記ピットマンアーム26に連動された回転ポテンショメータで成り、ピットマンアーム26の揺動位置及び揺動方向の検出結果を基に左右一対の前車輪1,1の操向揺動角及び操向揺動方向を検出し、この検出結果を操向手段40に電気信号にして出力する。
操向手段40は、マイクロコンピュータを利用して成り、操向センサ41からの検出結果を基に前記各前輪クラッチ54及び前記各後輪クラッチ35を切り換え操作するように構成してある。
すなわち、操向手段40は、操向センサ41の検出結果を入力してこの検出結果を基に、左右一対の前車輪1,1が直進側操向状態と、左右一対の前車輪1,1が直進向きから左横向き側に設定角(10〜15度)以上横向きに揺動した左向きの横向き側操向状態と、左右一対の前車輪1,1が直進向きから右横向き側に設定角(10〜15度)以上横向きに揺動した右向きの横向き側操向状態とのいずれにあるかを判断する。
左右一対の前車輪1の前記直進側操向状態としては、前車輪1が直進向きの操向姿勢になった操向状態、前車輪1が直進向きから左横向きに揺動した姿勢になっていても、その横向き揺動角度が設定角(10〜15度)未満である左横向き姿勢になった操向状態、前車輪1が直進向きから右横向きに揺動した姿勢になっていても、その横向き揺動角度が設定角(10〜15度)未満である右横向き姿勢になった操向状態を設定してある。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が直進側操向状態にあると判断した場合、両前輪クラッチ54の操作部54a、及び、両後輪クラッチ35,35の操作部35aをクラッチ入り側に切り換え操作することにより、両前輪クラッチ54、及び、両後輪クラッチ35を入り状態に操作する。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が左向きの横向き側操向状態にあると判断した場合、左前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、左後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ切り側に切り換え操作することによって、左前車輪1の前輪クラッチ54、及び、左後車輪2の後輪クラッチ35を切り状態に操作する。これとともに右前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、右後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ入り側に切り換え操作することによって右前車輪1の前輪クラッチ54、及び、右後車輪2の後輪クラッチ35を入り状態に操作する。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が右向きの横向き側操向状態にあると判断した場合、右前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、右後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ切り側に切り換え操作することによって、右前車輪1の前輪クラッチ54、及び、右後車輪2の後輪クラッチ35を切り状態に操作する。これとともに左前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、左後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ入り側に切り換え操作することによって、左前車輪1の前輪クラッチ54及び左後車輪2の後輪クラッチ35を入り状態に操作する。
つまり、ステアリングホイール29を回転操作することにより、ピットマンアーム26が揺動操作されて連動ロッド25を介してナックルアーム24を揺動操作して一方の前輪支持ケース20を揺動操作し、この前輪支持ケース20がタイロッド23を介して他方の前輪支持ケース20を揺動操作し、左右の前車輪1が操向軸芯Pまわりで車体フレーム5に対してステアリングホイール29の回転方向に対応した揺動方向に、ステアリングホイール29の操作角度に対応した揺動角度を揺動する。すなわち、左右の前車輪1を直進向きの操向状態や、直進向きから左向きや横向きに揺動した横向きの操向状態に操向操作することができる。
そして、左右の前車輪1を、直進側操向状態に操向操作すると、すなわち、直進向きの操向姿勢、又は、直進向きから左横向きに設定角(10〜15度)未満の揺動角度を揺動した操向姿勢、又は、直進向きから右横向きに設定角(10〜15度)未満の揺動角度を揺動した操向姿勢になった状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて両前輪クラッチ54及び両後輪クラッチ35を入り状態に操作する。これにより、左右の前車輪1及び左右の後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が左右前輪1及び左右後輪2の駆動力によって直進向き又はほぼ直進向きに走行する。
左右の前車輪1を、直進向きから左横向きに設定角(10〜15度)以上横向きになった左横向きの横向き側操向状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて、左右前輪1,1のうちの旋回内側に位置する左側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回内側に位置する左側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を切り状態に操作し、かつ、左右前輪1,1のうちの旋回外側に位置する右側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回外側に位置する右側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を入り状態に操作する。これにより、旋回内側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2が遊転状態になって、旋回外側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が旋回外側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2の駆動力によって、旋回内側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2を追従回動させながら左向きに旋回走行する。
左右の前車輪1を、直進向きから右横向きに設定角(10〜15度)以上横向きになった右横向きの横向き側操向状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて、左右前輪1,1のうちの旋回内側に位置する右側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回内側に位置する右側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を切り状態に操作し、かつ、左右前輪1,1のうちの旋回外側に位置する左側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回外側に位置する左側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を入り状態に操作する。これにより、旋回内側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2が遊転状態になって、旋回外側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が旋回外側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2の駆動力によって、旋回内側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2を追従回動させながら右向きに旋回走行する。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図4に基づいて説明する。
なお、実施形態における乗用型草刈り機は、比較例で説明した乗用型草刈り機とは走行駆動構造と操向手段40の作動が異なるだけで、その他の構造などは比較例で説明した乗用型草刈り機と同じであるから、その異なる構造及び作動についてのみ説明し、他の構造などについては説明を省略する。
図4は、実施形態における乗用型草刈り機の走行駆動構造を示し、この走行駆動構造にあっては、エンジン3の駆動力が前記ミッションケース7の入力軸7aからミッションケース7内の走行用ミッションの変速部(図示せず)に伝達され、この変速部によって前進側や後進側に切り換えられ、かつ、所定の回転速度に変速された駆動力が後輪出力軸30を介して前記ミッションケース7の内部に位置する後輪差動機構60の入力部に伝達され、この後輪差動機構60における左車輪出力軸60aの駆動力がミッションケース7の内部に位置する後輪クラッチ35を介して左側の後車輪2に伝達され、前記後輪差動機構60における右車輪出力軸60bの駆動力がミッションケース7の内部に位置する後輪クラッチ35を介して右後車輪2に伝達されるように構成してある。また、前記走行用ミッションの変速部の前輪用出力が回転軸50を介して前記前輪駆動ケース21の内部に位置する前輪差動機構61の入力部に伝達され、この前輪差動機構61における左車輪出力軸61aの駆動力が前輪駆動ケース21の内部に位置する前輪クラッチ54を介して左側の前車輪1に伝達され、前記前輪差動機構61における右車輪出力軸61bの駆動力が前輪駆動ケース21の内部に位置する前輪クラッチ54を介して右側の前車輪1に伝達されるように構成してある。
この草刈り機にあっては、さらに次の如く構成してある。
前記各前輪クラッチ54は、前輪駆動ケース21の外部に設けた電動アクチュエータで成る操作部54aが操作されることによって入り状態と切り状態に切り換わるように構成してある。前記各後輪クラッチ35は、ミッションケース7の外部に設けた電動アクチュエータで成る操作部35aが操作されることによって入り状態と切り状態に切り換わるように構成してある。
前記前輪差動機構61にも、後輪差動機構60にもデフロック機能を備えてある。前輪差動機構61は、前輪駆動ケース21の外部に設けた電動デフロック操作部61cが操作されることにより、左右前輪1の差動を現出することが可能なようにデフロック機能がオフになった差動動作可能状態と、一方の前輪クラッチ54が切り状態になっても入り状態になっている他方の前輪クラッチ54に対応した前車輪1を駆動することができるようにデフロック機能がオンになった差動動作不能状態とに切り換わるようになっている。後輪差動機構60は、ミッションケース7の外部に設けた電動デフロック操作部60cが操作されることにより、左右後輪2の差動を現出することが可能なようにデフロック機能がオフになった差動動作可能状態と、一方の後輪クラッチ35が切り状態になっても入り状態になっている他方の後輪クラッチ35に対応した後車輪2を駆動することができるようにデフロック機能がオンになった差動動作不能状態とに切り換わるようになっている。
両前輪クラッチ54の前記操作部54a、前輪差動機構61の前記デフロック操作部61c、両後輪クラッチ35の前記操作部35a、後輪差動機構60の前記デフロック操作部60cを操向手段40に連係させるとともに、この操向手段40には、比較例の操向センサ41と同様に構成した操向センサ41も連係させてある。
操向手段40は、マイクロコンピュータを利用して成り、操向センサ41からの検出結果を基に前記各前輪クラッチ54、前記各後輪クラッチ35、前輪差動機構61、後輪差動機構60を切り換え操作するように構成してある。
すなわち、操向手段40は、比較例の操向手段40と同様に、操向センサ41の検出結果を基に、左右一対の前車輪1,1が直進側操向状態と、左向きの横向き側操向状態と、右向きの横向き側操向状態とのいずれにあるかを判断する。
左右一対の前車輪1の直進側操向状態、左向きの横向き側操向状態、右向きの横向き側操向状態としては、比較例の直進側操向状態、左向きの横向き側操向状態、右向きの横向き側操向状態と同様のものを設定してある。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が直進側操向状態にあると判断した場合、両前輪クラッチ54及び両後輪クラッチ35,35の操作部54a,35aをクラッチ入り側に切り換え操作することにより、両前輪クラッチ54及び両後輪クラッチ35,35を入り状態に操作する。これとともに前輪差動機構61及び後輪差動機構60のデフロック操作部61c,60cを解除側に操作することにより、前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作可能状態に切り換え操作する。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が左向きの横向き側操向状態にあると判断した場合、左前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、左後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ切り側に切り換え操作することにより、左前車輪1の前輪クラッチ54、及び、左後車輪2の後輪クラッチ35を切り状態に操作する。これとともに右前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、右後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ入り側に切り換え操作することによって右前車輪1の前輪クラッチ54、及び、右後車輪2の後輪クラッチ35を入り状態に操作する。さらに、前輪差動機構61及び後輪差動機構60のデフロック操作部61c,60cをデフロック側に切り換え操作することによって前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作不能状態に切り換え操作する。
操向手段40は、左右一対の前車輪1,1が右向きの横向き側操向状態にあると判断した場合、右前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、右後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ切り側に切り換え操作することによって、右前車輪1の前輪クラッチ54、及び、右後車輪2の後輪クラッチ35を切り状態に操作する。これとともに左前車輪1に対応した前輪クラッチ54の操作部54a、及び、左後車輪2に対応した後輪クラッチ35の操作部35aをクラッチ入り側に切り換え操作することによって、左前車輪1の前輪クラッチ54及び左後車輪2の後輪クラッチ35を入り状態に操作する。さらに、前輪差動機構61及び後輪差動機構60のデフロック操作部61c,60cをデフロック側に切り換え操作することによって前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作不能状態に切り換え操作する。
つまり、左右の前車輪1を、直進側操向状態に操向操作すると、すなわち、直進向きの操向姿勢、又は、直進向きから左横向きに設定角(10〜15度)未満の揺動角度を揺動した操向姿勢、又は、直進向きから右横向きに設定角(10〜15度)未満の揺動角度を揺動した操向姿勢になった状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて両前輪クラッチ54及び両後輪クラッチ35を入り状態に操作する。これにより、左右の前車輪1及び左右の後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が左右前輪1及び左右後輪2の駆動力によって直進向き又はほぼ直進向きに走行する。このとき、操向手段40が前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作可能状態(デフロック解除状態)に切り換え操作しており、走行地面の状況などによっては、左右の前車輪1や左右の後車輪2に差動が発生する。
左右の前車輪1を、直進向きから左横向きに設定角(10〜15度)以上横向きになった左横向きの横向き側操向状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて、左右前輪1,1のうちの旋回内側に位置する左側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回内側に位置する左側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を切り状態に操作し、かつ、左右前輪1,1のうちの旋回外側に位置する右側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回外側に位置する右側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を入り状態に操作し、さらに、前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作不能状態(デフロック状態)に切り換え操作する。これにより、旋回内側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2が遊転状態になって、旋回外側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が旋回外側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2の駆動力によって、旋回内側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2を追従回動させながら左向きに旋回走行する。
左右の前車輪1を、直進向きから右横向きに設定角(10〜15度)以上横向きになった右横向きの横向き側操向状態に操向操作すると、操向手段40が操向センサ41による検出結果を基に前車輪1の操向作動に連係させて、左右前輪1,1のうちの旋回内側に位置する右側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回内側に位置する右側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を切り状態に操作し、かつ、左右前輪1,1のうちの旋回外側に位置する左側の前車輪1に対応した前輪クラッチ54、及び、左右後輪2,2のうちの旋回外側に位置する左側の後車輪2に対応した後輪クラッチ35を入り状態に操作し、さらに、前輪差動機構61及び後輪差動機構60を差動動作不能状態(デフロック状態)に切り換え操作する。これにより、旋回内側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2が遊転状態になって、旋回外側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2がエンジン3からの駆動力によって駆動され、自走車体が旋回外側に位置する左側の前車輪1及び後車輪2の駆動力によって、旋回内側に位置する右側の前車輪1及び後車輪2を追従回動させながら右向きに旋回走行する。
〔別実施例〕
上記実施形態の如く前輪駆動ケース21やミッションケース7の外部に位置する電動アクチュエータによって切り換え操作されるように構成した電動操作式の前輪クラッチ54や後輪クラッチ35に替え、電磁クラッチや油圧クラッチで成る前輪クラッチや後輪クラッチを採用して実施してもよい。
また、上記実施形態の如きマイクロコンピュータ利用の操向手段40に替え、ピットマンアーム26、前車輪1のナックルアーム24や揺動アーム22と、各前輪クラッチ54、各後輪クラッチ35、前輪差動機構61、後輪差動機構60の操作部とを揺動リンクやロッドを利用して連動させて、前車輪1の操向操作力によって前輪クラッチ54、後輪クラッチ35、前輪差動機構61、後輪差動機構60を切り換え操作する機械式の連動手段を採用して実施してもよい。
従って、電動操作式の前輪クラッチ54、後輪クラッチ35、電磁クラッチ、油圧クラッチ、機械操作式の前輪クラッチ、後輪クラッチなどを総称して単に前輪クラッチ54、後輪クラッチ35と呼称する。また、マイクロコンピュータ利用の操向手段40、機械式の連動手段などを総称して操向手段40と呼称する。
比較例における乗用型草刈り機全体の側面図 比較例における前輪操向操作装置の平面図 比較例における前後輪駆動構造、及び前後輪クラッチの操作構造を示す概略図 実施形態における前後輪駆動構造、及び前後輪クラッチの操作構造を示す概略図
1 前車輪
2 後車輪
35 後輪クラッチ
40 操向手段
54 前輪クラッチ
60 後輪差動機構
61 前輪差動機構

Claims (1)

  1. 左右一対の操向操作自在な前車輪に対する伝動を各別に入り切りする一対の前輪クラッチ、及び、左右一対の非操向型後車輪に対する伝動を各別に入り切りする一対の後輪クラッチを備え、
    前記左右一対の前車輪が直進向きから設定角以上横向きになった横向き側操向状態にあると、旋回外側の前車輪に対応する前記前輪クラッチ、及び、旋回外側の後車輪に対応する前記後輪クラッチが入り状態で、旋回内側の前車輪に対応する前記前輪クラッチ、及び、旋回内側の後車輪に対応する前記後輪クラッチが切り状態になり、前記左右一対の前車輪がそれらの横向き揺動角度が前記設定角未満になる直進側操向状態にあると、前記各前輪クラッチ及び前記各後輪クラッチが入り状態になるように、前記前車輪の操向作動に連係させて前記各前輪クラッチ及び前記各後輪クラッチを操作する操向手段を備え
    前記左右一対の前車輪に動力伝達する前輪差動機構、及び、前記左右一対の後車輪に動力伝達する後輪差動機構を備え、
    前記左右一対の前車輪が前記横向き側操向状態にあると、前記操向手段が前記前輪差動機構及び前記後輪差動機構を差動動作不能状態に切り換え操作し、前記左右一対の前車輪が前記直進側操向状態にあると、前記操向手段が前記前輪差動機構及び前記後輪差動機構を差動動作可能状態に切り換え操作するように構成してある草刈り機。
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