JP2008036977A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク滴の吐出遅れを抑制することによって、被記録媒体に高品位な画像を形成する。
【解決手段】増粘度算出回路154は、連続不吐出カウンタ151においてカウントされた連続不吐出数に係数決定部153において決定された第1係数を掛け合わせた値と、不吐出頻度検出回路152において検出された不吐出頻度検出値に係数決定部153で決定された第2係数を掛け合わせた値とを足し合わせることによってノズル内のインクの増粘度を算出する。電圧制御回路158が、増粘度算出回路154が算出した増粘度が高くなるに従って、初動電圧が高くなるような駆動波形を当該ノズルに対応する個別電極135に出力させるように波形出力回路157を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、インク滴を吐出して印刷を行うインクジェット記録装置に関する。
記録用紙等の被記録媒体にインク滴を吐出するインクジェット記録装置が有するインクジェットヘッドとしては、インク滴を吐出するノズルとノズルに連通する圧力室とを備えた流路ユニットと、圧力室内のインクに吐出エネルギーを付与するアクチュエータとを有するものがある。アクチュエータは、圧力室の容積を変化させることにより圧力室に圧力を付加するものであり、複数の圧力室に跨る圧電シートと、各圧力室に対向する複数の個別電極と、複数の個別電極に圧電シートを介して対向する基準電位が付与された共通電極(グランド電極)とを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このアクチュエータは、個別電極にパルス状の駆動電圧が付与されることによって、その個別電極と共通電極との間に挟まれた圧電シート(圧電層)の部分に対してその厚み方向に電界が作用し、この部分の圧電シートが厚み方向に伸張する。このとき、圧力室の容積が変化して圧力室内のインクに圧力(吐出エネルギー)が付与される。
特開2002−36568号公報(図1)
インクジェットプリンタにおいては、印刷速度の高速化が望まれている。印刷速度の高速化を図るためにはインク滴の吐出周期を短くする必要があるが、インク滴の吐出周期を短くする場合には、記録用紙上に着弾したインク滴が瞬時に乾燥するような速乾性のインクを用いる必要がある。しかしながら、このような速乾性のインクを用いると、ノズル内のインクが乾燥により増粘して、インク吐出特性が悪化したり吐出不良を起こしたりすることがある。このような問題を回避するため、印刷領域外において増粘したインク滴をノズルから吐出する吐出フラッシングを行うことがあるが、速乾性のインクを用いた場合、このような吐出フラッシングを行っても、印刷の際にインク滴が吐出される頻度が少ないノズルにおいて、インクが増粘して、ノズルから吐出されるインク滴に吐出遅れが生じ、被記録媒体に記録される画像の品質が低下してしまう虞がある。
本発明の目的は、インク滴の吐出遅れを抑制することによって、被記録媒体に高品位な画像を形成することができるインクジェット記録装置を提供することである。
本発明のインクジェット記録装置は、共通インク室から圧力室を介してノズルに至る複数の個別インク流路が形成されている流路ユニット、及び、前記圧力室にインク吐出エネルギーを付与するアクチュエータを有するインクジェットヘッドと、被記録媒体を前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる移動装置とを備えている。さらに、前記ノズルからインク滴が吐出されるように前記アクチュエータを駆動するパルスを含む吐出波形を前記アクチュエータに出力する波形出力手段と、前記被記録媒体に形成される画像の印刷解像度に対応する単位距離だけ前記被記録媒体が相対移動するのに要する時間を印刷周期としたとき、直前の前記印刷周期まで連続して前記ノズルからインク滴が吐出されなかった前記印刷周期の数である連続不吐出数を前記ノズル毎にカウントする連続不吐出カウンタと、直前の前記印刷周期まで連続した所定数の各印刷周期において前記ノズルからインク滴が吐出されたか否かの吐出履歴を前記ノズル毎に記憶する吐出履歴記憶手段と、前記吐出履歴記憶手段に記憶された前記吐出履歴における前記ノズルからインク滴が吐出されなかった前記印刷周期の発生パターンに対応する不吐出頻度を前記ノズル毎に検出する不吐出頻度検出手段とを備えている。加えて、前記連続不吐出カウンタがカウントした前記連続不吐出数、及び、前記不吐出頻度検出手段が検出した前記不吐出頻度に基づいて、前記ノズル内のインクの増粘度を前記ノズル毎に決定する増粘度決定手段と、現在の前記印刷周期において前記ノズルからインク滴を吐出させるとき、前記増粘度決定手段に決定された当該ノズルに関する前記増粘度が高くなるに従って、当該ノズルからインク滴を吐出するための前記吐出波形の駆動電圧が高くなるように前記波形出力手段を制御する電圧制御手段とを備えている。
本発明によると、不吐出頻度検出手段が吐出履歴からノズル毎の不吐出頻度を検出し、増粘度決定手段が各ノズルに関する連続不吐出数及び不吐出頻度に基づいて当該ノズル内のインクの増粘度を決定するため、各ノズル内のインクの増粘度を正確に把握することができる。そして、ノズルからノズル滴を吐出させるときに、電圧制御手段が、当該ノズルに関する前記増粘度が高くなるに従って、当該ノズルからインク滴を吐出するための吐出波形の駆動電圧が高くなるように波形出力手段を制御する。つまり、当該ノズル内のインクの増粘度が高くなっている場合には、対応する圧力室に付与されるインク吐出エネルギーが高くなるため、ノズルからのインク滴の吐出遅れを抑制することができる。これにより、被記録媒体に高品位な画像を形成することができる。
また、本発明においては、前記電圧制御手段が、前記吐出波形の出力開始時における駆動電圧である初動電圧が最も高くなるように前記波形出力手段を制御することが好ましい。これによると、増粘したインク滴を効率よくノズルから吐出させることができる。また、初動電圧のみを高くするため、省電力化を図ることができる。
このとき、前記電圧制御手段が、前記増粘度及び前記増粘度に対応する前記初動電圧が記憶された電圧テーブル記憶手段を備えていてもよい。これによると、初動電圧を素早く決定することができる。
また、本発明においては、前記増粘度決定手段が前記増粘度を決定するに当たって行う演算に、前記インクジェットヘッドの温度、前記ノズルから吐出されるインクの種類及び前記インクジェットヘッドに関する製造上の固有値の少なくともいずれかに基づいて決定された第1係数を前記不吐出頻度に掛け合わせるという演算が含まれていてもよい。
さらに、本発明においては、前記増粘度決定手段が前記増粘度を決定するに当たって行う演算に、前記インクジェットヘッドの温度、前記ノズルから吐出されるインクの種類及び前記インクジェットヘッドに関する製造上の固有値の少なくともいずれかに基づいて決定された第2係数を前記連続不吐出数に掛け合わせるという演算が含まれていてもよい。
これらによると、インクジェットヘッドの温度、ノズルから吐出されるインクの種類、インクジェットヘッドに関する製造上の固有値などの影響を考慮して増粘度が決定されるため、より正確な増粘度を把握することができる。
加えて、本発明においては、前記不吐出頻度検出手段が、前記印刷周期の発生パターン及び前記印刷周期の発生パターンに対応する前記不吐出頻度が記憶された不吐出頻度テーブル記憶手段を備えていることが好ましい。これによると、不吐出頻度を素早く決定することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタ(インクジェット記録装置)の概略構成図である。図1に示すように、プリンタ101は、図中左右方向に4つのインクジェットヘッド1が配列されたライン型のインクジェットプリンタであって、図中左方に給紙部11、図中右方に排紙部12、図中中央部に用紙搬送部(移動装置)13が設けられている。また、プリンタ101において、インクジェットヘッド1の動作は制御装置16によって制御されている。
給紙部11には、印刷を行うための記録用紙(被記録媒体)Pが配置されており、印刷を行う際に記録用紙Pが一枚ずつ1対の給紙ローラ5a、5bによって図中右方に搬送される。用紙搬送部13は、2つの送りローラ6、7及び送りローラ6、7に巻きかけられた搬送ベルト8を有しており、送りローラ6、7が回転することにより搬送ベルト8が回転する。送りローラ7の上方にはニップローラ4が配置されており、ニップローラ4と送りローラ7とにより搬送ベルト8が挟まれている。搬送ベルト8の外周面は、記録用紙Pを搬送するための搬送面8aとなっており、搬送面8aには粘着性のシリコンゴムによる処理が施されている。給紙ローラ5a、5bによって搬送された記録用紙Pは、ニップローラ4及び送りローラ7により搬送面8aに押し付けられつつ搬送面8a上に搬送され、搬送面8aに粘着する。
搬送ベルト8は、搬送面8aまで搬送された記録用紙Pを図中右方に搬送する(記録用紙Pをインクジェットヘッド1に対して相対移動させる)。このとき、搬送ベルト8は、所定時間(印刷周期)の間に記録用紙Pが印刷解像度の単位距離だけ図中右方に移動するように一定の速度で記録用紙Pを搬送する。
インクジェットヘッド1に対向する位置にきたときに、インクジェットヘッド1の下面に配置されたヘッド本体2の後述するノズル108(図3参照)からインク滴が吐出されて印刷が行われる。ここで、4つのインクジェットヘッド1からは、図中左側のものから順に例えば、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローのインク滴が吐出される。ここで、搬送ベルト8のインクジェットヘッド1と対向する部分には、搬送面8aと反対側の面から搬送ベルト8を支持するプラテン15が設けられており、搬送面8aのインクジェットヘッド1に対向する部分が水平に保持されている。このプラテン13は、図1に示すように、搬送ベルト8の内側に配置され、その内周面に当接しているとともに、インクジェットヘッド1の下面との間に所定の間隙を作っている。これにより、記録用紙Pは、水平に配置された状態で、インクジェットヘッド1からインク滴が吐出される。
用紙搬送部13の図中右方には剥離プレート14が配置されており、その左端が記録用紙Pと搬送ベルト8との間に入り込むことによって搬送ベルト8から記録用紙Pが剥離される。そして、剥離プレート14によって剥離された記録用紙Pは排紙部12に配置される。
次に、記録用紙Pにインク滴を吐出するヘッド本体2について図2、図3を用いて説明する。図2は図1のヘッド本体2の平面図である。図3は図2の一点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。
ヘッド本体2は、多数の圧力室110、各圧力室110に連通した多数のノズル108が形成された流路ユニット9を有している。流路ユニット9の上面には、千鳥状になって2列に配列された4つの台形の圧電アクチュエータ21が接着されている。より詳細には、各圧電アクチュエータ21は、その平行対向辺(上辺及び下辺)が流路ユニット9の長手方向に沿うように配置されている。また、隣接する圧電アクチュエータ21の斜辺同士が、流路ユニット9の幅方向にオーバーラップしている。
流路ユニット9の平面視で圧電アクチュエータ21に重なる部分は、インク吐出領域106となっている。図3に示すように、インク吐出領域106の表面には、多数のノズル108が規則的に配列されており、これに対応して、流路ユニット9の上面には、多数の圧力室110がマトリックス状に配列されている。このとき、用紙Pとインクジェットヘッド1の下面とは予め決められた所定の距離にある。
また、流路ユニット9内には、共通インク室であるマニホールド流路105及びその分岐流路である副マニホールド流路105aが形成されている。1つのインク吐出領域106には、流路ユニット9の長手方向に延在した4本の副マニホールド流路105aが対向している。また、マニホールド流路105には、流路ユニット9の上面に設けられているインク流入口105bからインクが供給される。
各ノズル108は、平面視で略菱形(角部が丸く湾曲した菱形)の圧力室110及びアパーチャ112を介して副マニホールド流路105aと連通している。流路ユニット9の長手方向に延在する互いに隣接した4つのノズル列に含まれるノズル108は、同じ副マニホールド流路105aに連通している。なお、図2及び図3において、図面を分かりやすくするために、圧電アクチュエータ21を二点鎖線で描いているとともに、圧電アクチュエータ21の下方にあって破線で描くべき圧力室110、アパーチャ112を実線で描いている。
流路ユニット9に形成された多数のノズル108は、これら全てのノズル108を流路ユニット9の長手方向に延びた仮想線上にこの仮想線と直交する方向から射影した射影点が、600dpiで等間隔に並ぶような位置に形成されている。
次に、ヘッド本体2の断面構造について図4を用いて説明する。図4は、図3のIV−IV線断面図である。図4に示すように、ヘッド本体2は、流路ユニット9と圧電アクチュエータ21とが貼り合わされたものである。そして、流路ユニット9は、上から、キャビティプレート122、ベースプレート123、アパーチャプレート124、サプライプレート125、3枚のマニホールドプレート126、127、128、カバープレート129及びノズルプレート130が積層された積層構造を有している。
キャビティプレート122は、圧力室110となる平面視で略菱形の孔が多数形成された金属プレートである。ベースプレート123は、各圧力室110とこれに対応するアパーチャ112とを連通させるための連通孔及び各圧力室110とこれに対応するノズル108とを連通させるための連通孔が多数形成された金属プレートである。アパーチャプレート124は、各アパーチャ112となる孔及び各圧力室110とこれに対応するノズル108とを連通させるための連通孔が多数形成された金属プレートである。サプライプレート125は、各アパーチャ112と副マニホールド流路105aとを連通させるための連通孔及び各圧力室110とこれに対応するノズル108とを連通させるための連通孔が多数形成された金属プレートである。マニホールドプレート126、127、128は、副マニホールド流路105aとなる孔及び各圧力室110とこれに対応するノズル108とを連通させるための多数の連通孔が形成された金属プレートである。カバープレート129は、各圧力室110とこれに対応するノズル108とを連通させるための連通孔が多数形成された金属プレートである。ノズルプレート130は、ノズル108が多数形成された金属プレートである。これら9枚の金属プレートは、互いに位置合わせして積層されており、これにより、流路ユニット9内には、副マニホールド105aの出口からアパーチャ112及び圧力室110を経てノズル108に至る複数の個別インク流路132が形成されている。
次に、圧電アクチュエータ21について図5を用いて説明する。図5(a)は図4の圧電アクチュエータ21周辺部分の拡大図であり、図5(b)は図5(a)の個別電極135周辺の拡大平面図である。図5(a)に示すように、圧電アクチュエータ21は、3枚の圧電層141、142、143が積層された積層構造を有している。これら圧電層141〜143は、全て厚みが15μm程度であり、圧電アクチュエータ21の厚さは45μm程度となっている。いずれの圧電層141〜143も、ヘッド本体2内の1つのインク吐出領域106内に形成された多数の圧力室110に跨って配置されるように連続した層状の平板(連続平板層)となっている。圧電層141〜143は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックス材料からなるものである。また、最上層の圧電層141は予めその厚み方向に分極されている。
最上層の圧電層141の上面には、厚みが1μm程度の個別電極135が形成されている。個別電極135及び後述する共通電極134は、共に、例えばAu、Ag、Ag−Pd等の金属の導電材料を含む導電性ペーストを印刷法を用いて形成したものである。個別電極135は図5(b)に示すように圧力室110よりも一回り小さい略菱形の平面形状を有しており、圧力室110の中央部に対向するように且つ平面視において大部分が圧力室110内に収まるように形成されている。したがって、図3に示すように、最上層の圧電層141上には、そのほぼ全域にわたって多数の個別電極135が規則的に二次元配列されている。本実施の形態では、個別電極135が圧電アクチュエータ21の表面だけに形成されているので、最外層である圧電層141だけが外部電界により圧電歪を生じる活性領域を含むことになる。そのため、圧電アクチュエータ21はユニモルフ変形を起こすアクチュエータとなりその変形効率が優れたものとなる。
個別電極135の一方の鋭角部は、キャビティプレート22において圧力室110が形成されていない桁部上まで延出されており、その先端部にはランド136が形成されている。ランド136は略円形の平面形状を有しているとともに、その厚みが15μm程度になっている。ランド136は、導電性ペーストを印刷法により形成したもので、個別電極135とランド136とは、電気的に接続されている。ランド136は図示しないフレキシブルプリント基板(FPC)と電気的に接続されており、個別電極135にはFPCを介して制御装置16から駆動電位が付与される。
最上層の圧電層141とその下側の圧電層142との間には、そのほぼ全面に厚み2μm程度の共通電極134が形成されている。これにより、圧電層141は、圧力室110に対向する部分において、個別電極135及び共通電極134の一対の電極によって挟まれる。なお、圧電層142と圧電層143の間に、電極は配置されていない。また、共通電極134は、図示しない領域において接地されている。これにより、共通電極134は、すべての圧力室110に対向する領域において等しくグランド電位に保持されている。
ここで、圧電アクチュエータ21の動作について述べる。個別電極135は予めグランド電位に保持されている。個別電極135に駆動電位が付与されると、この個別電極135と共通電極134との間に電位差が生じ、圧電層141のこの個別電極135と共通電極134とにはさまれた部分には厚み方向の電界が発生する。この電界の向きが圧電層141の分極方向と略同じ方向であると、圧電層141のこの部分は厚み方向と直交する水平方向に収縮する。このとき、圧電層142、143は、自発的に変位しない拘束層として働く。これにより、圧電層141〜143が圧力室110側に凸となるように変形(ユニモルフ変位)し、圧力室110の容積が小さくなることにより、圧力室110内のインクの圧力が上昇する(インク吐出エネルギーが付与される)。ここで、駆動電位の値が大きく圧電層141〜143の変形量が大きい場合には、インクの圧力が大きく上昇するので、圧力室110に連通するノズル108から大粒のインク滴が吐出される。一方、駆動電位の値が小さく圧電層141〜143の変形量が小さい場合には、インクの圧力が大きく上昇しないので、ノズル108から小粒のインク滴が吐出される。つまり、インク粘度が同じなら駆動電圧が高い程、圧電アクチュエータ21の変位量は大きくなり、より多量のインク滴が一度に吐出されることになる。
次に制御装置16について図6〜図9を用いて説明する。図6は制御装置16のブロック図である。図7は図6の連続不吐出カウンタ151のブロック図である。図8は図6の不吐出頻度検出回路152のブロック図である。図9は、図6の増粘度算出回路154のブロック図である。制御装置16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成されており、これらが以下に示す各部として機能する。ここで、制御装置16には、ノズル108の数に対応して図6〜図9に示す各部が設けられるが、説明を簡単にするため、図6〜図9ではこれらのうちの1つのみを図示している。そして、印刷時には、連続不吐出カウンタ151、不吐出頻度検出回路152及び波形出力回路(波形出力手段)157に、複数のノズル108の各々に対応してインク滴の吐出を行うか否かを示す印刷信号が、前述した印刷周期毎に入力される。
図6に示すように、制御装置16は、連続不吐出カウンタ151、不吐出頻度検出回路152、係数決定部153、増粘度算出回路(増粘度決定手段)154、波形出力回路157及び電圧制御回路(電圧制御手段)158を有している。制御装置16には、複数のノズル108の各々に対応して、インク滴の吐出を行うか否かを示す印刷信号が入力される。
連続不吐出カウンタ151は、印刷中に、直前の印刷周期まで連続してノズル108からインク滴が吐出されなかった印刷周期の回数である連続不吐出数をカウントする回路であり、図7に示すように、インクリメンタ161、セレクタ162及びRAM163を有する。インクリメンタ161は、印刷信号が入力されると、RAM163に記憶された連続不吐出数に1を加えセレクタ162に出力する。セレクタ162は、入力された印刷信号がインク滴を吐出しないことを示している場合には、RAM163に記憶された連続不吐出数を、インクリメンタ161により1が加えられた値に書き換る。一方、入力された印刷信号がインク滴を吐出することを示している場合には、RAM163に記憶された連続不吐出数を0に書き換える。
不吐出頻度検出回路152は、現在及び過去n回(連続した所定数)の印刷信号に基づいて、ノズル108からインク滴が吐出されていない頻度を示す不吐出頻度検出値を決定する回路であり、図8に示すように、現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号(インク滴が吐出されたか否かの吐出履歴)が記憶されている吐出履歴記憶部171と、現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号のパターン、即ち、インク滴の吐出パターンに対応して不吐出頻度検出値を記憶しているルックアップテーブル(不吐出頻度テーブル記憶手段)172とを有している。そして、不吐出頻度検出回路152は、吐出履歴記憶部171に記憶された印刷信号のパターンに対応するルックアップテーブル172に記憶された不吐出頻度検出値を増粘度算出回路153に出力する。ここで、ルックアップテーブル172に記憶された不吐出頻度検出値は、現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号のパターンがノズル108内のインクの粘性を増加させやすいものほど大きな値となっている。このように、ルックアップテーブル172に、現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号のパターンに対応した不吐出頻度検出値が記憶されているので、不吐出頻度検出回路152において、不吐出頻度検出値をすばやく決定することができる。
係数決定部153は、不吐出頻度検出値及び連続不吐出数がノズル108内のインクの増粘に与える影響の度合いを示す値である第1係数W1及び第2係数W2の値を決定する。ここで、第1係数W1及び第2係数W2は、それぞれ、ノズル108から吐出されるインクの種類及びインクジェットヘッド1の構造上の固有値等に基づいて決定される値であり、連続不吐出数及び不吐出頻度検出値がノズル108内のインクの増粘に大きな影響を与える場合ほど大きな値にする。なお、構造上の固有値は、圧電アクチュエータ21毎の圧電特性、流路ユニット9の組み立て誤差や流路形成時の加工誤差等から生じる流体的特性から決められるもので、インクジェットヘッド1毎のインク吐出特性に関係している。
増粘度算出回路154は、ノズル108内におけるインクの増粘の程度を示す増粘度を算出する回路であり、図9に示すように、2つの乗算器181、182と加算器183とを有している。乗算器181は、不吐出頻度検出値と第1係数W1とを掛け合わせた値を加算器183に出力する。乗算器182は、連続不吐出数と第2係数W2とを掛け合わせた値を加算器183に出力する。加算器183は、乗算器181、182から出力された値を互いに足し合わせることによって増粘度を算出し、電圧制御回路158に出力する。つまり、増粘度算出回路154が増粘度を算出するに当たって行う演算には、不吐出頻度検出値と第1係数とを掛け合わせるという演算、及び、連続不吐出数と第2係数W2とを掛け合わせるという演算が含まれている。
このように、不吐出頻度検出値と連続不吐出数とに基づいてノズル108の増粘度を算出しているので、増粘度を正確に把握することができる。さらに、インクジェットヘッド1の温度、ノズル108から吐出されるインクの種類及びインクジェットヘッド1に関する製造上の固有値に基づいて決定された第1係数W1、第2係数W2をそれぞれ不吐出頻度検出値及び連続不吐出数に掛け合わせ、これらの値を足し合わせることによって増粘度を算出しているので、より正確に増粘度を把握することができる。
波形出力回路157は、個別電極153(圧電アクチュエータ21)に駆動電位を付与するための駆動波形を出力する。図10は、波形出力回路157から出力される駆動波形を示す図である。波形出力回路157は、ノズル108からインク滴を吐出することを示す印刷信号が入力された場合には、ノズル108からインク滴を吐出させるための通常の駆動波形として、図10(a)に示すような、電位V1のパルスを有する波形を発生させ、対応する個別電極135に出力する。このパルス波形は、一滴のインク滴を吐出する際のもので、予めグランド電位に保たれた状態から、一旦電位V1に所定時間保持され、再びグランド電位に戻るという変化を1回行っている。なお、電位V1は、個別電極135に印加されたときに、インクが通常の粘度にあれば所定量のインク滴が吐出されるように決められている。
電圧制御回路158は、増粘度算出回路154から出力されたノズル108内におけるインクの増粘度に基づいて、波形出力回路157が出力する駆動波形の電圧を制御する。具体的には、図10(b)に示すように、駆動波形の出力開始時における駆動電圧である初動電圧が最も高くなるように駆動波形の電圧を制御する。図10(b)は、初動電圧がV2(>V1)の時、これに続く各パルスの電位の変化を模式的に示している。後発のパルスほど、電位はV2より低くなり、所定の時間あるいは所定のパルス数の後に電位V1に収束する。図6に示す電圧制御回路158は、電圧テーブル記憶部158aを有しており、電圧テーブル記憶部158aは、インクの増粘度、及び、各増粘度に対応する初動電圧をテーブルとして記憶する。このテーブルは、増粘度が高くなるに従って増粘度に対応する初動電圧が高くなるように設定されている。電圧制御回路158は、電圧テーブル記憶部158aに記憶されたテーブルを参照することによって、増粘度算出回路154から出力された増粘度に対応する初動電圧を決定し、波形出力回路157がこの初動電圧を駆動電圧として出力するように制御する。初動電圧は、増粘度に対応して数段階用意されており、駆動波形は、初動電圧が高くなるに従って、電位がV1より高くなる時間が長くなるようになっている。電位がV1より高くなる時間が長くなると、通常の駆動波形が個別電極135に出力される場合と比較して圧電アクチュエータ21がより大きくユニモルフ変位する時間が長くなる。これにより、圧力室110に付与されるインク吐出エネルギーが大きくなり、ノズル108内のインクの増粘度が高い場合であってもインク滴の吐出遅れが抑制される。また、インク滴の体積も通常の粘度を有するインクを吐出する場合と同等になる。
以上に説明した実施の形態によると、不吐出頻度検出回路152が吐出履歴記憶部171に記憶された吐出履歴からノズル108毎の不吐出頻度を検出し、増粘度算出回路154が、各ノズル108に関する連続不吐出数及び不吐出頻度に基づいて当該ノズル108内のインクの増粘度を決定するため、各ノズル108内のインクの増粘度を正確に把握することができる。そして、ノズル108からノズル滴を吐出させるときに、電圧制御回路158が、当該ノズル108に関する増粘度が高くなるに従って、当該ノズル108からインク滴を吐出するための駆動波形の初動電圧が高くなるように波形出力回路157を制御するため、当該ノズル108内のインクの増粘度が高くなっている場合であっても、ノズル108からのインク滴の吐出遅れが生じることがなく、用紙Pに高品位な画像を形成することができる。
特に、電圧制御回路158が、駆動波形の初動電圧が高くなるように波形出力回路157を制御するため、増粘したインク滴を効率よくノズル108から吐出させることができる。
さらに、電圧制御回路158が、電圧テーブル記憶部158aを参照して初動電圧を決定するため、初動電圧を素早く決定することができる。
また、増粘度算出回路154が、インクジェットヘッド1の温度、ノズル108から吐出されるインクの種類及びインクジェットヘッドに関する製造上の固有値に基づいて決定された第1係数W1、第2係数W2により、それぞれ不吐出頻度及び連続不吐出数を補正して増粘度を算出していることにより、インクジェットヘッド1の温度、ノズル108から吐出されるインクの種類、インクジェットヘッド1に関する製造上の固有値を考慮して増粘度が決定されるため、より正確な増粘度を把握することができる。
また、不吐出頻度検出回路152が、ルックアップテーブル172において、現在及び過去n回の印刷信号に対応する不吐出頻度検出値を記憶しているので、不吐出頻度検出回路152において素早い不吐出頻度検出値を決定することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、本実施の形態では、初動電圧及びこれに続く電圧を増粘度に応じて高くする構成であったが、初動電圧のみを高くする構成としてもよい。これによって、省電力化を図ることができる。
また、本実施の形態では、第1係数W1、第2係数W2をインクジェットヘッド1の温度、ノズル108から吐出されるインクの種類及びインクジェットヘッド1に関する製造上の固有値に基づいて決定したが、第1係数及び第2係数をこれらのうちのいくつかにのみに基づいて決定してもよい。
さらに、本実施の形態では、増粘度算出回路154が増粘度を算出するに当たって行う演算に、不吐出頻度検出値と第1係数W1とを掛け合わせる演算、及び、連続不吐出数と第2係数W2とを掛け合わせる演算が含まれていたが、これらのうちの一方のみが含まれる演算により増粘度を算出してもよい。あるいは、増粘度を算出するに当たって行う演算に、これらいずれの演算も含まず、不吐出頻度検出値及び連続不吐出数を用いた他の演算により増粘度を決定してもよい。
また、本実施の形態では、不吐出頻度検出回路152において、吐出履歴記憶部171に記憶された現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号に対応して、ルックアップテーブル172に記憶された不吐出頻度検出値を出力したが、これには限られず、不吐出頻度検出回路152において、吐出履歴記憶部171に記憶された現在及び過去n回の印刷周期における印刷信号に基づいて、印刷信号から不吐出頻度を算出するように構成されていてもよい。
さらに、本実施の形態では、図10(a)に示すように、1つの印刷周期において、駆動波形がグランド電位から電位V1に変化していたが、これとは逆に、図11に示すように、予め電位V1に保たれた状態から、一旦グランド電位に所定時間保持され、再び電位V1に戻るという変化をしてもよい。この場合、インク滴は、グランド電位から再び電位V1に戻るタイミングで吐出されるので、増粘があったときには、このグランド電位から再び戻る電位の値を図10(b)のように変化させる。つまり、予め電位V1に保たれた状態から、一旦グランド電位に所定時間保持され、再び所定の電位に戻るときに、上述の初動電圧V2が印加されるように変化する。その後に続く駆動波形では、グランド電位から復帰する電位を順次電位V1に近づけていくことなる。
また、本実施の形態では、ライン型のインクジェットヘッド1を有するプリンタ101に本発明を適用した例について説明したが、本実施の形態とは異なる構造のプリンタに本発明を適用することも可能である。
本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。 図1のヘッド本体の平面図である。 図2の一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。 図3のIV−IV線断面図である。 (a)が図4の圧電アクチュエータ周辺の拡大図であり、(b)が(a)の個別電極の平面図である。 図1の制御装置のブロック図である。 図6の連続不吐出カウンタのブロック図である。 図6の不吐出頻度検出回路のブロック図である。 図6の増粘度算出回路のブロック図である。 図6の波形出力回路から出力される波形を示す図であり、(a)が通常の駆動波形、(b)が初動電圧及びこれに続く電位の変化を示す模式図である。 波形出力回路から出力される波形の変形例を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
6、7 送りローラ
8 搬送ベルト
9 流路ユニット
21 圧電アクチュエータ
101 プリンタ
105 マニホールド流路
105a 副マニホールド流路
108 ノズル
110 圧力室
132 個別インク流路
151 連続不吐出カウンタ
152 不吐出頻度検出回路
154 増粘度算出回路
157 波形出力回路
158 電圧制御回路
171 吐出履歴記憶部
172 ルックアップテーブル

Claims (6)

  1. 共通インク室から圧力室を介してノズルに至る複数の個別インク流路が形成されている流路ユニット、及び、前記圧力室にインク吐出エネルギーを付与するアクチュエータを有するインクジェットヘッドと、
    被記録媒体を前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる移動装置と、
    前記ノズルからインク滴が吐出されるように前記アクチュエータを駆動するパルスを含む吐出波形を前記アクチュエータに出力する波形出力手段と、
    前記被記録媒体に形成される画像の印刷解像度に対応する単位距離だけ前記被記録媒体が相対移動するのに要する時間を印刷周期としたとき、直前の前記印刷周期まで連続して前記ノズルからインク滴が吐出されなかった前記印刷周期の数である連続不吐出数を前記ノズル毎にカウントする連続不吐出カウンタと、
    直前の前記印刷周期まで連続した所定数の各印刷周期において前記ノズルからインク滴が吐出されたか否かの吐出履歴を前記ノズル毎に記憶する吐出履歴記憶手段と、
    前記吐出履歴記憶手段に記憶された前記吐出履歴における前記ノズルからインク滴が吐出されなかった前記印刷周期の発生パターンに対応する不吐出頻度を前記ノズル毎に検出する不吐出頻度検出手段と、
    前記連続不吐出カウンタがカウントした前記連続不吐出数、及び、前記不吐出頻度検出手段が検出した前記不吐出頻度に基づいて、前記ノズル内のインクの増粘度を前記ノズル毎に決定する増粘度決定手段と、
    現在の前記印刷周期において前記ノズルからインク滴を吐出させるとき、前記増粘度決定手段に決定された当該ノズルに関する前記増粘度が高くなるに従って、当該ノズルからインク滴を吐出するための前記吐出波形の駆動電圧が高くなるように前記波形出力手段を制御する電圧制御手段とを備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記電圧制御手段が、前記吐出波形の出力開始時における駆動電圧である初動電圧が最も高くなるように前記波形出力手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記電圧制御手段が、前記増粘度及び前記増粘度に対応する前記初動電圧が記憶された電圧テーブル記憶手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記増粘度決定手段が前記増粘度を決定するに当たって行う演算に、前記インクジェットヘッドの温度、前記ノズルから吐出されるインクの種類及び前記インクジェットヘッドに関する製造上の固有値の少なくともいずれかに基づいて決定された第1係数を前記不吐出頻度に掛け合わせるという演算が含まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記増粘度決定手段が前記増粘度を決定するに当たって行う演算に、前記インクジェットヘッドの温度、前記ノズルから吐出されるインクの種類及び前記インクジェットヘッドに関する製造上の固有値の少なくともいずれかに基づいて決定された第2係数を前記連続不吐出数に掛け合わせるという演算が含まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記不吐出頻度検出手段が、前記印刷周期の発生パターン及び前記印刷周期の発生パターンに対応する前記不吐出頻度が記憶された不吐出頻度テーブル記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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