JP2008034249A - ロック機構を備えた接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 挿入力や強度を確保し、取付作業の簡素化を図ることができること。
【解決手段】 部材1に備えたロック機構は、第1の弾性体17と第2の弾性体19とを有し、前記第1及び第2の弾性体17,19は相手側と当接する第1及び第2の当接部17b,19bを有し、前記第1及び第2の弾性体17,19の内少なくとも一方は、前記相手側31との嵌合をロックする係止部17c,19cを有し、前記相手側31と嵌合する際に前記相手側31と前記第1の当接部17bが当接して前記第1の弾性体17が弾性変位した後、前記相手側31と前記第2の当接部19bが当接して前記第2の弾性体19が弾性変位するよう構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロック機構を備えた接続装置に関し、特に、自動車用アンテナ用のコネクタに用いるロック機構を備えた接続装置に関する。
従来の車体へのアンテナユニットの装着方法では、Pig−tailハーネスが付いているアンテナユニットを、まず、車体天井(ルーフ)にあるアンテナ装着穴にケーブルを通し、ケーブルを車体内部に手探り寄せる。
アンテナユニットの取付けは、ケーブルを取付用ナットに通した後、ナットを手で支えながら、ネジ締め工具でナットを締め付ける。
また、先行技術1としては、部品側のコネクタとパネル側のコネクタを嵌合させ、部品を取り外せるように構成したコネクタ保持構造がある(例えば、特許文献1を参照)。
このコネクタ保持構造は、コネクタを有して部品に固定した第1接続体と、パネル側に配置したコネクタを有する第2接続体とを、ボルトとナットで嵌合する構造であり、第1接続体側に仮係合部を設け、第2接続体側に仮係止部を設け、仮係合部と仮係止部の係合力より、パネルに対する仮係止手段の係合力を大きくしたものである。
また、先行技術2としては、固定したコネクタに相手コネクタを嵌合するもので、ボディに固定するコネクタをボディにロックするボディ固定用コネクタがある(例えば、特許文献2を参照)。
特開平9−283230号公報 特開平5−335056号公報
従来の車体へのアンテナユニットの装着方法では、ケーブルを車体の内部に手探りで寄せる必要があり、アンテナユニットの取付けでは、ナットを手で支えながら、ネジ締め工具でナットを締め付けるので取付作業が車体の内部と外部に跨る作業であり、煩雑であり困難な作業となるという問題がある。
また、特許文献1のコネクタ保持構造及び引用文献2のボディ固定用コネクタでは、保持力を上げるためにバネ力を強くすると、挿入時にも大きな力が必要となるという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、挿入力を軽減でき、強度を確保することができ、さらに取付作業の簡素化を図ることができるロック機構を備えた接続装置を提供することにある。
本発明は、相手側と部材との嵌合をロックするロック機構を備えた接続装置において、前記部材に備えた前記ロック機構は、第1の弾性体と、第2の弾性体とを有し、前記第1の弾性体は、前記相手側と当接する第1の当接部を有し、前記第2の弾性体は、前記相手側と当接する第2の当接部を有し、前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との内少なくとも一方は、前記相手側との嵌合をロックする係止部を有し、前記相手側と嵌合する際、前記相手側と前記第1の当接部が当接して前記第1の弾性体が弾性変位した後、前記相手側と前記第2の当接部が当接して前記第2の弾性体が弾性変位するよう構成されていることを特徴とするロック機構を備えた接続装置であることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、相手側と嵌合する際、相手側と第1の当接部が当接して第1の弾性体が弾性変位した後、相手側と第2の当接部が当接して第2の弾性体が弾性変位するよう構成されているので、低挿入力でかつ保持力の高いロック機構を備えた接続装置を提供することができる。
また、本発明によれば、部材をルーフに仮止めする際には、第1の弾性体がガイドの役目を果たし、挿入力や取付け業者への負担を減らすことができるので、取付作業の簡素化を図ることができる。
本発明のロック機構を備えた接続装置は、相手側と部材との嵌合をロックするロック機構を備えた接続装置において、前記部材に備えたロック機構は、第1の弾性体と、第2の弾性体とを有し、前記第1の弾性体は、前記相手側と当接する第1の当接部を有し、前記第2の弾性体は、前記相手側と当接する第2の当接部を有し、前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との内少なくとも一方は、前記相手側との嵌合をロックする係止部を有し、前記相手側と嵌合する際、前記相手側と前記第1の当接部が当接して前記第1の弾性体が弾性変位した後、前記相手側と前記第2の当接部が当接して前記第2の弾性体が弾性変位するよう構成されていることにより実現した。
図1は、本発明に係るロック機構を備えた接続装置の部材を示している。図2は、部材と接続する接続装置の接続部材を示している。図3は、部材の一部を拡大して示している。図4は部材を相手側にロックした状態を示している。
以下、図1、図3及び図4に示した部材1を相手側としての自動車等のルーフパネル(天井の板材)に形成されている取付孔に取り付け、部材1を図2に示した接続部材31に接続するようにしたアンテナ装置における接続装置として適用する実施例1について説明する。
図1、図3及び図4を参照して、部材1は、板状の第1の基部13と、第1の基部13上の左右に立設されている一対の第1のブロック部14と、第1のブロック部14の側壁部15の外面のそれぞれに設けられているロック機構を有している。
部材1に備えたロック機構は、第1の基部13側が側壁部15に接続されている第1の弾性体17と、第1の基部13側が側壁部15に接続されている第2の弾性体19とを有する。
ロック機構は、相手側としてのルーフパネル(図示せず)に係止した際に部材1がルーフパネルから外れないようにロックする機能を果たす。第1の弾性体17は、第1の基部13側における一端が、互いに平行に対向している一対の側壁部15のそれぞれに接続されている長板形状の第1の弾性板部17aと、第1の弾性体17の自由端部において第1の弾性板部17a上へ突出している第1の当接部17bとを有する。
第2の弾性体19は、第1の基部13側における一端が、互いに平行に対向している一対の側壁部15に接続されている長板形状の第2の弾性板部19aと、第2の弾性体19の自由端部において第2の弾性板部19a上へ突出している第2の当接部19bとを有する。
第1の当接部17bは、ルーフパネルに部材1を挿入する際に、ルーフパネルの取付孔(図示せず)の内側縁に当接することによって押圧される。第2の当接部19bは、ルーフパネルに部材1を挿入する際にルーフパネルの取付孔の内側縁に当接することによって押圧される。
第1の弾性体17は、部材1をルーフパネルに保持させる際にガイドする役目を果たすとともにクリアランス吸収及び姿勢制御用としての補助バネの役目を果たす。第2の弾性体19は、ルーフパネルとの係合をロックするフリクションロックの役目を果たす。
第1の当接部17bは、第1の弾性板部17aの板面と段差をもって突出している段差部分がルーフパネルとの嵌合をロック状態に保持する第1の係止部17cとなっている。第2の弾性体19は、第2の弾性板部19aの板面と段差をもって突出している段差部分がルーフパネルとの嵌合をロックする第2の係止部19cとなっている。
部材1は、ルーフパネルと係止する際にルーフパネルの取付孔の内側縁と第1の弾性体17の第1の当接部17bが当接し、第1の弾性体17が弾性変位した後にルーフパネルの取付孔の内側縁と第2の弾性体19の第2の当接部19bが当接して第2の弾性体19が弾性変位する。即ち、第1の弾性体17の第1の当接部17bの自由端側の先端17dは、第2の弾性体19の第2の当接部19bの自由端側の先端19dよりも長く延在している。
第1の当接部17bは、ほとんどがテーパ部であり、第2の当接部19bはテーパ部と平行部とからなる。第2の当接部19bの平行部はルーフパネルの取付孔の内側縁と当接している。即ち、変位が飽和状態になっても第1の当接部17bがルーフパネルの取付孔の内側縁と当接しており、更に変位する状態にある。
さらに、一対のブロック部14には、第1の基部13から第1のブロック14の端面に大きな第1の嵌合穴14aが形成されている。第1の嵌合穴14aの内部には、第1のコンタクト(図示せず)が設けられている。なお、第1のコンタクトが設けられている部材1は、一方のコネクタとしての役目を果たす。
部材1と接続する接続部材31は、部材1の第1の嵌合穴14aに嵌合するように設けられている一対の第2のブロック部32を有する。部材1と接続部材31とが嵌合して接続した際には、第1のブロック部14に第2のブロック部32が嵌合する。
第2のブロック部32の側壁部の外面には、第1の弾性体17の変位を規制するリブ状の第1の規制部33と、部材1と接続部材31とが接続した際に第2の弾性体19の変位を規制する板状の第2の規制部35が設けられている。
第2のブロック部32には第2の嵌合穴32aが形成されている。第2の嵌合穴32aの内部には、第1のコンタクトと嵌合時に接続する第2のコンタクト(図示せず)が設けられている。なお、第2のコンタクトが設けられた接続部材31は、他方のコネクタとしての役目を果たす。
部材1の第1の基部13のほぼ中央部には、第1の挿通孔13aが形成されており、接続部材31のほぼ中央部は第2の挿通孔31aが形成されている。第1の挿通孔13aには、図4に示す如く、ベース部材62上に設けられている筒部62aが挿通されて、部材1に接続部材31が嵌合する際に筒部62aが第2の貫通孔31aに挿通される。
部材1及び接続部材31を用いるアンテナ装置は、図4、図5乃至図8に示すように、ルーフパネル51の一方の面側に配置されたアンテナ本体61と、ルーフパネル51の他方の面側に位置され、かつアンテナ本体61をルーフパネル51に固定するための固定装置63(図6を参照)とを備えている。
アンテナ本体61は、アンテナカバー65と、アンテナカバー65とルーフパネル51との間に挟持されるパッド67(図4を参照)とを備えている。アンテナカバー65には、AM/FM用のアンテナエレメント69が取り付けられている。アンテナカバー65の内部には、ベース部材62が取り付けられている。ベース部材62上には、パッチアンテナ(図示せず)と、基板(図示せず)と、部材1とが取り付けられている。
固定装置63は、導電性材、例えば、ステンレス又はニッケルメッキを施した鉄などで構成される有底筒状のカバー体71と、ナット72とを備えている。また、カバー体71は、部材1を上方へ付勢している。また、接続部材31に設けられる第2のコンタクトには、同軸型のケーブル75が接続されている。
アンテナ装置の組立工程は、大きく分けて3つの工程によって行われる。即ち、第1工程は、アンテナ本体61をルーフパネル51に仮止めする工程、第2工程は固定装置63を部材1に仮止めする工程、第3工程はアンテナ本体61をルーフパネル51に締め付け固定する工程に分けられる。
第1工程では、まず、ルーフパネル51上の取付孔51a(図8を参照)の周囲にパッド67を位置決めし、部材1を取付孔51aに挿入する。このとき、第1及び第2の弾性体17,19の第1及び第2の当接部17b,19bは、取付孔51aを通過する際に取付孔51aの内側縁に押圧されるので、第1及び第2の弾性体17,19の第1及び第2の弾性板部17a,19aが撓みながら取付孔51aを通過する。その後、第1及び第2の当接部17b,19bが取付孔51aを通過した後は、元の形態に戻って取付孔51aより突出するため第1及び第2の係止部17c,19cがルーフパネル51の裏面に係合して部材1がルーフパネル51に仮止めされる。なお、第1及び第2の係止部17c,19cは、第1及び第2の弾性体17,19のいずれか一方に形成されていてもよい。第2工程では、接続部材31及び固定装置63を部材1に挿入して仮止めする。
図9乃至図11は、接続部材31を部材1に挿入して嵌合する際の第1及び第2の弾性体17,19と第1及び第2の規制部33,35との関係を示している。
図2に示す接続部材31を部材1に挿入して接続する際には、付加弾性体14c(図3を参照)が変位して、図10に示す仮嵌合状態では付加弾性体14cが元の状態に戻り、接続部材31と部材1との仮嵌合状態をロックする。図11に示すように、完全嵌合状態では、第1及び第2の弾性体17,19の弾性変位を第1及び第2の規制部33,35によって規制する。
なお、第1及び第2の規制部33,35は、いずれか一方を規制部として、この規制部に対応する第1及び第2の弾性体17,19のいずれか一方の変位を規制するようにしてもよい。
さらに、第3工程では、固定装置63のナット72を締め付けることによって、ルーフパネル51にアンテナ装置を組み立てることが完了する。このとき、第1のコンタクトと第2のコンタクトとの電気的な導通が行われる。
図12及び図13は、部材1及び接続部材31を適用してアンテナ装置とした構成を実施例2として示している。なお、実施例1と同じ要素部分には、同じ符号を付して説明する。
アンテナ装置は、ルーフパネル51とルーフパネル51に形成されている取付孔51aに取り付けられる。ルーフパネル51の一方の面側には図5に示したアンテナ本体61が位置している。ルーフパネル51の他方の面側にはアンテナ本体61をルーフパネル51に固定する固定装置63が配置している。
図5及び図6に示したアンテナカバー65の内部には、ベース部材62が取り付けられている。ベース部材62上には、パッチアンテナ(図示せず)と、図12に示した基板81と部材1とが取り付けられている。
部材1の第1の嵌合穴14aの内側には第1の基部13から第1の嵌合穴14aの軸方向に平行に配置された付加弾性体14cが形成されている。付加弾性体14cの自由端部には、突条の第1の付加係止部14dが形成されている。
第1の嵌合穴14aの内側には、第1の嵌合穴14aの軸方向に平行に第1のコンタクト91が設けられている。第1のコンタクト91は、部材1の第1の基部13に保持されている保持部分から一側へ延びている第1の接触部91aと、保持部分の他側から延びて基板81の回路に接続される第1の端子部91bとを有している。
また、第1のコンタクト91は、部材1の一部によって保持されており、部材1の一部の外面に第1の外部導体92が設けられている。第1の外部導体92の第1の導体端子92aは、基板81の接地用回路に接続されている。
接続部材31の第2の嵌合穴32aの内側には、第2の嵌合穴32aの軸方向に平行に配置された内壁面に溝状の第2の付加係止部32dが形成されている。
第2の嵌合穴34aの内側には、第2の嵌合穴34aの軸方向に平行に第2のコンタクト95が設けられている。第2のコンタクト95は、接続部材31に保持されている保持部分から一端へ延びている第2の接触部95aを有している。
第2のコネクタ95の他端は、ケーブル95に接続されている。第2のコンタクト95は、接続部材31の一部によって保持されている。接続部材31の一部の外面には、第2の外部導体96が設けられている。第2の外部導体96は、ケーブル95の外部導体に接続されている。
部材1に接続部材31を挿入して嵌合する際の途中の状態では、部材1に仮止めし、仮止めを解除した後の嵌合時に第1及び第2のコンタクト91,95が接続する。部材1と接続部材31とが嵌合した時には、第1及び第2の付加係止部14d,32dによって2段階のフリクションロック機構を有する。
アンテナ本体30は、部材1に高周波帯領域用のパッチアンテナ(図示せず)を取り付け、基板81を取り付ける。この基板81の端子からリード線を介してアンテナエレメント69との接続を行い、アンテナカバー65を取り付ける。固定装置63は、あらかじめボルト101をカバー体71に形成されている貫通孔に挿入しておく。
部材1をルーフパネル51に仮止めする第1工程では、接続部材31を部材1に挿入する。第1工程では、第1及び第2の弾性体17,19の第1及び第2の係止部17c、19cがルーフパネル51の裏面に係合して部材1がルーフパネル51に仮止めされる。この際、図12に示したように、付加弾性体14cの第1の付加係止部14dが第2の付加係止部32dに入り込んで第2工程のロック(仮止め)を行う。この仮止めの状態では、第1の接触部91aと第2の接触部95aとは接触していない。
第3工程では、図13に示すように、部材1にさらに接続部材31が挿入されて第1の接触部91aと第2の接触部95aとが接触する。この際、第1の外部導体92と第2の外部導体96とが接触し接地される。また、付加弾性体14cの第2の付加係止部14dと第2の付加係止部32dとの係止が外れて付加弾性体14cが元の形態に戻る。さらに、第3工程においては、部材1及び接続部材31が嵌合後、ボルト101を筒部62a内に設けられているネジ部(図示せず)に螺合することによりカバー体71はボルト101によってネジ止めされる。
なお、図12に示す仮止め時には、第1及び第2のコンタクト91,95同士が接続しておらず、図13に示す完全嵌合時に第1及び第2のコンタクト91,95同士が接続するので、組立作業を仮止めで止めても部材1と接続部材31との間の電気的導通をチェックすることにより部材1及び接続部材31は、完全に嵌合しているか否かを確認できる。
また、部材1には、接続部材31が当たる際の荷重に耐えられるように、接続部材31が挿入され始める際の板材(例えば、自動車等のルーフパネル)への取付強度を確保することにより、板材への確実な仮止め機能を確保することができる。
また、接続部材31の装着は、片手によりワンタッチ操作ができ、仮止め後に接続部材31が固定されるので、次工程である工具を使用したネジ締め付け作業に円滑に移行できるようになる。
さらに、部材1及び接続部材31は、完全に嵌合しているか否かを確認できる機能を実現するために、仮止め時には第1及び第2のコンタクト91,95同士が接続しておらず、完全嵌合時に第1及び第2のコンタクト91,95同士が接続するので、電気的接続の有無により完全嵌合の確認を組み立て現場においても容易にできる。
本発明は、抜き差し操作により回路の断続を行わせるスイッチコネクタや自動車のドア部分と車体部分等の分割部分においてドア側あるいは車体側のボディに固定しておき固定した後に他方のコネクタと結合するするボディ用コネクタなどの用途にも適用できる。
本発明のロック機構を備えた接続装置の部材を示す斜視図である(実施例1)。 図1に示した部材に接続する接続部材を示す斜視図である。 図1に示した部材の一部を拡大して示した拡大斜視図である。 図1に示した部材をアンテナ装置に採用した形態を示す斜視図である。 図4に示したアンテナ装置の取り付け状態を説明するための斜視図である。 図5に示したアンテナ装置をルーフパネルから取り外し、パッドを外した状態を示す斜視図である。 図6に示した固定装置、接続部材、カバー体を示した斜視図である。 図6に示した固定装置とベース部材とを示した斜視図である。 図1及び図2に示した部材と接続部材とが嵌合する前の状態を示した説明図である。 図9に示した部材と接続部材との仮組立状態を示した説明図である。 図10に示した部材と接続部材とが嵌合した状態を示した説明図である。 本発明のロック機構を備えた接続装置の嵌合前の状態を示す断面図である(実施例2)。 図12に示したロック機構を備えた接続装置の嵌合状態を示す断面図である。
符号の説明
1 部材
13 第1の基部
14 第1のブロック部
14a 第1の嵌合穴
14c 付加弾性体
14d 第1の付加係止部
15 側壁部
17 第1の弾性体
17a 第1の弾性板部
17b 第1の当接部
17c 第1の係止部
19 第2の弾性体
19a 第2の弾性板部
19b 第2の当接部
19c 第2の係止部
31 接続部材
32 第2のブロック部
32a 第2の嵌合穴
32d 第2の付加係止部
33 第1の規制部
35 第2の規制部
51 ルーフパネル
61 アンテナ本体
63 固定装置
65 アンテナカバー
67 パッド
71 カバー体
69 ベース部材
81 基板
91 第1のコンタクト
91a 第1の接触部
91b 第1の端子部
92 第1の外部導体
95 第2のコンタクト
95a 第2の接触部
95 ケーブル
96 第2の外部導体

Claims (3)

  1. 相手側と部材との嵌合をロックするロック機構を備えた接続装置において、前記部材に備えたロック機構は、第1の弾性体と、第2の弾性体とを有し、
    前記第1の弾性体は、前記相手側と当接する第1の当接部を有し、
    前記第2の弾性体は、前記相手側と当接する第2の当接部を有し、
    前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との内少なくとも一方は、前記相手側との嵌合をロックする係止部を有し、
    前記相手側と嵌合する際、前記相手側と前記第1の当接部が当接して前記第1の弾性体が弾性変位した後、前記相手側と前記第2の当接部が当接して前記第2の弾性体が弾性変位するよう構成されていることを特徴とするロック機構を備えた接続装置。
  2. 請求項1記載のロック機構を備えた接続装置において、前記部材と接続する接続部材を有し、該接続部材は、前記部材と接続した際に前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との内少なくとも一方の弾性体の変位を規制する規制部を有することを特徴とするロック機構を備えた接続装置。
  3. 請求項1記載のロック機構を備えた接続装置において、前記部材と接続する接続部材を有し、前記部材には、第1のコンタクトが設けられており、前記接続部材には、前記部材と嵌合した際に前記第1のコンタクトに接続する第2のコンタクトが設けられており、前記部材は付加弾性体を有し、該付加弾性体は第1の付加係止部を有し、前記接続部材は、前記部材に挿入して嵌合する際の途中の状態で前記部材に仮止めするよう前記第1の付加係止部に係止する第2の付加係止部を有し、仮止めを解除した後の嵌合時に前記第1及び第2のコンタクトが接続することを特徴とするロック機構を備えた接続装置。
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