JP2002317743A - 内燃機関用点火コイルの組付構造 - Google Patents

内燃機関用点火コイルの組付構造

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JP2002317743A JP2001124743A JP2001124743A JP2002317743A JP 2002317743 A JP2002317743 A JP 2002317743A JP 2001124743 A JP2001124743 A JP 2001124743A JP 2001124743 A JP2001124743 A JP 2001124743A JP 2002317743 A JP2002317743 A JP 2002317743A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ嵌合が不要となり、振動に対して電
気的接続部同士が摺動することのない信頼性および取付
作業性の高い内燃機関用点火コイルの組付構造を提供す
る。 【解決手段】 イグナイタ収納部30に連結部材31を
介してプラグ装着部32が設けられた内燃機関用点火コ
イル20を、内燃機関のシリンダヘッドカバー21側に
形成された点火コイル装着孔24内にプラグ装着部32
側から挿入した内燃機関用点火コイルの組付構造であっ
て、イグナイタ収納部30の側壁に係止片33を設け、
係止片33の係止突起33Aが、点火コイル装着孔24
の周囲に形成した包囲壁部26に形成された係止用スリ
ット26Aに係止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関用点火コイ
ルの組付構造に関し、さらに詳しくは、シリンダヘッド
カバーへの着脱がワンタッチで行え、シリンダヘッドカ
バーに設けられた回路体と電気的に接続できる内燃機関
用点火コイルの組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用点火コイルの組付構造
としては、例えば図24に示すような内燃機関用点火コ
イル1をシリンダヘッドカバー5へ組み付けた構造があ
る。この内燃機関用点火コイル1は、イグナイタ収納部
2と、イグナイタ収納部2の下面から下方へ延伸するよ
うに形成され、コイルを備えるロッド状の連結部3と、
プラグが装着されるプラグ装着部4とを備えている。こ
のような内燃機関用点火コイル1は、シリンダヘッドカ
バー5の上面に形成された複数の開口部6にプラグ装着
部4から挿入され、イグナイタ収納部2がシリンダヘッ
ドカバー5にボルト7で固定されるようになっている。
このため、図24に示すように、イグナイタ収納部2に
は、ボルト7が挿通される被固定部2Aが側方に向けて
突設されている。シリンダヘッドカバー5には、図24
および図25に示すように、被固定部2Aに対応してボ
ルト螺合孔8がそれぞれの開口部6の近傍に形成されて
いる。
【0003】また、図24に示すように、イグナイタ収
納部2の他の側面には、コネクタ部2Bが突設されてい
る。このコネクタ部2Bには、図27に示すように、エ
ンジン制御装置側に接続されるワイヤハーネス9のそれ
ぞれの分岐端末9Aに設けられた相手コネクタ10が結
合し得るようになっている。
【0004】このような構成の内燃機関用点火コイル1
をシリンダヘッドカバー5に装着するには、図24に示
すように、内燃機関用点火コイル1のプラグ装着部4
を、シリンダヘッドカバー5に形成された開口部6に挿
入する。その後、被固定部2Aのボルト挿入孔と、シリ
ンダヘッドカバー5に形成されているボルト螺合孔8と
を合わせて、被固定部2Aのボルト挿入孔からボルト7
を挿入して、ボルト螺合孔8にボルト7を螺合させてボ
ルト締め行う。図26は、内燃機関用点火コイル1をシ
リンダヘッドカバー5に装着した状態を示す平面図であ
る。
【0005】その後、図27に示すように、ワイヤハー
ネス9の分岐端末に設けられた相手コネクタ10を、内
燃機関用点火コイル1のイグナイタ収納部2に突設され
たコネクタ部2Bに嵌合させて、電気的接続を行う。な
お、このような内燃機関用点火コイルの組付構造として
は、特開2000−170636号公報に開示されたも
のがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た内燃機関用点火コイル1にあっては、内燃機関用点火
コイル1自体をシリンダヘッドカバー5にボルト7で固
定する作業の他に、コネクタ部2Bに相手コネクタ10
をそれぞれ結合させる作業が必要であった。これらの作
業は、相手コネクタ10をコネクタ部2Bに対して誤っ
て装着しないように注意する必要があるとともに細かい
作業であるため、熟練や工数がかかるものであった。ま
た、図27に示すように相手コネクタ10に接続される
内燃機関用点火コイル1では、コネクタ部2Bと相手コ
ネクタ10との嵌合がエンジンの振動により緩んでしま
ったり、外れたりする怖れがあった。
【0007】さらに、上記した内燃機関用点火コイル1
では、イグナイタ収納部2にコネクタ部2Bを突設して
いるため、これがエンジンやエンジンルームのコンパク
ト化の支障となるとともに、内燃機関用点火コイル1を
回転させるには、他の部品と干渉しないように設計上ス
ペースを確保しなければならないという問題点があっ
た。
【0008】そこで、この発明の目的は、シリンダヘッ
ドカバーに取り付けたときにコネクタ同士の嵌合が不要
となり、振動に対して電気的接続部同士が摺動すること
のない信頼性および取り付けおよび取り外しが極めて容
易な内燃機関用点火コイルの組付構造を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
イグナイタ収納部に連結部材を介してプラグ装着部が設
けられた内燃機関用点火コイルを、内燃機関のシリンダ
ヘッド側に形成された点火コイル装着孔内に前記プラグ
装着部側から挿入した内燃機関用点火コイルの組付構造
であって、イグナイタ収納部およびシリンダヘッドのう
ちの一方に、反発力を持って弾性変形する係止片が形成
され、他方に係止片が係止される被係止部が設けられて
いることを特徴とする。
【0010】このような構成の請求項1記載の発明で
は、係止片と被係止部とを係合させることにより、例え
ばボルトなどの固定部材や工具を用いずに、簡単かつ確
実に固定することができる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の内燃機関用点火コイルの組付構造であって、シリン
ダヘッド側にはブスバー回路体が埋設され、このブスバ
ー回路体の端末部が点火コイル装着孔内で露呈して接点
として配置され、イグナイタ収納部に接点に当接するイ
グナイタ側接点が露呈するように設けられていることを
特徴とする。
【0012】したがって、請求項2記載の発明では、係
止片と被係止部とを係合させて、内燃機関用点火コイル
をシリンダヘッド側へ固定すると同時に、イグナイタ側
接点をシリンダヘッド側の接点に接続させることができ
る。このため、別途コネクタなどを用いることなく、電
気的接続を行うことができ、エンジン周りの省スペース
化と、コネクタやワイヤハーネスなどのがたつきを無く
すことが可能となる。
【0013】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載された内燃機関用点火コイルの組
付構造であって、係止片には係止突起が突設され、被係
止部は係止用スリットまたは係止用凹部であることを特
徴とする。
【0014】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項1および請求項2に記載された発明の作用に加え
て、係止片の弾性変形(撓み)により、係止突起が係止
用スリット内に収容、保持されてロック状態を維持する
ことができる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載された内燃機関用点火コイルの組付
構造であって、係止片には係止用スリットが形成され、
被係止部は係止用突起であることを特徴とする。
【0016】したがって、請求項4記載の発明では、係
止片に形成された係止用スリットが、係止片の反発力に
より、係止用突起を収容した状態を保持する作用がある
ため、ロック状態を維持することができる。
【0017】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載された内燃機関用点火コ
イルの組付構造であって、係止片には、撓み動作の力点
となる位置に把持部が形成されていることを特徴とす
る。
【0018】したがって、請求項5記載の発明では、請
求項1〜請求項4に記載された発明の作用に加えて、係
止片に把持部を形成したことにより、この把持部を押さ
えることで係止片と被係止部との係合状態を容易に解除
することが可能となる。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項3乃
至請求項5のいずれかに記載された内燃機関用点火コイ
ルの組付構造であって、係止片が、イグナイタ収納部に
反発性を有する支持板を介して設けられていることを特
徴とする。
【0020】したがって、請求項6記載の発明では、請
求項3〜請求項5に記載された発明の作用に加えて、変
形動作を行う係止片をイグナイタ収納部側に形成したこ
とにより、万一、係止片が損傷された場合でも、内燃機
関用点火コイルのみを取り替えればよく、シリンダヘッ
ド(カバー)側の交換を避けることができる。また、シ
リンダヘッド側は、硬質な材料で形成されるため、イグ
ナイタ収納部側に係止片を設けることで、シリンダヘッ
ド側の材料変更や別部材の取り付けなどを不要とするこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内燃機関用点
火コイルの詳細を図面に示す各実施形態に基づいて説明
する。
【0022】(実施形態1)図1〜図3は、本発明に係
る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態1を示し
ている。本実施形態に係る内燃機関用点火コイル20
は、図3に示すようなシリンダヘッドカバー21に装着
されるようになっている。
【0023】ここで、内燃機関用点火コイル20の構成
の説明に先駆けて、シリンダヘッドカバー21側の構成
を簡単に説明する。シリンダヘッドカバー21は、耐熱
性の材料で形成されている。なお、シリンダヘッドカバ
ー21は、図3に示すように、エンジン本体22内の上
面にボルト23などの固定手段で固定されて、エンジン
本体22の上部の開口を閉塞するようになっている。
【0024】また、このシリンダヘッドカバー21は、
バッフルプレート(図示省略する)とこのバッフルプレ
ートに所定の間隙を隔てて配置される耐熱性材料でなる
上部カバー(図示省略する)との2層構造になってい
る。以下、上部カバーを説明する場合もシリンダヘッド
カバーと称する。
【0025】シリンダヘッドカバー21には、図1およ
び図2示すように、上下に貫通する複数の点火コイル装
着孔(プラグホール)24が形成されている。また、シ
リンダヘッドカバー21には、図3に破線で示すよう
に、ブスバー回路体25が埋設されている。このブスバ
ー回路体25は、エンジン制御回路の配線部である分岐
回路部を構成する。また、この分岐回路部の一部の配索
体は、上記した各点火コイル装着孔24に向けて導出さ
れ、それぞれの点火コイル装着孔24内で露呈する接点
27となっている。この接点27は、点火コイル装着孔
24内で露呈して上側へ折り曲げられて、点火コイル装
着孔24の内壁面に沿って配置されている。なお、ブス
バー回路体25は、上記した点火コイル装着孔24内に
露呈する接点27の他に、エンジン制御ユニット(図示
省略する)、水温検出センサ、カムシャフト位相検出セ
ンサならびに酸素量検出センサなどの接点が所定位置に
導出されるように形成されている。本実施形態では、1
つの点火コイル装着孔24内に複数(3つ)の接点27
が等間隔に配置されている。
【0026】また、図1〜図3に示すように、本実施形
態では、点火コイル装着孔24の外側にこの点火コイル
装着孔24を取り囲む包囲壁部26が形成されている。
この包囲壁部26における互いに対向する位置に一対の
係止用スリット26Aが形成されている。
【0027】次に、本実施形態に係る内燃機関用点火コ
イル20の構成について説明する。内燃機関用点火コイ
ル20は、図1に示すように、イグナイタ収納部30
と、イグナイタ収納部30の下面から下方へ延伸するよ
うに形成された、コイルを備えるロッド状の連結部31
と、プラグが装着されるプラグ装着部32とを備えてい
る。このような内燃機関用点火コイル20は、シリンダ
ヘッドカバー21に形成されている点火コイル装着孔2
4にプラグ装着部32から挿入されるようになってい
る。
【0028】また、イグナイタ収納部30の互いに異な
る方向の側面には、反発性を有する係止片33が形成さ
れている。この係止片33は、上下方向の中間部にイグ
ナイタ収納部30の側壁30Aに連設される反発力を有
する支持板部34が形成されている。係止片33の下部
外側には、外側へ突出する係止突起33Aが形成されて
いる。この係止突起33Aの下面は外側斜め上方向に向
けて傾く案内斜面となっている。また、係止片33の上
部外側には、指を当てたときに滑りにくいように複数の
凹凸が形成された把持部33Bが形成されている。この
ような係止片33は、支持板部34を支点として揺動可
能となっているが、比較的強い反発力を持つように設定
されている。
【0029】イグナイタ収納部30の下部には、図1に
示すように、複数(本実施形態では3つ)のバネ接点3
5が周方向に沿って等間隔に設けられている。このバネ
接点35は、上記したシリンダヘッドカバー21側の接
点27に押し当てられた場合に、反発力を蓄積して接点
27に圧接するようになっている。
【0030】次に、本実施形態に係る内燃機関用点火コ
イル20をシリンダヘッドカバー21の点火コイル装着
孔24に装着する方法、および組付構造について説明す
る。図1に示すように、内燃機関用点火コイル20をシ
リンダヘッドカバー21の点火コイル装着孔24の上方
からプラグ装着部32を下にして挿入させる。このと
き、内燃機関用点火コイル20側の係止片33、33
を、係止用スリット26A、26Aに位置合わせする。
【0031】次いで、イグナイタ収納部30を持って下
方へ押圧すると、係止片33は、下部に形成された係止
突起33Aの案内斜面が包囲壁部26の上端に沿って内
側に移動する。これに伴い支持板部34は反発力を蓄積
して撓む。係止突起33Aが係止用スリット26Aに至
ると、支持板部34で蓄積した反発力によってこの係止
用スリット26A内に係止突起33Aが収容されてロッ
クされる。このようにして、内燃機関用点火コイル20
は、点火コイル装着孔24内に収納、固定される。図3
は、シリンダヘッドカバー21に形成された全ての点火
コイル装着孔21に内燃機関用点火コイル20が組み付
けられた状態を示している。
【0032】なお、内燃機関用点火コイル20をシリン
ダヘッドカバー21から取り外すには、係止片33の上
部の把持部33B、33B同士が互いに近づくように押
さえることにより、係止突起33Aを係止用スリット2
6Aから外れて取り出しが可能となる。
【0033】このような本実施形態1では、内燃機関用
点火コイル20をシリンダヘッドカバー21に対して、
例えばボルトなどの別部材の固定手段や工具を用いずに
簡単且つ迅速に取り付け、取り外しすることができ、作
業性を極めて大幅に向上することができる。このため、
本実施形態1では、部品点数を削減することができる。
なお、シリンダヘッドカバー21の表面部材は、例えば
ガラス繊維を20〜30%程度の割合で混合してなる硬
質材料でなりバネ性が低いため、本実施形態1では、内
燃機関用点火コイル20のイグナイタ収納部30側の樹
脂材料を利用して係止片33を形成している。このよう
に、シリンダヘッドカバー21側に変形を要する係止片
などを設けない構成とすることにより、シリンダヘッド
カバー21側が損傷することを防止している。このた
め、高価なシリンダヘッドカバー21の損傷がなく、損
傷に伴うシリンダヘッドカバー21の交換を極力防止で
きる。さらに、本実施形態1では、内燃機関用点火コイ
ル20をシリンダヘッドカバー21側へワンタッチに組
み付けることで、接点同士が接触して電気的接続も同時
に完了するという利点がある。また、本実施形態1で
は、図3に示すように、内燃機関用点火コイル20に直
接接続するためのコネクタやワイヤハーネスが不要とな
るため、コネクタの振動音やがたつきなどを無くすこと
ができるとともに、内燃機関用点火コイル20を含むシ
リンダヘッドカバー21全体をコンパクト化することが
できる。また、内燃機関用点火コイル20は、一部品構
成であるため、取り扱い性を飛躍的に高めることができ
る。
【0034】(実施形態2)図4および図5は、本発明
に係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態2を
示している。なお、本実施形態2おいて、上記した実施
形態1と同一部分または類似部分には、同一の符号を付
してその説明を省略する。図4に示すように、本実施形
態2の内燃機関用点火コイル20は、イグナイタ収納部
30と、連結部31と、プラグ装着部32とから構成さ
れている。
【0035】イグナイタ収納部30には、互いに反対側
の周側面に係止片33、33が設けられている。この係
止片33は、最下部に支持板部35が形成され、この支
持板部35を支点にして内外側方へ反発力を蓄積しつつ
撓むようになっている。
【0036】図5に示すように、シリンダヘッドカバー
21側の点火コイル装着孔24を包囲する包囲壁26
は、係止用スリット26Aが形成される位置が高く設定
されている。これは、イグナイタ収納部30に形成され
た係止片33における係止突起33Aが実施形態1に比
較してやや高い位置に形成されているためである。な
お、本実施形態2における他の構成は、上記した実施形
態1と略同様である。
【0037】このような本実施形態2では、係止片33
の支持板部35から把持部33Bまでの距離が長くとれ
るため、把持部33B同士を掴む把持力が小さくてすむ
という利点がある。他の作用・効果は、上記実施形態1
と同様である。
【0038】(実施形態3)図6および図7は、本発明
に係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態3を
示している。以下、本実施形態3において上記実施形態
1と異なる部分のみを説明する。本実施形態3の内燃機
関用点火コイル20は、イグナイタ収納部30の互いに
反対側の側壁に係止片30A、30Aを形成したことを
特徴としている。
【0039】係止片30Aは、図6に示すように、側壁
の下縁から2本のスリットを形成して可撓性を有するよ
うにしたものであり、内外側方へ反発力を蓄積しつつ撓
むようになっている。また、この係止片30Aの下部外
側には、係止突起30Bが突設されている。この係止突
起30Bは、図6に示すように、上下方向の断面が三角
形状であり、下側に斜め上に向けて傾く案内斜面が形成
されている。本実施形態3におけるシリンダヘッドカバ
ー21側の構成は、上記実施形態1と略同様である。な
お、本実施形態3では、係止片30Aがイグナイタ収納
部30の側壁面と略面一であるため、包囲壁部26の形
状は、平面略正方形状となっている。
【0040】本実施形態3では、イグナイタ収納部30
の側壁に形成された係止片30Aが外側へ向けて突設さ
れていないため、イグナイタ収納部30および包囲壁部
26の外形を小さくすることができる。このため、シリ
ンダヘッドカバー21上でしめる内燃機関用点火コイル
20の組付構造を小型化することができる。本実施形態
3における作用・効果は、上記実施形態1と同様であ
る。
【0041】(実施形態4)図8〜図13は、本発明に
係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態4を示
している。本実施形態4では、イグナイタ収納部30の
側壁に設けた係止片33の下部内側に係止突起33Aが
形成されている点が上記実施形態1と異なる点である。
また、シリンダヘッドカバー21側では、包囲壁部26
に設けた係止用スリット26Aの外側に保護壁26B形
成されている。このため、係止片33と係止用スリット
26Aが係合した際に、保護壁26Bでこれらの係合状
態を保護することができる。
【0042】本実施形態4に係る内燃機関用点火コイル
20をシリンダヘッドカバー21側へ組み付ける動作・
作用を図10〜図13を用いて説明する。なお、図10
〜図13は、保護壁26Bを省略して示す。
【0043】まず、図10に示すように、シリンダヘッ
ドカバー21に形成された点火コイル装着孔24に内燃
機関用点火コイル20を位置合わせして挿入する。そし
て、図11に示すように、係合突起33Aが係止用スリ
ット26を形成した壁部の上端に当たると、係止突起3
3Aの下側に形成された案内斜面が滑って、係止片3
3、33をハ字状に押し広げるように作用する。さら
に、イグナイタ収納部30を下方へ押すと、図12に示
すように、係止突起33Aは、係止用スリット26Aと
合致して、図13に示すように係止用スリット26A内
に収容される。これは、係止片33が押し広げられたと
きに支持板部34で蓄積した反発力の作用による。
【0044】このような実施形態4では、係止片33の
係止突起33Aが係止用スリット26Aに入った状態
で、エンジン振動により20G〜30G程度の負荷がか
かっても係止状態が保持されるように、係止片33の反
発性や係止突起33Aの係合構造が設定されている。な
お、本実施形態4における他の作用・効果は、上記実施
形態1と略同様である。
【0045】(実施形態5)図14および図15は、本
発明に係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態
5を示している。
【0046】本実施形態5おいては、イグナイタ収納部
30の互いに反対側に位置する側壁部に係止突起30C
が突設されている。一方、シリンダヘッドカバー21側
の包囲壁部24には、反発力を持って撓む係止片26C
が形成され、この係止片26Cに係止用スリット26A
が形成されている。このため、内燃機関用点火コイル2
0を点火コイル装着孔24に挿入すると、係止突起30
Cが包囲壁部26の一部をなす係止片26Cを外側に撓
ませて係止用スリット26Aに収容されてロックされた
状態となる。
【0047】なお、本実施形態5の効果は、上記した実
施形態1などと略同様である。
【0048】(実施形態6)図16および図17は、本
発明に係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態
6を示している。本実施形態1では、内燃機関用点火コ
イル20には、係止手段は特別設けられていない。しか
し、シリンダヘッドカバー21側の包囲壁部26には、
イグナイタ収納部30の上面を係止する係止突起26E
が形成された係止片26Dが形成されている。この係止
片26Dは、イグナイタ収納部30の上面で係止突起2
6Eを係止させるため、比較的高さ寸法を有している。
なお、係止突起26Eの上部には、イグナイタ収納部3
0の下端部が滑る案内斜面が形成されている。
【0049】本実施形態6では、イグナイタ収納部30
に押されて、係止片26Dが逆ハ字状に拡開し、イグナ
イタ収納部30が完全に固定位置に至ったときに、係止
突起26Eがイグナイタ収納部30の上端縁に係合する
ようになっている。
【0050】本実施形態6では、内燃機関用点火コイル
20になんら加工が必要ないため、従来の内燃機関用点
火コイルを用いることができる。なお、本発明の他の効
果は、上記した実施形態1などと同様である。
【0051】(実施形態7)図18〜図23は、本発明
に係る内燃機関用点火コイルの組付構造の実施形態7を
示している。
【0052】図18に示すように、本実施形態7の内燃
機関用点火コイル20の互いに反対側の側壁には、係止
用凹部30Dが形成されている。他方、シリンダヘッド
カバー21側の包囲壁部26には、可撓性を有する係止
片26Fが対向する2箇所に形成されている。これら係
止片26Fは、上部で外側下方へ向けて屈曲している。
この屈曲した部分の外側面には、把持部26Iが形成さ
れている。また、立ち上がる係止片26Fの内側の中間
位置には、内側へ突出する係止突起26Gが形成されて
いる。また、係止片26Fの両側には、保護壁26Hが
包囲壁部26から延設されている。
【0053】次に、図20〜図23を用いて、実施形態
7の作用を説明する。まず、図20に示すように、内燃
機関用点火コイル20を点火コイル装着孔24に簡単に
位置合わせして挿入する。すると、図21に示すよう
に、イグナイタ収納部30の下部周縁が係止突起26G
に当たって係止片26F、26Fを外側へ押し広げる。
さらに、イグナイタ収納部30を下方へ押すと、係止突
起26Gは、イグナイタ収納部30の側壁を滑って、図
22に示すように、係止凹部30Dが係止突起26Gと
合致して、図23に示すように係合される。このとき、
係合片26Fは、反発力により元の状態に復帰して、ロ
ックが完了する。なお、ロック解除する場合は、把持部
26I同士を下方に押すことで、係止片26Fが撓んで
係止突起26Gが係止凹部30Dから外れてロック解除
される。
【0054】本実施形態7は、内燃機関用点火コイル2
0を点火コイル装着孔24へ挿入するだけで、自動的に
ロックでき、同時に内燃機関用点火コイル20とシリン
ダヘッドカバー21側の接点27との接続も完了する。
本実施形態7の他の効果は、上記実施形態1から実施形
態6と略同様である。
【0055】以上、実施形態1〜7について説明した
が、上記の実施形態の開示の一部をなす論述および図面
はこの発明を限定するものであると理解するべきではな
い。この開示から当業者には様々な代替実施形態、変形
例および運用技術が明らかとなろう。
【0056】例えば、上記した係止片などの可撓性を有
する部材は、イグナイタ収納部30やシリンダヘッドカ
バー21に一体成形されたものでなくともよく、別材料
でなる係止片などを接着、溶着した構成としても勿論よ
い。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、係止片と被係止部とを係合させ
ることにより、例えばボルトなどの固定部材や工具を用
いずに、簡単かつ確実に固定することができる。このた
め、内燃機関用点火コイルの組付行程を迅速に行うこと
ができる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、請求項1に
記載された発明の効果に加えて、内燃機関用点火コイル
をシリンダヘッド側へ固定すると同時に、イグナイタ側
接点とシリンダヘッド側の接点との接続を完了させるこ
とができる。このため、別途コネクタなどを用いること
なく、電気的接続を行うことができ、エンジン周りの省
スペース化と、コネクタやワイヤハーネスなどのがたつ
きを抑制する効果がある。
【0059】請求項3記載の発明によれば、請求項1お
よび請求項2に記載された発明の効果に加えて、係止片
の弾性変形(撓み)により、係止突起が係止用スリット
内に収容、保持されてロック状態を維持することができ
るため、係止片の反発力を大きく設定することにより、
ロック強度を任意に設定することができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、係止片に形
成された係止用スリットが、係止片の反発力により、係
止用突起を収容した状態を保持するため、ロック状態を
維持して内燃機関用点火コイルをシリンダヘッド側へ確
実に固定させる効果がある。
【0061】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
請求項4に記載された発明の効果に加えて、係止片に把
持部を形成したことにより、この把持部を押さえること
で係止片と被係止部との係合状態を容易に解除すること
が可能となり、組付作業性、取り外し作業性を大幅に向
上させる効果がある。
【0062】請求項6記載の発明によれば、請求項3〜
請求項5に記載された発明の効果に加えて、変形動作を
行う係止片をイグナイタ収納部側に形成したことによ
り、万一、係止片が損傷された場合でも、内燃機関用点
火コイルのみを取り替えればよく、シリンダヘッド(カ
バー)側の交換を避けることができ、メンテナンスを低
コストで行える。また、シリンダヘッド側は、硬質な材
料で形成されるため、イグナイタ収納部側に係止片を設
けることで、シリンダヘッド側の材料変更や別部材の取
り付けなどを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関用点火コイルの組付構造
の実施形態1を示す部分破断斜視図である。
【図2】実施形態1におけるシリンダヘッドカバー側の
構造を示す要部斜視図である。
【図3】実施形態1におけるシリンダヘッドカバーへ複
数の内燃機関用点火コイルを組み付けた状態を示す斜視
図である。
【図4】実施形態2に係る内燃機関用点火コイルの組付
構造を示す部分破断斜視図である。
【図5】実施形態2におけるシリンダヘッドカバー側の
構造を示す要部斜視図である。
【図6】実施形態3に係る内燃機関用点火コイルの組付
構造を示し部分破断斜視図である。
【図7】実施形態3におけるシリンダヘッドカバー側の
構造を示す要部斜視図である。
【図8】実施形態4に係る内燃機関用点火コイルの組付
構造を示す部分破断斜視図である。
【図9】実施形態4におけるシリンダヘッドカバーの要
部斜視図である。
【図10】実施形態4の組付行程を示す要部断面図であ
る。
【図11】実施形態4の組付行程を示す要部断面図であ
る。
【図12】実施形態4の組付行程を示す要部断面図であ
る。
【図13】実施形態4の組付工程を示す要部断面図であ
る。
【図14】実施形態5に係る内燃機関用点火コイルの組
付構造を示す部分破断斜視図である。
【図15】実施形態5におけるシリンダヘッドカバーの
要部斜視図である。
【図16】実施形態6に係る内燃機関用点火コイルの組
付構造を示す部分破断斜視図である。
【図17】実施形態6におけるシリンダヘッドカバーの
要部斜視図である。
【図18】実施形態7に係る内燃機関用点火コイルの組
付構造を示す部分破断斜視図である。
【図19】実施形態7におけるシリンダヘッドカバーの
構造を示す部分斜視図である。
【図20】実施形態7における組付工程を示す部分断面
図である。
【図21】実施形態7における組付工程を示す部分断面
図である。
【図22】実施形態7における組付工程を示す部分断面
図である。
【図23】実施形態7における組付工程を示す部分断面
図である。
【図24】従来の内燃機関用点火コイルの組付構造を示
す斜視図である。
【図25】従来の内燃機関用点火コイルの組付構造を示
すシリンダヘッドカバーの平面図である。
【図26】従来の内燃機関用点火コイルの組付構造を示
すシリンダヘッドカバーの平面図である。
【図27】従来の内燃機関用点火コイルの組付構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
20 内燃機関用点火コイル 21 シリンダヘッドカバー 24 点火コイル装着孔 25 ブスバー回路体 26 包囲壁部 26A 係止用スリット 27 接点 30 イグナイタ収納部 30A 係止片 30B 係止突起 31 連結部 32 プラグ装着部 33 係止片 33A 係止突起 33B 把持部 34 支持板部 35 バネ接点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグナイタ収納部に連結部材を介してプ
    ラグ装着部が設けられた内燃機関用点火コイルを、内燃
    機関のシリンダヘッド側に形成された点火コイル装着孔
    内に前記プラグ装着部側から挿入した内燃機関用点火コ
    イルの組付構造であって、 前記イグナイタ収納部および前記シリンダヘッドのうち
    の一方に、反発力を持って弾性変形する係止片が形成さ
    れ、他方に前記係止片が係止される被係止部が設けられ
    ていることを特徴とする内燃機関用点火コイルの組付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関用点火コイルの
    組付構造であって、 前記シリンダヘッド側にはブスバー回路体が埋設され、
    該ブスバー回路体の端末部が前記点火コイル装着孔内で
    露呈して接点として配置され、 前記イグナイタ収納部に前記接点に当接するイグナイタ
    側接点が露呈するように設けられていることを特徴とす
    る内燃機関用点火コイルの組付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された内
    燃機関用点火コイルの組付構造であって、 前記係止片には係止突起が突設され、前記被係止部は係
    止用スリットまたは係止用凹部であることを特徴とする
    内燃機関用点火コイルの組付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載された内
    燃機関用点火コイルの組付構造であって、 前記係止片には係止用スリットが形成され、前記被係止
    部は係止用突起であることを特徴とする内燃機関用点火
    コイルの組付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    された内燃機関用点火コイルの組付構造であって、 前記係止片には、撓み動作の力点となる位置に把持部が
    形成されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル
    の組付構造。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載
    された内燃機関用点火コイルの組付構造であって、 前記係止片は、前記イグナイタ収納部に反発性を有する
    支持板を介して設けられていることを特徴とする内燃機
    関用点火コイルの組付構造。
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