JP2000082538A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000082538A JP10252950A JP25295098A JP2000082538A JP 2000082538 A JP2000082538 A JP 2000082538A JP 10252950 A JP10252950 A JP 10252950A JP 25295098 A JP25295098 A JP 25295098A JP 2000082538 A JP2000082538 A JP 2000082538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 慣性ロックを確実に作動させ、かつロック解
除も簡単に行えるようにしたコネクタを提供することを
目的とする。 【解決手段】 両ハウジング10,20を結合するに
は、雌ハウジング20に、カバー30を装着した状態
で、ハウジング10,20を嵌合方向に押しつければよ
い。すると、ロック突部14とロックアーム22の案内
面14A,22A同士が摺接してロックアーム22の前
側を持ち上げるように力が作用しかつロックアーム22
の後端部は規制突部38によって下方に移動しないか
ら、ロックアーム22の前側部分のみが撓み、ロックア
ーム22がロック突部14を乗り越えて、その慣性力で
もって両ハウジング10,20が嵌合完了位置に至る。
また、作業者が嵌合途中で誤ってロックアーム22の押
圧操作部26を押圧してもロックアーム22が支持脚2
3を中心として揺動してしまうことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる慣性ロッ
ク機構を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタの一対のコネクタハウジング同
士を嵌合する際には、嵌合過程で両者間のターミナル同
士間の嵌合抵抗等によってコネクタ全体の嵌合抵抗が増
大したときに嵌合動作が完了したと作業者が勘違いする
虞があり、この場合にはコネクタハウジング同士が半嵌
合状態のままとなってしまうことになる。そこで、コネ
クタハウジングが半嵌合のままになることを未然に防止
するために、いわゆる慣性ロックと称される機構が用い
られている。これは、嵌合の過程において端子金具等の
嵌合抵抗よりも大きい嵌合抵抗を一時的に生じさせる嵌
合抵抗発生手段を設け、この嵌合抵抗発生手段による嵌
合抵抗に打ち勝ってその嵌合抵抗発生領域を通過したと
きには、その嵌合抵抗の急速な緩和により作業者が節度
感を得られるとともに通過時の勢い即ち慣性力によって
両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至る構成となっ
ている。
【0003】その慣性ロック機構を備えたコネクタの一
例が、図12に示されている。このものは、雌ハウジン
グ1に、シーソー型のロックアーム2が設けられるとと
もに、雄ハウジング3には、ロックアーム2に係止可能
なロック突部4が突設されている。この構造自体はロッ
クアームを用いた通常のロック機構と同様であるが、こ
こでは、ロックアーム2の前面とロック突部4の前面と
が、敢えてロックアーム2がロック突部4に乗り上がり
難くされ、ロックアーム2がロック突部4に乗り上がる
のに要する力のピークを、両ハウジング1,3に収容さ
れた雌雄の端子金具同士が嵌合する際の摩擦力のピーク
よりも大きくなるように設定してある。これにより、雌
ハウジング1を相手の雄ハウジング3に向けて押し込ん
で、ロックアーム2をロック突部4に乗り上げさえすれ
ば、後は慣性力によって雌ハウジング1が正規位置まで
押し込まれて、雌雄の端子金具同士が正規に嵌合接続さ
れ、かつ両ハウジング1,3間がロックされるというも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように慣性ロッ
ク形式を採用した場合は、両ハウジング1,3が半嵌合
状態に留め置かれるおそれは少ないのであるが、例え
ば、ロックアーム2の後端側の押圧操作部2Aを押圧し
たまま雌ハウジング1を押し込んで途中でロックアーム
2を離すような操作をした場合には、ロックアーム2の
先端がロック突部4に当たらないために慣性ロックが機
能せず、ロックアーム2がロック突部4に乗り上がった
ままで半嵌合状態に留め置かれることがあり得る。
【0005】そうかといって、ロックアーム側の剛性を
高める等によりロックアームの後端側を簡単に押し下げ
られないようにすると、メンテナンス等においてロック
を解除して雌雄のハウジング1,3を外したい場合に、
簡単にロック解除ができないという問題があった。
【0006】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、慣性ロックを確実に作動させ、か
つロック解除も簡単に行えるようにしたコネクタを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、互いに嵌合可能な一対のコ
ネクタハウジングの一方に、ロックアームを設け、両コ
ネクタハウジングの嵌合途中でロックアームが他方のコ
ネクタハウジングに設けたロック突部に突き当たって嵌
合を規制しかつ両コネクタハウジングが所定値以上の力
で嵌合方向に押しつけられるとロックアームがロック突
部を乗り越えるように傾動して規制が突如に解除され、
その慣性力でもって両コネクタハウジングを嵌合完了位
置に至らせてロックアームがロック突部に係合するコネ
クタであって、ロックアームの後端に設けた押圧操作部
を押圧することによって、ロック突部との係合が解除さ
れるコネクタにおいて、一方のコネクタハウジングに
は、その後端部から導出される電線を覆うカバーが設け
られ、そのカバーには、ロックアームの押圧操作部の外
方を覆ってロックアームの押圧操作を規制する規制部材
が一体に設けられているところに特徴を有する。
【0008】請求項2に係る発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングの一方に、シーソー型のロッ
クアームを設け、そのロックアームの後端部の下方に規
制部材を配置した状態で両コネクタハウジングを嵌合操
作すると、嵌合途中でロックアームが他方のコネクタハ
ウジングに設けたロック突部に突き当たって嵌合を規制
しかつ両コネクタハウジングが所定値以上の力で嵌合方
向に押しつけられると、ロックアームのうちシーソーの
支点より前側部分のみがロック突部を乗り越えるように
撓んで規制が突如に解除され、その慣性力でもって両コ
ネクタハウジングを嵌合完了位置に至らせてロックアー
ムがロック突部に係合するコネクタにおいて、一方のコ
ネクタハウジングには、その後端部から導出される電線
を覆うカバーが着脱可能に設けられ、そのカバーに規制
部材が一体に設けられているところに特徴を有する。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載のものにおいて、カバーは、一方のコネクタハ
ウジングの本係止位置と仮係止位置に係止可能に形成さ
れかつ両位置の間をスライド可能となっており、カバー
が本係止位置となると、規制部材がロックアームの押圧
操作を規制し、カバーが仮係止位置となると、規制部材
による規制が解除されるところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用】<請求項1の発明>一方のコネクタハウ
ジングには、電線導出部分にカバーが装着され、このと
きカバーに一体形成された規制部材が、ロックアームの
押圧操作部の外側を覆った状態となる。そして、両コネ
クタハウジングを相互に押しつけていくと、嵌合途中で
ロックアームがロック突部に突き当たって嵌合が規制さ
れ、さらに、所定値以上の力で嵌合方向に押しつけると
規制が突如に解除されてその慣性力でもって両コネクタ
ハウジングを嵌合完了位置に至らせてロックアームがロ
ック突部に係合する。ここで、ロックアームの押圧操作
部は、規制部材によって覆われているから、作業者が嵌
合途中で誤ってロックアームの押圧操作部を押圧してし
まうことがなくなり、両コネクタハウジングは必ず所定
値以上の力で嵌合方向に押しけられて正規嵌合位置まで
押し込まれる。即ち、慣性ロックを確実に作動させるこ
とができる。一方、両コネクタハウジングを離脱させる
には、カバーをコネクタハウジングからずらすことによ
って規制部材をロックアームの押圧操作部の下方位置か
ら退避させる。すると、押圧操作部の押圧によってロッ
クアームの傾動が可能となり、容易にロック解除するこ
とができる。
【0011】<請求項2の発明>一方のコネクタハウジ
ングには、電線導出部分にカバーが装着され、このとき
カバーに一体形成された規制部材が、ロックアームの押
圧操作部の下方に配置された状態となる。そして、両コ
ネクタハウジングを相互に押しつけていくと、嵌合途中
でロックアームがロック突部に突き当たって嵌合が規制
され、さらに、所定値以上の力で嵌合方向に押しつける
と、ロックアームの支点よりも前側部分のみが撓んで規
制が突如に解除されてその慣性力でもって両コネクタハ
ウジングを嵌合完了位置に至らせてロックアームがロッ
ク突部に係合する。ここで、ロックアームの押圧操作部
の下方には規制部材が配置されているから、作業者が嵌
合途中で誤ってロックアームの押圧操作部を押圧しても
ロックアームが傾動支点を中心として傾動してしまうこ
とがなくなり、両コネクタハウジングは必ず所定値以上
の力で嵌合方向に押しけられて正規嵌合位置まで押し込
まれる。即ち、慣性ロックを確実に作動させることがで
きる。一方、両コネクタハウジングを離脱させるには、
カバーをコネクタハウジングからずらすことによって規
制部材をロックアームの押圧操作部の下方位置から退避
させる。すると、押圧操作部の押圧によってロックアー
ムの傾動が可能となり、容易にロック解除することがで
きる。
【0012】<請求項3の発明>カバーをコネクタハウ
ジングの本係止位置から仮係止位置にスライドさせる
と、規制部材による規制が解除されてロックアームの押
圧操作が可能となり、両コネクタハウジングのロックを
解除できる。ここで、カバーは、コネクタハウジングの
仮係止位置に係止する構成となっているから、カバーを
紛失してしまうおそれがなく、カバーを再びコネクタハ
ウジングの本係止位置へと装着する作業を容易に行え
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1又は請求項2の発明に係るコネ
クタによれば、慣性ロックを確実に作動させることがで
きる。また、そのための規制突部がカバーに一体に形成
されているから部品点数の削減が図られ、さらに、カバ
ーの取り付けと共に規制突部が慣性ロックを確実に作動
させる位置に配されるから、規制突部をセットし忘れる
ことが防がれる。その上、請求項3の発明に係る構成と
すれば、カバーは本係止位置からずらしてもコネクタハ
ウジングの仮係止位置に係止する構成となっているか
ら、カバーを紛失してしまうおそれがなく、カバーを再
びコネクタハウジングの本係止位置へと装着する作業を
容易に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図7に基づいて説明する。この実施形態のコネクタ
は、互いに嵌合される雄側のコネクタハウジング10
(以下、「雄ハウジング10」という)と、雌側のコネ
クタハウジング20(以下、「雌ハウジング20」とい
う)とを備えている。なお以下では、各ハウジング1
0,20における嵌合面側を前面側とする。
【0015】雄ハウジング10は、例えば合成樹脂製の
機器から直に突出して形成され、前面が開放した有底の
略角筒形なして内部が嵌合凹部12となっており、その
嵌合凹部12内に雄型端子金具13が奥面から整列して
突出されている。また、雄ハウジング10の上面には、
ロック突部14が突設されており、そのロック突部14
の前側は緩やかな上り勾配に傾斜した案内面14Aをな
し、後側は垂直に立ち上がった係止面14Bとなってい
る。
【0016】一方の雌ハウジング20は同じく合成樹脂
材により形成され、複数の図示しない雌型端子金具が収
容されたハウジング本体21の上面21Aにロックアー
ム22を備えている。ロックアーム22は、雌ハウジン
グ20の嵌合方向に並行して延びる細長い形状をなし、
その長手方向のほぼ中央から垂下された支持脚23がハ
ウジング本体21の上面21Aに一体に連結されて、全
体してシーソー状に傾動可能となっている。ロックアー
ム22の幅方向の中央部には、ロックアーム22の先端
から少し入った位置から後端に亘って逃がし溝24が形
成され、その逃がし溝24の先端部分に係止部25が設
けられている。この係止部25の前面は、下端側が引っ
込むように傾斜した案内面25Aをなし、係止部25の
後面は上端側が引っ込むように傾斜した係止面25Bと
なっている。そして、雌雄の両ハウジング10,20が
正規嵌合状態となると(図5参照)、ロックアーム22
の逃がし溝24内にロック突部14が収まり、ロック突
部14と係止部25とが互いの係止面14B,25Bを
対面させて係合し、両ハウジング10,20が正規嵌合
状態にロックされる。また、ロックアーム22は、その
後端に備えた押圧操作部26を押圧することによって、
支持脚23より前側が持ち上がってロックを解除できる
(図7参照)。
【0017】ハウジング本体21に収容された複数の各
雌型端子金具(図示せず)には、図示しない電線が圧着
され、ハウジング本体21の後端から導出されている。
そして、この電線導出部分を覆うカバー30がハウジン
グ本体21の後端部に設けられている。カバー30は、
図1に示すように、側断面形状が全体としてL字状をな
し、そのL字の一辺をハウジング本体21の前後方向
(同図の左右方向)に沿わせかつL字の他辺を下方に向
けた姿勢でハウジング本体21に取り付けられる。より
具体的には、カバー30は、ハウジング本体21の外側
に嵌合可能な囲壁31のうち下面を開放させてそこを電
線引き出し口32としてある。また、図2に示すよう
に、囲壁31の後端を閉塞する奥壁33のうち幅方向の
中間部分が、ハウジング本体21から離れる側に膨出し
てバレル部33Aをなし、そのバレル部33Aが電線引
き出し口32の縁部から垂下している。そして、ハウジ
ング本体21の後端から後方に引き出された電線が、バ
レル部33Aによって直角下方に案内されつつ電線引き
出し口32から引き出されている。
【0018】図2に示すように、カバー30のうち囲壁
31内の両側部には、一対の係止爪34,35が設けら
れている。図2(A)の上側に示した第1係止爪34
は、カバー30の奥壁33から囲壁31と並行して延び
て先端に第1係止突部36を備え、同図の下側に示した
第2係止爪35は、やはり奥壁33から囲壁31と並行
して延び、前記第1係止突部36より奥壁33側に第2
係止突部37を備えている。一方、ハウジング本体21
の両側部には、左右対称に一対の係止アーム27,27
が備えられかつ各係止アーム27の先端には係止突部2
7Aが形成されいる。そして、カバー30をハウジング
本体21の後端に押し付けていくと、図2(B)に示す
ように、第1係止爪34の第1係止突部36が、一方の
係止アーム27の係止突部27Aを乗り越えると共に、
第2係止爪35の第2係止突部37の前面が他方の係止
アーム27の係止突部27Aに突き当たり、もって、カ
バー30がハウジング本体21の仮係止位置に係止され
る。また、更にカバー30を押し込んで行くと、図2
(A)に示すように、第2係止爪35の第2係止突部3
7が係止アーム27の係止突部27Aを乗り越えて、カ
バー30がハウジング本体21の本係止位置(図2
(A)参照)に係止される。
【0019】さて、図1に示すように、カバー30の囲
壁31のうちロックアーム22の押圧操作部26との対
向部分には、規制突部38が一体形成されている。規制
突部38は、囲壁31から段付き状に突出しており、カ
バー30が本係止位置にあるときには、図1に示すよう
に押圧操作部26の下面に隣接し、カバー30が仮係止
位置にあるときには、図6に示すように押圧操作部26
に下方位置から後方に退避する。
【0020】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作動を説明する。まず、雌ハウジング20
に、電線導出部分を覆うためのカバー30を装着してお
く。そのために、カバー30を雌ハウジング20の後端
部に押し付けていくと、カバー30が途中で雌ハウジン
グ20の仮係止位置に引っかかるが(図2(B)参
照)、そのまま押し込むと図2(A)に示すようにカバ
ー30に設けた第2係止突部37が係止アーム27の先
端の突部27Aを乗り越えてカバー30が本係止位置に
保持される。すると、図1に示すように、カバー30に
一体形成した規制突部38が、ロックアーム22の押圧
操作部26の下方に配置された状態となる。そして、こ
の状態で、両ハウジング10,20を結合する。そのた
めに、雌ハウジング20を雄ハウジング10に押しつけ
ていくと、図3に示すように、嵌合途中でロックアーム
22がロック突部14に突き当たって嵌合が規制され
る。そのまま両ハウジング10,20を嵌合方向に押し
つけると、ロック突部14とロックアーム22の案内面
14A,25A同士が摺接してロックアーム22の前側
を持ち上げるように力が作用する。ところが、ロックア
ーム22の後端部の下方には、規制突部38が隣接して
いるから、ロックアーム22がシーソー状に傾動するこ
とはない。そして、両ハウジング10,20を両者に収
容した雌雄の端子金具同士が嵌合する際の摩擦力のピー
ク以上の力で嵌合方向に押しつけると、図4に示すよう
に、ロックアーム22の支持脚23よりも前側部分のみ
が撓んで、ロックアーム22がロック突部14に乗り上
がったとろで突如に規制が解除される。すると、その慣
性力でもって両ハウジング10,20が正規嵌合位置に
至り、図5に示すように、ロックアーム22がロック突
部14に係合する。
【0021】ここで、ロックアーム22の押圧操作部2
6の下方には規制突部38が配置されているから、作業
者が嵌合途中で誤ってロックアーム22の押圧操作部2
6を押圧してもロックアーム22が支持脚23を中心と
して傾動してしまうことがなくなり、両ハウジング1
0,20は必ず所定値以上の力で嵌合方向に押しけられ
て正規嵌合位置まで押し込まれる。即ち、慣性ロックを
確実に作動させることができる。
【0022】一方、両ハウジング10,20を離脱させ
る場合は、カバー30を雌ハウジング20の後方に大き
な力で引っ張る。これにより、第2係止爪35と一方の
係止アーム27とが撓み変形して両者の係止が解け、カ
バー30が雌ハウジング20の後方にスライドされて第
1係止爪24と他方の係止アーム27とが係合し(図2
(B)参照)、もってカバー30が雌ハウジング20の
仮係止位置に係止する。すると、図6に示すように、規
制突部38がロックアーム22の押圧操作の下方位置か
ら後方に退避される。この状態で押圧操作部26を押し
下げると図7に示すようにロックアーム22が支持脚2
3を支点としてシーソー状に傾動し、両ハウジング1
0,20のロックが解除される。そのまま雌ハウジング
20を引っ張って雄ハウジング10から離脱させること
ができる。
【0023】このように、本実施形態のコネクタによれ
ば、慣性ロックを確実に作動させることができる。ま
た、そのための規制突部38がカバー30に一体に形成
されているから部品点数の削減が図られ、さらに、カバ
ー30の取り付けと共に規制突部38が慣性ロックを確
実に作動させる位置に配されるから、規制突部38をセ
ットし忘れることが防がれる。その上、カバー30は、
雌ハウジング20の仮係止位置に係止する構成となって
いるから、カバー30を紛失してしまうおそれがなく、
カバー30を再び雌ハウジング20の本係止位置へと装
着する作業を容易に行える。
【0024】<第2実施形態>本実施形態のコネクタ
は、図8に示されており、ロックアーム22及びロック
突部14の前部構造とカバー30の上部構造とを前記第
1実施形態とは異なる構成としたものである。その他の
構成については上記第1実施形態と同じであるため、同
じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0025】本実施形態のコネクタでは、ロックアーム
22に備えた係止部25の前面50Aが鉛直状に形成さ
れる一方、ロック突部14の前面51Aが急な上り勾配
の傾斜面とされ、敢えてロックアーム22がロック突部
14に乗り上がり難くされている。そして、ロックアー
ム22がシーソー状に傾動してロック突部14に乗り上
がるのに要する力のピークを、両ハウジング10,20
に収容された雌雄の端子金具同士が嵌合する際の摩擦力
のピークよりも大きくなるように設定してある。これに
より、雌ハウジング20を相手の雄ハウジング10に向
けて押し込んで、ロックアーム22をロック突部14に
乗り上げさえすれば、後は慣性力によって雌ハウジング
20が正規位置まで押し込まれて、雌雄の端子金具同士
が正規に嵌合接続され、かつ両ハウジング10,20間
がロックされるようになっている。
【0026】また、本実施形態のカバー30の上面に
は、後端部分から上方に向けて突部40が突設され、そ
の突部40の上端から前方に規制壁41が張り出してい
る。そして、規制壁41の下側は、ロックアーム22の
押圧操作部26を収容するための収容空間43となって
おり、図8に示すように、カバー30が雌ハウジング2
0の本係止位置にあるときに、収容空間43にロックア
ーム22の押圧操作部26が規制壁41の下面に隣接し
て収容されかつその状態から押圧操作部26が下方側に
傾動できる。また、カバー30が雌ハウジング20の仮
係止位置にずらされると、規制壁41が押圧操作部26
の後方に退避して押圧操作部26が露出され、外部から
押圧操作部26を押圧操作できるようになる。
【0027】本実施形態のコネクタは、以下のようにし
て組み付けられる。まず、雌ハウジング20に、電線導
出部分を覆うためのカバー30を装着しておく。このと
きカバー30に一体形成された規制壁41が、ロックア
ーム22の押圧操作部26の外側を覆った状態となる。
そして、両ハウジング10,20を相互に押しつけてい
くと、嵌合途中でロックアーム22がロック突部14に
突き当たって嵌合が規制され、さらに、所定値以上の力
で嵌合方向に押しつけると規制が突如に解除されてその
慣性力でもって両ハウジング10,20が嵌合完了位置
に至って、ロックアーム22がロック突部14に係合す
る。ここで、ロックアーム22の押圧操作部26は、規
制部材によって覆われているから、作業者が嵌合途中で
誤ってロックアーム22の押圧操作部26を押圧してし
まうことがなくなり、両ハウジング10,20は必ず所
定値以上の力で嵌合方向に押しけられて正規嵌合位置ま
で押し込まれる。即ち、慣性ロックを確実に作動させる
ことができる。
【0028】一方、両ハウジング10,20を離脱させ
るには、カバー30をハウジングからずらすことによっ
て規制部材をロックアーム22の押圧操作部26の下方
位置から退避させる。すると、押圧操作部26の押圧に
よってロックアーム22の傾動が可能となり、容易にロ
ック解除することができる。即ち、本実施形態のコネク
タような構成としても、前記第1実施形態と同様の作用
効果を得ることができる。
【0029】<第3実施形態>本実施形態は、図9に示
されており、カバー30の上部構造を前記第1実施形態
とは異なる構成としたものである。その他の構成につい
ては上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成につ
いては、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0030】本実施形態のカバー30の上面には、規制
部44が一体形成されている。規制部44は、囲壁31
から段付き状に突出しており、その前面にはロックアー
ム22の押圧操作部26を収容可能な凹部45が形成さ
れており、カバー30が本係止位置にあるときには、ロ
ックアーム22の押圧操作部26が前記凹部45に収容
される。そして、規制突部38のうち凹部45より下側
に位置する規制台46(本願の規制部材に相当する)
が、ロックアーム22の押圧操作部26の下面に隣接し
てロックアーム22がシーソー状に傾動することを規制
すると共に、規制突部38のうち凹部45より上側の覆
蓋部47(本願の規制部材に相当する)が、押圧操作部
26の上方を覆って作業者による押圧操作を不可能にす
るようになっている。また、カバー30が仮係止位置と
なると、前記規制台46及び覆蓋部47がともにロック
アーム22の後方に退避し、作業者による押圧操作部2
6の押圧操作が可能となる。このような、構成としても
前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0031】<第4実施形態>本実施形態は、図10及
び図11に示されており、カバー30とハウジング本体
21との係止構造を前記第1実施形態とは異なる構成と
したものである。その他の構成については上記第1実施
形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0032】本実施形態のカバー30の両側部には、一
対の係止アーム48,48が形成されている。係止アー
ム48は、カバー30の囲壁31にスリット49を設け
て囲壁31の一部を切離することによって形成され、前
後方向(ハウジング本体21とカバー30との連結方
向)に沿って細長く延びかつ長手方向の中心に傾動支点
49Aを備えたシーソー状をなしている。また、係止ア
ーム48の前端には、内側に向けて突起50が設けられ
ている。一方、ハウジング本体21の両外側面には、図
11に示すように、一対の突起51,52が前後方向に
並べて設けられている。
【0033】本実施形態では、カバー30が雌ハウジン
グ20の仮係止位置まで押し込まれると、図11(A)
に示すように、係止アーム48の突起50がハウジング
本体21の両突起51,52の間に収まってカバー30
が、雌ハウジング20に係止される。また、カバー30
が雌ハウジング20の本係止位置まで押し込まれると、
図11(B)に示すように、係止アーム48の突起50
がハウジング本体21の奥側の突起52に係止する。そ
して、カバー30を本係止位置から仮係止位置にずらす
には、図11(C)に示すように、係止アーム48の後
端を押圧した状態でカバー30を引けばよい。
【0034】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0035】(1)前記実施形態のカバー30は、全体
としてL字型をなして電線を屈曲させるように案内して
いたが、カバーは電線をハウジングの後方に真っ直ぐ引
き出させるようなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの側断面
【図2】コネクタの平断面図
【図3】ロックアームとロック突部とが突き当たって状
態の側断面図
【図4】ロックアームの前側が撓んだ状態の側断面図
【図5】両ハウジングが完全に嵌合した状態の側断面図
【図6】カバーを仮係止位置にずらした状態の側断面図
【図7】ロックアームの押圧操作部を押圧した状態の側
断面図
【図8】第2実施形態に係るコネクタの側断面図
【図9】第3実施形態に係るコネクタの側断面図
【図10】第4実施形態に係るカバーの部分斜視図
【図11】そのカバーの部分断面図
【図12】従来のコネクタに係る側断面図
【符号の説明】 10…雄ハウジング 14…ロック突部 20…雌ハウジング 22…ロックアーム 26…押圧操作部 30…カバー 38…規制突部(規制部材) 41…規制壁(規制部材) 46…規制台(規制部材) 47…覆蓋部(規制部材)
フロントページの続き (72)発明者 石川 亮太郎 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FC02 FC31 FC36 FC38 HB07 HC09 HC35 JA01 KA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングの一方に、ロックアームを設け、両コネクタハウジ
    ングの嵌合途中で前記ロックアームが前記他方のコネク
    タハウジングに設けたロック突部に突き当たって嵌合を
    規制しかつ両コネクタハウジングが所定値以上の力で嵌
    合方向に押しつけられると前記ロックアームが前記ロッ
    ク突部を乗り越えるように傾動して前記規制が突如に解
    除され、その慣性力でもって両コネクタハウジングを嵌
    合完了位置に至らせて前記ロックアームが前記ロック突
    部に係合するコネクタであって、前記ロックアームの後
    端に設けた押圧操作部を押圧することによって、前記ロ
    ック突部との係合が解除されるコネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、その後端部から導
    出される電線を覆うカバーが設けられ、そのカバーに
    は、前記ロックアームの押圧操作部の外方を覆って前記
    ロックアームの押圧操作を規制する規制部材が一体に設
    けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングの一方に、シーソー型のロックアームを設け、その
    ロックアームの後端部の下方に規制部材を配置した状態
    で両コネクタハウジングを嵌合操作すると、嵌合途中で
    前記ロックアームが他方のコネクタハウジングに設けた
    ロック突部に突き当たって嵌合を規制しかつ両コネクタ
    ハウジングが所定値以上の力で嵌合方向に押しつけられ
    ると、前記ロックアームのうちシーソーの支点より前側
    部分のみが前記ロック突部を乗り越えるように撓んで前
    記規制が突如に解除され、その慣性力でもって両コネク
    タハウジングを嵌合完了位置に至らせて前記ロックアー
    ムが前記ロック突部に係合するコネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、その後端部から導
    出される電線を覆うカバーが着脱可能に設けられ、その
    カバーに前記規制部材が一体に設けられていることを特
    徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーは、前記一方のコネクタハウ
    ジングの本係止位置と仮係止位置に係止可能に形成され
    かつ両位置の間をスライド可能となっており、 前記カバーが前記本係止位置となると、前記規制部材が
    前記ロックアームの押圧操作を規制し、前記カバーが仮
    係止位置となると、前記規制部材による前記規制が解除
    されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコ
    ネクタ。
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