JP2008032996A - 原稿照明装置、画像読み取り装置、カラー原稿読み取り装置、及び画像形成装置 - Google Patents

原稿照明装置、画像読み取り装置、カラー原稿読み取り装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照度分布の最大値近傍において照度の平坦部を必要幅有することで機構的な誤差の影響を受けず、読み取り領域の照度差が発生せず、さらに装置構成が簡易で、光利用効率が高い原稿照明装置を提供すること。
【解決手段】長さと幅を有する被照明面と、前記長さ方向を主走査方向とし、前記幅方向を副走査方向としたとき、前記主走査方向に複数の発光素子が列設された光源ユニット8と、前記被照明面と前記光源ユニット8の間に配置され、前記主走査方向に長手方向を一致させた収束性の長尺レンズ7とを有し、前記光源ユニット8からの光束を、前記長尺レンズ7を経て前記被照射面に照射する原稿照明装置において、前記長尺レンズ7の副走査方向断面における前記光束の入射面及び/又は出射面の形状(光束通過特定面形状)は、主走査方向の位置ごとに異なることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタル複写機やイメージスキャナに使用される原稿照明装置、及び該原稿照明装置を用いた原稿読み取り装置、カラー原稿読み取り装置、画像形成装置に関する。
近年、発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下、LED)の開発が活発に行われており、LED素子の明るさは急激に高まっている。LEDは、一般的に長寿命、高効率、高耐G性、単色発光などの利点を有しており、多くの照明分野への応用が期待されている。
その用途の一つとして、デジタル複写機やイメージスキャナのような画像読み取り装置の原稿照明装置にLEDは用いられている。
しかし、LEDは上述したような優れた特性を有しているものの、画像読み取り装置の照明装置として用いるには、素子1個1個の絶対的な明るさが足りないため、低速読み取り機器や、コンパクト性重視の機器を中心に用いられており、高速読み取り機器や、大型機器には主に冷陰極蛍光ランプが用いられている。
この問題点を補うために、LEDアレイを構成するLED素子を多数個用いて、LEDアレイの光量増加を図るのが一般的であるが、光が広く拡散するため、あまり効率が良くない上に、省電力化に逆行するものである。また、拡散の少ない砲弾型のようなLEDを用いると、効率は上がるものの、指向性が高く、主走査方向にムラを発生する。
光利用効率向上を目的として、LEDアレイと長尺レンズを組み合わせた原稿照明装置の提案がある(例えば特許文献1、特許文献2を参照)。通常、LEDの光を各LEDの副走査断面上で収束させることで効率を上げようとしていた。しかし、このような方法を用いると、特許文献1の図に記載のように、収束光の中心部は明るく、中心から外れた位置では光が拡散され急速に暗くなるという問題がある。LEDの出射光のうち、副走査断面に角度を持って出射される光のほとんどを無駄にするため、LEDを多数個配列しなければ、主走査方向の照度むらが発生する。
また、シリンダレンズを原稿照明装置に用いた場合も、主走査方向に照度むらが発生する。図14はシリンダレンズ4とLED3を用いた原稿照明装置による主走査方向照度むらについて説明する図で、図1は縦断面図、図2は横断面図である。
図1、図2に示す実線で表された光線は、LED3を含む副走査断面上において、LED3から出射してシリンダレンズ4に入射する発散光束、すなわち垂直入射光1aを示す。
図1、図2に示す点線で表された光線は、LED3を含む副走査断面から、図2に示すような傾きθを有する断面方向に対して、LED3から出射する発散光束、すなわち斜入射光1bを示す。
図1に示すように、シリンダレンズ4に対するLED3の配置は同じであるにもかかわらず、シリンダレンズ4を通過した実線で表された垂直入射光1aが平行光になってコンタクトガラス5に入射するのに対して、シリンダレンズ4を通過した点線で表された斜入射光1bはコンタクトガラス5上で収束している。
これは、図2に示すように実線で表された垂直入射光1aと、点線で表された斜入射光1bとで、シリンダレンズ4を通過する経路が異なることにあり、点線で表された斜入射光1bはシリンダレンズ4を斜めに横断するため、光線にとっての見かけ上の入射面・出射面の曲率が大きく(曲率半径が短く)なっていることに由来する。
このため、例えばLED3の配光分布(光出射の角度強度分布)が図3のようなランバート分布(LED3の正面方向への光強度に対して角度Φが大きくなるにつれて、光強度がcosΦに比例して弱くなる)の場合に、このLED1個とシリンダレンズ4によってコンタクトガラス5を照明すると、図2に示す照度測定エリア6の主走査方向Xの照度分布は図4のようにピークを持った照度分布となる。
そこで、主走査方向の照度むらを解消する発明が本出願人によって提案されているが(特許文献3参照)、副走査方向の集光方法については言及されていない。また本出願人は、先に光学要素として点光源の光束出射面の近傍に入射面を有し、読み取り領域に出射面を向けた導光体を有した構成を提案した(特許文献4参照)。この構成によれば、目標とする照度分布が良好に得られるが、導光体の他に反射板も用いるのでやや構成が複雑になり、その分コスト高になりやすい。
さらに本出願人は、所定の配光分布を有するLEDを複数列設置した光源ユニットと、副走査断面方向に収束させない長尺レンズを適切に配置し、各LEDの出射光を各LEDの副走査断面上の原稿位置ではなく、この副走査断面に対して主走査方向に角度を持った原稿面位置に収束させることによって、副走査方向には、光の収束性が高く、NA(numerical aperture;開口数)を大きくでき、主走査方向には、光拡散による損失が少なく、比較的少ないLED個数でも照度むらの少ない原稿照明装置を提案した(特許文献5参照)。
特開平11−232912号公報 特開平8−111545号公報 特開平10−322521号公報 特願2003−140927号公報 特開2005−278132号公報
しかし、特許文献5に係る発明は、上に示すような利点はあるものの、原稿面位置に光を鋭く収束させる方式をとっており、長尺レンズの取り付け角度ずれなどによる照明位置ずれによって、ラインセンサー受光部に達する光量が大きく変化し、形成される画像に大きく影響を与える可能性がある。このため、デジタル複写機やイメージスキャナにおいては、副走査対応方向の照度分布曲線がある程度幅広であり、照明の中心位置が読み取り部からずれても読み取り領域の照度差を生じない原稿照明装置が望ましい。そのためには、照度分布の最大値の近傍で、読み取りに必要な幅に機構的な誤差等による変動幅を加えた幅(例えば片側約1mm)以上の照度むらの少ない部分、すなわち、照度の平坦部があるとよい。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、照度分布の最大値近傍において照度の平坦部を必要幅有することで機構的な誤差の影響を受けず、読み取り領域の照度差が発生せず、さらに装置構成が簡易で、光利用効率が高い原稿照明装置を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、長さと幅を有する被照明面と、前記長さ方向を主走査方向とし、前記幅方向を副走査方向としたとき、前記主走査方向に複数の発光素子が列設された光源ユニットと、前記被照明面と前記光源ユニットの間に配置され、前記主走査方向に長手方向を一致させた収束性の長尺レンズとを有し、前記光源ユニットからの光束を、前記長尺レンズを経て前記被照射面に照射する原稿照明装置において、前記長尺レンズの副走査方向断面における前記光束の入射面及び/又は出射面の形状(光束通過特定面形状)は、主走査方向の位置ごとに異なることを特徴とする原稿照明装置である。
また本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記光束通過面特定形状は、主走査方向の位置によって、周期的に変化することを特徴とする原稿照明装置である。
さらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記光束通過面特定形状の変化の周期は、前記発光素子の配列ピッチに等しいことを特徴とする原稿照明装置である。
またさらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記光束通過特定面形状は、曲率半径Rを含む式で表現あるいは近似可能な円弧あるいは非円弧であり、前記発光素子を含む副走査方向断面における光束通過面形状の曲率半径をR0、該発光素子を含まない任意の副走査方向断面における光束通過面形状の曲率半径をRiとするとき、
R0 ≦ Ri
であることを特徴とする原稿照明装置である。
また本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記長尺レンズの出射面に対して主走査方向に垂直な方向から平行光を照射したときに、長尺レンズの副走査断面において光が最も収束する点を収束点とし、前記発光素子を含む副走査断面における前記収束点と前記長尺レンズの入射面との距離をBf0、該発光素子を含まない任意の副走査断面における前記収束点と該長尺レンズの入射面との距離をBfiとするとき、
Bf0 ≦ Bfi
であることを特徴とする原稿照明装置である。
さらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記長尺レンズは、複数のレンズを接着加工したレンズであることを特徴とする原稿照明装置である。
またさらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記光源ユニットにおける発光素子が列設された長さは、前記被照明面の長さより長いことを特徴とする原稿照明装置である。
また本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記発光素子同士の配置間隔は、光源ユニットの最も中央部に近い発光素子間の間隔をP0とし、最も端部に近い発光素子までの任意の隣接する発光素子間の間隔をPn(nは1以上の整数)としたとき、
Pn−1 ≧ Pn
の関係を満たすことを特徴とする原稿照明装置である。
さらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記発光素子は、蛍光体を用いた1チップ型白色発光ダイオードであることを特徴とする原稿照明装置である。
またさらに本発明は、上記記載の原稿照明装置において、前記発光素子は、それぞれの発光する色が異なる2つ以上のチップを用い、混色により白色発光させる白色発光ダイオードであることを特徴とする原稿照明装置である。
そして本発明は、上記記載の原稿照明装置を用いたことを特徴とする画像読み取り装置である。
また本発明は、上記記載の原稿照明装置を用いたことを特徴とするカラー原稿読み取り装置である。
そして本発明は、上記記載の画像読み取り装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
また本発明は、上記記載のカラー原稿読み取り装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、線上の被照明領域を有する原稿照明装置における照度むらが、主走査方向・副走査方向ともに従来よりもさらに小さくなり、原稿や画像の読み取り品質が高品質になる。
本発明の原稿照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置の基本的な構成に関して以下に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種種の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(原稿照明装置)
図5は原稿照明装置の全体の横断面図である。
図5の原稿照明装置は、発光素子であるLED3(点光源)を複数個列設した光源ユニット8と、LED3から発せられる光束1(以下、光線とも言う)を屈折させる収束性の長尺レンズ7と、被照明面を有するコンタクトガラス5とからなる。該コンタクトガラス5が備える2面のXY平面のうち長尺レンズ7と対向していない面が長さと幅を有し面上に原稿が配置される被照明面であり、LED3から発せられる光束1が前記コンタクトガラス5を透過して被照明面上の原稿に照射される仕組みとなっている。
長尺レンズ7はR1面を入射面、R2面を出射面、中心厚をTとする。ここで図中のZ方向がレンズの光軸方向、Y方向が副走査方向、LED配列方向である紙面垂直X方向が主走査方向を示す。
このとき、長尺レンズ7の副走査方向断面(図中YZ面)における光束1の入射面及び/又は出斜面の形状(光束通過特定面形状)は、主走査方向(図中X方向)の位置によって周期的に変化することが好ましく、その形状の変化の周期(主走査方向Xにおいて、長尺レンズ7の曲率半径が極小値をとる位置から、次に極小値をとる位置までの距離を一周期とする)はLED3の配列ピッチPn(nは1以上の整数)に等しくなることがより好ましい。
以下、出射面R2面を光束通過特定面形状とした実施の形態の例を用いて説明するが、このことはR1面及び/又はR2面を光束通過特定面形状とすることで効果が得られる本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図6は原稿照明装置の縦断面図、図7は原稿照明装置の一部の横断面図である。
このとき、出射面R2面の形状はLED3に最も近接する副走査方向断面位置の曲率半径が最も小さくなるような形状であることが好ましい。
即ち、本実施の形態では出射面R2面の形状は曲率半径Rを含む式で表現あるいは近似可能な円弧あるいは非円弧であり、LED3を含む副走査方向断面(図中YZ面)における出射面R2面の曲率半径をR0、LED3を含まない任意の副走査方向断面における出射面R2面の曲率半径をRiとするとき、R0≦Riであることが好ましいと言える。
また出射面R2面の形状は、以下の自由曲面を表す式(1)を用いて、R0≦Riの関係が成り立つような適切な係数Cnにすることで表すことができる。
Figure 2008032996
ここでnは任意の自然数であり、Zはレンズの光軸方向の座標、Xは主走査方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
その結果、図6の原稿照明装置では、LED3(点光源)から長尺レンズ7の入射面R1面に入射された光束は、レンズ内部を通過した後出射面R2面より出射し、コンタクトガラス5に到達する。このとき、実線で示されるような長尺レンズ7に垂直入射する光線1aは、長尺レンズ7で屈折されコンタクトガラス5に平行光線として到達する。一方、点線で示されるような長尺レンズ7に斜入射する光線1bは、長尺レンズ7で屈折されコンタクトガラス5に収束光線として到達する。
また、本発明の長尺レンズ7では、出射面に対して主走査方向に垂直な方向から平行光を照射したときに、長尺レンズ7の副走査断面において光が最も収束する点を収束点とし、LED3を含む副走査断面における前記収束点と前記長尺レンズ7の入射面との距離をBf0、LED3を含まない任意の副走査断面における前記収束点と長尺レンズ7の入射面との距離をBfiとするとき、Bf0≦Bfiであることが好ましい。
図8及び図9は本発明の長尺レンズ7の出射面R2面に対して主走査方向に垂直な方向から平行光を照射したときの光束の軌跡を表す。図8が本発明の原稿照明装置の縦断面図、図9が本発明の原稿照明装置の一部の横断面図であり、平行光を照射したときの平行光の収束点はBf0≦Bfiとなる。
長尺レンズ7は透明なプラスチック又はガラスからなり、接着加工し形成されたレンズであっても、鋳込みで接着面が無く形成されたレンズであっても良いが、製造性の面を考えると接着加工し形成されたレンズであることが好ましい。
また図5に示すように、被照明面全体が照射されるためには、LED3の列設された長さは被照明面長さよりも長くすることが好ましい。
さらに、列設されたLED同士の配置間隔は、光源ユニットの最も中央部に近いLED間の間隔をP0とし、最も端部に近いLED3までの任意の隣接するLED間の間隔をPn(nは1以上の整数)としたとき、Pn−1≧Pnの関係を満たすことが好ましい。例えば図5の場合は、P0≧P1としている。
(画像読み取り装置、画像形成装置)
図10は画像読み取り装置を有する画像形成装置の模式図である。
同図において符号100は画像形成装置、200は画像読み取り装置をそれぞれ示す。その他の符号は説明中で直接引用する。
画像読み取り装置200は、原稿202がコンタクトガラス5の上に配置され、コンタクトガラス5の下部には不図示の本発明の長尺レンズ7及び光源ユニット8を搭載した第1走行体203が配置されている。この光源ユニット8からの光線1をコンタクトガラス5下方より照射することで原稿202が照明される。原稿202からの反射光は、第1走行体203の第1ミラー203aにより反射され、その後、第2走行体204の第1ミラー204aと第2ミラー204bで反射され、縮小結像レンズ205へ導かれ、ラインセンサー206上に結像される。また、カラー画像読み取り装置の場合は、該ラインセンサー206をRGB各色ごとに設けることで同様の構成のまま本発明を適用することができる。
原稿の長手方向を読み取る場合は、長尺レンズ及びLEDを搭載した第1走行体203がVの速度で図の右方向へ移動し、それと同時に第2走行体204が第1走行体203の半分の速度1/2Vで右方向へ移動することで、原稿202からラインセンサー206までの光路長が一定に保たれ、原稿全体を一定の倍率で読み取ることができる。
通常、画像読み取り装置に用いられる原稿照明装置としてのLEDの使用方法としては、LED素子を多数個並べ、アレイ状にして用いる。
画像形成装置100は、ドラム状の潜像担持体111を有し、その周囲に帯電手段としての帯電ローラ112、現像装置113、転写ローラ114、クリーニング装置115が配備されている。帯電手段としては「コロナチャージャ」を用いることもできる。更に、画像読み取り部等、外部からの原稿情報を受けてレーザビームLBにより光走査を行う光走査装置117が設けられ、帯電ローラ112と現像装置113との間で「光書込による露光」を行うようになっている。
画像形成を行うときは、光導電性の感光体である潜像担持体111が時計回りに等速回転され、その表面が帯電ローラ112により均一帯電され、光走査装置117のレーザビームLBの光書込による露光を受けて静電潜像が形成される。形成された静電潜像には画像部が露光された所謂ネガ潜像と、非画像部が露光された所謂ポジ潜像とがある。上記何れの静電潜像も現像装置113において静電潜像現像用トナーを用いて可視化される。このとき、現像装置113をYMCK4色に対して各々、計4個設けることでカラー画像形成が可能な画像形成装置となる。
転写紙Pを収納したカセット118は、画像形成装置100本体に脱着可能であり、図のごとく装着された状態において、収納された転写紙Pの最上位の1枚が給紙コロ120により給紙され、給紙された転写紙Pは、その先端部をレジストローラ対119に捕らえられる。レジストローラ対119は、潜像担持体111上のトナー画像が転写位置へ移動するのにタイミングを合わせて、転写紙Pを転写部へ送り込む。送りこまれた転写紙Pは、転写部においてトナー画像と重ね合わせられ転写ローラ114の作用によりトナー画像を静電転写される。トナー画像を転写された転写紙Pは定着装置116へ送られ、定着装置116においてトナー画像を定着され、搬送路121を通り、排紙ローラ対122によりトレイ123上に排出される。トナー画像が転写された後の潜像担持体111の表面は、クリーニング装置115によりクリーニングされ、残留トナーや紙粉等が除去される。
以下に、本発明の実施形態に係る原稿照明装置、画像読み取り装置、カラー原稿読み取り装置、および画像形成装置を詳細に説明する。
〔実施例1〕
本実施例では、図6及び図7の構成において以下の条件での光束の収束状態を検討した。
(長尺レンズ)
・中心厚:7mm
・主走査方向の幅:20mm
・材料:nd(屈折率)=1.491、νd(アッベ数)=57.2
・R1面:曲率半径10mmのシリンダー面
・R2面:式(1)において、C0=0.1、C1=−0.0003の場合の自由曲面
Figure 2008032996
ここでnは任意の自然数であり、Zはレンズの光軸方向の座標、Xは主走査方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
(LED)
・数量:1個
・配光分布:一様分布
(コンタクトガラス)
・中心厚:3.2mm
・材料:nd=1.517、νd=64.2
(LEDとレンズR1面の関係)
・間隔:3.8mm
(原稿面)
・位置:コンタクトガラス面上とする
・サイズ:51mm×5mm(主走査方向×副走査方向)
(シミュレーションの条件)
・光線本数:300万本
・光線のスペクトル分布:435.83nm〜656.27nm
なお、通常LED3と長尺レンズ7は、原稿から読み取りレンズに到る光の通り道を確保するために、コンタクトガラス5に対して斜めに取り付けるが、本実施例においては、LED3から出射して長尺レンズ7に入射した光の平行度の変化を示すことに主目的を置き、図のわかりやすさの観点からLED3と長尺レンズ7をコンタクトガラス5に対して平行に設置している。本発明において長尺レンズ7をコンタクトレンズ5に対して斜めに角度を持って設置しても問題無いし、その方が望ましい。
以上の結果、図6、図7に示すように、長尺レンズ7のR2面はLED3を含む副走査断面から、主走査方向に副走査断面を取る位置を変化させるにつれて、徐々に曲率が緩くなっていく面形状となる。
これを示すのが図8、図9である。図8、図9に示すように、R2面側から入射した平行光は、R2面が前述した形状なので、光の収束点は、実線で表された光線(A)2aよりも一点鎖線で表された光線(B)2bのほうがレンズから遠く、さらに一点鎖線で表された光線(B)2bよりも点線で表された光線(C)2cのほうがレンズから遠くなっている。
このような面形状の長尺レンズ7を用いることで、図6に示すように、LED3を含む副走査断面に対して角度を持って出射された斜入射光1bは、シリンダレンズ4を使った場合に比べて弱い収束度でコンタクトガラス5に入射することが可能となった。これより、原稿面上の照度分布は、主走査方向に対してほぼ一様となる。また、副走査方向についても、ビームの幅の範囲においては、照度分布が一様となる。
これを示すために、LED3から300万本の光線を出射し、長尺レンズ7を介してコンタクトガラス5上の原稿面(51mm×5mm)の照度分布を、光線追跡を利用したシミュレーションによって求めた。なお、後述する比較例1に示すシリンダレンズ4に対して、本発明の長尺レンズの優位性を示すために、本来LEDの配光分布はランバート分布であるが、(全ての方向に光強度の等しい)一様分布にてシミュレーションすることで、ランバートの配光分布の影響が原稿面上の照度分布に影響しないようにした。
図11に原稿面の主走査方向の照度分布を、副走査方向5mmの中心にてプロットしたものを示す。本実施例の長尺レンズを用いることで、約40mm程度の領域の照度を、図4に示すような端部で照度が上がることない一様性の高い特性を得ることが可能となる。
〔比較例1〕
比較例1は、シリンダレンズ4に対する実施例1の長尺レンズの優位性を示すものである。比較例1の構成は、図1の縦断面図、図2の横断面図に示すものであり、レンズ以外は実施例1と同じ構成である。
本比較例では、図1及び図2の構成において以下の条件での光束の収束状態を検討した。
(長尺レンズ)
・中心厚:7mm
・主走査方向の幅:20mm
・材料:nd=1.491、νd=57.2
・R1面:曲率半径10mmのシリンダー面
・R2面:以下の式(2)で表されるシリンダー面で、C0=0.1
Figure 2008032996
Zはレンズの光軸方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
(LED)
・数量:1個
・配光分布:一様分布
(コンタクトガラス)
・中心厚:3.2mm
・材料:nd=1.517、νd=64.2
(LEDとレンズR1面の関係)
・間隔:3.8mm
(原稿面)
・位置:コンタクトガラス面上とする
・サイズ:51mm×5mm(主走査方向×副走査方向)
(シミュレーションの条件)
・光線本数:300万本
・光線のスペクトル分布:435.83nm〜656.27nm
図12に、実施例1と同様に光線追跡によって原稿面上の照度分布をシミュレーションした結果を表す。図12から明らかなように、照明領域の端部に強い強度分布を有するため極端な照度むらが発生してしまい、たとえLEDを多数個置いたとしても端部の強い強度分布は消えることなく残ってしまうため、比較例1の構成では照明装置に適用することはできない。
実施例1、比較例1では、本発明の長尺レンズの作用を説明するために、配光分布が一様分布のLEDを用いたが、配光分布が一様でないLEDを用いても本発明のレンズを使えば対応可能である。
仮にLEDの配光分布によって原稿面上に光量分布がつくことが見込まれる場合には、主走査方向の光量分布についてはレンズの曲率の緩み度合いを変更すれば良く、副走査方向の光量分布についてはレンズの曲率自体を変化させるか、LEDとレンズの間隔を変えることで充分に対応可能である。
〔実施例2〕
本実施例ではLEDを複数個使用した例を示す。
図13に実施例2の原稿照明装置の横断面図を示す。実施例2の長尺レンズ7は、上記仕様に記載の長尺レンズ7を5つ繋ぎ合わせたものである。このように任意の領域を照明可能な原稿照明装置の長尺レンズ7を繋ぎ合わせ、LED3を適切に配置することで、主走査方向に広い領域を一様照明可能となる。また、LED3の配光分布はランバート分布であるが、LEDとLEDの間隔を適切に設定することで、照度分布を一様にすることができる。
以下、図13の構成において次の条件での光束の収束状態を検討した。
(長尺レンズ)
・中心厚:7mm
・主走査方向の幅:135mm
・材料:nd=1.491、νd=57.2
・R1面:曲率半径10mmのシリンダー面
・R2面:式(1)において、C0=0.1、C1=−0.0009の場合の自由曲面
Figure 2008032996
ここでnは任意の自然数であり、Zはレンズの光軸方向の座標、Xは主走査方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
(LED)
・数量:5個
・ピッチ:27mm
・配光分布:ランバート分布
(コンタクトガラス)
・中心厚:3.2mm
・材料:nd=1.517、νd=64.2
(LEDとレンズR1面の関係)
・間隔:3.8mm
(原稿面)
・位置:コンタクトガラス面上とする
・サイズ:51mm×5mm(主走査方向×副走査方向)
(シミュレーションの条件)
・光線本数:300万本
・光線のスペクトル分布:435.83nm〜656.27nm
図14に実施例1、比較例1と同様に、光線追跡によって原稿面の照度分布をシミュレーションしたものを示す。原稿面の領域内で、主走査方向の照度分布がほぼ一様である。また、図15は副走査方向Yの照度分布であり、実線は副走査方向Yの照度分布を原稿面の主走査方向Xの中心位置でプロットしたものであり、一点鎖線は主走査方向中心から10mmの位置でプロットしたもの、点線は主走査方向中心から20mmの位置でプロットしたものである。図15からわかるように、実施例2の原稿面は主走査方向X、副走査方向Yともに照度の一様性が高く、原稿読み取り装置に使用するにあたって十分な照度一様性を有していると言える。
〔実施例3〕
図5に実施例3の原稿照明装置の横断面図を示す。LED3のピッチを、主走査方向の中心から周辺に向かって徐々に狭くしていき、その狭くしていくピッチに合わせて周期的な長尺レンズ7内のレンズの曲率が緩くなる周期を狭くすることで、原稿面上の主走査方向端部の光量落ちを少なくすることが可能となる。
等ピッチでLED3を並べた場合、原稿照明装置になんらかの部材を加えるか、長尺レンズ7の端部に反射面を設けるような細工を施さなければ、原稿面端部での光量落ちは避けられない。通常このようなライン照明タイプの照明装置においては、端部の光量落ちがある領域は使用しないで、光量が一様な領域のみを使用する方法が大勢である。しかし、原稿照明装置を主走査方向に小型に構成する必要がある場合には、このようにLED3のピッチを変更することで、LED3を等ピッチで並べた原稿照明装置と比較して、主走査方向に同じ大きさでも広い領域が一様照明可能となる。
本実施例では、図5の構成において以下の条件での光束の収束状態を検討した。
(長尺レンズ)
・中心厚:7mm
・主走査方向の幅:128mm
・長尺レンズの構成:L0=28mm、L1=26mm、L2=24mm
L0;主走査方向においてレンズ中心に最も近い、曲率半径の極大点2点間の距離
L1;その隣の極大点2点間の距離
L2;さらにその隣の極大点2点間の距離
・材料:nd=1.491、νd=57.2
・R1面:曲率半径10mmのシリンダー面
・R2面:式(1)において、C0=0.1、C1=−0.0009の場合の自由曲面
Figure 2008032996
ここでnは任意の自然数であり、Zはレンズの光軸方向の座標、Xは主走査方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
(LED)
・数量:5個
・ピッチ:中心のLEDとその隣までの間隔 27mm
さらにその隣までの間隔 25mm
(コンタクトガラス)
・中心厚:3.2mm
・材料:nd=1.517、νd=64.2
(LEDとレンズR1面の関係)
・間隔:3.8mm
(原稿面)
・位置:コンタクトガラス面上とする
・サイズ:51mm×5mm(主走査方向×副走査方向)
(シミュレーションの条件)
・光線本数:300万本
・光線のスペクトル分布:435.83nm〜656.27nm
図16及び図17は、実施例1〜2及び比較例1と同様に、光線追跡によって原稿面の照度分布をシミュレーションしたものであり、図16は主走査方向照度比、図17は副走査方向照度比を示す。シミュレーションの結果から、原稿面の領域内で主走査方向の照度分布がほぼ一様である。また、図18は副走査方向Yの照度分布であり、実線は副走査方向Yの照度分布を原稿面の主走査方向Xの中心位置でプロットしたものであり、一点鎖線は主走査方向中心から10mmの位置でプロットしたもの、点線は主走査方向中心から20mmの位置でプロットしたものである。実施例1のような等ピッチの場合と比較すると端部光量落ちが少なくなる。
〔実施例4〕
現在販売されているLEDには様々な配光分布の商品がある。特に発光面にレンズを被せたLEDは多数販売されており、このようなLEDはランバート分布と比較すると、配光分布が急峻である(図18参照;LED正面の最も光強度が強い方向から、少し角度を持つとすぐに光強度が落ちる)。このような配光分布のLEDを実施例2に搭載した場合、副走査方向端部の光量落ちが予想される。
そこで、本実施例4では上記課題に鑑みてなされたもので、配光分布がランバート分布のLED3にて主走査方向の光量分布を一様に保ちつつ、副走査方向の端部光量を上げ、副走査方向端部の光量落ちが改善できる長尺レンズ7の形状を示した。
実施例4の長尺レンズ7は、実施例2の長尺レンズ7のR2面の形状を変更したものである。実施例2では原稿面を一様に照明したが、実施例4では原稿面を主走査方向は一様に、副走査方向は端部の光量が上がるような長尺レンズ7に設定した。
また上記配光分布のLED3を搭載した場合は主走査方向も端部光量落ちも発生するが、この問題に関してはLED3を配列することや長尺レンズ7の曲率(C0及びC1に係る項)を調整することで容易に対応できる。
本実施例では、上記構成の照明装置において以下の条件での光束の収束状態を検討した。
(長尺レンズ)
・中心厚:7mm
・主走査方向の幅:135mm
・材料:nd=1.491、νd=57.2
・R1面:曲率半径10mmのシリンダー面
・R2面:式(1)において、C0=0.1、C1=−0.0009、C2=0.00001の場合の自由曲面
Figure 2008032996
ここでnは任意の自然数であり、Zはレンズの光軸方向の座標、Xは主走査方向の座標、Yは副走査方向の座標を示す。
(LED)
・数量:5個
・ピッチ:27mm
(コンタクトガラス)
・中心厚:3.2mm
・材料:nd=1.517、νd=64.2
(LEDとレンズR1面の関係)
・間隔:3.8mm
(原稿面)
・位置:コンタクトガラス面上とする
・サイズ:51mm×5mm(主走査方向×副走査方向)
(シミュレーションの条件)
・光線本数:300万本
・光線のスペクトル分布:435.83nm〜656.27nm
図19、図20にこの長尺レンズ7によるシミュレーション結果を示す。原稿面の領域内で、主走査方向の照度分布がほぼ一様であり、副走査方向の端部照度が上がっている様子がわかる。
従来のシリンダレンズを用いた原稿照明装置の縦断面図である。 従来のシリンダレンズを用いた原稿照明装置の横断面図である。 LEDの配光分布を表す概念図である。 シリンダレンズを用いた原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の横断面図である。 本発明に係る原稿照明装置の縦断面図である。 本発明に係る原稿照明装置の一部の横断面図である。 本発明に係る原稿照明装置の長尺レンズにR2面側から平行光を入射したときの原稿照明装置の縦断面図である。 本発明に係る原稿照明装置の長尺レンズにR2面側から平行光を入射したときの原稿照明装置の一部の横断面図である。 本発明に係る画像形成装置の概略図である。 本発明に係る原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 従来のシリンダレンズを用いた原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の横断面図である。 本発明に係る原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の副走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の副走査方向照度分布である。 発光面にレンズを被せたLEDの配光分布を表す概念図である。 本発明に係る原稿照明装置の主走査方向照度分布である。 本発明に係る原稿照明装置の副走査方向照度分布である。
符号の説明
1 光束
1a 垂直入射光
1b 斜入射光
2a 光線(A)
2b 光線(B)
2c 光線(C)
3 LED
4 シリンダレンズ
5 コンタクトガラス
6 照度測定エリア
7 長尺レンズ
8 光源ユニット

Claims (14)

  1. 長さと幅を有する被照明面と、前記長さ方向を主走査方向とし、前記幅方向を副走査方向としたとき、前記主走査方向に複数の発光素子が列設された光源ユニットと、前記被照明面と前記光源ユニットの間に配置され、前記主走査方向に長手方向を一致させた収束性の長尺レンズとを有し、前記光源ユニットからの光束を、前記長尺レンズを経て前記被照射面に照射する原稿照明装置において、
    前記長尺レンズの副走査方向断面における前記光束の入射面及び/又は出射面の形状(光束通過特定面形状)は、主走査方向の位置ごとに異なることを特徴とする原稿照明装置。
  2. 請求項1に記載の原稿照明装置において、
    前記光束通過特定面形状は、主走査方向の位置によって、周期的に変化することを特徴とする原稿照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の原稿照明装置において、
    前記光束通過特定面形状の変化の周期は、前記発光素子の配列ピッチに等しいことを特徴とする原稿照明装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記光束通過特定面形状は、曲率半径Rを含む式で表現あるいは近似可能な円弧あるいは非円弧であり、前記発光素子を含む副走査方向断面における光束通過面形状の曲率半径をR0、該発光素子を含まない任意の副走査方向断面における光束通過面形状の曲率半径をRiとするとき、
    R0 ≦ Ri
    であることを特徴とする原稿照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記長尺レンズの出射面に対して主走査方向に垂直な方向から平行光を照射したときに、長尺レンズの副走査断面において光が最も収束する点を収束点とし、前記発光素子を含む副走査断面における前記収束点と前記長尺レンズの入射面との距離をBf0、該発光素子を含まない任意の副走査断面における前記収束点と該長尺レンズの入射面との距離をBfiとするとき、
    Bf0 ≦ Bfi
    であることを特徴とする原稿照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記長尺レンズは、複数のレンズを接着加工したレンズであることを特徴とする原稿照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記光源ユニットにおける発光素子が列設された長さは、前記被照明面の長さより長いことを特徴とする原稿照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記発光素子同士の配置間隔は、光源ユニットの最も中央部に近い発光素子間の間隔をP0とし、最も端部に近い発光素子までの任意の隣接する発光素子間の間隔をPn(nは1以上の整数)としたとき、
    Pn−1 ≧ Pn
    の関係を満たすことを特徴とする原稿照明装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記発光素子は、蛍光体を用いた1チップ型白色発光ダイオードであることを特徴とする原稿照明装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか一に記載の原稿照明装置において、
    前記発光素子は、それぞれの発光する色が異なる2つ以上のチップを用い、混色により白色発光させる白色発光ダイオードであることを特徴とする原稿照明装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一に記載の原稿照明装置を用いたことを特徴とする画像読み取り装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか一に記載の原稿照明装置を用いたことを特徴とするカラー原稿読み取り装置。
  13. 請求項11に記載の画像読み取り装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項12に記載のカラー原稿読み取り装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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