JP3659770B2 - ライン光発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,点光源ユニットからのライン状の光におけるライン方向の照度分布を均一化して出射することができるライン光発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,画像読取装置等においては,ライン光発生装置からのライン光を原稿に照射して,その反射光から当該原稿に記録されている情報を読取ることが行われている。
【0003】
かかるライン光発生装置においては,例えば発光ダイオード(LED)等の点光源である発光素子を列設した点光源ユニットを用いられる。
【0004】
しかし,点光源を単に列設した点光源ユニットでは,ライン方向に照度分布のむらが生じ,原稿等からの反射光に当該照度分布むらの影響が含まれるようになって,原稿に記録されている情報を正確に読取ることが困難となる問題がある。
【0005】
そこで,かかる問題に対処するために点光源ユニットと照射位置(原稿等に位置)との距離を十分長くして,光を十分に発散させ,これにより照度分布が均一になるようにしている。
【0006】
ところが,このように点光源ユニットと照明位置との距離を長くすると,これに伴いライン光発生装置が大型化し,当該ライン光発生装置を組込むためのスペースが困難になる問題が新たに発生する。
【0007】
また,発光素子は点光源であるため,出射された光は発散光となる。従って,点光源ユニットと照明位置との距離を長くする程,ライン方向に垂直な方向に発散する光も増加して当該光の利用効率を低下させる問題がある。
【0008】
上記諸問題を解決するためには,発光素子の数を増やして,照度分布むらの小さいライン光を発生するようにしなければならないが,この場合にはライン光発生装置のコストアップを招いてしまう。
【0009】
そこで,特開平7−162586号公報においては,点光源ユニットと照明位置との間に屈折率の異なる複数の透明部材からなる導光板を設けて,点光源ユニットから照明位置に光を導くと共に,ライン方向の光の発散度合を大きくして,照度分布の均一化を図っている。
【0010】
即ち,上記公報においては,図17に示すように,発光素子101の出射方向へ向かって順に屈折率の大きい部材102と,屈折率の小さな部材103とを積層してなる透明部材104を設けている。
【0011】
そして,屈折率の異なる各部材102,103の接合面を通過する際の屈折により発散角がφ1からφ2に大きくなることを利用して,照射位置でのライン方向の照度分布を小さくすると共に,発光素子101と照明位置との距離P1を小さくしている。
【0012】
また,光の発散度を大きくする方法として,図20に示すようなレンズアレイを用いる方法がある。なお,図20(a)は側面図であり,図20(b)はその斜視図である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記公報にかかる構成においては,図18に示すように,透明部材105の全体を屈折率の大きな部材102と同じ材料で形成した場合にはメリットが生じるものの,図19に示すように,透明部材106を屈折率の小さな部材103と同じ材料で形成した場合にはメリットが生じない。
【0014】
即ち,透明部材106を屈折率の小さな部材103と同じ材料で形成した場合,当該透明部材106の入射面を光が通過することにより,発散角はφ2となるため,異なる屈折率の部材を組み合わせ図17に示す構成に比べ短い距離P1で同等の発散効果が得られる。従って,図17の場合に達成される照度分布の均一化以上の均一化を図ることができない。
【0015】
また,図20に示すような,レンズアレイを用いる方法では,レンズ111の配列ピッチと発光素子110の配列ピッチとを一致させ,かつ,対応するレンズの光軸と発光素子の光軸とを一致させる必要があり,このため部品精度及び組付精度等に高精度が要求されコストアップの要因になる問題がある。
【0016】
そこで,本発明は,点光源ユニットからのライン光の照度分布を短距離で効率よく均一化して出射するライン光発生装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる発明は,複数の発光素子が列設されてライン状の光を出射する点光源ユニットと,ライン状の光を回折する回折格子を備えて,少なくともライン方向の照度分布を均一化する照度均一手段とを有し,前記照度均一手段が前記点光源ユニットと並設された略三角柱状の透明部材からなると共に,当該透明部材の1つの側面が反射面をなし,他の2つの面が入射面及び出射面をなして,当該反射面,入射面及び出射面のうち少なくとも1つの面に入射した光をライン方向に回折させる回折格子が形成されてなることを特徴とする。
【0018】
即ち,複数の点光源である発光素子を列設してライン状の光を出射する点光源ユニットを形成する。また,入射した光をライン方向に回折する回折格子が形成された照度均一手段を設ける。そして点光源ユニットからのライン光を照度均一手段に入射してライン方向に回折し,これにより当該ライン方向における照度分布を均一化して出射するようにしたことを特徴とする。具体的には,照度均一手段を点光源ユニットと並設された略三角柱状の透明部材から形成し,当該部材の1つの側面が反射面をなし,他の2つの側面が入射面及び出射面をなすようにする。そして,当該反射面,入射面及び出射面のうち少なくとも1つの側面に入射した光をライン方向に回折させる回折格子を形成して,照度分布を均一化すると共にレイアウトの自由度を高めたことを特徴とする。
【0028】
請求項2にかかる発明は,出射面から出射された光が略平行光になるように入射面,出射面又は反射面のうち,少なくとも1つの面を凸又は凹曲面に形成して入射した光の有効利用を図りながら照度分布を均一化すると共にレイアウトの自由度を高めたことを特徴とする。
【0030】
請求項3にかかる発明は,原稿を載置する原稿板と,該原稿板の下部に配設された複数の発光素子が列設されてライン状の光を出射する点光源ユニットと,原稿により反射された光を受光して光電変換する受光素子とを有してなる画像読取装置に用いられるライン光発生装置において,原稿に照射されるライン状の光が原稿板を透過する透過面に,当該光をライン方向に回折する回折格子が形成され,かつ,当該回折格子が受光素子に入射する原稿からの反射光を回折しないように当該反射光の通過領域を避けて形成されてなることを特徴とする。
【0031】
即ち,ライン光発生装置を,点光源ユニットと原稿板とにより構成し,当該原稿板に入射する点光源ユニットからの光が,ライン方向に回折され,かつ,原稿からの反射光が回折されないように,当該反射光の通過領域を避けて回折格子を原稿板に形成して照度分布の均一化を図るようにしたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図を参照して説明する。図1は,本実施の形態にかかるライン光発生装置1の斜視図であり,図2は図1における矢印A方向から見た側面図である。
【0033】
当該ライン光発生装置10Aは,点光源ユニット20及び照度均一手段30Aから構成されている。
【0034】
点光源ユニット20は,基板21,該基板21の長手方向に所定間隔で列設された点光源の発光ダイオード22を有して,当該基板21の長手方向(当該方向をライン方向と記載する)に沿ったライン状の光(ライン光と記載する)を出射する。
【0035】
なお,本明細書では,単に側面図と記載したときは,ライン方向に見たときの側面図をいうものとする。
【0036】
また,照度均一手段30Aは,透明樹脂やガラス等からなる透明部材31A,該透明部材31Aの入射面33Aに図1に示す矢印Aの方向に格子が刻まれてなる回折格子35Aが形されている。
【0037】
このような構成により,点光源ユニット20からのライン光は,照度均一手段30Aの入射面33Aに入射し,当該入射面33Aに形成された回折格子35Aで回折されて出射面34Aから出射する。
【0038】
一般に回折格子は多数の直線状の格子が列設されて形成され,これに光が入射すると,格子の方向と垂直な方向(格子の列設方向)に回折し,当該回折により入射した光が±n次光(nは整数)の回折光となって出射する特性を有している。
【0039】
そして,0次数の回折光は,回折角がゼロで光路を変えることなく直進し,+次数の回折光及び−次数の回折光は,次数に応じた回折角で回折される。+次数の回折光と−次数の回折光との回折方向は,0次光の回折光を挟んで同一平面上であって逆方向となる。
【0040】
また,各次数の強度分布はガウシアン分布を示し,次数が大きくなるに従い,ピーク強度が小さくなる。
【0041】
なお,発光ダイオード22から出射される光は発散光であるが,以下の説明においては当該発光ダイオード22の光軸上の光に着目し,その回折光を0,±1次光について着目して説明を行う。例えば,図2において,発光ダイオード22の光軸上の光はL,0次光はLa,+1次光はLb,−1次光はLcとして記載している。
【0042】
本発明では,かかる回折格子の特性を利用して,ライン光におけるライン方向の発散度を高めて当該ライン方向の照度分布を抑えるべく,上述したように回折格子35Aを設けている。
【0043】
そして,0次光は各発光ダイオード22の光軸上を直進し,また±1次光はライン方向に回折されて,それぞれ照明位置に到達し,図2に示す照度分布を示すようになる。なお,図2,図3の波線は照射位置での照度分布を示している。
【0044】
図3は,上記構成の照度均一手段30Aを用いない場合の照度分布を示した図で,発光ダイオード22の光軸上の照度が著しく高く,点光源ユニット20から出射されたライン光の照度分布がそのまま反映された分布となっている。
【0045】
図3と図2との比較からも容易に理解できるように,本発明にかかる照度均一手段30Aを設けることで,照明位置での照度分布を小さくすることができ,あたかも発光ダイオード22の数を増やした時のような照度分布とすることが可能になる。
【0046】
次に本発明の第2の実施の形態について図を参照して説明する。なお,第1の実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0047】
第1の実施の形態においては,入射面33Aにのみ回折格子35Aを形成したが,本発明はこれに限定されるものではなく,図4に示すように,入射面33Aのみならず出射面34Aにも回折格子37Bを設けた照度均一手段30Bとしても良い。
【0048】
この場合,点光源ユニット20からの光は,入射面33Aに設けた回折格子35Aで±n次光に回折され,各次数の光が出射面34Aに設けた回折格子37Bで更に±n次光に回折される。従って,照射位置での照度分布をさらに均一化することが可能になる。
【0049】
次に本発明の第3の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0050】
これまで説明した照度均一手段は1つの透明部材により形成したが,本発明はこれに限定されるものではなく,複数の透明部材を積層して透明部材を形成しても良い。
【0051】
図5は,このような観点から2つの透明部材により形成された照度均一手段30Cを用いたライン光発生装置10Cを示している。
【0052】
照度均一手段30Cの入射面33C,出射面34C及び積層面には回折格子35C,37C,36Cがそれぞれ形成され,入射する光を±n次光に回折して出射するようになっている。
【0053】
従って,ライン光は入射面33Cに形成された回折格子35Cにより±n次光に回折され,そして当該±n次光は積層面に形成された回折格子36Cによりそれぞれ±n次光に回折される。さらに,回折格子36Cからの回折光は,出射面34Cに形成された回折格子37Cにより±n次光に回折されて出射されるようになる。
【0054】
このように多数回の回折により,ライン方向における照度分布が均一度を高くすることが可能になる。
【0055】
なお,積層する透明部材の数は,2つに限定されるものではなく,適宜設定可能であることは付言するまでもない。
【0056】
次に本発明の第4の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0057】
これまで説明した照度均一手段における入射面及び出射面等は全て平面であった。しかし本発明はこれに限定されるものでなく,図6に示すような構成であっても良い。
【0058】
図6はライン光発生装置10Dの側面図を示したもので,照度均一手段30Dにおける透明部材31Dの入射面33Dが平面に形成され,その出射面34Dが凸曲面に形成されている。
【0059】
これにより,当該照度均一手段30Dが円柱レンズの作用をなして出射面34Dから出射される光が略平行光になる。
【0060】
そして,入射面33D又は出射面34Dのいずれか一方の面,又は両方の面に図示しない回折格子が設けられている。
【0061】
これにより,ライン方向における照度分布の均一化を図りながら,入射したライン光を全て照射位置に照射することができて光の有効利用が可能になる。
【0062】
なお,入射面33Dを凸曲面にし,出射面34Dを平面にしても良いことは付言するまでもない。
【0063】
次に本発明の第5の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0064】
図7は本実施の形態にかかるライン光発生装置の側断面図を示したものである。同図に示すライン光発生装置10Eにおける照度均一手段30Eの透明部材31Eは,入射面33E及び出射面34Eがそれぞれ凸曲面に形成され,当該入射面33E又は出射面34Eの少なくとも1方に図示しない回折格子が設けられている。
【0065】
このような構成にすることにより,ライン方向の照度分布の均一化を図りながら光の有効利用を図ることが可能になる。
【0066】
次に本発明の第6の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0067】
図8は,本実施の形態にかかるライン光発生装置10Fの斜視図を示したもので,照度均一手段30Fは略三角柱状の反射部材31Fを有して,点光源ユニット20からの光が当該反射部材31Fの反射面32Fで反射されて照射位置に達するようになっている。
【0068】
当該反射面32Fには回折格子33Fが形成され,入射したライン光を反射すると共にライン方向に回折するようになっている。
【0069】
従って,照明位置での照度分布を小さくすることができ,あたかも発光ダイオード22の数を増やした時のような照度分布とすることができる。
【0070】
また,光路を偏向することが可能になるので,当該照度均一手段30Fや点光源ユニット20等のレイアウト上の制約が緩和され,よりコンパクトに適用装置に組込むことが可能になる。
【0071】
次に本発明の第7の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0072】
本実施の形態にかかるライン光発生装置10Gの照度均一手段30Gは,第6の実施の形態にかかる照度均一手段30Fと略同じ形状であるが,その配設方向等に特徴を有している。
【0073】
図9(a)は,本実施の形態にかかるライン光発生装置10Gの斜視図を示し,図9(b)はその断面図を示している。
【0074】
同図に示すライン光発生装置10Gにおける照度均一手段30Gの反射部材31Gは,透明部材からなり,一方の短辺側面が入射面32G,他方の短辺側面が出射面33G,斜面が反射面34Gをなしている。
【0075】
そして,入射面32Gから入射したライン光が,反射面34Gで反射されて光路偏向された後,出射面33Gから出射する。このとき,入射面32G,出射面33G及び反射面34Gに図示しない回折格子を形成して,ライン光の照度分布を均一化するようになっている。
【0076】
無論,回折格子は入射面32G,出射面33G及び反射面34Gの全てに設ける必要はなく,状況に応じて任意選択して配設することが可能である。
【0077】
次に本発明の第8の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0078】
発光ダイオード22らは発散光が出射されるので,第7の実施の形態等における反射面でライン光が反射されると,その発散角がさらに大きくなり,ライン方向と垂直の方向の照度が小さくなってしまい,光の利用効率の低下を招く場合がある。
【0079】
この様な場合には,図10に示すように,入射面,反射面及び反射面の少なくとも一方を凸又は凹曲面にして,入射したライン光を集束して光の利用効率を高めるようにできる。
【0080】
図10(a)に示すライン光発生装置10Hの照度均一手段30Hは,図8と略同じ構成であるが,反射面31Hが凹曲面に形成され,当該反射面31Hに図示しない回折格子が形成された場合を示している。
【0081】
そして,入射したライン光は当該反射面31Hで反射されると共に集束されて略平行光となって照射位置に達するようになる。これにより,入射した光の有効利用を図っている。
【0082】
また,図10(b)に示すライン光発生装置10Iの照度均一手段30Iは,図9と略同じ構成であるが,反射面32Iが凸曲面に形成され,入射面31I,反射面32I及び出射面33Iの少なくとも1つの面に図示しない回折格子が形成されている。
【0083】
そして,この場合も先と同様に,入射したライン光が反射面32Iで反射されると共に,集束されて略平行光となることにより,入射した光の有効利用を図っている。
【0084】
さらに,図10(c)に示すライン光発生装置10Jの照度均一手段30Jは,図9と略同じ構成であるが,入射面31J及び出射面33Jが凸曲面に形成され,入射面31J,反射面32J又は出射面33Jの少なくとも1つ面に図示しない回折格子が形成されている。
【0085】
そして,入射するライン光を入射面31Jで集束して当該入射光の有効利用を図ると共に反射面32Jで反射された光を出射面33Jで更に集束して略平行光にして出射することにより,光の有効利用を図っている。
【0086】
これら図10(a)〜(c)の場合は,上述したように図示しない回折格子が設けられているので,ライン方向の照度分布の均一化が図られ,照明位置での照度分布を小さくすることが可能になっている。
【0087】
次に本発明の第9の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0088】
図11(a)は,本実施の形態にかかるライン光発生装置10Kの斜視図を示したものであり,図11(b)はその断面図を示した図である。
【0089】
照度均一手段30Kは,略板状の透明部材31Kにより形成され,一方の板厚面が入射面32K,他方の板厚面が出射面33K,対向する板面が反射面34Kをなしている。
【0090】
そして,入射面32Kから当該照度均一手段33Kに入射した光は,対向する反射面34Kで交互に反射されて出射面33Kから出射される。
【0091】
従って,ライン方向と直交する方向(透明部材31Kの板厚方向)の照度分布を均一化することが可能になると共に,入射面32Kに入射した光の略全てを照射位置に照射することができ,光の利用効率を高めることが可能になる。
【0092】
無論,この場合も入射面32K,出射面33K又は反射面34Kの少なくとも1つの面に図示しない回折格子を設けて,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能である。
【0093】
さらに,図12に示すように,板状に形成された透明部材31Kの両サイドの端面35Kを反射面に形成して,当該側面35Kに回折格子を設けるならば,当該端面35Kに入射する光の有効利用が図られ,かつ,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能になる。
【0094】
次に本発明の第10の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0095】
図13は本実施の形態にかかるライン光発生装置10Lの側面図を示したもので,照度均一手段30Lは,略板状の透明部材31Lにより形成され,一方の板厚面が凸曲面に形成されて入射面32Lをなし,他方の板厚面が出射面33L,そして対向する板面が反射面34Lをなしている。
【0096】
そして,入射面32Lから当該照度均一手段33Lに入射した光は,集束されて対向する反射面34Lで交互に反射されながら出射面33Lから出射される。
【0097】
このような構成にすることにより,出射面33Lから出射される光の発散度合を小さくすることが可能になり,照明位置が板面方向(図13において矢印A方向)に変動しても,当該照明位置の照度変化を抑制することが可能になる。
【0098】
無論,この場合も入射面32L,出射面33L又は反射面34Lの少なくとも1つの面に図示しない回折格子を設けて,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能であり,板状に形成された透明部材31Lの両サイドの端面を反射面に形成して,当該端面に回折格子を設けるならば,当該端面に入射する光の有効利用が図られ,かつ,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能になる。
【0099】
次に本発明の第11の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0100】
図14は本実施の形態にかかるライン光発生装置10Mの側面図を示したもので,照度均一手段30Mは,略板状の透明部材31Mにより形成され,一方の板厚面が入射面32M,他方の板厚面が出射面33M,対向する板面が反射面34Mをなしている。
【0101】
そして,入射面32Mから当該照度均一手段33Mに入射した光は,集束されて対向する反射面34Mで交互に反射されながら出射面33Mから出射される。
【0102】
このような構成により,出射光をより狭い範囲に集束して照射することができるようになり,照射位置での照度を高くすることが可能になる。
【0103】
無論,この場合も入射面32M,出射面33M及び反射面34Mの少なくとも1つの面に図示しない回折格子を設けて,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能であり,板状に形成された透明部材31Mの両サイドの端面を反射面に形成して,当該端面に回折格子を設けるならば,当該端面に入射する光の有効利用が図られ,かつ,ライン方向の照度分布の均一化を図ることが可能になる。
【0104】
次に本発明の第12の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0105】
図15は本実施の形態にかかるライン光発生装置10Nの側面図を示したもので,照度均一手段30Nは,2枚の反射板31N,32Nを対向させて配設し,対向面が反射面に形成されると共に,図示しない回折格子が形成されている。
【0106】
そして,入射した光は対向する反射面で交互に反射され,回折されて,入射した光の略全てを照射位置に照射可能にすると共に,ライン方向及び当該ライン方向に直交する方向の照度分布を均一化することが可能になっている。
【0107】
次に本発明の第13の実施の形態について図を参照して説明する。なお,上記各実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0108】
図16は,画像読取装置50の断面模式図を示したものである。同図において,点光源ユニット20は透明部材からなる原稿板51の下部に配設され,当該点光源ユニット20と隣接してロッドレンズアレイ52が配設されている。また,ロッドアレイレンズ52の下部には,センサ53を搭載したセンサ基板54が設けられている。そしてこれらが,フレーム55内に収納されている。
【0109】
そして,ライン光の光軸が原稿面56に対して所定の角度になるように点光源ユニット20が配設され,当該点光源ユニット20から出射された光は原稿板51に入射し,図示しない原稿で反射される。その後,反射光はロッドレンズアレイ52を通り,センサ53で受光されるようになっている。
【0110】
点光源ユニット20側の原稿板51の表面57には,回折格子58が形成され,当該回折格子58の格子方向は図16において左右方向であり,ライン方向に直交する方向である。
【0111】
また,当該回折格子58が形成されている領域は,原稿からの反射光のうちロッドレンズアレイ52に入射する反射光に対して当該回折格子58が回折作用を行わないように,当該反射光の通過領域を避けて形成されている。
【0112】
従って,点光源ユニット20からのライン光は,回折格子58により,ライン方向に回折されて,当該ライン方向の照度分布が均一化されて原稿に照射されるようになるので,原稿面での照度分布の均一化が図られる。
【0113】
また,原稿からの反射光は回折格子58により回折を受けないので,良好に情報の読みとりを行うことができるようになる。
【0114】
以上説明した各実施の形態において用いた回折格子は,図20に示したようなレンズアレイを用いた場合に必要となる光源110とレンズ111との位置あわせが不要になり,部品精度,組付精度に高精度が要求されなくなる利点がある。
【0115】
【発明の効果】
請求項1にかかる発明によれば,照度均一手段により点光源ユニットからのライン状の光を回折格子によりライン方向に回折するようにしたので,当該ライン方向の照度分布を短距離で均一化することができる。さらに,点光源ユニットと並設された略三角柱状の透明部材の1つの側面を反射面とし,他の2つの側面を入射面及び出射面として,当該反射面,入射面及び出射面のうち少なくとも1つの側面に入射した光をライン方向に回折させる回折格子を形成して照度分布を均一化すると共にレイアウトの自由度を高めることが可能になる。
【0125】
請求項2にかかる発明によれば,入射面,出射面又は反射面のうち,少なくとも1つの面を凸又は凹曲面に形成したので,出射面から出射された光が略平行光になり,入射した光の有効利用を図りながら照度分布を均一化すると共にレイアウトの自由度を高めることが可能になる。
【0127】
請求項3にかかる発明によれば,原稿板に入射する点光源ユニットからの光がライン方向に回折され,かつ,原稿からの反射光が回折されないように当該反射光の通過領域を避けて回折格子を原稿板に形成したので,照度分布の均一化を図ると共に回折格子の作用を受けない反射光を受光することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置の斜視図である。
【図2】図1のライン方向からみた側面図である。
【図3】図2において照度均一手段を除いた場合のライン光発生装置の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置の斜視図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置の構成図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置の斜視図である。
【図12】本発明の第9の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図13】本発明の第10の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図14】本発明の第11の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置のライン方向の側面図である。
【図15】本発明の第12の実施の形態の説明に適用されるライン光発生装置の斜視図である。
【図16】本発明の第13の実施の形態の説明に適用される画像読取装置の側面図である。
【図17】従来の技術の説明に適用されるライン光発生装置の構成図である。
【図18】従来の技術の説明に適用されるライン光発生装置の構成図である。
【図19】従来の技術の説明に適用されるライン光発生装置の構成図である。
【図20】従来の技術の説明に適用されるライン光発生装置の構成図である。
【符号の説明】
10A〜10N ライン光発生装置
20 点光源ユニット
21 基板
22 発光ダイオード
30A〜30N 照度均一手段
33A,37B,36C 回折格子
Claims (3)
- 複数の発光素子が列設されてライン状の光を出射する点光源ユニットと,
少なくとも前記ライン状の光をライン方向に回折して,ライン方向の照度分布を均一化する回折格子を備えた照度均一手段とを有し,
前記照度均一手段が前記点光源ユニットと並設された略三角柱状の透明部材からなると共に,当該透明部材の1つの側面が反射面をなし,他の2つの面が入射面及び出射面をなして,当該反射面,入射面及び出射面のうち少なくとも1つの面に入射した光をライン方向に回折させる回折格子が形成されてなることを特徴とするライン光発生装置。 - 前記入射面,出射面又は反射面のうち,少なくとも1つの面が前記出射面から出射された際の光を略平行光にするように凸又は凹曲面に形成されてなることを特徴とする請求項1記載のライン光発生装置。
- 原稿を載置する原稿板と,該原稿板の下部に配設された複数の発光素子が列設されてライン状の光を出射する点光源ユニットと,原稿により反射された光を受光して光電変換する受光素子とを有してなる画像読取装置に用いられるライン光発生装置において,
原稿に照射されるライン状の光が前記原稿板を透過する透過面に,当該光をライン方向に回折する回折格子が形成され,かつ,当該回折格子が前記受光素子に入射する原稿からの反射光を回折しないように当該反射光の通過領域を避けて形成されてなることを特徴とするライン光発生装置。
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