JP2008032873A - キー入力練習装置及びキー入力練習用コンピュータプログラム - Google Patents

キー入力練習装置及びキー入力練習用コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 自己流の入力においても、練習するうちに次第に練習者がどの方式のキー入力にむいているかを分からせることができるキー入力練習装置を提供する。
【解決手段】 入力部1と、表示部2と、表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとを合わせて記憶すると共に、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データを記憶しておく記憶部4と、記憶部4に対して表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを検索し、入力部1により検出された打鍵キーシーケンスと記憶部4から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較すると共に、検出された打鍵キーシーケンスが記憶部4におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を表示部2に表示せしめる制御部5とを有している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、文字などの記号入力用キーボードの操作技能を向上せしめるキー入力練習装置キー入力練習用コンピュータプログラムに関する。
キーボードにより日本語の文字を入力するパソコンなどの場合、基本的には、まず仮名を入力した後で、仮名漢字変換機能によって日本語に変換するという手順で入力するようになっている。従って、パソコンを使った日本語入力の効率を高めるために、従来からキーボードによる日本語入力を練習するためのシステムが多数存在する。
日本語入力を練習する場合、かなキーで直接入力する「かな入力」と、ローマ字をアルファベットキーで入力して仮名に自動変換する「ローマ字入力」に大別される。
後者はさらに、入力方式が複数存在している。例えば、「富士山頂」を日本語入力する時は、「ふじさんちょう」とかなで入力するが、これを「huzisantyou」と入力する日本式と、「fujisanchou」と入力するヘボン式とがある。また、練習者によっては、両者を混在させて「hujisanchou」と入力する癖があったり、「fujisantyou」と入力した方がやり易かったりする。
さらには、同じ単語「つくし」を何度も入力する場合でも、「tsukushi」と入力したり「tukusi」と入力したりすることもあり得る。
そのため、従来の練習システムでは、いろんな入力の仕方に対応してその入力の練習ができるようにしている。
従来構成では、ひらがなローマ字変換表を画面に表示すると共に、複数の入力方式が存在するかな文字については、そのうちのどれを使うかを練習者に予め設定させるようにしている。そして、入力させる「かな文字」と同時に設定したローマ字も画面に表示することで、練習者にローマ字入力を指示すると共に、設定したローマ字で入力しなかった場合には、不正解にするようにしている。
こうした構成だと、最初にいちいち練習者が設定するのは面倒である。しかも、一端練習者が「つ」を「tsu」と設定したとしても、必ずしも「つ」を入力するときに「tsu」とするかどうかは不確定であり、時々「tu」と入力するかもしれないことには、柔軟に対応できないという問題がある。
これに対し、後述する特許文献1の構成では、練習者が「ちょ」を「tyo」と入力しても「cho」と入力してもどちらでも正解とする構成が開示されている。該構成では、「tyo」と入力した後に「ちょ」を再び入力させる時には、画面上のローマ字の指示は「tyo」とし、「cho」と入力した後に「ちょ」を再び入力させる時には、画面上のローマ字の指示は「cho」とするようにして、練習者が最後に入力した方式を指示することになる。
特開2003−195738
しかし、以上の構成であると、練習者は元々「日本式」か「ヘボン式」を知っている必要がある。また、仮に日本式で練習したい練習者がいたとして、「実地」を「jitti」と誤って入力しても正解となってしまうため、結局、両者が混在した自己流の入力になってしまい、本人の意思とは食い違った方式で入力を指示されることで変な癖がついてしまうという問題があった。
さらに、練習当初に画面上に「日本式」か「ヘボン式」かどちらの方式で指示するのかを決め打ちする必要があり、もしそれが練習者の入力の癖と反対の方式であった場合には、練習者にとって適切な指示とはならないという問題もあった。
上記従来技術の構成では、練習者が最後に入力した方式が指示される、すなわち、2打目以降に最後に打鍵した方式が次の入力時に表示されるだけなので、練習者により現状打たれた入力が、何の入力方式に相当するものなのかが表示されるものではなく、そのため、ある種の文字については、練習者が今打鍵した入力が日本式、又はヘボン式と意識することができない、換言すれば、現状打った入力が、何の入力方式に相当するのかが分からないと言った問題がある。そのため、いつまで経っても、どちらかの入力方式がその練習者に身につかないことになる。
しかも、練習者は「ちょ」を常に「cho」と入力して満足しているために、本当は練習すれば「tyo」の方が断然速く入力できることが一生わからず仕舞いになる可能性もあり、練習者にとってより効率の良い入力方法をとことん追求できないという問題もある。
本発明は、以上のような問題に鑑み創案されたもので、自己流の入力を許すだけでなく、その自己流の入力においても、練習するうちに次第に練習者がどの方式のキー入力にむいているかを分からせることができるキー入力練習装置を提供せんとするものである。
併せてそのような装置がコンピュータで実現できるコンピュータプログラムについても提案する。
そのため本発明に係るキー入力練習装置は、
キー入力用の入力手段と、
変換目標となる記号を表示すると共に、特定記号についてはローマ字かな変換の日本式かヘボン式かの入力方式を少なくとも表示する表示手段と、
上記表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとを合わせて記憶すると共に、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データを記憶しておく記憶手段と、
上記記憶手段に対して上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを検索し、入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較すると共に、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめる制御手段と
を有することを基本的特徴としている。
上記構成によれば、上記制御手段により、上記記憶手段に対して上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスが検索され、入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとが比較されると共に、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式が上記表示手段に表示せしめられることになる。
従って、日本式かヘボン式かによってキーの入力シーケンスが異なる特定の記号について、たとえ練習者が自己流で勝手にキー入力をしても、それがいずれかの入力方式に当てはまるなら、それを単に正解とするだけではなく、どの入力方式に当てはまるかが、表示手段にその入力時に直ちに表示されることになる。そのため、最初自己流で入力したとしても、特定記号に対してはキー入力する度に直ちに入力方式が表示されるため、次第に練習者は自分がいずれの方式で入力している傾向が多いかが分かるようになる。さらには、自分がいずれかの方式に統一してキー入力ができるようになりたいと思えば、上記入力方式の表示を意識することで、変な癖をつけずに、矯正することが可能である。従来構成では、2打目以降に最後に打鍵した方式が次の入力時に表示されるだけなので、意識してそのような矯正を行うことは困難である。
さらに、練習当初に画面上に「日本式」か「ヘボン式」かどちらの入力方式で指示するのかを決め打ちする必要がなく、自分がどの方式の打ち方が多いかの傾向を掴んで、自分に適した入力方式でキー入力の練習をすることが可能となる。
請求項2の構成は、さらに、キーシーケンス入力経過時間を測定するタイマを備えると共に、上記入力経過時間が所定の範囲内になされ、且つ入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果において、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合にのみ、上記制御手段は、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめるように設定したことを特徴としている。
上記構成によれば、キーシーケンス入力に制限時間を設けることになり、練習者は時間を意識しながらキー入力を行う、すなわち緊張感を持って練習するようになるため、キー入力練習のモチベーションを高く維持することが可能となる。
請求項3の構成では、該当する入力方式が表示された後、変換目標となる次の記号が表示される場合には、上記制御手段は、上記記憶手段を検索し、該当する入力方式が検出された際に該入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることを特徴としている。
上記構成によれば、一旦表示された該当する入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることになるので、練習者にとってより効率の良い入力方法をとことん追求できるように、キー入力練習が行えるようになる。
請求項4乃至請求項6の構成は、コンピュータに読み出されて実行されることで、上記請求項1乃至請求項3のキー入力練習装置となるコンピュータプログラムに関する提案を行うものである。
すなわち、上述した課題を解決するための構成として、上記請求項1乃至請求項3に規定したキー入力練習装置の各構成における処理手段を、コンピュータの構成を利用して実行する、該コンピュータで読み込まれて実行可能なコンピュータプログラムにつき開示する。もちろんこれらの構成は、コンピュータプログラムとしてだけではなく、後述するように、同様な機能を有するプログラムを格納した記録媒体の構成として提供されても良いことは言うまでもない。この場合、コンピュータとは中央演算処理装置の構成を含んだ汎用的なコンピュータの構成の他、特定の処理に向けられた専用機などを含むものであっても良く、中央演算処理装置の構成を伴うものであれば特に限定はない。
コンピュータに上記各処理を実行させるためのこのようなプログラムが、コンピュータに読み出されると、請求項1乃至請求項3に規定された装置構成におけるいずれかの手段で達成されると同様な処理が実行されることになる。
また既存のハードウェア資源を用いてこのコンピュータプログラムを実行することにより、既存のハードウェアで新たなアプリケーションとしての請求項1乃至請求項3に規定したキー入力練習装置の構成が容易に実行できるようになる。さらにこのようなコンピュータプログラムが前述の記録媒体に記録されることにより、これをソフトウェア商品として容易に配付、販売することができるようになる。加えて記録媒体の構成としては、上述した形式の場合の他、RAMやROMなどの内部記憶装置の構成やハードディスクなどの外部記憶装置の構成であっても良く、そのようなプログラムがそこに記録されれば、本発明に規定された記録媒体に含まれることは言うまでもない。
尚、後述する請求項4乃至請求項6に記載された各手段のうち一部の処理を実行する機能は、コンピュータに組み込まれた機能(コンピュータにハードウェア的に組み込まれている機能でも良く、該コンピュータに組み込まれているオペレーティングシステムや他のアプリケーションプログラムなどによって実現される機能でも良い)によって実現され、前記プログラムには、該コンピュータによって達成される機能を呼び出すあるいはリンクさせる命令が含まれていても良い。
これは、請求項4乃至請求項6に規定された各手段の一部が、例えばオペレーティングシステムなどによって達成される機能の一部で代行され、その機能を実現するためのプログラム乃至モジュールなどは直接記録されているわけではないが、それらの機能を達成するオペレーティングシステムの機能の一部を、呼び出したりリンクさせるようにしてあれば、実質的に同じ構成となるからである。
上記プログラムは、それ自身使用の対象となる他、後述のように記録媒体に記録されて配付乃至販売され、また通信などにより送信されて、譲渡の対象とすることもできるようになる。
そのうち請求項4の構成は、上記請求項1の構成に対応するものであって、具体的な構成としては、
コンピュータに読み出されて実行されることで、該コンピュータが、
キー入力用の入力手段と、
変換目標となる記号を表示すると共に、特定記号についてはローマ字かな変換の日本式かヘボン式かの入力方式を少なくとも表示する表示手段と、
上記表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとを合わせて記憶すると共に、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データを記憶しておく記憶手段と、
上記記憶手段に対して上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを検索し、入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較すると共に、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめる制御手段と
して機能することを特徴とするキー入力練習用コンピュータプログラムである。
また請求項5の構成は、上記請求項2の構成に対応するキー入力練習用コンピュータプログラムであって、具体的な構成としては、キーシーケンス入力経過時間を測定するタイマを備えると共に、上記入力経過時間が所定の範囲内になされ、且つ入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果において、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合にのみ、上記制御手段は、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめるように設定したことを特徴としている。
さらに請求項6の構成は、上記請求項3の構成に対応するキー入力練習用コンピュータプログラムであって、具体的な構成としては、該当する入力方式が表示された後、変換目標となる次の記号が表示される場合には、上記制御手段は、上記記憶手段を検索し、該当する入力方式が検出された際に該入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることを特徴としている。
本発明の請求項1〜請求項6記載のキー入力練習装置乃至キー入力練習用コンピュータプログラムによれば、日本式かヘボン式かによってキーの入力シーケンスが異なる特定の記号について、たとえ練習者が自己流で勝手にキー入力をしても、それがいずれかの入力方式に当てはまるなら、それを単に正解とするだけではなく、キー入力する度に直ちにどの入力方式に当てはまるかが表示手段に表示されることになるので、最初自己流で入力したとしても、次第に練習者は自分がいずれの方式で入力している傾向が多いかが分かるようになると共に、自分がいずれかの方式に統一してキー入力ができるようになりたいと思えば、上記入力方式の表示を意識することで、変な癖をつけずに、矯正することが可能になるという優れた効果を奏し得る。
さらに、練習当初に画面上に「日本式」か「ヘボン式」かどちらの入力方式で指示するのかを決め打ちする必要がなく、自分がどの入力方式の打ち方が多いかの傾向を掴んで、自分に適した入力方式でキー入力の練習をすることが可能となる。
加えて上記請求項3又は請求項6の構成によれば、一旦表示された該当する入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることになるので、練習者にとってより効率の良い入力方法をとことん追求できるように、キー入力練習が行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図6は、本発明の望ましい実施形態構成を示している。そのうち、図1は、本発明に係るキー入力練習装置の構成が実現されるパソコン100の斜視図である。該パソコン100は、通常の構成からなり、ここでは、後述する入力部1となるキーボードと、同じく後述する表示部2となるディスプレイが示されている。
本構成では、パソコン100の後述するCD−ROMドライブ114に、CD−ROM120を入れて、それに読み込ませ、実行された場合に、該パソコン100が、本発明のキー入力練習装置として利用可能なプログラムが、該CD−ROM120に格納されている。従って、このCD−ROM120を上記CD−ROMドライブ114に読み込ませて実行させ、パソコン100上に、本発明のキー入力練習装置が実現されることになる。
図2は、上記パソコン100の回路概要図である。同図に示すように、本パソコン100は、システムバス102を介して、CPU104、ROM106、RAM108、画像コントロール部110、I/Oインターフェース112、タイマ3及び後述するキーシーケンス記憶部4を構成するハードディスクドライブがつながっており、該システムバス102を介して、夫々のデバイスに制御信号、データの入出力がなされることになる。
CPU104は、CD−ROMドライブ114により上記CD−ROM120から読み込まれ、ハードディスクドライブ(記憶部4)乃至RAM108に格納される上記プログラムに基づき、キー入力練習装置全体の制御を行う中央演算処理装置である。また後述する制御部5は、上記プログラムが稼働した該CPU104によって構成されることになる。
ROM106は、本パソコン100のBIOSなどが記憶されている格納領域である。
RAM108は、本プログラムの格納エリアの他、ワークエリア、種々の係数、パラメータ、後述する練習フラグや記憶フラグ等の、一時的な記憶領域(例えば後述するように表示記号などを一時的に記憶しておく)等として使用される。
画像コントロール部110は、画像データバッファを有しており(上記RAM108上に設けても良い)、CPU104の指令により、後述する必要な画像処理を行って、その結果をディスプレイたる表示部2に出力する画像生成専用のGPUである。該表示部2は、CPU104の指令に基づき、該画像コントロール部110で処理された運指動画の3D映像情報を、後述する図 に示すように表示する。
I/Oインターフェース112は、これを介してシステムバス102につながるキーボードたる後述する入力部1、マウス116及びCD−ROMドライブ114に接続されており、これらのデバイスとシステムバス102上につながった上記デバイスとの間で、制御信号やデータの入出力がなされることになる。
上記デバイスのうちCD−ROMドライブ114は、キー入力練習用のプログラムが格納されたCD−ROM120から、該プログラムやデータなどを読み出す。そのプログラムやデータ(楽音再生データを含む)などは、ハードディスクドライブ(記憶部4)に格納され、またメインとなるプログラムは上記RAM108上に格納され、CPU104により実行される。
上記タイマ3は、水晶発振子などが備えられていて、そこから必要なクロックが発生せしめられ、必要な時間を刻む構成である。
上述のように、ハードディスクドライブは、上記キー入力練習用プログラムの読み込み及びその実行によって、該プログラム自身と必要なデータ等を格納する。そのデータ中には、後述するキー入力練習用の問題文が含まれる(図3において問題文記憶部6として示される)。該ハードディスクドライブに記憶される必要なデータは、他に、上記プログラムと共にCD−ROM120から読み出される、特定の記号(文字)に対応する日本式キーシーケンス或いはヘボン式キーシーケンスのデータ列などがある。さらに、表示部2の仮想キーボードや練習者の仮想的な両手の画面表示データ(これらはポリゴンデータ、ポリゴン立体モデル座標をスクリーン座標に変換するジオメトリ処理用データ、ポリゴンにテクスチャ画像を貼り付けるために使用されるレンダリング処理用データで構成される)などもある。
本実施形態に係るキー入力練習用プログラムを、パソコン100(RAM108及びハードディスクドライブ)に読み込ませて、(CPU104に)実行させることで、図3に示すように、入力部1と、表示部2と、タイマ3と、記憶部4と、制御部5とを備えた構成となる。
上記入力部1は、本構成がパソコン100のキー入力練習用の構成であるため、上述のように、パソコン100のキーボードからなる。練習者は、後述する表示部2に表示された、打鍵すべきキーシーケンスに相当する変換目標となる記号に応じて、該キーボードから、所望のキーを打鍵することになる。
上記表示部2は、本パソコン100のディスプレイで構成されており、ハードディスクドライブにある問題文記憶部6から上記CPU104によって読み出された変換目標となる記号(基本的には文字情報;この表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスは制御部5により後述するキーシーケンス記憶部4から検索される)を表示する機能を有している。この実施例構成では、後述するように、表示部2上に仮想のキーボード画像と仮想の練習者の両手指が表示されるようになっており、さらに、検索された打鍵すべきキーシーケンスに対応する変換目標となる記号が、該仮想キーボードの上に表示される。
また、該表示部2には、仮想のキーボードとそこに運指状態を表示するために最初に必要なホームポジションの練習者の仮想的な指が表示される。さらに該表示部2には、各指のホームポジションから打鍵すべきキーシーケンスの順番にその各順序のキーの位置まで、該当する指が移動し、それにつられて他の指がどのように一緒に動くのかまでの3Dの運指表示が行われ、またその後各指が元のホームポジションに戻るまでの動画の運指画像等が表示されるようになっている。その他、後述する制御部5による、入力部1により検出された打鍵キーシーケンスと検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果(一致又は間違い)などを表示するようにしても良い。
上記タイマ3は、上述のように、水晶発振子などによりそこから必要なクロックが発生せしめられ、必要な時間を刻む構成であり、後述する制御部5により、経過時間(問題キーが表示されてから正解の入力キーがあるまでに係った計測時間)やその他の時間測定の際に参照されることになる。
上記記憶部4は、ハードディスクドライブにある問題文記憶部6から上記CPU104によって読み出された変換目標となる表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとが合わせて記憶されている。さらに、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データが記憶される。例えば、「ちょ」について、日本式打鍵キーシーケンスでは、「tyo」と、ヘボン式打鍵キーシーケンスでは、「cho」と記憶されている。
また該記憶部4を構成するハードディスクドライブには、前述のように、本キー入力練習装置で出題される問題文が記憶されており、その部分は、上述の問題文記憶部6として構成され、上述のCPU104により選択されて、表示部2に、その問題文が、記号として表示される(問題文が表示される)。
上記制御部5は、上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを、上記記憶部4に対して検索する機能(対応シーケンス検索部51)と、入力部1により検出された打鍵キーシーケンスと記憶部4から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較する機能(比較部52)と、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶部4におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を上記表示部2に表示せしめる機能(表示指示部54)とを備えており、上記CD−ROM120から読み出されて実行される本キー入力練習用のプログラムと該プログラムが実行されるCPU104により構成される。
また、該制御部5は、図3に示すように、ハードディスクドライブの問題文記憶部6からランダム乃至プログラムに指示されて読み出された問題文が表示部2に問題として出題されて表示記号として表示された際、その記号を一時的に記憶しておく記憶領域(表示記号一時記憶部50)と、タイマ3を参照して、表示部2に記号が表示されてから、上記比較部52により検出された打鍵キーシーケンスと上記記憶部4におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスとが一致していると判断されるまでの時間を計測する機能(時間測定部53)の構成も一緒に備えている。
上記構成では、CPU104によって、CD−ROM120から本キー入力練習用プログラムが読み出され、実行されると、練習者による練習内容の設定(後述;ローマ字入力などのモード設定)を促す画面が表示される。その設定がなされた後、練習者によって練習開始が指示されると、上記プログラムを実行するCPU104により、ハードディスクドライブの問題文記憶部6から、練習者の設定内容に合わせて、問題文が読み出され、その問題文の文節毎に、図6に示すように、表示部2に入力すべき文字(図6上表示記号とされている)が表示される。
この入力すべき表示文字は、上記制御部5の表示記号一時記憶部50に、表示記号として、一時的に格納される。この時、該記憶部50に記憶処理がなされたことがトリガー信号として上記時間測定部53に入力される。そして同じく制御部5の対応シーケンス検索部51により、上記ハードディスクドライブのキーシーケンス記憶部4が検索され、該表示記号に対応する、打鍵すべきキーシーケンスが読み出される。
他方、表示部2に表示された上記表示文字に応じて、練習者は、入力部1より、それに対応していると考えられるキー入力(ここではローマ字入力)を行う。
このキー入力は、上記文字に対応している一連のシーケンス(キー入力列)であり、上記制御部5の比較部52に入力される。例えば、「富士山頂」と表示部2に表示されれば、ローマ字入力の場合、「huzisantyou」と入力したり(日本式)、「fujisanchou」と入力したり(ヘボン式)、両者を混在させて「hujisanchou」と入力したりすることになる。
上記比較部52には、対応シーケンス検索部51によって検索された、表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスが入力されると共に、入力部1より検出された打鍵キーシーケンスも入力される。両キーシーケンスが入力された後、該比較部52により、両キーシーケンスが一致するか否か、比較処理が行われる。
比較部52において、入力部1で検出された打鍵キーシーケンスが上記対応シーケンス検索部51により検索されたいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致すると判定された場合、該比較部52は、表示指示部54に一致したことを示す信号と一致した方式に関する信号を出力すると共に、時間測定部53にも、一致したことを示す信号を出力する。
時間測定部53では、上述のように、記憶部50に記憶処理がなされたことがトリガー信号として該時間測定部53に入力されてきて、タイマ3が参照されて時間測定部53により時間測定が開始されるが、一致したことを示す上記信号が入力されると、その時間測定がそこで終了し、所定の時間内であったか否かがチェックされる。所定の時間内であれば、上記表示指示部54に、時間内に任意の方式に合致した入力がなされたことを示す信号が出力される。
上記表示指示部54は、比較部52から一致したことを示す信号と一致した方式に関する信号が入力されることにより、表示部2に該当する入力方式を表示する。しかし、上述のように、本実施例構成では、時間測定部53で入力までの時間を測定しているため、所定の時間内に、両シーケンス(対応シーケンス検索部51によって検索された、表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスと、入力部1より検出された打鍵キーシーケンス)が一致したことが判定された場合にのみ、表示部2に該当する入力方式(日本式かヘボン式のいずれか)を表示することになる。
以上のように、上記制御部5の対応シーケンス検索部51により、上記キーシーケンス記憶部4にアクセスして、上記表示文字に対応する打鍵すべきキーシーケンスが検索され、入力部1により検出された打鍵キーシーケンスと検索された打鍵すべきキーシーケンスとが、比較部52により比較され、その結果、検出された打鍵キーシーケンスがいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致すると該比較部52で判定された場合には、表示指示部54により、該当する入力方式が上記表示部2に表示せしめられることになる。
従って、日本式かヘボン式かによってキーの入力シーケンスが異なる特定の記号について、たとえ練習者が自己流で勝手にキー入力をしても、それがいずれかの入力方式に当てはまるなら、それを単に正解とするだけではなく、どの入力方式に当てはまるかが、上記表示部2にその入力時に直ちに表示されることになる。そのため、最初自己流で入力したとしても、特定記号に対してはキー入力する度に直ちに入力方式が表示されるため、次第に練習者は自分がいずれの方式で入力している傾向が多いかが分かるようになる。さらには、自分がいずれかの方式に統一してキー入力ができるようになりたいと思えば、上記入力方式の表示を意識することで、変な癖をつけずに、矯正することが可能である。
さらに、練習当初のモード設定時などに、画面上に「日本式」か「ヘボン式」かどちらの入力方式で指示するのかを決め打ちする必要がなく、自分がどの方式の打ち方が多いかの傾向を掴んで、自分に適した入力方式でキー入力の練習をすることが可能となる。
さらに、本実施例では、タイマ3と時間測定部53を備えているため、上記入力が所定の時間内になされ、且つ入力部1により検出された打鍵キーシーケンスと対応シーケンス検索部51に検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果において、検出された打鍵キーシーケンスが検索されたいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致すると比較部52で判定された場合に、上記表示指示部54により、該当する入力方式を上記表示部2に表示せしめることになる。
そのため、キーシーケンス入力に制限時間を設けることになり、練習者は時間意識しながらキー入力を行う、すなわち緊張感を持って練習するようになる。
尚、該当する入力方式が表示された後、該入力方式は、上記表示記号一時記憶部50とは別のRAM108上の別の記憶領域に記憶され、さらに、変換目標となる次の文字が表示部2に表示される際に、上記対応シーケンス検索部51により、次の文字に対する上記入力方式に該当するものがあるか否かが先に検索され、該当する入力方式の打鍵すべきキーシーケンスが読み出されて、該表示文字に対応する打鍵すべきキーシーケンスの候補として上記表示部2に表示せしめられるような構成としても良い。
上記のような構成にすれば、一旦表示された該当する入力方式に則して、該表示文字に対応する打鍵すべきキーシーケンスが候補として上記表示部2に表示されることになるので、練習者にとってより効率の良い入力方法をとことん追求できるように、キー入力練習が行えるようになる。
図4は、パソコン100上で上記キー入力練習用プログラムが実行された場合の、該プログラム処理のメインフローを示すフローチャートである。
まず、メインフローがスタートすると、初期化処理がなされる(ステップS100)。この状態では、練習フラグはOFFにされている。
その後、練習者により練習内容の設定が行われる(ステップS102)。ここでは、「英数モード」「ひらがなモード」「テンキーモード」などのモードのうち「ひらがなモード」が選択され、次に「ひらがなモード」中で「ローマ字入力」の入力方法が選択された状態で、さらに「ローマ字入力」の場合の「日本式」「ヘボン式」「自己流」うちの「自己流」のタイプ方式が選択されたものとする。
練習者により「練習開始」が実行される(ステップS104)と、練習フラグがONにセットされているか否かがチェックされる(ステップS106)。練習フラグがONにセットされていれば(ステップS106;Y)、後述するステップS112に移行する。反対に練習フラグがONにセットされていなければ(ステップS106;N)、練習フラグがONにセットされる(ステップS108)。そして上記CPU104により、ハードディスクドライブの問題文記憶部6から、練習者の設定内容に合わせて、問題文が読み出され、その問題文の文節毎に、図6に示すように、表示部2に入力すべき文字(図6上表示記号とされている)が表示される(ステップS110)。
問題文とは、本実施例では、練習者に練習させる文字、単語などであるが、長文などの配列であっても良い。本実施例では、問題文は予め全てが作成されて問題文記憶部6に記憶せしめておき、それをCPU104が適宜読み出して表示部2に表示させる構成としている。また、ライブラリーとして一連の文字列(文書を含む)とそれに対応する訳語のキー順(キーシーケンス)とが1つの組として一緒に問題文記憶部6に記憶されており、これらのデータの組が読み出されて、この訳語のキー順(キーシーケンス)が、打鍵すべき訳語のキー順(キーシーケンス)として、また上記一連の文字列が表示部2に表示されるものとして、これらを問題文として読み出されるようにしても良い。
次に、ステップS106の練習フラグがONになっている場合(ステップS106;Y)、或いは問題文の読み出しがなされた後、割り込み処理により、画像等表示及びキー入力監視がなされる(ステップS112)。
最後に、練習フラグがONで問題文終了条件が満たされているか否かがチェックされる(ステップS114)。練習フラグがONで問題文終了条件が満たされている(ステップS114;Y)と、練習フラグがOFFにセットされ(ステップS116)、練習結果の分析処理がなされる(ステップS118)。その結果は、割り込み処理により、表示部2を介した表示によって、練習者に知らされる。
処理が終了したか否かがチェックされる(ステップS120)。処理が終了しなかった場合(ステップS120;N)、上記ステップS104に戻って、以上の処理が繰り返される。反対に処理が終了した場合(ステップS120;Y)は、メインフローの処理がエンドとなりプログラムが終了する。
図5は、図4のステップS112におけるキー入力監視割り込み処理の処理フローを示すフローチャートである。尚、図面の都合上本実施例に盛り込まれている時間測定部53による入力が所定の時間内になされたか否かのチェックのフローは省略されている。
まず、練習フラグがONになっているか否かがチェックされる(ステップS200)。ここで練習フラグがONになっていなければ(ステップS200;N)、処理は終了し、メインフローに戻る。
反対に練習フラグがONになっていれば(ステップS200;Y)、入力方式についての後述する記憶フラグがONになっているか否かがチェックされる(ステップS202)。ここで記憶フラグがONになっていなければ(ステップS202;N)、候補キーシーケンスを表示しない最初の処理(ステップS204〜S216)、すなわち、一致したキーシーケンスの表示と入力方式の表示処理を行う側に処理が移行する。
反対に記憶フラグがONになっていれば(ステップS202;Y)、候補問題キーシーケンスを表示する側(ステップS218〜S228)に処理が移行する。
上述のように、記憶フラグがONになっていない場合(ステップS202;N)、キーシーケンスの入力があったか否か、即ちキーシーケンスが入力部1により検出されたか否かがチェックされる(ステップS204)。ここで、キーシーケンスが検出されなかった場合(ステップS204;N)は、デフォルトの問題キーシーケンスを表示して(ステップS216)、処理は終了し、メインフローに戻る。
反対に、キーシーケンスが検出された場合(ステップS204;Y)は、まず表示された問題文の文字列が、上記表示記号一時記憶部50に記憶されて、上記対応シーケンス検索部51により、ハードディスク上のキーシーケンス記憶部4が検索され、表示された問題文の文字列に対応する問題キーシーケンスに相当するものの検索処理がなされる(ステップS206)。そして検索された対応する問題キーシーケンスが比較部52に送られ、該比較部52により、入力部1で検出された打鍵キーシーケンスが対応シーケンス検索部51により検索された問題キーシーケンスの何れかに一致するか否かがチェックされる(ステップS208)。
上記キーシーケンスが一致しない場合(ステップS208;N)、デフォルトの問題キーシーケンスを表示して(ステップS216)、処理は終了し、メインフローに戻る。
反対にキーシーケンスが一致した場合(ステップS208;Y)、一致したキーシーケンスの入力方式が一時的にRAM108上に記憶される(ステップS210)。
そして、その入力方式の記憶がされたことを示す記憶フラグがONにセットされる(ステップS212)。
さらに、一致したキーシーケンスとRAM108上に一時的に記憶されている入力方式が表示部2で表示される(ステップS214)。
他方、上記ステップS202で、上記記憶フラグがONになっている場合(ステップS202;Y)、上記対応シーケンス検索部51により、ハードディスク上のキーシーケンス記憶部4が検索され、一時記憶された入力方式に一致する候補問題キーシーケンスの検索処理が行われる(ステップS218)。
そして、候補問題キーシーケンス及び入力方式が表示部2に表示される(ステップS220)。
さらにキーシーケンスの入力があったか否か、即ちキーシーケンスが入力部1により検出されたか否かがチェックされる(ステップS222)。ここで、キーシーケンスが検出されなかった場合(ステップS222;N)は、処理は終了し、メインフローに戻る。
反対に、キーシーケンスが検出された場合(ステップS222;Y)は、比較部52により、検出された打鍵シーケンスが候補問題キーシーケンスに一致するか否かがチェックされる(ステップS224)。一致している場合(ステップS224;Y)は、処理は終了し、メインフローに戻る。
反対に、両キーシーケンスが一致していない(ステップS224;N)場合は、記憶フラグがOFFにセットされ(ステップS226)、候補問題キーシーケンスと入力方式の表示がストップされる(ステップS228)。
その後、ステップS206に移行し、それ以下の処理を行う。
図6は、図4のステップS112の画面表示割り込み処理による画面表示例を示す説明図である。ここでは、表示部2に仮想的なキーボードとそれを操作する両手・指が3D表示されている。問題文はその上部に表示され(図面上「弱化」)、その下にヘボン式の候補キーシーケンスが表示され、この候補が「ヘボン式」であることも表示されている。また、すでに入力部1でキー入力が検出されている部分は、表示が薄くなっており、これから打鍵すべきキーシーケンスのみ濃い色で表示されている。この際、入力指示キーは、テキスト文字の他、キートップの色や運指アニメーションなどで報知すると良い。
尚、本発明のキー入力練習装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のキー入力練習装置は、パソコンのキー入力練習用の他、キー入力を用いたゲームとしても利用可能である。
本発明に係るキー入力練習装置の構成が実現されるパソコン100の斜視図である。 パソコン100の回路概要図である。 プログラムの実行により構成された本実施形態に係るキー入力練習用装置の機能ブロック図である。 パソコン100上で上記キー入力練習用プログラムが実行された場合の、該プログラム処理のメインフローを示すフローチャートである。 図4のステップS112におけるキー入力監視割り込み処理の処理フローを示すフローチャートである。 表示部2に仮想キーボード及び指が表示された状態でキー入力があった状態を示す画面説明図である。
符号の説明
1 入力部
2 表示部
3 タイマ
4 記憶部
5 制御部
6 問題文記憶部
50 表示器号一時記憶部
51 対応シーケンス検索部
52 比較部
53 時間測定部
54 表示指示部
100 パソコン
102 システムバス
104 CPU
106 ROM
108 RAM
110 画像コントロール部
112 I/Oインターフェース
114 CD−ROMドライブ
116 マウス
120 CD−ROM

Claims (6)

  1. キー入力用の入力手段と、
    変換目標となる記号を表示すると共に、特定記号についてはローマ字かな変換の日本式かヘボン式かの入力方式を少なくとも表示する表示手段と、
    上記表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとを合わせて記憶すると共に、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データを記憶しておく記憶手段と、
    上記記憶手段に対して上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを検索し、入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較すると共に、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめる制御手段と
    を有することを特徴とするキー入力練習装置。
  2. キーシーケンス入力経過時間を測定するタイマを備えると共に、上記入力経過時間が所定の範囲内になされ、且つ入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果において、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合にのみ、上記制御手段は、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめるように設定したことを特徴とする請求項1記載のキー入力練習装置。
  3. 該当する入力方式が表示された後、変換目標となる次の記号が表示される場合には、上記制御手段は、上記記憶手段を検索し、該当する入力方式が検出された際に該入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることを特徴とする請求項1又は2記載のキー入力練習装置。
  4. コンピュータに読み出されて実行されることで、該コンピュータが、
    キー入力用の入力手段と、
    変換目標となる記号を表示すると共に、特定記号についてはローマ字かな変換の日本式かヘボン式かの入力方式を少なくとも表示する表示手段と、
    上記表示記号とそれに対応する打鍵すべきキーシーケンスとを合わせて記憶すると共に、打鍵すべき該キーシーケンス中に、ローマ字かな変換における特定記号に対しての日本式打鍵キーシーケンス群とヘボン式打鍵キーシーケンス群の各データを記憶しておく記憶手段と、
    上記記憶手段に対して上記表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを検索し、入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとを比較すると共に、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合には、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめる制御手段と
    して機能することを特徴とするキー入力練習用コンピュータプログラム。
  5. キーシーケンス入力経過時間を測定するタイマを備えると共に、上記入力経過時間が所定の範囲内になされ、且つ入力手段により検出された打鍵キーシーケンスと記憶手段から検索された打鍵すべきキーシーケンスとの比較結果において、検出された打鍵キーシーケンスが上記記憶手段におけるいずれかの入力方式の打鍵キーシーケンスと一致する場合にのみ、上記制御手段は、少なくとも該当する入力方式を上記表示手段に表示せしめるように設定したことを特徴とする請求項4記載のキー入力練習用コンピュータプログラム。
  6. 該当する入力方式が表示された後、変換目標となる次の記号が表示される場合には、上記制御手段は、上記記憶手段を検索し、該当する入力方式が検出された際に該入力方式に則して、該表示記号に対応する打鍵すべきキーシーケンスを候補として上記表示手段に表示せしめることを特徴とする請求項4又は5記載のキー入力練習用コンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102619A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Fujitsu Ltd 仮名ローマ字対応表、情報処理装置、記憶媒体、サーバ及び文字入力システム
JP2016136285A (ja) * 2016-04-27 2016-07-28 糸永 弘法 タイピング練習コンピュータプログラム

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