JP2008032113A - ダイヤフラム式バルブ - Google Patents

ダイヤフラム式バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP2008032113A
JP2008032113A JP2006206059A JP2006206059A JP2008032113A JP 2008032113 A JP2008032113 A JP 2008032113A JP 2006206059 A JP2006206059 A JP 2006206059A JP 2006206059 A JP2006206059 A JP 2006206059A JP 2008032113 A JP2008032113 A JP 2008032113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
valve
valve body
spindle
replacement part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006206059A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Sato
武美 佐藤
Isao Tanaka
功 田中
Kiyoshi Shoji
潔 庄子
Masanori Inoko
正憲 猪子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KODA KK
Toagosei Co Ltd
Tsurumi Soda Co Ltd
Original Assignee
KODA KK
Toagosei Co Ltd
Tsurumi Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KODA KK, Toagosei Co Ltd, Tsurumi Soda Co Ltd filed Critical KODA KK
Priority to JP2006206059A priority Critical patent/JP2008032113A/ja
Publication of JP2008032113A publication Critical patent/JP2008032113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

【課題】安全性確保のためのメンテナンスを可能とし、なるべく少ない部品を容易に交換して、繰り返し使用することができるダイヤフラム式バルブを提供する。
【解決手段】流体の流入路14と流出路15とを接続する閉鎖弁室16を形成した中空状のバルブ本体10と、バルブ本体10の閉鎖弁室16内において弁体51を開閉動作させるスピンドル20と、バルブ本体10の蓋となりスピンドル20を回動自在に支持する支持部材40と、弁体51、弁体51の開閉動作に伴って撓み閉鎖弁室16を密閉するダイヤフラム52、ダイヤフラムの補強板53、弁体51及びダイヤフラム52の保持部材54、及びスピンドル20との連結部材56とを少なくとも含む交換部品の組立体である交換部品ユニット50と、ダイヤフラム52とバルブ本体10の座部17との間に介在する耐腐食性樹脂からなるリング状部材60とを備えた構成としてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスボンベに直接接続されて高圧ガスの供給又は充填に用いられるダイヤフラム式バルブに関し、特に、機能性又は安全性確保のためのメンテナンスを可能とし、なるべく少ない部品を容易に交換して、繰り返し使用することができるダイヤフラム式バルブに関する。
従来から圧縮ガスや液体ガスを充填したガスボンベに用いられるバルブとして、パック式バルブとダイヤフラム式バルブとがある。パック式バルブは、パッキング式のジョイント又はボルトを用いてバルブ内の気密性を確保しており、一方、ダイヤフラム式バルブは、弁体の移動とともに撓む金属薄板製のダイヤフラムによってバルブ内の気密性を確保している。
そして、両バルブを比較すると、パック式バルブは、消耗品であるダイヤフラムを用いないので寿命が長く、分解してメンテナンスすることにより、繰り返し使用することができる。一方、ダイヤフラム式バルブは、ダイヤフラムが劣化してしまうためにパック式バルブよりも寿命が短いが、あらかじめ定められた耐用年数や使用回数を超えない範囲内で使い捨てることにより、メンテナンスの手間なく安全性を確保することができる。このような取り扱いの容易さから、近年、使い捨てのダイヤフラム式バルブが、国際的なデファクトスタンダードとなりつつある。
従来のガスボンベ用のダイヤフラム式バルブとして、例えば、特開平1−135986号(特許文献1参照)では、バルブ内の気密性を確保するためのダイヤフラムの上面(ハンドル側の面)に、弾性変形可能なゴム製のワッシャを配設したものが提案されている。
このダイヤフラム式バルブによれば、金属薄板製のダイヤフラムが突然破裂した場合でも、ワッシャによってバルブ内の気密性が維持されるので、ガスの外部への流出を防止することができる。
また、特開2004−257549号(特許文献2参照)では、上端に穴を設けた雄ねじ状の連結部を有する弁体と、この弁体の連結部に挿通される薄板円盤状のダイヤフラムと、接合孔(雌ねじ)を連結部に螺合させて弁体との間でダイヤフラムを挟持する押圧固定部材と、接合孔に螺合させたときに先端のテーパー面を連結部の穴に押し込み、この穴を広げて連結部と接合孔との螺合状態を固定する固定部材とを備えたダイヤフラム式バルブが提案されている。
このダイヤフラム式バルブによれば、接合孔に連結部を螺合させ、更に固定部材を同時に螺合させるので、この固定部材がダブルナットとして作用し、接合孔と連結部との螺合の緩みを抑制することができる。また、固定部材のテーパー面が連結部の穴を押し広げ、接合孔と連結部とのねじの滑りを防止しているので、螺合状態の緩みを一層確実に抑制することができる。
特開平1−135986号(図1〜3参照) 特開2004−257549号(図1,2参照) 特開2001−263508号(図1,2参照)
しかし、上述したように、従来のダイヤフラム式バルブは、ダイヤフラムが劣化するために所定の耐用年数の範囲内で使い捨てしていたが、これがバルブ使用者に経済的負担を与えるのみならず、近年のリサイクル重視の社会的要請に反するという問題があった。
例えば、アンモニア、塩化水素又は塩素等の腐食性の液化ガスを対象とするダイヤフラム式バルブでは、バルブ本体、スピンドル、バルブ本体の蓋となるとともにスピンドルを回動自在に支持する支持部材といった主要構成部品が、耐腐食性を有する金属からなっており、上述したパック式バルブのように、定期的なメンテナンスを行うことによって腐食を防止し、再利用することも考えられる。それにもかかわらず、従来のダイヤフラム式バルブにおいてメンテナンスを行うことができなかったのは、次のような理由による。
まず、従来のダイヤフラム式バルブでは、ダイヤフラムの周縁部とバルブ本体の座部とを互いに圧接挟持させて気密性を確保していたため、これら金属部品同士の「かじり」が生じ、これら金属部品の接合面が機械的に損傷してしまう。このため、一旦バルブを分解した後は、安全を確保するために必要な気密性を回復することができなかった。
また、仮にダイヤフラム式バルブをメンテナンスするならば、腐食性ガスとの接触により劣化しやすい弁体、ダイヤフラム及びその周辺部品を交換することが考えられるが、従来のダイヤフラム式バルブでは、これら部品の分解と組み立てが煩雑で、交換作業に多大な手間と時間とを要する。
なお、特開2001−263508号(特許文献3参照)では、腐食性ガスと接触する閉鎖弁室をダイヤフラムで密閉することにより、バルブ本体と腐食性ガスとの接触面積を可能な限り少なくし、このバルブ本体のみを再利用可能としたダイヤフラム式バルブが提案されている。
しかし、このダイヤフラム式バルブでも、バルブ本体以外の部品を全て使い捨てる構成であるため、使い捨てる部品点数が多く、リサイクル重視の社会的要請を十分に満たすことはできない。
また、このダイヤフラム式バルブでも、ダイヤフラムとバルブ本体の座部とを互いに圧接挟持させて気密性を確保しているため、これら部材同士のかじりが生じ、一旦バルブを分解した後は、バルブ本体の座部の平滑性が損なわれてしまい、結局、安全性を確保するために十分な気密性が得られず、バルブ本体を再利用することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、安全性確保のためのメンテナンスを可能とし、なるべく少ない部品を容易に交換して、繰り返し使用することができるダイヤフラム式バルブの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のダイヤフラム式バルブは、ガスボンベに直接接続され、前記ガスボンベから外部への高圧ガスの供給又は外部から前記ガスボンベへの高圧ガスの充填に用いられるダイヤフラム式バルブにおいて、前記高圧ガスの流入路と流出路とを接続する閉鎖弁室を形成した中空状のバルブ本体と、前記バルブ本体の閉鎖弁室内において弁体を開閉動作させるスピンドルと、前記バルブ本体の蓋となり前記スピンドルを回動自在に支持する支持部材と、前記弁体、前記弁体の開閉動作に伴って撓み前記閉鎖弁室を密閉するダイヤフラム、前記ダイヤフラムの補強板、前記弁体及び前記ダイヤフラムの保持部材、および前記スピンドルとの連結部材とを少なくとも含む交換部品の組立体である交換部品ユニットと、前記ダイヤフラムと前記バルブ本体の座部との間に介在されたリング状部材とを備えた構成としてある。
このような構成によれば、消耗部品である弁体及びダイヤフラムを交換部品ユニットとして一体化したことにより、これら消耗部品を容易に交換することができる。また、ダイヤフラムとバルブ本体の座部との間にリング状部材を介在させたことにより、ダイヤフラムによる座部のかじりを防止することができる。この結果、交換部品ユニットとリング状部材とを交換することによって、メンテナンス後のダイヤフラム式バルブに、再び安全性を確保のために必要な気密性を回復させることができ、バルブ本体、スピンドル及び支持部材といった主要部品の再利用を図ることができる。
ここで、「交換部品ユニット」は、弁体、ダイヤフラム、保持部材、連結部材といった交換部品を、分解の可能又は不可能を問わず一体に組み付けた一纏まりの部品群をいう。但し、これら部品群を分解不可能に組み付けて一部品化した場合は、その取り扱いがより容易となり、メンテナンス時の交換作業をより効率よく行うことができる。
また、「リング状部材」は、バルブ本体の座部のかじり防止や密閉性などの性能を向上させる観点から設けられるものであり、少なくとも再利用されるバルブ本体の座部の面精度を低下させない金属製又は樹脂製のものを用いる。特に、本ダイヤフラム式バルブが腐食性ガスを対象とする場合は、このリング状部材を、耐腐食性ないし耐薬品性を有する金属製又は樹脂製とすることが好ましい。リング状部材を形成する金属材料として、例えば、銀等を用いることができる。一方、樹脂製の材料として、例えば、PCTFE(ポリクロロ・トリフルオロ・エチレン),PTFE(ポリテトラフルオロ・エチレン),PVDF(ポリビニリデンフロライド)等のフッ素系樹脂、又はポリアミド,ポリアセタール等を用いることができる。本発明においては、樹脂製とすることがより好ましく、フッ素系樹脂を用いることが更に好ましく、特にPCTFEが好適である。
好ましくは、前記交換部品ユニットが、前記弁体と、前記ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムを前記バルブ本体の座部に圧接させるための押圧部材と、前記弁体を保持するとともに前記ダイヤフラムが溶接された前記保持部材と、前記保持部材に固定され、前記ダイヤフラム上に前記押圧部材を位置させる前記連結部材との組立体である構成とする。
このような構成によれば、消耗部品である弁体、ダイヤフラム及びこれらの周辺部品である押圧部材を、保持部材と連結部材との2部品で一纏まりにすることができ、使い捨てされる交換部品ユニットの部品点数を少なくすることができる。
好ましくは、前記スピンドルの端部に凹状又は凸状の連結部を形成するとともに、前記交換部品ユニットの連結部材の端部に前記スピンドルの連結部と嵌合可能な凸状又は凹状の連結部を形成した構成とする。
このような構成によれば、ねじの螺合ではなく、凹凸状の連結部の嵌合により、スピンドルと交換部品ユニットとを連結させることができるので、交換部品ユニットの交換作業をより容易かつ迅速に行うことができ、本ダイヤフラム式バルブのメンテナンスの簡単化及び効率化を図ることができる。
好ましくは、前記リング状部材が、PCTFE(ポリクロロ・トリフルオロ・エチレン)製のシートからなる構成とする。
このような構成によれば、PCTFEがダイヤフラムとバルブ本体の座部との直接の接触を阻止し、座部の面精度の低下を確実に防止して、バルブ本体の再利用を図ることができる。また、PCTFEの高い耐腐食性により、例えば、アンモニア、塩化水素又は塩素等の腐食性の液化ガスを使用する場合でも、ダイヤフラムとバルブ本体の座部との間における気密性を長期間にわたって維持することができる。
本発明のダイヤフラム式バルブによれば、消耗部品を含む、なるべく少ない部品を交換部品ユニットとして一体化したことにより、これら部品を容易に交換することができる。また、ダイヤフラムとバルブ本体の座部との間にリング状部材を介在させたことにより、密閉性を向上させることができるとともに、座部の面精度の低下を防止することができる。この結果、交換部品ユニットとリング状部材とを交換することによって、メンテナンス後のダイヤフラム式バルブは、容易に安全性を確保のために必要な気密性を回復させることができ、バルブ本体、スピンドル及び支持部材といった主要部品の再利用を図ることができる。更に交換部品ユニットの交換がリング状部材を用いることにより容易にできるようになる。
以下、本発明の一実施形態に係るダイヤフラム式バルブついて、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、ステンレス鋼等の種類を例示するにあたってJISコードを省略して記載してある。
図1は本発明の一実施形態に係るダイヤフラム式バルブを示す断面図である。図2は上記ダイヤフラム式バルブを構成する交換部品ユニットとリング状部材とを示す拡大断面図である。図3は図2に示す上記交換部品ユニットのA部拡大図であり、図4は図2に示す上記リング状部材の斜視図である。
図1において、本実施形態に係るダイヤフラム式バルブ1は、主として、バルブ本体10と、スピンドル20と、ハンドル30と、支持部材40と、交換部品ユニット50と、リング状部材60とで構成してある。
[バルブ本体]
バルブ本体10は、その胴部11内に断面略円形の中空部11aを設けたハウジングであり、耐腐食性を有する金属材料、例えば、SUS316のステンレス鋼により形成してある。胴部11の下方及び一側方には、それぞれ雄ねじ部12,13を分岐させて連成してある。下方の雄ねじ部12内には、中空部11a内に連通するガスの流入路14が穿設してある。また、一側方の雄ねじ部13内には、中空内に連通するガスの流出路15が穿設してある。
これら流入路14及び流出路15が共に開口する中空部11aの下端側を、後述する略円板状のダイヤフラム52によって密閉することにより閉鎖弁室16が形成される。そこで、中空部11aの下端側には、ダイヤフラム52の外周縁部を載置して圧接挟持するための環状段差である座部17(図2参照)が形成してある。また、座部17とダイヤフラム52とを直接接触させないように、座部17とダイヤフラム52との間に、樹脂製又は金属製のリング状部材60を介在させてある。このようにして形成された閉鎖弁室16内には、ガスの流入口14aが開口しており、この流入口14aは、後述する弁体51によって開閉される。
さらに、バルブ本体10の胴部11側壁における座部17上方には、ねじ孔19が設けてあり、このねじ孔19には検知プラグ(ボルト)70が締結してある。この検知プラグ70を外すことにより、ねじ孔19を介して、ダイヤフラム52の破損又はシール不良によるガス漏れの有無を検査することができる。なお、検知プラグ70と胴部11側壁との間には、ガスケット83が介設してあり、万が一、ダイヤフラム52の気密性が損なわれた場合でも、外部にガス漏れが生じないようになっている。このガスケット83の材料として、例えば、PTFE等のフッ素樹脂を用いることができる。
[スピンドル]
スピンドル20は、弁体51を開閉動作させるための軸部材であり、例えば、耐腐食性を有するSUS304等のステンレス鋼又はニッケルメッキを施したC3604BDにより形成してある。スピンドル20の上端部には、ハンドル30を取り付けるための雄ねじ部21が設けてあり、この雄ねじ部21にナット22を締結することによりハンドル30を固定している。
一方、スピンドル20の下端部には、交換部品ユニット50を連結させるための連結凹部(凹状の連結部)23が形成してある。この連結凹部23は、一部を開口させた底面視略U字状の溝であり、交換部品ユニット50の連結部材56に形成した連結凸部(凸状の連結部)56aの直径とほぼ同じ溝幅を有している。また、連結凹部23の上壁部には、連結凸部56aと当接するブッシュ23aが埋設してある。このブッシュ23aは、スピンドル20よりも高硬度を有するSK5等の炭素工具鋼によって形成してあり、連結部材56の連結凸部56aとの当接によるスピンドル20の摩損、変形を防止している。
さらに、スピンドル20の下端部外周には、雄ねじ部24が設けてある。この雄ねじ部24は、次に述べる支持部材40の軸受孔41に連成した雌ねじ部42と螺合する。これにより、ハンドル30を回転させると、ねじのピッチでスピンドル20が上下方向に直線運動し、ダイヤフラム52があらかじめ設定されたリフト高さの範囲で撓み、スピンドル20に連結させた交換部品ユニット50の弁体51が開閉動作する。
[支持部材]
支持部材40は、上述したバルブ本体10の中空部11aの蓋となり、且つスピンドル20と螺合してこれを支持するものである。この支持部材40の材料としては、SUS303、SUS304等のステンレス鋼、又はニッケルメッキを施して耐食性をもたせたC3604BD等の黄銅(真鍮)などが例示でき、特に、ニッケルメッキを施して耐食性をもたせたC3604BD等の黄銅(真鍮)が好適である。
支持部材40の中空内部には、上から順に軸受孔41、雌ねじ部42及び収納部43が連成してあり、略環状の下端面が押圧端44となっている。また、支持部材40の下端部外周には雄ねじ部45が設けてあり、この雄ねじ部45は、バルブ本体10の胴部11内周に形成した雌ねじ部18と螺合する。
なお、支持部材40とバルブ本体10との接合部、支持部材40とスピンドル20との接触部には、それぞれOリング81,82が介設してある。これらOリング81,82より、万が一、ダイヤフラム52の気密性が損なわれた場合でも、外部にガス漏れが生じないようになっている。これらOリング81,82の材料として、例えば、FPM等のフッ素ゴム又はNBR等のニトリルゴムなどを用いることができ、好ましくは、FPM等のフッ素ゴムを用いるとよい。
[交換部品ユニット]
図1及び図2に示すように、交換部品ユニット50は、弁体51、ダイヤフラム52、補強板53、保持部材54、押圧部材55(必ずしも交換部品ユニット50の必須構成部材ではない)及び連結部材56とを組み立てて一体化した構成となっている。この交換部品ユニット50は、ダイヤフラム式バルブ1のメンテナンス時にそっくり交換して、メンテナンス後のダイヤフラム式バルブ1の気密性及び安全性を回復させる。
弁体51は、上述したように、バルブ本体10のガスの流入口14aを開閉させて、ガスの流通を制御するためのものであり、ダイヤフラム式バルブ1の気密性及び安全性を左右する重要な部品である。この弁体51としては、気密性に優れ、長年の使用しても容易に変形しない樹脂材料により形成してある。この材料として、例えば、PCTFE、PVDF又はポリアミドを用いることができ、特に、PCTFEが好適である。
ダイヤフラム52は、上述したように、弁体51の開閉動作を許容しつつ、バルブ本体10の閉鎖弁室16を密閉するためのものであり、弁体51と同様、ダイヤフラム式バルブ1の気密性及び安全性を左右する重要な部品である。このダイヤフラム52も、腐食性のガスに直接接触するものであるから、耐腐食性に優れた金属材料、例えば、SUS316のステンレス鋼の円形薄板により形成してある。また、本実施形態では、板厚0.08〜0.15mmの中心部に保持部材54の雄ねじ部54bを挿通するための孔を設けた円形薄板を複数枚、例えば、2枚重ね合わせてダイヤフラム52を形成し、その気密性と耐久性を向上させている。本発明においては、好ましい円形薄板の数枚は、2〜5枚であり、より好ましくは2〜3枚である。円形薄板がこの枚数であると、気密性と耐久性が得られるためである。このようなダイヤフラム52は、その半径方向と直交する方向に撓み変形可能となっており、上述したように、あらかじめ所定のリフト高さが設定してある。
補強板53は、ダイヤフラム52より小径の板厚0.08〜0.15mmで、中心部に保持部材54の雄ねじ部54bを挿通するための孔を設けた円板状薄板を複数枚、例えば3枚重ねたものであり、例えば、SUS316のステンレス鋼により形成してある。この補強板53は、ダイヤフラム52の上面に圧接保持され、ダイヤフラム52を補強している。すなわち、ダイヤフラム52は、その撓み変形を良好にするため薄型化されるが、ダイヤフラム52が撓み変形する際に、周縁部に負荷が掛かると、中心側の負担が大きくなる。そこで、ダイヤフラム52を補強板53により補強し、良好な撓み変形と耐久性の向上とを図っている。本発明においては、好ましい補強板53の枚数は、2〜5枚であり、より好ましくは2〜4枚で、特に3枚が好適である。補強板53がこの枚数であると、ダイヤフラム52の保護と耐久性が得られるからである。また、補強板53は、高圧ガスによる変形からダイヤフラム52を保護している。更に補強板53は、連結部材56によるダイヤフラムの変形を防止している。補強板53は、ダイヤフラム52の保持部材54の溶接部を保護している。
保持部材54は、上述した弁体51、ダイヤフラム52及び補強板53を一体的に保持するためのものである。保持部材54の下面側には、弁体51と略同形の嵌合凹部54aが設けてあり、この嵌合凹部54a内に弁体51をかしめ固定している。
また、保持部材54の上面中心には、雄ねじ部54bが立設してある。この雄ねじ部54bの基部は、ダイヤフラム52及び補強板53を取り付けるための肩部が設置してある。一方、上述したダイヤフラム52及び補強板53の中心には挿通孔が穿設してあり、これら挿通孔に雄ねじ部54bを挿通させることにより、保持部材の上面にダイヤフラム52及び補強板53を重ねて配置している。
さらに、図3(図2のA部拡大図)に示すように、ダイヤフラム52の挿通孔周辺部を保持部材54の上面にレーザー溶接してある。本実施形態では、ダイヤフラム52の挿通孔周辺部をパルスYAGレーザー溶接し、一定の溶接深さで円形に縫い合わせ式溶接し、耐久性と気密性とを確保している。溶接深さは、約0.1〜0.5mm、好ましくは、約0.2〜0.25mmの範囲とする。なお、本発明において溶接方式は、縫い合わせ式に限定されず、突き合わせ式を採用することもできるが、縫い合わせ式が、ダイヤフラムの耐久性及び密閉性を確保することができることから好ましい。
押圧部材55は、ダイヤフラム52の外径と同じ厚肉円板状の部材であり、例えば、SUS303又はSUS304などのステンレス鋼により形成してある。本発明においては、SUS303を用いることが好ましい。この押圧部材55の下面側には、座部17の内径よりも小さい直径の円形凹部55aが形成してあり、押圧部材55の下面周縁部のみがダイヤフラム52の上面周縁部に当接するようになっている。これにより、押圧部材55は、ダイヤフラム52の中心軸方向の撓み変形を許容しつつ、その周縁部のみをバルブ本体10の座部17に押圧挟持している。押圧部材55の内径は、連結部材56のナット部56cの外径より大きくも小さくてもよい。すなわち、小さい場合は、交換部品ユニット50に組み込まれるものとなる。
連結部材56は、弁体51及びダイヤフラム52を組み付けた保持部材54に補強板53を取り付けるためのものであり、このとき押圧部材55を一緒に取り付けてもよく、これら部品群をスピンドル30に連結するための部材であり、例えば、SUS303又はSUS304のステンレス鋼により形成してある。本発明においては、SUS303を用いることが好ましい。
連結部材56の上端部には、上述した連結凸部56aが設けてある。この連結凸部56aは、大径円形の頭部と小径円形の軸部とを一体化したものであり、上述したスピンドル20の連結凹部23の縦断面形状と略同じ寸法となっている(図1参照)。一方、連結部材56の下端側には、保持部材54の雄ねじ部54bに螺合する雌ねじ部56bが形成してある。
また、連結部材56の上端側には、この連結部材56を回転させて保持部材54と締結させるためのナット部56cが設けてある。本実施形態では、このナット部56cの直径を、押圧部材55の貫通孔内径よりも大きくし、連結部材56を保持部材54に締結させた後は、ナット部56cがストッパの役割を果たして押圧部材55の抜けが防止されるようにしてある。これにより、交換部品ユニット50が一体に組み付けた一纏まりの部品群となり、本ダイヤフラム式バルブ1のメンテナンス時において、部品交換の作業を効率よく行うことができる。
但し、押圧部材55の貫通孔内径をナット部56cの直径よりも大きくし、連結部材56を保持部材54に締結させた後に、押圧部材55を連結部材56に挿通可能としてもよい。
さらに、図2及び図3に示すように、雌ねじ部56bと雄ねじ部54bとを螺合させたときに、連結部材56の下端面が、保持部材54の上面で重なり合うダイヤフラム52及び補強板53の中心側を押圧挟持するが、この場合に、ダイヤフラム52の溶接部52aに負荷が掛からないよう、連結部材56の下端面には、溶接部52aを回避するための環状の凹部56dが形成してある。
ここで、交換部品ユニット50の組み立て手順について説明する。あらかじめ保持部材54に弁体51を嵌合させるとともに、雄ねじ部54bに挿通させたダイヤフラム52を溶接した後、この雄ねじ部54bに補強板53と押圧部材55とを順番に挿通させる。次いで、この雄ねじ部54bに、連結部材56の雌ねじ部56bを螺合させると、連結部材56の下端面に補強板53とダイヤフラム52とが押圧挟持され、これと同時に、連結部材56の挿通した押圧部材55の抜けがナット部56cにより防止され、交換部品ユニット50の組み立てが完了する。なお、押圧部材55の内径をナット部56cの外径より大きくしたものを用いて交換部品ユニット50の組み立てを行ってもよい。交換部品ユニット50を組み立てるとき、及び雄ねじ部54bと雌ねじ部56bとを螺号させるときには、接着剤などによって部材相互間を接着し、容易に外れないようにすることが好ましい。この接着剤としては、嫌気性状態で固まるものがより好ましい。
このような交換部品ユニット50は、連結部材56の連結凸部56aを、連結凹部23に嵌合させることによりスピンドル20に連結される。これと逆に、連結凸部56aと連結凹部23との嵌合を解除させることによって、交換部品ユニット50をスピンドル20から容易に取り外すことができる。
また、交換部品ユニット50を一度組み立てた後は、一纏まりの一部品として取り扱われ、本ダイヤフラム式バルブ1のメンテナンス時には、新しい交換部品ユニット50とそっくり交換されることになる。すなわち、本ダイヤフラム式バルブ1のメンテナンス時に、交換部品ユニット50を組み立てたり分解したりする手間は一切掛からない。
[リング状部材]
図1及び図2に示すように、リング状部材60は、バルブ本体10に交換部品ユニット50を組み付けたときに、座部17とダイヤフラム52との間に介在して、密閉性を向上させるとともに、これら部材同士の接触を防止するためのものである。
図4に示すように、リング状部材60は、座部17とほぼ同一寸法の薄板又は薄膜の環状体であり、バルブ本体10の座部17の面精度低下を生じない金属又は樹脂材料により形成する。本実施形態では、アンモニア、塩化水素又は塩素等の腐食性ガスの使用を考慮して、より耐腐食性に優れた樹脂材料、例えば、PCTFE(ポリクロロ・トリフルオロ・エチレン)製の樹脂シート材によって形成してある。
PCTFEは、フッ素樹脂特有の優れた化学的安定性を有しており、このPCTFEからなるリング状部材60を、腐食性ガスの流通する閉鎖弁室16内に配設しても容易に劣化することがない。また、リング状部材60は、押圧部材55側からの荷重によって座部17とダイヤフラム52との間に圧接挟持されるが、PCTFEの高い圧縮強さ、低摩擦係数により、容易に破損するようなこともない。したがって、このような耐腐食性の樹脂シートからなるリング状部材60によれば、座部17とダイヤフラム52との気密性を維持しつつ、これら部材同士による変形を効果的に防止することができる。
なお、リング状部材60の材質は、PCTFEに限らず、耐腐食性を有するPTFE,PVDF等のフッ素系樹脂を用いてもよい。また、使用対象となるガスが、腐食性を有しないものである場合は、ポリアミド,ポリアセタール等の樹脂材料を使用することができる。また、銀等の金属材料を用いることも可能である。
さらに、本実施形態では、リング状部材60の外径を、座部17の外径と同じ26mm、リング状部材60の内径を、座部17の内径20mmよりも1mm大きい21mmとし、環状体の幅を2.5mmに設定してある。ここで、リング状部材60の内径を、座部17の内径20mmよりも1mm大きくしたのは、ダイヤフラム52と座部17との間に押圧挟持されたときに、リング状部材60の内径端縁が、変形して座部17の内側にはみ出さないようにするためである。また、リング状部材60の肉厚は、厚過ぎると温度の影響を受けやすく、薄過ぎると押圧力で破断してしまうので、これを考慮して0.5mmの薄膜とした。
次に、上記構成からなる本ダイヤフラム式バルブ1の組み立て手順について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
まず、互いの連結凹部23と連結凸部56aとを嵌合させて、スピンドル20の下端に、交換部品ユニット50を連結させる。この状態でスピンドル20上端のボルト部21を、支持部材40の軸受孔41に挿通し、互いの雄ねじ部24と雌ねじ部42とを螺合させる。すると、支持部材40の軸受孔41にスピンドル20が回動自在に支持されるとともに、収納部43内に交換部品ユニット50の連結部材56が収納され、さらに、押圧端44が押圧部材55の周縁部に当接する。これにより、スピンドル20、支持部材40及び交換部品ユニット50の3部品が単一の組立体となる。
次いで、バルブ本体10の座部17にリング状部材60を配設した後、このバルブ本体10に、上述したスピンドル20、支持部材40及び交換部品ユニット50の組立体を組み付ける。すなわち、バルブ本体10の中空部11a内に交換部品ユニット50を収納し、支持部材40の雄ねじ部45を、バルブ本体10の雌ねじ部18に螺合させる。
すると、バルブ本体10の中空部11a内において、支持部材40の押圧端44が、交換部品ユニット50の押圧部材55に垂直方向の荷重を加え、間にリング状部材60を介在させた状態で、ダイヤフラム52の周縁部が座部17に圧接挟持される。これにより、ダイヤフラム式バルブ1が概ね組み上がる。その後、このダイヤフラム式バルブ1のガス漏れ検査を行い、この検査終了後、バルブ本体10のねじ孔19に検知プラグ70を締結し、最後に、スピンドル20のボルト部21にナット22を締結させてハンドル30を取り付けると、ダイヤフラム式バルブ1の組み立てが完了する。
上記構成からなるダイヤフラム式バルブ1は、バルブ本体10の雄ねじ部12を、図示しないガスボンベに直接接続して、高圧ガスの供給又は充填に用いられる。そして、このダイヤフラム式バルブ1は、圧縮ガス又は液化ガスのような高圧ガスにおいて使用することができ、アンモニア、塩化水素、塩素、二酸化硫黄、硫化水素又は二酸化窒素等の腐食性を有する液化ガス、あるいは亜酸化窒素、酸化エチレン、シアン化水素等の腐食性を有しない液化ガスの双方に好ましく使用することができ、より好ましくは腐食性を有する液化ガスに使用することができる。
このような本実施形態に係るダイヤフラム式バルブ1によれば、消耗部品である弁体51及びダイヤフラム52を交換部品ユニット50として一体化したことにより、メンテナンスの際に、これら弁体51及びダイヤフラム52を容易に交換することができる。また、ダイヤフラム52とバルブ本体10の座部17との間に薄膜状のリング状部材60を介在させたことにより、密閉性の向上と、これら部材同士による変形とを効果的に防止することができる。
この結果、交換部品ユニット50とリング状部材60とを交換するといった極めて簡単な作業により、メンテナンス後のダイヤフラム式バルブ1に、再び安全性を確保のために必要な気密性を回復させることができ、バルブ本体10、スピンドル20、ハンドル30及び支持部材40といった主要部品の再利用を図ることができる。
また、消耗部品である弁体51、ダイヤフラム52、及びこれらの周辺部品である補強板53、押圧部材55を、保持部材54と連結部材56との2部品で一纏まりにすることができ、使い捨てされる交換部品ユニット50の部品点数を少なくすることができる。
さらに、ねじの螺合ではなく、連結凹部23と連結凸部56aとの嵌合により、スピンドル20と交換部品ユニット50とを連結させることができるので、交換部品ユニット50の交換作業をより容易かつ迅速に行うことができ、本ダイヤフラム式バルブ1のメンテナンスの簡単化及び効率化を図ることができる。
これに加え、リング状部材60をPCTFE製としたことにより、このPCTFEの高い圧縮強さにより、ダイヤフラム52とバルブ本体10の座部17との接触を阻止し、これら部材同士による変形を確実に防止して、バルブ本体10の再利用を図ることができる。また、PCTFEの高い耐腐食性により、例えば、アンモニア、塩化水素ガス又は塩素等の腐食性ガスを使用する場合でも、ダイヤフラム52とバルブ本体10の座部17との間における気密性を長期間にわたって維持することができる。
本発明の一実施形態に係るダイヤフラム式バルブを示す断面図である。 上記ダイヤフラム式バルブを構成する交換部品ユニットとリング状部材とを示す拡大断面図である。 図2に示す上記交換部品ユニットのA部拡大図である。 図2に示す上記リング状部材の斜視図である。
符号の説明
1 ダイヤフラム式バルブ
10 バルブ本体
11 胴部
11a 中空部
12,13 雄ねじ部
14 流入路
14a 流入口
15 流出路
16 閉鎖弁室
17 座部
18 雌ねじ部
19 ねじ孔
20 スピンドル
21 ボルト部
22 ナット
23 連結凹部(凹状の連結部)
23a ブッシュ
24 ねじ部
30 ハンドル
40 支持部材
41 軸受孔
42 雌ねじ部
43 収納部
44 押圧端
45 雄ねじ部
50 交換部品ユニット
51 弁体
52 ダイヤフラム
52a 溶接部
53 補強板
54 保持部材
54a 嵌合凹部
54b 雄ねじ部
55 押圧部材
55a 円形凹部
56 連結部材
56a 連結凸部(凸状の連結部)
56b 雌ねじ部
56c ナット部
56d 凹部
60 リング状部材
70 検知プラグ
81,82 Oリング
83 ガスケット

Claims (4)

  1. ガスボンベに直接接続され、前記ガスボンベから外部への高圧ガスの供給又は外部から前記ガスボンベへの高圧ガスの充填に用いられるダイヤフラム式バルブにおいて、
    前記高圧ガスの流入路と流出路とを接続する閉鎖弁室を形成した中空状のバルブ本体と、
    前記バルブ本体の閉鎖弁室内において弁体を開閉動作させるスピンドルと、
    前記バルブ本体の蓋となり前記スピンドルを回動自在に支持する支持部材と、
    前記弁体、前記弁体の開閉動作に伴って撓み前記閉鎖弁室を密閉するダイヤフラム、前記ダイヤフラムの補強板、前記弁体及び前記ダイヤフラムの保持部材、および前記スピンドルとの連結部材とを少なくとも含む交換部品の組立体である交換部品ユニットと、
    前記ダイヤフラムと前記バルブ本体の座部との間に介在されたリング状部材とを備えたことを特徴とするダイヤフラム式バルブ。
  2. 前記交換部品ユニットが、前記弁体と、前記ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムを前記バルブ本体の座部にリング状部材を介在して圧接させるための押圧部材と、前記弁体を保持するとともに前記ダイヤフラムが溶接された前記保持部材と、前記保持部材に固定され、前記ダイヤフラム上に前記押圧部材を位置させる前記連結部材との組立体であることを特徴とするダイヤフラム式バルブ。
  3. 前記スピンドルの端部に凹状又は凸状の連結部を形成するとともに、前記交換部品ユニットの連結部材の端部に前記スピンドルの連結部と嵌合可能な凸状又は凹状の連結部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のダイヤフラム式バルブ。
  4. 前記リング状部材が、PCTFE(ポリクロロ・トリフルオロ・エチレン)製のシートからなることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のダイヤフラム式バルブ。
JP2006206059A 2006-07-28 2006-07-28 ダイヤフラム式バルブ Pending JP2008032113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006206059A JP2008032113A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 ダイヤフラム式バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006206059A JP2008032113A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 ダイヤフラム式バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008032113A true JP2008032113A (ja) 2008-02-14

Family

ID=39121764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006206059A Pending JP2008032113A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 ダイヤフラム式バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008032113A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223396A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 高圧ガス容器用バルブ及び高圧ガス容器
CN101982680A (zh) * 2010-11-22 2011-03-02 神华集团有限责任公司 一种截止阀
JP2015203486A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社 幸田 ダイヤフラム式バルブ
KR20210046771A (ko) 2018-09-27 2021-04-28 가부시키가이샤 후지킨 밸브, 밸브의 밸브체 유닛의 교환 방법, 및 밸브의 조립 방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154381U (ja) * 1985-03-15 1986-09-25
JPH0274675U (ja) * 1988-11-29 1990-06-07
JPH02135772U (ja) * 1989-04-18 1990-11-13
JPH08114265A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Fujikin:Kk 金属製ダイヤフラムの内周縁部のシール構造
JPH08219304A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Fujikin:Kk ダイヤフラム弁
JP2000257730A (ja) * 1999-03-09 2000-09-19 Hamai Industries Ltd 操作弁及び操作弁用ダイヤフラム
JP2004251368A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Air Water Inc 弁用シートリングの製造方法、弁体の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154381U (ja) * 1985-03-15 1986-09-25
JPH0274675U (ja) * 1988-11-29 1990-06-07
JPH02135772U (ja) * 1989-04-18 1990-11-13
JPH08114265A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Fujikin:Kk 金属製ダイヤフラムの内周縁部のシール構造
JPH08219304A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Fujikin:Kk ダイヤフラム弁
JP2000257730A (ja) * 1999-03-09 2000-09-19 Hamai Industries Ltd 操作弁及び操作弁用ダイヤフラム
JP2004251368A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Air Water Inc 弁用シートリングの製造方法、弁体の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223396A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 高圧ガス容器用バルブ及び高圧ガス容器
CN101982680A (zh) * 2010-11-22 2011-03-02 神华集团有限责任公司 一种截止阀
JP2015203486A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社 幸田 ダイヤフラム式バルブ
KR20210046771A (ko) 2018-09-27 2021-04-28 가부시키가이샤 후지킨 밸브, 밸브의 밸브체 유닛의 교환 방법, 및 밸브의 조립 방법
US11506294B2 (en) 2018-09-27 2022-11-22 Fujikin Incorporated Valve device, method for replacing valve body unit of valve device, and valve device assembly method
KR102543411B1 (ko) 2018-09-27 2023-06-14 가부시키가이샤 후지킨 밸브, 밸브의 밸브체 유닛의 교환 방법, 및 밸브의 조립 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5320634B2 (ja) ダイヤフラム式バルブ
US7775505B2 (en) Butterfly valve having improved sealing between a shaft seal part and a valve disc
JP5505605B2 (ja) バタフライバルブ
JP6495243B2 (ja) バタフライバルブのシール構造
US7837054B2 (en) Tank seal
JP4744319B2 (ja) ダイヤフラム弁
JP2008032113A (ja) ダイヤフラム式バルブ
JP6026122B2 (ja) シールワッシャ及び流体管フランジ部の締結方法
US20140034642A1 (en) Sealing structure
EP3150886B1 (en) Structure and method for fixing ball seat for ball valve, trunnion-type ball valve, and hydrogen station using said valve
KR101269692B1 (ko) 테프론라인더 버터플라이밸브 기밀구조
JP2018009677A (ja) バルブ及びシール部品
JP3921208B2 (ja) 管体の接続構造
JP2009270591A (ja) 繊維強化樹脂製の管体
JP2007154929A (ja) ベローズ弁
US20230323956A1 (en) Butterfly valve
JP6033912B2 (ja) ダイヤフラムバルブ
JP2017161080A (ja) 水道管フランジ部の締結方法、シール部材、及び水道管フランジ部の締結構造
JP6292553B2 (ja) ダイヤフラム式バルブ
JP5061050B2 (ja) パック式バルブ
JP2007040492A (ja) 可撓継手と相手側配管の接続構造
KR20190137899A (ko) 밸브 장치 및 유체제어장치
JP6650488B2 (ja) 高圧ボールバルブ用ボールシートの固着方法
JP5610692B2 (ja) 流体の漏洩防止具
KR100914854B1 (ko) 유체용 기기의 접속부 실링 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130308

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20130702