JP2008032110A - 比例電磁弁 - Google Patents

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Shin Miyatake
慎 宮武
Shuichi Nakada
修一 中田
Yuji Egami
祐司 江上
Yukihiro Shoji
幸宏 庄司
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Abstract

【課題】コイル一体の樹脂封止体を嵌挿するコアステータの切欠き部を加工時のバリの発生を抑止して可動部にする際に異物の侵入を防止する電磁弁を提供。
【解決手段】コネクタを嵌挿するコアステータ25のフランジ25aに切欠き部34を設け、該切欠き部34の形成面と前記フランジ25aの外周面との合わせ面のエッジ両面は切欠き部34の先端近傍のフランジ25aの厚さが薄くなるように側壁面38a、38bの外周部近傍の円周方向に指向するなだらかな傾斜面35面が形成されている。前記傾斜面または円弧面35に隣接して傾斜面36及び該傾斜面37が連通する平面37に形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は電磁弁に関し、ソレノイドにより弁体に荷重を負荷する電磁弁形式の比例電磁弁に関する。
従来、この種の比例電磁弁では、リニアソレノイド10は、ヨーク11、ステータコア13、プランジャ18、コイル21、非磁性プレート16等を有する。ヨーク11およびステータコア13はステータを構成している。ヨーク11、ステータコア13、プランジャ18は磁性材で形成されている。前記ヨーク11は、有底円筒状を呈し、ハウジング31の端部にかしめられることにより、樹脂成形体22に封止されたコイル21及びステータコア13をハウジング31との間に固定している。
前記ステータコア13は、プランジャ18を往復移動自在に収容する収容部14と、プランジャ18をスプール側に吸引する磁力を発生する吸引部15と、フランジ部19とを有し、一体成形されている。収容部14の外周壁に円環状の凹部14aが形成されている。収容部14及び吸引部15は、筒状の周壁を有し、この順で反スプール側からスプール側に向かって同軸上に形成されている。引部15は、凹部14aのスプール側に隣接して形成されるテーパ部15aと、収容部14の内径より小さい内径を有し収容部14より厚肉の突部15bとからなる。テーパ部15aはスプール30から離れるにしたがって壁厚が薄くなる円筒形状に形成されている。突部15bとテーパ部15aとは内径が異なるため、ステータコア13の内壁面は一段の段差を形成し、この段差によりプランジャ18のスプール側端面に対向している対向面13aが形成されている。フランジ部19はステータコア13のスプール側管端部において吸引部15の外周に形成され、ヨーク11とハウジング31により挟持されている。
コイル21は樹脂成形体22に封止され、ステータコア13の外周壁とヨーク11の内周壁により形成される空間に収容されている。コイル21と電気的に接続している図示しないターミナルからコイル21に電流が供給されると、ヨーク11、プランジャ18、ステータコア13によって形成される磁気回路に磁束が流れ、ステータコア13の吸引部15とプランジャ18との間に磁気吸引力が発生する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−243057号公報
しかしながら、図3に示すように例えば、ステータコア13のフランジ13aにはコイル21を封止した樹脂成形体22を嵌挿する切欠き部13bが画成されている。前記ステータコア13は一般に鍛造加工に形成され、フランジ13aの両側面は切削加工により生成される。このとき、フランジ13aの両側面と切欠き部13bが形成される合わせ面にバリ(図示しない)が発生する。よって、ステータコア13の切欠き部13bに発生したバリが樹脂成形体22を嵌挿する際、その都度、バリを除去する必要があった。バリを除去しないと樹脂成形体22が切欠き部13aに確実に密に挿入できないという問題が発生するからである。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、ステータコアのフランジに画成する切欠き部にバリが生成されないステータコアを備えた比例電磁弁を提供することを目的とする。
上記の課題を達成するために、請求項1記載の発明はコイルの内周に配設された中空状のコアステータと、
前記コアステータの中空部に嵌挿されたロッドを介して荷重を付勢するアーマチャと、を備え、前記コイルに電気信号を印加されて作動する電磁弁であって、
前記コイルを樹脂材料により封止するボビンに一体になったコネクタを嵌挿する前記コアステータのフランジに切欠き部を設け、前記切欠き部は深さ方向にフランジの厚さが切欠き部の先端が薄くなるように切欠き部に対しフランジ側壁面の外周部近傍のエッジ両面に傾斜面または円弧面が形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記傾斜面または円弧面は隣接して傾斜面及び該傾斜面に連通する平面を形成し、底部のエッジ両面が面取りされたことを特徴とする
本発明によれば、コアステータのフランジの切欠き部の加工時に発生するバリを抑制することができ、バリ除去の手間を省くことができるのでコストダウンすることが可能である。また、作動中にバリがフランジより剥離することにより可動部に異物が侵入して動きを悪くすることを防止できる。さらに、コアステータとコイルを樹脂材料により一体成形
する際にバリのかえりがないために、前記コアステータとコイルとの位置決めを安定させることができる。
本発明では、コアステータのフランジの切欠き部の加工時に発生するバリを抑制することができ、コストダウンを図ることができる。可動部に異物の侵入を防止するので安定して電磁弁を作動させることができる。
本発明の実施の形態に係る比例電磁弁について図面により詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る比例電磁弁10の概略構造を示す縦断面図である。
比例電磁弁10は、弁本体を構成するスリーブ11と、その内部を軸心方向に指向するスプール孔12内で摺動するスプール13とから構成されている。スリーブ11は、スプール12のほか、軸方向に間隔を置いて形成された4つのポート、すなわちドレーンポート14、制御ポート15、供給ポート16及びフィードバックポート17を有し、ソレノイド部18が取付けられる側が拡径され、反対側が薄肉化して縮径された形状とされている。スプール11は、スプール孔12を介して連通及び遮断する2つの大径のランド19,20及び1つの小径のランド21を有し、ソレノイド部18に面する側の軸部先端は半球状とされ、後述するロッド28との当接部とされている。スリーブ11のスプール孔12内の反ソレノイド部側には、ばね部材22が配設され、該ばね部材22の一端は、スプール13の小径のランド21の凹部に係合され、他端はスリーブ11の凹部23に当接させて、圧縮状態に支持されている。
ソレノイド部18は、拡径部をスリーブ11の軸心方向一端の拡径部に当接され、ケース24の内端部のかしめによりスリーブ11に固定されたコアステータ25と、前記コアステータ25の外周に嵌挿可能にケース24に取付けられたコイル26と、コアステータ25の外端に該コアステータ25と対峙させて配設されたアーマチャ27と、前記アーマチャ27にかしめ止め固定されたロッド28とを、備える。なお、図1において、参照符号29はコイル26を図示しない電子制御装置に結線するコネクタプラグのソケットを示す。
コアステータ25の中空部30には、ロッド28を該コアステ−タ25に摺動自在に支持するブッシュ31が配設されており、該ブッシュ31は、コアステータ25中空部30内周の両端に嵌合して配設されている。
図2に示すように、コアステータ25はフランジ25aにソケット29が嵌挿される切欠き部34が形成されている。前記切欠き部34は、深さ方向にフランジ25aの厚さが切欠き部34の先端が薄くなるように切欠き部34に対し深さ方向にフランジ25aの側壁面38a、38bの外周部近傍のエッジ両面に傾斜面35(図2で傾斜面35は側壁面38aのみ表示する)と、前記傾斜面35に接して傾斜面36及び該傾斜面36に連通する平面37が形成されている。さらに、切欠き部34の底部のエッジ両面が傾斜面36に形成されている。なお、傾斜面35は円弧面にしても勿論よい。また、傾斜面36は円弧面に形成してもよい。
本発明によれば、コアステータ25のフランジ25aの切欠き部34にソケット29を嵌挿してソレノイド部18を樹脂成形する際、比例電磁弁10の作動中にバリがフランジ25より剥離することにより可動部に異物が侵入して動きを悪くすることを防止できる。さらに、コアステータ25とコイル26を樹脂材料により一体成形する際にバリのかえりがないために、前記コアステータ25とコイル26との位置決めを安定させることができる。
本発明の実施の形態に係る比例電磁弁の概略構造を示す縦断面図である。 図1のコアステータの概略構造を示す外形図である。 従来のコアステータの概略構造を示す外形図で、(A)は正面図を示し、(B)は側面図を示す。ある。
符号の説明
10 比例電磁弁 11 スリーブ
13 スプール 18 ソレノイド部
25 コアステータ 33 外周面
34 切欠き部 35 傾斜面
36 傾斜面 37 平面

Claims (2)

  1. コイルの内周に配設された中空状のコアステータと、
    前記コアステータの中空部に嵌挿されたロッドを介して荷重を付勢するアーマチャと、を備え、前記コイルに電気信号を印加されて作動する電磁弁であって、
    前記コイルを樹脂材料により封止するボビンに一体になったコネクタを嵌挿する前記コアステータのフランジに切欠き部を設け、前記切欠き部は深さ方向にフランジの厚さが切欠き部の先端が薄くなるように切欠き部に対しフランジ側壁面の外周部近傍のエッジ両面に傾斜面または円弧面が形成されたことを特徴とする比例電磁弁。
  2. 請求項1記載の比例電磁弁において、前記傾斜面または円弧面は隣接して傾斜面及び該傾斜面に連通する平面を形成し、底部のエッジ両面が面取りされたことを特徴とする比例電磁弁。
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