JP2008030202A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成を円滑に、しかも合理的に行える、画像形成装置および画像形成方法の提供。
【解決手段】メモリテーブル10には、主走査方向に複数の発光素子を配列した発光素子列を副走査方向に複数列配列した各発光素子に供給される画像データが、像担持体上に形成される結像スポットの位置が主走査方向で反転されると共に、前記画像担持体の上流側を1列目、下流側を2列目とした時に、発光素子列の2列目の発光素子に供給される画像データと、1列目の発光素子に供給される画像データに区分して格納される。一方の画像データにより結像スポットを形成し、所定のタイミング後に他方の画像データにより副走査方向で反転した結像スポットを形成し、主走査方向に一列に並ぶ結像スポット8を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合の画像形成を円滑に、しかも合理的に行える画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
一般に、電子写真方式のトナー像形成手段は、外周面に感光層を有する像担持体としての感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段とを有している。
カラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置としては、上記のようなトナー像形成手段を、中間転写ベルトに対して、複数個(例えば4個)配置する。これら単色トナー像形成手段による感光体上のトナー像を順次中間転写ベルトに転写して、中間転写ベルト上で複数色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(黒))のトナー像を重ね合わせ、中間転写ベルト上でカラー画像を得る中間転写ベルト形式のものがある。
タンデム方式のカラー画像形成装置(プリンター)において、前記露光手段(ラインヘッド)として発光体アレイを用いる技術が知られている。例えば、特許文献1には、発光体アレイに2次元で配列された発光素子の出力光を単一レンズで拡大して、感光体ドラムに照射し、潜像を形成する例が記載されている。
特開2001−63139号公報
特許文献1に記載されている発光体アレイは、特許文献1の図1に記載されているように、単一レンズ14は発光部材1の出力光を主走査方向に反転させて感光体ドラム15に照射している。すなわち、単一レンズ14は光学倍率がマイナスのものを使用している。したがって、SLA(セルフォックレンズアレイ)のように、光学倍率がプラスで発光素子の出力光がその光軸方向で像担持体に照射される場合とは異なることになる。特許文献1に記載されているような発光体アレイをラインヘッドとして用いる場合には、画像形成を円滑に行なうためには、メモリに記憶された画像データをどのように読み出して所定の印字を行なうか、具体的なメモリ構成と画像データの読み出しシーケンスが必要となる。しかしながら、特許文献1には、このようなことについては記載されていないという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合の画像形成を円滑に、しかも合理的に行える画像形成装置および画像形成方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、各色に対応した複数のラインヘッドを用いて複数色の画像形成を像担持体上で同時に行う画像形成装置であって、各色に対応した複数のラインヘッドを用いて、像担持体上に複数色の画像形成を同時に行う画像形成装置であって、
主走査方向に複数の発光素子を配列した発光素子列を副走査方向に複数列設けた発光体ブロックに、光学倍率がマイナスの単一のレンズを対応させ、前記各発光素子に供給する画像データを記憶する記憶手段を設け、
前記記憶手段は、前記像担持体の上流側を1列目、下流側を2列目とした時に、前記画像データを、前記発光素子列の2列目の発光素子に供給される第1の画像データと、1列目の発光素子に供給される第2の画像データに区分して格納したメモリテーブルを有し、
前記画像データを、前記各発光素子により像担持体上に形成される結像スポットの位置が主走査方向で反転するとともに、前記第1の画像データ、または第2の画像データを読み出して像担持体上に結像スポットを形成してから、所定のタイミング後に他方の画像データにより像担持体上に副走査方向で反転した結像スポットを形成するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。このような構成によれば、光学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合で、かつ副走査方向に複数列の発行素子列を配列した場合の画像形成を、前記構成のメモリテーブルを用いて円滑に行なうことができる。また、前記メモリテーブルは、マイクロレンズのような光学倍率がマイナスで、発光素子の位置と像担持体上の結像スポットの位置が主走査方向、副走査方向で反転する特殊な状況に対応できる。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御手段は、前記像担持体の主走査方向に一列に並ぶ結像スポットを形成することを特徴とする。このような構成によれば、合理的な画像形成を行なうことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記所定のタイミングは、前記像担持体の移動速度と、前記発光素子列間の発光素子の副走査方向の距離に基づいて決定されることを特徴とする。このような構成によれば、既存のパラメータを用いて円滑に画像形成を行うことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御手段により、前記所定のタイミングを微調整することを特徴とする。このような構成によれば、画質の劣化を防止することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記メモリテーブルには、像担持体の副走査方向に複数ラインの結像スポットが形成されるように画像データが格納されていることを特徴とする。このような構成によれば、像担持体に複数ラインの画像を形成する場合にも対応することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記発光素子は、有機EL素子であることを特徴とする。有機EL素子は、発光部の直径を小さくしなくてよいので、発光部の光パワーを大きく取ることができる。このため、発光効率の高くない有機EL材料でも使用可能となる。
また、本発明の画像形成装置は、前記いずれかに記載のラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする。このような構成によれば、タンデム方式のカラー画像形成装置において、光学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合の画像形成を円滑に行なうことができる。
また、本発明の画像形成装置は、中間転写媒体を有することを特徴とする。この構成によれば、中間転写媒体を有する画像形成装置において、学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合の画像形成を円滑に行なうことができる。
本発明の画像形成方法は、各色に対応した複数のラインヘッドを用いて複数色の画像形成を同時に行う画像形成方法であって、各色に対応した複数のラインヘッドを用いて複数色の画像形成を像担持体上で同時に行う画像形成方法であって、
主走査方向に複数の発光素子を配列した発光素子列を副走査方向に複数列設けた発光体ブロックに、光学倍率がマイナスの単一のレンズを対応させ、前記各発光素子に供給する画像データを記憶する記憶手段を設け、前記記憶手段のメモリテーブルに、像担持体に形成される結像スポットのライン毎に、前記画像データを、前記各発光素子により像担持体上に形成される結像スポットの位置が主走査方向で反転されるように入力するとともに、前記画像担持体の上流側を1列目、下流側を2列目とした時、前記発光素子列の2列目の発光素子に供給される第1の画像データと、1列目の発光素子に供給される第2の画像データに区分して入力する段階と、前記いずれのラインの画像データを読み出すかを決定する段階と、前記メモリテーブルから、前記決定されたラインに対応する第1の画像データ、または第2の画像データを読み出して像担持体上に結像スポットを形成する段階と、所定のタイミング後に、前記メモリテーブルから他方の画像データを読み出して像担持体上に副走査方向で反転した結像スポットを形成する段階と、からなり、前記像担持体の主走査方向に一列に並ぶ結像スポットを形成することを特徴とする。このような構成によれば、光学倍率がマイナスの単一レンズを用いた場合の画像形成を、前記構成のメモリテーブルを用いて迅速に、しかも正確な演算処理により行なうことができる。また、前記メモリテーブルは、マイクロレンズのような光学倍率がマイナスで、発光素子の位置と像担持体上の結像スポットの位置が主走査方向、副走査方向で反転する特殊な状況に対応でき、画像データも合理的な読み出しを行なうことができる。
図2は、本発明の実施形態において、ラインヘッドとして使用される発光体アレイの例を示す概略の説明図である。図2において、発光体アレイ1には、発光素子2を主走査方向に複数配列した発光素子列3を副走査方向に複数列設けて発光体ブロック4を形成している。図2の例では、発光体ブロック4は、主走査方向に4個の発光素子2を配列した発光素子列3を、副走査方向に2列形成している。1列目には奇数番号の発光素子による発光素子列を配列し、2列目には偶数番号の発光素子による発光素子列を配列している。
この発光体ブロック4は、マイクロレンズ5に対応して配置されている。発光素子2としては、例えば有機EL素子を用いる。有機EL素子は、発光部の直径を小さくしなくてよいので、発光部の光パワーを大きく取ることができる。このため、発光効率の高くない有機EL材料でも使用可能となる。各発光素子の出力光は、マイクロレンズ5により主走査方向で反転されて像担持体に照射される。
また、各発光素子の出力光は、マイクロレンズ5により副走査方向でも反転されて像担持体に照射される。この点について図3により説明する。図3は、図2の構成で、各発光素子2の出力光によりマイクロレンズ5を通して、像担持体(感光体)の露光面7に照射した場合の結像スポットの位置を示す説明図である。図3において、マイクロレンズ5は光学倍率がマイナスであり、発光素子の出力光を照射した場合に像担持体上の結像位置7は、主走査方向と副走査方向で発光素子の位置とは反転した位置となる。
すなわち、図2で副走査方向の上流側に配置されている○1(変換上の理由でこのように表記する)の発光素子の像担持体7上での結像スポットは、副走査方向の下流側に形成される。また、副走査方向の下流側に配置されている○2の発光素子の像担持体7上での結像スポットは、副走査方向の上流側に形成される。図3で、Sは像担持体の移動速度、dは発光素子間の副走査方向の距離、T1は像担持体の移動時間で、後述するメモリアドレスの読み出しタイミングに相当する。
図2のように複数列の発光素子列3がマイクロレンズ5に配置されている場合には、図3で説明したように、結像対象である像担持体上での結像位置も副走査方向に複数列形成される。本発明の実施形態においては、図2のように複数列の発光素子列3がマイクロレンズ5に配置されている場合に、像担持体の主走査方向に一列に結像スポットを形成できる構成としている。
ここで、像担持体の主走査方向に一列に結像スポットを形成するためには、図2の1列目(奇数番号)の発光素子の発光するタイミングと、2列目(偶数番号)の発光素子の発光するタイミングを調整する必要がある。また、副走査方向での結像スポット位置の反転を考慮して、2列目の発光素子を先に発光させ、次に1列目の発光素子を発光させている。
図1は、本発明の実施形態にかかる説明図である。図1(a)は、画像データを格納するラインバッファメモリのテーブルを示している。このメモリテーブルの横軸には画素番号(図2の発光素子の番号に対応する)、縦軸には列番号(像担持体に形成される結像スポットのライン)を設定している。図1(b)は、像担持体の上に形成される結像スポットの位置を示している。結像スポットの番号は、図2の発光素子の番号と対応している。
ラインバッファメモリに蓄えられた画像データのうち、図1(a)に示す発光素子群の2列目の発光素子に対応する第1の画像データ(2、4、6、8)を読み出し、発光素子を発光させる。次にT1時間後に、メモリアドレスに蓄えられている1列目の発光素子に対応する第2の画像データを読み出し(1、3、5、7)、発光させる。発光素子の出力光は、マイクロレンズにより主走査方向に反転されて像担持体に照射される。
このようにして、像担持体上の1列目の結像スポットが2列目の結像スポットと主走査方向で同列に形成される。すなわち、図1(b)に示すように、発光素子の位置とは主走査方向で反転されて、像担持体上では一列に並んだ結像スポット8が形成される。図1(a)のテーブルの横軸に設定した画素番号は、メモリアドレスの偶数が図2の2列目の発光素子列の発光素子(偶数番号)に対応する。また、メモリアドレスの奇数が図2の1列目の発光素子列の発光素子(奇数番号)に対応する。
像担持体に形成される結像スポットのラインが、副走査方向に複数ラインの場合には、次のように処理する。例えば、前記T1時間が1ライン分副走査方向に像担持体が移動する時間に相当する場合の読み出し手順は、以下の通りである。(1)ライン1内の2列目の発光素子に対応する画像データを読み出し(偶数番号)、発光させる。(2)ライン1内の1列目の発光素子に対応する画像データを読み出し(奇数番号)、同時にライン2内の2列目の発光素子に対応する画像データを読み出し(偶数番号)、それぞれ発光させる。(3)前記2の処理を順次繰り返す。
このように、本発明の実施形態においては、単一のマイクロレンズに対して、副走査方向に複数列の発光素子列が配列されている場合に、各発光素子に供給される画像データを記憶するメモリのテーブル構成に工夫を加えている。すなわち、メモリアドレスを図1(a)のように、偶数のグループと奇数のグループとに分けて、例えば偶数グループの画像データを一斉に読み出して対応する発光素子に送信する。次に、一定時間経過後に奇数グループの画像データを一斉に読み出して対応する発光素子に送信する。
この偶数グループと奇数グループの画像データを、それぞれ単一のマイクロレンズに対応して副走査方向に複数列配列されている発光素子列に区分して送信している。また、画像データのメモリアドレスにおける配列を、発光素子による像担持体上の結像スポットが主走査方向で反転されることを考慮して、設定している。このようなメモリテーブルの構成と、メモリテーブルからの画像データ読み出しのタイミングを設定することにより、単一のマイクロレンズに対応して副走査方向に発光素子列が複数列配列されている場合に、像担持体の主走査方向に一列に結像スポットを形成することができる。なお、単一のマイクロレンズに対応させる発光素子列は、これまで副走査方向に2列配列した例で説明したが、副走査方向に3列以上の発光素子列を配列した構成としても良い。
図4は、本発明の実施形態の説明図である。図4は、マイクロレンズ調整不良時の像担持体上での結像スポット9を示している。図4に示されているように、像担持体の速度Sの変動や、発光素子の副走査方向の距離dのバラツキ、光学調整バラツキなどによってT1が安定せずに、T1が1ライン分に相当するように設計してもわずかに変動する。
このため、1列目の結像スポット形成位置と2列目の結像スポット形成位置がずれてしまい、図4で示したように一列に並ぶはずの結像スポットの形状が歪んでしまう。すなわち、画質の低下を招くことになる。そこで、T1を微調整できる構成にして、わずかな位置ずれを補正する。T1は以下のようにして求めることが出来る。
T1=|(d×β)/S|
ここで各パラメータは、以下の通りである。
d:発光素子の副走査方向の距離
S:結像面(像担持体)の移動速度
β:レンズの倍率
図5は、本発明の実施形態の例を示すブロック図である。図5において、制御装置20は、画像データを記憶するラインバッファメモリ23、Hreq 信号(水平ライン読み出し要求信号)に基づいてラインバッファ内の読み出しアドレスを決定する読み出しアドレス制御回路21を有している。読み出しアドレス制御回路21の信号により、図1(a)で説明した偶数(2列目)または奇数(1列目)のメモリアドレスの画像データを読み出す。
読み出しタイミング演算回路26は、像担持体(感光体)速度S検出手段25、発光素子の副走査方向の距離dの位置データ27に基づいて、読み出しタイミング時間T1を演算する。Hreq信号に基づいて、読み出しイネーブル信号を生成する読み出しイネーブル制御回路22の読み出しイネーブル信号により、2列目データ送信モジュール24は、図1の2列目データをメモリから読み出し、ラインヘッドへ送信して発光素子を発光させる。
また、1列目画像データ送信モジュール28は、2列目の読み出しイネーブル信号からT1時間後に、図1内の1列目データをメモリから読み出しラインヘッドへ送信して発光素子を発光させる。ラインヘッド(発光体アレイ)1は、2列目データ送信モジュール24、および1列目画像データ送信モジュール28から画像データを受信して、発光素子を発光させる。
図6は、本発明の処理手順を示すフローチャートである。次にこのフローチャートについて説明する。処理を開始して(S1)、Hreq信号をカウントする(S2)。次に、Hreq信号のカウント値に基づいて、メモリ内の読み出しラインを決定する(S3)。続いて、Hreq信号に基づいて読み出しイネーブルを作成する(S4)。読み出しイネーブル時に2列目に対応する画像データを読み出し(S5)、2列目に対応する画像データをラインヘッドに送信する(S6)。
像担持体(感光体)速度S、発光素子の副走査方向の距離dに基づいて、読み出しタイミング時間T1を演算する(S7)。読み出しイネーブルからT1後に1列目に対応する画像データを読み出し(S8)、1列目に対応する画像データをラインヘッドに送信する(S9)。次に、Hreq信号のカウント値が1ページ分あるかどうかを判定し(S10)、判定結果がYesの場合には処理を終了する(S11)。前記判定結果がNoの場合には(S2)の処理にもどる。
本発明の実施形態においては、4つの感光体に4つのラインヘッドで露光し、4色の画像を同時に形成し、1つの無端状中間転写ベルト(中間転写媒体)に転写する、タンデム式カラープリンター(画像形成装置)に用いるラインヘッドを対象としている。図7は、発光素子として有機EL素子を用いたタンデム式画像形成装置の一例を示す縦断側面図である。この画像形成装置は、同様な構成の4個の発光体アレイ(ラインヘッド)101K、101C、101M、101Yを、対応する同様な構成である4個の感光体ドラム(像担持体)41K、41C、41M、41Yの露光位置にそれぞれ配置したものであり、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。
図7に示すように、この画像形成装置は、駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ53が設けられており、テンションローラ53によりテンションを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト(中間転写媒体)50を備えている。この中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体41K、41C、41M、41Yが配置される。
前記符号の後に付加されたK、C、M、Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体であることを示す。他の部材についても同様である。感光体41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転駆動される。各感光体41(K、C、M、Y)の周囲には、それぞれ感光体41(K、C、M、Y)の外周面を一様に帯電させる帯電手段(コロナ帯電器)42(K、C、M、Y)と、この帯電手段42(K、C、M、Y)により一様に帯電させられた外周面を、感光体41(K、C、M、Y)の回転に同期して順次ライン走査する本発明の上記のような発光体アレイ(ラインヘッド)101(K、C、M、Y)が設けられている。
また、この発光体アレイ(ラインヘッド)101(K、C、M、Y)で形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置44(K、C、M、Y)と、この現像装置44(K、C、M、Y)で現像されたトナー像を一次転写対象である中間転写ベルト50に順次転写する転写手段としての一次転写ローラ45(K、C、M、Y)と、転写された後に感光体41(K、C、M、Y)の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング装置46(K、C、M、Y)とを有している。
ここで、各発光体アレイ(ラインヘッド)101(K、C、M、Y)は、発光体アレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)のアレイ方向が感光体ドラム41(K、C、M、Y)の母線に沿うように設置される。そして、各発光体アレイ(ラインヘッド)101(K、C、M、Y)の発光エネルギーピーク波長と、感光体41(K、C、M、Y)の感度ピーク波長とは略一致するように設定されている。
現像装置44(K、C、M、Y)は、例えば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブレードで規制し、その現像ローラを感光体41(K、C、M、Y)に接触あるいは押厚させることにより、感光体41(K、C、M、Y)の電位レベルに応じて現像剤を付着させることによりトナー像として現像するものである。
このような4色の単色トナー像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー像は、一次転写ローラ45(K、C、M、Y)に印加される一次転写バイアスにより中間転写ベルト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
なお、図7中、63は多数枚の記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセット63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成する二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレードである。
以上、本発明の画像形成装置と画像形成方法をその原理と実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示すブロック図である。 本発明の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の電子写真プロセスを用いた画像形成装置の1実施例の全体構成を示す模式的断面図である。
符号の説明
1・・・発光体アレイ、2・・・発光素子、3・・・発光素子列、4・・・発光体ブロック、5・・・マイクロレンズ、7・・・結像位置、8、9・・・結像スポット、10・・・テーブル、20・・・制御装置、41(K、C、M、Y)・・・感光体ドラム(像担持体)、42(K、C、M、Y)・・・帯電手段(コロナ帯電器)、44(K、C、M、Y)・・・現像装置、45(K、C、M、Y)・・・一次転写ローラ、50・・・中間転写ベルト、66・・・二次転写ローラ、101K、101C、101M、101Y・・・発光体アレイ(ラインヘッド)

Claims (9)

  1. 各色に対応した複数のラインヘッドを用いて、像担持体上で複数色の画像形成を同時に行う画像形成装置であって、
    主走査方向に複数の発光素子を配列した発光素子列を副走査方向に複数列設けた発光体ブロックに、光学倍率がマイナスの単一のレンズを対応させ、前記各発光素子に供給する画像データを記憶する記憶手段を設け、
    前記記憶手段は、前記像担持体の上流側を1列目、下流側を2列目とした時に、前記画像データを、前記発光素子列の2列目の発光素子に供給される第1の画像データと、1列目の発光素子に供給される第2の画像データに区分して格納したメモリテーブルを有し、
    前記画像データを、前記各発光素子により像担持体上に形成される結像スポットの位置が主走査方向で反転するとともに、前記第1の画像データ、または第2の画像データを読み出して像担持体上に結像スポットを形成してから、所定のタイミング後に他方の画像データにより像担持体上に副走査方向で反転した結像スポットを形成するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記像担持体の主走査方向に一列に並ぶ結像スポットを形成することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定のタイミングは、前記像担持体の移動速度と、前記発光素子列間の発光素子の副走査方向の距離に基づいて決定されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段により、前記所定のタイミングを微調整することを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記メモリテーブルには、像担持体の副走査方向に複数ラインの結像スポットが形成されるように画像データが格納されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記発光素子は、有機EL素子であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 像担持体の周囲に帯電手段と、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする、画像形成装置。
  8. 中間転写部材を備えたことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 各色に対応した複数のラインヘッドを用いて複数色の画像形成を像担持体上で同時に行う画像形成方法であって、
    主走査方向に複数の発光素子を配列した発光素子列を副走査方向に複数列設けた発光体ブロックに、光学倍率がマイナスの単一のレンズを対応させ、前記各発光素子に供給する画像データを記憶する記憶手段を設け、
    前記記憶手段のメモリテーブルに、像担持体に形成される結像スポットのライン毎に、前記画像データを、前記各発光素子により像担持体上に形成される結像スポットの位置が主走査方向で反転されるように入力するとともに、前記像担持体の上流側を1列目、下流側を2列目とした時に、前記発光素子列の2列目の発光素子に供給される第1の画像データと、1列目の発光素子に供給される第2の画像データに区分して入力する段階と、
    前記いずれのラインの画像データを読み出すかを決定する段階と、
    前記メモリテーブルから、前記決定されたラインに対応する第1の画像データ、または第2の画像データを読み出して像担持体上に結像スポットを形成する段階と、
    所定のタイミング後に、前記メモリテーブルから他方の画像データを読み出して像担持体上に副走査方向で反転した結像スポットを形成する段階と、からなり、前記像担持体の主走査方向に一列に並ぶ結像スポットを形成することを特徴とする画像形成方法。
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