JP2008029691A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はゴルフクラブに係り、簡単な構造でゴルフクラブの長さを調整可能としたゴルフクラブを提供することを目的とする。
【解決手段】 請求項1に係る発明は、シャフトと、当該シャフトの先端部を止着するシャフト止着孔が形成されたヘッド本体とからなるゴルフクラブに於て、前記シャフトの先端部外周に、前記シャフト止着孔とのシャフト軸線方向の相対位置を調整可能なカラー部材を固着し、当該カラー部材を介してシャフトをシャフト止着孔に着脱自在に止着したことを特徴とし、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のゴルフクラブに於て、前記シャフト挿入孔は底部を有し、前記カラー部材は、その挿入側端部が当該底部にボルトによりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付けられると共に、カラー部材の外周に係止突起が突設され、前記シャフト挿入孔は、その内周に、前記係止突起が挿入可能で、前記係止突起をシャフト軸線方向に受ける階段状の受け部を有する凹部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明はゴルフクラブに係り、詳しくはゴルフクラブの長さを調整可能としたゴルフクラブに関する。
尚、ゴルフ規則の付属規則IIに記載されているように、「ゴルフクラブの長さ」の測定は、ゴルフクラブを水平面の上に置き、それに対し角度60°の面をソールに当てて行われ、「ゴルフクラブの長さ」は「二つの面の交差点からグリップの上端までの距離」と定義づけられている。
特許文献1及び特許文献2に開示されるように、従来、ゴルファーの体格や技量、或いは好みに応じてゴルフクラブの長さ(以下、「クラブ長さ」という)やライ角,ロフト角等を調整可能としたゴルフクラブが知られている。
特許文献1に開示されたゴルフクラブは、シャフトを内シャフトと中空筒状の外シャフトとに分割して、互いに嵌合させた双方のシャフトを伸縮自在に、且つ夫々の伸縮位置にて互いに固定可能とすると共に、縦溝を有するガイド筒部を内シャフトの外周部に装着し、当該縦溝に係合可能な凸部を外シャフトの内周に設けて打球時の両シャフトの相互回動を防止したもので、内シャフトと外シャフトの嵌合幅を調整することによってクラブ長さが調整できるようになっている。
また、特許文献2に開示されたゴルフクラブは、図14に示すようにヘッド本体1のヒール側に設けたシャフト止着孔3に、交換可能な角度調整パーツ5,7を介してシャフト9を止着したもので、シャフト挿着孔11がシャフト9の中心軸と一致する角度調整パーツ5と、シャフト挿着孔13がシャフト9の中心軸と一致しない複数の角度調整パーツ7を交換することで、ゴルフクラブ15のライ角やロフト角が調整できるようになっている。
特開昭60−90578号公報 特開2006−42951号公報
しかし乍ら、特許文献1の従来例のように、内シャフトと外シャフトの嵌合幅を調整してクラブ長さを調整した場合、シャフトの剛性等の特性が大きく変化し、また、ゴルフクラブ全体のバランスが大きく変化することもあって、安定したスイングが行い難い欠点があった。
一方、特許文献2の従来例にあっては、ライ角やロフト角の調整に当たり、数種の角度調整パーツを必要とするため、部品点数が多く、部品管理が面倒でコストが高くなってしまう不具合が指摘されている。
また、この従来例は、クラブ長さを調整することができないが、ゴルファーにとってクラブ長さが長いと、振り難くなると共にボールがスライスし、クラブ長さが短いと、飛距離が伸びない等の不具合があるため、クラブ長さの調整ができるゴルフクラブが要望されている。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、簡単な構造でクラブ長さを調整可能としたゴルフクラブを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シャフトと、当該シャフトの先端部を止着するシャフト止着孔が形成されたヘッド本体とからなるゴルフクラブに於て、前記シャフトの先端部外周に、前記シャフト止着孔とのシャフト軸線方向の相対位置を調整可能なカラー部材を固着し、当該カラー部材を介してシャフトをシャフト止着孔に着脱自在に止着したことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のゴルフクラブに於て、前記シャフト挿入孔は底部を有し、前記カラー部材は、その挿入側端部が当該底部にボルトによりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付けられると共に、カラー部材の外周に係止突起が突設され、前記シャフト挿入孔は、その内周に、前記係止突起が挿入可能で、前記係止突起をシャフト軸線方向に受ける階段状の受け部を有する凹部が設けられていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1に記載のゴルフクラブに於て、前記シャフト挿入孔は底部を有し、前記カラー部材は、その挿入側端部が当該底部にボルトによりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付けられると共に、当該ボルトとカラー部材との間にスペーサ部材を装着したことを特徴とする。
各請求項に係る発明によれば、シャフトの特性を変化させることなく、ゴルファーの体格や技量等に応じてゴルフクラブのクラブ長さを調整することができる。
そして、請求項2に係る発明によれば、カラー部材を介してシャフトをシャフト止着孔に止着するに当たり、凹部内でシャフト(カラー部材)を周方向へ回転させて、係止突起を当接させる受け部の何れか一つを選択した後、係止突起をこれに当接させてカラー部材を底部にボルト締めするという簡単な操作でクラブ長さを調整することができる利点を有する。
而も、本発明によれば、係止突起と受け部によりシャフト軸線方向の位置合わせが容易で、カラー部材(シャフト)を底部(ヘッド本体)に確実に且つ正確に固定できる利点を有する。
また、クラブ長さの調整に当たり1つのカラー部材で足り、複数種のカラー部材は不要であるため、部品点数が少なく部品管理が容易で、製造コストも廉価となる利点を有する。
更にまた、請求項3に係る発明にあっても、スペーサ部材の取付位置を変えることで、シャフトの特性を変化させることなくゴルフクラブのクラブ長さが調整できると共に、部品管理も容易で製造コストも廉価となる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図9は請求項1及び請求項2の一実施形態に係るゴルフクラブを示し、図1に示すように繊維強化樹脂または金属で形成されたシャフト17の先端にヘッド19が取り付き、シャフト17の後端側に天然ゴムや合成ゴム,発泡体等で形成されたグリップ21が取り付いてウッドのゴルフクラブ23が構成されている。
そして、既述したようにクラブ長さLの測定は、ゴルフクラブ23を水平面Mの上に置き、それに対し角度60°(図中、θ)の面Nをヘッド19のソール部25に当てて行われ、クラブ長さLは、二つの面M,Nの交差点Pからグリップ21の上端までの距離をいう。尚、図1中、Sはシャフト軸線を示す。
図2はヘッド19の一部切欠き正面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4はシャフト17を取り外したヘッド19の一部切欠き正面図を示し、ヘッド19は、フェース側開口部(図示せず)を除き、トップ部(クラウン部)27やフェース部29,バック部31を含むサイド部33,ソール部25等がチタン合金で一体に鋳造された中空なヘッド本体35と、フェース側開口部に取り付くフェース部材37とで中空外殻体構造に形成されており、フェース部材37は、フェース側開口部の形状に沿ってチタン合金等の金属材料を塑性加工(圧延やプレス成形)して形成されている。
そして、ヘッド本体35のフェース部29とフェース部材37とで、打球面として機能するヘッド19のフェース部39が構成されている。
また、図2及び図4に示すようにヘッド本体35のヒール側には、トップ部27からソール部25に亘って筒状のシャフト止着部41が一体形成されており、シャフト止着部41はヘッド本体35の上方へ突出してホーゼル部43を形成している。そして、シャフト止着部41内に、ソール部25側に底部45を有する断面円形状のシャフト止着孔47が設けられており、当該シャフト止着孔47に、カラー部材49を介してシャフト17が着脱自在に取り付けられている。
図4及び図5に示すようにカラー部材49は、シャフト止着孔47に挿入可能な有底円筒状の外形形状に形成されており、シャフト軸線Sと中心軸を同じくしてシャフト挿着孔51が上方に開口し、シャフト軸線Sと中心軸を同じくして挿入側端部(底部)53に雌螺合部55が設けられている。
そして、シャフト挿着孔51にシャフト17の先端が挿入されて接着剤で固着されている。
尚、カラー部材49は、硬質樹脂またはアルミやチタン,ステンレス等の合金等、摩耗し難く、変形し難い材料で成形されている。
また、図4に示すように前記底部45には、前記雌螺合部55に対応してボルト挿通孔57が設けられており、ソール部25に開口するシャフト止着部41のソール孔59側から前記ボルト挿通孔57にボルト61の雄螺合部(軸部)63を挿入して、当該雄螺合部63を前記雌螺合部55に螺着することで、カラー部材49が底部45(シャフト止着孔47内)にボルト61によりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付くようになっている。
そして、図5に示すようにカラー部材49の上部外周に、2本のストレート形状の係止突起65,67が180°の間隔を空けてカラー部材49の軸線方向に所定の寸法a(例えば、5〜15mm)で突設されている。
尚、本実施形態では、カラー部材49に2つの係止突起65,67を突設したが、係止突起は1つでもよいし、3つ以上設けてもよく、係止突起を複数設けると、係止突起やカラー部材を小型化しても耐久強度が得られる利点を有する。
一方、図2及び図4,図5に示すようにシャフト止着孔47の上部内周には、当該シャフト止着孔47にカラー部材49を挿入する際に、前記係止突起65,67が挿入可能で、当該係止突起65,67をシャフト軸線方向に受ける階段状の第1〜第3受け部69,71,73を有する2つの凹部75が、周方向へ所定の寸法を以って対向して設けられており、カラー部材49を介してシャフト17をシャフト止着部41(ヘッド本体35)に止着する際に、係止突起65,67を凹部75内に挿入し乍ら、カラー部材49をシャフト止着孔47内に挿入して、凹部75内でシャフト17(カラー部材19)を周方向へ回転させることにより、係止突起65,67を受ける第1〜第3受け部69,71,73の何れか一つを選択できるようになっている。
そして、図2,図3,図6乃至図9に示すように係止突起65,67を受ける第1〜第3受け部69,71,73の何れか一つを選択して、カラー部材49を前記ボルト61で底部45に固定すると、シャフト止着孔47に対してシャフト軸線方向へのシャフト17の相対位置が調整できるようになっている。
尚、図2は係止突起65,67を第1受け部69に当接させてカラー部材49を底部45にボルト締めした状態、図6は係止突起65,67を第2受け部71に当接させてカラー部材49を底部45にボルト締めした状態、図8は係止突起65,67を第3受け部73に当接させてカラー部材49を底部45にボルト締めした状態を夫々示している。
そして、カラー部材49の肉厚は、第2受け部71,第3受け部73を選択した際に、シャフト止着孔47内周にシャフト17の外周が打球時に撓んでも当接しない程度(例えば、1〜3mm程度)に設定されている。
また、図5に示すように第1〜第3受け部69,71,73に隣接する段部77,79,81,83は、係止突起65,67と同一の寸法を以って形成されており、これらの段部77,79,81,83に係止突起65,67が当接することで、打球時に於けるヘッド19の回転防止が図られている。
その他、図4中、85はシャフト17の外周に弾性的に嵌合させたソケットで、ソケット85は軸線方向に移動可能で、ソケット85自身の弾性力でシャフト17に保持されている。
本実施形態はこのように構成されているから、ゴルファーの体格や技量等に応じてゴルフクラブ23のクラブ長さLを調整するには、図4に示すようにシャフト17の先端に固着したカラー部材49を介してシャフト17をシャフト止着部41に止着するに当たり、図5の如く係止突起65,67をシャフト止着孔47の凹部75内に挿入し乍ら、カラー部材49をシャフト止着孔47内に挿入し、そして、凹部75内でシャフト17(カラー部材19)を周方向へ回転させて、係止突起65,67の先端を当接させる第1〜第3受け部69,71,73の何れか一つを選択した後、係止突起65,67をこれと前記段部77,79,81,83の何れかに当接させてカラー部材49を底部45にボルト締めすればよい。
而して、図2及び図3の如く係止突起65,67を第1受け部69に当接させて、カラー部材49を底部45にボルト締めした場合に比し、図8及び図9の如く係止突起65,67を第3受け部73に当接させて、カラー部材49を底部45にボルト締めした場合には、カラー部材49がシャフト止着孔47の奥まで挿入されて底部45にボルト締めされるため、ホーゼル部43から突出するシャフト17の長さが短く、この結果、図2及び図3のゴルフクラブ23に比し、図8及び図9のゴルフクラブ23はクラブ長さLが短くなる。
而して、ゴルフクラブ23は、クラブ長さLが短くなることで、打球の弾道を高くし易く、また、スイングし易くなってボールを捕らえ易くなる。
一方、クラブ長さLが長くなると、打球の弾道を低く安定させ易く、上下方向の打点ブレに強くなる。
そして、図6及び図7の如く係止突起65,67を第2受け部71に当接させて、カラー部材49を底部45にボルト締めした場合には、ホーゼル部43から突出するシャフト17の長さが図2と図8のゴルフクラブ23の中間となるため、図2及び図8のゴルフクラブ23に比し、クラブ長さLが中間の長さとなって適度に弾道が安定することとなる。
また、このようにクラブ長さLを調整しても、図2,図6及び図8に示すシャフト有効長T(シャフトのグリップ側端部から、固着されたカラー部材上端までの長さであるシャフトの撓ませる領域)は、カラー部材49の肉厚によりシャフト止着孔47とシャフト17外周との間に隙間が形成されていずれの場合も一定であるから、シャフト17の特性が変化することがない。
このように本実施形態によれば、シャフト17の特性を変化させることなく、ゴルファーの体格や技量等に応じてゴルフクラブ23のクラブ長さLを調整することができ、既述したように本実施形態は、カラー部材49を介してシャフト17をシャフト止着部41に止着するに当たり、凹部75内でシャフト17(カラー部材19)を周方向へ回転させて、係止突起65,67を当接させる第1〜第3受け部69,71,73の何れか一つを選択した後、係止突起65,67をこれに当接させてカラー部材49を底部45にボルト締めするという簡単な操作で、シャフト有効長Tを変化させずクラブ長さLを調整することができる利点を有する。
而も、本実施形態によれば、係止突起65,67と第1〜第3受け部69,71,73によりシャフト軸線方向の位置合わせが容易で、カラー部材49(シャフト17)を底部45(ヘッド本体35)に確実に且つ正確に固定できる利点を有する。
更に、本実施形態は、クラブ長さLの調整に当たり1つのカラー部材49で足り、図14の従来例と異なり、複数種のカラー部材が不要であるため、部品点数が少なく部品管理が容易で、製造コストも廉価となる利点を有する。
図10乃至図13は請求項1及び請求項3の一実施形態に係るゴルフクラブを示し、本実施形態は、クラブ長さと共にライ角やロフト角を調整可能としたもので、以下、本実施形態を図面に基づいて説明するが、前記実施形態と同一のものには、同一符号を以って表示する。
図10に於て、19-1は図2のヘッド19と同様、ヘッド本体35-1とフェース部材37からなる中空外殻体構造のヘッドで、ヘッド本体35-1のヒール側には、トップ部27からソール部25に亘って筒状のシャフト止着部41-1が一体形成されている。そして、シャフト止着部41-1はヘッド本体35-1の上方へ突出してホーゼル部43-1を形成しており、図2のヘッド19に比しホーゼル部43-1は上方へ長く突設されている。
そして、シャフト止着部41-1内に、ソール部25側に底部45を有する断面円形状のシャフト止着孔47が形成され、当該シャフト止着孔47にカラー部材49-1を介してシャフト17が着脱自在に取り付けられており、図10及び図11に示すようにシャフト止着孔47の内周には、90°の間隔を空けて4本の係止凹部87がシャフト軸線方向に設けられている。
一方、カラー部材49-1は、前記カラー部材49と同一材料を用いてシャフト止着孔47に挿入可能な有底筒状に形成され、前記係止凹部87に対応して外周に4本の係止突起89が軸線方向に突設されている。そして、シャフト軸線Sと中心軸が一致しないシャフト挿着孔51が上方に開口すると共に、シャフト軸線Sと中心軸を同じくして挿入側端部(底部)53に雌螺合部55が設けられており、シャフト挿着孔51にシャフト17の先端が挿入されて接着剤で固着されている。
このため、斯様にシャフト17が固着したカラー部材49-1(シャフト17)を周方向へにずらし乍ら、係止突起89を係止凹部87に係止することでゴルフクラブ23-1のライ角やロフト角が変更し、ソール部25に開口するシャフト止着部41-1のソール孔59側から底部45のボルト挿通孔57にボルト61の雄螺合部63を挿入して、当該雄螺合部63を前記雌螺合部55に螺着すれば、カラー部材49-1が底部45(シャフト止着孔47内)に着脱自在に取り付くこととなる。
そして、本実施形態は上述の如き構成に加え、ボルト61の頭部91とカラー部材49-1の挿入側端部53との間に、アルミやチタン等の合金で形成された2つの円柱状のスペーサ部材93,95を介装したことを特徴とする。
スペーサ部材93,95は、シャフト止着孔47に挿入可能な径寸法を以って所定の肉厚に形成され、その中央にボルト61の雄螺合部63が挿通するボルト挿通孔97,99が設けられている。
そして、図10に示すように2つのスペーサ部材93,95をシャフト止着孔47内に挿入して、これらを底部45とカラー部材49-1の挿入側端部53との間に介装すると、クラブ長さが最も長いゴルフクラブ23-1となり、図12に示すように底部45を挟んで2つのスペーサ部材93,95をボルト61と挿入側端部53との間に介装すると、図10のゴルフクラブ23-1よりもスペーサ部材95ひとつ分クラブ長さが短いゴルフクラブ23-1となる。そして、図13に示すように2つのスペーサ部材93,95をソール孔59側からシャフト止着部41-1内に挿入して、これらをボルト61と底部45との間に介装すると、最もクラブ長さの短いゴルフクラブ23-1となるように構成されている。
尚、図13の場合、スペーサ部材93,95を取り外してもよいが、取り外したスペーサ部材93,95の部品管理が面倒であるため、図13の如くボルト61と底部45との間にスペーサ部材93,95を介装しておくことが好ましい。
本実施形態はこのように構成されているから、カラー部材49-1を介してシャフト17をシャフト止着部41に止着するに当たり、既述したようにカラー部材49-1(シャフト17)を周方向へにずらし乍ら係止突起89を係止凹部87に係止すれば、ゴルフクラブ23-1のライ角やロフト角が調整でき、また、図10,図12及び図13に示すようにスペーサ部材93,95の取付位置を変えることでゴルフクラブ23-1のクラブ長さが調整できると共に、シャフト17の外周に固着したカラー部材49-1の存在によってシャフト17の特性を変化させることもない。
このように本実施形態によっても、シャフト17の特性を変化させることなく、ゴルファーの体格や技量等に応じてゴルフクラブ23のクラブ長さLを調整することができると共に、カラー部材49-1(シャフト17)を周方向へにずらし乍ら、係止突起89を係止凹部87に係止するという簡単な操作でライ角やロフト角が調整できる利点を有する。
また、ライ角やロフト角の調整が1つのカラー部材49で足りると共に、2つのスペーサ部材93,95の取付位置を変えるだけの作業でクラブ長さが簡単に調整でき、部品管理も容易で製造コストも廉価となる利点を有する。
請求項1及び請求項2の一実施形態に係るゴルフクラブの全体正面図である。 ヘッドの一部切欠き正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 シャフトを取り外したヘッドの一部切欠き正面図である。 シャフト止着孔とカラー部材の要部拡大斜視図である。 クラブ長さを調整したヘッドの要部拡大断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 クラブ長さを調整したヘッドの要部拡大断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 請求項1及び請求項3の一実施形態に係るゴルフクラブのヘッドの一部切欠き正面図である。 図10のXI−XI線断面図である。 クラブ長さを調整したヘッドの要部拡大断面図である。 クラブ長さを調整したヘッドの要部拡大断面図である。 従来のゴルフクラブの説明図である。
符号の説明
17 シャフト
19,19-1 ヘッド
23,23-1 ゴルフクラブ
35,35-1 ヘッド本体
37 フェース部材
41 シャフト止着部
43,43-1 ホーゼル部
45 底部
47 シャフト止着孔
49,49-1 カラー部材
51 シャフト挿着孔
53 挿入側端部
61 ボルト
65,67,89 係止突起
69 第1受け部
71 第2受け部
73 第3受け部
75 凹部
77,79,81 段部
85 ソケット
87 係止凹部
93,95 スペーサ部材

Claims (3)

  1. シャフトと、当該シャフトの先端部を止着するシャフト止着孔が形成されたヘッド本体とからなるゴルフクラブに於て、
    前記シャフトの先端部外周に、前記シャフト止着孔とのシャフト軸線方向の相対位置を調整可能なカラー部材を固着し、当該カラー部材を介してシャフトをシャフト止着孔に着脱自在に止着したことを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記シャフト挿入孔は底部を有し、前記カラー部材は、その挿入側端部が当該底部にボルトによりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付けられると共に、カラー部材の外周に係止突起が突設され、
    前記シャフト挿入孔は、その内周に、前記係止突起が挿入可能で、前記係止突起をシャフト軸線方向に受ける階段状の受け部を有する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記シャフト挿入孔は底部を有し、前記カラー部材は、その挿入側端部が当該底部にボルトによりシャフト軸線方向に着脱自在に取り付けられると共に、当該ボルトとカラー部材との間にスペーサ部材を装着したことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
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