JP5359586B2 - ゴルフクラブ及びその特性調節方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブに係り、特にライ角、スライス角、グース等の特性の調節を容易に行うことができるゴルフクラブに関する。また、本発明は、このゴルフクラブの特性調節方法に関する。
ゴルフクラブは、シャフトの先端部にヘッドが取り付けられたものである。シャフトの基端側にグリップが装着されている。
従来の一般的なゴルフクラブヘッドにあっては、ヘッドに直にホゼル穴が設けられており、シャフトは該ホゼル穴に挿入され、接着剤によって固着されている。なお、この接着剤は、一般にエポキシ系接着剤が用いられている。シャフト交換に際しては、ホゼル部分を加熱してエポキシ樹脂硬化物よりなる組織を壊すことにより、シャフトを引き抜く。
特開平11−178954には、ヘッド本体とホゼルとを別体とし、このホゼルをヘッド本体にねじによって固定したゴルフクラブヘッドが記載されている。この特開平11−178954では、ホゼルの下端側に板状のネック部を設け、このネック部をヘッド本体の挿着部に差し込み、ねじで固定している。このように板状のネック部をヘッド本体に固定することにより、ボールをヒットしたインパクト時にネック部にしなりを生じさせ、シャフトとホゼルとの結合部に生じる応力集中が緩和される。
特開平11−178954号公報
上記特開平11−178954のゴルフクラブヘッドでは、ライ角やスライス角などは調節することができない。また、ヘッド本体とホゼルとの結合強度及び剛性が不足し、力強いインパクト感が得られない。また、ホゼル位置が過度に高くなる。
本発明は、上記従来の問題点を解消し、ライ角やスライス角、グース等の特性を調節することができるゴルフクラブと、その特性調節方法を提供することを目的とする。
請求項1のゴルフクラブはゴルフクラブヘッドのシャフト挿入穴にシャフトの先端が挿入されて固着されてなるゴルフクラブにおいて、該ゴルフクラブヘッドは、ホゼル挿入穴を有したヘッド本体と、シャフトケース挿入穴を有し、該ホゼル挿入穴に着脱可能に装着されたホゼルと、前記シャフト挿入穴を有し、該シャフトケース挿入穴に着脱可能に装着されたシャフトケースと、を備えてなり、該ホゼルは、該ホゼル挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、該シャフトケース挿入穴の位置及び角度の少なくとも一方が異なる別のホゼルと交換可能であり、前記シャフトの軸心が該ホゼル挿入穴の軸心に対し傾斜方向となっており、該ホゼル挿入穴の入口部の内周面に第1の雌螺子が設けられており、前記ホゼルに、外周面に第1の雄螺子を有した第1の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、該第1の雄螺子を第1の雌螺子に螺着させることにより、前記ホゼルが前記ヘッド本体に固定されていることを特徴とするものである
請求項のゴルフクラブは、請求項1において、前記シャフトケース挿入穴の入口部の内周面に第2の雌螺子が設けられており、前記シャフトケースに、外周面に第2の雄螺子を有した第2の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、該第2の雄螺子を第2の雌螺子に螺着させることにより、前記シャフトケースが前記ホゼルに固定されていることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、ゴルフクラブヘッドのシャフト挿入穴にシャフトの先端が挿入されて固着されてなるゴルフクラブにおいて、該ゴルフクラブヘッドは、ホゼル挿入穴を有したヘッド本体と、シャフトケース挿入穴を有し、該ホゼル挿入穴に着脱可能に装着されたホゼルと、前記シャフト挿入穴を有し、該シャフトケース挿入穴に着脱可能に装着されたシャフトケースと、を備えてなり、該ホゼルは、該ホゼル挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、該シャフトケース挿入穴の位置及び角度の少なくとも一方が異なる別のホゼルと交換可能であり、前記シャフトの軸心がホゼル挿入穴の軸心に対し傾斜方向となっており、該ホゼル挿入穴の入口部の内周面に第1の雌螺子が設けられており、前記シャフトケースに、外周面に第1の雄螺子を有した第1の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、該第1の雄螺子を第1の雌螺子に螺着させることにより、前記ホゼルが前記ヘッド本体に固定されていることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、請求項3において、前記第1の螺子部材の入口部の内周面に第2の雌螺子が設けられており、前記シャフトケースに、外周面に第2の雄螺子を有した第2の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、該第2の雄螺子を第2の雌螺子に螺着させることにより、前記シャフトケースが前記ホゼルに固定されていることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、請求項1ないし4のいずれか1項において、シャフトケースは、該シャフトケース挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、別のシャフトケースと交換可能であることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記シャフトの軸心がシャフトケース挿入穴の軸心と同軸状となっていることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、請求項ないしのいずれか1項において、ホゼルの下端側及びホゼル挿入穴の奥部が多角断面形状部となっており、両者が係合していることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブは、請求項において、前記ホゼルの下端側とホゼル挿入穴の奥部の内面との間に弾性体が介在していることを特徴とするものである。
請求項のゴルフクラブの特性調節方法は、請求項ないしのいずれか1項に記載のゴルフクラブの特性を調節する方法であって、前記ホゼルをホゼル挿入穴及びシャフトケースと分離し、該ホゼルをシャフトケース挿入穴の位置又は角度が異なる別のホゼルと交換し、その後、前記シャフトケースをシャフトケース挿入穴に固定すると共にホゼルをホゼル挿入穴に固定することを特徴とするものである。
請求項10のゴルフクラブの特性調節方法は、請求項ないしのいずれか1項に記載のゴルフクラブのシャフトを新たなシャフトに交換して特性を調節する方法であって、予め新たなシャフトを新たなシャフトケースに固着して新たなシャフトケース・シャフト連結体を作成しておき、ゴルフクラブに取り付けられているシャフトケース・シャフト連結体をヘッドから取り外し、このヘッドに新たなシャフトケース・シャフト連結体を取り付けることを特徴とするものである。
本発明のゴルフクラブ及びそのヘッドにあっては、ヘッド本体にホゼルが着脱可能に装着され、このホゼルにシャフトケースが着脱可能に装着されており、ホゼルをヘッド本体のホゼル装着穴から抜き出すことができると共に、シャフトケースをホゼルのシャフトケース挿入穴から抜き出すことができる。そこで、このホゼルをライ角、スライス角又はグースの異なる別のホゼルに交換するか又はホゼルの周方向位相を変更し、このホゼルを介してシャフト付きシャフトケースを再びヘッド本体に装着する。
例えば、シャフトの軸心がホゼル挿入穴の軸心に対し斜め方向(例えば斜交方向)となっているホゼルに交換することにより、ヘッド本体に対するシャフトの取り付け方向が変更され、ライ角やスライス角が変更される。
従って、全く同一のシャフト及び同一のヘッド本体からなるゴルフクラブにおいて、ライ角又はスライス角のみを調節することができる。
また、シャフトケース挿入穴の軸心位置がホゼル挿入穴の軸心位置から平行移動状にずれているホゼルに交換することにより、全く同一のシャフト及び同一のヘッド本体からなるゴルフクラブにおいて、グースや、シャフトから重心までの距離(重心距離)を調節することができる。
なお、本発明では、ホゼルを交換せずにシャフトケース付きシャフトを交換してシャフト交換することもできる。即ち、シャフトケースとして全く同型のシャフトケースを用意しておき、このシャフトケースに別特性のシャフトを固着してシャフトケース・シャフト連結体としておき、このシャフトケース・シャフト連結体をそれまでのヘッドシャフトケース・シャフト連結体と交換して当該ヘッドのホゼルに取り付けることにより、シャフトのみが異なったゴルフクラブを得ることができる。
このシャフト交換方法によれば、従来のように加熱によって接着剤の組織を壊してシャフトを取り外し、新たなシャフトを再度接着剤で取り付けるという面倒な手間及び時間を省くことができる。そのため、試打したばかりのゴルフクラブのヘッドからシャフトケース・シャフト連結体を取り外し、このヘッドに異なる特性の別のシャフトケース・シャフト連結体を取り付けて直ちに試打を行うことができるので、ゴルフショップ等でゴルファーが適切なゴルフクラブを見出すことが極めて容易となる。また、ヘッドの固体差を考慮することなくシャフトの評価を行うことができる。
近年、ゴルファーが自分の技量にあったゴルフクラブを探すために、コンピュータや高速カメラなどを使って、自分にマッチしたゴルフクラブを探すシステムが開発されてきている。このようなシステムは、ヘッドスピードや打ち出し角度などを基に個々の市販クラブをベースに打ち比べて探すようにしたシステムである。
これに対し、本発明のゴルフクラブによれば、同一のシャフトとヘッドとの位置関係のみを変更して重心距離やプログレッションを変更し、打ち出されたボールの飛球特性(打ち出し角やスピン)の違いを容易に実感したり、同じヘッドに対してシャフトのみを付け替えて、シャフトのみの違いを実感したりすることができる。また、その日のプレーヤーの調子に応じてシャフトを交換したり、シャフトは同一のまま、ライ角やスライス角、グースを調整するために、ヘッドに対するシャフトの取り付け方向を変更したりすることもできる。
なお、ホゼルの下端側及びホゼル挿入穴の奥部を多角形断面形状としておくと、ホゼルの周方向の位置決め(位相決め)が行われる。また、ヘッドとホゼルとの間での回転が防止される。
ホゼルの下端とホゼル挿入穴の奥部内面との間に弾性体を介在させると、ホゼル挿入穴とホゼルとの間の衝撃や振動が吸収される。
実施の形態に係るヘッドの正面図である。 シャフトをホゼル軸心に対し偏心させたヘッドの側面図である。 シャフトの傾き方向を変えたヘッドの側面図である。 シャフトの傾き方向を変えたヘッドの正面図である。 第1図のV−V線断面図である。 ホゼル、シャフトケース及び螺子部材の斜視図である。 図2のヘッドのホゼル部の断面図である。 図3のヘッドのホゼル部の断面図である。 別の実施の形態に係るヘッドのホゼル部の断面図である。 別の実施の形態に係るヘッドのホゼル部の断面図である。 別の実施の形態に係るヘッドのホゼル部の断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図、第2図及び第3図は第1図の状態からホゼルを交換して再装着したゴルフクラブの側面図、第4図は第1図の状態からホゼルを交換して再装着したゴルフクラブの正面図である。第5図は第1図のV−V線断面図、第6図はホゼル、シャフトケース、螺子部材及びシャフト先端部の斜視図である。
まず、ホゼル3を用いたヘッドについて、第1図、第5図及び第6図を参照して説明する。
このゴルフクラブは、ヘッド1に着脱可能に装着されたホゼル3に対し、シャフト4付きのシャフトケース5を第2の螺子部材6を介して取り付けたものである。
このヘッド1は、ヘッド本体2と、このヘッド本体2に着脱可能に取り付けられたホゼル3とを有する。このヘッド1は中空のウッド型のものであり、フェース部2aと、クラウン部2bと、ソール部2cと、トウ部2dと、ヒール部2eと、バック部2fとを有する。
第5図の通り、クラウン部2bのフェース部2a側かつヒール部2e側に、ホゼル挿入穴2Hを有した円筒状のホゼル設置部2gが設けられている。このホゼル設置部2gは、上端が開放し、下端が閉じた円筒形であり、ホゼル3の差込方向に延在している。ホゼル挿入穴2Hの入口側の内周面に雌螺子2mが刻設されている。雌螺子2mより若干奥側に、縮径方向に段差面2sが設けられている。この段差面2sよりも奥側に引き続いて円筒面が形成されている。
ホゼル挿入穴2Hの該円筒面よりも奥側の内周面は、奥側ほど小径となる正四角錐形となっており、ホゼル3の軸心と斜交する4面の斜面2k(第5図)が設けられている。対向する1対の斜面2k同士の交差角度(挟角)は10〜30°特に15〜20°程度が好適である。
このホゼル挿入穴2H内にホゼル3が上方から挿入され、第1の螺子部材9を雌螺子2mにねじ込むことによりホゼル3がホゼル設置部2gに固定される。
第5,6図に示す通り、ホゼル3は、上端から下端に向けて軸心線方向にシャフトケース挿入穴3Hが穿設された略円筒形である。
ホゼル3の下端側の外面は、下端ほど小径となる四角錐形(正確には切頭四角錐形)であり、4面の斜面3kが設けられている。斜面3kは、ホゼル3の軸心線を挟んで対称に設けられている。対向する1対の斜面3k,3k同士の交差角度は、ホゼル挿入穴2Hの最奥部の斜面2k,2kの交差角度と同一である。ホゼル3の斜面3kとホゼル挿入穴2Hの斜面2kとの間に弾性体8Aを介在させ、がたつきを防止している。
ホゼル3の下部の外周面は、この実施の形態では正四角錐形であるが、正三角錐形、正六角錐形、正八角錐形などの正多角錐形であってもよい。
シャフトケース挿入穴3Hの入口側すなわちホゼル3の上端側の内周面には雌螺子3aが設けられている。この実施の形態では、この雌螺子3aに後述の第2の螺子部材6がねじ込まれる。
この雌螺子3aに引き続いて、縮径方向に段差面3bが設けられ、この段差面3bよりも奥側に円筒面が形成されている。この円筒面よりも奥側の内面は、奥側ほど小径となる正四角錐形となっており、ホゼル3の軸心と斜交する4面の斜面3d(第5図)が設けられている。対向する1対の斜面3d,3d同士の交差角度(挟角)は10〜30°特に15〜20°程度が好適である。
ホゼル3の外周面の最上部に拡径部3gが設けられ、該拡径部3gよりも若干(例えば5〜20mm)下方に凸部3tが設けられている。拡径部3g及び凸部3tはホゼル3を周回している。拡径部3gの外周面は、上方ほど縮径するテーパ形である。拡径部3gと凸部3tとの間に第1の螺子部材9が周方向回転可能に設置されている。
この第1の螺子部材9は、略円環形であり、第6図の通り、その上半部9aに比べて下半部が若干小径とされ、下半部の外周面に雄螺子9bが刻設されている。第6図の通り、上半部9aの外周面には、複数個の凹部9eが設けられ、ナット状となっている。この凹部9eに工具をかけて螺子部材9を回転させることができる。螺子部材9の上端面と拡径部3gとの間及び螺子部材9の下端面と凸部3tとの間にはスペーサ9fが介在されている。
シャフトケース5は、ホゼル3のシャフトケース挿入穴3Hに内嵌する形状の筒形部材であり、上端側から下端側に向って、シャフト4の挿入用のシャフト挿入穴5Hが軸心線方向に設けられている。シャフトケース5の外周面は、上端部及び下部を除き円筒形である。シャフト挿入穴5Hの内周面も、下部を除き円筒形である。
シャフトケース5の外径は12〜20mm特に13〜15mm程度が好ましく、シャフト挿入穴5Hの内径は8〜10mm特に8.5〜9.5mm程度が好ましい。ホゼル3の外径は13〜20mm特に15〜19mm程度が好ましい。
シャフト挿入穴5Hの奥底面からシャフトケース5の下端面に空気抜き用の小孔5bが穿設されている。シャフト4の先端をシャフト挿入穴5Hに差し込み、接着剤によって固着し、シャフト4とシャフトケース5とを一体にし、シャフトケース・シャフト連結体としておく。好ましくは、この接着剤をシャフト4の先端部の外周面に塗着し、シャフト挿入穴5Hの最奥部まで差し込む。接着剤としてはエポキシ系接着剤などが好適である。シャフトケース5に小孔5bが設けられているので、シャフト4をシャフト挿入穴5Hに差し込んだときに空気が該小孔5bを通って流出する。
シャフトケース5の軸心線方向(長手方向)の途中の外周面に凸部5tが設けられている。この実施の形態では、凸部5tはシャフトケース5を周回するフランジ状である。この凸部5tは段差面3bに上方から当接する直径を有している。
シャフトケース5の下端側の外面は、下端ほど小径となる四角錐形(正確には切頭四角錐形)であり、4面の斜面5cが設けられている。斜面5cは、シャフトケース5の軸心線を挟んで対称に設けられている。対向する1対の斜面5c,5c同士の交差角度は、ホゼル3の斜面3d,3dの交差角度と同一である。シャフトケース5の斜面5cの大きさは、ホゼル3の斜面3dと同一とされてもよく、両者間に弾性体を介在させる場合にはわずかに小さなものとされてもよい。なお、シャフトケース5の下端側は、マイナス型ドライバーのように2斜面よりなるV字形など、他の非円形断面形状とされてもよい。
シャフトケース5の上端には、上方ほど小径となるテーパ形外周面を有した拡径部5gが一体に設けられている。この拡径部5gは、円錐台形状となっており、その上面にシャフト挿入穴5Hが開口している。拡径部5gの下面はスペーサ6f(第5図)を介して第2の螺子部材6の上面に重なっている。
シャフトケース5の拡径部5gと凸部5tとの間の小径部5h(第5図)に第2の螺子部材6が回転自在に外嵌している。第2の螺子部材6の下端面は、この凸部5tにスペーサ6hを介して当っている。
なお、図示は省略するが、シャフト挿入穴5Hの上端側の内周縁に角度20〜45°程度の面取りを形成してシャフト4を差し込み易くしてもよい。
第6図に明瞭に示される通り、第2の螺子部材6は、略円環形であり、その上半部6aに比べて下半部が小径とされ、下半部の外周面に雄螺子6bが刻設されている。上半部6aの外周面には、複数個の凹部6eが設けられ、ナット状となっている。この凹部6eに工具をかけて第2の螺子部材6を回転させることができる。
ゴルフクラブを組み立てるには、第6図のように、まず、ホゼル3をヘッド本体2のホゼル挿入穴2Hに挿入し、第1の螺子部材9の雄螺子9bを雌螺子2mにねじ込むことにより、ホゼル3をヘッド本体2に固定しておく。
シャフト4の先端にシャフトケース5が固着されたシャフトケース・シャフト連結体の該シャフトケース5を、シャフトケース挿入穴3Hに差し込む。なお、この実施の形態では、シャフトケース5の斜面5c及びシャフトケース5の先端面に、薄い(例えば厚さ0.5〜5mm程度)のゴム、エラストマー等の薄片状の弾性体8を塗着、貼り付けなどにより設けておく。弾性体8は、予めシャフトケース5に設けておいてもよく、シャフトケース・シャフト連結体を構成してからシャフトケース5に設けてもよい。
シャフトケース・シャフト連結体の該シャフトケース5を、斜面5cと斜面3dとを重ね合わせるようにシャフトケース挿入穴3Hに挿入した後、第2の螺子部材6の雄螺子6bをシャフトケース挿入穴3Hの上部内周面の雌螺子3aにねじ込む。
これにより、第5図の通り、第2の螺子部材6の下端面がシャフトケース5の凸部5tを押圧し、シャフトケース5の斜面5cが弾性体8を介してホゼル3の斜面3dに押し付けられ、シャフトケース5がホゼル3に固定される。シャフトケース5とシャフト4とは接着剤によって強固に接着されているので、これにより、シャフト4とヘッド1とが一体となったゴルフクラブが完成する。
なお、第1,5,6図では、シャフト4はホゼル挿入穴2Hの軸心に対し同軸に配置されている。後述の第2図〜第4図及び第7,8図の如く、このシャフト4の位置及び傾き方向は変更可能である。
この実施の形態では、ホゼル3をシャフトケース挿入穴が偏心していたり傾いたりしている別のホゼルに交換可能となっている。このような交換用ホゼルの一例を第7,8図に示す。
第2図及び第7図のホゼル3Aは、シャフトケース挿入穴3Hをホゼル3Aの軸心位置からずらした(偏心させた)ものである。シャフトケース挿入穴3Hの軸心は、ホゼル3Aの軸心及びホゼル挿入穴2Hの軸心と平行でかつそれらから若干(例えば0.5〜4.0mm)離隔している。
第3,4図及び第8図のホゼル3Bは、シャフトケース挿入穴3Hの軸心方向をホゼル3B及びホゼル挿入穴2Hの軸心方向に対し傾斜させたものである。
この実施の形態では、ホゼル挿入穴2H及びホゼル3Bの外周面の軸心線aに対しシャフトケース挿入穴3Hの軸心線aは斜交している。軸心線a,aの交差角度θ(第8図)は0.1〜5.0°、特に0.25〜3.0°程度が好ましい。
なお、軸心線a,aは交差しなくてもよく、「ねじれ」の関係にあってもよい。即ち、軸心線a,aは交わることがなく、軸心線aが軸心線aの近傍を通り抜ける関係であってもよい。この場合の軸心線a,aの角度については、軸心線aをヒール側に最も傾いた状態とし、軸心線aを含み飛球線方向に延在する面を想定し、この面と軸心線aとの交差角度が上記角度θの範囲となるようにすればよい。
このゴルフクラブからホゼル3,3A又は3Bを抜き出すには、第1の螺子部材9を緩み方向に回す。この螺子部材9の雄螺子9bがホゼル挿入穴2Hの雌螺子2mに螺合しているので、螺子部材9が緩み方向に回転すると、螺子部材9は上方へ移動(螺進)し、螺子部材9が拡径部3gを押し上げ、ホゼル3,3A又は3Bが上方に移動する。これにより、ホゼル3,3A又は3Bがホゼル挿入穴2Hから離脱する上方向へ移動するので、容易に取り外すことができる。
ホゼル3,3A又は3Bからシャフトケース5を抜き出すには、第2の螺子部材6を緩み方向に回す。この螺子部材6の雄螺子6bがホゼル3,3A又は3Bの雌螺子3aに螺合しているので、螺子部材6が緩み方向に回転すると、螺子部材6は上方へ移動(螺進)し、螺子部材6が拡径部5gを押し上げ、シャフトケース5が上方に移動する。これにより、シャフトケース5がホゼル3,3A又は3Bから離脱する上方向へ移動するので、容易に取り外すことができる。
ホゼル3を第7図のホゼル3A又は第8図のホゼル3Bに交換することにより、シャフトのグースやライ角などを調節することができる。
シャフトケース挿入穴3Hを偏心させたホゼル3Aを用いた場合、第7図に示すようにシャフト4を第5図の場合よりも偏心距離分だけフェース側に近づけることができる。第7図のゴルフクラブの略全体側面図を第2図に示す。
この第2図及び第7図に示す状態から、ホゼル3Aを一旦ホゼル挿入穴2Hから抜き出し、90°、180°又は270°回すことによりシャフト4の位置をヒール側、バック側又はトウ側に平行移動状に変更することができる。第2図では、グースが最も小さく、それから180°回した状態ではグースが最も大きくなる。シャフト4の位置をトウ側又はヒール側とすることにより、シャフト軸心からヘッド重心までの距離が変更される。
第3,4,8図のように、シャフトケース挿入穴3Hをホゼル軸心に対し斜めとしたホゼル3Bを用いることにより、シャフト4の傾きを第1図及び第5図とは別のもの(例えば第3図、第4図(a)、(b))とすることができる。
第3図では、シャフト4の軸心線aがホゼル挿入穴2Hの軸心線aに対して角度θだけ傾いている。そのため、ホゼル3Bを90°、180°又は270°回すことにより、シャフト4の傾き方向を変えることができる。第4図(a)では、シャフト4は最もヒール側に傾いている。第4図(b)では、シャフト4は最もトウ側に傾いている。第3図ではシャフト4は最もフェース側へ傾いた状態となっている。
このようにシャフト4の傾きの向きを変えることによりライ角及びスライス角を変えることができる。
ライ角に関して説明すれば、第4図(a)で最も小さく、フラットライであり、第4図(b)で最も大きく、アップライである。
スライス角に関して説明すれば、最もフェース側に傾いた第3図ではフェース面が最も閉じたフックフェースとなり、これと反対に最も後方へ傾ける(図示略)ことによりフェース面が最もオープンとなったスライスフェースとなる。
このように、ホゼル3Bを用いることにより、ヘッド1に対するシャフト4の傾き方向を変更することができ、ライ角及びスライス角を変えることができる。
このゴルフクラブにあっては、拡径部5gをテーパ形としているが、平たいフランジ形の拡径部を設け、その上側にフェルールを装着するようにしてもよい。
この実施の形態では、第2の螺子部材6はシャフトケース5に外嵌してホゼル3,3A,3Bにねじ込まれるようになっており、第2の螺子部材6を回転させるときにシャフト4に接触しない。このため、シャフト4の傷付きが防止される。
なお、ホゼル3,3A,3Bとホゼル挿入穴2Hとの間及びシャフトケース5とシャフトケース挿入穴3Hとの間にゴム、エラストマー、合成樹脂などよりなる薄片状の弾性体8A,8を介在させているので、インパクト時の衝撃や振動を吸収することができる。
この実施の形態では、ホゼル挿入穴2H、シャフトケース挿入穴3Hの穴奥側の内面と、ホゼル3,3A,3B及びシャフトケース5の下端側の外面とを、それぞれ四角錐形状の斜面とし、この斜面同士を係合させるので、ガタツキが少なく、シャフト4のシャフト軸心周り方向の回転が阻止される。すなわち、シャフト4のトルク方向の固定剛性が高い。
また、4面の斜面を設けてホゼル3,3A,3B及びシャフトケース5の先端側を先細形としているので、それぞれホゼル挿入穴2H、シャフトケース挿入穴3H内に挿入し易い。
本発明では、ゴルフクラブのシャフト交換も容易に行うことができる。シャフト交換を行うには、交換すべき新シャフトに、予め上記シャフトケース5と同型のシャフトケースを接着剤によって固着しておく。なお、第2の螺子部材6もこのシャフトケースに装着しておく。
既存のゴルフクラブの第2の螺子部材6を回し、旧シャフト4を旧シャフトケース5及び第2の螺子部材6共々ヘッド1から取り外す。次いで、シャフトケース及び螺子部材付きの新シャフト(シャフトケース・シャフト連結体)をシャフトケース挿入穴3Hに差し込み、螺子部材6を雌螺子3aにねじ込むことによって固定する。
このようにシャフトの取り付けや交換を極めて簡単かつ迅速に行うことができる。なお、従来では、シャフトの交換に際し既存のゴルフクラブのホゼル部分を加熱して接着剤硬化物の組織を壊し、シャフトを抜いた後、新シャフトを接着剤で固着するようにしていたため、数時間〜1日程度の時間がかかっていたが、上記実施の形態では、予め新シャフトにシャフトケース5を接着剤で取り付けておくことにより、シャフト交換を数分程度で行うことができる。従って、シャフトケース付きの各種スペックのシャフトを用意しておき、同一のヘッド本体に順次に異なるシャフトを取り付けて試打する様な利用方式が実現可能となる。
なお、ホゼル3Bとしてシャフトケース挿入穴3Hの傾き角度θが種々異なるものを製作しておいてもよい。例えば、交換用ホゼルとして、上記角度θが0.5°,1°,1.5°,2°,2.5°,3°のように小刻みに変えた複数種類のホゼル群を用意しておくことにより、ライ角やスライス角を小刻みに変えて試打することができる。
ホゼル及び螺子部材の別の構造例を第9図〜第11図に示す。第9図〜第11図はそれぞれ別の実施の形態に係るヘッドにおける前記第5図と同様部分の断面図であり、同一部分については第5図と同一符号を付してある。
第9図は、請求項の実施の形態に係るものであり、ホゼル3の代わりに、凸部3tよりも上側をカットした形状の短いホゼル3Cを用いている。ホゼル3のうち凸部3tよりも上側の部分は第1の螺子部材9Cによって代替されている。即ち、第1の螺子部材9Cは、前記第5図の第1の螺子部材9と、ホゼル3の凸部3tよりも上側部分と合体させた構成のものである。
第1の螺子部材9Cの上部内周面には、前記雌螺子3aに相当する雌螺子9mが設けられており、この雌螺子9mに第2の螺子部材6の雄螺子6b(第9図では符号略。第6図参照)を螺合させている。第1の螺子部材9Cの下部内周面に凸部9tが周設されており、シャフトケース5の凸部5tが該凸部9tにスペーサを介して当接している。
第1の螺子部材9Cを雌螺子2mにねじ込むことにより、ホゼル3Cが固定される。第2の螺子部材6の雄螺子6bを第1の螺子部材9Cの雌螺子9mにねじ込むことにより、シャフトケース5の凸部5tが第2の螺子部材9Cの凸部9tに押し付けられ、シャフトケース5がホゼル3Cに対し固定される。その他の構成は第1図〜第8図の実施の形態と同じである。
第10図では、シャフトケース5Dとして、前記シャフトケース5の凸部5tよりも上側をカットした形状のものが用いられている。第2の螺子部材6Dとして、第5図の第2の螺子部材6と、シャフトケース5の凸部5tよりも上側とを合体させた形状のものが用いられている。シャフト4は、第2の螺子部材6Dのシャフト挿入穴6Hを通ってシャフトケース5Dのシャフト挿入穴5Hに差し込まれている。シャフト4はシャフトケース5Dのシャフト挿入穴5Hの内周面に接着剤で接着されている。第2の螺子部材6Dはシャフト4に対し回転自在に外嵌している。シャフト挿入穴6Hの内周面には、シャフト4の外周面に摺動自在に接するOリング20が設けられており、シャフト4のがたつきを防いでいる。第10図の実施の形態のその他の構成は第1図〜第8図と同じである。
第11図は、第10図において、ホゼル3及び第1の螺子部材9を第9図のホゼル3C及び第1の螺子部材9Cに置換したものであり、その他の構成は第10図と同一である。
これらの第9図〜第11図の実施の形態によっても第1図〜第8図の実施の形態と同様の作用効果が奏される。
上記ホゼル、シャフトケース及び螺子部材は金属製とされることが好ましく、特にアルミ又はチタンもしくはそれらの合金よりなることが好ましい。ホゼル3,3A,3B,3Cについては、ヘッド本体と同等又はそれよりも低い比重の材質が好ましく、例えばチタン合金、アルミニウム、アルミ合金、マグネシウム合金、FRP、合成樹脂などを用いてもよい。
ヘッドの材質は特に限定されないが、ウッド型ゴルフクラブヘッドの場合、例えばチタン合金やアルミ合金、ステンレス等とすることができる。
上記実施の形態ではホゼル及びホゼル挿入穴に正四角錐形となるように4面の斜面を設けているが、斜面の数が3又は5以上の正多角錐形でもよい。また、ホゼルの先端側及びホゼル挿入穴の奥部を星型等の凹多角形断面形状やギヤ歯形断面形状としてもよい。
なお、シャフト4に取り付けるグリップとして、断面が非真円形のものを用いることがある。例えば、グリップ外周面のうちアドレス状態で地面を指向する下側面をその他の面よりも膨出した形状とすることがある。このような場合、ホゼル3,3A,3B,3Cの向きを変えたときに、グリップ膨出部が地面側とならないことがある。そこで、本発明では、断面真円形のグリップを用いるのが好ましい。
上記実施の形態ではゴルフクラブヘッドはウッド型であるが、ユーティリティ型、アイアン型、パターなどのいずれのタイプのゴルフクラブヘッドにも本発明を適用することができる。
なお、図示の中空型のゴルフクラブヘッドの場合、ホゼル3,3A,3B,3C及びホゼル設置部2g並びにシャフトケース5、螺子部材6,6D,9,9Cを設けたことにより、ヒール側の重量が一般的なゴルフクラブヘッドに比べて大きくなる。そのため、トウ側やバック部の肉厚を大きくしたり、トウ側にウェイトを設けたりすることにより、ゴルフクラブヘッドのバランスをとるようにしてもよい。
1 ヘッド
2 ヘッド本体
2a フェース部
2e ヒール部
2g ホゼル設置部
2H ホゼル挿入穴
3,3A,3B,3C ホゼル
3a 雌螺子
3b 段差面
3d 斜面
3H シャフトケース挿入穴
3k 斜面
4 シャフト
5 シャフトケース
5a シャフト挿入穴
5b 小孔
5c 斜面
5g 拡径部
5H シャフト挿入穴
5h 小径部
5t 凸部
6,6D 第2の螺子部材
6b 雄螺子
8,8A 弾性体
9,9C 第1の螺子部材
9t 凸部

Claims (10)

  1. ゴルフクラブヘッドのシャフト挿入穴にシャフトの先端が挿入されて固着されてなるゴルフクラブにおいて、
    該ゴルフクラブヘッドは、
    ホゼル挿入穴を有したヘッド本体と、
    シャフトケース挿入穴を有し、該ホゼル挿入穴に着脱可能に装着されたホゼルと、
    前記シャフト挿入穴を有し、該シャフトケース挿入穴に着脱可能に装着されたシャフトケースと、を備えてなり、
    該ホゼルは、該ホゼル挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、該シャフトケース挿入穴の位置及び角度の少なくとも一方が異なる別のホゼルと交換可能であり、
    前記シャフトの軸心が該ホゼル挿入穴の軸心に対し傾斜方向となっており、
    該ホゼル挿入穴の入口部の内周面に第1の雌螺子が設けられており、
    前記ホゼルに、外周面に第1の雄螺子を有した第1の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、
    該第1の雄螺子を第1の雌螺子に螺着させることにより、前記ホゼルが前記ヘッド本体に固定されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 請求項において、
    前記シャフトケース挿入穴の入口部の内周面に第2の雌螺子が設けられており、
    前記シャフトケースに、外周面に第2の雄螺子を有した第2の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、
    該第2の雄螺子を第2の雌螺子に螺着させることにより、前記シャフトケースが前記ホゼルに固定されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  3. ゴルフクラブヘッドのシャフト挿入穴にシャフトの先端が挿入されて固着されてなるゴルフクラブにおいて、
    該ゴルフクラブヘッドは、
    ホゼル挿入穴を有したヘッド本体と、
    シャフトケース挿入穴を有し、該ホゼル挿入穴に着脱可能に装着されたホゼルと、
    前記シャフト挿入穴を有し、該シャフトケース挿入穴に着脱可能に装着されたシャフトケースと、を備えてなり、
    該ホゼルは、該ホゼル挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、該シャフトケース挿入穴の位置及び角度の少なくとも一方が異なる別のホゼルと交換可能であり、
    前記シャフトの軸心がホゼル挿入穴の軸心に対し傾斜方向となっており、
    ホゼル挿入穴の入口部の内周面に第1の雌螺子が設けられており、
    前記シャフトケースに、外周面に第1の雄螺子を有した第1の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、
    該第1の雄螺子を第1の雌螺子に螺着させることにより、前記ホゼルが前記ヘッド本体に固定されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  4. 請求項において、
    前記第1の螺子部材の入口部の内周面に第2の雌螺子が設けられており、
    前記シャフトケースに、外周面に第2の雄螺子を有した第2の螺子部材が回転自在にかつ軸心方向移動不能に外嵌しており、
    該第2の雄螺子を第2の雌螺子に螺着させることにより、前記シャフトケースが前記ホゼルに固定されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、該シャフトケースは、該シャフトケース挿入穴の軸心周りの周方向位相を変更して装着可能であり、且つ、別のシャフトケースと交換可能であることを特徴とするゴルフクラブ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記シャフトの軸心がシャフトケース挿入穴の軸心と同軸状となっていることを特徴とするゴルフクラブ。
  7. 請求項ないしのいずれか1項において、該ホゼルの下端側及びホゼル挿入穴の奥部が多角断面形状部となっており、両者が係合していることを特徴とするゴルフクラブ。
  8. 請求項において、前記ホゼルの下端側とホゼル挿入穴の奥部の内面との間に弾性体が介在していることを特徴とするゴルフクラブ。
  9. 請求項ないしのいずれか1項に記載のゴルフクラブの特性を調節する方法であって、
    前記ホゼルをホゼル挿入穴及びシャフトケースと分離し、該ホゼルをシャフトケース挿入穴の位置又は角度が異なる別のホゼルと交換し、
    その後、前記シャフトケースをシャフトケース挿入穴に固定すると共にホゼルをホゼル挿入穴に固定する
    ことを特徴とするゴルフクラブの特性調節方法。
  10. 請求項ないしのいずれか1項に記載のゴルフクラブのシャフトを新たなシャフトに交換して特性を調節する方法であって、
    予め新たなシャフトを新たなシャフトケースに固着して新たなシャフトケース・シャフト連結体を作成しておき、
    ゴルフクラブに取り付けられているシャフトケース・シャフト連結体をヘッドから取り外し、このヘッドに新たなシャフトケース・シャフト連結体を取り付けることを特徴とするゴルフクラブの特性調節方法。
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